忍者ブログ

Sclaps KOBE

神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

2024/04    03« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »05
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

神戸西バイパス延伸工事 明石市が土砂受け入れ検討 <2021/3/2 05:30神戸新聞NEXT>を編集

 全面開通へ向け、事業が本格化した神戸西バイパスの延伸工事をめぐり、西日本高速道路会社(NEXCO西日本)が工事で出る土砂の受け入れを明石市に提案し、明石市が大久保町北部の市有地などでの受け入れを検討していることが2021/03/01までに、明石市などへの取材で分かった。明石市長の泉房穂は3月市議会で、第二神明道路のスマートインターチェンジ整備などを含む大久保町北部エリアの活用を表明しており、土砂の受け入れに伴う課題の整理を進めている。

 明石市によると、NEXCO西日本側からは2020年、提案があった。市有地が延伸工事の現場から近く、第二神明の側道から直接搬入できる利便性などを考慮したとみられるという。
 NEXCO西日本は工事で出る土砂を約20万~50万m3と見積もり、2022年度からの受け入れ開始を希望しているという。
 受け入れを検討するのは、大久保町北部の市有地などを含む遊休地2カ所。現状は主に樹木などが生い茂る森林となっている。
 今後検討すべき課題として、遊休地内に市有地との境界が定まっていない民有地が点在するのに加え、一帯が市街化調整区域であること、自然環境や生態系への影響などが挙がっている。他方、長らく「塩漬け状態」にある市有地を活用できる好機であり、スマートICなどとの同時整備による利点もあるとみている。
 スマートICについてはこれまで市議会などで「周辺住民らの要望が高まっている」として市議が整備促進を求めていたが、明石市は具体策を示していなかった。

 市長は、開会中の3月市議会で初めて「神戸西バイパスの整備に合わせ、大久保北部エリアの市有地や周辺地域で、スマートICの設置なども含めた利活用を検討する」と表明。明石市は土砂を受け入れることで、スマートICなどの整備費用をめぐるNEXCO西日本との交渉を有利に進めたい考えもあるとみられる。
PR
通行料7億円徴収漏れ 神戸・ハーバーハイウェイ過去5年間 <2020/12/2 08:25 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸港の六甲アイランドとポートアイランドを結ぶ港湾道路「ハーバーハイウェイ」の夜間通行料の徴収漏れが、記録が残る2015~2019年度の5年間だけで少なくとも約7億円に上ることが、神戸市への取材で分かった。神戸市は約20年間、ETCや徴収機を設置せず、無人の料金所のスルーが常態化。センサーで通行量を把握しながら、対策を取ってこなかった。

■夜間無人の料金所「スルー」常態化

 ハーバーハイウェイは1997年に全線開通し、新港~高羽ランプ間の約10.5kmをつなぐ。中央の摩耶ランプを境に東西区間に分かれ、料金は全車種1区間110円、2区間210円に設定されている。

 料金徴収は2区間の場合は本線上の料金所、1区間の場合は東西区間の各出入口で係員が行うが、各出入口は20時~翌08時は係員がいなくなる。この間は料金所に置かれた鉄製の箱に料金を投入する。

 神戸市港湾局によると、2010/10の夜間、東区間の出入口を約11万台が通過したが、徴収額は約2万6000円。全車から徴収した場合と比べると、ひと月で約1200万円の損失だった。2020年度(4~9月)、料金を払った車は約500台に1台だった。利用台数がはっきりしない西区間の出入口でも、数万台が料金を払わず通過しているとみられる。

 開通当初は夜間も料金所に係員がいたが、「通行量が少なく、費用対効果が見込めない」との判断から、2000年から無人になったという。その後、徴収の強化や不正通行の追跡に乗り出すことはなく、監視カメラも設置されていない。

 神戸市港湾局は「赤字を出さないという面から、設備や人件費に新たな投資をせず、現在の運用が合理的と考えてきた」としている。2022年度までに、全ての料金所でETCを導入する方針という。

