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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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神戸港のルミナスクルーズ破産手続きへ 新型コロナで需要回復見通せず <神戸新聞NEXT 2020.09.24>を編集

 民事再生手続き中だったルミナスクルーズが、神戸地裁から再生手続き廃止の決定を受けたことが2020/09/24、分かった。破産手続きに移行する見通し。

 ルミナスクルーズは、神戸港発着のレストランクルーズ船「ルミナス神戸2」を運航していたが、2020/03、民事再生法の適用を申請。競合船「コンチェルト」を運航する神戸クルーザーの親会社ファースト・パシフィック・キャピタル(東京)が支援を表明し、運航再開を目指していた。
 しかし、新型コロナウイルス感染症の再拡大で需要回復が見通せず、再生が困難になった。「ルミナス神戸2」はファースト社が買い取り、神戸クルーザーが年内に運航を再開する予定という。

 帝国データバンクによると、2020/03のルミナスクルーズの破綻が、近畿2府4県の新型コロナ関連倒産の1件目だった。
 2020/09/24時点で関連倒産は100件を超え、うち兵庫県内は26件に上る。秋以降の再度の感染拡大も懸念され、帝国データは「資金繰りが悪化している中小・小規模事業者が多く、今後も一定のペースで関連倒産の発生が見込まれる」としている。

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ルミナスクルーズが経営破綻、新型コロナ影響 「コンチェルト」が支援で再建へ <神戸経済ニュース 2020/03/02 13:00>を編集

 神戸港でレストラン船の「ルミナス神戸2」を運航するルミナスクルーズ(神戸市中央区)が2020/03/020、神戸地裁に民事再生法を申請し、保全・監督命令を受けたことが明らかになった。ルミナスクルーズによると、同じく神戸港でクルーズ船「コンチェルト」を運航する神戸クルーザー(神戸市中央区)に全額出資する株主のファースト・パシフィック・キャピタル(東京都目黒区)の支援を受けて再建する。負債総額は約12億4300万円。

 ルミナス神戸2は2020/03/02から運休し、債権者らと調整のうえで早期の運航再開をめざす。すでにルミナス神戸2に予約した顧客やギフト券の購入者は、ルミナス神戸2の運休中、コンチェルトに代替乗船できる。債権者集会は2020/03/05と03/07に、兵庫県弁護士会館(神戸市中央区)で開催。2回とも同内容で、午前10時から予約支払いが済んだ顧客やギフト券の購入者向け、午前11時からはその他の債権者向けの予定だ。

 2018/06の大阪府北部地震や2018/07の西日本豪雨で運休が相次いだほか、2019年も台風による運休が相次いだうえ、燃料価格が高騰したことで資金繰りが悪化した。訪日外国人観光客への依存度は低かったというが、2020/01以降に新型コロナウイルスへの感染拡大を懸念したと見られる多数のキャンセルが発生したことで経営が破綻。民事再生法の適用申請が必要と判断したという。

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新型肺炎余波…国内最大級レストランクルーズ船運航のルミナスクルーズが破綻 <2020.03.02
神戸新聞NEXT>を編集

 神戸港のレストランクルーズ船「ルミナス神戸2」を運航するルミナスクルーズ(神戸市中央区)が2020/03/02、神戸地裁に民事再生法の適用を申請した。新型コロナウイルスの感染拡大が港町観光の花形を直撃し、地元の関係者から早期再開を望む声が上がった。

 1994年就航のルミナス神戸2は総トン数が約4800トンで、レストラン船としては国内最大級。街のシンボルの神戸ポートタワーに近い中突堤を発着し、明石海峡大橋のライトアップや神戸の夜景などを売り物にし、宴会や結婚式の需要を取り込んできた。

 関係者によると、近年は企業が催す宴会が減少傾向で、新たな結婚式場との競合なども逆風になった。2018年には地震や豪雨、台風など相次いだ自然災害が国内全体の観光客を減らし、燃料費の高騰も経営にのしかかった。帝国データバンク神戸支店によると、ピーク時の2009/05に約11億円だった売上高は2019/05期に約8億7000万円に減少した。

 ルミナスの支援を表明したファースト・パシフィック・キャピタル(東京)は、同じ神戸港を舞台とするレストラン船「コンチェルト」の運航会社の全株式を所有する。すでにルミナスに入っている予約については、コンチェルトが振り替えプランを用意して受け入れ、返金(上限10万円)にも応じる。
 ある港湾業者は、これまでのルミナスとコンチェルトの競合関係について「ともにフレンチを提供し、サービスの供給が需要を上回る状態だったのでは」との見方を示し、「新型肺炎が追い打ちをかける形で残念」と話す。
 神戸市港湾局の担当者は「レストラン船は港町の風景を楽しめる大切な存在。運航を再開してほしい」と期待した。
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