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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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六甲山小「複式学級」解消 開校70年で初、転入増で単独クラスに <2020/6/24 14:23神戸新聞NEXT>を編集

 2学年を1クラスにした複式学級が神戸市立六甲山小学校(神戸市灘区六甲山町)で2020年度に改称された。約70年前の開校以来初めて。2002年度に神戸市内全域を校区とする小規模特認校になったのを機に児童が増え、解消への条件をクリアした。

 六甲山小学校は1949(昭和24)年、唐櫃小の分教場として六甲山上に開校し、1952年に独立した。校区内に企業の保養所などがあった頃は住民も多く、1958年には一部複式学級ながら、児童数は最多の73人に。その後、保養所の閉鎖などで住む人も減り、2001年度は在籍11人、入学者は0になった。
 そうした状況を背景に2002年度、特認校制度を導入。豊かな自然を生かしたカリキュラム、地域行事への参加など独自の取組みや、少人数ならではの家庭的な雰囲気を魅力に転入や入学を希望する児童が増えた。
 一方、現在の基準では、複式学級を解消するには「隣り合う学年の合計人数が15人以上」が条件。2019年度は1~4年生でクリアしたが、5・6年生は複式のままだった。全校生63人で始まった2020年度、ようやく全学年で解消された。
(中略)
 兵庫県内で複式学級がある学校は44校で、うち神戸市内は7校。
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神戸市教育委員会が「監理室」設置 学校巡回「地区統括官」も <2020/2/14 19:50神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市教育委員会は2020年度、「監理室」を設置する。市立小中学校を巡回し、学校運営を支援する「地区統括官」(部長級・常勤)を新たに設け、校長経験者8人を任命。弁護士や学識経験者、臨床心理士など外部の専門家も加える。市立小学校の教員間暴行・暴言問題を受けた刷新策で、全国的にも異例の取り組み。

 学校現場と市教委事務局をつなぐ役割を担う地区統括官は、校長経験者で、市教委の要職にも就いた経験があるベテランから人選。小学校と中学校に担当を分け、1人20~30校を受け持つ予定。日常的に学校を巡回し、校長や教諭との対話や相談を通じて、課題や問題がないか確認する。

 また、教員間暴行・暴言問題を受けて2019/11、市教委総務部に新設した改革特命担当課長を監理室長に移行する。監理室には、地区統括官や外部人材による学校支援をコーディネートする監理係3人と、教育委員会会議などを担当する調整係3人を配置する。

 外部人材は、2019年度から児童生徒課で1人採用している弁護士の「学校法務専門官(常勤)」を3~5人に増やしてチームを編成。教職員に対するコンプライアンスの指導・助言、学校園への訪問調査などを担う。臨床心理士や社会福祉士ら「学校支援専門官」(非常勤)も10人前後を任命。重大事案が発生した場合、学校に入り、保護者や児童対応などで教員をサポートする。

 教育行政に詳しい学識経験者による「教育監理役」(非常勤)も2、3人を任命する予定。教育行政全般について、市教委に助言してもらう。

■懸念される学校の官僚化
【名古屋大大学院教授(教育行政学)の中嶋哲彦】
学校は本来、教育委員会から独立して運営されるものだが、これだけ大がかりな仕組みを作ってしまうと、校長以下の教職員に対する監視が強まり、萎縮させることが懸念される。学校の官僚化が進んでしまうのではないか。例えば、臨床心理士や社会福祉士は、子どもや保護者の思いをくみ取って学校と必要な福祉サービスをつなぐ役割。問題が起きないようにする仕組みづくりの方が重要だ。今、神戸の教育に求められているのは、学校や市教委の教職員一人一人が、正しい見識を持って働くこと。市教委は手を打つべき所に打っていないような印象を受ける。
校門圧死、いじめメモ隠蔽、教員暴行。神戸市教委は屑だらけ。

2019/04/01付 人事異動:高津橋小校長(前任:東須磨小校長)芝本力 ←前校長
2018/04/01付 人事異動:退職 東須磨小校長 藤原高広 ←前々校長

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2019/11/1 00:40神戸新聞NEXT

加害4教員の給与差し止め 東須磨小問題 審査会では異論
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神戸市教育委員会が入るビル=神戸市中央区東川崎町1
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神戸市教育委員会が入るビル=神戸市中央区東川崎町1
 神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、神戸市教育委員会は31日、加害教員4人を「分限休職処分」とし、同日から給与を差し止めたと発表した。同日午前に開いた臨時の教育委員会会議で決定。これに先立ち、市教委が諮問した有識者による職員分限懲戒審査会は「処分は不相当」との結論を出していたが、同会議は妥当と判断した。

 今回の問題では加害教員4人に、「自宅謹慎」の代わりに有給休暇を取らせていることに市民らから批判が殺到。4人の給与差し止めを念頭に、職員を分限休職処分にした上で差し止めることを可能にする改正条例が30日に公布、施行された。これを受け、31日に非公開の審査会が開かれた。

 市教委によると、審査会は、同処分の要件の一つ「起訴される恐れがあると認められる職員」について、「現段階では(4人とも)起訴される蓋然(がいぜん)性(確実性の度合い)が高いとまでは言えない」と判断。教育委員会会議でも「4人の非違(非法・違法)行為に軽重がある」として一括した処分などに慎重な意見が相次いだが、最終的には全会一致で決定したという。

 市教委の後藤徹也教育次長は「子どもや保護者らへの影響が極めて甚大。さまざまな解釈や意見はあるが、総合的に熟議を重ねた上での結論だ」と強調した。


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東須磨小学校の前校長 現勤務校から市教委付へ <2019/10/30 05:00神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市立東須磨小学校の教員間暴行・暴言問題で、体調不良を理由に休んでいる前校長を市教委付とし、現在の勤務校に新たな校長を赴任させる方向で神戸市教委が検討していることが2019/10/29、関係者への取材で分かった。

 前校長を巡っては、東須磨小の教頭だった2017年度、現在療養中の男性教員(25)に飲み会への参加を強要し、後に「パワハラと言われても仕方ない」と話したことが判明。さらに2018年度には、別の教員から加害教員4人について「(男性教員への)ふざけが度を過ぎている」との訴えを受けながら、具体的な追及をせず、市教委にも報告していないなど、消極的な対応が明らかになっている。

 前校長は問題発覚後に現在の勤務校を休み、保護者に「12月末まで診療が必要と診断された」との説明文書を配布。現在は教頭が校長の職務代理を務めている。

 関係者によると、異動は2019/11/01付。ハラスメントを調べる外部調査委員会の聴取などもあり、市教委は前校長の早期復帰は難しく、このままでは学校運営に支障が出ると判断したとみられる。

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緊急報告 東須磨小教員暴行【下】神戸方式 <2019/10/26 10:00神戸新聞NEXT>を編集

 加害教員4人のうち、主導的な立場だった30代の男性教員は「神戸方式」で前々校長が引っ張った。

 神戸市立東須磨小学校の教員間暴行・暴言問題で、複数の関係者はそう証言する。羽交い締めで激辛カレーを食べさせる。車の上に乗る。各メディアで繰り返し流れた動画や画像に写る、あの男性教員だ。

 東須磨小は2017年、人権教育を推進する指定校になっていた。モデル授業や指導法の研究を行い、成果を発信する役割を担う。実はこれに向けて呼ばれたのが先の教員。神戸市の小学校教員でつくる「人権教育部会」のセミナーに積極的に参加していたからだ。

 校長が意中の教員を「引っ張れる」。それを可能にしたのが、半世紀以上も連綿と続いた独自の人事ルール「神戸方式」だった。

     ◆

 仕組みはこうだ。

 毎年冬になると、異動対象者の氏名や年齢、住所、勤務希望区などが一覧になったリストが各校長の元に届く。小学校の場合は20枚ほど、計数百人分という。

 校長はまず自校の異動対象を確認し、続いて後任の人材を選択。在籍校の校長とその教員に面談を申し込み、受け入れられれば市教育委員会に届け出る。ただし、教員には最大9年まで同一校に勤務することが認められており、異動の提案を何度でも拒否できる。

 校長側にとっては、学校の現状に応じて必要な人材を集めやすくなる。教員側にとっては校長に選ばれることで意欲が高まり、介護や子育てといった事情にも柔軟に対応できる。

 神戸方式が長く温存された背景にはこうしたメリットがある。だが、本来の人事権者である市教委は事実上、かやの外。学校を知るパイプは自然と校長に限られ、ときとして市教委は情報から隔絶される。

