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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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神戸港ランドマーク ヤマト1と疾風、廃棄処分へ <2016/10/15 13:40 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市中央区のメリケンパークに、近未来船として展示されてきた船体2隻が、神戸港開港150年に向けたメリケンパークの再整備に合わせ、近く撤去されることが2016/10/15、分かった。2隻とも20年以上前に当時の最新技術を結集した実験船として造られ、後に陸上展示されていた。2013年の復元帆船「サンタ・マリア号」に続き、ミナト神戸を象徴してきたランドマークの一つが姿を消すことになる。

 神戸市が展示する超電導電磁推進船「ヤマト1」(全長約30m)と超高速船「疾風(はやて)」(全長約17m)。2隻とも流線形の船体が印象的で、神戸ポートタワー側からメリケンパークを訪れる観光客らを出迎えてきた。

 ヤマト1は、スクリューを使わずに電磁力で航行できる船として三菱重工業神戸造船所で建造され、1992年に初航海した。
 船体を浮かせて最高時速90km/hで航行する疾風は、次世代の新たな海上輸送手段として複数の造船会社が共同開発した。
 それぞれ実験終了後に神戸市に所有が移り、1996、1997年に現在の場所に展示された。

 メリケンパークは2017年、神戸港開港150年記念事業のメイン会場となり、音楽祭や海の祭典「海フェスタ」が開かれる。撤去はイベントスペース確保のために行われ、2隻は廃棄処分となる予定。跡地はブロック舗装される。

 神戸市みなと総局の担当者は「展示から20年がたち、最先端の造船技術を紹介する役割を終えた」としている。神戸市は2016/10/19、撤去費用など約2億円を盛り込んだ2016年度補正予算案を開会中の神戸市会定例会に提出する。可決され次第、撤去に着手する。

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サンタ・マリア号がモニュメントに 22年前、スペインから到着した場所に設置 神戸・メリケンパーク <産経WEST 2014/04/09 07:25>を編集

 メリケンパーク(神戸市中央区)に展示されていたが、老朽化のため2013/07に解体・撤去された復元帆船「サンタ・マリア号」の部材の一部が、メリケンパークに戻ってきた。解体をめぐり船関係者と神戸市が対立したが、最終的には、22年前にスペインから到着した同じ場所に、モニュメントとして設置することになった。

 サンタ・マリア号は、コロンブスの新大陸到達500年を機に、財団法人サンタ・マリア号協会が製造。スペインに残る資料を基に再現され、1991/07にスペイン・バルセロナを出航、1992/04に神戸港に到達した。その後、全国の港を巡り、寄贈を受けた神戸市がメリケンパークなどで展示していた。

 しかし、2013/04、神戸市は老朽化を理由に解体を発表。かつて寄港した岩手県大船渡市の有志らが「東日本大震災からの復興の象徴に」と船体の譲り受けを要望し、建造にかかわった関係者らも解体中止を求めるなどし、対立した。

 モニュメントは、長さ3.15mの錨2つとメーンマストの見張り用の望楼を使い、メリケンパーク東側の海沿いに設置した。そばには、サンタ・マリア号の航海経路や寄港先などを記した案内板も設置した。

 神戸市は「倒壊の危険性から解体はやむを得なかった。モニュメントとして展示し、サンタ・マリア号の偉業を後世に伝えたい」としている。
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神戸ハーバーランド「umie」が2013/04/18開業 大型3棟に225店舗、シネコンも <MSN産経 2013/03/08 14:36>を編集

 神戸市の商業施設「神戸ハーバーランドumie(ウミエ)」(神戸市中央区)の開業日が2013/04/18に決まった。関西では2013/04/26にはJR大阪駅北側に商業施設「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」(大阪市北区)の開業が控えており、百貨店に続き、大型商業施設でも顧客争奪戦が激しくなりそうだ。

 ハーバーランドumieを運営する三菱倉庫とイオンモールは2013/03/07、施設の概要を発表した。三菱倉庫が所有する「ハーバーランドダイヤニッセイビル」の「ノースモール」と「サウスモール」、海に面した「モザイク」の3棟を一体的に運営する。3棟合計の店舗面積は8万5千平方メートル。
 225店の飲食物販店とシネマコンプレックス(複合映画館)などで構成。主力顧客層を30歳代の家族連れと想定し、開業後1年間の来場者数は1500万人、売上高は360億円を見込む。
 飲食物販店のうち、神戸初出店と関西初出店が合計53店で、全体の約1/4を占める。「H&M」「GAP」「ベルシュカ」「ZARA」など世界のカジュアル衣料ブランドを集めた。
 一方、子供服・靴の店舗に加え、ウルトラマンのキャラクターショップなども出店する。隣接地には「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」が2013/04/19に開業し、子供連れの買い物客の集客相乗効果もねらう。
 3000台収容の駐車場は平日で3時間、土日祝は2時間まで無料。施設内での2000円以上の購入などで、平日は最大7時間、土日祝は6時間まで無料にする。
 高速道路からの利便性が高いため、淡路島や四国方面からの集客も見込み、観光バス用の駐車場も整備した。

