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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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明石・大蔵市場火災 元住民の女を書類送検 <2018/7/18 11:57神戸新聞NEXT>を編集

 2017/10、明石市大蔵中町の商店街「大蔵市場」が全焼した火災で、兵庫県警捜査1課と明石警察署は2018/07/18、重過失失火の疑いで、市場内の店舗兼住宅に住んでいた無職の女(54)を書類送検した。捜査1課などはガスコンロの火の不始末が火災の原因とみている。

 書類送検容疑は2017/10/25 13:50~15:45頃、大蔵市場内の店舗兼住宅で、ガスコンロの火を消さないまま外出して火を延焼させ、大蔵市場の店舗兼住宅など34戸のほか、隣接する住宅など延べ約2830平方メートルを焼損させた疑い。

 捜査1課によると、女は火災発生前、ガスコンロでやかんを使って湯を沸かしており、「火を消したつもりが忘れていた。火災の原因については納得している」と容疑を認めているという。コンロには油かすなどがたまり、引火しやすい状態だったという。

 鎮火直後の現場検証で、兵庫県警と明石市消防本部は大蔵市場内の北東部分にある2階建ての建物を火元と特定。当時、女がこの建物に居住していたことから、兵庫県警が出火との関連を調べていた。

 大蔵市場は通路の両側に木造2階建ての店舗兼住宅が並び、天井がトタン屋根でつながっている構造。トンネルのような空気の通り道ができたため、火の回りが早かったとみられている。

 大蔵市場のがれき撤去は2018/05上旬に完了し、今は更地になっている。火災直後、市営住宅3カ所に最大9世帯が避難したが、2018/05末までに全世帯が転居を終えた。
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三木市長 薮本 虚偽説明認め辞表 出直し選出馬へ <2017/5/15 22:10神戸新聞NEXT>を編集

 三木市長の薮本吉秀(58)は2017/05/15、三木市幹部と利害関係者が飲食した幹部慰労会問題に関して虚偽の説明を繰り返したと認め、三木市議会に辞表を提出した。出直し市長選に立候補する意向も示した。次期市長選で再選した後も、任期満了を迎える2018/01に再び市長選をする必要がある。

 2015/11、薮本が呼び掛けて開いた慰労会には三木市幹部9人と建設会社社長ら2人が参加。藪本は2016/03、職員倫理条例施行規則違反を認めた。

 薮本は2人の参加について広報紙などで「部長らは知らされていない」と説明したが、2人の名を記したメールが部長らに送られていた事実を把握していたと明らかにした。

 薮本は兵庫県職員を経て、2006年に初当選し現在3期目。


2015年1月30日|医療現場をウォッチ
加古川の病院統合、人員体制V字回復、5年半の「助走期間」がカギ

 全国的にも珍しい自治体病院と企業立病院の統合が加古川市内で進んでいる。新たな経営母体となる地方独立行政法人が2011年4月に発足し、2016年秋の新病院のオープンに伴って完全統合する。経営母体も得意分野も異なる病院同士の統合だが、最大の懸案だった医師不足を解消して人員体制を強化したことで、2014年度には約2億円の増益を見込んでいる。完全統合までに5年半の「助走期間」を置いたのが功を奏したと、関係者たちは見ている。

「加古川中央市民病院」(仮称)は2016年秋の開院を予定。JR加古川駅のそばに3万平方メートルの敷地を確保し、工事を進めている。2016年6月に竣工予定。新病院は地上11階建て。28診療科体制でスタートし、「周産母子」「心臓血管」など5つのセンターを整備する。ベッド数600床は、兵庫県内で神戸・阪神間以外では最大規模。

 2016年秋に完全統合するのは、加古川市が運営していた旧加古川市民病院(405床)と、鉄鋼メーカー大手・神戸製鋼所(神戸市中央区)の旧神鋼加古川病院(198床)。
 旧市民病院はもともと、地域でも有数の周産期医療の担い手だったが、2000年代後半に病院の存続自体が脅かされる事態に陥った。原因は医師不足。小児科・小児外科では常勤医20人余の体制を維持し、産婦人科医も常に10人前後を確保していたが、問題は内科だった。2004年にスタートした新医師臨床研修の影響をもろに受け、もともと14人いた内科医が急激に減り始め、2009年にはとうとう実質1人だけになった。
 一方の旧神鋼加古川病院は、心筋梗塞など循環器系疾患の治療が得意分野だった。診療報酬の1日単価が7.2万~7.5万円と高水準で推移するなど、小規模ながら高密度な急性期医療を提供してきた。

 これら2病院による統合は加古川市側のアプローチがきっかけ。両方の病院に医師を派遣していた神戸大学からの要請もあり、統合を打診すると、神戸製鋼所も「地域医療の充実には協力したい」と応じた。
 新たな経営母体として「地方独立行政法人加古川市民病院機構」が発足したのに伴い、2011年4月、旧加古川市民病院は「加古川西市民病院」、旧神鋼加古川病院は「加古川東市民病院」として、それぞれ再スタートした。2病院は、2016年秋に予定している「加古川中央市民病院」(仮称)の開院に伴い、完全統合するという流れだ。

病院統合は機構主導、5年半の助走期間に地ならし
 機構の理事長には旧神鋼加古川病院院長だった宇高功が就任した。宇高理事長がこれまで最も重視してきたのが、地方独立行政法人の本来の在り方で統合を進めるスタンスだ。このため理事長の責任と権限を明確化し、組織改革を進めた。一方で、2病院に勤務していたほとんどの加古川市職員を加古川市役所へ復職させた。これは、機構による病院運営の独立性を担保するのと、職員の専門性をアップさせるのが狙い。加古川市職員は現在、加古川市とのパイプ役の役割を中心に総務、経理、労務の関連部門に1人ずつ計3人が勤務するのみだ。

 機構の発足から統合病院オープンまで、当初は6年を見込んでいたが、5年半に短縮させた。この助走期間を確保したことが、成否を分けた大きなポイントの一つだと機構では受け止めている。機構の発足から完全統合までに5年半の期間があったことで、職員の融和を進めたり、医薬品や医療材料の採用品目を統一したりと、完全統合までに「地ならし」を進めることができた。

 機構事務部次長の櫃石秀信は、「初年度にいきなり新病院を立ち上げていたら、おそらく成功していなかった」と振り返る。

 2013年4月に2病院の責任者として統括院長を就任させたのも地ならしの一環だ。完全統合までの5年半、組織運営を円滑にするためで、2014、2015年度には看護部門、放射線部門、事務部門など各部署にも順次、統括責任者を配置した。自分たちのポストが脅かされかねないだけに、2病院の幹部たちにとって組織再編はセンシティブな試みだったはずだ。ただ、幹部らの世代交代と統合のタイミングが重なった。さらに、加古川市職員の復職を促したことで事務部門の主要ポストを確保できていたため、一連の再編に反発や混乱はなかったという。

 2012年7月、共通の電子カルテシステムを導入したのも重要な布石だ。これによって2病院では、互いに診療支援し合いやすい体制が整った。それぞれが培ってきたノウハウを共有しようと人事交流に積極的に取り組んだり、医師向けに2011年に取り入れたのを皮切りに、目標管理制度の導入を進めたりもしている。

看護師数も右肩上がり、「周産期」「循環器」のシェア拡大
 組織統合に伴う一連の取り組みの効果が表れている。加古川西市民病院の内科では2014年4月現在、常勤医21人体制を確立できた。神戸大学の要請に配慮しながら統合を進めたことで派遣を受けやすくなり、これが人員面でのV字回復を後押ししている。

 看護師数も2011年4月以降、右肩上がりだ。2014年4月には加古川西市民病院だけで345人と、10年前の旧市民病院の体制を100人近く上回る水準だ。人員体制の強化に伴って、加古川西市民病院では2013年から2014年に掛けて、休眠病棟や人間ドックを次々と再開させた。さらに2014年度には、NICU(新生児集中治療室)を退室した新生児の受け皿として、27床のGCU(新生児回復室)を新たに整備した。

 組織統合がもたらした効果はこれだけではない。ポジションの異なる2病院が1つになったことで、それぞれの得意分野で地域のシェアを拡大できた。中でも、旧市民病院がカバーしていた「小児」と「母子・周産期」のシェアは、2012年度にはそれぞれ82%、93%とほぼ独占状態だ。旧神鋼加古川病院の得意分野だった「循環器」のシェアも65%を確保している。

 同じ医療圏内には脳神経外科の専門病院や、3次救急に対応可能な県立の医療センターもあり、開業医を含めて医療関係者のつながりがもともと強い土地柄という。超高齢社会の到来をにらんで地域で医療再編が本格化するのに先立って、これらの医療機関による役割分担の方向性が固まりつつあると宇高理事長は感じている。

経営の自立体質を目指す
 ただ、課題もある。現在は、「運営費負担金」として年に10億円を超える繰入れを加古川市から受けているが、国や市の財政再建が今後、本格化するのを念頭に置けば、公的資金に頼らない自立体質をつくり上げる必要がある。一連の改革を経て税財源から脱依存した国立病院機構の前例を参考に、市民病院機構でも官民の長所を取り入れながら改革を進める。

 宇高理事長は「独立行政法人の柔軟性を最大限に生かし、自治体病院としての使命を果たしながら、持続可能な経営の自立体質をつくっていきたい」と話している。

 2013年秋に加古川東市民病院が地域医療支援病院に認定され、加古川西市民病院では同年、チーム医療の体制も充実できた。これらが追い風になったこともあり、2病院の連結による収支は順調だ。2014年度には、新病院建設に伴う消費税負担を差し引いても約2億円の増益を見込んでいる。

 新病院の建設工事は現在、急ピッチで進められている。病院統合の試金石として全国の関係者が成り行きに注目しているが、宇高理事長は「統合を決断するまでの背景や経緯はそれぞれ違う。アドバイスは難しい」。長い歴史を積み上げてきた病院同士の統合は一筋縄ではいかないということだ。
第三者の住民票取得 三木市議会が本人通知制度可決 <神戸新聞 2012/09/27 07:45>を編集

 三木市議会は2012/09/26、住民票の写しや戸籍謄本などを、弁護士や司法書士ら八業士と呼ばれる第三者が取得した際に、本人が請求者の名前、事務所の住所、電話番号を知ることができる本人通知制度の条例案を全会一致で可決した。証明書の不正取得を防ぐため、兵庫県内でも第三者への交付を本人に通知する制度の導入は進んでいるが、名前や住所まで開示する例は全国でも珍しいという。
 通知は、事前登録した市民が対象。第三者に住民票の写しなどを交付した際、三木市は、交付年月日、証明書の種類、枚数の他、本人の代理人・親族などの代理人・第三者(八業士・個人、法人)など請求者の種別を郵送で知らせる。
 請求した八業士について本人がさらに知りたい場合は、三木市に開示請求すれば、請求者の名前、資格、事務所の名前、住所、電話番号を知ることができる。三木市は2012/10から制度を始め、市民に事前登録を呼び掛ける。

 本人通知制度をめぐっては、三木市は2011/12、最初の通知で請求者の名前まで知らせるとした条例案を三木市議会に提案していたが、2012/03に否決された。兵庫県弁護士会などからも、正当な業務を妨げる恐れがあると反対する意見が出ていた。
 今回は、最初の通知を受けた後、さらに開示請求をする必要があり、三木市は「開示まで時間をつくることで、八業士にも配慮した」としている。

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三木市:住民票などの取得者名、本人に通知へ <神戸新聞 2011/12/22 14:00>を編集

 三木市は2011/12/21までに、第三者に住民票の写しや戸籍謄本などを交付した場合、取得者の名前も含め、本人に交付事実を通知する制度を設ける方針を決めた。身元調査などのための不正取得を抑止するのが狙い。三木市によると、全国110自治体が本人への通知制度を導入しているが、取得者の名前まで知らせるのは初。

 戸籍謄本や住民票などをめぐっては、行政書士らに対し特別に認められた職務上請求書を悪用し、第三者の戸籍謄本などを取得、信用調査会社などに横流しする事件が各地で発生している。
 三木市が設ける予定の制度では、通知を受けるには事前登録が必要。登録者には、取得者の名前の他、交付年月日、交付した書類の種別、枚数を郵送で知らせる。
 三木市は開会中の三木市議会定例会に条例案を提出しているが、現在の案では、本人の委任状を持つ代理人か、弁護士や行政書士などの第三者の区別が表示され、取得者の名前まで知るには、本人が情報開示請求する必要がある。このため三木市は、2011/12/22の本会議で条例案の訂正を提案し、最初の通知で名前まで開示できるようにする。可決されれば、2012/01から始める予定。三木市長の薮本吉秀は「実効性の高い制度にして、市民の人権を最優先に守っていきたい」と話した。

 住民票などの不正取得問題を受け、国は戸籍法や住民基本台帳法を改正し、2008/05から窓口での本人確認を必要とするなど、交付手続きを厳格化した。
 一方、日本弁護士連合会は2009/08、自治体が設ける本人通知制度について、強制執行や保全処分などを事前に知らせることにつながりかねないなどとして、反対する申入書を国に提出している。
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# 自分の業務が滞るのはみんな嫌だからね。既得権益を守るのさ。
コストコ、三木市で大型倉庫建設 2015年稼働 <神戸新聞 2012/09/19 08:00>を編集