 実際、市教委が東須磨小の問題を詳しく把握したのは、被害教員側から相談を受けた9月。くしくもこのときには、数年の議論を経て神戸方式の廃止がほぼ決まっていた。

 「本当に中核教員だった」。東須磨小校長の仁王美貴(55)は2019/10/09の会見で、主導した30代の男性教員をこう評した。

 異例の配置がそれを物語る。特に重要とされる6年の担任を4年連続で任され、いじめ対策も担当。その理由を神戸方式による前々校長の威光が働いたとみる関係者は多い。いつしか先輩教員への呼び捨てが始まり、周囲には加害仲間が集まっていた。

     ◆

 「改革すればするほど、現場との距離感が開く」。2019/10/17の神戸市総合教育会議。神戸市教委幹部からは現場との溝の深さをうかがわせる発言が相次いだ。市長の久元喜造は、会見で校長が何度も「教育委員会さん」と呼んだことに「赤の他人のようだ」と指摘。教育行政の支援担当課を市長部局に置くことを決めた。
 早速ある校長は反発する。「不祥事をだしに校長の裁量を狭めようとしている」

 信頼は地に落ちた。足並みがそろわなければ、回復の道筋を描くのは難しい。

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緊急報告 東須磨小教員暴行【上】職場環境 <2019/10/25 05:00神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市立東須磨小学校の教員間暴行・暴言問題は、発覚から3週間。取材で新たに浮かび上がったのは、被害に遭った男性教員(25)への嫌がらせが赴任1年目には始まっていたことだった。加害教員4人の行為はエスカレートする一方だったが、当時の校長が深刻に受け止めた様子はかけらもない。それどころか、「いじめられてないよな」と決めつけるような発言すらあったという。ハラスメントが許され、SOSは封じられる。そんな異様な土壌の実態も次第に明らかになりつつある。

 「激辛カレーを強要」「はげ、ボケ、ダボなどの暴言を吐く」「書類を投げて渡す」「椅子をける」

 2019/10/17の神戸市議会常任委員会。配布資料には加害教員4人の行為がずらりと列記され、「極めて悪質」なセクハラもあった。

 被害を受けたのは男女2人ずつの若手教員で、療養に追い込まれた男性(25)は教師3年目だった。当初、神戸市教委は嫌がらせの始まりを2018年としていたが、実は2017年、つまり新人として赴任したその年から続いていた。

 先輩を見習おうと授業見学をお願いしたときのことだ。「来るな、教室が汚れる」。加害教員の一人はそう言い放った。それだけではない。この年の夏ごろ、アルコールが苦手で懇親会を欠席したいと申し出ると、当時教頭だった前校長は「新人なら行くべきだ」と強要した。

 2018年度に入ると、ハラスメントは一気に深刻化した。宴席の際、ビール瓶で頭を殴られる。熱湯入りのやかんを顔につけられる。車に灰皿の水をまかれる。ズボンを破られる。

 今のところ背景に見えているのは、以前の職場が同じだった前校長と加害教員の1人が特に親しかったこと。そして「神戸方式」と呼ばれる全国でも極めて特異な教員人事システムが50年も続いてきたことだ。

   ◆

 「いびつな人間関係の土壌を管理職がつくっていた」。東須磨小勤務経験者はそう指摘する。例えば互いの呼び方だ。通常、校内では年齢に関係なく「○○先生」と呼び合う。しかし、前校長は同僚の一部を呼び捨てにした。さらに加害教員の一人は、先輩をも呼び捨てにした。

 前校長は2018年度、この呼び捨てについては1度注意した。3学期には一部の教員から「(被害教員への)ふざけの度が過ぎている」と訴えがあり、加害教員4人を個別に指導したとする。だが、具体的な内容には踏み込んでいない。

 同じ頃、被害教員は前校長に嫌がらせについて尋ねられた。当時のやりとりを、弁護士にこう証言している。

 前校長「お前ぶっちゃけ(加害教員のことを)どう思ってるん?」
 被害教員「お世話になってます」
 前校長「そうやんな。じゃ、お前はいじめられてないんやんな」

 一方的にSOSを封じ込めるかのような言い回し。後任の校長 仁王美貴(55)にも引き継がれてはいない。ただし、前校長は市教委にこのやりとりを否定している。

   ◆

 2019/10/16、2度目の保護者会。校長が子どもたちの様子を説明した。

 連日の報道が続く中、加害教員、被害教員が担任していた学級の子どもたちが心境を紙に書く時間が設けられた。言葉にならず絵で表現した子どももいれば、書いたものをビリビリに破く児童もいた。別室で号泣するケースもあれば、起きたことが信じられず「(加害者は)先生じゃない」とつづったものもあった。

 学校には苦情電話が殺到し、住民らが展開する地域活動も延期を余儀なくされている。前代未聞の不祥事が引き起こした激震は、いまだ収まっていない。

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加害教員の自主退職認めず「厳正に処分」 神戸・教員暴行 <2019/10/22 06:00神戸新聞NEXT>

 神戸市立東須磨小学校の教員間暴行・暴言問題で、市教育委員会は2019/10/21までに、加害教員4人が処分前に自主退職を申し出た場合、認めない方針を決めた。「自主退職で身分がなくなれば、処分を下せなくなる」として事前に手を打った。
 市教委によると、処分を受ける前に退職した場合は退職金が支給される上、神戸市以外の自治体で教員採用試験を受ける際、志願書に懲罰歴が載らないという。市教委は「厳正に処分しなければ、市民の理解は得られない」としている。

 一方、2019/04に東須磨小から異動した前校長が、現在勤務する小学校の児童の保護者らに「12月末まで療養が必要と医療機関に診断された」と説明する文書を配布していたことが、市教委への取材で分かった。前校長は問題発覚後、体調不良を理由に休んでおり、教頭が職務を代行している。

 前校長は東須磨小教頭だった2017年、採用1年目の男性教員に飲み会参加を強要したほか、その後の加害教員による度重なる嫌がらせ行為を市教委に報告していなかった。市教委が設けた調査委員会は前校長にも聞き取りをし、管理責任を検証する考えを示している。

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2019/10/9 19:50神戸新聞NEXT

東須磨小・教員間暴力 会見速報 「4人中2人は前校長と親しい関係」

 神戸市立東須磨小学校の教員間暴行・暴言問題で、同市教育委員会は2019/10/09 17時、市役所で会見を始めた。

 市教委幹部2人と同小校長の計3人が出席し、冒頭で「このたびのハラスメント事案で児童、保護者をはじめ、関係者に多大なる心配をおかけし、心よりおわび申し上げます」とあらためて陳謝した。

 同小の校長仁王美貴は具体的なハラスメントの内容について、体をたたく、足を踏むなどの暴力▽性的な内容を含む人格を否定するような言動▽所有物の器物損壊などの嫌がらせ-などを挙げ、「学校内やプライベートの場で長期にわたっていた」と説明した。

 その上で「教員として、人として許されるべきではなく、東須磨小の子どもの前では今後、指導させない」と話した。

 校長は、ハラスメント事案を知った時期について「(今年)7月初旬」とし、それから聞き取り調査を始めたと話した。

 校長は「加害教諭と被害教諭は2018年度までは良好な関係にあったが、加害教諭が被害教諭のプライベートなことを他の教員に話したことがきっかけに疎遠になった」と説明した。

 校長は、6月20日に市教委の訪問を受けた際、校内の人間関係について「心配がある」と伝えたところ、市教委側から「力になる」と言われたことを説明。市教委はこれまで、校長から「指導で解決した」との報告があったと説明していたが、校長は「指導したことは報告したが『解決した』とは言っていない」と否定した。

 一方で、「私のハラスメント行為に対する認識が甘かった」とも認め、「被害教員に申し訳ない」「被害教諭が私たちに訴えたのは、こういう行為をなくして職員室が過ごしやすい場所になってほしいという思いがあったと思う」と述べた。

 校長は2018年度に東須磨小に教頭として赴任しており、この当初から教員間の人間関係について違和感があったと説明。例として、職員を呼び捨てにすることがあったことを挙げ「中には職員の言葉で傷つく職員もいたし、心を痛める職員もいた。その職員の話を聞きながらともに職員室で過ごしていて、職員間の関係が気になっていたので、(ハラスメント行為に気付くことが)全くなかったことはないと思う」と話した。

 また、前任の校長の態度を問われ「校長ですので厳しい指導もあった。その厳しさが適切かどうかといえば、適切でない部分もあったかもしれない。すべて適切かというと自信を持って言えない」と話した。