 266店の飲食物販店がある「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」は商圏も重なり、強力なライバルになりそうだが、イオンモール常務の岩本博は「家族連れと日常性を意識したテナント構成を心がけた。競合するとは考えていない」と話している。

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神戸阪急跡にシネコン 2013/04開業 <神戸新聞 2012/08/24 08:00>を編集

 神戸ハーバーランドで2013/04に開業する旧神戸阪急の後継施設の核テナントとして、映画興行会社のオーエス(OS、大阪市)がシネマコンプレックス(複合型映画館)を開業することが2012/08/23、分かった。最新設備と9スクリーンを備えた大型施設。商業施設モザイクでOSが運営するシネモザイクはシネコン開業に伴い閉館する

 OSシネマズ神戸ハーバーランド(仮称)。旧神戸阪急の5、6階に入る。延床面積6000平方メートル。座席数はシネモザイクの1.6倍の1400席。3D上映など最新の設備を備える。
 映画に加え、人気ミュージシャンのコンサート、宝塚歌劇、スポーツの中継も計画。ファミリー層を中心に初年度は約60万人の集客を目指す。
 同時期にできる神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールとともに、ハーバーランドの集客の目玉として期待される。
 この他にOSが兵庫県内で展開するのは、OSシネマズミント神戸(神戸市中央区)、姫路OS1・2・3(姫路市)、TOHOシネマズ西宮OS(西宮市)がある。
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# プラマイゼロ計算で。
スプラッシュ神戸:再開当日ボルト外れ、水陸両用船再び運休 生田署など自粛要請 <MSN産経 2012/09/01 02:01>を編集

 神戸市内で7月、ブレーキ故障のため歩道に乗り上げる事故を起こした観光用の水陸両用船「スプラッシュI」が、8月中旬の運行再開当日に後輪ボルトが外れるなどのトラブルを起こしたことが2012/08/31、分かった。運行会社のダックツアー・タイコー(神戸市中央区)は生田警察署と国土交通省兵庫陸運部から運行自粛の要請を受け、運休を続けている。

 生田警察署などによると、スプラッシュIは2012/08/18 13時ごろ、神戸市中央区の交差点で左折した際、後輪ボルトが落下。後方にいた生田警察署員が見つけて停止させると、後輪の他のボルトも緩んでいたという。乗客約20人にけがはなく、ツアーはその場で中止された。

 また、同社の別の水陸両用船「スプラッシュII」も2012/07/15、神戸港内で舵が故障して動けなくなるトラブルがあった。
アンパンマンこどもミュージアム:神戸に夢と勇気を ショッピングモール併設 ハーバーランドに来春開業 <毎日新聞 2012/08/20 神戸版>を編集

 神戸ハーバーランド(神戸市中央区)に2013春オープンするアンパンマンのテーマパーク 神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール の概要が発表された。アンパンマンの世界を体験できるミュージアムと、オリジナルのグッズ類をそろえたショッピングモールを計画し、2013/04/19に開業予定。2012年の東日本大震災で子どもたちに希望を与えたヒーローが、阪神淡路大震災(1995年)からの復興が進む神戸でも、夢と勇気を伝えていく。

 施設は地上3階建て、延床面積約5600平方メートル。2階のミュージアムでは、アンパンマンのまちのジオラマや、アンパンマンのキャラクターが登場するステージなどを設ける。ショッピングモールは1階に配し、キャラクターの形をしたパンの店、オリジナルメニューのレストラン、記念写真が撮れる写真館など20店舗以上をそろえる予定だ。

 ハーバーランドの遊園地モザイクガーデンの跡地に建設され、全国では、横浜(2007年)、名古屋(2010年)、仙台(2011年)に続く4カ所目で、西日本では初めて。ミュージアムのみ有料で入館料は1500円。入館者数は初年度で年間60万人を想定している。

 ミュージアムの館長に就任予定の宮本洋(38)は2012/07まで仙台のミュージアムに勤務していた。仙台は2011/04に開館予定だったが、東日本大震災で施設のガラスが割れるなどの被害を受け、3カ月後の2011/07に延期。それでも、ミュージアムに訪れた子どもたちはアンパンマンの世界に触れ、「夢と勇気をもらって元気づけられた」と笑顔を見せてくれたという。宮本は「阪神淡路大震災を被災した神戸でも、アンパンマンの夢と勇気をミュージアムに来られた皆さんにお伝えするお手伝いをしたい」と話した。

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アンパンマンミュージアム開業へ 神戸ハーバーランド <神戸新聞 2012/06/15 22:21>を編集