 兵庫県は2012/09/18、産業団地「ひょうご情報公園都市」(三木市志染町、52.5ha、山陽自動車道三木東ICに隣接)に、会員制ディスカウント店を展開するコストコホールセールジャパン(川崎市)が西日本の物流拠点として大型倉庫を建設すると発表した。2015/02の稼働開始予定。総投資額は非公表。
 倉庫は兵庫県企業庁が造成した約19.4万平方メートルの土地に建設。延床面積2.7万平方メートル。従業員約100人は地元を中心に雇用するという。
 コストコホールセールジャパンは世界に約600店舗を展開するコストコホールセール(アメリカ・ワシントン州)の子会社で、1998年の設立。現在、国内に13店舗を展開。兵庫県には尼崎店、神戸垂水店がある。これまで国内の物流拠点は千葉県だけだったが、広島市や北九州市に出店計画があることから、物流拠点を探していた。
 コストコの進出で「ひょうご情報公園都市」は残すところ3区画4.8haとなった。
三木の産廃処分場建設計画 市道廃止案を否決 <神戸新聞 2012/09/19 09:15>を編集

 三木市吉川町新田の北谷川最上流部で計画されている産業廃棄物最終処分場の建設をめぐり、三木市議会の総務建設常任委員会は2012/09/18、吉川町新田の市道を廃止する三木市の議案を否決した。賛成した議員はおらず、2012/09/26の本会議でも否決される見通し。一方で、建設予定地の下流域7地区でつくる「北谷川の環境を守る会」から出された、市道廃止を承認しないよう求める請願について、総務建設常任委員会は全員賛成で採択した。

 産業廃棄物処理業者の株式会社環境保全センター(神戸市西区)が処分場建設を計画し、2012/06に三木市に対し、新田地区を通る市道の廃止を申請。三木市は法令に基づき、市議会に市道の廃止案を提出していた。
 三木市は建設予定地の下流域で栽培されている酒米「山田錦」の風評被害への懸念や、下流域の住民の同意が得られていないことなどから、三木市長の薮本吉秀が建設に反対する意向を既に表明。三木市議会も反対している。建設の最終的な許認可権は兵庫県知事にあるが、三木市議会で否決されれば、業者の計画に一定の影響を及ぼす可能性がある。

 三木市によると、市道は延長93.9m。三木市は市道の廃止手続きに必要な地権者らの同意が得られていることから、9月定例会に廃止案を提出していた。
 業者によると、処分場の事業面積は約12.1万平方メートル。埋立容量は約150.3万立方メートルで、埋立期間は15年間。計画は、予定地にある養鶏場の経営不振から約5年前に持ち上がり、地元の新田地区は苦渋の決断の末、計画に賛成している。現在は計画の周知範囲などを決めるため、兵庫県と業者が事前協議を続けている。
 業者は「(常任委での)採決結果を受け、粛々と計画作業を進めていく。ただし、風評被害を理由にすることには疑問を感じる」とコメントした。
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# 関西環境建設株式会社
   本社工場:神戸市西区岩岡町野中字福吉540-6
   工事事業部:神戸市兵庫区羽坂通2-1-23 大森ビル2F
   代表取締役 大森繁夫、取締役 大森仁美、水守一夫、監査役 天埜久惠
# 株式会社環境保全センター
   本社:神戸市西区神出町東字新内497-1
   会長 大森繁夫、代表取締役 押部徹、取締役 清水博司、天埜久惠、監査役 水守一夫
単車運転の大学生逮捕 明石・山電踏切事故 <神戸新聞 2012/09/04 12:19>を編集

 山陽電鉄踏切で2012/09/03夜、特急電車と単車が衝突し2人が死傷した事故で、明石警察署は2012/09/03、自動車運転過失致死の疑いで、単車を運転していた立花裕也(22、私立大学生、明石市大久保町)を現行犯逮捕した。
 逮捕容疑は、単車を運転して遮断棒が下りた踏切内に進入、特急電車と衝突し、後部座席に乗っていた男性を死亡させた疑い。明石警察署によると、特急電車の運転士は「単車は横滑りして踏切内に入ってきた」と話しているといい、明石警察署は立花が踏切直前で運転を誤った可能性があるとみて調べている。また、死亡した男性は立花の友人とみられ、明石警察署が身元の確認を進めている。
 この事故で、山陽電鉄は39本を部分運休し、JR三ノ宮~姫路で振替え輸送を実施。約5000人に影響が出た。

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山電特急と単車衝突、2人死傷 明石の踏切 <神戸新聞 2012/09/04 00:27>を編集

 2012/09/03 21:30ごろ、山陽電鉄江井ケ島駅(明石市大久保町江井島)西側の県道踏切で、直通特急(阪神梅田発山陽姫路行き)が、踏切内に入ってきた2人乗りの単車と衝突した。単車に乗っていた男性が即死し、もう1人の男性も怪我を負った。乗客約300人に怪我はなかった。
 明石警察署によると、踏切の遮断機は下りている状態で、運転士は「単車が南側から滑り込むように入ってきた」と話しているという。明石警察署は2人の身元確認を急ぐとともに、事故の詳しい原因を調べている。
 山陽電鉄は東二見~山陽明石で上下線とも運転を見合わせ、JRで振替輸送を実施。運休などでダイヤは大幅に乱れた。
 6両目に乗っていた女性は「突然、足元で金属を引きずるようなものすごい音がして、ガソリンの臭いがした。引火したらと思うと怖かった」と話していた。
加古川市贈収賄事件:加古川市前企画部長を起訴 業者から73万円収賄 <MSN産経 2012/08/04 02:27>を編集

 加古川市の新病院統合計画に絡む贈収賄事件で、神戸地検は2012/08/03、業者側に便宜を図った見返りに現金計約73万円を受け取ったとして、収賄罪で香川憲夫(53、加古川市 前企画部長、逮捕後に総務部参事)を起訴した。また、贈賄罪で大阪市中央区のコンサルタント会社 地域経済研究所 当時の社長 井上浩一(49)を起訴した。

 起訴状によると、香川は行政経営改革推進課長や企画部長などを務めていた2010/05~2012/04、加古川市や加古川市民病院機構が発注する2病院の統合・再編や新病院整備に絡む業務委託契約の業者選定などで、地域経済研究所に便宜を図った見返りに、井上から加古川市役所内などで7回にわたり、現金計73万4486円を受け取ったとされる。

 兵庫県警捜査2課は2012/07/13、2012/02~04に井上から現金約30万円を受け取ったなどとして、収賄容疑で香川を逮捕。さらに2010年~2011年にも現金を受け取っていたことが判明し、収賄容疑で2012/08/02に追送検していた。

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加古川市贈収賄事件:部長逮捕から1週間 民間活用で業者と蜜月 <神戸新聞 2012/07/20 15:10>を編集

 加古川市の新病院統合計画に絡む贈収賄事件で、収賄容疑で加古川市企画部長 香川憲夫(53)が兵庫県警に逮捕され、2012/07/20で1週間となる。
 公共施設に民間活力を導入するPFIの手法を庁内で牽引した香川。しかし、捜査で浮かび上がったのは、PFIで関係を深めたコンサルタント会社に便宜を図る見返りに現金を求めるなど、「切れ者」「勉強家」という周囲の評とは別の顔だった。

 「こんな面白いやり方がある」。香川の知人はPFIで熱弁を振るう香川の姿を記憶する。加古川市は2002年、加古川市立総合体育館建設で初のPFIを導入。担当副課長として実務を担ったのが香川で、調査業務を受託したのが、贈賄容疑で逮捕された井上浩一(49)が社長を務めた地域経済研究所(大阪市)だった。
 PFIは民間資本やノウハウを活用し、公共施設を建設運営する手法。行政には経費削減などの効果が見込める。体育館は2005年に完成し、並行して、加古川市はごみ処理をする新クリーンセンターについても運転管理を委託するPFIに似た長期包括契約を検討。その推進役もやはり両者だった。香川はこの契約事例を学会誌に寄稿。庁内で「PFIの第一人者」との評価を固め、昇進を重ねた。

 香川を知る加古川市内の会社経営者は「市職員にしては珍しく、民間の経済感覚を持つ人」と話す。多忙な中でNPO法人役員も務めた。まちづくり活動にも熱心だったことを知る関係者は「公私のけじめを付け、賄賂をもらうような人ではなかった」と振り返る。
 しかし、香川とコンサル会社の関係は年を追うごとに親密になっていく。「あの会社は先進的な提案が多い」とコンサル会社を持ち上げ、2000年以降、加古川市から地域経済研究所への委託業務は計18件、契約額は約1億7800万円に上る。
 加古川市の主要事業を二人三脚で進め、加古川市の最重要課題として手掛けたのが、旧加古川市民病院と旧神鋼加古川病院の統合、新病院建設。香川は、加古川市民病院機構発注のコンサル契約で便宜を図り、2012/02~04井上から現金30万円を受け取ったとして逮捕された。
 捜査関係者によると、香川は加古川市民病院機構に「実績がある」と地域経済研究所を紹介。賄賂を求めたのも香川とされる。個人的な飲食代などの領収書を井上に示し、精算させるなど、つけ回しを繰り返していたとみられる。
 加古川市長の樽本庄一は逮捕後の会見で、新統合病院建設について「粛々と進める」と進捗に影響がないことを強調。その設計・建設業者を決める入札(予定価格120億円)の参加受付は2012/07/20行われる。

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加古川市贈収賄事件:加古川市部長 領収書精算させ現金化か <神戸新聞 2012/07/18 15:55>を編集

 加古川市の新病院統合計画に絡む贈収賄事件で、兵庫県警に収賄容疑で逮捕された加古川市企画部長 香川憲夫(53)が飲食などの領収書を贈賄側とされるコンサルタント会社に渡し、精算させていた疑いがあることが2012/07/18、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、香川は、飲食店で自らの代金を支払う際、贈賄容疑で逮捕された井上浩一(49)が社長を務めていた地域経済研究所 名義の領収書を手に入れていたという。その後、これらの領収書を地域経済研究所に示し、記載された飲食代を現金で受け取っていたとみられる。
 兵庫県警捜査2課は、任意提出などで加古川市内の飲食店などが出した地域経済研究所 名義の領収書を確認。地域経済研究所が業者選定で香川に便宜を図ってもらった見返りに、賄賂の趣旨で精算に応じていた可能性が高いとみて裏付けを進めている。

 香川は、コンサルタント業務の委託契約で便宜を図った見返りに、2012/02~04、井上から4回にわたり、現金計30万円を受け取った疑いで逮捕された。容疑の一部には、領収書による飲食代のつけ回しの形で支払われた現金が含まれているとみられ、兵庫県警は業者選定での便宜供与や、領収書を得ていた会食の趣旨などを調べている。

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加古川市贈収賄事件:加古川市部長が現金要求か <神戸新聞 2012/07/16 08:15>を編集

 加古川市贈収賄事件で、兵庫県警捜査2課に収賄容疑で逮捕された香川憲夫(53、加古川市企画部長)が、贈賄側のコンサルタント会社に現金を要求していたことが2012/07/15、捜査関係者への取材で分かった。
 香川は、地方独立行政法人加古川市民病院機構が発注したコンサルタント業務の委託契約で便宜を図った見返りに、2012/02~04、贈賄容疑で逮捕された井上浩一(49、地域経済研究所社長)から現金計30万円を受け取った疑いで逮捕された。これまでの調べに香川は、現金の提供を求めたことを認める趣旨の供述をしているという。

 地域経済研究所は2002年、加古川市立総合体育館建設で、民間の資金やノウハウを活用するPFI方式を導入する調査業務を受注。当時、香川は担当副課長で、庁内ではPFIに精通した存在だったという。この受注を契機に、地域経済研究所は2002年以降、香川との関係を深めたとみられ、2012年度までに病院統合に向けた計8件を含め、加古川市や加古川市民病院機構と18件の契約を重ねた。香川は病院統合業務も中心となって進め、今春、加古川市の政策を立案する企画部長に就任。加古川市民病院機構には「実績がある」と地域経済研究所を紹介していた。
 兵庫県警は、香川が病院統合業務で業者選定に強い影響力を持つ権限や立場を背景に、井上に現金の提供を働きかけたとみて詳しい経緯を調べる。
 兵庫県警は2012/07/15、香川と井上を神戸地検に送検した。

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加古川市贈収賄事件:贈賄業者名で領収書 <神戸新聞 2012/07/15 10:06>を編集

 加古川市贈収賄事件で、収賄容疑で逮捕された加古川市企画部長の香川憲夫(53)が会食した加古川市内の飲食店で、贈賄側業者とされる地域経済研究所名義の領収書が切られていたことが2012/07/14、関係者への取材で分かった。
 兵庫県警捜査2課は、飲食店から複数の領収書の任意提出を受けており、加古川市や加古川市民病院機構発注の調査業務などの委託契約に便宜を図ってもらう見返りに、飲食代金のつけ回しを繰り返していた疑いがあるとみて調べている。
 関係者によると、香川は数年前から、加古川市内の飲食店で、仕事先の5~8人と会食を重ねていたという。飲食代金は、香川らが帰った後に、贈賄容疑で逮捕された井上浩一(49)が社長を務めていた地域経済研究所の関係者が飲食店に姿を現し、全員分に当たる数万円をクレジットカードか現金で支払っていたという。飲食店に対して、地域経済研究所名義の領収書を求めていた。