 報道陣から隠ぺいする意図の有無を問われ「6月20日の市教委の訪問時は気になっているという話もしたし、教員の名前も挙げて伝えていた。これから指導するということも伝えていたので、隠すつもりは一切なかった」とした。一方で「中身をしっかり伝えなかったことが、被害教員が学校に来られなくなったことが原因になったと思っている」と自身の責任も認めた。

 校長によると、加害教員の一人は動機について「自分がおもしろければよかった。被害者がそんなに嫌がっているようには思えなかった。悪ふざけがすぎていた」と説明したという。

 校長は加害教員4人のうち二人は、2018年度と19年度のいじめ対策の担当であることを明らかにした。

 加害教諭の処分については、市教委の担当者が「このような教員が教壇に立つことが許されるのかという厳しい意見が多数寄せられている。ご指摘を踏まえて今後対応を検討したい」と話した。

 校長は児童たちに、加害教員4人について「やってはいけないことをやった。なので東須磨小で教えることはできないと判断しました、と説明した」と述べた。

 児童たちの様子については「大きく傷ついたことは同じだった。その日は一つ部屋を設け『苦しくなったり、泣きたくなったりしたら来てもいいよ』と言った。その部屋の中で1日、ワンワン泣いた子もいた」と話した。

 校長は、7月初旬に加害教員を指導した後、具体的な内容を市教委に報告しなかった理由について「指導する中で『もう絶対にしません』という態度だったので、自分が職員室で仕事をする中で改善できるかなというのをずっと見ていこうという気持ちはあった」としつつ、「なぜ具体的に言わなかったのかは、うまく言葉で説明することが難しい」と話した。

 加害教諭と前の校長との関係について、「4人のうち2人は(前校長と)親しい関係だったと思っている」とした。一方、この2人は校内で中核教員だったが「そこでの力と前校長の力が関係しているかは分からない」と述べた。

 また「昨年度しんどくなった教員の中には、前校長と意見が合わなかった教員はいる」と明かした。

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2019/10/9 12:17神戸新聞NEXT

東須磨小前校長もパワハラか 暴行被害教員を叱責 神戸

 神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、同小の前校長を巡っても「パワハラを繰り返している」という趣旨の相談が市の内部相談窓口などに寄せられていたことが9日、関係者への取材で分かった。市教育委員会は既にこの前校長からも聞き取りを始めており、一連の問題に対する関与や対応についても調べる。

 前校長は2016年に教頭として東須磨小に赴任し、18年春に昇任。19年春に別の小学校へ転任した。

 パワハラについては、複数の関係者が神戸新聞の取材に証言。それによると、前校長は今回被害に遭った20代の男性教員(療養中)に対し「女性と遊ぶ暇があったら一人前になれ」などと職員室で叱責したこともあったという。関係者の一人は前校長について「教員の好き嫌いが激しかった」と話した。

 市の窓口に相談があったのは、前校長が昇任する前の18年1~2月ごろ。現場の教員に対し「裏切ったらどうなるか分かるやろ。完全に切る。だから誰についたらいいか分かるやろ」といった発言があったことが報告されていた。市教委によると、この相談内容がどのように扱われたかは「調査中」という。

 一連の問題では、前校長が昇任した2018年に、30~40代の教員4人が後輩に当たる若手4人に暴力や暴言を繰り返していたことが判明。尻が腫れるまでたたかれたり、激辛ラーメンを目にこすりつけられたりした被害教員もいた。

 市教委は9日午後に会見を開く予定で、東須磨小の現校長も出席する。

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2019/10/4 17:52神戸新聞NEXT

送迎を強要、足踏みつけ、セクハラ… 加害の4人は有給休暇 教員間暴力、神戸市教委が会見

 神戸市須磨区の市立東須磨小学校の20代男性教員が、昨年以降、同僚の先輩教員4人からいじめ行為を受けていた問題で、神戸市教育委員会が4日、市役所で会見を開いた。

 主なやりとりは次の通り。

 「2018年ごろから東須磨小学校の教員間において、身体的な暴力や暴言、性的ないやがらせなどを内容とするハラスメント行為が行われていたことが判明した。児童・保護者をはじめとする市民の皆さまの信頼を著しく失墜する行為で、心からおわび申し上げる。加害者は複数名で、ハラスメント行為の態様に個人差はあるものの、学級担任など当該校の業務から外すことにする。学校運営に支障を来さないよう、10月7日から新しい教員を配置する」

 -ハラスメント行為の具体的な中身について。

 「女性教員に対して性的な内容を含むメッセージを送信するよう強制する。携帯電話にいたずらし、ロックをかけて使えなくする。被害教員所有の車の上に乗る。車を蹴る。車内で故意に飲み物をこぼす。人格を否定するような呼称で呼び掛ける。拡大コピー用紙の芯でお尻を殴る。背中を肘でグリグリと押す。足を踏みつける。それから、他の教員へのハラスメント行為として、人格を否定するような呼称で呼び掛ける行為や、女性教員へのセクハラ行為があった」

 -激辛カレーを食べさせたり、目にこすりつけたりすることもあった?

 「激辛カレーの件については現在調査中。無理やり食べさせられた、体にカレーを付けられたという訴えは聞いている」

 -「他の教員」というのは何人?

 「現在、把握している被害者は、20代の男性教員以外に3人。全て20代で、男性1人、女性2人」

 -他の教員へのハラスメントを具体的に。

 「男性教員のことをポンコツの意味で『ポンちゃん』と呼んでいた。女性教員へのセクハラは、被害者のプライバシーにも関わるので詳細は控えたい。セクハラは加害教員4人のうち、男性教員2人からあったことが分かっている」

 -加害教員の年代と性別は。

 「30代男性が3人、40代女性が1人」

 -市教委は、他の教員への人格否定やセクハラをいつ把握したのか。

 「9月に調査を行い、その中で事実をつかんだ」

 -加害教員は担任を持っていたのか?

 「担任を持っていた者も含まれる」

 -加害者側の反省の弁などは。

 「反省はしているということだが、はっきりとした事情聴取を行えているわけではないので控えたい」

 -加害教員の普段の勤務態度について。

 「東須磨(小学校)では中心となる人物、リーダーとなるような教員だったと聞いている」

 -加害教員の現在の身分は。

 「籍としては、東須磨小に残った形」

 -広報資料のハラスメント行為の内容に「送迎・飲食などの強要」とあるが。

 「送迎は被害教員がまだ仕事があるにも関わらず、『(加害教員の)自宅まで車で送ってくれ』と。飲食は昨年度、『飲め、飲め』とお酒を無理やり飲まされたということだ」

 -被害教員の体や車にどういう被害が出たか。

 「車の被害は確認できていないが、コピー用紙の芯でお尻を殴られた時は、ミミズ腫れが生じたということだ」

 -学校が問題を把握したのは6月。学校の聞き取りでどこまで分かって、どこまで市教委に報告が上がっていたのか。

 「学校の方では、『車の上に乗られた』とか『たたいてくる』などのハラスメント行為の訴えがあった。市教委に対して具体的な内容は知らされず、『教員間でトラブルがありました』という報告はあった」

 -『トラブルがあった』というだけの報告をどう考える。

 「校長の責任も含め、事実関係を明らかにした上で厳正な対応をしていきたい」

 -これだけの内容で、6月よりも前から周りの先生がこの事態を知らなかったというのは考えにくいのでは。

 「中には一部、暴力的なことが行われているとみていた先生方もいる。今後、ほかの先生の事情も確認していきたい」

 -9月に入って被害教員が休んでいる。それまで学校としてどんな対応を?