 人気アニメキャラクター アンパンマンの世界を楽しめる「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」(仮称)が、神戸ハーバーランド(神戸市中央区)に2013/04、オープンする。キャラクターと一緒に写真を撮ったり、アニメのテーマソングを歌って踊ったりでき、ハーバーランドの新たな人気スポットになりそうだ。
 三菱倉庫などが2012/06/15発表した。三菱倉庫が、遊園地モザイクガーデン内に鉄骨3階建て、延床面積約5600平方メートルの施設を建設。日本テレビ放送網の子会社が出資するアンパンマンチルドレンスミュージアムなどが運営する。横浜市などに続いて全国4カ所目。
 施設にはキャラクターの模型や人形劇などが楽しめるミュージアムと、グッズや各キャラクターの顔を描いたパンなどを販売する商業施設がそろう。0~6歳児が主な対象で、横浜の施設には年間300万人が訪れるという。
 モザイクガーデンは三菱倉庫の所有で今後、観覧車以外の遊具を順次撤去し、2012/08に着工。三菱倉庫は「若い家族から孫を連れたシニアまで幅広い世代の集客で地域を活性化したい」としている。

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神戸・ハーバーランドに西日本初の「アンパンマンこどもミュージアム」が来春開業 <2012/06/15>

報道関係各位
三菱倉庫株式会社
株式会社アンパンマンチルドレンスミュージアム

1. 三菱倉庫株式会社と株式会社アンパンマンチルドレンスミュージアムは、三菱倉庫が所有する神戸ハーバーランド内「モザイクガーデン敷地」に下記の建物を建設し、アンパンマンチルドレンスミュージアムが後日設立する有限責任事業組合がその建物で2013/04を目途に(仮称)「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」を開業することで合意いたしました。
2. アンパンマンは0歳から4歳くらいの子供たちに人気があるアニメキャラクターです。アンパンマンの物語には、周囲の人たちへの愛情や友情、困難に立ち向かう勇気など子どもが成長していく過程で育まれていく要素が盛り込まれており、子どもだけでなく保護者も含めた多くの方々に親しまれ、愛されています。
3. 「アンパンマンこどもミュージアム」は、こうしたアンパンマンの世界を見て、触れて、遊べる体験型施設であり、現在全国に3施設(横浜、名古屋(三重県桑名市)、仙台)あり、本件が4番目の施設となります。

(仮称)「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」の詳細につきましては、2012/08に改めて発表させていただきます。


(仮称)「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」の建物概要
1. 建設予定地:神戸市中央区東川崎町1丁目59番1号「モザイクガーデン」敷地内
2. 建物
(1)規模・構造:鉄骨造3階建
(2)延床面積:約5600㎡
3. 工期等
着工:2012/08(予定)、竣工2013/03(予定)、開業2013/04(予定)

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モザイクガーデン 観覧車除き2012/05/06営業終了 <神戸新聞 2012/04/04 20:53>を編集

 神戸ハーバーランドの遊園地モザイクガーデンが2012/05/06に、観覧車を除いて営業を終了することが2012/04/04、三菱倉庫への取材で分かった。三菱倉庫の子会社が運営しているが、老朽化などで来園者数が減少しているためで、今後新たな集客観光施設を設ける方針。

 モザイクガーデンは阪神淡路大震後の1995/12、土地所有者の三菱倉庫などが神戸の復興のシンボルになるように、と開業した。敷地面積は5700平方メートル。園内のミニコースターは2012/03/15に既に営業を終えており、メリーゴーラウンドやお化け屋敷などの施設も2012/05/06に終了する。一方、観覧車は2011/08に照明をLEDに換え、ランドマークともなっていることから営業を続ける。

 三菱倉庫は後継施設について2012年夏までに詳細を決めるとし、開業は2012/03に閉店した旧神戸阪急の後継店が開店する2013/04に合わせる方針。三菱倉庫は「周辺地域にない新たな集客施設をつくり、ハーバーランドの活性化を図りたい」としている。
高浜岸壁のフェリー乗場 復活ならず撤去 <神戸新聞 2012/07/31 09:15>を編集

 ハーバーランドの高浜岸壁にあったフェリー乗場の可動橋が、2012年度中に完全撤去されることが決まった。1991~1998年は淡路島・大磯港とを結び、夜間航路が発着。阪神淡路大震災では陸上交通が麻痺する中、大阪方面への臨時便の拠点となったが、利用されたのはわずか7年だった。跡地はイベント広場などに活用される。

 高浜岸壁には神戸市が1億8000万円をかけ、車をフェリーに積み込む可動橋を整備して淡路フェリーボートに貸し出した。淡路フェリーボートは1991/02から深夜24~05時の5往復を運航していた。これ以外の時間帯は須磨港から、1日計50便以上が発着した。
 震災前の1993年には、高浜と須磨を合わせて332万人が利用。震災で大きく落ち込んだが、1997年には270万人まで盛り返していた。だが、明石海峡大橋が開通した1998/04、航路はすべて廃止。