 公共施設のマネジメントに詳しい東洋大学客員教授の南学は「物流が24時間化し、夜間の交通量は増えているのに、役所が前例踏襲が基本の組織であることがこのような結果を生んだ。税金で造られた道路だけに、市民への説明が必要だ」と指摘する。

~~~~
神戸市、20年間ただ乗り黙認 神戸・ハーバーハイウェイ <2020/12/2 08:40 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市の港湾道路「ハーバーハイウェイ」について、読者から「夜間、ほとんどの車が通行料金を払わず走り去っている」という投稿が神戸新聞の双方向型報道「スクープラボ」に寄せられた。取材するとその通りで、神戸市は約20年間、不正通行を事実上黙認してきた形だった。

■通過50台、料金支払う様子は1台だけ

 2020/11上旬の21時ごろ、ハーバーハイウェイを実際に車で走った。無人の摩耶出口は薄暗く、通行料金を支払う必要があるかどうか、遠目には分からない。スピードを緩めて近づくと、「通行料 通行券をお入れ下さい」と書かれた箱が置かれていた。

 行く手をふさぐバーなどはなく、支払わなくても通れそう。少し戸惑ったが、もたもたしていると後続車に追突される恐れもある。おつりも出ない箱にそそくさと硬貨を入れ、すぐに発車した。

 近くの歩道から観察すると、約30分間で通った50台のうち、料金を入れている様子だったのは1台だけ。多くのトラックはスピードを落とさずに突っ切り、ETCがあると勘違いしたのか、少しスピードを落として通り過ぎる車もあった。

 通行料の納付は神戸市港湾施設条例で定められ、港湾事業会計に計上。神戸港の機能強化や高潮・津波対策、須磨海岸の活性化などに使用される。

 神戸市港湾局によると、有人料金所(本線上の料金所と日中の各出入口)では2020/10、約60万台から約5500万円の通行料を徴収。一方、無人料金所は東区間の出入口だけでも約11万台が通過したが、徴収額はわずか約2万6000円だった。

 無人料金所のスルーは相当前から常態化しているとみられるが、対策は講じられることはなく、ETC設置も進まなかった。

 「東区間出入口と併設の本線上の料金所はカーブの途中にあり、合流地点の安全面の検討などが必要だった」(神戸市港湾局)。導入には約20億円の初期費用や運用経費が必要で、3カ所同時の設置を前提に検討してきたという。

 神戸市は2019年度、導入をようやく本格的に検討し、2020年度中に工事に着手する方針。だが、設置までは月に1000万円以上の支払い漏れが発生する現状は続く。

 神戸市港湾局に「おつりはどうするんですか」と尋ねた答えはこうだった。
 「手持ちの硬貨が足りない時は、次に通った時、多めに入れてください」

~~~~
通行量の徴収漏れ13億5千万円に 神戸ハーバーハイウェイ <2020/12/2 16:47神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市の港湾道路「ハーバーハイウェイ」で夜間、多くの車が通行料を支払わずに無人料金所を素通りしていた問題で、記録が残る2015年度以降の徴収漏れ金額が約13億5000万円に上ることが、神戸市港湾局への取材で分かった。西区間を精査した結果、新たに約5億7000万円の不払いが判明したという。

 神戸市では2022年度までに、全ての料金所でETCを導入する方針で、導入まではこのまま夜間の無人を続ける。神戸市港湾局は「夜間も通行料が必要と知らないドライバーも多い」と認めるものの、新たに周知徹底する予定はなく、出入口付近に看板の設置を検討しているという。

(中略)

 2015年度以降の徴収漏れ額は、東区間(高羽~摩耶)で約7億7000万円。西区間(摩耶~新港)は夜間無料の摩耶大橋と合算されるため、これまでの取材に対し「正確な通行台数は不明」(神戸市港湾局)と説明していたが、改めて調べ直した結果、約518万台が通行していたことが分かった。

~~~~
神戸ハーバーハイウェイ 13億円徴収漏れ問題 ETC設置まで夜間通行無料に <2020/12/10 21:32神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市の港湾道路「ハーバーハイウェイ」で夜間、多くの車が通行料を支払わずに無人料金所を素通りしていた問題を受け、神戸市長の久元喜造は2020/12/10の定例会見で、ETCが設置されるまでの間、夜間の通行料を無料にする方針を示した。関連の条例改正案を2021年2月議会に提出する見込み。

 摩耶ランプにある出入口の料金所は20時~翌08時まで無人で、鉄製の箱に料金を投入する仕組み。周知不足もあって多くの車が支払わず、記録が残る2015年度以降の徴収漏れ金額は約13億5000万円に上る。

 神戸市は2022年度までにETCを導入する予定だが、利用者の公平性を確保するため、夜間の通行料を無料化する方針。
 久元は「2、3年前、全線無料化も選択肢ではないかと(担当部局に)伝えたが、大きな損失になるのでETCを設置することになった」と説明。「不適切な状態だが、係員を配置すれば経費の方が通行料の収入よりも大きくなる。ETC設置まで無料とする法的な根拠をつくるべきだ」と述べた。
トラックが川に転落、運転手が死亡 神戸・灘区で多重事故 <2019/09/03 14:00 神戸新聞NEXT>を編集

 2019/09/03 08:00頃、神戸市灘区高羽町1の市道で、大型トラックが乗用車3台と歩行者に接触する事故があった。大型トラックは道路沿いの石屋川に転落し、運転していた50代とみられる男性が死亡。歩行者を含む10~50代の男女計5人が重軽傷を負ったとみられるが、命に別条はないという。

 大型トラックはこの直前にも3台と接触する事故を起こしており、2人が重傷。灘警察署は大型トラックが暴走に至った経緯について調べている。

 灘警察署によると、現場は片側1車線で、南進中の大型トラックが、対向車線などにいた乗用車計3台と歩行者にぶつかった後、ガードレールを突き破り、道路沿いの石屋川に転落した。運転していた男性は搬送先の病院で死亡。歩行中だった男子高校生(15)が顔の骨などを折る重傷を負い、3台の車に乗っていた10~50代の男女も重軽傷。

 大型トラックはこの事故の直前、現場の北西約600mにある神戸市灘区一王山町の県道でも、別の車3台と接触。30代と40代の男性が腕の骨を折るなどの重傷を負った。灘警察署によると、大型トラックは事故を起こした後も南進を続けたという。

 運転手の勤務先とみられる熊本県玉名市の運送会社営業所によると、男性は2019/09/02 12時ごろに出社。15時ごろ、熊本市内でトラックに雑誌を積み、09/03中に神戸市東灘区の六甲アイランドにある倉庫に届ける予定だった。同社によると、男性は2018/09から勤務。持病などはなかったという。玉名市を出発した2019/09/02は、9日間の休暇明けだった。

 大型トラックが川に転落した現場は、阪急六甲駅の東約1kmにある住宅街の一角。近くに幼稚園や病院などがある。

