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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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神戸港のルミナスクルーズ破産手続きへ 新型コロナで需要回復見通せず <神戸新聞NEXT 2020.09.24>を編集

 民事再生手続き中だったルミナスクルーズが、神戸地裁から再生手続き廃止の決定を受けたことが2020/09/24、分かった。破産手続きに移行する見通し。

 ルミナスクルーズは、神戸港発着のレストランクルーズ船「ルミナス神戸2」を運航していたが、2020/03、民事再生法の適用を申請。競合船「コンチェルト」を運航する神戸クルーザーの親会社ファースト・パシフィック・キャピタル(東京)が支援を表明し、運航再開を目指していた。
 しかし、新型コロナウイルス感染症の再拡大で需要回復が見通せず、再生が困難になった。「ルミナス神戸2」はファースト社が買い取り、神戸クルーザーが年内に運航を再開する予定という。

 帝国データバンクによると、2020/03のルミナスクルーズの破綻が、近畿2府4県の新型コロナ関連倒産の1件目だった。
 2020/09/24時点で関連倒産は100件を超え、うち兵庫県内は26件に上る。秋以降の再度の感染拡大も懸念され、帝国データは「資金繰りが悪化している中小・小規模事業者が多く、今後も一定のペースで関連倒産の発生が見込まれる」としている。

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ルミナスクルーズが経営破綻、新型コロナ影響 「コンチェルト」が支援で再建へ <神戸経済ニュース 2020/03/02 13:00>を編集

 神戸港でレストラン船の「ルミナス神戸2」を運航するルミナスクルーズ(神戸市中央区)が2020/03/020、神戸地裁に民事再生法を申請し、保全・監督命令を受けたことが明らかになった。ルミナスクルーズによると、同じく神戸港でクルーズ船「コンチェルト」を運航する神戸クルーザー(神戸市中央区)に全額出資する株主のファースト・パシフィック・キャピタル(東京都目黒区)の支援を受けて再建する。負債総額は約12億4300万円。

 ルミナス神戸2は2020/03/02から運休し、債権者らと調整のうえで早期の運航再開をめざす。すでにルミナス神戸2に予約した顧客やギフト券の購入者は、ルミナス神戸2の運休中、コンチェルトに代替乗船できる。債権者集会は2020/03/05と03/07に、兵庫県弁護士会館(神戸市中央区)で開催。2回とも同内容で、午前10時から予約支払いが済んだ顧客やギフト券の購入者向け、午前11時からはその他の債権者向けの予定だ。

 2018/06の大阪府北部地震や2018/07の西日本豪雨で運休が相次いだほか、2019年も台風による運休が相次いだうえ、燃料価格が高騰したことで資金繰りが悪化した。訪日外国人観光客への依存度は低かったというが、2020/01以降に新型コロナウイルスへの感染拡大を懸念したと見られる多数のキャンセルが発生したことで経営が破綻。民事再生法の適用申請が必要と判断したという。

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新型肺炎余波…国内最大級レストランクルーズ船運航のルミナスクルーズが破綻 <2020.03.02
神戸新聞NEXT>を編集

 神戸港のレストランクルーズ船「ルミナス神戸2」を運航するルミナスクルーズ(神戸市中央区)が2020/03/02、神戸地裁に民事再生法の適用を申請した。新型コロナウイルスの感染拡大が港町観光の花形を直撃し、地元の関係者から早期再開を望む声が上がった。

 1994年就航のルミナス神戸2は総トン数が約4800トンで、レストラン船としては国内最大級。街のシンボルの神戸ポートタワーに近い中突堤を発着し、明石海峡大橋のライトアップや神戸の夜景などを売り物にし、宴会や結婚式の需要を取り込んできた。

 関係者によると、近年は企業が催す宴会が減少傾向で、新たな結婚式場との競合なども逆風になった。2018年には地震や豪雨、台風など相次いだ自然災害が国内全体の観光客を減らし、燃料費の高騰も経営にのしかかった。帝国データバンク神戸支店によると、ピーク時の2009/05に約11億円だった売上高は2019/05期に約8億7000万円に減少した。

 ルミナスの支援を表明したファースト・パシフィック・キャピタル(東京)は、同じ神戸港を舞台とするレストラン船「コンチェルト」の運航会社の全株式を所有する。すでにルミナスに入っている予約については、コンチェルトが振り替えプランを用意して受け入れ、返金(上限10万円)にも応じる。
 ある港湾業者は、これまでのルミナスとコンチェルトの競合関係について「ともにフレンチを提供し、サービスの供給が需要を上回る状態だったのでは」との見方を示し、「新型肺炎が追い打ちをかける形で残念」と話す。
 神戸市港湾局の担当者は「レストラン船は港町の風景を楽しめる大切な存在。運航を再開してほしい」と期待した。
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老舗「六甲山ホテル」旧館再開へ 改修、来春にも <2017/9/28 06:40神戸新聞NEXT>を編集

来春にも営業を再開する六甲山ホテル旧館。経済産業省の近代化産業遺産に認定されている=神戸市灘区六甲山町南六甲
阪神間モダニズムを代表する旧甲子園ホテル(武庫川女子大学甲子園会館)。戦前には超高級ホテルとして名をはせた=西宮市戸崎町
宝塚ホテル本館(右)。1926年の建築で故古塚正治氏の代表作
(写真は省略)

 六甲山上の老舗ホテル「六甲山ホテル」(神戸市灘区)で1929(昭和4)年の開業時から残る旧館が2018年春にも営業を再開する。阪神間モダニズムを代表する建築物。老朽化で2015年12月に閉館し、本館で営業していたが、ファンらの声に応え、所有する八光自動車工業(大阪市)が再利用を決めた。

 六甲山ホテルは2017年末でいったん営業を終了。木造地上2階~地下1階の旧館(客室数25室)と、鉄筋コンクリート造り7階建ての本館(45室)で耐震補強などの改修工事を行う。旧館は2018年春から夏、本館は2019年の再開を目指す。ホテル名も変更する。
 着工時期や費用は未定。年明けから具体的な計画を詰める。旧館はホテルやレストランとしての利用を視野に入れ、本館は建て替える可能性もある。チャペルも改修し、敷地内に温浴施設や多目的ホールを設ける計画もあるという。

 六甲山ホテルは宝塚ホテル(宝塚市)の別館として開業。近年は減収傾向で、2016年10月、阪急阪神ホールディングスの傘下で運営する阪急阪神ホテルズ(大阪市)が八光自動車工業に売却していた。
有馬温泉の新泉源掘削へ 湯量の安定供給へ期待 <2017/02/04 06:55 神戸新聞NEXT>を編集

 有馬温泉(神戸市北区)にある市有地で、温泉が湧き出る可能性の極めて高い泉脈が見つかったことが2017/02/03、神戸市が依頼した調査で分かった。温泉を掘り当てれば、湯の不安定な供給が問題となった有馬温泉で、初の「バックアップ泉源」を確保できると期待される。神戸市は2017年度当初予算案に掘削費用を盛り込む方針だ。

 鉄分や塩分を豊富に含む「金泉」と「銀泉」で知られる有馬温泉。旅館やホテルが所有する自家泉源が約30カ所、神戸市所有の泉源が7カ所あり、宿泊施設などに供給している。
 新たな泉脈が見つかったのは、有馬地域の南にある「かんぽの宿有馬」の西隣。関西電力健康保険組合の保養所があった場所で、2014年に神戸市が地域活性化に生かそうと購入した。
 地元の宿泊施設などから湯量の安定供給の要望があったため、地質学の専門家に周辺市有地の調査を依頼。今回、土の成分などから泉脈があると判断された。2017年度中に掘削を始める計画だ。

 有馬温泉では、塩分などが配管に付着して詰まるなどの要因で湯量が少なくなることがあり、2014年には神戸市所有の泉源の供給が止まった経緯がある。
 新たな泉源を確保できれば、神戸市所有の泉源で湯量が少なくなったときなどに代替できる。また、バックアップに必要な量以上の湯量が出れば、市民が楽しめる活用法を考えるという。
神戸の洋菓子メーカーがホテル開業 ケーニヒスクローネ <神戸新聞 2013/12/17 20:34>を編集

 洋菓子メーカーのケーニヒスクローネ(神戸市中央区)が2013/12/17、神戸・三宮に直営の「ホテルケーニヒスクローネ神戸」を開業した。宿泊客に「ウエルカムスイーツ」として自社の洋菓子を振る舞うなど、女性を意識したサービスを行う。

 旧居留地の近くに位置し、10階建て94室。以前はケーニヒスクローネの洋菓子店と駐車場があったが、店の建て替えを機にホテル事業への参入を決めた。

 1、2階はカフェで、宿泊客にはバイキング形式の朝食を提供する。焼きたてのパンやケーキを並べる他、果物は丸ごと出して宿泊客が自分で皮をむいて新鮮さを楽しむスタイルにするという。
 最上階は女性限定フロア。全客室に「レモン」「ピスタチオ」など洋菓子にまつわる名前を付け、連想するカラーで内装や家具を統一した。まくらやスリッパなどにはケーニヒスクローネの子ぐまのキャラクター「ポチ」をあしらっている。1人1万2000円から。

