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2018/9/14 19:58神戸新聞NEXT

神戸中3自殺で市教委組織改正へ 指揮命令系統を明確化
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有識者会議を受けた組織改正を発表する吉田高志組織改革担当課長(左)=神戸市役所
有識者会議を受けた組織改正を発表する吉田高志組織改革担当課長(左)=神戸市役所
 神戸市垂水区で2016年10月、市立中学3年の女子生徒=当時(14)=が自殺し、いじめを証言した同級生らの聞き取りメモが隠蔽された問題を受け、神戸市教育委員会は14日、生徒指導や学校運営を支援する「児童生徒課」を新設する組織改正を発表した。権限や業務が集中していた学校教育課をスリム化し、業務のチェック機能強化や指揮命令系統の明確化を図る。

 問題を受けて設置した「組織風土改革のための有識者会議」の中間報告を受けた緊急的措置で、10月1日付で実施する。児童生徒課は20人規模。教員籍の職員中心で学校からの相談窓口となり、いじめや生徒指導などの対応を支援する児童生徒係と、同係の案件を管理し、他部署との連携を進める行政職中心の調整係を置く。学校教育課の職員を66人から46人に減らし、担当業務は教育施策を中心と、明確化する。

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2018/7/26 07:00神戸新聞NEXT

神戸中3自殺 「隠蔽指示拒めず」前校長、調査結果に反論

 神戸市教委いじめメモ隠蔽問題で、経緯を調査して2018/06に報告書を神戸市教委に提出した弁護士2人が2018/07/25、追加の報告書を神戸市教委に提出した。
 神戸市教委首席指導主事の隠蔽指示に前校長が同意したと認定した調査結果について、「一方的な市教委の指示で従わざるを得なかった」などと反論する当時の校長の陳述書を添付した。

 当時の校長は陳述書で、調査報告書が自身の隠蔽の動機を「メモをないことにしてやり過ごしたい」などと記述している点について、「(そんな)発言はしていない」と反発。「教育委員会が決定した方針に従わないという選択肢はなかった」と釈明している。
 また追加報告書では、自殺の背景などを調べるために神戸市教委が設置した第三者委員会が、メモを「破棄」と扱った理由について、神戸市教委から「(メモは)既になくなっている」と報告を受けたことで第三者委が「推測した」と結論付けた。

 調査報告書を巡っては、神戸市議会から内容に対する質問が相次いでいた。弁護士は当時の校長の陳述書について、「報告書を修正するつもりはない」としている。

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神戸・中3自殺 生徒アンケに「いじめ」文言なし <2018/7/18 22:25神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市教委いじめメモ隠蔽問題で、学校側が生徒に実施したアンケート調査の質問に「いじめ」という文言が入っていなかったことが2018/07/18、神戸市教育委員会などへの取材で分かった。遺族の代理人弁護士は「いじめの情報を把握しながら、それを前提としないアンケートで不十分」と指摘している。

 アンケートは、同級生らへの聞き取りの約1週間後に文部科学省の指針に基づき、在校生に実施した。神戸市教委は女子生徒がいじめを受けていた可能性を明示せず、女子生徒の様子を尋ねた。一方、同時期に発足した加古川市の第三者委では、第三者委がアンケートを作成し、いじめの有無を明確に尋ねる内容になっていた。

 神戸市教委によると、アンケートでは、いじめられていたことを示す回答が含まれていたが、代理人は質問の趣旨にいじめが明示されていれば、より具体的な情報が多く得られたなどとしている。