 「学校は被害教員に寄り添う形で、『大丈夫か』など声かけをして、できるだけ校長が職員室にいる時間を増やしていたということだ」

 -加害教員4人に対しては。

 「『(被害教員と)距離を置くように』という指示をしていたようだが、学校からの指導後も、被害教員に対する暴言があったようだ。校長は全体の職員会で『ハラスメント行為はしてはいけない』と指導を行った」

 -今月から加害教員4人が休んでいる理由は。

 「こちら(市教委)の方からある程度の事実が確認できたので、東須磨小学校に勤務させるのは適当ではないと判断をした」

 -実質、謹慎ということか。

 「自宅謹慎という制度はなく、制度上は有給休暇を取らせている状況。(加害教員)本人から体調不良という申し立てはあるが、教壇には立てないということも含み置きのことだ」

 -(学校から市教委に報告があった)7月の段階で被害者本人に聞き取りなどはしていなかったのか。

 「していない。学校側も『(トラブルは)もう収まっている』という認識だったので」

 -東須磨小の教員数は。

 「30人強というところだ」

 -教員30人強のうち、4人が被害者で4人が加害者。学校の中でいじめる側といじめられる側があったということでは。

 「集団で、という部分もあったようだが、普段は(加害教員)4人がばらばらで被害教員に対してハラスメント行為をしていたと考えている」

 -集団で行われた行為はどれか。

 「カレーを無理やり食べさせる行為」

 -これらのハラスメントは学校内で行われていたことか。

 「学校内で行われていたものと学校外で行われていたものがある」

 -学校内で行われたものはどれとどれ。

 「『ハゲ』『ボケ』『カス』など、人格を否定するような呼称で呼び掛ける行為。コピー用紙の芯でお尻を殴る行為。背中を肘でグリグリと押しつける行為。足を踏みつける行為。これらは学校で行われていたことを確認できている」

 -現在休んでいる被害教員は、職場復帰についてどう考えているのか。

 「できるだけ早く復帰したいという意向を聞いている。いち早く復帰できるよう全力で支援していきたい」

 -加害教員は、基本的に東須磨小に復帰することはない?

 「はい」

 -子どもたちに対して、「いじめは駄目」「いじめを見過ごしては駄目」と言うべき先生がいじめをしていた。市教委としての受け止めは。

 「こういった事態は前代未聞のことだと考えている。深刻に受け止め、今後、どういうハラスメント行為が行われていたか十分調査をし、今後の再発防止につなげていきたい」

2019/5/31 06:15神戸新聞NEXT

神戸の小学校建て替え「待った」 本紙記事で市長「歴史的価値」
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建て替え計画から一転、保存・活用の可能性が出てきた神戸市立春日野小学校=神戸市中央区宮本通7
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 神戸市内の小学校で現役最古とされる春日野小学校(同市中央区)の鉄筋コンクリート校舎の建て替え計画について、同市の久元喜造市長は30日、校舎を建て替えずに学校として保存・活用することが可能かどうかを再検討するよう、市教育委員会に要請したと明らかにした。(上杉順子、田中真治)

 春日野小の建て替え計画は、神戸新聞が24日付夕刊で記事化。1932(昭和7)年の完成当時、「近代小学校建築の先端」と建築誌に評されたモダンなデザインや、市の建築部署の先進性について紹介した。久元市長はこの記事を読んで歴史的価値を詳しく知ったといい、定例会見で「大変驚いた。優れた歴史は大事にすべきだ。今後、保存活用の方向で具体的な結論が出ることを期待している」と話した。

 校舎は3階建て。設計者は特定されていないが、風格ある外観に加え、星形の窓や幾何学的な意匠が施された階段の親柱などが特徴という。

 95年の阪神・淡路大震災にも耐えたが、老朽化が進み、エレベーターの設置などバリアフリー化の課題も。敷地が狭く、体育館やプールの機能も不足していることから、市教委は2020年度の工事着手、24年ごろの完成予定で建て替えを計画した。

 市教委は久元市長の要請を受け「どう対応するのか、早急に検討したい」としている。

 小学校建築の歴史に詳しい川島智生・京都華頂大教授(61)=同市東灘区=は「昭和一桁年代に造られた現役の鉄筋コンクリート校舎は全国でもほとんど残っておらず、保存するなら英断。建築的価値を広く知ってもらえるようになれば」と話した。
神戸山手大学、関西国際大学の傘下に 中高存続、短大廃止 <2019/03/22 19:00神戸新聞NEXT>

 関西国際大学(三木市)などを運営する学校法人濱名学院(尼崎市)は2019/03/22、神戸山手大学と女子中学・高校などを運営する学校法人神戸山手学園(神戸市中央区)を、2020/04に統合すると発表した。
 少子化が進む中、文部科学省は大学の統合・再編のための手続きを簡素化した新制度を創設する予定で、その適用第1号となる見通し。
 現代社会学部のみの単科大学の神戸山手大学が、関西国際大学に学部譲渡する形で両大学の統合が可能になる。

 濱名学院の濱名篤理事長と、神戸山手学園の楠見清理事長が2019/03/22、神戸市内で法人合併の契約書に調印した。
 合併後の法人名は「濱名山手学院」で、濱名氏が理事長に就く。神戸山手大学は、関西国際大学の神戸山手キャンパスとなる。神戸山手女子中学・高校は名称を変えず、濱名山手学院の経営で存続。募集停止中だった神戸山手短期大学は、2019/03末での廃止が既に決まっている。

 神戸山手学園は、中学校で定員の1/5に満たない苦しい経営状況で、両法人は2018/02から中高の協力について話し合いを始めたが、文科省との三者協議の中で、大学統合を含めた法人合併にまとまったという。現代社会学部を加えた関西国際大学は、2020/04に計6学部(学生数約3000人)となり、2021年に再び学部の改編を予定している。

 濱名山手学院は、認定こども園・幼稚園、中学・高校、専門学校、大学・大学院を運営する学校法人となり、全てを合わせた定員は約4500人に上る。会見で濱名理事長は「地域に根ざした運営を心掛ける。中高は女子校のままで、国際交流や発展的な学びに取り組みたい」と述べた。

 神戸山手学園は1924年、地域の寄付によって誕生した「山手学習院」がルーツ。楠見理事長は「合併は苦渋の決断。現在の山手の地で学校を維持、発展させることが、最大の使命だ」と話した。
夙川学院ポーアイキャンパス 神戸学院が購入活用へ <2018/7/18 07:00神戸新聞NEXT>を編集

 学校法人神戸学院(本部・神戸市中央区)は2018/07/17、神戸・ポートアイランドの夙川学院中高・短大の土地約2万5千平方メートルと校舎3棟を、学校法人夙川学院(本部・神戸市中央区)から取得したと発表した。近くにある神戸学院大学ポートアイランドキャンパスの施設として活用する。

 夙川学院中学・高校は2019春から学校法人須磨学園(神戸市須磨区)の傘下に入り、神戸学院大学の旧付属高校(神戸市兵庫区)に移転し、「夙川高校・中学」として開校予定。夙川学院短大は、神戸学院大旧法科大学院(神戸市長田区)に移る。

 神戸学院によると、新学部の開設などでポーアイのキャンパスの学生数が増え、施設整備が課題だった。今春に夙川学院から提案があり、須磨学園と三者で協議。神戸学院が夙川学院の土地・建物を購入し、夙川学院に旧法科大学院の跡地と建物を売却、須磨学園には、旧付属高の跡地と校舎を売ることでまとまった。

 短大と付属幼稚園(西宮市)のみの運営となる夙川学院は「幼児教育や保育士養成に集中する環境が整った」としている。

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夙川中・高が須磨学園傘下に 神戸・兵庫区へ移転 <2018/07/14 22:30神戸新聞NEXT>を編集

 学校法人須磨学園は2018/07/14、夙川学院中学・高校を傘下に収めることについて、学校法人夙川学院と合意し、兵庫県私立学校審議会に学校設置者の変更を申請したと発表した。
 校名を「夙川高校・中学」(予定)として2019年度、神戸・ポートアイランドから神戸市兵庫区(旧神戸学院大学付属高校)へ移転。夙川学院は、ポーアイにある短大を神戸市長田区(神戸学院大の旧法科大学院)に移転する。

 経営再建を進める夙川学院は2017/10、中学・高校の教育内容について須磨学園と業務提携した。この日、神戸市内で会見した夙川学院理事長の増谷昇は、今回の学校設置者変更について,
「大学進学を前提とした教育を確実にするためには、業務提携では不十分との結論になった」と説明した。

 夙川高校・中学は神戸学院大学付属高校の旧校舎を改修して使う。2019年春からはキリスト教教育をやめ、英語や理数系科目の授業を増やして少人数教育を展開し、学力の伸長に注力する。募集定員(中学40人、高校200人)は維持し、授業料を下げる方針。阿部詩選手らが在籍する柔道部など部活動は存続させる。

 須磨学園学園長の西和彦は「塾、予備校いらずで難関大に進学できる学校に変えていく」と語った。
 一方、夙川学院は短大と幼稚園のみを運営する。中高・短大があるキャンパスは学校法人神戸学院に売却する。




予備校コロンビア学院廃止 私学審が認可答申 <2018/03/23 07:00 神戸新聞NEXT>を編集

 兵庫県私立学校審議会(会長:上羽慶市)は、約65年の歴史がある予備校「コロンビア学院」(神戸市中央区)の廃止など、計13件を認可相当とし、兵庫県知事 井戸敏三に答申した。