 ケーニヒスクローネ社長の濱田秀世は「洋菓子店ならではのもてなしで宿泊客を笑顔にしたい」と話している。
神戸ポートタワーホテルの民間事業者への譲渡の完了について

記者資料提供(平成25年2月4日)
神戸市みなと総局みなと振興部経営課
一般社団法人神戸港振興協会総務課

神戸ポートタワーホテルの民間事業者への譲渡の完了について

 一般社団法人神戸港振興協会と神戸市で区分所有しておりました神戸ポートタワーホテルにつきましては、平成24年3月に株式会社アベストコーポレーションに建物を売却し、以降、土地の売却を行うことで協議を進めてまいりましたが、この度、同社との売買が完了いたしましたのでお知らせいたします。

◆売却先◆
買受者:株式会社アベストコーポレーション
所在地:神戸市中央区波止場町6番1号
代表者:代表取締役 松山みさお

◆売却時期◆
建物:平成24年3月30日
土地:平成25年1月31日

◆売却価格◆
約4億1887万円(土地・建物)

◆施設の概要◆
神戸市中央区波止場町1番1
地上13階建て、延床面積 10,167.94平米、敷地面積 1,275.06平米(実測)
昭和45年4月竣工

◆沿革◆
昭和45年4月 「神戸タワーサイドホテル」開業 運営者:(株)神戸ホテル阪神
昭和47年12月 2~4階部分を神戸市が取得 運営者:神戸国際観光協会
昭和51年2月 運営者を神戸市民生活協同組合に変更
昭和52年7月 運営者を神戸協同興業(株)(現 神戸マリンホテルズ(株))に変更
平成14年4月 運営者を神戸タワーサイドホテル(株)に変更
平成21年4月 「神戸ポートタワーホテル」として(株)アベストコーポレーションが運営開始
平成24年3月 建物を(株)アベストコーポレーションが取得
平成25年1月 土地を(株)アベストコーポレーションが取得

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神戸港振興協会(神戸市外郭団体)神戸ポートタワーホテル売却へ <神戸新聞 2012/03/22 21:22>を編集

 神戸市の外郭団体 神戸港振興協会は2012/03/22、神戸ポートタワーホテル(客室数161室)の土地・建物を、ホテルや高齢者住宅を運営するアベストコーポレーション(神戸市中央区)に4億2000万円で売却する、と発表した。アベストコーポレーションは2009/04から、神戸港振興協会から神戸ポートタワーホテルを借り受け運営している。

 アベストコーポレーションは2003年設立。ホテルは姫路市など計5カ所で経営。今回の買収で年間1億1000万円の賃料負担がなくなり、改装もしやすくなるという。今後も低価格の宿泊料を売りにしていく。

 神戸ポートタワーホテルは1970年に神戸タワーサイドホテルとして開業。地上13階建て、延床面積約1万0200平方メートル。ホテルの敷地は都市計画法に基づく臨港地区で、解体しても同じ大きさの建物を建てられない建築制限が掛かっている。アベストコーポレーションは設備の修繕で対応するという。

 神戸港振興協会がホテルを保有することに対し、神戸市外郭団体経営検討委員会は2010年に「意義は薄い」として民間への売却を提言していた。

 土地・建物は神戸港振興協会と神戸市が7:3の割合で区分所有し、売却益のうち神戸港振興協会は2億2000万円を得る。神戸港振興協会は阪神淡路大震災で被災した神戸タワーサイドホテルを修繕した際に費用約13億円の大半を借り入れた。売却後も約7億円の借入金が残る見込み。

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神戸ポートタワーホテル:きょうプレオープンで営業開始 <2009/04/24>

 神戸タワーサイドホテルが、2009/04/24から、神戸ポートタワーホテルとして新しい運営会社(アベストコーポレーション傘下)の元で営業を開始する。
 およそ半年ぶりの再開となる新ホテルは、低層部の外観と玄関ロビーを白から黒のデザインに改装。大浴場だった浴室は人工温泉になったほか、エステマッサージ、ペット犬と一緒に宿泊できるサービス(グランドオープンする2009/06/01から)なども始める。1泊5500円からの低価格を打ち出し、周辺の大手ホテルと差別化を図る。

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神戸タワーサイドホテル:新しい運営事業者が決まる <2009/02/15>

 神戸港振興協会は、公募していた神戸タワーサイドホテルの運営事業者が、アベストコーポレーション(大阪市北区)とゲストハウス(神戸市東灘区)の共同事業体に決まったと発表した。2社は関連会社で、ホテル経営や不動産取引の仲介などを業務としている。

 神戸港振興協会によると、2団体から応募があり、選定委員会が経営方針や事業計画などを審査した。アベスト社などは稼働率の低いホテルを再生させた実績の他、ウイークリーマンションの経営を通じて法人顧客のネットワークも整備されていることが評価された。ホテルの名称は変更される見込み。今年7月にオープン予定。

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神戸タワーサイドホテル:負債8億、破産申請へ <2008/10/31>

 神戸タワーサイドホテル(株)は2008/10/31、近く神戸地裁に破産を申請すると発表した。負債総額は約8億2千万円。ホテルの営業は2008/10/31で終了。年末まで約500件の予約が入っているが、別のホテルを紹介する。ホテルは2006年夏ごろから賃料の滞納が続いていた。累積額は1億4千万円に上る。

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神戸タワーサイドホテル:強制執行停止と発表 <2008/09/12>

 家賃滞納で神戸港振興協会から建物の明け渡しなどを求める強制執行を申し立てられている神戸タワーサイドホテルは2008/09/11、神戸簡易裁判所が強制執行の停止決定を出した、と発表した。
 神戸港振興協会は、建物を賃貸しているホテルが2006年から家賃など約1億円を滞納しているとして、8月に強制執行を申し立て、2008/09/26朝に建物を明け渡すようホテル側に通告していた。一方、ホテルも、延滞した賃料の返済計画を話し合う調停を申し立てた他、2008/09/05に強制執行の停止決定を申し立てていた。

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神戸タワーサイドホテル:家賃滞納で強制執行 <2008/09/04>

 神戸港振興協会(会長 鵜崎功 神戸市助役)は、家賃滞納が続いている神戸タワーサイドホテルに対し、営業の打切りと建物の明け渡しを求める強制執行を決め、2008/09/03までにホテル側に通告した。家賃など約1億円の延滞金があり、立ち退きが決まれば年内にも新たな経営母体を公募する。

 神戸港振興協会は「経営者が代わった後も改善の兆しが見られない」として、営業を2008/09/25で打ち切り、2008/09/26朝に建物を明け渡すようにホテル側に通告した。ホテルは今春に解雇した従業員約20人に対し、未払い残業代約1200万円を支払うことで2008/09/03までに合意。また、2006年から務めてきた神戸市立国民宿舎須磨荘(シーパル須磨)の指定管理者を、経営難を理由に8月末で辞退している。

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神戸タワーサイドホテル:飲食店など閉鎖 <2008/03/08>

 神戸タワーサイドホテルは2008/03/16から、全レストランや宴会場などを閉鎖する。再開のめどはたっていない。宿泊部門の営業は続ける。閉鎖するのは、3~4階の団体用和室や宴会場と、5~6階の宴会場、2階のレストラン「メリケン」、最上階の鉄板焼き店「粋膳」(1月から閉鎖中)。団体の宿泊や宴会、修学旅行など多数の予約が入っており、顧客に確認後、近隣ホテルに振り替えるなどの対処をする。3~4階の飲食以外の一部利用も受け付ける。

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神戸タワーサイドホテル:外資に経営譲渡へ? <2008/02/25>

 神戸タワーサイドホテル(株)が、海外の投資ファンドに経営を譲渡する方向で協議していることが2008/02/24、分かった。従業員の一部には、経営上の理由から秋までに解雇する旨の予告通知書を渡している。
 関係者によると、この投資ファンドはアジアを中心に活動。ホテルの経営権を取得する方針を示し、すでにホテル役員らとの協議に入っている。約30人の正社員と約40人のパートのうち、宿泊担当者だけは雇用を継続する方針。同社は2006/04から、神戸市立国民宿舎須磨荘(シーパル須磨)の指定管理者も務めている。

■神戸タワーサイドホテル(神戸市中央区波止場町)
 1970年開業。15階建て約200室。延床面積約1万平方メートル。土地は神戸市、建物は神戸市と神戸港振興協会(神戸市の外郭団体、会長は神戸市助役)が所有している。
 神戸市の第3セクター会社が施設を借り受けて経営していたが、2002/01にホテル経営コンサルタント会社「ホテル&リゾート計画(株)」(東京都新宿区)の子会社「神戸タワーサイドホテル(株)」が運営を引き継いだ。
消える神戸「海洋」気象台 「地方」に改編へ <神戸新聞 2013/01/29 22:42>を編集