 神戸市教委は「アンケートは文科省の指針にのっとり、有識者にも意見を聞いて実施した。対応が適切だったかどうかは、市教委の再調査委員会の判断に委ねたい」としている。

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神戸・中3自殺 市教委、外部有識者の委員会設置へ <2018/06/27 21:55神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市教委いじめメモ隠蔽問題で、神戸市教委の臨時会が2018/06/27、開かれた。再発防止策の策定に向け有識者による外部委員会を立ち上げ、神戸市教委事務局の組織改革を進める方針を固めた。今後、外部委員会の人選を進める。
 臨時会には、教育長の長田淳と5人の教育委員が出席。神戸市教委によると、隠蔽問題には、前校長に指示した首席指導主事に仕事が集中するなど縦割りの組織体制や、行政職と教育職のコミュニケーション不足などの組織風土が影響していると受け止められており、外部の視点も踏まえ再発防止を考えることで一致した。
 神戸市教委内の指揮命令系統や事務分担など、あるべき組織体制について、危機管理の専門家や民間の知見を活用しながら再発防止策をまとめるという。
 さらに、今回の問題とは別に教員の逮捕事案など不祥事も相次いでおり、同じ委員会で背景や要因を議論し、法令順守の徹底を図る案も話し合われた。
 参加した委員からは「われわれがメモの問題を知ったのは2018/04。進行中の問題も速やかに報告できる態勢にしてほしい」との要望のほか、「教育委員会の会議の内容や取り組みなどを日常的に広く市民に広報するべき」という意見もあった。

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神戸中3自殺 神戸市教委、第三者委にもいじめ隠蔽「認知、報告なし」提出文書からいじめの記述省く <産経WEST 2018.6.20 07:20>を編集

 神戸市教委いじめメモ隠蔽問題で、神戸市教委がメモなどを基に作成し、第三者委員会に提出された文書からいじめを認める記述が省かれていたことが2018/06/19、分かった。神戸市教委が第三者委に対しても、いじめを隠蔽した可能性が浮上している。

 学校が自殺から5日後に同級生6人から聞き取った調査メモをめぐっては、神戸市教委が当日の教職員らの会議内容も踏まえた文書「学校記録」を作成。その後、学校記録を基に自殺後1週間の対応などを加えた文書「自死事案概要」をまとめ、この文書のみを第三者委に提出した。

 メモには同級生らが告発したいじめの具体的な内容や関わった生徒の名前が書かれ、学校記録でも「いじめがあった」と表現されていたのに対し、自死事案概要では女子生徒が受けたトラブルは個条書きにされたが、「いずれもいじめという認知、報告なし」という注釈が加えられていた。

 第三者委は結局、独自に生徒らに聞き取りを行った上でいじめを認定した。神戸市教委幹部は「いじめを前提に第三者委は設置されており、いじめの事実は口頭で伝えていた」などと釈明している。

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神戸市教委メモ隠蔽:神戸・中3自殺:市教委、首席指導主事任せ 対応の異様さ次々に 神戸・中3自殺メモ隠蔽 <2018/06/10 07:00 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市教委いじめメモ隠蔽問題では、神戸市教育委員会の対応の異様さが次々に浮かび上がっている。
 遺族が聞き取りの情報提供を求めて前教育長 雪村新之助宛てに出した質問書に、なぜか前校長名で回答。
 また、隠蔽を指示した首席指導主事はこの件について、上司らに相談や報告を一切していなかった。
 神戸市教委が「隠蔽」を認めて1週間となるが、背景の全容はまだ見えていない。

 メモについて調査した弁護士の報告書によると、遺族は2017/01、学校が神戸市教委に提出した自殺に関する調査資料の開示を請求。同級生らの聞き取り内容が含まれていなかったため2017/02、教育長宛てで神戸市教委に質問書を送った。一方、首席指導主事は前校長に聞き取りメモを出さないよう指示。2017/03/06、前校長名で「記録として残していない」と回答した。

 これについて、首席指導主事の当時の所属長は神戸新聞社の取材に「いつの段階かは不明だが、質問書の文面を見た覚えはある」としつつ「教育長宛てとは気付かず、何らかの対応を指示した記憶もない」とする。
 通常、遺族への対応については報告や決裁が行われていたが、この件では一切なかったといい、所属長は「異様な(独断の)対応」とした。首席指導主事は重大事態での対応を統括する課長級ポストで校長経験もあり、「信用して任せきっていた。内容も学校が答える話だった」とし、3月中旬に遺族に回答したことを知った後も、理由などを問うことはなかったという。