 一方、兵庫県警捜査2課が2012/07/14 11時すぎから行っていた加古川市役所と加古川西市民病院にある加古川市民病院機構の事務部などの家宅捜索は15時ごろまで続いた。

 加古川市は2012/07/14、香川を総務部参事とする人事異動を発表した。

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加古川市贈収賄事件:贈賄業者、契約18件受注 <神戸新聞 2012/07/14 15:58>を編集

 加古川市贈収賄事件で、贈賄容疑で逮捕された井上浩一(49)が社長を務めていた大阪市のコンサルタント会社 地域経済研究所が2000年以降、加古川市や加古川市民病院機構と計18件の調査業務などの委託契約を結んでいたことが2012/07/14、加古川市関係者への取材で分かった。
 収賄容疑で逮捕された加古川市企画部長の香川憲夫(53)が、加古川市立総合体育館建設の担当副課長に就任した翌年の2002年には、地域経済研究所が民間活力導入に向けたアドバイザリー業務を約1900万円で受注。また、計18件の契約中8件(契約総額計1億2000万円)が、香川が新統合病院建設の担当になった2009年度以降に集中していたことも分かった。
 兵庫県警捜査2課は、香川が予算や契約面などを担当する立場になった副課長就任以降に関係を深めていったとみて、その経緯や他の現金授受についても調べる。

 一方、兵庫県警捜査2課などは2012/07/14未明から、加古川市役所、自宅、加古川市民病院機構の事務部が入る加古川西市民病院(加古川市米田町平津)など関係先16カ所の家宅捜索を始めた。
 加古川市役所には2012/07/14 11時すぎ、段ボール箱を手にした捜査員約25人が正面玄関から入った。閉庁で市民の姿はなく、出勤する職員もまばら。香川の机がある企画部では幹部らが捜索に立ち会った。加古川市民病院機構で家宅捜索を見守った職員は「既に任意で主な関係書類を提出している。今回は何を持っていかれるのか」と不安そうに話した。

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加古川市贈収賄事件:加古川市長謝罪「痛恨の極み」加古川市部長逮捕 <神戸新聞 2012/07/13 23:08>を編集

 加古川市贈収賄事件で2012/07/13、兵庫県警に逮捕された加古川市企画部長の香川憲夫(53、加古川市西神吉町大国)は、「出世頭」「優秀な職員」と庁内の誰もが一目を置く存在だった。動揺が広がる市役所で緊急会見した加古川市長の樽本庄一は「逮捕により市政に対する信頼を傷つけることになり、痛恨の極み」と述べ、謝罪した。

 樽本は香川について「仕事熱心で積極的。評価、信頼していた」と説明。「任命責任、管理監督責任を感じている」とし、全容が解明された段階で自らを含めて処分を科すことを明らかにした。再発防止に向け、外部メンバーを長にした委員会を設ける方針も示した。

 香川は1981年に採用。政策の調査、立案に携わる企画部に長く籍を置いた。企画部の行政経営改革推進課長だった2009年度から加古川市民病院の統合に携わり、企画部参事、次長と毎年昇進。2012春、異例の若さで行政職のトップに当たる加古川市企画部長に就いた。
 市民活動にも積極的に関わり、仕事を離れて、まちづくりイベントなどに参加。地元のNPO関係者は「まちをよくしたいという思いを強く持っていた。私的に金をもらうとは、とても思えない」と驚きを隠せない。
 一方で「参事、次長のときも上司である部長を通さず、特別職と直接やり取りすることが多かった」と見る市議もいる。
 病院統合計画で推進役を担った香川と、コンサル業務の受注が続いた贈賄側の地域経済研究所。同社の受注が続き、庁内では「またか」との声も出たという。それに対し、香川が「あの会社は医療事務に強い」「これまでも先進的な提案が多い」と強調する姿を覚えている市職員もいる。
 病院統合の住民説明会で熱弁を振るうことも。統合に反対する市民団体の女性は「一方的に主張し、強引だった」と話す。

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加古川市企画部長を逮捕 新病院めぐり30万円収賄容疑 <神戸新聞 2012/07/14 07:46>を編集

 旧加古川市民病院と旧神鋼加古川病院の新統合病院建設をめぐる業務委託契約で、業者に便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして、兵庫県警捜査2課は2012/07/13、収賄の疑いで、加古川市企画部長 香川憲夫(のりお)(53、加古川市西神吉町大国)を、贈賄の疑いで、大阪市中央区のコンサルタント会社 地域経済研究所の社長 井上浩一(49、大阪市中央区糸屋町1)を逮捕した。2人とも容疑を認めているという。

 香川の逮捕容疑は、加古川市企画部次長兼秘書室参事と現在の企画部長を務める2012/02~04、地方独立行政法人加古川市民病院機構が発注した新統合病院建設のコンサルタント契約で、地域経済研究所が受注できるよう便宜を図り、井上から加古川市内などで4回にわたり現金計30万円を受け取った疑い。
 香川は企画部次長時代に病院統合に関する特命チームのトップを兼務し、新統合病院を建設する同機構を指導助言する立場だった。
 加古川市民病院機構は2011~2012年度、新統合病院の建設に向け、地域経済研究所に4件、計約4800万円のコンサル業務を随意契約で委託。加古川市民病院機構は香川から「(病院統合で過去に)実績がある」と地域経済研究所を紹介されていた。
 地域経済研究所は病院統合に関連し、2009年度以降、加古川市からも別に4件の支援業務を受注しており、兵庫県警捜査2課は、香川が他にも地域経済研究所から見返りを受けていた可能性もあるとみて調べを進める。

 加古川市は2010/01、医師不足解消を目的に2病院の経営統合計画を発表。両病院は2011/04に経営統合し、加古川市民病院機構が発足し、新統合病院(603床)は2017年の開院を予定している。

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会社概要  
 
名称:株式会社地域経済研究所
代表者:代表取締役 井上浩一
所在地:<本社>大阪府大阪市中央区石町一丁目1番1号 天満橋千代田ビル2号館5階 tel:06-6314-6300 fax:06-6314-6301
  <コンサルティング分室>大阪府大阪市中央区谷町一丁目7番3号 天満橋千代田ビル1号館6階 tel:06-6920-8313 fax:06-6920-8314
  <東京事務所>(2008/10/27開設)東京都港区新橋一丁目18番2号 明宏ビル本館4階 tel:03-6206-1480 ax:03-6206-1481
  <神戸支所>兵庫県川西市中央町2番1号 アルテビル301 tel:072-755-6171 fax:072-795-0002
設立:昭和53年10月5日
資本金:払込資本1,000万円(授権資本1,800万円)
業者登録:不動産鑑定業者 国土交通省(4)第158号、補償コンサルタント 国土交通省 補23第1076号、一級建築士事務所 大阪府知事登録(ヘ)第10430号、中小企業診断士事務所 登録番号48商4541
加盟団体:社団法人日本不動産鑑定協会、社団法人日本補償コンサルタント協会、社団法人再開発コーディネーター協会、社団法人全国市街地再開発協会、社団法人中小企業診断協会、社団法人不動産証券化協会
資格者: 不動産鑑定士、再開発プランナー、不動産業務管理士、不動産コンサルティング技師、一級建築士、宅地建物取引主任者、中小企業診断士、行政書士、クレジット債権管理士、損害保険普通資格者

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加古川市部長を任意聴取 病院統合めぐり便宜か 兵庫県警 <神戸新聞 2012/07/12 16:00>を編集

 加古川市が発注した旧加古川市民病院と旧神鋼加古川病院の統合業務をめぐり、業務を受注した業者に便宜を図った疑いがあるとして、兵庫県警捜査2課が、加古川市の部長級幹部(53)と大阪市内のコンサルタント会社社長から任意で事情聴取を進めていることが2012/07/12、捜査関係者への取材で分かった。

 加古川市によると、コンサル会社は2009年度以降、旧加古川市民病院に関連し8件の業務を、加古川市や経営を受け継いだ地方独立行政法人加古川市民病院機構から受注。2009~2011年度についてはいずれも複数社が参加した企画提案型の随意契約3件で、約340万円、約3000万円、約2850万円の業務を受注している。
 捜査関係者らによると、部長は当時、病院統合を担当する行政経営改革推進課の課長などを務めており、病院統合に関する調査や資料作成を委託する企画提案型の随意契約などで、コンサル会社が受注できるよう便宜を図った疑いが持たれているという。捜査2課は金品の授受や接待の有無を調べている。
 2012/07/12午前、部長は神戸新聞の取材に対し、金品の授受などについて「事情聴取されている立場なのでコメントできない」とし、「お騒がせし、市民の皆さんには申し訳ない」と話した。

 加古川市は2010/01、医師不足解消を目的に2病院の経営統合計画を発表。両病院は2011/04に経営統合し、地方独立行政法人加古川市民病院機構が発足した。新統合病院(603床)は2017年に開院予定。

 加古川市は2012/07/12午前、部長級幹部が旧加古川市民病院と民間の旧神鋼加古川病院の統合業務に絡み、兵庫県警に任意で聴取されていることを受け、総務部長の角谷賢造らが加古川市役所で会見した。
 角谷は「市職員、ましては最高幹部である部長がこのような嫌疑をかけられ、市民の皆さまはじめ多くの方々にご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げます」と謝罪した。
三徳 明石工場爆発事故:当時の現場責任者を書類送検 <神戸新聞 2012/07/04 11:48>を編集

 非鉄金属メーカー三徳 明石工場(明石市二見町南二見)で2009年、溶解炉の清掃中に爆発が起き、従業員4人が死傷した事故で、兵庫県警捜査1課と明石警察署は2012/07/04、業務上過失致死傷の疑いで、当時の現場責任者の男(41)を書類送検した。

 書類送検の容疑は2009/12/04 13:30ごろ、従業員に帯電防止用作業服や靴を着用させるなどの指示を怠ったため、水素ガスやマグネシウム粉に静電気が引火。爆発事故で当時38歳と19歳の男性従業員を死亡させ、他の2人に重傷を負わせた疑い。

 捜査1課によると、この男は「爆発するとは思わず清掃をさせていた」などと供述しているという。神戸地検への処分意見について、兵庫県警は起訴の判断を委ねる相当処分とした。
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# 当時の現場責任者は、↓で言う担当課長と推測する。

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三徳 明石工場爆発事故:担当課長ら書類送検 <神戸新聞 2012/01/17 19:47>を編集

 非鉄金属メーカー三徳 明石工場(明石市二見町南二見)で2009年、溶解炉の清掃中に爆発が起き、従業員4人が死傷した事故で、加古川労働基準監督署は2012/01/17、三徳(神戸市東灘区深江北町)と明石工場の担当課長(40)を、労働安全衛生法違反容疑で神戸地検に書類送検した。

 送検容疑は、2009/12/04、爆発する危険のあるマグネシウムの粉塵を使用する工場で、危険防止措置を怠り、従業員に静電気の帯電を防ぐための作業服や作業靴を着用させず、労働安全衛生規則に定める安全基準を満たさない掃除機を使用させた疑い。
 加古川労働基準監督署の調べによると、事故のあった溶解炉は車のバッテリーなどの原料を製造しており、清掃中に静電気が発生して水素ガスに引火。マグネシウム粉を巻き上げ、粉塵爆発した。炉の中で作業をしていた従業員3人のうち2人が死亡し、1人が重傷。炉の近くにいた1人も重傷を負った。
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# 水素ガスに引火して粉を巻き上げる?ちょっと考えにくいな。

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明石工場爆発:重症の男性死亡 <2009/12/07 毎日新聞など>を編集

 金属素材メーカー 三徳 明石工場での爆発事故で、火傷を負い重症となっていた38歳の男性社員が、2009/12/06、入院先の神戸市内の病院で死亡した。

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明石の工場で爆発事故、4人怪我 溶解炉の清掃中に <2009/12/04 山陽新聞など>を編集

 2009/12/04 13:30、、非鉄金属メーカー(株)三徳(本社:神戸市東灘区深江北町)の明石工場(明石市二見町南二見)で、ニッケル水素電池の材料を製造する溶解炉が爆発し、炉の清掃作業をしていた男性社員4人(19~39歳)が火傷で重軽傷を負った。
 現場は播磨灘沿いの埋立地の工場地帯。

 明石警察署によると、爆発した溶解炉は、工場内のA棟と呼ばれるプレハブ3階建て建物の2階にあり、怪我をした従業員4人が業務用の機器を使い、炉内部の清掃作業をしていた。爆発で周囲の窓ガラスが割れた。

 三徳によると、炉は月に1~2回のペースで清掃しており、これまでトラブルはなかった。
まとめ:
兵庫県 中播磨県民局 姫路土木事務所or姫路農林水産振興事務所における工事発注時の汚職事件

