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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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2019/5/31 06:15神戸新聞NEXT

神戸の小学校建て替え「待った」 本紙記事で市長「歴史的価値」
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建て替え計画から一転、保存・活用の可能性が出てきた神戸市立春日野小学校=神戸市中央区宮本通7
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建て替え計画から一転、保存・活用の可能性が出てきた神戸市立春日野小学校=神戸市中央区宮本通7
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 神戸市内の小学校で現役最古とされる春日野小学校(同市中央区)の鉄筋コンクリート校舎の建て替え計画について、同市の久元喜造市長は30日、校舎を建て替えずに学校として保存・活用することが可能かどうかを再検討するよう、市教育委員会に要請したと明らかにした。(上杉順子、田中真治)

 春日野小の建て替え計画は、神戸新聞が24日付夕刊で記事化。1932(昭和7)年の完成当時、「近代小学校建築の先端」と建築誌に評されたモダンなデザインや、市の建築部署の先進性について紹介した。久元市長はこの記事を読んで歴史的価値を詳しく知ったといい、定例会見で「大変驚いた。優れた歴史は大事にすべきだ。今後、保存活用の方向で具体的な結論が出ることを期待している」と話した。

 校舎は3階建て。設計者は特定されていないが、風格ある外観に加え、星形の窓や幾何学的な意匠が施された階段の親柱などが特徴という。

 95年の阪神・淡路大震災にも耐えたが、老朽化が進み、エレベーターの設置などバリアフリー化の課題も。敷地が狭く、体育館やプールの機能も不足していることから、市教委は2020年度の工事着手、24年ごろの完成予定で建て替えを計画した。

 市教委は久元市長の要請を受け「どう対応するのか、早急に検討したい」としている。

 小学校建築の歴史に詳しい川島智生・京都華頂大教授(61)=同市東灘区=は「昭和一桁年代に造られた現役の鉄筋コンクリート校舎は全国でもほとんど残っておらず、保存するなら英断。建築的価値を広く知ってもらえるようになれば」と話した。
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