 気象庁は2013/01/29、神戸海洋気象台を2013/10、「神戸地方気象台」に改編する、と発表した。気象防災情報の充実・強化などに向けた組織体制見直しの一環。海洋気象業務や船舶への海上警報などは大阪管区気象台などに移管される。1920(大正9)年の創設から93年、海洋気象台の名がミナト神戸から消えることになる。

 現在、海洋気象台は最も古い神戸を含め、全国4都市にある。このうち函館、長崎も神戸と同様に地方気象台へ、舞鶴は本庁組織の「日本海海洋気象センター」に改編される。いずれも2013/01/29に閣議決定された2013年度政府予算案に盛り込まれた。これにより、海洋気象台という組織はなくなる。

 気象庁は、2011年に発生した東日本大震災や台風12号による被害を受け、避難情報の提供方法などについて課題を検証。管区気象台と海洋気象台の連携体制を見直し、高潮や波浪警報など防災情報の強化が必要と判断、今回の組織改編に踏み切った。

 海洋気象台は海洋、陸上両部門を担当。海洋は気象庁直轄で、神戸は瀬戸内海と静岡沖から四国沖を管轄し、潮位や海水温、海流の解析、予測などを実施している。地方気象台への改編後も天気予報や警報・注意報などは従来通り発表する。

 神戸海洋気象台は1995年の阪神淡路大震災で、当時、神戸市中央区中山手通7にあった庁舎の一部が損壊。1999年に神戸市中央区脇浜海岸通1の神戸防災合同庁舎に移転した。
神戸港遊覧船「ヴィラジオ・イタリア」再開断念 航路廃止届を提出 <神戸新聞 2012/06/07 23:28>を編集

 神戸港の定期遊覧船「ヴィラジオ・イタリア」が国土交通省に届けた運休期間を過ぎても運航を再開せず、海上運送法に反する無届け運休となっている問題で、運航業者の神戸リゾートライン(兵庫県播磨町)は2012/06/07、航路の廃止届を国交省に提出し、受理された。
 ヴィラジオ・イタリアは、神戸港の中突堤に係留。ポートアイランド、神戸空港を結ぶ定期船として2007年に就航した。海賊船をイメージした外観が特徴で、1日に約10本運航していたが、乗客数の低迷などで経営が悪化していたという。
 船舶検査の期限が切れた2012/01、業者は国交省神戸運輸監理部に2012/03末までの運休を届けたが、2012/04に入っても運航は再開されず、無届け運休の状態となっていた。
 関係者によると、経営者は「事業を続けたい」との意向を示していたが、資金繰りが難航。船が差し押さえられ、再開を断念したという。
 運航業者は、神戸市に支払う係船料(岸壁使用料)も滞納していたが、神戸市は「分割で支払うことで合意し、入金もされている」としている。

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神戸港遊覧船「ヴィラジオ・イタリア」無届け運休 業者は連絡不通 国交省は処分検討 <神戸新聞 2012/04/14 14:42>を編集

 神戸港中突堤を発着する定期遊覧船「ヴィラジオ・イタリア」(171トン)が法律で定められた船舶検査を受けず、2012/01末から欠航している問題で、運航業者 神戸リゾートラインが国土交通省に届けた運休期間を過ぎても運航が再開されず、違法な無届け運休となっていることが2012/04/14、分かった。経営者とは連絡がつかない状態で、国交省は運航許可を取り消す行政処分も検討している。
(中略)
 国土交通省神戸運輸監理部が事業継続の意思を確認するため、何度も電話や電子メールで連絡を試みたが、つながらなかった。2012/04/05になって経営者が国土交通省神戸運輸監理部を訪れ「検査を受けたい」と話したものの、その後再び音信不通に。神戸市みなと総局の担当者も「連絡が取れない」と話す。

 定期船は、仮に乗客がいなくてもダイヤ通りに運航する義務があり、無届け運休は海上運送法違反となる。国土交通省神戸運輸監理部は「とにかく説明がほしい。放置するわけにはいかず、この状況では業務停止か運航許可取消しにせざるを得ない」としている。

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神戸港遊覧船「ヴィラジオ・イタリア」 2012/03末まで運休 <神戸新聞 2012/03/01 10:49>を編集

 神戸港中突堤を発着点とする定期遊覧船「ヴィラジオ・イタリア」(171トン)が、法律で定める船舶検査の中間検査を受けておらず、2012/01末から欠航していることが、関係者への取材で分かった。2012/02/28には2012/03末までの運休届を国土交通省神戸運輸監理部に郵送で提出したが、神戸市への係船料を滞納するなど、運航再開への不安も出ている。

 「ヴィラジオ・イタリア」は中世ヨーロッパの海賊船を模したピンクの船体や内装で知られる遊覧船。三重県のテーマパークで使われていたが、2007/03、神戸港、神戸空港、ポートアイランドを結ぶ定期航路の開設に伴い就航した。その後、運航会社(#セラヴィ観光汽船)の倒産で加古川市の神戸リゾートラインが譲り受け、航路などを一部変更しながら運航。2011/05には神戸ビエンナーレのプレイベントもあり、ファンらでにぎわった。
 だが、関係者によると、燃料高騰などで経営環境は厳しいといい、神戸市への係船料を滞納している他、2011/10には無資格の船員を業務に就かせていたとして神戸運輸監理部から行政処分を受けたという。

 船舶検査は定期と中間があり、検査証がなければ運航はできない。運休届には2012/03末まで運休すると書かれていたという。神戸運輸監理部は「定期航路には運航義務があり、今後も安定した運航が可能か調査が必要」と指摘。神戸市には事業継続の意思を示しているといい、神戸市は「神戸港観光の目玉の一つであり、港の活性化のためにも、きちんと係船料を支払った上で続けてほしい」としている。
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# つまり、定期運航できないなら廃止せよと言っているし、係船料を払えないなら廃止せよと言っている。
夜景バスツアーが本格スタート 毎土曜夜に運行 <MSN産経 2012/04/10 02:01>を編集

■500円で1000万ドル見よう

 1000万ドルの夜景をワンコイン(500円)で。
 神戸市内の夜景スポットをバスでめぐる土曜日限定の神戸夜景ツアーが2012/04から、年間事業として本格スタートした。2011/10~2012/02に期間限定で試験運行したところ、満席の便が相次ぐなど好評だったため「事業性がある」と判断した。神戸市が神姫バスに委託運行する事業で、担当者は「身近な夜景スポットを気軽に楽しんでほしい」とPRしている。2013/03まで。

 ツアーは毎週土曜日、4~9月は19:00発と21:00発の2便、10月~3月は17:00発も加えて3便を運行する。三宮を起点にして、市街地から乗用車で約20分のビーナスブリッジからの夜景を楽しんでもらった後、神戸ハーバーランドに移動。ミナト側からの夜景をながめる所要時間1時間45分のコース。
 各便とも定員20人で、当日予約も可能。問合せは神姫バスツアーセンター。

 神戸市が観光客に新しい神戸の魅力をアピールする目的で、低価格・短時間で楽しめる夜景ツアーを提案。2011/10に始まった所要時間1時間55分の試験運行(1回200円、1日3回)では満席となる便も多かったといい、本格的な運行に踏み切った。

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神戸市 観光バスツアー試行 1000万ドルの夜景楽しんで <MSN産経 2011/09/27 02:08>を編集

■市街地近郊の穴場掘り起こす

 1000万ドルと称される神戸の夜景を楽しんでもらうため、神戸市は2011/10/07から、市街地近郊の夜景スポットを巡る観光バスツアーを試験運行。地元住民だけが知る夜景の穴場も掘り起こし、観光客のニーズを調査する。2012/02まで。

 神戸市によると、2010/12に全国の1万3400人を対象に実施した神戸観光に関するアンケートでは約8割が「神戸の夜景を見たい」「見てもいい」と回答。一方で、夜景を見る場所については7割が「ホテルから30分以内」を希望したという。神戸市は「神戸の夜景は有名だが、六甲山上の展望台では市街地から30分以上かかり、敬遠する観光客もいるのでは」と分析。市街地近郊の夜景スポットを見直すツアーを試行することにした。

 ツアーは、2011/10は毎週金・土・日曜日、2011/11以降は毎週土曜日の夕方から夜にかけて1日3便(17:00発、19:00発、21:00発)を運行。神戸・三宮を起点に、市街地からバスで20分程度の夜景鑑賞スポットとして人気のビーナスブリッジで山からの夜景を楽しんでもらった後、神戸ハーバーランドに移動し、神戸港からの夜景を眺めるコースで、所要時間は1時間55分。

 神戸市は「モニターツアーの動向を踏まえ、身近な夜景を活用した観光客の誘致に力を入れたい」と説明。好評の場合は本格運行も検討する。参加料金は1人1回200円。

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 神姫観光 三宮旅行センター 078-231-2166
 詳細はFeeL KOBEのページへ。
神戸・旧居留地:商船三井ビル現役続行、耐震補強へ <神戸新聞 2012/01/25 15:30>を編集