~~~~
神戸トラック暴走事故:長い下り「魔の通り」でトラック暴走 <2019/09/03 22:31 神戸新聞NEXT>を編集

(1)車2台が横転
(2)衝突した車が交差点停車
(3)トラックが川に転落

 神戸市灘区高羽町で2019/09/03に発生し、8人が死傷した多重事故。現場では「この辺りは事故が多発している」といった声が多く聞かれ、「魔の通り」と表現する住民もいた。事故が起こりやすい道路状況とは-。事故を起こした大型トラックが走ったとみられる道路を、実際に車でたどってみた。

 トラックは六甲山トンネルから県道を使い、南進したとみられている。トンネルを抜けると勾配がきつく、急カーブが連続する山道を走る。「長い下り坂 エンジンブレーキ使え!」などと注意を促す看板が何カ所も設置されている。足は常にブレーキペダルに乗せた状態。重量のあるトラック運転手であれば、緊張感はなおさらだろう。

 市街地に近づくと、急勾配は続くが、カーブは緩やかになる。車線が1車線から2車線に増えたこともあり、周囲の車も加速し始める。トラックが2台と接触を起こした第1現場は、まさにこの辺りだ。
 トラックは乗用車に続いて別のトラックにも追突。路肩のガードレールは大きくひしゃげ、車両の部品も広範囲に散乱していた。

 そのまま市街地に入ると、交通量は一気に増える。道路の分岐点では標識や行き先を示す掲示板も増え、視線が散漫に。さらにバスの通り道でもあるため、車線変更をする車も多い。事故が発生した朝8時ごろはバスの便数も多いため、混雑はなおさらだったと推測される。
 だが、最初の現場から南東約600mの第2現場まで、トラックは相当な速度で突き進んだとみられる。分岐点や信号も複数あるが、この間にある防犯カメラの映像を神戸新聞が入手し確認したところ、トラックは周囲の車よりも明らかにスピードが出ていた。

 第2現場では立て続けに3台に接触した。うち2台は横転し、残る1台も前方が大破。歩いていた高校生も巻き込んだトラックは、沿道の柵を突き破って川へ転落した。瞬間を目撃した近くの女性は「『ウオー』という轟音に驚いて外を見ると、猛烈なスピードでトラックが道路を下っていた」と証言した。

 第2現場の直前には交差点があり、今回のトラックのように左へ曲がると、それまでの下り坂から一転して上り坂にぶつかる。その上、坂の向こう側もほぼ見えない。こうした点も事故を誘発する背景にあるのだろうか。

 2012/10には、同じ現場で軽乗用車が信号柱に衝突、4人が重軽傷を負う事故が発生している。

~~~~
神戸トラック暴走事故:トラック前輪破裂後衝突か <2019/9/4 06:01神戸新聞NEXT>

 トラックが事故直前に大型トラックの前輪が左右とも破裂するバースト現象を起こしていたことが2019/09/03、捜査関係者への取材で分かった。現場付近の防犯カメラには、トラックが周囲の車を大きく上回るスピードで走る様子も写っていた。
 兵庫県警は事故当時、トラックが運転を制御できない状態だった可能性もあるとみて、ブレーキ系統などの異変の有無も含め原因を調べる。
(中略)
 捜査関係者によると、対向車とぶつかった現場周辺の縁石にはトラックのタイヤが接触したような形跡が複数あり、バーストにつながった可能性がある。またトラックにドライブレコーダーはなかったが、転落地点の約150m手前の防犯カメラが相当な速度で走るトラックを撮影していた。
(後略)