 神戸市は復活の可能性があるとして可動橋を残したが、明石海峡大橋の通行料値下げが定着し、今後さらに下がる可能性があることから撤去を決めた。
 可動橋のある場所はハーバーランドの北東端で、中突堤やメリケンパークが海を挟んで正面に見渡せる一等地。ハーバーランドは今年、街開きから20年を迎えるため、撤去後は周辺の岸壁と合わせ、農水産物の直売などイベント広場として活用する計画だ。神戸市みなと総局は撤去費用に最大3000万円を見込んでいる。

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大型産直市場、2011春神戸に開設 購入食材の調理も <神戸新聞 2010/11/23>を編集

 阪神高速道路の子会社で、料金収受スタッフ派遣等を手がける高速道路開発(大阪市)が2011/04、兵庫県内産の生鮮食品などを直売する大型店 ナナ・ファーム須磨(神戸市須磨区外浜町4)をオープンさせる。地産地消をテーマに青果、水産、肉類などを提供するという。
# 旧須磨シーサイド球場、さらに遡れば須磨フェリー(淡路フェリーボート株式会社)須磨港の跡地。

 敷地は6738平方メートルで、2階建(延床面積693平方メートル)。200台を収容する駐車場を備える。生鮮食品だけでなく、酒や兵庫県内各地の特産品なども販売する。2階には明石海峡を望むレストランを設け、客が1階で購入した食材を調理して提供することも考えているという。

 店名のナナはNatural&Nativeの略。高速道路開発は「直売のフードアウトレットで、大都市近接型は珍しい。近所のスーパーや地元の市場のような使い方をしてもらいたい」としている。
神戸市中央卸売市場の西側跡地に「イオンモール」決定 <MSN産経 2012/07/05 02:07>を編集

 神戸市は2012/07/04、再整備を進めている神戸市中央卸売市場本場(神戸市兵庫区)の西側跡地について、開発事業者をイオンモール(千葉市美浜区)に決定した。公募選定の結果、中央卸売市場が隣接する立地を生かし、食を中心とするコンセプトの大型商業施設を整備する提案が評価された。神戸市は45億円でイオンモールに土地を売却する。

 施設は鉄骨4階建て延床面積約9.3万平方メートルで、開業は2015/09の予定。高齢者をターゲットに、大型スーパーやファッションなど各種専門店のほか、中央卸売市場直送の食材を楽しむことができる「地産マルシェ」や、神戸スイーツなど神戸の食品を集めた「神戸グルメゾーン」などを計画。また、兵庫運河沿いの眺望を生かしたオープンカフェやプロムナードを導入、観光案内所も併設するとしている。

 中央卸売市場西側跡地は、安土桃山時代に建てられた兵庫城の堀の石積みが一部残っており、江戸時代には陣屋、奉行所、水路などがあったといわれている。イオンモールは建設中に遺跡が見つかった場合、配慮するとしている。

 神戸市は2012/05に、開発に携わる民間事業者をコンペ方式で募集。学識経験者らが構成する跡地活用事業者選定委員会で選ばれた。今後、2012/09に本契約を交わし、2013/09に土地を引き渡す予定。

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イオンモール、神戸市中央卸売市場跡に出店へ <神戸新聞 2012/07/04 23:18>を編集

 神戸市は2012/07/04、神戸市中央卸売市場本場(神戸市兵庫区)の移転跡地に、大型商業施設開発のイオンモール(千葉市)が進出すると発表した。
 神戸市中央卸売市場は2009年、老朽化で東隣に集約移転、西側跡地の利用法を検討していた。神戸市営地下鉄海岸線 中央市場前駅が最寄りで、現在は一部を、平清盛の時代をテーマにした歴史館として暫定利用している。
 神戸市は2012/05にコンペ方式で事業者を募り、イオンモールなど2社が応募。売却価格は神戸市が求めた最低額と同額の45億円だった。

 イオンモールは、食をテーマにしたショッピングセンターを計画。隣接する神戸市中央卸売市場本場から仕入れた生鮮食品を楽しめる店を集め、兵庫運河沿いには遊歩道(約270m)を整備する。2015/09に開業する。
 イオンモールの計画では、敷地3.7万平方メートルに鉄骨4階建(延床面積9.3万平方メートル)の商業施設を造り、1~3階に5.6万平方メートルの売場を設ける。総売場面積はイオンモールが兵庫県内で展開する伊丹(5.7万平方メートル)、神戸北(6万平方メートル)と同規模となる。
 建物の建設費など総投資額は明らかにしていない。
 専門店街には地元産食品、神戸スイーツの販売店、飲食店などを集めるほか、運河沿いにオープンカフェも設ける。また、イオングループのスーパーを併設する予定。

