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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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阪高湾岸線の西伸計画案承認 兵庫県都市計画審議会 <神戸新聞 2009/02/17>

 大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)の西伸部のうち、六甲アイランド(神戸市東灘区)~駒ケ林南(神戸市長田区)間の約14.5kmの路線計画案が2009/02/16、兵庫県都市計画審議会(多淵敏樹会長)で審議され、賛成多数で承認された。
 計画案によると、道路は6車線で、ポートアイランドや和田岬を通る。設計速度は時速80km。
 承認を受け、兵庫県は国土交通大臣の同意を得て2009/03上旬にも都市計画決定し、告示する。その後、国交省を中心に兵庫県、神戸市、阪神高速の費用分担などを決め、海をまたぐ橋の高さや遮音壁の詳細な設計に入る。

 一方、環境破壊などを理由に計画の見直しを求めている神戸市の港島自治連合協議会は同日付で同審議会や兵庫県に抗議文を提出した。審議会では一部委員らが「反対意見がある以上、採択を急ぐべきではない」と指摘したが、兵庫県は「説明は十分した」などと主張した。

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巨大客船阻む 神戸港の架橋 大阪湾岸道路計画で議論へ <神戸新聞 2009/01/06>

■巨大客船、入港できません。
 2009年中に全区間の都市計画決定を目指す大阪湾岸道路西伸部(神戸市垂水区・名谷JCT~神戸市東灘区・六甲アイランド、約21km)について、計画策定時の想定を上回る大型の客船が登場し、神戸港に架けられる橋をくぐれない可能性が出ている。近年のクルーズ船ブームは大きな経済効果が期待されており、国や兵庫県、神戸市は橋脚の高さの変更やターミナル移設、海中トンネル化の是非などの議論を本格化させる。

 計画では、神戸港をまたぐ橋は、六甲アイランド~ポートアイランド(約3.0km)と、ポートアイランド~和田岬(約2.4km)に架けられる。橋桁の高さは、豪華客船の象徴、クイーン・エリザベス2世号(7万トン)の海面からの高さ(約52m)を上回る59mに設定。これまで神戸に入港した客船の高さは54mが最高。しかし、ここ数年、高さ63mのクイーン・メリー2世号(15万トン)、高さ63mのフリーダム・オブ・ザ・シーズ(16万トン)など、湾岸道路の計画策定時を上回る巨大客船が続々登場している。客船の巨大化は航行の安定と乗客1人当たりの費用引き下げに貢献し、クルーズ船による旅行はアメリカやヨーロッパを中心にブームを呼んでいる。

 神戸港への客船は2002年の75隻から2007年は100隻に増加。湾岸道路の橋脚の高さについては、神戸市や海上保安庁など関係者が具体的な協議を進めるが、近くに神戸空港があり、主塔が高すぎると航空法で制限される可能性もある。海中トンネル化は車両への危険物搭載禁止など制限があるほか、建設費が橋脚の2.5倍以上が見込まれる難点がある。

 国内では、横浜市で今年3月、クイーンメリー2世号が入港を計画するが、横浜ベイブリッジ(高さ56m)をくぐれないため、コンテナバースを使う。東京都はレインボーブリッジが高さ52mしかなく、大型客船の誘致を断念した。なお、国際航路が通る明石海峡大橋は高さ80mを確保している。

<大阪湾岸道路西伸部>
 名谷JCT~駒ケ林南はトンネル方式で一部着工済。駒ケ林南~六甲アイランド(15km)は今年中にも都市計画決定を目指す。橋の高さなど道路形態を決め、国交省主導で事業化する。国、兵庫県、神戸市、阪神高速での費用分担を目指し、想定事業費は4000~5000億円。
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