~~~~
神戸トラック暴走事故:衝突事故前からブレーキ制御不能か 複数の接触跡 <2019/9/4 13:30神戸新聞NEXT>

 トラックが最初に車2台に衝突した現場よりさらに約600m北側で、並木や縁石などに接触した形跡があることが2019/09/04、捜査関係者への取材で分かった。トラックは衝突事故を起こす前、少なくとも約4kmにわたり急勾配を下ったとみられている。兵庫県警はフットブレーキの多用などで、衝突事故前からブレーキが制御できなくなっていた可能性があるとみてトラックの分析を進める。
(中略)
 捜査関係者によると、最初の事故現場から約600m北側の神戸市灘区鶴甲1の県道沿いにも、並木の枝が約100mにわたって折れたり、縁石やガードレールに接触したりした形跡があった。トラックのものとみられる破片もあり、兵庫県警はこの時点で既にブレーキが利かなくなっていたとみて調べる。運転手が車を止めようと、縁石などに故意に接触した可能性もあるとみられる。
(後略)

~~~~
神戸トラック暴走事故:トラック運転手、転落直前までクラクション 停車試みた痕跡 <2019/09/05 06:10 神戸新聞NEXT>を編集

 死亡したトラックの運転手(57)が、道路沿いの石屋川に転落する直前までクラクションを鳴らして走っていたことが2019/09/04、捜査関係者への取材で分かった。トラックのブレーキは利かなくなっていたとみられる一方、兵庫県警は転落直前まで運転手に意識があったとみており、詳しい事故原因を調べる。
(中略)
 捜査関係者によると、トラックは何らかの原因でブレーキが利かなくなったとみられるが、計5
台の車と衝突しながらも、転落するまでの間、下り坂のカーブ数カ所を曲がって走行。クラクションも鳴らし続けていた。また、車を止めようと故意に縁石や並木に接触した可能性もあるという。運転手の勤務先によると、持病や定期健診での異常はなかった。

 兵庫県警は今回の事故を受け、長い下り坂では車間距離を長くとり、エンジンブレーキなどを活用するよう、兵庫県トラック協会などに文書で呼び掛ける。

~~~~
神戸トラック暴走事故:

 2019/09/03、神戸市でトラックが乗用車などに相次いで衝突し8人が死傷した事故で、警察は2019/09/05、トラック運転手が勤めていた会社に家宅捜索に入りました。

 兵庫県警が家宅捜索に入ったのは、事故を起こしたトラック運転手が勤めていた熊本県玉名市の「サンサービス」です。2019/09/3、神戸市灘区で大型トラックが下りの坂道を走行中、乗用車など5台に衝突したり歩行者をはねたりした後、川に転落しました。この事故でトラック運転手・宗由起人さん(57)が死亡、7人が重軽傷を負いました。

 警察によりますと、トラックの目立ったブレーキ痕は見つかっておらず、直前にはクラクションを鳴らしたり、ハザードランプを点灯したりする様子が目撃されていました。

 「(車間)距離を詰めてクラクションを鳴らしていた。」(目撃した人)
 「両方のウインカーをたいて、知らせているということはわかった。」(目撃した人

 
 警察はトラックに不具合が生じていた可能性もあるとみて調べています。

~~~~
神戸トラック暴走事故:運転手を容疑者死亡のまま書類送検 <2020/2/18 21:29神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市灘区で2019/09、大型トラックが川に転落して男性運転手が死亡し、歩行者ら8人がけがをした事故で、兵庫県警交通捜査課と灘署は2020/02/18、ブレーキの不具合を知りながらトラックを運転したとして、自動車運転処罰法違反(過失致傷)などの疑いで、運送会社(大阪府摂津市)の男性運転手=当時(57)=を容疑者死亡のまま書類送検した。
 同課は、ブレーキの作動に必要な空気を送るホースに亀裂が入っていたのに、整備を怠り放置したことが事故の原因と特定した。県警は同日、法人としての同社も道交法違反容疑で書類送検した。
 運転手の書類送検容疑は19年9月3日、神戸市灘区高羽町1の市道などで、ブレーキが利かなくなった大型トラックを運転し、8人にけがをさせた疑い。

 県警は1月29日、運転手から事前にブレーキの不具合を伝えられたのに、整備を怠ったまま運行を指示したとして、業務上過失致死傷容疑などで社長の男(52)と、九州営業所長の男(63)を逮捕している。

~~~~
神戸トラック暴走事故 運送会社の上司を起訴 神戸地検 <2020/2/19 19:47神戸新聞NEXT>を編集

 昨年9月3日に神戸市灘区でブレーキが利かなくなった大型トラックが川に転落して男性運転手=当時(57)=が死亡し、歩行者ら8人がけがをした事故で、神戸地検は19日、業務上過失致死傷罪で、運送会社(大阪府摂津市)の社員の男(63)=熊本県山鹿市=を起訴した。

 起訴状によると、同社九州営業所所長だった昨年8~9月、ブレーキが不具合で利かなくなるおそれを認識していたのに修理を怠り、運転手に熊本県から神戸市までの運行を指示し、同市灘区で暴走事故を起こさせたなどとされる。

 一方、男とともに業務上過失致死傷容疑で逮捕されていた同社の男性社長(52)について、地検はこの日、不起訴処分とした。
山麓バイパス料金所で事故 朝の通勤時に影響か <神戸新聞 2014/11/6 19:51>を編集

 2014/11/06 11:10頃、神戸市兵庫区の山麓バイパス東行き天王谷料金所で、ブースに大型トレーラーの荷台の重機が接触した。損傷したETC機器の復旧のめどが立っておらず、神戸市道路公社は「朝の通勤時間帯は渋滞が発生する恐れがある」としている。