 コロンビア学院は1949年に前身となる「コロンビア英会話学院」として発足し、1952年に設立。1979年には、神戸大学や関関同立の必勝模試を始めた。京都大学、大阪大学向けのコースも設置し、合格者を輩出してきた。コロンビア学院によると、最盛期の1980年代には、生徒数は1000人を超えたが、2000年代に入ると少子化の影響などで200~300人に落ち込んだという。近年は医学部進学にも力を入れていたが、校舎の老朽化などから2018/03末で閉校となる。運営する学校法人も解散する。

 また、河合塾神戸三宮校(神戸市中央区)には、高卒生向けの大学受験科(定員550人)の設置を認め、姫路駅前に新設される学校法人神戸滋慶学園が運営する「姫路医療専門学校」も認可した。いずれも2018/04/01に開校する。

 神戸市、加古川市の幼稚園6園が幼保連携型認定こども園に移行することに伴い廃止。西藤珠算学院(高砂市)も廃止。
神戸北3少年暴行逮捕:被害生徒に昨秋にも暴行か <神戸新聞 2012/07/11 07:34>を編集

 神戸北3少年傷害事件で、被害を受けた同じ中学に通う男子生徒(14)が、2011/10ごろにも複数の生徒から暴行を受けていたことが、神戸北警察署への取材で分かった。
 神戸北警察署によると、男子生徒は2011年秋、神戸市北区の公園で、複数の生徒から暴行を受けた。暴行した生徒の中には逮捕された少年も含まれていたという。

 神戸市教育委員会によると、中学校は2012/05中旬に事態を把握し、男子生徒らから個別に聴き取りを続けていたという。神戸市教委は「いじめがあったのではないかとの視点で調べるのは当然だが、現時点では、まだ判断できない。学校の調査を待ちたい」としている。

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神戸北:同級生に暴行の疑いで中学生3人を逮捕 <神戸新聞 2012/07/10 12:33>を編集

 同級生に殴る蹴るなどの暴行をしたとして、兵庫県警少年捜査課と神戸北警察署などは2012/07/10、傷害容疑で、神戸市北区の市立中学3年の少年3人を逮捕した。神戸北警察署によると、3人とも容疑を認めているという。
 逮捕容疑は2012/05/06 16~17時ごろ、神戸市北区内の公園に、同じ中学に通う男子生徒(14)を呼び出し、馬乗りになって腹を殴るなどした他、2012/05/12 14~15時ごろにも、腕の関節を逆に伸ばすなどし、全治約3週間の怪我を負わせた疑い。

 神戸北警察署によると、2012/05/12に帰宅した生徒の怪我に親が気付き、発覚したという。神戸北警察署は暴行に至った経緯とともに、他に関与した少年がいないかも調べる。
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# 校内ではなく公園ですれば捕まるの例。しかし、5月の暴行を今頃逮捕って、大津の二の轍踏むまいとしての遅まきながらの対応じゃないか。しかし北区は広い。有馬警察署じゃなくて神戸北警察署だから、北区の南半分までは限定できるが。
神戸学院大学法科大学院募集停止へ <神戸新聞 2012/07/04 07:10>を編集

 神戸学院大学(神戸市西区伊川谷町有瀬)を運営する学校法人神戸学院は、2012/07/03開いた理事会で、神戸学院大学法科大学院(神戸市長田区西山町)の学生募集を2013年度から停止することを決めた。入学定員の充足率が2012年度は全国最下位の6%に落ち込むなど学生数の低迷が続いていた。法科大学院の募集停止は全国で4校目、兵庫県内では姫路独協大学に続き2校目となる。

 神戸学院大学は2004年度に法科大学院を設置。入学者は募集定員の60人に対し29~40人で推移していたが、定員を35人に減らした2010年度からは1桁になり、2012年度の入学者は2人だった。現在の在籍者は20人。
 司法試験の合格者と合格率は2007年度4人(36%)、2008年度6人(33%)、2009年度3人(11%)、2010年度4人(10%)、2011年度1人(2.6%)と低迷した。
 神戸学院大学は「在学生が司法試験の受験資格を持っている期間は、適切に対応したい」としている。

 法科大学院は裁判官、検察官、弁護士を養成する専門職大学院で、全国に74校が開校した。修了者は司法試験の受験資格を得られるが、合格率は年々低下。志願者も減り、2012年度の入学定員充足率は全国平均で86%にとどまった。募集停止が相次ぐことを受け、文部科学省専門教育課は「教育向上のため組織の見直しが必要」としている。
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# そりゃ、長田の山奥じゃ人も集まるまい。講師も生徒も。
甲南大生が寺のバイトで下半身露出 <神戸新聞 2012/04/13 11:42>を編集

 甲南大学(神戸市東灘区岡本8)ラグビー部4年の男子学生(21)が2012/01、神戸市内の寺でアルバイト中に下半身を露出し、その画像をインターネットに流していたことが2012/04/13、甲南大学への取材で分かった。男子学生は2012/04/12に寺に謝罪。甲南大学は学生の処分を検討している。ラグビー部は毎年1月、部員10人ほどでこの寺のアルバイトを引き受けており、甲南大学は「非常識で、大学の良識や品格に反する」とし、ラグビー部を2012/04/13付で無期限活動停止の処分とした。

 甲南大学によると、男子学生は2012/01/12、境内でお守りなどを販売しながら、参拝客に見えないように下半身を露出させた上、その様子を他の部員に携帯電話で撮影させ、自身のツイッターに掲載したという。ネットをチェックしていた甲南大学の職員が2012/04/11に画像を発見。ラグビー部OBの男性(24)が在学中の2008年、同じ寺で下半身を露出していた画像も見つかった。甲南大学の調査に対し、男子学生は「OBの真似をした」などと話しているという。甲南大学は「極めて悪質な悪ふざけで、あってはならないこと。申し訳ない」と謝罪した。

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甲南大学:ラグビー部を無期限活動停止に 副主将不祥事で <毎日新聞 2012/04/13 10:52>を編集

 甲南大学(神戸市東灘区岡本8)は2012/04/13、ラグビー部の副主将(21、4年)が寺院でアルバイト中に下半身を露出して接客している画像をツイッターに投稿していたとして、ラグビー部を無期限活動停止処分とした。副主将の処分も検討している。

 甲南大学によると、副主将は2012/01、ラグビー部員と神戸市内の寺院でお守りやお札を販売するアルバイトをした際、客から見えないカウンターの下でズボンを下ろして接客。その様子を別の部員が撮影したという。甲南大学職員が2012/04/11、インターネット掲示板の書込みに気づいて発覚。調査に対し、副主将は「過去にOBがやったと聞き真似をした」と認め、2012/04/12に総監督や主将らと寺院を訪れて住職に謝罪したという。寺院でのアルバイトはラグビー部で20年以上引き継がれてきたといい、住職は「屈強な肉体で礼儀正しく働いてくれていると思っていたのでショックだ」と話した。
 関西ラグビー協会などによると、甲南大学は関西大学Bリーグに所属し、41人が在籍している。2011年は最下位だった。
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# http://blog.livedoor.jp/nyussoku/archives/52011572.html 松本賢太 副主将

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甲南大学:漕艇部、無期限活動停止 30人が定期券不正利用 <asahi.com 2008/11/20>を編集

 甲南大学(神戸市東灘区岡本8)は2008/11/19、漕艇部員39人のうち30人による通学定期券の不正使用が判明し、漕艇部を無期限の活動停止処分にしたと発表した。通学定期券を購入する際、自宅住所をボート練習場(大阪市東淀川区)と虚偽申請し、大学との移動に使っていた。

 甲南大学によると、2008/10/30に漕艇部員の定期券が落とし物として大学に届いた。この部員の自宅は神戸市内なのに、定期券の区間は大学の最寄駅阪急神戸線 岡本駅と、練習場近くの阪急京都線 淡路駅だったため、わかった。
 甲南大学はこれまで鉄道会社に提出する在学確認証を白紙で学生に渡していたが、今後は氏名や住所を印字して渡す方針。
大学入試センター試験:淡路島で初実施 <神戸新聞 2012/01/11 09:15>を編集

 2012/01/14、15に全国一斉に実施される大学入試センター試験で、関西看護医療大学(淡路市志筑)が淡路島内で初めての会場になる。淡路島内の高校3年生約370人が受験する予定。高校関係者からは「受験のために遠距離を移動する必要がなくなり試験に集中できる」と喜びの声が聞かれる。