内容:
 工事入札に関わる工事価格を漏らす

贈賄:
 土木建設会社 植野建設(兵庫県神河町)社長 植野和雄(63、兵庫県神河町大河)→懲役1年6月執行猶予4年(神戸地裁)

収賄:
 神河町 建設課 係長 平野禎智(47、当時 兵庫県姫路土木事務所福崎事業所に出向)→懲戒免職(神河町)、懲役2年執行猶予4年、追徴金190万円(神戸地裁)
 兵庫県 朝来農林振興事務所 治山課長 内海照明(56、当時 兵庫県姫路農林水産振興事務所治山課長)→懲戒免職(兵庫県)、懲役1年6月執行猶予3年、30万円没収(神戸地裁)

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兵庫県工事汚職:収賄側の元上司に戒告処分 <MSN産経 2012/03/30 02:00>を編集

 兵庫県発注工事の入札をめぐる汚職事件で、兵庫県は2012/03/29、収賄罪で有罪判決を受けた元神河町職員 平野禎智と元兵庫県職員 内海照明(いずれも懲戒免職)への指導監督が不十分だったとして、事件当時の上司5人を戒告の懲戒処分とした。

 処分を受けたのは、元神河町職員 平野禎智(当時、兵庫県 中播磨県民局に派遣)の上司だった企業庁次長(59、当時、兵庫県 中播磨県民局 姫路土木事務所長)ら2人と、元兵庫県職員 内海照明の上司だった兵庫県 中播磨県民局 姫路農林水産振興事務所長(57)ら3人。

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兵庫県工事汚職:植野建設社長に有罪判決 <神戸新聞 2012/03/28 11:17>を編集

 兵庫県発注工事の入札をめぐる贈収賄事件で、贈賄罪に問われた土木建設会社 植野建設 社長 植野和雄(63、兵庫県神河町)に対し、神戸地裁 小川弘持 裁判官は2012/03/28、懲役1年6月執行猶予4年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
 「受注が減り、従業員らの生活を守るためだった」とする動機について、小川は「経営者なら誰もが直面する悩みだ。正当な営業活動で解決すべきだった」「公務員への信頼を損ね、結果は重大」とした。
 判決によると、植野は2009/03~2011/02、兵庫県姫路土木事務所が発注した砂防堰堤工事など5件の制限付き一般競争入札で、工事価格を漏らす見返りとして、兵庫県職員ら2人に計190万円を送った。

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兵庫県工事汚職:兵庫県課長 内海照明に有罪判決(執行猶予付き) <神戸新聞 2012/03/16 19:15>を編集

 兵庫県発注工事の入札で便宜を図った見返りに建設業者から現金を受け取ったとして、収賄罪に問われた兵庫県朝来農林振興事務所治山課長 内海照明(56、懲戒免職)の判決公判が2012/03/16、神戸地裁であり、小川弘持裁判官は懲役1年6月執行猶予3年、30万円没収(求刑懲役1年6月、30万円没収)を言い渡した。
 小川裁判官は「公務員の自覚を欠いた犯行で、住民の信頼を失墜させた結果は重大だ」とした。

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兵庫県工事汚職:神河町係長 平野禎智に有罪判決(執行猶予付き) <神戸新聞 2012/03/02 19:51>を編集

 神河町職員 平野禎智(47)の判決公判が2012/03/02、神戸地裁であり、小川弘持裁判官は懲役2年 執行猶予4年 追徴金190万円を言い渡した。「借金の返済や遊ぶ金欲しさという動機で多額の賄賂を受け取り、公務員としての自覚に欠ける」と指摘した。

 判決によると、平野は姫路土木事務所福崎事業所に派遣されていた2008/12~2010/03、砂防ダム工事など5件の制限付き一般競争入札で工事価格を教えた見返りに、神河町の土木建設会社植野建設社長 植野和雄(63)から現金計190万円を受け取った。

 また別の工事をめぐって収賄罪に問われた兵庫県朝来農林振興事務所元治山課長 内海照明(56)の初公判も同日、開かれた。内海は起訴内容とともに、罪に問われた30万円以外に計90万円を受け取っていたことを認めた。公判は即日結審し、検察側は懲役1年6月 没収30万円を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求めた。

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兵庫県工事汚職:神河町元職員 平野禎智に懲役2年を求刑 神戸地検 <神戸新聞 2012/02/17 20:57>を編集

 兵庫県 中播磨県民局 姫路土木事務所に派遣中、建設業者に便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして収賄罪に問われた神河町建設課係長 平野禎智(47、懲戒免職)の論告求刑公判が2012/02/17、神戸地裁(小川弘持 裁判官)であった。検察側は懲役2年追徴金190万円を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求めた。

 検察側は論告で、平野が借金返済や遊興費を得る目的で、最低制限価格の基となる工事価格を神河町の土木建設会社植野建設に伝えていたと主張。「私利私欲を図り、住民の信頼を失わせた」と批判した。一方、弁護側は「懲戒免職されるなど社会的制裁を受けており、十分に反省をしている」と訴えた。

 起訴状によると、平野は姫路土木事務所 福崎事業所に派遣されていた2008/12~2010/03、姫路土木事務所が発注した砂防ダムなど工事5件の制限付一般競争入札で、事前に工事価格を教えた見返りに、神河町の土木建設会社 植野建設社長 植野和雄(63、公判中)から現金計190万円を受け取った、とされる。

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兵庫県工事汚職:兵庫県職員内海照明 懲戒免職 <MSN産経 2012/01/28 02:05>を編集

 兵庫県は2012/01/27、兵庫県発注工事の入札情報を漏らし現金を受け取ったとして収賄罪で起訴された兵庫県 朝来農林振興事務所 治山課長 内海照明(56)を懲戒免職処分にした。兵庫県人事課によると、内海は「建設業者からデータ(入札情報)を教えてくれとしつこくいわれ、断り切れなかった」などと話しているという。

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兵庫県工事汚職:神河町元係長平野禎智 さらに110万円受領 神戸地検が追起訴 <MSN産経 2012/01/05 02:03>を編集

 兵庫県発注工事入札をめぐる汚職事件で、現金50万円を受け取った収賄容疑で再逮捕された神河町建設課係長 平野禎智(47、懲戒免職)が、神河町の土木建築会社 植野建設 代表取締役 植野和雄(63、別の贈賄容疑で再逮捕)から、さらに現金110万円を受け取ったなどとして、神戸地検が平野を収賄罪で追起訴したことが2012/01/04、分かった。

 起訴は2011/12/31付。植野も贈賄罪で追起訴した。平野は入札の便宜を図った見返りに、植野から現金30万円を受け取ったとして、2011/11~2011/12に逮捕、起訴されている。一連の事件で平野が受け取ったとされる現金の総額は190万円となった。

 起訴状によると、平野は、兵庫県姫路土木事務所福崎事業所に派遣中の2008/12~2010/02、姫路土木事務所発注の4件の砂防堤防工事の一般競争入札で、植野に工事費を教えた見返りに、現金計160万円を受け取ったとされる。

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兵庫県工事汚職:植野建設「数回現金渡した」 <神戸新聞 2012/01/03 09:00>を編集

 兵庫県発注の治山工事をめぐる贈収賄事件で、兵庫県朝来農林振興事務所治山課長 内海照明(55、収賄容疑で逮捕)への贈賄の疑いで、再逮捕された植野建設社長 植野和雄(63、別の贈賄罪で起訴)が、内海に「数回にわたり現金を手渡した」と供述していることが捜査関係者への取材で2012/01/02、分かった。兵庫県警捜査二課は他の工事の入札などでも、有利な取り計らいを受けようとした疑いがあるとみて、慎重に調べている。

 植野の逮捕容疑は、2010/06、兵庫県姫路農林水産振興事務所治山課長だった内海から、姫路農林水産振興事務所が発注した治山工事の入札で最低制限価格を教えてもらった謝礼として、2011/02、現金約30万円を渡した疑い。
 兵庫県警捜査二課や兵庫県によると、この治山工事での植野建設の落札額は、非公表の最低制限価格2919万円とわずか1万円違いの2920万円だった。捜査関係者によると、調べに対し植野は「現金数十万円ずつを数回渡した」などと、逮捕容疑とは別の兵庫県発注工事に絡んで現金授受があったとの内容の供述をしている。
 内海が兵庫県姫路農林水産振興事務所治山課長在任中(2009~2010年度)、姫路農林水産振興事務所発注工事の植野建設の受注実績は2009年度はゼロだったが、2010年度は逮捕容疑の工事以外に1件、約4000万円分を落札。兵庫県警捜査二課は受注の経緯について詳しく調べるとともに、現金授受の裏付け捜査を進める。
 さらに、植野建設は内海が異動した後の2011年度も、姫路農林水産振興事務所発注の工事2件(落札額計約8900万円)を、いずれも最低制限価格に極めて近い額で落札。兵庫県警捜査二課はこうした点についても注目している。
 一方、兵庫県警捜査二課などは2012/01/02までに、内海の自宅や兵庫県姫路農林水産振興事務所が入る兵庫県姫路総合庁舎(姫路市北条)など関係先数カ所を捜索した。

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兵庫県工事汚職:工事入札で便宜、兵庫県職員内海照明逮捕 30万円受領の疑い <神戸新聞 2011/12/31 21:25>を編集

 兵庫県姫路農林水産振興事務所発注の治山工事の入札で、土木建設会社に便宜を図った見返りに現金約30万円を受け取ったとして、兵庫県警捜査二課と姫路警察署などは2011/12/31、収賄容疑で、兵庫県朝来農林振興事務所治山課長 内海照明(55、宍粟市山崎町上ノ)を逮捕した。また、贈賄容疑で、兵庫県神河町の土木建設会社 植野建設社長 植野和雄(63、別の贈賄罪で起訴)を再逮捕した。

 内海の逮捕容疑は、兵庫県姫路農林水産振興事務所治山課長だった2010/06下旬、姫路農林水産振興事務所が発注した神河町内の水源流域地域保全工事の制限付き一般競争入札で、最低制限価格を植野に漏らし、謝礼として2011/02中旬、兵庫県神崎郡内で約30万円を受け取った疑い。植野の逮捕容疑は2011/02、内海に約30万円を手渡した疑い。いずれも容疑を認めている。

 兵庫県警捜査二課は、植野の妻(59)も共謀したとみている。植野建設は工事を2920万円で落札、最低制限価格は2919万円だった。

 内海は2009/04~2011/03、兵庫県姫路農林水産振興事務所治山課長として治山事業の企画調整などを担当していた。

 兵庫県警は2011/11、兵庫県姫路土木事務所発注工事をめぐり、便宜を図った見返りに現金授受があったとして、収賄容疑で事件当時兵庫県に派遣されていた元神河町係長の平野禎智(47、収賄罪で起訴、懲戒免職)を、贈賄容疑で植野をそれぞれ逮捕。植野の供述などから、別の兵庫県発注工事で、内海の関与が浮上した。

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兵庫県工事汚職:神河町係長平野禎智を収賄容疑で再逮捕 <MSN産経 2011/12/14 02:28>を編集

 兵庫県発注の工事入札をめぐる汚職事件で、別工事の入札をめぐっても現金約50万円を受け取ったなどとして、兵庫県警捜査二課は2011/12/13、収賄容疑で兵庫県に当時派遣されていた神河町建設課係長 平野禎智(47)を、贈賄容疑で神河町の土木建設会社 植野建設代表取締役 植野和雄(63、神河町大河)をそれぞれ再逮捕した。

 平野の再逮捕容疑は、兵庫県姫路土木事務所福崎事業所に派遣中の2010/01~02、姫路土木事務所発注の砂防ダム工事の一般競争入札で、最低制限価格を推測できる工事費を植野に教えた見返りに、現金約50万円を受け取った。

 一方、神戸地検は2011/12/13、賄賂として現金30万円を受け取ったなどとして、平野、植野を収賄と贈賄の罪でそれぞれ起訴。同時に逮捕されていた植野の妻(59)は処分保留で釈放した。
明石市長、議員定数減案を提案へ <神戸新聞 2012/03/06 09:15>を編集

 明石市議会の議員定数をめぐり、明石市長の泉房穂は2012/03/05の会見で、提出先送りの意向を示していた定数削減の条例改正案を現在開会中の3月定例会に追加提案する方針を示した。泉は「議会が取り組むとした『定数の見直し』を『定数削減』だと理解していたが、そうではなかった」と、先送り撤回の理由を説明した。

 泉は2012/01、定数削減案の3月定例会提出を宣言。しかし2012/02末、「定数見直しについて2012年度に結論を出す」とした明石市議会の活性化推進会議の答申について、議長の出雲晶三から「『見直し』は『削減』と理解していい」と説明されたとして、提出先送りを表明していた。泉のこの発言に、出雲は「市長は嘘をついている」と反論。2012/03/05、一転して削減案の追加提案を表明した泉は「その後、議長と会い、『見直し』は『削減』ではないことが分かった。私は嘘はついていない」と強調した。