 イオンモールは国内59カ所に大型商業施設を展開。神戸ハーバーランドの神戸阪急跡でも、2013春の開業に向けて商業施設の整備を進める。
 イオンモール経営企画部は「ハーバーランドはファッションや娯楽などの非日常型で、今回は兵庫区など近隣を商圏とし、日常型のショッピングセンターになる」としている。
 神戸市産業振興局局長の谷口時寛は「地下鉄海岸線沿線は食品スーパーが少なく、マンション建設が進まなかった。イオンの進出で市街地活性化に弾みがつく」と期待を示した。
神戸ハーバーランド市有地 マンションに <神戸新聞 2012/03/22 20:28>を編集

 神戸市は2012/03/22、売却先を公募していた神戸ハーバーランドにある市有地(神戸市中央区東川崎町1、約4200平方メートル)の入札を実施した。3社が参加、伊藤忠都市開発(東京都)が最高額の31.2億円で落札した。保育施設と生活利便施設を備えた分譲マンションを整備する。

 この市有地は神戸ハーバーランドの一角にあり、神戸市立湊小学校などに近接。現在は空き地。神戸市は入札実施に当たり、土地の利用条件を設定。整備する建物の一部に保育所の分園と、医療、教育、文化関連など生活利便施設を入居させるよう求めた。高水準の省エネ化、高潮対策、ワンルームマンションにしないこと等も条件とした。
 落札した伊藤忠都市開発は今後、半年以内に具体的な利用計画を神戸市に提出し、2015/03下旬までに建設工事を完了する予定。
ホテルクラウンパレス神戸、2012/07/26開業 <神戸新聞 2012/07/23 12:41>を編集

 神戸ハーバーランドのホテル 旧ニューオータニ神戸ハーバーランドの後継として2012/07/26に開業するホテルクラウンパレス神戸の内覧会が2012/07/23にあり、報道関係者ら約50人に客室や宴会場が公開された。

 全国でシティーホテルなどを展開するホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ、神戸市中央区)が経営する。地上17階~地下3階。客室はスイート、ツイン、シングルなど約230室で、ヨーロッパ調の家具で統一した。
 最上階のレストランでは山と海の景色が一望でき、7階には長さ21m幅3mの浴槽を備えた大浴場がある。客室はHMIが、結婚式場や宴会場は婚礼専門の「ポジティブドリームパーソンズ」(東京)がそれぞれ運営。6階テラスにしつらえたチャペル前には庭園を設け、開放感を演出している。

 HMIホテルグループは、2009年末にニューオータニが撤退したホテル施設と、隣接する商業棟、オフィス棟を合わせ、2011/10に約50億円で取得。約23億円をかけて改装を進めていた。

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旧ニューオータニ神戸の後継ホテル 2012/07に開業 <神戸新聞 2012/03/13 07:30>を編集

 ホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ、神戸市中央区)は2012/03/12、改装工事中の旧ニューオータニ神戸ハーバーランドの後継ホテルについて「2012/07/26に開業する」と発表した。名称はホテルクラウンパレス神戸とした。

 HMIホテルグループは2011/10、旧ニューオータニの施設を取得。グループ内の上級ブランドホテルと位置づけ、2012/03/01の開業を目指していた。改装工事に時間が掛かり、時期を遅らせたという。

 客室は旧ニューオータニと同規模の約230室で、ヨーロッパ調の家具で統一する。最大700人を収容する大宴会場、最上階レストラン、婚礼施設などを改装し、新たに宿泊客専用の温浴施設を設ける。
 ホテルと隣接し一体運用を図る商業棟ファミリオとオフィス棟の改装内容は未定。HMIホテルグループは「連携した企画やイベントでハーバーランドの活性化につなげたい」としている。

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旧ニューオータニ神戸の施設取得 HMIが正式発表 <神戸新聞 2011/10/04 00:24>を編集

 ホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ、本社:神戸市中央区港島中町7)は2011/10/03、2009年末に神戸ハーバーランドから撤退したニューオータニ神戸ハーバーランドの施設を取得した、と正式に発表した。

 ホテルについては2011/03/01の開業までに、大型会議場ホール、婚礼施設、最上階17階のレストランなどを改装、充実させて「グレードの高い国際水準のホテル」にするという。また、商業棟は「アジアの文化と物産を象徴する」テーマで、地元市民や観光客にアピールしていく。

 旧ニューオータニのビルとともに、隣接する商業棟・オフィス棟を合わせた複合商業ビル 神戸ハーバーランドセンタービルは、HMIグループの伊良湖リゾート(愛知県田原市)が所有し、HMIが運営する。ビル全体の買収額は約50億円、ホテル改装費用は約23億円。

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神戸・旧ニューオータニ後継ホテル 2012春開業へ <神戸新聞 2011/10/03 15:28>を編集