 大正時代に建てられ、2012年で築90年になる神戸・旧居留地の「商船三井ビルディング」(地上7階、地下1階建て)について、所有する海運大手 商船三井(東京)は、大規模な耐震補強工事を施し、今後もオフィスビルとして使用することを決めた。社内では取り壊しなども検討されたが、「旧居留地の顔の一つ。戦災、阪神淡路大震災を乗り越えた価値は大きい」と判断。専門家も「大正期の高層建築が内部もそのままの姿で使われるのは珍しい。英断」と歓迎している。

 ビルは1922(大正11)年4月、商船三井の前身 大阪商船が商船ビルヂングとして建設。鉄骨コンクリート、延べ約1万2千平方メートル。関西を代表する建築家だった渡辺節が設計し、南西角に丸みを持たせたユニークな外観が特徴だ。当時の様子を社史は「耐震耐火の構造を有し、(中略)神戸港頭の一偉観として異彩を放つ」と伝える。1、2階に大阪商船神戸支店、3階以上は貸室で海運関連の企業が入っていたという。
 戦時中は空襲を免れ、昭和天皇が1947年、神戸を訪れた際にこのビルの屋上から空襲被害を視察された。
 1995年の阪神淡路大震災でも入口の床の一部にひびが入った程度で、建物に大きな被害はなかったという。
 1996年に神戸支店が別の場所へ移転した以降は、百貨店の大丸が家具売場として利用。現在も約60の店や事務所が入る。
 一方で、神戸港に近く、地下水対策などで維持費がかさむことから、2005年から商船三井が建替えや取壊しを検討。しかし、社内から「重厚な外観、雰囲気などほかのビルにはない魅力がある」との声が上がり、継続使用を決定。数億円をかけて耐震工事を施すことになった。

 工事は、コの字形の建物の中庭に鉄骨を張り巡らし、ジャングルジムのように補強。東南海・南海地震にも耐えられる強度になるという。2012/04に着工、2012年内に完成する予定。中庭部分は外からは見えないため、外観は工事前と変わらないという。

 歴史的建築に詳しい ひょうごヘリテージ機構代表世話人の沢田伸(63)は「旧居留地という街の記憶が次世代につながる。歴史的建築保存の見本」と評価している。
メープルホテルが旧スカイヴィラ取得 2012/04開業へ <神戸新聞 2012/02/02 07:41>を編集

 神戸・六甲山山上で2010年末に営業を終えた宿泊施設 グランドホテル六甲スカイヴィラ の施設を、有馬温泉のホテル メープル有馬 を運営するメープルホテル&リゾート(神戸市中央区)が取得したことが2012/02/01、分かった。取得額は非公表。ホテル名は変えず、改装した上でリゾートホテルとして2012/04の開業を目指す。

 旧スカイヴィラは教職員が加入する財団法人兵庫県学校厚生会が所有し、民間企業が運営。教職員のほか、一般客や修学旅行生らが利用していたが、施設の老朽化などで営業終了を決めた。

 メープルホテル&リゾートは2005年の設立で、有馬温泉と兵庫県猪名川町などでホテルを運営。有馬温泉と六甲山で一体的な観光事業を展開する考えだ。

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六甲山:スカイヴィラ 2010年営業終了 <神戸新聞 2010/12/28>を添削

 神戸・六甲山山上の宿泊施設 グランドホテル六甲スカイヴィラが年内で営業を終了する。教職員が加入する財団法人兵庫県学校厚生会(会員約6万6000人)が所有し、1994年から営業を続けていたが、施設の老朽化で大規模修繕が必要となり、維持は困難と判断した。長引く不況で六甲山・摩耶山の企業保養所は激減し、ホテルも相次いで撤退するなど冬の時代を迎えている。

 六甲スカイヴィラは大手共済会の保養施設を買い取り、1994/07に開業した。本館(4階建て、延床面積4287平方メートル)と別館(2階建て、延床面積575平方メートル)で計53室あり、会員の教職員の他、一般客や修学旅行生が利用。豊かな自然と入浴施設、眼下の神戸の夜景が人気を集めていた。

 運営は民間会社に委託し、建物を所有する兵庫県学校厚生会は固定資産税、借地料、修繕費などの支払いをしてきた。1970年にできた建物は老朽化が目立ち、兵庫県学校厚生会幹部は「維持には経費がかかり、大規模修繕を見込むと収支が厳しい」と説明する。

 教職員の相互共済と福利増進を掲げる学校厚生会の経営改革も背景にある。主な財源は会員の掛金と兵庫県の補助金だが、兵庫県補助金は行財政改革で縮小し、2012年度に廃止。2013年度には公益法人改革が迫られるなど、取り巻く社会情勢は変化している。幹部は「六甲スカイヴィラに兵庫県の補助金は使っていない。補助金廃止と営業終了は関係ないが、事業見直しは随時必要」としている。

 2010/12/30に迎える宿泊客が最後で、翌2010/12/31のチェックアウト後に営業終了となる。幹部によると「売り先を探しているが、今後は未定」という。
西神オリエンタルホテル:徳島の企業が買収を正式表明 <神戸新聞 2012/01/12 08:10>を編集

 四国を中心に医療・介護施設、ゴルフ場などを展開するタカガワグループ(徳島市)は2012/01/11、神戸西神オリエンタルホテル(神戸市西区、184室)を買収した、と正式に表明した。同日付で神戸西神オリエンタルホテルの土地・建物と運営会社(#株式会社ホスピタリティオペレーションズ神戸)の全株式が、子会社のタカガワリゾート(岡山県真庭市)に譲渡された。取得額は非公表。

 タカガワグループは、加西市と宝塚市の2カ所を含め、西日本を中心に8つの会員制ゴルフ場を所有。神戸西神オリエンタルホテルの2011年の客室稼働率は70%で、タカガワリゾート社長・タカガワグループ代表の高川准子(60)は「宿泊などゴルフ会員向けサービスを充実して稼働率を維持向上させる」「引き続き、地元にも愛されるグレードの高いホテルとして運営していきたい」とした。ホテル名や従業員の雇用は継続し、施設の改装は予定していない。

 タカガワグループのゴルフ会員数は約1万4000人。会員サービス向上のため、神戸周辺でホテル取得を目指していた。
 神戸西神オリエンタルホテルは3年前から黒字化し、2011/12月期の売上高は14億6000万円、営業利益は2億0600万円。

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西神オリエンタルホテル:徳島の企業に売却へ <神戸新聞 2012/01/11 08:00>を編集

 神戸西神オリエンタルホテル(神戸市西区、184室)が、四国を中心に医療・介護施設、ゴルフ場などを展開するタカガワグループ(徳島市)に売却されることが2012/01/10、分かった。タカガワグループがホテルの土地・建物と、運営会社(#株式会社ホスピタリティオペレーションズ神戸)の全株式を取得する。
 ホテル名は変更せず、従業員も引き継ぐ方針。2012/01/11にも発表する。

 神戸西神オリエンタルホテルは1993年、神戸市営地下鉄・西神中央駅前に開業した。当初はダイエーの子会社が運営していたが、赤字続きで債務超過に陥るなどしたため、ダイエーの事業再編を機に2006年、東京の企業再生ファンドが引き継いだ。その後、神戸西神オリエンタルホテルは3年前から黒字化しており、ファンド側が売却先を探していた。

 タカガワグループは1985年創業。西日本を中心に8つのゴルフ場を所有する他、医療法人(#虹の橋クリニック)、中学・高校(#学校法人山口高川学園)、予備校などを運営している。2011年度の売上高はグループで約85億円。従業員は約840人。

 兵庫県内では、2009年に加西市のゴルフ場(#タカガワオーセントゴルフ倶楽部)、2011年に宝塚市のゴルフ場(#宝塚けやきヒルカントリークラブ)をそれぞれ買収。タカガワグループのホテル取得は、所有するゴルフ場に近い湯原温泉(岡山県真庭市)の物件(#湯原温泉森のホテルロシュフォール)に次いで2件目となる。
JR三ノ宮駅に来月移転 神戸市インフォメーションセンター <MSN産経 2011/11/16 02:09>を編集

■「神戸の観光情報、サクサク検索」

 神戸市の観光や市政について案内する神戸交通センタービル(神戸市中央区三宮町)の神戸市総合インフォメーションセンターが2011/12/01、JR三ノ宮駅構内に移転する。敷地面積が2.5倍になり、情報検索用タブレット型端末を置くなどサービス向上を図っており、神戸市は「神戸の玄関口の新しい顔として利用して」と話している。