 2017/08/08、いじめなどを調べた第三者委員会の報告書がまとまり、メモは「破棄された」とされた。
 報告書を見た現校長は教員にメモの存在を教えられ、前校長に経緯を確認。2017/08/23、首席指導主事が所属する課の課長に「メモは神戸市教委の指示で廃棄されたことになっているが、一部が学校に保管されている」と連絡した。8月下旬、別の部長にも同様の話をし、報告を受けた雪村が調査を指示した。
 課長は連絡の内容を文書にし、上司の部長に報告したが、一連の経緯について神戸市議会の委員会で「意味が分からなかった」と答えた。報告を受けた部長も神戸新聞社の取材に「何について言っているのか分からず、まず時系列の整理をさせた」とし、別の部長は首席指導主事に経緯を聞いた際に「メモはあるはずない」と返答されたという。
 神戸市教委は前校長にも聴取をしたが、その内容が雪村らに報告されることはなく、放置された。
 こうした対応に対し、文部科学省は組織体制の改善を指示。神戸市教委は今後、前教育長雪村を含めた処分や、組織の抜本的改革などを検討する。遺族は「神戸市教委は『職務怠慢』としたが、黙認ではないのか。最初からいじめでなく個人間トラブルにしようとしていたのでは」と疑念を呈している。

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神戸市教委メモ隠蔽:神戸・中3自殺:隠蔽メモ、校内10人以上で共有か <2018/06/04 21:31 神戸新聞NEXT>を編集

 神戸市教委いじめメモ隠蔽問題で、メモは学年団の教員ら10人程度に共有されていたことが2018/06/04、神戸市教委関係者への取材で分かった。コピーが複数残され、教員の1人は異動の際に後任へ引き継いでいたことから、教職員はメモの重要性を認識していたとみられる。

 メモの隠蔽について調べた弁護士による報告書と、それを受けた神戸市教委はともに、一連の対応を「組織的な隠蔽」と認定していないが、前校長はメモを共有する教職員に対し「今さら出せない」などと説明したことから、専門家は「メモを公表しないことが、教職員らの暗黙の了解だった」と指摘。組織的対応の一端がうかがえる。

 関係者によると、女子生徒の学年団教員は、学級担任ら9人で構成。自殺から5日後にあった聞き取りの後、学年団教員に加え、校長、教頭、スクールカウンセラー、派遣されていた神戸市教委の指導主事が出席する場で、メモのコピーが配布され、聞き取った教員から説明があったという。
 前校長は2017/03、遺族に「記録として残していません」と回答。その数日前に、教職員に「生徒へのカウンセリング資料は本来残すべきものではなく、今さら出せない」と説明。戸惑う教職員もいたという。

 報告書は、経緯を2人以外に知る者はいないとして組織的な隠蔽と認定しておらず、神戸市教委も「校長の説明は経過説明のようなもので、隠蔽の指示ではない」とする。

 神戸大学准教授の山下晃一(教育制度論)は「指示を受けた校長が『出さない』と伝えることで、教職員にも暗黙の了解が生まれてしまったのではないか。このような指示を首席指導主事が1人で出せる(らしい)神戸市教委の組織風土も問題だ」と指摘する。

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神戸市教委メモ隠蔽:神戸・中3自殺:神戸市教委が聴取メモ隠蔽を指示「事務処理が煩雑になる」<2018/06/03 23:46 神戸新聞NEXT>を編集