 2009年末のニューオータニ神戸ハーバーランド撤退後、使用されていなかった神戸ハーバーランドのホテル施設を、ホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ、本社:神戸市中央区港島中町7)が取得したことが2011/10/03、分かった。隣接する商業棟やオフィス棟を合わせて約50億円で買収、ホテルと一体運用を図る方針。今後、約23億円を投じてリニューアル工事を実施、2012/03/01の開業を目指す。

 ニューオータニ神戸ハーバーランドは1992年に開業。JR神戸駅から徒歩数分という立地などでビジネス客を中心に人気を集めた。しかし、1995年の阪神淡路大震災以降、経営の低迷が続き、2009年、17年間にわたる営業を終えた。

 2009年、建物の所有会社がリーマン・ショック後の不況の影響で倒産。アメリカの不動産投資運用会社クッシュマン・アンド・ウエイクフィールド(東京)が運営会社として、複数の企業と買収交渉を進めていた。

 HMIは、神戸・ポートアイランドのホテルパールシティ神戸に本社を置くホテルグループ。近年、不振の宿泊施設の再生事業に力を入れており、多彩なブランドで全国48ホテルの運営を手掛ける。旧ニューオータニのビル取得と併せて、隣接する商業棟ファミリオとオフィス棟を合わせた複合商業ビル 神戸ハーバーランドセンタービル」を買収し一体的に運営。ホテル名は「グレードの高いブランドで検討している」という。

 ハーバーランドは来年2012年で街開きから20周年。神戸阪急の撤退決定やファミリオの一部閉鎖などで、まちづくりの見直しを迫られている。今回の後継ホテルの決定は、こうした動きにも影響を与えそうだ。
# 光景が決まって安心して見直しがタルくなるということですね。

■ホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ)
 1998年創業、社長は比良竜虎。「ホテルパールシティ神戸」を含め全国で48ホテルの運営や再建を手掛ける。ホテルだけで6ブランドを持つ。グループの最高級ブランドは「ホテルクラウンパレス」。スポーツジムやカルチャーセンターの運営事業なども展開する。

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NET iB NEWS に HMIグループ社長に関する記事がありました。
http://www.data-max.co.jp/2009/09/_hmi1.html
http://www.data-max.co.jp/2009/09/_hmi1.html
↑によると、比良竜虎はインド出身の帰化人で、特に在日インド人から絶大な人望があるようです。
神戸ハーバーランド:ファミリオ テナント大半撤退へ <神戸新聞 2010/12/25>を添削

 神戸ハーバーランドの商業施設ファミリオに入る衣料品販売店などテナントの大半が、2011/01末で撤退することが2010/12/24、分かった。現在18店が営業中だが、契約が満期を迎える14店とはいずれも更新せずに閉店する。これによりファミリオは、コンビニなど地下1階と1階の一部を除き、一時的に閉鎖される。ファミリオの運営会社は「隣接するホテル棟との一体活用を目指し、後継テナント候補の企業と交渉中」としている。

 ファミリオは、ホテル棟やオフィス棟を含む複合商業ビルの商業棟で、地下2階地上5階建て、売場面積は約3万3000平方メートル。2008/04、前身のビーズキスを改装し、小さな子どもがいる家族向けの衣服や雑貨などの店舗を中心にして再出発した。
 オープン直後は約40店が営業したが、売上げの低迷などで次々と撤退。5階は閉鎖状態が続いていた。

 現在、ファミリオを運営するアメリカの不動産投資運用会社クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド・アセットマネジメント(東京)は、隣接するホテル 旧ニューオータニ神戸ハーバーランドの建物を含めて一体的な活用をする方針。
 今回退去する14店に関して、クッシュマン社は「施設全体のコンセプトを見直すため、契約更新は見送った」としている。
神戸ハーバーランド:観光客増へ外国語マップ作成 <神戸新聞など 2009/12/05>

 神戸市の外郭団体 神戸ハーバーランド株式会社(神戸市中央区)は、外国人観光客の増加を目指し、ハーバーランド内の店舗などを紹介する他言語ガイドマップや他言語案内板を作成した。外国人観光客誘致事業「ようこそハーバーランドキャンペーン」の一環。中国、韓国、台湾など東アジアからの観光客に、地域の魅力を正確に伝える狙い。
 ガイドマップは、日本語版を含め、英語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)の5種類を作成。商業施設 モザイクやメインストリート 神戸ガス燈通りなどを写真付きで紹介。計1万9千部作り、神戸市内のホテルなどで配布する。
 案内板はモザイク前に設置。イラスト入りで地域全体を分かりやすく把握できるように工夫を凝らした。
 この他、夜の観光を楽しむ外国人客が多いことから、神戸ポートピアホテルとハーバーランドを結ぶナイトショッピングバス(無料)も、2010/03末まで1日5往復運航する。神戸ポートピアホテル発車が17:45、18:45、19:45、20:45、21:45。ハーバーランド モザイク前発車が18:15、19:15、20:15、21:15、22:15。所要20分。毎日運行。