 淡路島内のセンター試験受験生の会場は、これまで神戸市内の大学だった。多くは前日から会場周辺のホテルに宿泊したり、当日の早朝に保護者が自家用車で送ったりしていた。明石海峡大橋の開通後は通いやすくなったとはいえ、天候による交通規制を心配するなど、受験生と保護者の金銭的、精神的負担が大きかった。そのため、淡路島内の高校の進路指導担当者らは長年、大学入試センター(東京)に試験会場の島内設置を要望していたが、費用や監督人員の問題があり実現が難しかった。

 2012年度入試から、関西看護医療大学が入試にセンター試験を利用することもあり、高校と大学が連携して要望。2010/10に認められた。関西看護医療大学では来年度以降もセンター試験を利用する予定で、センター試験の会場となるとみられる。

 淡路三原高校では毎年約120人が受験し、ほぼ全員が前日から宿泊していた。「試験以外の不安やストレスがなくなったことで平常心で受験できる」と歓迎する。

 関西看護医療大学では会場決定後、空調の改修、蛍光灯や机の取換えなどを実施。年明けから教職員約50人全員で綿密なリハーサルを繰り返している。学長の江川隆子は「大学としても初めてのことなので、受験生には可能な限りいい環境を提供し無事に実施したい」と話している。
公立高校学区再編:1年遅らせ2015年度実施 <神戸新聞 2012/01/06 20:54>を編集

 兵庫県教育委員会は2012/01/06、兵庫県内公立高校普通科の学区について、現行の16を5に再編する基本方針を発表した。実施は、これまで検討委員会が示してきた時期よりも1年遅らせ2015年度からとした。懸念されている遠距離通学などへの具体的な対策は先送りした。

 兵庫県高等学校通学区域検討委員会が2011/11、兵庫県教育長の大西孝に再編についての報告書を提出。兵庫県教育委員会はこれに沿って基本方針を固め、2012/01/06の定例教育委員会で決定した。

 新学区は図のようになり、第1学区(19校)、第2学区(29校)、第3学区(20校)、第4学区(20校)、第5学区(7校)。普通科単位制や総合学科の学区も同様に見直す。受験時に第1、2志望校を選べる複数志願選抜制度を全学区で導入。隣接学区の高校を受験できる自由学区は、対象を市区町単位に広げた。
 2011年、検討委が「2014年度実施が望ましい」と発表すると、「拙速すぎる」と批判が続出。兵庫県教育委員会はこうした意見に配慮し、周知などに十分な期間が必要として1年先延ばしした。対象は現在の小学6年生から。

 複数志願選抜制度を全県に導入すると、受験生にとって不本意な遠距離通学が生じる可能性がある他、但馬からは地元中学生を優先して選抜する連携校方式の維持を強く求める声が上がっていた。

 これらについて兵庫県教育委員会は工夫・改善する姿勢を示したが、具体的な内容にまでは踏み込まなかった。今後、各市町教委などと協議し、2012年度中をめどに決定し、公表するとした。

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高校学区統合:新学区案、素案とほぼ同じ 2012/01にも実施計画 検討委報告書 <毎日新聞神戸版 2011/11/29>を編集

 兵庫県教育委員会の兵庫県高校通学区域検討委員会(委員長・梶田叡一:環太平洋大学学長)は2011/11/28、兵庫県内の高校の通学区域(学区)を現行の16から5に統合するとした報告書を兵庫県教育長の大西孝に提出した。2011/06に発表した素案とほぼ同じ内容で、兵庫県教育委員会は早ければ2012/01にも具体的な実施計画をまとめる方針。新しい学区での入試は基本的には2014年度から実施となる見通しで、その場合は現在の中学1年生が対象になる。

 報告書で提示された新学区案は(1)神戸第1・芦屋、神戸第2、神戸第3、淡路を「神戸・芦屋・淡路」(19校)、(2)尼崎、西宮、伊丹、宝塚、丹有を「阪神・丹波」(29校)、(3)明石、加印、北播を「播磨東」(20校)、(4)姫路・福崎、西播を「播磨西」(20校)、(5)北但、南但を「但馬」(7校)。
# ()内は全日制普通科の校数
 一部の中学校から別の学区の高校を選択できる自由学区制度も、市区町単位で学区を越えた受験ができるよう変更する。

 現行の学区は1964年の区割りをほぼ維持してきたが、生徒数や高校進学率の変化などに対応するには見直しが必要と判断。兵庫県の現行の16学区は北海道の19学区に次ぎ全国で2番目に多く、既に21都県が全県1学区制を導入している状況も考慮した。今回の見直しで生徒の選択肢が拡大し、各高校も特色ある教育を実践しやすくなるというメリットが挙げられている。(中略)

◇検討委委員長「選択権の拡大」強調 地元への理解が課題

 「キーワードは親と子どもの選択権の拡大。一番メリットがあり、デメリットの少ない案という考えだ」

 梶田は2011/11/28、新たな学区案を盛り込んだ報告書の提出後、会見でこう強調した。高校が準義務教育化するなど現行の学区が設定された当時と大きく教育環境が異なる中、制度疲労は目に見えているからだ。ただ、半世紀近く慣れ親しんだ学区の変更には郡部を中心に反発の声は強く、今後はどこまで地元の理解を得られるかが課題となりそうだ。

 検討委員会は2011/06の素案発表後、県民から意見を聴くパブリックコメントを実施したり、説明会を開催してきたが「一部の生徒の選択肢が広がるだけ」「学校が序列化し受験競争が激化する」などと多くの反対意見が寄せられた。明石市、赤穂市、朝来市、豊岡市など20市町の議会からも現行の学区維持を求める意見書が採択された。
 このような状況を踏まえ、検討委員会も報告書で新学区案に「各学区の地域性や課題を踏まえた制度設計を図る必要がある」と留意事項を追加。但馬地域で実施され、存続への地元の要望が強い「連携校方式」(交通事情などを考慮し、高校が地元の指定中学校から定員の94~95%を入学させる仕組み)も、募集定員の一定の割合について存続させることに理解を示した。
 梶田は「教育は混乱すると子どものためにならない。そういうことが起こらないよう、慎重に進めてほしい」と今後の進め方について、兵庫県教育委員会に注文をつけた。

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【複数志願選抜制度】
 受験生は1校または2校の高校を志願できる。第1志望校には加算点がある。第1、2志望に加え、その他校も希望すると、第1、2志望校が不合格でも、一定の得点があれば学区内で定員を満たしていない高校で合格となる。特別な事情がない限り入学しなければならない。現在、但馬、丹有、淡路を除く学区で実施されている。

# 選択と集中の時代。神戸地域でトップ校を作らないと私立に対抗できない。多分、長田高校になるでしょうが。

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兵庫県内公立高 5学区に 兵庫県教委諮問機関が素案 <2011/06/30 21:00>を添削

 兵庫県内の公立高校の学区の在り方を検討している兵庫県教育委員会の諮問機関 兵庫県高等学校通学区域検討委員会(委員長=環太平洋大学長 梶田叡一)は2011/06/30、現行の16学区を5学区に再編することを盛り込んだ素案をまとめた。検討委は「2014年度の入学生からの変更が望ましい」としており、2011/07/01から募る兵庫県民の意見を反映させて2011/10に兵庫県教育委員会に答申。兵庫県教育委員会は2011年度中に実施計画を策定する。5学区再編が決まれば、1964(昭39)年以来50年ぶりの大幅見直しとなる。

 対象となるのは全日制の普通科高校95校。素案では志望校を2校まで選べる複数志願選抜制度とし、新学区を神戸・芦屋・淡路、阪神・丹波、播磨東、播磨西、但馬の5つを基本に検討するとしている。生徒の通学のため特定の中学校が他の学区の高校を受験できる自由学区制度も、市区町単位に広げる。兵庫県教育委員会は、単位制普通科や総合学科の学区の拡大についても検討する方針。

 公立高校の学区見直しは全国で進んでおり、すでに20都県では1区に統合している。その中で兵庫の16学区は北海道に次いで多く、学区によって学校数が3~12と差がある他、自治体の合併により市町の範囲とのずれが生じていた。素案はこうした問題点の解消を目指してまとめられたが、検討委員会には県民から「学区拡大によって特定の学校に志願者が集中する」「遠距離通学になる」「過疎地の高校の衰退が予想される」など批判的な意見も寄せられている。

