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韓国口蹄疫:予防ワクチン接種、事実上全国に拡大 <聯合ニュース 2011/01/03>を添削

 口蹄疫の拡散が続く中、忠清南道・保寧と江原道・春川で2011/01/03、新たに感染が確認された。慶尚北道・安東で2010/11末に発生した口蹄疫は、6市道の89カ所に拡大している。

 韓国政府は口蹄疫が慶尚北道、京畿道、仁川、江原道に続き忠清南道にまで拡散したことを受け、京畿道全域と江原道の春川・原州・江陵・洪川、忠清南道の保寧・洪城・青陽でも予防ワクチンを接種する方針を固めた。ワクチンの接種対象地域は、49市郡に増えた。

 韓国政府は、感染が予想される未発生地域でも近く接種に踏み切る方針で、事実上、ワクチン接種対象地域が全国に広がったことになる。

 今回の口蹄疫で、これまでに全国2652農家の家畜66万8220頭が殺処分されている。韓国政府はワクチン接種地域の拡大を受け、2011/01/14に125頭分、2011/01/20には125頭分のワクチンを緊急輸入する方針だ。

 一方、忠清南道・天安や全羅北道・益山の種鶏場で確認された鳥インフルエンザは、今月に入り小康状態となっている。

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韓国口蹄疫:6市道で確認、全国への感染拡大懸念 <聯合ニュース 2011/01/02>を添削

 口蹄疫や鳥インフルエンザなど家畜・鳥類伝染病が全国に拡大しているなか、京畿道・光明、慶尚北道・浦項、江原道・江陵などで相次ぎ口蹄疫の感染が確認された。慶尚北道・安東で2010/11末に発生した口蹄疫は、6市道の81カ所に広がり、感染疑いの届けだけで106件に達している。

 農林水産食品部は2011/01/02、忠清南道・天安の乳牛農家、慶尚北道・永川の養豚農家、浦項、江陵、光明の韓牛農家などが届け出た疑い例が、すべて口蹄疫と確認されたと明らかにした。

 これに伴い、防疫当局は口蹄疫の感染が確認された農家の家畜はもちろん、半径500m以内で飼育されている家畜も、予防のため殺処分する方針を固めた。

 また、口蹄疫が全国に拡大する様相を呈していることから、口蹄疫の感染が確認されていない地域でもワクチンを接種する案を慎重に検討する。農林水産食品部長官の劉正福は2011/01/02、口蹄疫が発生した京畿道・麗州や天安に隣接した京畿道・竜仁、平沢などは家畜農家が多い上、周辺へのアクセスが良い交通要所のため、これら地域でのワクチン接種を考えていると明らかにした。

 今回の口蹄疫発生で全国2564農家の家畜66万2647頭が殺処分され、ワクチン接種対象も18市郡・1万8221農家の45万2063頭に増えた。

 こうした中、2010/05~2010/11にかけ、畜産農家関係者2万3000人余りが口蹄疫頻発国の東南アジア諸国を旅行しながらも、9000人余りが届出をしなかったと把握された。

 一方、忠清南道・天安や全羅北道・益山の種鶏場で確認された鳥インフルエンザは、今月に入り小康状態となっている。ただ、鳥インフルエンザウイルスが野鳥を介し、別の地域に広がった可能性は依然残っている。

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韓国口蹄疫:忠清道でも口蹄疫、事実上全国に拡散 <朝鮮日報 2010/12/29>を添削

 口蹄疫が結局、忠清北道まで拡散した。これで口蹄疫発生地域は5市道の29市郡区へ増え、防疫当局はワクチン接種を従来の8ヵ所の他に、忠清北道忠州、仁川市江華、京畿道楊州・抱川の4ヵ所でも追加的に実施することにした。

 農林水産食品部は、江原道洪川郡洪川邑長田坪里と慶尚北道星州郡船南面新夫里の韓牛農家の口蹄疫疑い申告に対する精密調査の結果、陽性と判明したと2010/12/28発表した。2010/12/27、予防のため殺処分した忠清北道忠州市仰城面中田里の韓牛農家でも口蹄疫が発生したと付け加えた。2010/12/28まで口蹄疫による殺処分の規模は47万1094頭に上る。

 口蹄疫が慶尚北道、京畿道、江原道、仁川市に続き忠清北道でも発生したことを受け、防疫当局は2010/12/28、ワクチン接種地域を追加することにした。農林水産食品部は、「仁川・江華の場合は全地域に、京畿道楊州と抱川、忠清北道忠州は発生農場から半径10km以内にいる牛に対してワクチン接種を始める」と発表した。これでワクチン接種地域は12ヵ所へ、対象の牛は22万余頭に増えた。