 定数削減案は現行31から1減の30とし、さらに「2012年度中に見直しを図る」とする付則を盛り込む方針。明石市議会は2011/12以来、欠員が1人いるため現状でも30人だが、定数25以下を主張する泉は「削減は2段階で臨む」としている。また、泉は定数削減案に合わせ、市議の男女比(現在男性25人、女性5人)について、どちらかが3割を下回らないよう努める明石市議会男女共同参画条例を新設する案を提出する考えも明らかにした。

 独自で定数見直しを含めた議会改革の検討を進める明石市議会は、これまでも議会改革をめぐる泉の要請に応じておらず、両議案とも否決される見通し。
国交省:東播磨港に新海洋環境整備船 災害時のごみ回収へ <神戸新聞 2012/01/06 08:20>を編集

 国土交通省は、災害で海に流れ出た流木やがれきを回収する新しい海洋環境整備船を配備することにし、兵庫県相生市の造船所※で建造を進めている。現在の船より能力を向上させ、2013年春、東播磨港(兵庫県播磨町)に配備し、播磨灘を中心に業務に当たる。近年増える集中豪雨で、大量のごみが一気に流出する事態に備える。

 現在、東播磨港を拠点にする「いこま」は1976年の建造で老朽化が著しいことから、国土交通省近畿地方整備局神戸港湾空港技術調査事務所が約3億円かけて造る。

 「いこま」の全長が25mなのに対し、新船は33.5mと大型化。ごみの回収コンテナの容量も1.5倍の60立方メートルとなる。これまでの2倍の能力を持ったクレーンを装備し、約8mの大きな流木にも対応する。「いこま」にはない油の回収装置を備えるほか、速力もアップさせ、受持ち外の紀伊水道でも一部の任務を担う。

 2011/09には台風12号、15号が相次いで接近し、播磨灘で大量の浮遊ごみが発生。年間回収量は平均420立方メートルだが、2011年は04~11月で930立方メートルに達した。

 新船を運用する国土交通省近畿地方整備局神戸港湾事務所副所長の斉藤安立は「集中豪雨が増える傾向にあるが、新船によって効率的な回収が可能になる」と期待する。

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※ IHIのグループ会社、株式会社アイ・エイチ・アイ・アムテック(IHI相生工場内)が受注。海洋環境整備船の受注は6隻目(近畿地整神戸港湾事務所「Dr.海洋」←「紀淡丸」の代替船、近畿地整和歌山港湾事務所「海和歌丸」←「はりま」の代替船、中部地整名古屋港湾事務所「白龍」(2代目)、四国地整高松港湾空港整備事務所坂出港分室「美讃」←「わしゅう」の代替船)。
連座制適用、上告断念で失職へ 明石市議・灰野修平 <神戸新聞 2011/12/15 10:18>を編集

 2011/04の明石市議選をめぐる公職選挙法違反事件で連座制を適用され、大阪高裁で当選無効と明石市議選への5年間の立候補禁止を命じる判決を受けた明石市議の灰野修平(43)は2011/12/14、明石市を通じて、上告を断念する意向を明らかにした。判決は2011/12/16に確定し、灰野は失職する。

 明石市議選では、灰野の後援会会長 内藤正之(64)と選挙事務所事務長 吉川忠美(65)が未成年の女性10人に選挙期間中のウグイス嬢を依頼し報酬を支払ったとして、懲役1年執行猶予5年の判決が2011/07/30に確定。大阪高裁判決は、2人は公職選挙法で規定する組織的選挙運動管理者等に該当し、灰野に連座制が適用されるとした。
 灰野が失職しても、選挙日(2011/04/24)から3カ月が過ぎているため繰上げ当選はなく、明石市議会(定数31)は欠員のままとなる。

 兵庫県内では、1999年の淡路町長選の公職選挙法違反事件で、親族の有罪確定により当選者に連座制が適用された例がある。この当選者は適用当時(2000/05)、既に町長を辞職していたため、5年間の立候補禁止が命じられた。

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明石市議の当選無効求め提訴 大阪高検 <神戸新聞 2011/08/26 07:27>を編集

 2011/04の明石市議選をめぐる公職選挙法違反事件で、当選した明石市議の灰野修平(43)の選挙事務所事務長 吉川忠美(65)と後援会長 内藤正之(64)の有罪が確定したことを受け、大阪高検は2011/08/25、公選法の連座制を適用し、灰野の当選無効と明石市議選への5年間の立候補禁止を求める行政訴訟を大阪高裁に起こした。連座制訴訟は、兵庫県内では1999年の淡路町長選以来。

 吉川と内藤は、2011/04/17~04/23に女子大生ら未成年者10人に選挙運動をさせた見返りに違法な報酬合計約30万円を渡したとして、神戸地裁で2011/07/15に懲役1年執行猶予5年の判決が言い渡された。2人とも控訴しなかったため、2011/07/30に確定した。

 大阪高検は、2人が選挙運動の計画や指揮などを手がけ、「管理者として十分な働きをした」と判断。禁錮以上の刑が確定したことから、連座制の対象となる組織的選挙運動管理者にあたるとして、灰野の当選無効などを求めている。

 1999年の淡路町長選の公選法違反事件では、親族の有罪確定で連座制が適用され、当選者が5年間の立候補禁止を命じられた。
世界最大級の砂時計、明石に復活 JR大阪駅で撤去 <神戸新聞 2011/10/05 15:59>を編集

 かつてJR大阪駅中央コンコースのシンボルだった世界最大級の砂時計が、明石駅前に2015年度完成予定の再開発ビル内で、再び時を刻む見通しとなった。大阪駅の全面改装に伴って2010年秋に撤去され、「時のまち」を掲げる明石市が無償で譲り受けたものの、設置場所が決まらず下水処理施設の片隅で保管されてきた。紆余曲折を経て、ようやく安住の地が見つかりそうだ。

 この砂時計は高さ4.5m、幅5m、重さ5.7t。1時間で砂が落ち切り、オルゴールの音楽とともに上下が180度回転する。大阪駅ビルの運営会社 大阪ステーションビルが2003年に約6500万円をかけて製作し、待ち合わせ場所として親しまれてきた。
 だが、2010/10、全面改装の一環でひっそりと撤去。その後の行方は公表されなかったが、実は解体した上で明石市内に運ばれていた。2010年初め、大阪ステーションビルは引取り手を公募。日本標準時子午線が通る明石市が「ぜひうちに」と手を挙げ、譲渡先に選ばれていた。

 ところが、明石市もあまりの大きさに持て余した。当初、明石市立天文科学館、明石市役所ロビー、明石駅コンコースなどを候補としたが、天井につかえることなどから断念。将来完成する再開発ビルへの設置を模索したが、2011/05に市長が交代し、再開発事業そのものの見直しが検討され、先行きが不透明だった。
 先月、市長の泉房穂が計画を一部見直した上で再開発事業を推進することを表明し、砂時計は再開発ビル2階のイベント広場(約1000平方メートル)に落ち着く方向に。摩耗したガラス部分を交換するなどのリフレッシュも施し、「時のまち」の新たな目玉となることを狙う。

 約2000万円と見込まれた設置工事費は、ビル整備と一体で設置することでかなり抑えられるという。明石市政策室は「高額を投じて作られただけあって、存在感はすごい。今後は明石の顔として、再び時刻を示す姿をお見せしたい」と話している。

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巨大な砂時計がお目見え JR大阪駅コンコース <共同通信 2003/04/23 02:57>を編集

 JR大阪駅中央コンコース南側に2003/04/23、駅ビル アクティ大阪の開業20周年を記念して、巨大な砂時計がお目見えした。大阪駅に新しい待ち合わせスポットを作ろうと、駅ビルの運営会社 大阪ターミナルビルが製作した。
 砂時計は高さ約4.6m、幅約4.9m、奥行き約2.6mで、製作費は約6000万円。
 赤色の人工砂が落ち、1時間ごとにオルゴールの音楽が流れ、赤や黄色の光が点滅しながら半回転する。
明石駅前再開発 規模替えず明石市負担30億円減に <神戸新聞 2011/09/16 07:29>を編集

 明石駅前再開発事業について、中止も含めた計画見直しを表明していた明石市長の泉房穂は2011/09/15、住宅棟32階、商業棟6階の再開発ビルの規模は変えず、用途の一部を変更して実施する方針を明らかにした。これに伴い、127億円だった明石市の負担額を97億円に圧縮できるという見通しを示した。

 2011/09/15の明石市議会一般質問で、市議の質問に答えた。明石駅前再開発は権利者の組合による民間事業だが、計画では総事業費263億円のうち、公金負担は222億円(国74億円、兵庫県21億円、明石市127億円)に上っていた。

 泉は答弁で、再開発ビル4~6階に移転予定だった明石市役所窓口部門を5階のみに縮小し、6階に市立図書館、4階に子育て支援施設を整備すると表明。これらの変更によって、国から20億円の補助金が見込まれると説明した。さらに「明石市が取得予定だった地下駐車場を権利者に委ねるほか、工事費をスリム化することなどで、負担を10億円削減できる」などとした。この見直しで、総事業費は255億円となり、公金負担は214億円(国94億円、兵庫県23億円、明石市97億円)になるという。事業の完成時期は当初計画通りの2015年度中とした。
特養「西神の里」(社会福祉法人大樹会):183万円返還を指示 給付費不適正な請求 <MSN産経 2011/08/03 02:01>を添削

 神戸市は2011/08/02、虚偽の書類に基づき介護給付費の不適正な請求があったとして、介護老人福祉施設「西神の里」(施設長:木村務、神戸市西区岩岡町)に対し約183万円の返還を指示、2011年度予算で約5100万円を計上していた西神の里の増床計画の仮決定を取り消したと発表した。

 返還を求めたのは、2006/04から2011/01までに西神の里がリハビリ訓練の費用などとして神戸市に請求していた約150万円と、虚偽の書類作成など悪質な請求に対する罰金33万円の計183万円。2011/01の定期監査で書類の一部に不備が見つかり、2011/03から神戸市が調査していた。神戸市によると、リハビリ訓練の記録に欠勤しているはずの職員の氏名が記載されているなど虚偽書類に基づく請求があったという。西神の里は「神戸市の決定に従い、全額を返還する」としている。
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# 実際の虚偽行為に対し、虚偽認定が半分ですめば、それは喜んで返すわな。

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特養「西神の里」(社会福祉法人大樹会):偽のリハビリ記録で介護報酬不正受給 <神戸新聞 2011/06/29 15:30>を添削

 神戸市西区岩岡町の特別養護老人ホーム「西神の里」(社会福祉法人大樹会)が虚偽のリハビリ実施記録を作成し、5年間にわたって介護報酬を不正に受給したとして、神戸市の指摘を受けていることが、関係者への取材で分かった。他にも不適切な運営が見つかっており、事態を重視した神戸市は、施設の増床に伴う補助金約5000万円の支出を保留にし、施設側から事情を聴いている。

 神戸新聞社の取材に対し、副施設長は不正受給を認めた上で「欲にくらんでやったわけではない。記録の不備だ。不備を認識しながら介護報酬を請求したわけではない。入所者の訓練は行っていた」と話した。

 複数の施設関係者によると、問題となったのは、2006/04から2011/01までの記録で、リハビリを実施した後に担当者が印を押す書式になっている。しかし、リハビリの対象者が施設にいない日付の欄に印があったほか、担当でない人の印も押されていた。施設側はこうした書類をもとに、介護保険の機能回復訓練加算を得ていたという。

 関係者からは「入所者に必要なリハビリを全くしていなかった」との声も聞かれ、神戸市高齢福祉課は「現在、監査中。介護報酬が適正ではないと判明すれば返還を求める」と話す。不正受給額は2~300万円程度とみられ、施設側は「すみやかに返還に応じる」としている。

 また関係者によると、2010年夏ごろから看護師が不足し、夜間に入所者の容体が悪くなった場合、副施設長の指示でヘルパーが酸素投与をしていたという。酸素投与は医療行為に当たり、厚生労働省は「継続して行われていたのなら、医師法などに触れる可能性もある」と指摘。これに対し副施設長は「施設での勤務歴が短い看護師に代わって一般的な指示を伝えたことがある。ただ医師からは事前の指示を受けていた」と釈明している。
……自然淘汰だね……。

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ため池開放事業に衝撃 問われる水辺の安全確保 <神戸新聞 2011/07/05 07:36>を添削

 明石市西部のため池「野々池」で小学生3人が溺れて死亡した事故は、ため池を子どもたちが水辺の自然環境に親しむ場所に変えていくオープン化の取組みを進める兵庫県や明石市に衝撃を与えた。事故を受けて厳重な立入り制限を求める声が出ることも予想され、兵庫県や明石市は「ため池を開放することで、地域が安全に目を光らせ、事故を防ぐ対策になる」と理解を求める。

 明石を含む東播磨地域には、面積5ha以上の大型のため池が集中する。兵庫県東播磨県民局と管内の3市2町などは、ため池を地域の財産として守り育て、新たな魅力を引き出す「いなみ野ため池ミュージアム」事業を進めている。

 明石市農水産課によると、明石市内では34の水利組合が計107のため池を管理している。うち、12の組合が地域住民を巻き込んだ「ため池協議会」を組織し、保全や活用に取り組んでいる。12組合が管理する60のため池のうち、多くは周囲にフェンスなどを設けていない。明石市の担当者は「『子どもだけでは近寄らないで』と啓発した上で、住民や子どもたちに水辺環境に触れてもらいたいという思いを込めている」と説明する。