 天王谷料金所は、乗降口と接続するレーンを含め片側3車線。兵庫警察署などによると、トレーラーが東行きのETC専用レーンを通過した際に、荷台に積んでいたショベルカーの側面がETCの設備などに接触したとみられる。
 神戸市道路公社によると、ETC専用レーンは2014/11/07以降も修復作業が続く見通しだが、西神方面から都心部に向かう車で混み合う07~09時は一般レーンとして通れるようにする方針。
 トレーラーは、ショベルカー2台とブルドーザー1台を積みワイヤで固定していたといい、兵庫警察署が原因を調べている。
名神湾岸連絡線:早期整備を兵庫県知事が要望 <神戸新聞 2012/03/24 11:54>を編集

 兵庫県知事の井戸敏三は2012/03/23、名神高速道路と阪神高速湾岸線をつなぐ名神湾岸連絡線(約2km)の早期整備に向け、必要性など事業評価の検討開始を国土交通省と民主党に要望した。

 名神湾岸連絡線は、神戸・阪神地域の渋滞解消、国道43号の環境改善に加え、阪神港や関西3空港へのアクセスを高めるのが狙い。井戸は西宮市副市長の本井敏雄らとともに、国交省大臣政務官 津島恭一を訪問。兵庫県、神戸市、西宮市、芦屋市、兵庫県商工会議所連合会、兵庫県商工会連合会の連名で要望書を提出した。
 井戸は「連絡線は津波の避難場所としても使える」などと強調し、国交省による事業評価の対象とするよう求めた。
新神戸トンネル:阪神高速への移管 2012/10/01で合意 <神戸新聞 2012/03/22 10:10>を編集

 神戸市道路公社から阪神高速道路会社への移管が決まっている新神戸トンネル(神戸市中央区~神戸市北区、約8.5km)について、神戸市と阪神高速は2012/03/21、移管日を2012/10/01とすることで合意した。ETC搭載車は、阪神高速が2012/01から導入した距離別料金体系に一本化され、全区間で料金が安くなる。新神戸トンネルでの小型バイクの通行も現行通り認めることとした。
 今夏までの移管を目指していたが、事務手続きの遅れなどで、ずれ込んだ。神戸市は6月議会に関連議案を提出する方針。議決と国の許可を経て、合意内容が確定する。
 新神戸トンネルの建設費などの残債約693億円(2010年度末)は移管までに、神戸市道路公社の積立金や資産整理などで570億円に圧縮。570億円のうち阪神高速が355億円を負担し、神戸市は神戸市道路公社への出資金215億円を充てて処理する。
 料金は、距離別制の他、阪神高速が2013年度まで行う「西線内々割引」が適用される。阪神西線だけを6kmを超えて走る車は100円割引きとなる制度で、2014年度以降については国と地元自治体が協議する。
 また、現在新神戸トンネルで通行が認められている125cc以下の小型バイク(50cc以下を除く)は、現行通り通行可能とする。阪神高速の自動車専用道では本来通行できないが、「バイク通勤で利用する市民も多い」との神戸市の要望が受け入れられた。通行料も現在の50円に据え置かれる。
阪神高速、距離別料金へ 普通車上限900円 <神戸新聞 2011/11/09 12:17>を編集

 阪神高速道路株式会社は2011/11/09、定額制の高速料金を2012/01から走行距離に応じた距離別料金制に移行すると発表した。国土交通省が2011/11/09付で許可した。
 自動料金収受システム(ETC)搭載の場合、普通車は500~900円、大型車は2倍の1000~1800円となる。ETC非搭載の場合はそれぞれ上限額を適用。近距離の利用では現行より値上がりするケースもある。

 兵庫県や神戸市など5府県市議会から関連議案の承認を得た阪神高速が2011/11/07、国に料金変更の許可を申請していた。阪神高速道路が1964年に開通して以来、距離別料金の採用は初めて。距離に応じた公平な負担を求める利用者の声に応えた。

 現在の料金は路線別の定額制で、普通車は阪神東線が700円、阪神西線、阪神南線が各500円となっている。
 新制度では路線の区別をなくし、ETC搭載の普通車で6km以下が500円。以降、6kmごとに100円刻みで加算し、24km超は全て900円とする。
 月見山(神戸市須磨区)から東行きを利用した場合、約25km先の西宮インターまで現行は500円だが、新制度では800円(2013年度まで割引適用)となり300円の値上げ。約34km先の大和田(大阪市西淀川区)になると、現行より300円安い900円となる。本州四国連絡道路との乗り継ぎなど、各種割引制度も改定される。