 神戸市総合インフォメーションセンターは、神戸市内の観光施設の紹介、鉄道・バスなど公共交通機関の運行情報、市政に関する問合せなどに応対する神戸市の総合窓口。年間約14万件(2010年度)の利用があるが、観光客らから「場所がわかりにくい」「スペースが狭くて、車椅子などで入りづらい」などの意見が寄せられており、神戸市が移転を検討していた。

 移転先は、高速バスやポートライナーの乗場に近いJR三ノ宮駅東口のバスチケットセンター跡地。現センターの敷地面積(約30平方メートル)の約2.5倍の76平方メートルのスペースを確保しており、遠目にも目立つ赤を基調とした壁と、開放感のあるガラス張りの施設をデザインした。広々とした室内には、車椅子利用者にも対応したバリアフリーテーブルを置くほか、情報を自由に検索できるタブレット型端末、観光情報などを流す液晶モニターなどを設置する。整備費は約1700万円。年中無休で、利用時間は09時~19時(年末年始は短縮)。
神戸ベイシェラトン買収を正式表明 温泉施設も新設 <神戸新聞 2011/11/10 08:04>を編集

 ホテルニューアワジ(洲本市)社長の木下紘一は2011/11/09、神戸新聞社の取材に応じ、神戸・六甲アイランドの大型ホテル 神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ(神戸市東灘区、276室)を買収することを正式表明した。新たに温浴施設を設け、観光客の取込みを強化する方針も明らかにした。

 ホテルニューアワジ100%出資で運営会社 ホテルニューアワジ神戸 を設立。社長にはホテルニューアワジ専務の木下学が就く。現在の運営会社 SHR神戸 の全株式と、ホテルの土地・建物を2011/12/01付で取得。取得額は非公表。全従業員310人も引き継ぐ。
# 株式会社SHR神戸は、チサンホテル等を運営するソラーレホテルズアンドリゾーツ株式会社の子会社。

 木下は、取得後の運営について「温泉と食事で“和”のくつろぎ空間を提供できるホテルにしたい」と強調。天然温泉施設を整備する考えを示した上で、「(現地での)掘削が難しければ、温泉地から湯を運ぶことも考えられる」とした。サービスについては、淡路島の食材を生かした和食を提供する他、旅館のような装飾を施すことで従来の都市ホテルと差別化し、観光客の取込みを強化する考え。客室面積の拡張を検討しており、場合によっては客室数を減らす。

 神戸ベイシェラトンは近年、客室の平均稼働率が約8割で推移していたが、デフレによる価格競争の激化で収益が低迷。SHR神戸の親会社が、収益を確保しにくいグループ内の大型ホテル売却を順次進めていた。今回は、ベイシェラトン側の打診を受けたホテルニューアワジが応じたという。

 木下は、ベイシェラトンについて「(知名度が高い)外資系ブランドと、立派な設備は利点」と評価する一方、「経営トップと従業員との意思疎通が十分に図れていなかった」と指摘。「神戸市内は厳しい経営環境だが、観光ホテル経営で培った、きめ細かなもてなしのノウハウを生かせば、経営体質を改善できる」と述べた。
神戸・祇園遺跡:見学会にファンら1700人殺到 <神戸新聞 2011/11/04 07:50>を編集

 祇園遺跡(神戸市兵庫区下祇園町)で2011/11/03、発掘調査現場の見学会が開かれた。カメラを携えた歴史ファンや住民約1700人が詰め掛け、隣接する平野商店街までつながる長い列をつくった。

 見学開始1時間前には約200人が殺到し、神戸市教育委員会は開始時間を30分早めて対応した。見学者は展示された磁器や烏帽子の破片約40点を1つずつカメラで撮影。学芸員の説明に耳を傾けながら、身を乗り出して井戸や柵の跡を確かめていた。

 平野地区で約40年暮らしたという男性(70、神戸市垂水区)は約2時間前から並び、「生まれ育った土地から平家の面影を垣間見たようでした」と満足げ。男性(85、伊丹市)は「福原京の遺跡は珍しいので飛んできました」と興味津々の様子。男児(12、平野小学校6年)は「授業で習ったから気になった。昔、この辺が都だったなんてすごい」と驚いていた。

 平野商店街で化粧品店を営む男性(39)は「遺跡にこんなに求心力があるとは。来年の大河ドラマに向けてもっとPRしたい」と話していた。

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神戸・祇園遺跡:平安時代後期の邸宅跡発掘 <神戸新聞 2011/11/01 19:02>を編集

 神戸市教育委員会は2011/11/01、祇園遺跡(神戸市兵庫区下祇園町)で、平安時代後期(12世紀後半)の邸宅跡を発掘したと発表した。遺跡は、平清盛が1180年に開いた福原京の中枢部にあたり、中国陶磁器などが多く発見されたことから、神戸市教育委員会は「平家一門の有力者の邸宅とみられる」と説明。邸宅の地割などから計画的な都市づくりの跡がうかがえ、福原京の全体像の解明につながるものとして期待が高まる。

 祇園遺跡は神戸市兵庫区北部にあり、1994年に国道428号(有馬街道)の拡幅工事に伴う調査で発見された。今回は商業施設の建設に伴う第14次調査として、2011/08に発掘を開始した。
 遺跡がある平野地区は、当時の公卿 中山忠親の日記「山槐記」に、清盛が屋敷を築いた場所として記される。清盛はその後、大輪田泊を拠点に日宋貿易を展開し福原遷都を実現した。祇園遺跡の南側の楠・荒田町遺跡では、大規模な柱穴や二重壕が見つかっており、このあたりに福原京の中心施設があったとみられている。

 今回の発掘調査では、柱を地面に埋め込んだ南北8.6m、東西11.8mの掘立柱建物など3棟と井戸2基、建物の間を区切る柵、区画溝の跡が確認された。建物の一つには庇や縁とみられる跡があった。
 2基の井戸は建物を建てるために埋められたとみられ、井戸を廃棄する際の祭りに使われた多数の土器が出土した。区画溝からは、白磁の水注などの中国陶磁器や京都で作られた土師器などが多く見つかっており、平家一門の有力者の邸宅である可能性が高い。

 現地説明会は2011/11/03 14~16時に開催(小雨決行)。

【同志社大学教授(中世考古学)鋤柄俊夫の話】
 鎌倉では執権の館の周りに、執権を支えた武士の屋敷があった。祇園遺跡の邸宅はこれによく似ており、平家を支えた重要人物のものである可能性が高い。地割や井戸跡の発掘から、計画的な都市づくりが行われていたことが分かったことも大きな成果だ。今後の調査で、福原京の具体的な姿が浮かび上がることを期待したい。
神戸プラージュ:人工砂浜、夜は星空に 明日から <神戸新聞 2010/07/16>を添削

 神戸港の新港第1突堤が夏の砂浜に生まれ変わるイベント「神戸プラージュ」の開幕を前に、関係者を招いた内覧会が2010/07/15夕方、開かれた。日没後、砂浜に埋め込まれた約6000個の発光ダイオード(LED)が砂上で星空を演出。雨上がりの港で、約300人が幻想的な雰囲気を堪能した。

 プラージュはフランス語で砂浜の意味。「パリ・プラージュ」を参考に今夏限定で神戸市が企画した。2010/07/17~08/31の期間中、ビーチサッカーやサンドアートなど多彩なイベントが繰り広げられる。

 ライトアップは期間中の19~22時。神戸市は約10万人の人出を見込んでいる。

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神戸港に人工砂浜 神戸プラージュの概要発表 <神戸新聞 2010/05/14>を添削

 神戸市は2010/05/13、神戸港の新港第1突堤(神戸市中央区新港町)に巨大な人工砂浜を造り多彩なイベントを展開する「神戸プラージュ2010」の概要を発表した。市街に近い立地を生かし、5つのエリアを設置。7~8月の夏限定でビーチバレーや水上バイクなどを楽しめるようにする。

 プラージュはフランス語で砂浜の意味。パリで開催される期間限定の「パリ・プラージュ」を参考にした。新港第1突堤は1921(大正10)年にできた神戸港最古の近代埠頭だが、貨物のコンテナ化で倉庫が撤去され、神戸市がウオーターフロントの拠点として整備を進めている。

 会場は「プラージュ」(砂浜)、「にぎわい通り」、「マリンスポーツ」、「シップ」(船)、「イベント」の5エリアに区分。
 プラージュエリアには約3000平方メートルに白砂を敷き詰め、ビーチサッカーなどが楽しめる。関西地区大学生のビーチバレー選手権も開催する。
 マリンスポーツエリアでは水上バイクやクルーザーの試乗ができる。
 シップエリアでは、航海訓練所の帆船「海王丸」などが一般公開される。
 神戸の食材を生かしたレストランも出店。夜は発光ダイオード(LED)照明で砂浜を幻想的に演出する。

 矢田立郎・神戸市長は「船や港湾施設がひしめいていた港は、これまで人を寄せ付けなかった。今後は一帯を市民や観光客が水辺に親しむウオーターフロントとして整備する。まずは神戸プラージュを起爆剤に」と話す。