 今回、事故が起きた野々池は協議会が組織されていないため池。小学生3人は高さ約1.5mのフェンスを乗り越えて水辺に入っていた。今後、フェンスのない池の安全対策も含め、地域などからより厳重な規制を求める声も出そうだ。

 これに対して、明石市農水産課は「事故のショックは確かに大きい。フェンスの高さを上げるなどの対策は管理者の『責任回避』にはなるが、実際に子どもたちの命を守るには、地域の人たちが集い、安全に目が届くオープンな場所に変えていく方が有効だ」と強調している。

■明石市内107カ所を点検へ

 明石市は2011/07/04、明石市内にあるため池全107カ所について、安全点検を実施することを決めた。池を管理する水利組合と共同で、現地で転落防止用の柵が壊れていないかなどを確認したり、住民に聞き取りをしたりして、再発防止に向けて危険要素を洗い出す。

 子どもたちが夏休みに入るのを前に、明石市は2011/07/05以降、点検を順次進めていく。明石市農水産課は「子どもたちだけで池に近づいていないかなども聞き、学校を通じた注意喚起の強化などを進めていきたい」としている。

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小学生男児3人死亡 明石のため池 <神戸新聞 2011/07/04 00:55>を添削

 2011/07/03 14:20頃、明石市二見町西二見のため池「野々池」で、遊んでいた小学2年と小学3年の男子児童計3人が行方不明になった、と明石警察署に連絡があった。明石市消防本部などが捜索したところ、16時すぎに池の東岸から約50mのところ(水深約1.2m)に沈んでいる3人を相次いで発見。いずれも心肺停止状態で、搬送先の病院で死亡が確認された。

 明石警察署によると、死亡したのは、近くに住む明石市立二見北小3年の赤間翔太(9)、小2の中辻佑太(7)、小2の前田和亮(7)の3人。いずれも水死で、明石警察署は3人が池の中で遊んでいるうちに溺れたとみている。 3年男児の弟で、3人と一緒に遊んでいた幼稚園児(6)が、いったん自宅に帰った後、再びため池に戻ると、3人の姿が見当たらなかったため、兄の友人の小学生とともに近くの西二見交番に助けを求めたという。発見された際、3人とも上半身裸ではだし。池のほとりにサンダル、Tシャツ、帽子が残されていた。

 現場はJR神戸線土山駅の南西約400m。田畑と住宅が混在する地域で、農業用水用のため池が数多い。

 野々池は東西、南北方向いずれも約200m。高さ約1.5mのフェンスで囲われ、立入禁止になっていたが、近くの住民らによると、子どもらがフェンスを乗り越えてため池で遊ぶ姿がたびたび見られたという。明石警察署によると、園児は「(兄ら3人が)暑いから泳ごうと言い出し、フェンスを乗り越えた」と話したという。
無人の漁船発見…親子不明 神戸垂水漁港沖 <MSN産経 2011/06/11 09:27>を添削

 2011/06/11 03:30ごろ、垂水漁港(神戸市垂水区)の南約1.7kmの海上で、明石浦漁協所属の漁船「明石丸」(4.9t)が無人で見つかったと、明石浦漁協から神戸海上保安部に通報があった。

 神戸海上保安部によると、船長の男性(56)と乗組員の息子(24)が行方不明。2011/06/10 22時ごろ、底引き網漁のため明石市の明石港を出発していた。網は海中にあり、漁の最中に誤って転落した可能性もあるとみて周辺を捜索している。

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明石海峡で男性の死体 行方不明の漁船船長 <神戸新聞 2011/06/21 12:55>を添削

 2011/06/21 07:40ごろ、岩屋港(淡路市)北西約3.5kmの海上で、男性の死体が浮いているのを岩屋発明石行きの高速艇の乗組員が発見、神戸海上保安部に通報した。
 神戸海上保安部や岩屋警察署の調べで、男性は2011/06/11未明、神戸市垂水沖で操業中に長男(24)とともに行方不明になった漁船「明石丸」船長 若松孝夫(56、明石市港町)と確認された。

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淡路市沖で男性の死体 行方不明乗組員 <神戸新聞 2011/06/23 10:22>を添削

 神戸市垂水沖で2011/06/11未明、操業中の漁船「明石丸」から行方不明となっていた乗組員 若松丈裕(24、明石市港町)が2011/06/22、淡路市沖で遺体で見つかった。

 神戸海上保安部と淡路警察署によると、2011/06/22 10:10ごろ、交流の翼港(淡路市楠本)東約5kmの海上で、底引き網漁船の船長が網に引っかかった男性の死体を発見。歯型などから身元が確認された。

 神戸海上保安部などは、操業中に誤って転落したとみている。
明石市:副市長2人辞職 市長北口の退任に呼応 <MSN産経 2011/05/01 01:47>を添削

 明石市は2011/04/30、副市長の友國仁男(62)と村松克行(61)が同日付で退職したと発表した。両副市長は「市長 北口寛人の選任を受けて就任しており、市長の任期満了に合わせて退任したい」として2011/04/28、北口に退職願を提出し、2011/04/30に受理された。

 任期満了の2011/04/30に北口は市長を退任。2011/04/24に投開票された市長選で初当選した新市長の泉房穂(47)は2011/05/02に初登庁、就任式に臨む。泉は当選後の会見で、「新市政の人事については、できる限り現在の体制を引き継ぎたい」としていたが、就任を前に副市長2人が辞職したことで、泉は新たな人選を迫られることになった。

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明石市長選:泉が激戦制す <asahi.com 2011/04/25>を添削

当選確実となり、支援者と抱き合って喜ぶ泉房穂=明石市天文町2丁目

 明石市長 北口寛人の退任に伴う明石市長選は、泉房穂(47、弁護士、社会福祉士、元民主党衆院議員兵庫2区比例復活)が、組織戦を展開した宮野敏明(59、元兵庫県東播磨県民局長)を69票差で抑え、初当選した。

 23時すぎに明石市天文町2丁目の事務所に駆けつけた泉は「やったー」「よう勝った、よう勝った」と絶叫しながら支援者一人ひとりと抱き合った。
 組織に頼らない選挙戦を展開した泉は「市民一人ひとりの力を頼りに戦い、勝つことができた」と述べ、市長給与3割カットや市議の定数削減といった行財政改革に加え、中学校給食の導入などで「将来の明石を支える子どもたちを応援したい」と抱負を語った。運休しているたこフェリーについても「再開に全力で取り組む」と述べた。

 一方、経済界などから立候補を要請された宮野は、明石市大明石町1丁目の事務所で「努力不足かもしれないが、(選挙)期間が短かった。できるだけやったが力が及ばなかった」と淡々と語った。
 民主党、自民党から推薦を得て、各種団体の推薦も受けて組織戦を展開。「安定した市政運営」を掲げた。民主党県連幹事長の藤井訓博は「民主、自民も推薦して、それでも負けたのは、既成政党への不信という逆風が吹いていたのではないか」と話した。
 告示後4回の応援演説に入った兵庫県知事の井戸敏三は、事務所で開票を見守った。「推薦団体を足してみればもっと楽にいくと思っていた。明石のことはよくわからない」とつぶやいた。
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 知事が応援して勝つ大阪府、知事が応援して負ける兵庫県。

新病院の建設地で基本合意 加古川の2病院統合 <神戸新聞 2011/04/11 16:17>を添削

 加古川市は、地方独立行政法人加古川市民病院機構の新病院として2017年をめどに開院する新病院の建設地を、加古川市の中心部に位置する加古川市加古川町本町にすることを2011/04/11までに決めた。日本毛織(ニッケ)旧加古川工場敷地にあたり、土地利用についてニッケと基本合意した。

 加古川市民病院機構は、旧加古川市民病院と旧神鋼加古川病院を統合し、2011/04/01に発足した。現在は既存の施設を使い、西市民病院と東市民病院として運営しているが、6年後をめどに600床規模の新病院を建てて移転する計画だ。

 建設地はJR加古川駅の北西約600m。大型商業施設にも近く、利便性も高い。現在はニッケの関連工場などがある。加古川市は面積3~3.5haの利用を考えており、今後ニッケと契約形態など詳細を詰めるという。

 加古川市は当初、建設候補地として加古川市南部の加古川市公設地方卸売市場がある場所を検討していたが、卸売業者などとの交渉がまとまらず、断念した。加古川市は今後、加古川市民病院機構や医師の派遣元である神戸大学医学部などと、具体的な建設計画の作成に入る。
山陽電鉄:踏切に車放置容疑で16歳少年を送検 <神戸新聞 2011/03/24 07:55>を添削

 加古川市の山陽電鉄踏切内で2011/02/27、立ち往生した乗用車が乗り捨てられた事件で、加古川警察署は2011/03/23、過失往来危険の疑いで、少年(16、加古川市、無職)を送検した。

 送検容疑は2011/02/27 17:10ごろ、山陽電鉄 鳩里川東踏切内(加古川市尾上町養田)で、運転していた乗用車を立ち往生させ、電車の往来に危険を生じさせた疑い。

 捜査関係者によると、少年は友人3人を乗せて知人の車を運転中、踏切に侵入。車は車高を低く改造してあり、踏切の段差に引っ掛かって止まったため、少年らは逃走した。山陽電鉄は、東二見~高砂の運行を約1時間見合わせた。

 加古川警察署は2011/03/07、2011/02/27に無免許運転したとして、少年を道交法違反の疑いで逮捕。過失往来危険容疑も裏付けた。調べに対し、少年は容疑を認め「踏切は自転車や単車でよく通っていた。無免許運転が分かるのが恐くて逃げた」と話している。

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山陽電鉄:踏切で車乗捨て、1時間運転見合わせ <神戸新聞 2011/02/27 20:59>を添削

 2011/02/27 17:10頃、山陽電鉄の鳩里川東踏切(加古川市尾上町養田)内で、乗用車が立ち往生しているのに気付いた通行人が110番した。乗用車は乗り捨てられており、レッカー車が移動させた。
 山陽電鉄は、姫路発梅田行き直通特急を高砂駅で停車、梅田発姫路行き直通特急を尾上の松駅で停車させ、東二見~高砂の運行を約1時間、見合わせた。ダイヤが大幅に乱れ、17:45~19:40の間、JR神戸線 明石~姫路で振替輸送をした。

 加古川警察署の調べによると、乗用車は車高を低くしてあり、踏切の段差に引っ掛かった状態で止まっていた。複数人の男が立ち去るのを近くの人が目撃した。
高砂・山林火災:1カ月 猛火の跡、生々しく <神戸新聞 2011/02/25 09:15>を添削

火災で木々が焼き尽くされ、岩肌があらわになった鷹巣山
猛火に耐え、コバノミツバツツジやヤマツツジが芽吹き始めた

 高砂市の鷹巣山の山腹から2011/01/24に出火し、高砂市、加古川市境の高御位山にも延焼した山林火災から1カ月が過ぎた。登山者らの姿は戻ったものの、黒焦げの山肌が痛々しい。登山道を歩いてみた。

 まず、高砂市阿弥陀町地徳の鹿嶋神社から鷹巣山へ。百間岩を登って山頂へ進むと、姫路市側と加古川市側それぞれに延びる焼け跡が眼下に広がる。119haに及んだ焼失面積を実感する。
 高御位山へ向かう尾根伝いで、登山者と出会った。(中略)

 それでも、春は来る。焼け焦げた木々の中で、道沿いのコバノミツバツツジやヤマツツジが芽吹いていた。加古川市公園緑地課緑化相談員の源田和人(70)によると、1月、ツツジは休眠状態。「外見は傷んでいても、根がしっかりしていたら大丈夫。4月頃には花が咲くはずです」

 高御位山頂を経て、阿弥陀町長尾へ下りた。住民や登山者グループの清掃活動もあって、どの登山道もごみはなく、歩くのに支障はなかった。
 毎月、清掃登山を続ける高御位山遊会は、2011/02/13もメンバー44人でごみを174kgも集めた。高御位山遊会が通常1年間で集める量の4倍だった。会長の砂川延也(71)は、木に隠れて目に付かなかったごみが現れた、と指摘する。「全焼状態の山を見ると、残念な気持ちはぬぐえない。防火対策を考えるきっかけになってほしい」と語った。

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高砂山林火災:122時間ぶり鎮火 <神戸新聞 2011/01/29 10:40>を添削

 高砂市北部の山中からから燃え広がった山林火災は6日目となる2011/01/29 08時、発生から約122時間ぶりに鎮火した。高砂市消防本部によると、焼失面積は高砂市102ha、加古川市14ha、姫路市3haの計119haとなった。

 2011/01/24 06時ごろ、鷹巣山の頂上付近の高砂市阿弥陀町で出火。午後に兵庫県が陸上自衛隊に災害派遣を要請した。2011/01/25にかけて自衛隊と、兵庫県など3県2市のヘリコプターが上空から散水。高砂市、加古川市、姫路市に加えて周辺5市の消防も出動し、消火活動にあたった。