 検討委は2011/07/01から07/29まで県民の意見を受け付ける。2011/07/08からは県内7カ所で素案の説明会を開く。
流通科学大学:観光産業の人材育成へ、JTBと連携 <神戸新聞 2011/01/12>を添削

 流通科学大学(神戸市西区学園西町)は2011/01/11、旅行業大手のJTB法人東京と「観光人材育成プログラム」を共同開発し、2011/02~03、大阪市内で短期集中講座を開くと発表した。流通科学大学生に限らず、旅行業界に興味のある大学生、大学院生、社会人に門戸を開き、業界の第一線で活躍するビジネスパーソンが講師を務める。

 文部科学省の「大学生の就業力育成支援事業」の一環。流通科学大学によると、観光産業を含むサービス業では、入社3年以内の離職率が他業種と比べて高い。「最新のビジネスモデルに触れるプログラムが必要」との考えから、JTB法人東京と連携した。

 講座では、海外から日本を訪れるインバウンドツーリズムなどをテーマにJTB社員が講義。受講者は、旅行業の現状と変遷を学んだ上で、グループに分かれ意見交換する。

 2011/02/24、02/25、02/28、03/01の全4回、いずれも大阪サテライトオフィス(ハービスOSAKAオフィスタワー8F)で、15時から開催される。無料。学部学科は問わず45人を募集。
テクニカルカレッジ神戸 156人受け入れ決まる <神戸新聞など 2009/11/03>

 自動車整備士などを養成する専門学校「テクニカルカレッジ神戸」(神戸市中央区)が経営難で授業を中断しているが、11/02までに、生徒249人のうち156人の受け入れ先が決まった。兵庫県専修学校各種学校連合会によると、兵庫県内と大阪府の計8校が受け入れ、このうち、自動車工学科の28人が移った姫路市の日本工科専門学校では同日、編入式があった。
 同連合会によると、同校を運営する学校法人宮本学園は、理事長や理事が辞任を表明。同連合会などが、受け入れ先の調整を進めてきた。
 残りの生徒の進路は未定で、京都府や岡山県の専門学校とも調整中だが、遠方のため通学が難しい生徒も多く難航している。受け入れ先で新たに授業料が必要になるなど負担も大きく、就職を選ぶ生徒もいる。兵庫労働局は同校の生徒向けに、特別相談を受け付けている。

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10/17に説明会 授業中断のテクニカルカレッジ神戸 <神戸新聞など 2009/10/16>

 自動車整備士などを養成する専門学校「テクニカルカレッジ神戸」(神戸市中央区)が、累積赤字で経営が行き詰まり、授業を中断している問題で、兵庫県専修学校各種学校連合会は2009/10/17、生徒と保護者向けの説明会を兵庫県民小劇場(神戸市中央区)で開く。

 同連合会などによると、テクニカルカレッジ神戸を運営する学校法人宮本学園は、理事長や理事が辞任を表明。約240人の生徒の受け入れ先は決まっておらず、同連合会や兵庫県教育課に生徒らから問い合わせが相次いでいる。
 当日は、生徒を受け入れる予定の専門学校について説明などを実施。同連合会の担当者は「就職が内定していた生徒もいる。少しでも不安が解消できるように努めたい」と話している。

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神戸の専門学校 負債数億円抱え閉校へ <神戸新聞 2009/10/12>を添削

 自動車整備士などを養成する専門学校「テクニカルカレッジ神戸」(神戸市中央区)が、累積赤字で経営が行き詰まり、授業を中断したことが2009/10/11、分かった。閉校の可能性が高い。運営する学校法人宮本学園は、少なくとも数億円の負債を抱えているとみられる。8月から兵庫県教育課や県専修学校各種学校連合会も入って対策を協議してきたが、約240人に上る生徒の受け入れ先はまだない。
 宮本学園に資金援助していた学校法人神戸学園の代理人などによると、神戸学園理事長の稲葉豊氏が約5年前、宮本学園の立て直しを依頼され、宮本学園の理事長にも就任。これまで3億数千万円を援助してきたが、経営再建できず、08/10に稲葉氏は宮本学園の理事長辞任を表明、援助を打ち切った。8月から教職員の給与支払いが滞っている。一方、テクニカルカレッジ神戸の教職員は、稲葉氏の辞任を認めないとしている。
兵庫県立神戸高校 軟式テニス部 集団リンチ事件

http://disappointedyou.iza.ne.jp/blog/

が詳しいようですね。

神戸高校は神戸第一学区トップ高校と言われるようですが、「その地区のトップは公立高になんか行かないよ!」
私立トップレベル高校に行けなかった敗残中学生が、やむなく行くのです。
神戸初の定時制昼間部 摩耶兵庫高 神戸市教委 来春開設目指す <読売新聞など 2009/02/05>

 神戸市教育委員会は、2010/04から、神戸市立摩耶兵庫高校(神戸市中央区、普通科定時制)に定時制昼間部を設置する方針を決めた。準備に向けた関連費用を新年度予算案に盛り込む。教員の増員が難しいため、現在の夜間部4クラスを3クラスにする代わり、1クラス(定員40人)を昼間部にする。夜間部が始まるまでの13:20~16:40に4コマの授業を行い、4年制を維持する。

 定時制昼間部は神戸市内初。不登校や高校中退を経験した生徒らが再び学ぶ機会をつくるため、定時制昼間部のニーズが高まっていた。2007年度の神戸市教委の調査では、神戸市立定時制高校夜間部に通った生徒約320人のうち、37.2%が中学校を100日以上欠席し、6.4%は高校中退者だった。また、働いている生徒はアルバイトも含めて48.5%と半数以下で、定時制高校の役割が昼間仕事で学校に行けない生徒の学びの場から変わってきている。神戸市内には定時制昼間部がないため、これまで多くは兵庫県立西宮香風高(西宮市)が昼間に開設する単位制の1部、2部に進学していた。

 神戸市教委は、1994年から昼間定時制高の設立について検討してきたが、阪神淡路大震災の影響や神戸市の財政難などで実現できなかった。そこで有識者らでつくる摩耶兵庫高校昼間部検討会から「昼間部を早期に設置すべき」との報告を2009/02/03に受け、同校と具体的な準備を進めていくことにした。
免疫ない学生立ち入り禁止 はしか対策で神戸大 <神戸新聞 2008/12/18>

 はしか感染の防止策として、神戸大学(神戸市灘区)は2008/12/18、免疫のある学生に証明カードを発行し、はしか流行の際、カードを持たない学生の学内立ち入りなどを禁止にすることを決めた。教育実習など学外の活動も、カードを提示することで支障なくできるようにする。大学がこうした対策をとるのは珍しい。
 神戸大では昨年4人がはしかを発症し全学休校。今年は11人が発症し、経済学部が休講した。薄井洋基副学長は「同様の事態が3年連続であってはならず、強い決意で決めた」と話している。
 神戸大は大学の負担で、1人1000円の抗体検査と無料の予防接種を実施。推定抗体保有率は全学生の9割まで上がった。検査結果をデータベース化し、抗体を持つ学生にはカードを発行。カードの無い人には講義出席の自粛を呼び掛けることにした。出席できない学生には、補講で対応する。新入生にも予防接種を呼び掛け、入学前に免疫があることを示す証明書を提出してもらう。
 学校保健法は、伝染病にかかっている学生や、かかる恐れがある学生を出席停止にできるよう定めている。

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はしか抗体がない学生は登校できなくなります <神戸大学 2008/08/01>

 10月以降に学内ではしか(麻疹)が流行した場合、抗体のない学生、大学院生は登校禁止になり、課外活動にも参加できない措置が決まりました。抗体検査やワクチン接種など、各自が責任ある対応をとるようお願いします。
 本学では昨年、今年と、はしかの学内流行で休講に追い込まれました。国立大学の社会的責任として、3度繰り返すことは許されません。はしかの流行は不可避ではなく、医学的にきちんとした対応をとれば、防ぐことができるのです。
 大学は学生・教職員全員の抗体保有を目指し、保健管理センターでの抗体検査やワクチン接種、学生接種費の大学負担など、対策を進めています。しかし、例えば現在までの抗体検査受検者率は、低迷したままです。そこで危機対策本部(本部長・野上智行学長)は7月29日、下記の「麻疹抗体保有者登録制度」を実施することを決定しました。
 ・9月末で麻疹抗体保有者の全学データベースを構築する。
 ・10月以降、「発症を防ぐのに十分な抗体価」を保有する者には学生証に麻疹抗体保有者登録シールを貼る。
 ・学生証にシールを貼っていない学生は、麻疹流行に起因する感染拡大防止措置を取るときに、原則として登校することができず、課外活動も参加できない。