 阪神高速の試算では、利用者のうち実質値上がりか値下がりになるのがともに3割。残る4割は据置きとみている。

 距離別料金制導入をめぐっては兵庫県議会が付帯決議で、2013年度末に多くが終了する割引制度の継続、阪神高速と本四連絡道などとの料金の一元化などを求めている。

~~~~
阪神高速道路(阪神圏)の通行料金等についてのお知らせ ~お客さまにより利用しやすい料金へ~ <2011/11/09 阪神高速道路株式会社>を編集
http://www.hanshin-exp.co.jp/company/pressrelease/2011-1109-kyoriryoukin.html

 阪神高速道路株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長:大橋光博)は、阪神高速道路(阪神圏)の通行料金について、料金圏のある均一料金(阪神東線700円、阪神西線500円、阪神南線500円)から料金圏のない対距離制(500~900円)の距離料金へ2012/01/01(日)午前0時から移行します。

 阪神高速道路では、都市内における大量の交通を能率よく円滑に処理するために、通行料金について、出口料金所の必要のない均一料金を採用してまいりました。しかしながら、
・ネットワークの拡大に伴い、同一料金圏内で長距離利用も短距離利用も同一料金であり、また同一料金圏内のみの利用と複数料金圏にまたがる利用とでは同じ利用距離でも通行料金が異なるなどの不公平感が拡大してきたこと
・ETCの整備により出口料金所がなくても利用距離を把握し料金計算が可能となったこと
・多くのお客さまがETCをご利用いただく状況となったこと
などから、国や地方自治体の意見を踏まえながら、料金圏のない対距離制(500~900円)へ移行することとしました。

対距離制移行の概要
1.料金圏(阪神東線、阪神西線、阪神南線)の撤廃
2.ETC普通車500円(6km以下)~900円(24km超)利用距離に応じた料金(6kmごとに100円ずつ加算)
3.現金でご利用の場合は普通車900円(一部端末区間は距離に応じて500~800円)
4.各種割引及び現金のお客さまへの支援の実施

 なお、より使いやすい阪神高速ネットワークの形成をめざして、大阪港線東行きから環状線北行きを直接接続する信濃橋
渡り線(仮称)の整備に着手します。

別添資料(抜粋)
p1:◆阪神高速の距離料金と割引項目(阪神圏)
【料金の額】
ご利用(営業)距離/普通車/大型車
~6kmまで/500円/1000円
6km超~12kmまで/600円/1200円
12km超~18kmまで/700円/1400円
18km超~24kmまで/800円/1600円
24km超~/900円/1800円

※現金のお客さまは、ご利用の入口から利用可能な最長距離に応じた料金となり、一部端末区間を除き普通車900円、大型車1800円となります。(一部端末区間はp5)
 現金のお客さまに対する支援策はp6~10。
(略)

p3:阪神高速の料金割引(阪神圏)

・対距離制移行に際して、地方からの意見を踏まえた以下の割引について、当面2013年度まで実施します。

①NEXCO・本四との乗継割引(割引額:普通車▲100円 大型車▲200円)
 -NEXCO・本四の管理する高速道路と阪神高速道路を乗継利用し、阪神高速道路の利用が6km以下の場合に適用されます。(ETC車対象)
  ※乗継対象箇所:豊中IC、松原JCT、東大阪JCT、西宮IC、月見山(第二神明)、西宮山口JCT、布施畑JCT、伊川谷JCT、りんくうJCT

②西線内々利用割引 (割引額:普通車▲100円 大型車▲200円)
 -阪神西線(北神戸線、神戸山手線、神戸線、湾岸線)のみを6kmを超えて利用する場合に適用されます。(ETC車対象)

③端末区間割引 (表示は割引後額)
 -池田線(池田木部~神田)普通車300円/大型車600円(全車対象)
  ※平日(月~金)の通勤時間帯(6時~9時、17時~20時)に利用した場合は、普通車150円/大型車300円(ETC車対象)
 -西大阪線(北津守~安治川) 普通車200円/大型車400円(全車対象)
  ※早朝深夜(0時~6時、22時~24時)に利用した場合は、普通車100円/大型車200円(ETC車対象)
 -東大阪線(東大阪JCT~第二阪奈)普通車200円/大型車400円(全車対象)

④物流事業者向け割引の拡充
 -車両単位割引 現行最大13%割引を最大20%割引に拡充
 -契約単位割引 現行5%割引を10%割引に拡充

⑤新神戸トンネルの移管
 -移管迄は現行割引(新神戸トンネルと阪神高速北神戸線・神戸線とを連続利用する場合の連続利用割引)を継続します。(ETC車対象)(割引額:普通車▲300円 大型車▲600円)

 ・環境ロードプライシングは、基礎的な料金として継続します。 ※障がい者割引、路線バス割引も継続します。

p6:◆現金のお客さまへETC車載器購入助成等の支援策を実施します

【実施メニュー】
①ETC車載器購入助成
②ETC利用履歴発行プリンタープレゼント
③ETC利用履歴発行プリンターの増設
④ETCパーソナルカード新規入会キャンペーン
⑤ETC利用照会サービスの広報
⑥阪神高速パーキングエリア買物割引券プレゼント

p11:◆信濃橋渡り線(仮称)の整備
○3号神戸線・16号大阪港線から11号池田線・12号守口線に向かう場合、現状では1号環状線を半周迂回する必要があります。
○16号大阪港線東行きから1号環状線北行きへの渡り線・付加車線の整備により、走行距離・走行時間を短縮することが可能となります。
計画概要
○事業箇所:大阪市西区西本町付近
○設計速度:40km/h(渡り線)
○車線数:1車線(渡り線)
○完成予定:2016年度
○工事概要:付加車線800m+渡り線170m+付加車線710m
阪神高速の震災資料保管庫 第1、3日曜も公開へ <神戸新聞 2010/12/16>を添削

 阪神高速道路会社は、阪神・淡路大震災で被害を受けた構造物を展示する神戸市東灘区深江浜町の震災資料保管庫を2011/01以降、毎月第1、3日曜日にも一般公開する。現在は第1、3水曜日だけだが、阪神高速広報課は「多くの市民に見てもらい、震災の教訓を伝えたい」と公開日を増やすことにした。

 保管庫は、高速道路の被害を後世に伝えようと1999年に開設。当初は研究者や行政関係者が対象だったが、2010/07から、一般市民も見学できるようになった。

 展示物は、西宮から神戸市長田区で大きな被害を受けた高速道路のうち、ひびの入ったコンクリート橋脚や、揺れでねじ曲がった鋼材など巨大な構造物4点。全線復旧までの623日間の取組み、現場担当者の感想、震災を教訓にした新技術も紹介している。

 2010/07以降、2010/11末までの来館者は約600人。担当者は「震災を経験していない人も、巨大な構造物の被害を見れば地震の恐ろしさを実感できる」と話す。

 事前予約制で10:30、13:30、15:30の3回。1回20人まで。震災当時、復旧活動に当たった元職員が解説する。無料。