 2011/01/25 16:30に鎮圧状態になったが、その後も散発的に火がくすぶっていた。怪我人はなく、建物などに被害はなかった。

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高砂山林火災:鎮火の見通し立たず <神戸新聞 2011/01/27 22:50>を添削

 高砂市の鷹巣山から燃え広がった山林火災は4日目となる2011/01/27も、鎮圧状態のまま一部でくすぶり、鎮火の見通しは立っていない。15:30ごろ、鷹巣山の中腹で出火したが、すぐ消し止められた。高砂市、加古川市の消防は、夜間も警戒を続けた。

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2011/01/27 16:16 おそらく兵庫県警のヘリ。


2011/01/27 16:17 同じく、おそらく兵庫県警のヘリ。

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兵庫県高砂市における山林火災に係る災害派遣について(最終報)<2011/01/26 防衛省>を添削

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。

1.災害派遣の概要
(1)要請日時:2011/01/24(月)13:13
(2)要請元:兵庫県知事
(3)要請先:陸上自衛隊 第3特科隊長(姫路)
(4)要請の概要:山林火災の消火活動
(5)発生場所:兵庫県高砂市高御位山(たかみくらやま)
(6)撤収要請日時:2011/01/26(水)16:33

2.災害派遣までの経緯
 2011/01/24(月)、兵庫県高砂市高御位山において山林火災が発生。約1haが延焼したため、13:13、兵庫県知事から第3特科隊長に対して、災害派遣要請がなされた。

3.防衛省・自衛隊の対応
(1)派遣部隊:陸自 第3特科隊(姫路)、第3飛行隊(八尾)、中部方面航空隊(八尾)、航空学校(明野)、中部方面通信群(伊丹)

(2)派遣規模:人員4名(延べ約20名)、車両8両(延べ約20両)、航空機8機(延べ21機)

(3)主な対応状況
【2011/01/24】
 13:13 兵庫県知事から第3特科隊長(姫路)に対して災害派遣要請。
 14:13 第3飛行隊(八尾)のOH-6 x2機が離陸。以降、情報収集活動を実施。
 14:30 第3特科隊(姫路)の連絡員(人員6名、車両3両)が現地対策本部へ向け駐屯地を出発。
 14:44 第3飛行隊(八尾)の連絡員(人員2名、車両1両)が現地対策本部へ向け駐屯地を出発。
 15:10 第3飛行隊(八尾)のUH-1 x2機が離陸。
 16:01 空中消火活動を開始。
 17:11 この日の活動終了。
 ※2011/01/24の活動実績:散水量約11t(22回)

【2011/01/25】
 05:00 第3特科隊(姫路)の連絡員(人員2名、車両1両)、第3飛行隊(八尾)の連絡員(人員2名、車両1両)が現地対策本部へ向け駐屯地を出発。
 06:05以降 第3飛行隊(八尾)のOH-6 x2機が離陸。情報収集活動を実施。
 06:10以降 第3飛行隊(八尾)のUH-1 x3機が離陸。空中より消火活動を実施。
 06:15以降 中部方面航空隊(八尾)のUH-1 x2機が離陸。情報収集活動を実施。
 07:00以降 航空学校(明野)のCH-47 x1機、UH-1 x1機が離陸。空中より消火活動を実施。
 16:15 この日の活動終了。
 ※2011/01/25の活動実績:散水量約260t(200回)

【2011/01/26】
 07:30 第3飛行隊(八尾)の連絡員(人員2名、車両1両)が現地対策本部へ向け駐屯地を出発。
 07:55以降 第3飛行隊(八尾)のOH-6 x2機が離陸。情報収集活動を実施。
 10:21以降 第3飛行隊(八尾)のUH-1 x2機が離陸。空中より消火活動を実施。
 10:39以降 航空学校(明野)のCH-47 x1機、UH-1 x1機が離陸。空中より消火活動を実施。
 10:44以降 中部方面航空隊(八尾)のUH-1 x2機が離陸。情報収集活動を実施。
 16:33 撤収要請
 ※2011/01/26の活動実績:散水量約185t(92回)
 ※総散水量:約450t(314回)

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高砂山林火災:延焼の恐れなく陸自に撤収要請 <神戸新聞 2011/01/26 20:35>を添削

 高砂市北部などでの山林火災は2011/01/26、鎮圧状態のまま再び煙が上がったが、16:20までの消火活動で収まった。鎮火の見通しは立っていないが、延焼の恐れが少なくなったため、兵庫県は16:30、陸上自衛隊に災害派遣の撤収を要請した。

 2011/01/26も、兵庫県と陸上自衛隊のヘリコプター計4機が空中から散水した。高砂市、加古川市の消防隊は山に入って放水。夜間も麓で待機し、警戒を続けた。

 火災は2011/01/24 06時ごろ、高砂市阿弥陀町の鷹巣山(264m)の山頂付近で出火。高砂市102ha、加古川市13ha、姫路市3haの計118haが焼けた。

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高砂山林火災:消火活動続く 7カ所で煙 <神戸新聞 2011/01/26 14:13>を添削

 高砂市北部の山中から出火した山林火災は2011/01/26午前、鎮圧状態が続いているが、加古川市域を含む7カ所で煙が上がり、消火活動が行われている。いずれも集落から離れた山中だが、鎮火の見通しは立っていない。

 2011/01/26は09時前から兵庫県のヘリコプターが偵察にあたり、高御位山の山腹などから上る煙を確認。空中から散水を始めた。加古川市、高砂市の消防隊も山に入り、放水している。陸上自衛隊のヘリコプターも出動した。

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2011/01/26 10:56 南東から北西に向かって飛ぶ、多分、明野のCH-47。


2011/01/26 10:57 同じく、南東から北西に向かって飛ぶ、多分、明野のCH-47。前にUH-1も見える。

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高砂山林火災:34時間ぶり鎮圧状態に <神戸新聞 2011/01/25 22:10>を添削

 高砂市北部の山中から出火し、加古川市、姫路市域に延焼した山林火災は約118haを焼き、2011/01/25 16:30、約34時間ぶりに鎮圧状態になった。各市の消防は鎮火に向けて警戒を続けている。消火活動には、神戸市など近隣市の消防、自衛隊、大阪市などのヘリコプターも出動し、消防団を含めて700人を超える態勢で臨んだ。住宅の被害はなく、怪我人もなかった。

 2011/01/24 06:30ごろ、高砂市と姫路市の境にある鷹巣山の山頂近くから出火。高砂市阿弥陀町地徳の鹿嶋神社付近や高砂市阿弥陀町町長尾の住宅地に近い山裾では2011/01/25未明になっても火勢が衰えず、徹夜の消火活動が続けられた。高砂市は付近の住民に自主避難を呼びかけ、21世帯47人が公民館などで一夜を過ごした。

 2011/01/25朝には高御位山の加古川市側の斜面で自衛隊、兵庫県、徳島県、大阪市のヘリ計6機が消火活動を再開した。
(中略)
 高砂市内では、鷹巣山の南東約4kmの宝殿山で2011/01/22、2011/01/24の両日、山林を焼く火災が発生。2011/01/25朝にも鷹巣山の約4km南西の日笠山で雑草から出火、約25平方メートルを焼いた。さらに2011/01/25 16時ごろ、加古川市東神吉町でも平荘湖南の約100平方メートルを焼く山林火災があった。高砂警察署などは出火原因を調べるとともに、住民に注意を呼びかけている。

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兵庫県高砂市における山林火災に係る災害派遣について <防衛省 2011/01/25 19:30>を添削

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は2011/01/24 20:30現在からの変更箇所

(中略)
3.防衛省・自衛隊の対応
(1)派遣部隊:陸自 第3特科隊(姫路)、第3飛行隊(八尾)、中部方面航空隊(八尾)、航空学校(明野)、中部方面通信群(伊丹)
※明野駐屯地は三重県伊勢市。

(2)派遣規模:人員4名(延べ約10名)、車両7両(延べ約10両)、航空機8機(延べ12機)

(3)主な対応状況
【2011/01/24】
 13:13 兵庫県知事から第3特科隊長(姫路)に対して災害派遣要請。
 14:13 第3飛行隊(八尾)のOH-6 x2機が離陸。以降、情報収集活動を実施。
 14:30 第3特科隊(姫路)の連絡員(人員6名、車両3両)が現地対策本部へ向け駐屯地を出発。
 14:44 第3飛行隊(八尾)の連絡員(人員2名、車両1両)が現地対策本部へ向け駐屯地を出発。
 15:10 第3飛行隊(八尾)のUH-1 x2機が離陸。
 16:01 空中消火活動を開始。
 17:11 2011/01/24の活動終了。
 ※2011/01/24の活動実績 散水量約11t(22回)

【2011/01/25】
 05:00 第3特科隊(姫路)の連絡員(人員2名、車両1両)、第3飛行隊(八尾)の連絡員(人員2名、車両1両)が現地対策本部へ向け駐屯地を出発。
 06:05以降 第3飛行隊(八尾)のOH-6 x2機が離陸。情報収集活動を実施。
 06:10以降 第3飛行隊(八尾)のUH-1 x2機が離陸。空中より消火活動を実施。
 06:15以降 中部方面航空隊(八尾)のUH-1 x2機が離陸。情報収集活動を実施。
 07:00以降 航空学校(明野)のCH-47 x1機、UH-1 x1機が離陸。空中より消火活動を実施。
 16:15 2011/01/25の活動終了。
 ※2011/01/25の活動実績 散水量約260t(200回)
 ※明日も引き続き活動を実施予定。

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高砂山林火災:33時間ぶり鎮圧 <神戸新聞 2011/01/25 16:48>を添削

 高砂市の山中から出火し、加古川市、姫路市に延焼した山林火災は、高砂市消防本部が2011/01/25 15:00、高砂市内について出火から約33時間ぶりに鎮圧した、と発表した。姫路市内は13:25に、加古川市内も16:30に鎮圧。各市の消防は、鎮火に向けて警戒を続けている。

 焼損面積は13:25現在、約118ha(高砂市102ha、加古川市13ha、姫路市3ha)。怪我人はなく、建物への被害も出ていない。

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高砂山林火災:焼失120haに拡大 <神戸新聞 2011/01/25 12:25>を添削

 2011/01/24早朝、高砂市と姫路市の境にある鷹巣山の山頂付近から出火した山林火災は、2011/01/25正午現在、高砂市と加古川市の境にある高御位山にも燃え広がるなど約123haを焼いた。徹夜の放水で火勢は弱まっているが、一部で延焼しており、ヘリコプターなどによる消火活動が続いている。

 高砂市阿弥陀町地徳の鹿嶋神社参道付近や高砂市阿弥陀町長尾の住宅地に近い山裾では2011/01/25未明になっても火勢が衰えず、徹夜の消火活動が続けられた。

 高砂市は両地区の住民に自主避難を呼び掛け、21世帯47人が公民館などで一夜を過ごした。延焼が治まり、2011/01/25 07時には全員が帰宅した。

 2011/01/25朝には高御位山の加古川市側の斜面で自衛隊、兵庫県、徳島県、大阪府のヘリ計6機が消火活動を再開した。

 高砂警察署によると、高砂市内では鷹巣山の南東約4kmの宝殿山で2011/01/22、2011/01/24両日、山林を焼く火災が発生。さらに2011/01/25朝にも鷹巣山の約4km南西の日笠山で雑草から出火、約25平方メートルを焼いた。いずれも周囲に火の気はなかったといい、高砂警察署は出火原因を調べるとともに、付近の住民らに注意を呼び掛けている。

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高砂山林火災:神戸・阪神間で焦げ臭いにおい <神戸新聞 2011/01/25 00:29>を添削

 2011/01/24夜、神戸・阪神間の消防や警察に「焦げくさい臭いがする」との通報が相次いだ。神戸海洋気象台によると、高砂の山火事の煙が西北西から吹く風で運ばれた可能性が高いという。

 神戸市消防局には、19:30すぎから22:00すぎまでの間に通報が約20件あった。神戸市消防局は各消防署でパトロールに当たったが、異常は見つからなかった。
 芦屋市消防本部には21時台に4、5件通報があり、消防車両2台が芦屋市内全域をパトロールした。
 西宮市消防局には21:25ごろから22:40ごろにかけて7~8件の通報があった。
 尼崎市消防局には22時前に南部を中心に4件の通報があった。

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兵庫県高砂市における山林火災に係る災害派遣について <防衛省 2011/01/24 20:30>を添削

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。

1.災害派遣の概要
(1)要請日時:2011/01/24(月)13:13
(2)要請元:兵庫県知事
(3)要請先:陸上自衛隊 第3特科隊長(姫路)
(4)要請の概要:山林火災の消火活動
(5)発生場所:兵庫県高砂市高御位山(たかみくらやま)

2.災害派遣までの経緯

 2011/01/24(月)、兵庫県高砂市高御位山において山林火災が発生。約1haが延焼したため、13:13、兵庫県知事から第3特科隊長に対して、災害派遣要請がなされた。