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神戸ハーバーランド:どちらに行けば…? <神戸新聞など 2009/11/18>

 商業施設や交通機関が集まる神戸ハーバーランド(神戸市中央区)で、来訪者に行き先を教える案内ボランティアを、国土交通省神戸運輸監理部が初めて募集する。
 今年で街開きから17年だが、地下街が広がり、阪神高速や国道2号に阻まれているためか、すぐ近くまで来ているのに目的地を尋ねる観光客が後を絶たない。案内ボランティアは2010/01に試験的に活動し、効果をみて常駐も検討する。

 「『ハーバーランド方面』という表示が複数あって、どちらに行ったらいいのか…」
 JR神戸駅からつながる地下街のデュオ神戸。枚方市の講師の女性(40)が、地図を手にため息をついた。JR神戸駅から約200m先の神戸ハーバーランドセンタービルに向かう途中だが、迷った。

 神戸ハーバーランドは、JR神戸駅から海沿いのモザイクまでの約23ha。JR、地下鉄の駅やバスターミナル、百貨店などがあり、観光船が発着する中突堤にも近い。ハーバーランド総合インフォメーションには週末約300件の問合せがあるが、約7割は神戸阪急やモザイクへの行き方を尋ねる内容。
 デュオ神戸が2007年、街を訪れた600人を対象に行った調査では、案内表示に関して53%が「やや不満」「非常に不満」と回答。エスカレーター、エレベーターの利用しやすさについても61%が不満と感じていた。「地下、地上、高架道路と3層になっていて、複数の商業施設が隣接し、動線を一本化できていない」と神戸学院大総合リハビリテーション学部の糟谷佐紀専任講師は説明する。

 ハーバーランド運営協議会は今年、デュオ神戸の入口の案内板を一新させた。神戸市も来夏には、デュオ神戸から直接、モザイク方面へつながるエスカレーターを設置する予定。
 さらに、ボランティアの活用は今月上旬、学識経験者や鉄道関係者らでつくる委員会で決定。国土交通省神戸運輸監理部が約80人募集し、2010/01/14、15、20~24に試験的に活動する。高速神戸駅周辺や中突堤など6カ所で、行き先案内や高齢者や障害者の移動を支援してもらう。

国土交通省 神戸運輸監理部 ~みなと神戸エリアの利用者利便向上を目指し、調査事業スタート!~
旧居留地の開業延期ホテル、2009/03オープン <神戸新聞 2008/12/13>

 ホテル運営のリゾートトラスト(名古屋市)は2008/12/12、開業延期となっていた神戸・旧居留地のホテル「トラスティ神戸旧居留地」(神戸市中央区)を2009/03/01に開業すると発表した。
 神戸市内では、2010年春までに開業予定のホテル7カ所のうち4件が建設中断や開業延期となっていたが、これで3件となった。
 ホテルは地上13階、地下1階建てで、リゾート社は2階以上を借り、141室を運営する。料金は1室(1人利用の場合)9800~1万6600円。予約は既に受け付け、法人向けの割引サービスや2009/02/28までの予約で室料が半額になるなどのキャンペーンも行う。
 建物は開発・所有会社ジョルジュ・サンク(東京)が建設し、2008/10末に完成。12月にオープン予定だったが、田崎真珠(神戸市中央区)が1階への出店を中止。10月にジョルジュ社が開業延期を決めていた。後継店舗は未定。

 神戸市内では今年に入り、11月に神戸港中突堤(同市中央区)に「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」が開業。新規開業は2件目となる。

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ホテル計画また頓挫 神戸市街地で7月以降4カ所目 <神戸新聞など 2008/10/25>

 神戸・旧居留地で建設中のホテル「トラスティ神戸浪花町」(仮称)の開業が無期延期となったことが2008/10/24、明らかになった。神戸市中央区内では2010年春までに7カ所のホテルが開業を予定していたが、景気後退の影響などで7月以降、建設中止が相次ぎ、開業凍結は計4カ所となった。

 開発会社のジョルジュ・サンク(東京)が開発・所有し、リゾートホテルを全国展開しているリゾートトラスト(名古屋市)が運営する計画で、2008/12の開業を予定していた。しかし、最近になってジョルジュ社が凍結を決めた。リゾート社の説明では、「ジョルジュ社から開業のめどがたたなくなったと連絡があった。詳しい理由は分からない」。
 ホテルは地上13階、地下1階建て。1階には田崎真珠(神戸市中央区)が西日本最大級の店舗を出す予定だったが、経営悪化などを理由に出店を断念した。建物は計画通り、10月末に完成する予定。