~~~~
震災資料保管庫をリニューアルします。<阪神高速道路(株) 2009/12/16>

震災資料保管庫をリニューアルします。2009/12/18に、よりわかりやすくリニューアル

 この度、震災が発生して15年、震災資料保管庫開設10年を機に、阪神高速道路の沿道地域の皆様や、被災経験
のない「未来の技術者の卵」である子供たちにもわかりやすくご覧頂くため、震災資料保管庫をリニューアル
します。

【リニューアルのポイント】
 1.被災当時の阪神高速道路損傷状況や損傷メカニズムをはじめ、最新の耐震技術などをわかりやすく説明したパネルや模型を設置。
 2.未来の技術者となる子供たちや、技術専門家以外の方々にも損傷状況を深くご理解頂くため、見学台を2か所設置。
 3.プレゼンテーションルームに、震災当時の新聞や当社社員の復旧活動記録、復旧までの経緯などを示した。

【見学者受付方法】
 *事前予約制で、ホームページ上のみの受付(http://www.hanshin-exp.co.jp)とします。
 *開館日は、毎月第1・3水曜日の10:30、13:30、15:30(1日3回)。所要時間は約1時間。

~~~~
以下、神戸新聞を添削。

 これまでは行政や学校関係者、技術者ら限定だったが、開設から10年を迎えたのを機に、見学者を幅広く受け入れることにした。
 阪神高速は震災で3号神戸線が神戸市東灘区で倒壊するなど大きな被害を受け、16人が亡くなった。保管庫(平屋約1200平方メートル)は震災の経験を語り継ごうと、1999/10に開設。損壊した鋼鉄製の橋桁など34点を展示している。
 一般公開に当たり、新たに損傷状況などを解説するパネルや模型を展示。当時の新聞や復旧活動の記録なども並べる。
芦有ドライブウェイ:売買契約成立 金額未定 <神戸新聞 2010/04/27>を添削

 有料道路「芦有ドライブウェイ」について、西日本高速道路会社(NEXCO西日本)と日本政策投資銀行(DBJ)は2010/04/26、運営主体の芦有開発から共同出資で買い取る契約を結んだ、と発表した。現在の事業をそのまま引き継ぎ、料金も変更しない。売買金額は未定。今後、芦有開発は自動車道事業を分割して子会社を設立。その子会社をNEXCO西日本とDBJが2010/07にも買収する予定。

 高速道路3338kmの保全業務を営むNEXCO西日本は、維持管理のノウハウや新技術の応用、資機材の大量購入などによるコスト削減で、黒字転換が可能と判断し、財務管理などを行うDBJと検討を続けてきた。

~~~~
芦有ドライブウェイ:売却検討 <神戸新聞 2010/04/13>を添削

 有料道路「芦有ドライブウェイ」を運営する芦有開発が、芦有ドライブウェイを売却する方向で検討に入った。売却先は日本政策投資銀行と西日本高速道路で、売却額や時期は未定。

 芦有開発によると、自動車事業を切り離して子会社化し、株式を2社に売却する。2社とは昨年から交渉を始め、売却の方向で合意した。2010/04/17~18に沿線住民への説明会を開く予定。
(後略)
新名神高速道路:神戸~高槻 2009/12/12着工へ <神戸新聞/NEXCO西日本など 2009/12/01>