 2010/07/17~2010/08/31の11時~22時(08/03~08/09は花火大会の準備撤去で休み)。入場無料。会期中はJR三ノ宮駅と会場をシャトルバスで結ぶ。

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神戸都心に人工ビーチ イベント用に今夏限定 <神戸新聞 2010/02/22>

 新港第1突堤(神戸市中央区新港町)に今年夏、ビーチバレーなどが楽しめる人工砂浜「神戸プラージュ」(仮称)が登場する。夜間にはLEDが照らし、幻想的な雰囲気を演出。音楽やマリンスポーツのイベントなども開く予定で、都心ウオーターフロントの活性化を狙う。
 プラージュはフランス語で砂浜の意味。フランス・パリで行われている期間限定の人工海岸を参考に、神戸市が2010年度当初予算案で4千万円を計上した。
 新港第1突堤は1921(昭和10)年に整備された神戸港最古の近代埠頭。かつては多くの船舶が利用していたが、貨物のコンテナ化で2007年には全ての倉庫が撤去され、神戸市が再開発を進めていた。一時はホテルと映画館を合わせた複合施設の進出も計画されていたが、アメリカのサブプライム住宅ローン問題の影響で頓挫。現在は帆船や工事船などが年に数回、利用する状態になっている。
 人工砂浜の広さは約3200平方メートル。7月ごろをめどに約1600立方メートルの白砂を神戸空港沖から運び込み、屋外イベントのスペースや桟橋を設置する。ビーチバレーやサッカー、護岸では水上バイクの試乗会などのイベントを開催する予定で、設置期間は1カ月程度。イベントの企画があれば秋まで延長し、最長で約3カ月間続ける。
 また六甲アイランド~大分のフェリー「さんふらわあ」が昼間だけ同突堤に停泊。フェリーを一般開放し、デッキや船内のレストランでの食事も楽しめる。
(後略)
六甲枝垂れ、全面オープン 観光の目玉として期待 <神戸新聞 2010/07/13>を添削

 神戸・六甲山の「回る十国展望台」跡地に2010/07/13、「自然体感展望台 六甲枝垂れ」がオープンした。直径約16mのドーム型で、外壁に網目状にヒノキを張り巡らせたユニークなデザイン。関係者は六甲山観光の新たな目玉として期待している。

 2002年に閉鎖した十国展望台に代え、阪神電鉄の子会社 阪神総合レジャーが約2億円かけて建設。阪神電鉄の坂井信也社長は「冬に六甲おろしが吹くと樹氷が張り付く。四季の自然を楽しんでほしい」とあいさつし、テープカットで開業を祝った。

 展望台は海抜約900mにあり、大阪湾が一望できる。夏は氷室に保管した氷から冷風が流れ、床や壁のヒノキから香りが漂う。

 入場料は大人300円、4歳以上小学生以下200円。年中無休。

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六甲山上に新たな眺望「回る十国展望台」跡地に <2010/02/26 神戸新聞>+阪神電鉄

 大阪湾を一望できる人気スポットとして長年親しまれ、2002年に閉鎖された六甲山上の「回る十国展望台」の跡地(海抜約900m)に2010/07、新しい展望台がオープンする。編みかごをひっくり返したような木製ドームで全体を覆うユニークな設計で、眺望を楽しむだけではなく、四季折々の六甲山の自然も感じられるよう工夫する。

 展望台は阪神電鉄子会社の阪神総合レジャー(大阪市)が2010/02/25、発表した。六甲ガーデンテラス(神戸市灘区六甲山五介山)の敷地にある十国展望台跡地に、高さ10.4m、延床面積66.5平方メートルの展望台を建設。「枝垂れ」をイメージし、中央にはヒノキでできた巨大な煙突を建てる。入場料は大人600円程度。夏は煙突と六甲の風の力を利用することによって、氷室を通った冷気を感じることができ、冬は六甲山の特色を生かして、展望台を覆うフレームに霧氷を着氷させることにより、樹氷群が観測できる。展望台の建設にあたり、同社は日本建築家協会近畿支部と共同で設計コンペを実施。最優秀賞に選ばれた若手建築家の三分一博志 氏(広島市)が設計を担当した。
 同社は「六甲山の新しいへそになるような施設になれば」と期待している。

 十国展望台は1957年に完成。約5分間かけて床が一周する珍しい構造で人気を集めたが、阪神淡路大震災後は入場客が激減。老朽化もあり2002/11に営業を終えた。
旧居留地「オリエンタルホテル」跡地のホテル・商業複合ビル「神戸旧居留地25番館」
「ORIENTAL HOTEL」、「バーニーズ ニューヨーク」、「ルイ・ヴィトン」などが2010/02/27(土)より順次オープン
<2010/01/13 三井不動産株式会社>を参考に。

 三井不動産(東京都中央区)は、神戸旧居留地地区にてホテル・商業複合ビル「神戸旧居留地25番館」の開発を推進してきたが、2010/02/27(土)より順次オープンすることが決定した。
 この施設は旧居留地のメインストリートである仲町通りと京町筋に面している。神戸市立博物館の北隣、大丸神戸店の南東に位置し、神戸エリアのファッション感度の高い顧客層に、独自の品揃えや質の高いサービス等を提供する。

 ホテルは、阪神・淡路大震災で被災し閉鎖された旧「オリエンタルホテル」の名称使用権を、運営者の株式会社Plan・Do・Seeが取得し、「ORIENTAL HOTEL(オリエンタルホテル)」として開業する。
 ・ウェディングを中心に幅広い利用に対応したバンケットホール
 ・ミシュランガイドニューヨーク2010にて1つ星を獲得した「Sushi Azabu」プロデュースの「すし神戸(かんべ)」
 ・神戸北野で長年愛され続けたレストラン「THE HOUSE OF PACIFIC」が移転し、新しく「MAIN DINING by THE HOUSE OF PACIFIC」としてオープンする
など、宿泊以外にも広く利用できる都市型ホテル。

商業店舗は、
 ・関西初出店のスペシャリティストア「バーニーズ ニューヨーク神戸店」
 ・ラグジュアリーブランド「ルイ・ヴィトン」の大型旗艦店(移転)
 ・「エステティックサロン ゲラン パリ」のサービスやヘアサロン、ネイルサロンなどを提供する「トータルビューティサロン ソシエ(仮称)」
 ・レンタルウェディングドレスショップ「ザ トリート ドレッシング」
が出店する。

 建物の外装デザインは低層部の壁面に石とガラスを採用し、周辺の街並みとの調和を図った。地上1階には東西の通りを結ぶ約50mのコリドール空間を設け、来館者の回遊性を高めた。また、4階のテラスには、ウォーターテラスを囲んでチャペルとバンケットを配置し、開放感のある空間を演出した。

●物件概要
施設名:神戸旧居留地25番館
所在地:神戸市中央区京町25番地
交通 :JR神戸線「元町」駅徒歩6分、神戸市営地下鉄海岸線「旧居留地・大丸前」駅徒歩4分
事業主:ルネサンス特定目的会社
プロジェクトマネジャー:三井不動産株式会社
敷地面積:3022.80m2(914.40坪)
延床面積:2万2708.15m2(8381.71坪)
主要用途:ホテル・店舗・駐車場
階数 :地上17階・地下3階
構造 :鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造
設計・施工:株式会社竹中工務店
外観デザイン監修:株式会社小林・槇デザインワークショップ/Skidmore, Owings & Merrill LLP日本代表事務所
ホテル内装基本設計:株式会社乃村工藝社A.N.D.
ホテル内装実施設計:株式会社竹中工務店
スケジュール:2009/05/30着工、2010/01/31竣工予定

●店舗一覧
B1F~2F:バーニーズ ニューヨーク 神戸店、株式会社バーニーズ ジャパン、2010/03/第1週開業予定
1F~2F:ルイ・ヴィトン 神戸店、LVJグループ株式会社、2010/02/27開業予定
3F:トータルビューティサロン ソシエ(仮称)、株式会社ソシエ・ワールド、2010/02/27開業予定
3F:ザ トリート ドレッシング(レンタルウェディングドレス)、株式会社トリート、2010/02/27開業予定

●ホテル概要
名称 :ORIENTAL HOTEL
開業日:2010/03/03
所在地:神戸市中央区京町25番地
運営 :株式会社Plan・Do・See
客室数:116室
レストラン:
 「MAIN DINING by THE HOUSE OF PACIFIC」(ダイニング)70席
 「PRIVATE DINING」(ダイニング個室) 12席
 「すし神戸(かんべ)」(寿司)14席
 「Steak House Medium Rare」(鉄板)27席
 バー「The Bar J.W.Hart」(バー)75席
 カフェ「The Cafe Oriental」(カフェ)26席
 バンケット「THE ORIENTAL ROOM」237m2
 バンケット「THE ROYAL BALLROOM」237m2
 バンケット「THE TERRACE ROOM」97m2

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ルイ・ヴィトン、神戸店を新装オープンへ <IBTimes 2010/01/12>

