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Sclaps KOBE

神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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神戸ワインにG20特需 夕食会提供で受注急増 <2019/7/30 12:22神戸新聞NEXT>を編集

 神戸ワインが特需に沸いている。2019/06のG20大阪サミットに供された効果で、月間販売量の3~4倍の受注が舞い込んでいる。
 神戸みのりの公社(神戸市西区押部谷町高和)が醸造する神戸ワインは販売から35年。大量の在庫を抱え、低迷した時期もあったが、品質向上に努め続け、国内外で認められるブランドになりつつある。

 サミット初日の2019/06/28、大阪市内で開かれた夕食会に神戸ワインが登場した。赤の最上級品「ベネディクシオン ルージュ」(750mL、\3,024)。赤はこの1本のみだった。この事実が神戸みのりの公社に伝えられたのは翌日の朝だったという。
 その後、外務省のホームページに掲載されると、直営店には来店者が続出。週明けの2019/07/01以降は酒類卸からの注文も相次いだ。
 通常は月約500本を販売するが、サミット後は受注を伸ばし、すでに2000本を超えた。白の「ベネディクシオン ブラン」も、通常の3.3倍の売れ行きという。
 神戸みのりの公社は2019/08に入ってから、瓶の大きさを従来の720mLから国際標準の750mLに切り替える予定だったが、この特需で従来サイズは完売。当初より前倒しで750mL瓶への更新を迫られた。神戸みのりの公社営業課長の源田英生(47)は「これほどの勢いで売れるのは初めて。名だたるワイナリーがある中で選ばれたのは全くの想定外だった」と頬を緩ませる。

 神戸ワインは、神戸みのりの公社が1984年から販売。ここまで険しい道のりをたどってきた。
 販売開始14年後の1998年度にはワインブームに乗り、ピークとなる約110万本(720mL瓶)を売り上げた。しかし、ブームの陰りや低価格の輸入ワインに押され、1999年度には激減。2001年度には在庫が380万本にまで膨らんだ。
 神戸みのりの公社は量より質にシフト。赤白ともブドウを中級種から高級ワイン向けの品種に切り替えた。
 さらに、新しいルールも追い風に。2018年から、国産ブドウを100%使い、国内で製造した品だけを「日本ワイン」と表示するようになり、神戸ワインも含まれる。量販店などは売り出しを強化しており、神戸ワインの出荷量も昨秋以降、じりじりと伸びている。
 上向き調子の中で得た大舞台での好評価。源田は「追求してきた味が、首脳らに飲まれるまでに認められ、素直にうれしい。今後もおいしさや個性をどんどんPRしていきたい」と意気込んでいる。
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