 西日本高速道路(NEXCO西日本)は2009/11/30、新名神高速道路(近畿自動車道名古屋神戸線)高槻第一JCT(大阪府高槻市原)~神戸JCT(神戸市北区八多町)の建設工事を着工すると発表した。起工式は2009/12/12に行われる。
 この区間は延長40.5km。設計速度は100km-h、暫定4車線で建設される。当初計画で2018年度としていた開通時期を2016年度中と2年前倒しできる見通しになったことも明らかにした。開通時期の前倒しは、用地の取得率が現時点で21%と比較的順調なことから、可能になった。
 事業総額は7746億円。主に山地部を通過し、橋梁33橋、トンネル11本と構造物比率が65%を占める。川西、箕面、茨木北の3カ所にIC、宝塚にSAを設ける予定。
 この開通により、並行する既存の中国自動車道と名神高速道路の渋滞緩和を図る。
阪高湾岸線の西伸計画案承認 兵庫県都市計画審議会 <神戸新聞 2009/02/17>

 大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)の西伸部のうち、六甲アイランド(神戸市東灘区)~駒ケ林南(神戸市長田区)間の約14.5kmの路線計画案が2009/02/16、兵庫県都市計画審議会(多淵敏樹会長)で審議され、賛成多数で承認された。
 計画案によると、道路は6車線で、ポートアイランドや和田岬を通る。設計速度は時速80km。
 承認を受け、兵庫県は国土交通大臣の同意を得て2009/03上旬にも都市計画決定し、告示する。その後、国交省を中心に兵庫県、神戸市、阪神高速の費用分担などを決め、海をまたぐ橋の高さや遮音壁の詳細な設計に入る。

 一方、環境破壊などを理由に計画の見直しを求めている神戸市の港島自治連合協議会は同日付で同審議会や兵庫県に抗議文を提出した。審議会では一部委員らが「反対意見がある以上、採択を急ぐべきではない」と指摘したが、兵庫県は「説明は十分した」などと主張した。

~~~~

巨大客船阻む 神戸港の架橋 大阪湾岸道路計画で議論へ <神戸新聞 2009/01/06>

■巨大客船、入港できません。
 2009年中に全区間の都市計画決定を目指す大阪湾岸道路西伸部(神戸市垂水区・名谷JCT~神戸市東灘区・六甲アイランド、約21km)について、計画策定時の想定を上回る大型の客船が登場し、神戸港に架けられる橋をくぐれない可能性が出ている。近年のクルーズ船ブームは大きな経済効果が期待されており、国や兵庫県、神戸市は橋脚の高さの変更やターミナル移設、海中トンネル化の是非などの議論を本格化させる。

 計画では、神戸港をまたぐ橋は、六甲アイランド~ポートアイランド(約3.0km)と、ポートアイランド~和田岬(約2.4km)に架けられる。橋桁の高さは、豪華客船の象徴、クイーン・エリザベス2世号(7万トン)の海面からの高さ(約52m)を上回る59mに設定。これまで神戸に入港した客船の高さは54mが最高。しかし、ここ数年、高さ63mのクイーン・メリー2世号(15万トン)、高さ63mのフリーダム・オブ・ザ・シーズ(16万トン)など、湾岸道路の計画策定時を上回る巨大客船が続々登場している。客船の巨大化は航行の安定と乗客1人当たりの費用引き下げに貢献し、クルーズ船による旅行はアメリカやヨーロッパを中心にブームを呼んでいる。

 神戸港への客船は2002年の75隻から2007年は100隻に増加。湾岸道路の橋脚の高さについては、神戸市や海上保安庁など関係者が具体的な協議を進めるが、近くに神戸空港があり、主塔が高すぎると航空法で制限される可能性もある。海中トンネル化は車両への危険物搭載禁止など制限があるほか、建設費が橋脚の2.5倍以上が見込まれる難点がある。

 国内では、横浜市で今年3月、クイーンメリー2世号が入港を計画するが、横浜ベイブリッジ(高さ56m)をくぐれないため、コンテナバースを使う。東京都はレインボーブリッジが高さ52mしかなく、大型客船の誘致を断念した。なお、国際航路が通る明石海峡大橋は高さ80mを確保している。

<大阪湾岸道路西伸部>
 名谷JCT~駒ケ林南はトンネル方式で一部着工済。駒ケ林南~六甲アイランド(15km)は今年中にも都市計画決定を目指す。橋の高さなど道路形態を決め、国交省主導で事業化する。国、兵庫県、神戸市、阪神高速での費用分担を目指し、想定事業費は4000~5000億円。
10月から無料、西神戸有料道路 <2008/09/30>

 西神戸有料道路は、2008/10/01 0:00から無料開放される。
 西神戸有料道路は、夢野(神戸市兵庫区)~車(神戸市須磨区)の8.7km。1969年に開通した。建設時の借金償還が終わったため、無料開放される。夢野~車の現行料金は普通車で200円。
 神戸市道路公社は、夢野~車にある鵯料金所(神戸市北区)を廃止し、鵯料金所に13基ある料金ブースの撤去や区画線の引き直しなどの工事を12月末まで実施する。舗装工事は23時~06時に行なわれる。道路幅が狭くなったり、大型車両が通れかったりする場合もある。
 また、神戸市道長田箕谷線から合流する二輪車専用道路は廃止する。三宮方面行き車線につながる「ひよどり台トンネル」は1車線に変更し、歩行者や軽車両も通行できるようになる。
| HOME
Copyright ©  -- Sclaps KOBE --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]