 LVJグループ、ルイ・ヴィトン・ジャパン・カンパニーは、神戸市立博物館北隣にオープンする商業施設内に「ルイ・ヴィトン神戸店」を新設する。開設は2010/02/27を予定。2フロア、総面積1241m2の大型店舗になる。

 神戸における同ブランドの歴史は古く、1981年の銀座並木通り店に続く直営2号店として1983年、神戸元町店がオープン。また1995年の阪神・淡路大震災では神戸元町店が半壊となったが、3ヵ月後には無事営業を再開した経緯もある。2002年には旧居留地の中心にルイ・ヴィトン神戸店をオープンさせ、フルラインを扱う大型店舗を開設。今回は歴史のある「オリエンタルホテル」が復活のスタートを切る機会に店舗を移設、新たなランドマークとして誕生する同ビル内に出店する。

# 現在のルイ・ヴィトン神戸店は、オリエンタルホテルのすぐ西隣にあります。

 ルイ・ヴィトン・マルティエ社のイヴ・カルセル会長兼CEOは「今回の神戸店オープンはビジネス戦略としても、日本における今後のブランドのあり方においても、非常に重要なものと位置づけている」。

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名門オリエンタルホテルが“復活” 神戸・旧居留地 <神戸新聞 2009/02/18>を添削

 阪神・淡路大震災で被災し閉鎖した神戸・旧居留地の「オリエンタルホテル」が、2010年春に復活することが2009/02/17分かった。跡地に建設されるホテルの運営会社が、商標権を持つダイエーと契約し「ORIENTAL HOTEL」(オリエンタルホテル)と命名。内装なども再現されるとみられる。日本有数の名門ホテルの看板だけに注目を集めそうだ。

 旧オリエンタルホテルは1870(明治03)年開業の老舗で、経済人や著名人の社交場として愛された。1987年にダイエーが買収したが、震災で被災し閉鎖。2006年に三井不動産が敷地を取得し、商業施設として開発を進めている。
 新ホテルは地上17階、地下3階建て複合ビルの3~17階部分。2010年春開業予定。神戸や福岡などでホテルやレストランなどを展開する「Plan・Do・See」(東京)が運営する。
 PDS社は、社内の旧オリエンタルホテル出身者への聞き取りや、文献、写真を参考に雰囲気を再現する方針。「かつてのオリエンタルのように、地元の人に愛されるまちのシンボルにしたい」としている。
クラウンプラザ神戸:2010/01/20に名称変更 <神戸新聞 2009/12/21>を添削

 クラウンプラザ神戸(神戸市中央区)を運営するIHG・ANA・ホテルズグループジャパン(東京)は2009/12/21、ホテルの名称を2010/01/20から「ANAクラウンプラザホテル神戸」に切り替えて営業を始めると発表した。
(後略)

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クラウンプラザ神戸:ANAクラウンプラザホテル神戸に名称変更 <神戸新聞 2009/11/27>を添削

 クラウンプラザ神戸(神戸市中央区)の運営会社、IHG・ANA・ホテルズグループジャパン(東京都)は2009/11/26、来年からホテルの名称を「ANAクラウンプラザホテル神戸」に変更すると発表した。ANAクラウンプラザホテル系列では全国10軒目となり、施設の改修も計画している。
 ホテルの所有は2009/09に、アメリカ証券大手モルガン・スタンレー系列の不動産ファンドからタイの企業に移ったため、運営会社もパノラマ・ホスピタリティからIHGに変更された。
(後略)

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クラウンプラザ神戸:タイの企業に売却 総支配人にコメンダーコス氏 <神戸新聞 2009/10/03>を添削

 クラウンプラザ神戸(神戸市中央区)は2009/10/02、新しい総支配人にジョージ・コメンダーコス(43)が就任したと発表した。オランダ出身で、オランダやイギリスなどのヒルトンホテルをはじめ、欧米や中東などのホテルで主に料飲部門を担当してきた。前職はタイ・バンヤンツリーバンコクホテル総支配人。これまで収益改善で社内表彰を数多く受けた実績などを買われた。

 2009/09にクラウンプラザ神戸の所有がアメリカ証券大手モルガン・スタンレー系不動産ファンドからタイのグループ企業に移り、前任の総支配人のスコット・ブッチャー(57)はモルガン系企業に異動した。ホテルの運営会社もIHG・ANA・ホテルズグループジャパン(東京都)に変わっている。

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クラウンプラザ神戸:アメリカ モルガンが売却へ <神戸新聞 2009/07/24>を添削

 クラウンプラザ神戸(神戸市中央区)を所有するアメリカ証券大手モルガン・スタンレー系の不動産ファンドが、ホテルの土地や建物を、東南アジアを中心に酒造や不動産開発を手掛けるタイ・シャロエン・コーポレーショングループ(TCCグループ)に売却することで合意していることが分かった。10月ごろの引き渡し、ホテル名は変更しない見込み、売却額は150億円前後とのこと。
 TCCグループはタイが拠点。ビールやウイスキーなどの製造販売のほか、保険、農園経営、不動産開発、ホテル経営などの異業種部門を傘下に置く複合企業。日本への進出は初めてで、クラウンプラザのブランド力を評価したとみられる。
来場者の善意7千万円超 ルミナリエ募金 <神戸新聞 2009/12/15>を添削

 神戸ルミナリエ組織委員会は2009/12/15、「第15回神戸ルミナリエ」の会場で約7149万円の募金が集まった、と発表した。昨年より約600万円少なかった。組織委は「来場者の減少が響いたものの、多くの人の協力があった」としている。
(後略)

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神戸ルミナリエが閉幕 来場者は昨年比10万人減 <神戸新聞 2009/12/14>を添削

 阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し復興を願う光の彫刻「第15回神戸ルミナリエ」が2009/12/14夜、閉幕した。12日間の日程で365万人が来場したが、昨年より10万5000人減。来場者数は今ほど広く知られていなかった初回(1995年)を除くと最も少なかった。

 神戸ルミナリエ組織委員会によると、来場者数は2年連続で400万人を下回った。開幕初日に雨が降った他、終盤も好天に恵まれず伸びなかった。長引く景気低迷の影響か、観光バス用臨時駐車場の利用台数も2009/12/13までで1193台と前年比269台減。また、組織委は「新型インフルエンザの流行で人込みを避ける傾向もあったのではないか」ともみている。
(中略)
 この日は21:25分から消灯式があり、警備員ら約60人が光の回廊ガレリアに整列。厳かな鐘の音が響く中、号令とともに敬礼し、約20万個の明かりが一斉に消された。

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神戸ルミナリエ:開幕「光の抱擁」テーマに <2009/12/03 神戸新聞>を添削

 阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し復興を願う光の彫刻「第15回神戸ルミナリエ」が2009/12/03、旧外国人居留地(神戸市中央区)などで開幕した。今年のテーマは「光の抱擁」。点灯直前には朝から降り続いた雨も上がり、約20万個の電球が織り成す柔らかな光が、14万8千人をやさしく包み込んだ。
 17:45から点灯式があり、神戸市立明親小(神戸市兵庫区)の児童111人が「しあわせ運べるように」を合唱。
 18:00、光の扉「フロントーネ」を先頭に東へ延びる光の回廊「ガレリア」、東遊園地の光の壁掛け「スパッリエーラ」などの電球が点灯した。訪れた人たちは光を見上げながらゆっくりと進んだ。
 また、会場には、被災者ら約90人でつくる合唱団が録音した歌声が今回、初めて流された。

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 14万6千人は、1日の入場者数としてはここ数年で最低の数字です。
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神戸ルミナリエ:鉄道各線が臨時電車を運行 <2009/12/01>

 鉄道各社は、神戸ルミナリエ開催中の土日曜(12/05・12/06・12/12・12/13)に、三宮からの臨時電車を運行する。
 阪神電鉄は、昨年は土曜のみだった臨時電車を日曜も運行し、三宮発奈良行快速急行を1本、三宮発梅田行急行を4本増発する。
 JR西日本は、三ノ宮発の新快速と快速を上下計14~16本を増発する。
 阪急電鉄は、梅田行きの特急と快速急行を2~3本を増発する。

三宮駅発の時刻は以下の通り。

阪神電鉄
 梅田・難波方面
 急行梅田行き
  20:26、20:38、20:50、21:02
 快速急行奈良行き
  21:15

JR西日本 ※は日曜日のみ
 明石・姫路方面
 新快速西明石行き
  21:15、21:35
 快速姫路行き
  21:44(大久保止まり)、22:04、22:24、22:44、23:04※

 大阪方面
 新快速大阪行き
  20:15、20:30、20:50、21:10、21:30、21:50、22:10、22:30※、22:57

阪急電鉄
 梅田方面
 臨時特急梅田行き(土日)
  21:44、22:00
 臨時快速急行梅田行き(日のみ)
  22:40

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神戸ルミナリエ:「光の抱擁」開幕前に試験点灯 <2009/11/27 神戸新聞>