 麻疹抗体保有者登録制度の詳しい内容や具体的な運用法は、後日、お知らせします。
 抗体検査やワクチン接種を受けやすくするため、それぞれの日程を延長したり追加したりしています。詳しくは大学ホームページをご覧ください。

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はしかの抗体検査で緊急のお知らせです(経済学部生を除く) <神戸大学 2008/07/14>

 ご承知のように麻疹流行のために経済学部を休講措置しております。今回のような休講措置は二度とあってはならないことであり、神戸大学では徹底した感染拡大防御策と、再発防止策をとることとし、次の3項目を徹底していただくよう、お願いしているところです。

 ・原因が不明な場合でも、発熱や風邪のような症状(鼻水、咳、くしゃみなど)がある時は来学せずに、医療機関で診察を受け自宅療養すること。(「はしか(麻疹)」の発疹は遅れて出てきます。)
 ・今までに「はしか (麻疹)」にかかったことがなく、幼少時にしか「はしか(麻疹)」ワクチンの予防接種を受けていない方は、「はしか(麻疹)ワクチン[またはMRワクチン]」の予防接種を受けること。(予防接種をしていても、幼少時にしか接種していない場合は、10年を経過すると、かかりやすくなります。)
 ・「はしか(麻疹)」の診断を受けた時や、「はしか(麻疹)」が疑わしい時は保健管理センターに連絡すること。

 上記のように、はしか(麻疹)ワクチンの予防接種が感染防止の最も有効な手段ですが、この度、予防接種を受ける必要のある方を判別するために、神戸大学の学生、大学院生、研究生などの全員に対してはしか(麻疹)の抗体検査を実施することとしました。
 抗体検査の結果、「麻疹の発症を防ぐのに十分な抗体価」(IgG-EIA法で8.0以上、NT法で4倍以上、PA法で128倍以上)を持っていない方には早急に「はしか(麻疹)」ワクチン(またはMRワクチン)を接種することを強く勧奨することとします。
 このような措置を実施することが、今回のような事態が二度と発生しないことを保証する上で最も有効な手段であると考えます。学生の皆様のご協力を宜しくお願いします。
(中略)
 なお、受検料につきましては費用の一部を負担(1,000円)していただきますので、学生証と併せてご準備願います。

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ワクチン接種で経済学部生に重要なお知らせです <神戸大学 2008/07/11>

 休講中の経済学部の学生のため、医学部付属病院が特別態勢を組み、1~4年生全員に、はしか(麻疹)ワクチンを接種することになりました。7/14(月)から7/18(金)の13:30から16:30の間で、予約が必要です。
(中略)
 ※接種は付属病院に限らず、いずれの医療機関でも差し支えありません。ご参考に、ワクチン接種実施医療機関一覧(保健管理センター調べ)を先にご案内しています。受診する場合は必ず予約を取ってください。

 ※大学院生や経済学部以外の学生は、2008/07/04付ホームページのお知らせ「はしか(麻疹)の流行について」を確認のうえ、ワクチン接種・保健管理センターへの相談等適切に対応してください。


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はしか(麻疹)で経済学部が休講します <神戸大学 2008/07/07>

 神戸大学では、2008/07/07 現在、はしか(麻疹)の患者が、疑いを含めて12名発生し、そのうち9名が経済学部生でした。このため、はしか(麻疹)感染防止のために、経済学部生(昼間主・夜間主)全学年は、以下の期間自宅待機とし、キャンパス内にも入構できません。

 期間: 平成20年7月7日(月)~7月18日(金)

【期間中の対応】
・経済学部(昼間主・夜間主)の全ての授業は、休講とします。
・経済学部生は全員自宅待機とします。
・経済学部生は、全学共通科目・他学部科目を受講できません。
・経済学部生の部活動(課外活動)への参加を禁止します。
・全学学生は、7/4(金)付け神戸大学ホームページのお知らせの「はしか (麻疹) の流行について」を確認のうえ、ワクチン接種・保健管理センターへの相談等適切に対応してください。
・今後大学からの「はしか (麻疹)」情報は、神戸大学ホームページ上にて随時掲載します。

【今後の対応】
・休講になった経済学部科目及び経済学部生が受講している全学共通科目・他学部科目については、 全学的な支援により、補講・試験等について支障のないように配慮します。
・この期間の休講に伴う補講や定期試験については、決まり次第、 神戸大学ホームページでお知らせします。
硫化水素:神戸国際大で3人搬送、100人避難 <神戸新聞 2008/12/08>

 2008/12/08 15:40ごろ、神戸国際大学(神戸市東灘区向洋町中9)の男性職員が、「校舎4階の男子トイレで硫黄のようなにおいがする」と119番した。トイレ出入口扉の内側で、経済学部3年の男子学生(20)が倒れていたのを教授や学生らが見つけ、廊下に運び出したが、意識不明の重体。近くの教室や研究室にいた18人が気分の悪さを訴え、このうち、救出作業に携わった准教授の男性2人が病院に搬送された。

 神戸市消防局によると、トイレ内の洗面台が液体で満たされ、室内には洗剤や農薬の容器があり、硫化水素が検出された。東灘警察署によると、男子学生に外傷はなく、洗面台の前に倒れていた。大学は「異臭がするので校舎から退出するように」と館内放送し、同じ校舎内にいた学生や教員ら約100人が中庭に避難。キャンパスは一時騒然とした。当時は4時間目が始まったばかりで、同じ階の研究室などには十数人の学生らがいた。

 遠藤雅己学長は「予測していない事態で驚いている。専門家と話し合い、危機管理マニュアルを改善し、安全対策に努めたい」と話した。
 現場は六甲アイランド南端で海に面し、学校施設や港湾施設が点在する地域。
大阪・痴漢でっち上げ:元大学生に実刑判決-大阪地裁 <毎日新聞など 2008/10/25>

 示談金目的に地下鉄車内で痴漢をでっち上げたとして虚偽告訴などの罪に問われた蒔田文幸(24)=甲南大学4年=に対し、大阪地裁の樋口裕晃裁判官は2008/10/24、懲役5年6月(求刑懲役8年)を言い渡した。樋口裁判官は「正義感の強い若者を演じて、困惑する被害者を窮地に陥れるなど、犯行は巧妙で悪質」と非難した。

 判決は、蒔田が交際していた阪田真紀子(31)=無職、虚偽告訴罪などで執行猶予付き有罪判決=を利用してでっち上げを主導したと指摘。「男性通勤客に不安を与え、痴漢被害に遭った女性にも申告をためらわせる事態を生んだ」と断じた。また、2008/01には、女が出会い系サイトで誘い出した男性に「俺の女に手を出しやがって」と顔を殴って金を奪おうとするなどした。

 痴漢冤罪の被害者は、無実を主張したのに留置場で22時間拘束されたことが心の傷となっている。通勤電車で無意識に女性の近くを避けるようになった。判決後会見し「巻き込まれたら逃げようがない。警察も言い分を聞いてくれなかった」と振り返った。

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大阪地下鉄で痴漢でっち上げ事件、甲南大学の学生を逮捕 <毎日.jp 2008/03/11>

 大阪府警阿倍野警察署は2008/03/11、交際中の女 阪田真紀子(31)と組んで痴漢事件をでっち上げ、会社員男性を警察に引き渡したとして、虚偽告訴の疑いで、京都市山科区北花山寺内町 甲南大学4年 蒔田文幸(24)を逮捕した。
 阪田が阿倍野署に「(蒔田容疑者から)痴漢事件を装い、示談金を取ろうと持ち掛けられてやった」と自首して発覚した。
 蒔田は2008/02/01 20:30ごろ、大阪市営地下鉄御堂筋線に阪田と乗車。堺市の会社員の男性(58)に近づき、目撃者を装って「尻を触っただろう」と嘘をついて天王寺駅で取り押さえ、阿倍野署に引き渡した疑い。阪田は車内で泣き崩れる演技をした。
 被害者男性は否認したが、阪田が被害届を出し、蒔田も「痴漢を見た」と証言。このため阿倍野署は府迷惑防止条例違反の現行犯で男性を逮捕した。しかし、当時の状況について蒔田と阪田の説明が食い違ったことなどから虚偽と分かり、2008/02/02夕方に釈放した。
 阿倍野署は「手続き上、民間人による逮捕で、警察の誤認逮捕には当たらない」としている。女は2008/02/07に「申し訳ないことをした」と自首した。
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