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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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シネカノン神戸、12月で閉館 <神戸新聞 2008/10/07>

 「単館系」と呼ばれる作品を主に上映する、神戸ハーバーランドの映画館「シネカノン神戸」が2008/12/20で閉館することが、10/6までに分かった。
 2003年10月に閉館した映画館「abシネマ」の施設跡を改装して開館。東京の映画制作・配給会社「シネカノン」による関西初の直営館として注目を集めた。近年は入場者が減少し、入居する商業ビルへの家賃の支払いが難しくなってきた。

単独系は神戸市内1館に 撤退後の利用は「白紙」
 神戸の映画文化の一翼を担っていた映画館「シネカノン神戸」(神戸市中央区東川崎町)の12月閉館が決まり、神戸市内で「単館系」と呼ばれる芸術性の高い作品を連日上映するのはシネ・リーブル神戸(神戸市中央区浪花町)のみとなり、作品選択の幅が狭まることになる。
 シネカノン神戸によると、こだわりの上映作品にはファンも多く、同館の会員数は600人に上ったが、入場者数は、2006年の約8万8千人をピークに伸び悩んでいた。また商業ビル プロメナ神戸の全館オープンに先立って開業したため、オーナーとの協議で家賃は減免されてきたが、近年はそれでも厳しい状況が続いていた。
 ここ数年、神戸市内には「109シネマズHAT神戸」(神戸市中央区脇浜海岸通)などシネマコンプレックス(複合型映画館)の開業が相次いでいるが、単館系作品の上映は少ない。また、神戸アートビレッジセンター(神戸市兵庫区新開地)でも単館系作品を扱うが不定期だ。
 シネカノン神戸の内屋敷保支配人は「映画の街・神戸から単館系劇場の1つを消すことに、忸怩たる思いがある」と悔しさをにじませた。
 撤退後の受け皿や施設利用については「現状は白紙」(シネカノン社)。12月には、同館の上映作品の中から秀作を紹介する予定。
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