 2016/10に起きた神戸市垂水区の神戸市立中学3年の女子生徒(当時14)の自殺を巡り、直後に仲の良かった生徒から聞き取ったメモが残っていたのに学校側が遺族に「存在しない」と伝えていた問題で、神戸市教育委員会は2018/06/03、神戸市教委の首席指導主事が当時の校長に隠蔽を指示したとする調査結果を公表した。指示の理由については、メモの存在を明かすことで「市教委の事務負担が増えることなどを懸念したとみられる」と説明した。
(中略)
 調査は外部の弁護士2人が当時の教職員や神戸市教委の担当者ら22人に聞き取り、報告書をまとめた。報告書によると、メモは自殺の5日後、教職員が女子生徒の友人6人から聞き取って作成。女子生徒が言われていた悪口や生徒間の関係が記され、「いじめ」という記述もある。校内の教職員で共有され、学校に派遣されていた神戸市教委職員にも渡されたという。
 その後、神戸市教委はいじめの有無などを調査する第三者委員会を設置。一方、遺族は2017/01、学校がまとめた調査報告書を開示請求し、その報告書に聞き取りの内容が盛り込まれていないとして、2017/02に質問書を神戸市教委に提出した。

 首席指導主事は、
・メモの存在を明かせば遺族から再度の情報開示請求が出されることが考えられ、事務処理が煩雑になる
・聞き取りの内容は第三者委に伝わっている
として当時の校長にメモの隠蔽を指示。校長も「遺族感情を揺さぶりたくない」などと考え、遺族に「記録として残していない」と回答したという。

 また、遺族の申し立てに基づいた神戸地裁による文書の保全手続きでも、校長は首席指導主事の指示を受けメモを提出しなかった。神戸市教委はこの日の会見で「2人以外に経緯を知る教職員はいなかった」として組織的な関与は否定した。

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神戸市教委メモ隠蔽:神戸・中3自殺:神戸市教委、校長にメモ隠蔽指示「先生、腹くくってください」 <2018/06/03 22:38 神戸新聞NEXT>を編集

 事務処理が煩雑になる。
 2016/10月に神戸市垂水区で起きた中学3年の女子生徒(当時14)の自殺を巡り、神戸市教育委員会の首席指導主事が当時の校長に、直後の聞き取りメモの存在を隠蔽するよう指示した理由は、遺族にとって「信じられない」ものだった。何度も訂正する機会はありながら嘘に嘘を重ねた対応に、神戸市教委幹部らは「縦割りなど組織的風土の問題」とうなだれた。

 問題の発端は、2017/01の情報開示請求だった。当時、一貫して遺族対応に当たっていた首席指導主事。神戸市教委によると、メモは重要視していなかったとみられ、遺族に渡された資料に含まれていなかった。

 2017/02末、不審に思った遺族が改めて情報提供を求めたが、首席指導主事は当時の校長に「いまさら出すことはできない」などと隠蔽を指示したという。再度の情報開示請求や、第三者委員会の報告書完成が遅れることを恐れたとされ、遺族との関係悪化を心配した校長も同意した。

 2017/03に神戸地裁が証拠保全決定を出し、事態はさらに複雑化。提出しなくていいか尋ねた当時の校長に、首席指導主事は「先生、腹くくってください」と隠すよう促したという。さらに、こうしたやり取りについて、上司らに相談や報告をしなかった。

 2017/08、現校長がメモの存在を神戸市教委に報告した後も、首席指導主事は「メモは存在しないはず」と答えたという。事態を把握した上司らも「内容は第三者委の報告書に反映されている」などと、メモを半年以上放置した。

 遺族は「首席指導主事は遺族の窓口となる立場で、なぜこんな対応をされたのか信じられない」とし、神戸市教委の一連の対応についても「本当に個人の責任なのか」と憤った。

 一方、文部科学省は2017/03、いじめの重大事態の調査に関するガイドラインで、手書きのメモも公文書に該当する場合があるとして、保管を求めている。神戸市教委は今回のメモが公文書に当たるか調べており、教育長の長田淳は「(ガイドラインが出る前とはいえ)非常に不適切な取り扱い。コンプライアンス遵守も含め、組織を変えていきたい」とした。
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