試験点灯された神戸ルミナリエのガレリア=2009/11/27 21:40、神戸市中央区浪花町(撮影・長嶺麻子)

 阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と復興への願いを込めた「神戸ルミナリエ」が2009/12/03に開幕するのを前に、2009/11/27夜、会場となる神戸市中央区の旧居留地周辺で試験点灯が行われた。15回目となる今年のテーマは「光の抱擁」。約20万個の電球が次々とともされると、会場は温かい光に包まれた。
 試験点灯は21:30から行われ、旧居留地から東遊園地までの約270mのガレリア(光の回廊)や、東遊園地のカッサ・アルモニカ(光の記念堂)などが順に点灯されると、通行人から大きな歓声が上がった。
 開催期間は2009/12/14までの12日間。資金難が続いており、今年も来場者に「1人100円募金」を呼びかける。点灯時間は平日が18:00ごろ、土日が17:30ごろ。日曜~木曜は21:30まで、金曜・土曜は22:00まで。
神戸ルミナリエ:今日開幕 会場周辺で交通規制 <2008/12/04>

 「第14回神戸ルミナリエ」(2008/12/4~12/15)の期間中、旧居留地などの会場周辺が、交通規制される。今年は、JR三ノ宮駅南側を約20万個の発光ダイオード(LED)で彩るイベントも開かれることから、県警などは「混雑時の事故防止のためにも誘導に従ってほしい」と呼び掛けている。

 神戸ルミナリエ組織委員会によると、昨年は約404万人が来場。今年も同じ12日間の会期で400万人を予想。ピークは土曜日で、昨年と同じ66万人を見込む。昨年は土日に観覧待ちの行列が延び、JR元町駅南側道路の一部を急遽、交通規制した。今年も土日の混雑時に同じ区間で規制を実施する。JR三ノ宮駅南側でのイベント開催に伴い、人の流れに変化が生じる可能性があることから、県警は双方の主催者と協議を重ね、連携の重要性を確認した。
 神戸ルミナリエ組織委員会などは、JR三ノ宮駅南側の歩道橋などで人が滞留した場合、ルミナリエ会場からフラワーロード東側への横断を規制するなどの対策を取る。

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神戸ルミナリエ:障害者や高齢者ら招き鑑賞会「ハートフルデー」 <2008/12/02>

 阪神・淡路大震災の犠牲者追悼と復興を願う「第14回神戸ルミナリエ」が2008/12/04に開幕するのを前に、東遊園地で2008/12/02、身体障害者やお年寄りらを招待した鑑賞会「ハートフルデー」が開かれた。今年で10回目。18:30、幅140mのスパッリエーラ(光の壁掛け)が一斉に点灯されると、会場は拍手と歓声に包まれた。

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神戸ルミナリエ:神戸に無限の「光」試験点灯 <2008/12/01>

 阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂と復興への祈りを込めた「第14回神戸ルミナリエ」が2008/12/04から始まるのを前に2008/12/01夜、試験点灯があった。約20万球の電球が、師走の神戸の街を温かく照らし出した。
 22:00、旧居留地から東遊園地へと続く約270mのガレリア(光の回廊)をまず点灯させて点検。続いて東遊園地にも明かりがともった。
 14回目の今年は「光のインフィニート」がテーマ。イタリア語で「無限」の意味で「過去と未来を輝かせる無限の光が神戸に降り注ぐ」とのイメージで光の芸術が組み上げられた。
 期間は2008/12/15まで。点灯は平日が18:00から、土日が17:30から。日曜~木曜は21:30まで、金曜・土曜は22:00まで。運営資金難が続いており、神戸ルミナリエ組織委員会は今年も「一人百円募金」を会場で呼びかける。

神戸の夜景 鮮やかピンクに 乳がんへの理解訴え <神戸新聞 2008/10/02>

 乳がんの早期発見・治療の大切さを訴える「ピンクリボンフェスティバル」が2008/10/01、神戸市内各地で始まった。神戸ポートタワーをピンクに点灯させるなど、普段とは違う夜景を演出し、市民にフェスティバル開催をPRした。
 日本対がん協会などでつくる運営委が2003年から、神戸、東京、仙台でキャンペーンを展開。神戸市は本年度、神戸推進委員会を設置し、ピンクリボンの輪を広げるため力を入れている。
 午後6時、いつもは赤色に染まるポートタワーがピンクに点灯。明石海峡大橋や神戸ハーバーランドの大観覧車、ホテルオークラ神戸の頂上部分もライトアップされ、神戸の夜景が色鮮やかなピンク色に染まった。
 また、市内各地の洋菓子店で、独自のピンクリボンケーキやクッキーが販売されたほか、バーではカクテル「ピンクリボン」を提供。JR三ノ宮駅周辺では、市職員や患者団体のメンバーなど約100人が買い物客らにピンクリボンバッジや啓発チラシを配った。
 このほか、2008/10/18 13~16時には神戸ポートピアホテルのホールでシンポジウムを開催。2008/10/19には、東遊園地を発着点とする「スマイルウオーク」も開かれる。
ベイ・シャトル、閑散期は減便へ <神戸新聞 2008/07/26>

 神戸空港と関西国際空港を結ぶ高速船「ベイ・シャトル」を運営する第3セクター「海上アクセス」(神戸市)が、2008/10から、数便の減便を含む季節ダイヤの導入を検討していることが2008/07/25、分かった。原油高による燃料高騰が経営を圧迫していることに加え、伸び悩む利用状況に見合ったダイヤにすることで経費削減を図る。
 同社によると、現在は1日20往復を運航しているが、10月から3月までの閑散期に数便の減便を計画している。また、運航間隔が45分ごとや1時間ごととばらつきがあり、利用者の間に出発時刻が覚えにくいとの声もあることから、季節ダイヤ導入に合わせ、「9時ちょうど」「10時ちょうど」など覚えやすい時刻に改める。4~9月の繁忙期の便数は利用状況に応じて判断する。

 「ベイ・シャトル」は2002年に運休した「K-JET」に代わり、2006/07に運航を開始した。2006年度の乗客数は約14万5千人と目標の4割だった。2007年度は、利用者の駐車料金を無料化するなどしたが、約31万3千人(1日平均864人、1便平均22人)と年間目標(41万人)の8割程度にとどまっている。2007年度の赤字額は約2億6600万円、累積赤字は約166億円に膨らんでおり、神戸市は2008年度当初予算に補助金や受託料で計約2億1千万円を計上した。
須磨海岸:3連休7万7000人 <神戸新聞 2008/07/22>

 2008/07/21、兵庫県内は太平洋高気圧に覆われた。神戸は32.1度、姫路は32.6度で、ともに「真夏日」だった。神戸市須磨区の須磨海水浴場には、この日約2万5千人が訪れ、3連休中は計約7万7千人の人出でにぎわった。神戸海洋気象台によると、県内は24日まで晴れが続くが、地域によっては22日午後に雨や雷雨になる。
韓国:総領事館 神戸に7年ぶり帰還、事務所を格上げ <神戸新聞 2008/08/09>

 韓国政府は、駐大阪韓国総領事館神戸事務所を駐神戸総領事館に格上げした。同総領事館が2008/08/08、発表した。2001年に神戸事務所に格下げになっていて、総領事館復帰は7年ぶり。
 日本の外務省が2008/07/28、総領事館復帰に同意した。韓国政府の在外公館再編方針で格下げになったが、在日本大韓民国民団(民団)県地方本部や県、神戸市から総領事館復帰への要望が上がっていた。

 神戸市内には1995年の阪神大震災まで6カ国が総領事館を置いていたが、その後、大阪へ移転が進んだ。今回の格上げで、神戸市内に総領事館を置くのは、韓国とパナマの2カ国となった。

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韓国:神戸総領事館を復活 <神戸新聞 2008/07/08>

 韓国政府は、駐大阪総領事館神戸事務所(神戸市中央区中山手通2-21-5)を駐神戸総領事館へ戻すことを決めた。海外公館の整理・縮小計画の一環で2001年、事務所へ格下げになっていた。日本政府が正式に承認すれば、7年ぶりの総領事館復活となり、在日韓国人ら地元関係者から歓迎の声が上がっている。
 1966年に領事館として設置され、1974年に総領事館に昇格。2001年7月に大阪総領事館神戸事務所に格下げとなった。その後、兵庫県や神戸市、在日本大韓民国民団(民団)兵庫県地方本部などが「国際都市にふさわしい外国公館を」「在日韓国人が多い」などと、韓国政府へ再び神戸に総領事館を置くよう要請。今年6月、韓国政府が再昇格を決め、2008/07/03の官報に掲載した。今後、日本政府に承認を求める。管轄(兵庫、岡山など5県)や領事の人数(4人)などは変わらない。

 神戸市内にはピーク時、17カ国の外国公館があったが、大阪への移転などで次第に減少。現在はパナマ総領事館(神戸市中央区)のみになっている。
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