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 ちーん、ぽくぽくぽくぽく……
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神戸の観光業者悲鳴、ホテル計画頓挫3件目 <神戸新聞など 2008/09/30>

 外資系不動産投資ファンド2社が神戸市中央区の神戸港・新港第1突堤で計画していたホテルの建設事業が中止されたことが2008/09/29、明らかになった。建築資材費の高騰やサブプライム住宅ローン問題の影響。
 事業の中止が明らかになったホテルは2007年、倉庫会社などが利用していた埠頭敷地の再開発事業として神戸市が公募し、選ばれたダヴィンチ・アドバイザーズ(東京)とプローキャスト(東京)の2社が計画。約150億円を投資し、ホテル(384室)や映画館などが入る複合施設を開業する予定だった。しかし、契約締結期限の8月末になっても神戸市への連絡はなく、2008/09/25に2社から「建設経費の値上がりに、サブプライム問題の影響が重なり、資金繰りが行き詰まった」と、計画断念の申し入れがあった。
 神戸市は再開発の内容を見直し、別の業者を探す方針。神戸市みなと総局は「ウオーターフロントの顔となる施設を目指していただけに残念」としている。

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神戸の2ホテル建設中断 資金繰り悪化で <神戸新聞など 2008/08/15>

 神戸市中央区の南京町にホテル建設を予定していた不動産開発のアーバンコーポレイション(広島市)が2008/08/13に民事再生手続き開始を申請した。サブプライム問題の影響で金融機関の融資基準が厳しくなったことが、破たんの引き金となった。
 南京町のホテルは13階建てで、2009年末の完成予定だったが、工事を中断した。アーバン社はこの他、神戸・三宮のスペイン系衣料ブランドが入る商業ビルを所有し、また、大丸神戸店の南側で商業ビルを計画していたが、いずれも今後については未定。

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神戸港中突堤のホテル建設中断 ライフステージ社 <神戸新聞など 2008/07/25>

 マンション販売会社のライフステージ(大阪市)が、神戸市中央区の神戸港中突堤中央ターミナル東に建設中だった複合商業施設の建設を中断したことが、2008/07/24、分かった。サブプライムローン問題など不動産・金融市場の悪化で、資金調達が難しくなったため。大手開発会社との共同事業に切り替えるため、現在、複数の企業と交渉中。

 ライフステージ社は、シンガーソングライターの松任谷由実さんが命名した「神戸海辺ホテル」が入る8階建ての商業複合施設を計画し、神戸市の分譲用地を約33億円で購入済み。2008/04に着工し、2009年春に開業の予定だった。敷地面積は約11000平方メートル。1?4階が飲食店や物販店、5?8階に計56室が入居する計画。着工の再開時期は未定。
 当初計画では、ホテル部門は2009/06に開業する予定で、神戸北野ホテル(神戸市中央区)などを経営するイグレックグループ(神戸市中央区)が運営する予定。イグレック社は「開業の遅れも準備期間ととらえている」と話している。
シネカノン神戸、12月で閉館 <神戸新聞 2008/10/07>

 「単館系」と呼ばれる作品を主に上映する、神戸ハーバーランドの映画館「シネカノン神戸」が2008/12/20で閉館することが、10/6までに分かった。
 2003年10月に閉館した映画館「abシネマ」の施設跡を改装して開館。東京の映画制作・配給会社「シネカノン」による関西初の直営館として注目を集めた。近年は入場者が減少し、入居する商業ビルへの家賃の支払いが難しくなってきた。

単独系は神戸市内1館に 撤退後の利用は「白紙」
 神戸の映画文化の一翼を担っていた映画館「シネカノン神戸」(神戸市中央区東川崎町)の12月閉館が決まり、神戸市内で「単館系」と呼ばれる芸術性の高い作品を連日上映するのはシネ・リーブル神戸(神戸市中央区浪花町)のみとなり、作品選択の幅が狭まることになる。
 シネカノン神戸によると、こだわりの上映作品にはファンも多く、同館の会員数は600人に上ったが、入場者数は、2006年の約8万8千人をピークに伸び悩んでいた。また商業ビル プロメナ神戸の全館オープンに先立って開業したため、オーナーとの協議で家賃は減免されてきたが、近年はそれでも厳しい状況が続いていた。
 ここ数年、神戸市内には「109シネマズHAT神戸」(神戸市中央区脇浜海岸通)などシネマコンプレックス(複合型映画館)の開業が相次いでいるが、単館系作品の上映は少ない。また、神戸アートビレッジセンター(神戸市兵庫区新開地)でも単館系作品を扱うが不定期だ。
 シネカノン神戸の内屋敷保支配人は「映画の街・神戸から単館系劇場の1つを消すことに、忸怩たる思いがある」と悔しさをにじませた。
 撤退後の受け皿や施設利用については「現状は白紙」(シネカノン社)。12月には、同館の上映作品の中から秀作を紹介する予定。
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