3.防衛省・自衛隊の対応

(1)派遣部隊:陸自 第3特科隊(姫路)、第3飛行隊(八尾)
(2)派遣規模:人員8名、車両4両、航空機3機
(3)主な対応状況
 13:13 兵庫県知事から第3特科隊長(姫路)に対して災害派遣要請。
 14:13 第3飛行隊(八尾)のOH-6 x1機が離陸。以降、情報収集活動を実施。
 14:30 第3特科隊(姫路)の連絡員(人員6名、車両3両)が現地対策本部へ向け駐屯地を出発。
 14:44 第3飛行隊(八尾)の連絡員(人員2名、車両1両)が現地対策本部へ向け駐屯地を出発。
 15:10 第3飛行隊(八尾)のUH-1 x2機が離陸。
 16:01 空中消火活動を開始。
 17:11 本日の活動終了。

※01/24の活動実績 散水量約11t(22回)
※明日も引き続き活動を実施予定。

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高砂山林火災:収まらず 他県、陸自からヘリ応援も <神戸新聞 2011/01/25 00:03>を添削

 2011/01/24 06:30頃、高砂市と姫路市の市境にある鷹巣山(264m)の山頂付近から出火した山林火災は、午後になって西寄りの風で火の勢いが強まり、高砂市阿弥陀町の鹿嶋神社北側の山腹を焼き、さらに加古川市志方町へと延焼した。兵庫県は13:13、陸上自衛隊姫路駐屯地司令に災害派遣を要請。兵庫県、香川県、岡山市のヘリコプター各1機に加え、陸上自衛隊八尾駐屯地の2機が消火にあたった。

 ヘリコプターでの消火は17:30ごろ日没のため中止となり、地上からの放水を続けたが、高砂市消防本部によると22時現在、焼失面積は60ha。高砂市は21:30ごろ、現場周辺の約350世帯に防災無線で自主避難を呼びかけた。23時現在、6世帯12人が阿弥陀公民館に避難している。

 火は深夜になって姫路市別所町にも広がった。

 高砂市などは鷹巣山と、同じ山系にある高御位山で入山者に下山を呼びかけた。また姫路市別所町の兵庫県立姫路別所高校は緊急車両が校庭を利用したため、部活動を中止した。

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また高砂で山林火災 <神戸新聞 2011/01/24 12:30>を添削

 2011/01/24 06:30ごろ、高砂市阿弥陀町阿弥陀の鹿嶋神社北側にある鷹巣山(264m)の山頂付近から出火、消防車が山中に入ることができず、兵庫県のヘリコプター1機が出動。岡山市のヘリ1機も加わり、消火にあたっている。高砂市消防本部もホースを伸ばして山に登り、10:40ごろから放水を始めた。

 高砂市消防本部などによると、11時現在、焼失面積は1haを超え、東方向に延焼している。怪我人は出ていないという。

 山の麓に住む女性(73)は「朝6時前に山の頂上が光って見え、しばらくすると火柱が立ち始めた。バリバリと木が燃える音がした」と顔をこわばらせた。(中略)

 高砂市では2011/010/22も約4km南東の阿弥陀町生石で山林火災があり、約4haが焼けた。神戸海洋気象台は、高砂市を含む播磨南東部に2011/01/10、乾燥注意報を発令。2011/01/16夕にいったん解除したが、2011/01/17朝から再び継続して発令している。

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高砂で山林火災 4ha焼く <神戸新聞 2011/01/22 20:30>を添削

 2011/01/22 14:50ごろ、高砂市阿弥陀町生石の生石神社北側の宝殿山から出火、消防車21台と兵庫県のヘリコプター2機が出動し、約3時間20分後に消し止めた。山林約4haを焼いたが、怪我人はなかった。
 この日は兵庫県全域に乾燥注意報が出ていた。

 高砂市は15:30ごろ、高砂警察署から避難勧告の要請を受け、近くの高砂市総合体育館を受入先として準備。高砂市消防隊員らが住民に延焼への注意を呼び掛けたが、16時すぎには火の勢いが収まったため、避難勧告は出されなかった。体育館に避難する住民もいなかったという。
(後略)
婚姻届誤受理の明石市 被害の女子高生側に解決金 <神戸新聞 2010/07/03>を添削

 明石市が直系姻族間の結婚を禁じる民法の規定を知らなかったため、明石市内の男性(57)が偽造して提出した元妻の娘である女子高生との婚姻届を、誤って受理していた問題で、明石市が女子高生側に解決金100万円を支払っていたことが、明石市への取材で分かった。

 また、男性の妻とされた女子高生の戸籍は、神戸家庭裁判所明石支部が女子高生側の戸籍訂正を求める申立てを許可し、明石市が2010/06/30に戸籍再製を済ませた。戸籍は婚姻届の受理以前の状態に戻った。男性は有印私文書偽造の疑いで明石警察署に逮捕されたが、不起訴処分になった。

~~~~
元妻の娘との虚偽婚姻届、誤受理認め謝罪 明石市 <神戸新聞 2010/05/15>を添削

 明石市内の男(57)が、元妻の娘だった女子高校生(16)との婚姻届を偽造して明石市に提出し、有印私文書偽造容疑で明石警察署に逮捕された事件で、明石市は2010/05/14、女子高校生と男の続柄は民法で婚姻が禁止されていることに気付かず、本来できない届を受理していたと発表し、謝罪した。明石市は照会先の神戸地方法務局明石支局が「問題ない」と回答したと説明。法的要件を満たさない届が、戸籍を預かる行政機関のチェックをあっさりとすり抜けていた。

 民法735条は「直系姻族の間では婚姻をすることができない。(離婚や死別などで)姻族関係が終了した後も同様とする」と規定。つまり、結婚相手の親や子とは、たとえ離婚、死別しても結婚はできない。

 会見した西川勉・明石市コミュニティ推進部長らによると、男は2010/04/21に婚姻届を提出したが、前日に離婚届を出していたため、結婚相手が元妻の娘であることが判明し、窓口職員が神戸地方法務局明石支局に電話で相談。神戸地方法務局明石支局は「養子縁組関係がなければ親子ではないので、元妻の子との結婚は問題はない」などと回答した。明石市は届を受理、結婚が成立した。

 明石市側は会見で「責任は明石市にある。本人と親族に心からおわびする」と謝罪。神戸地方法務局明石支局は「事実関係を確認中で、コメントできない」とした。

 婚姻届を受理した以上は無効にできず、女子高校生の戸籍を元に戻すには家庭裁判所の決定が必要。女子高校生側は家庭裁判所に申立てをしているが、今後も決定を受けた上で明石市による手続きを要する。その上で明石市は「一刻も早い訂正に協力したい」とした。

 直系姻族間の結婚禁止は1898年の民法制定時から規定。大家族制の下、一度は父、母と呼んだ人との結婚を禁じるという社会倫理的な意味合いが大きいとされる。早稲田大法学学術院教授(民法)・棚村政行は、「離婚、再婚率が高い現代社会の現実とかけ離れている部分もある。そういう時代だからこそ、明石市が民法の規定を認識できていないのは問題。現場での本人確認の強化も不十分だ」と指摘した。
ダイアモンドオンライン 都道府県データ:Vol.35
【兵庫県】県民性の“見本市”「なんでもあり」のおおらかさ

 日本には47の都道府県があるから、理屈のうえでは、それと同じ数の「県民性」が存在することになる。しかし、青森県や長野県のように、複数の県民性(「藩民性」と言ってもいい)が共存する県もあり、全部合わせるとおそらく60ほどに達するのではなかろうか。

 ただ、兵庫県のように、少なく見積もっても、5つもの気質があるなどという県はほかにない。これはひとえに、兵庫県の地理的な位置によっている。

 地図を見るとわかるが、この県の北端は、冬になれば雪が舞う日本海に面し、交通の便もあまりよくない。一方、県の南端は淡路島で、こちらは温暖な気候で知られる瀬戸内海に浮かび、古来海上交通の要でもあった。これだけ考えても、同じ気質が育まれるとは考えにくい。

 また、その間の、北部から中央部にかけては、経済的にはあまり恵まれない山間地帯である。その南側から瀬戸内海沿岸にかけては、平安朝の時代から開け、平清盛の時代には都も置かれた神戸だ。かと思うと、県の東部に暮らす人たちの感覚はほとんど大阪に近い。尼崎市など、電話の市外局番が大阪市と同じ「06」だが、そんな些細な事実にもそれが象徴されている。

■ハイカラでおしゃれな神戸人と庶民的な大阪人は水と油のような間柄!?

 つまり兵庫県は、県民性の“見本市”というか、私たち日本人が持つ、典型的な気質がほぼそろった特異な県なのだ。そして兵庫県人は、自分たちの県がそうした「なんでもあり」のエリアであることを、長い歴史のなかで十分に心得ている。全体としては鷹揚な人が多いから、さほど深刻に悩む必要はない。

 唯一気をつけたいのは、神戸を、同じ関西だからといって、大阪とひとくくりにして扱わないほうがいいという点だろうか。プロ野球の老舗球団「阪神タイガース」があるせいか、他地域の人は、大阪と神戸をつい同一視しがちだが、これはしばしば神戸人の気持ちを逆なでしてしまうようだ。

 ハイカラでおしゃれ、先進的な神戸人と、庶民的で格好をつけることを重要視しない大阪人は、やはり水と油のような間柄なのかもしれない。

◆兵庫県データ◆
県庁所在地:神戸市/県知事:井戸敏三/人口:559万7513人(H22年)/面積:8396平方キロメートル/農業産出額:1431億円(H19年)/
県の木:クスノキ/県の花:ノジギク/県の鳥:コウノトリ

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 兵庫県を一つの県として見るにはものすごく無理がある。
包丁大量窃盗事件:警戒強化、防止対策も <神戸新聞 2009/12/16>

 神戸市西部と三木市のスーパーなどで相次いでいる包丁の窃盗事件。犯人像や目的が判然とせず、被害に遭った店は陳列する本数を減らすなどの対策に乗り出した。小学校や学習塾でも不審者への注意を呼びかけるなど、警戒を強めている。

 2009/12/12~2009/12/14にかけ、神戸市西区と神戸市垂水区、三木市の7店で計99本の被害が確認されている。うち2店では化粧品も計235点なくなっていた。

 被害に遭った各店は巡回を強化。3店で被害が出たダイエーは事件後、全国の227店全てで、陳列する包丁を1種類1本ずつに限定した。コープこうべは、簡単に外せないフックに包丁を掛けていたが、2店が被害に遭い、ダイエーと同じ対策を取っている。

 被害が最も多い神戸市西区の井吹西小、井吹東小の2校は急遽、注意喚起のプリントを作成。1人での登下校や外出を控え、不審者に出会ったら大声で助けを求めるよう児童に指導した。また、校区の学習塾も授業後の速やかな帰宅を徹底。「授業が終わるのが夜遅いので、不安はある」と話している。

 各店から防犯カメラの映像の提出を受けて捜査している兵庫県警は、盗まれた包丁の本数が多く、同時期に相次いだことからグループによる犯行を疑う。化粧品も盗まれるなど転売目的の可能性があるとみるものの「換金しても大金にはならないのに」と首をかしげる捜査関係者も。

 2009/02、警視庁が東京都内のスーパーで包丁10本を盗んだ男を窃盗容疑で逮捕。男は200本以上の包丁を万引し、質入れしていた。化粧品については2008/12、ベトナム人のグループが盗んだ品を本国に運ぶのに関わったとして、同国の航空会社の副機長が兵庫県警などに逮捕される事件があった。

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三木でも包丁盗難、同一犯か 計99本被害 <神戸新聞 2009/12/14>

 神戸市西区と垂水区のスーパーなど4店で包丁が相次ぎ盗まれた事件で、新たに神戸市西区と三木市の3店で37本が盗まれていたことが2009/12/14、分かった。被害は7店で計99本約30万円相当に上っている。

 三木警察署によると、ダイキ三木青山店(三木市志染町青山6)で、2009/12/14朝の開店時に、売場の包丁17本(計7万円相当)がなくなっていた。
 さらに2009/12/14朝、カインズホーム神戸西神南店(神戸市西区井吹台西町1)でも文化包丁18本(約9千円相当)がなくなり、コープ桜が丘店(神戸市西区桜が丘中町3)でも2本(約7千円相当)がなくなっていた。コープでは、化粧品など約110点(約8万円相当)も盗まれていた。

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スーパー4店で包丁62本盗まれる 神戸 <神戸新聞 2009/12/13>

 神戸市西区と垂水区のスーパーなど4店で包丁計62本(約21万5千円相当)がなくなっていることが2009/12/13、分かった。神戸西警察署と垂水警察署では、同一犯に盗まれた可能性もあるとみて、窃盗事件として捜査している。

 神戸西警察署などによると、2009/12/13午後、コープ西神南店(神戸市西区井吹台東町1)の店員から「包丁9本が盗まれた」と届けがあった。いずれも文化包丁で、2009/12/12夜の在庫確認で盗まれたことに気付いた。
 また、2009/12/13朝、ダイエー西神中央店(神戸市西区糀台5)で日用品売場にあった文化包丁10本がなくなっているのに気付いた。その後、他店にも確認したところ、ダイエー神戸学園店(神戸市西区学園西町1)とダイエー舞子店(神戸市垂水区舞子台6)でも、計43本の被害が確認された。
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