 一方、韓国政府は2010/12/28、閣議を開き、家畜伝染病を災難の範囲に含ませる内容の「災難および安全管理基本法」改正案を議決した。自然・人的災難に対する対応と応急復旧にのみ使っている災難管理基金をこれからは家畜伝染病拡散防止のための対応と復旧にも使えるようになり、口蹄疫被害に迅速かつ効果的に対応できるようになったと、政府は説明した。

 また、韓国政府は口蹄疫による殺処分補償金約2298億ウォン、家畜防疫費104億ウォン、埋没地域上水道拡充事業費約391億ウォンなど、計約2794億ウォンを予備費から支出する案を議決した。

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韓国口蹄疫:仁川・西区などでも口蹄疫、ワクチン接種地域拡大 <聯合ニュース 2010/12/27>を添削

 2010/11末に慶尚北道安東市で口蹄疫が発生してから1カ月、仁川市西区の養豚農家、慶尚北道青松郡の韓牛農家、京畿道楊平郡の韓牛農家でも感染が確認された。農林水産食品部が2010/12/27に明らかにした。これで口蹄疫感染は4市・道、26市・郡、60件となった。

 政府は口蹄疫沈静の兆しがみられないことを受け、計画していた慶尚北道安東市、醴泉郡、京畿道坡州市、高陽市、漣川郡の他にも、京畿道驪州市、利川市、楊平郡で2010/12/27からワクチン接種を行うことを決めた。

 驪州、利川、楊平は、韓国内の乳牛の4割ほどを飼育する京畿道南部地域に属する。京畿道南部地域での口蹄疫感染を防ぐことができなければ、忠清圏から北への感染拡大は時間の問題となる。また、京畿道南部地域で発生した口蹄疫から検出されたウイルスは、いずれも抗体の陽性反応が認められた。これは京畿道南部地域がすでに感染から1~2週間経過したことを意味する。

 ワクチン接種の対象は、利川市大月面を中心に半径10km(楊平郡の一部含む)に位置する農家1660戸余りで飼育するウシ約5万6000頭。ワクチン接種後、精密検査を経て感染していないことが確認されれば、出荷と取引が可能となる。

 接種対象以外の地域では、これまで通り殺処分・埋没作業が進められる。今回の口蹄疫では2010/12/27午前現在、農家2059戸の家畜44万3442頭が処分されており、被害は雪だるま式に拡大している。

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韓国口蹄疫:慶尚北道・永川の種豚場でも口蹄疫発生、勢い衰えず <聯合ニュース 2010/12/24>を添削

 農林水産食品部は2010/12/24、慶尚南道永川市の種豚場で口蹄疫が発生したと明らかにした。政府当局は危機感を強めている。
 この種豚場で飼育されていた2万4000頭余りの豚は殺処分、埋却される。また、種豚場から半径3km以内でも予防的殺処分、埋却が行われる予定だ。

 2010/12/24は江原道横城郡の韓牛農家2戸でも口蹄疫の感染が新たに確認され、郡内では懸命な防疫作業が行われている。

 政府は早ければ2010/12/25にも慶尚北道の安東と醴泉、京畿道の坡州、高陽、漣川の農家7016戸が飼育する13万3000万頭余りの韓牛を対象に口蹄疫ワクチンの接種を実施する予定だ。

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韓国口蹄疫:京畿道で養豚農家2戸口蹄疫感染確認 <聯合ニュース 2010/12/24>を添削

 京畿道金浦市は2010/12/24、金浦市内の養豚農家1戸で口蹄疫感染が判明し、この農家と周辺養豚農家で飼育しているブタ7000頭の殺処分に入ったと明らかにした。

 金浦では2010/12/22にも養豚農家の口蹄疫感染が確認されている。両農家は600mほどの距離に位置する。金浦市は両農家への外部からの立入りを制限するとともに、畜舎と周辺の防疫作業を強化している。

 また、村の道路と京畿道北部地域につながる一山大橋、金浦大橋など主要道路に設置した14カ所の統制所に公務員101人と民間人54人を配置し、通行車両の消毒を行っている。さらに公務員98人、海兵第2師団の兵士60人を投入し、家畜1万0594頭を埋没処理した農家9戸の消毒などを進める。

 金浦市関係者は「2つの農家は近く、付近に別の農家がないため被害が小さいほうなのが幸い」だと話している。感染疑いの届出は2010/12/21午後以降はなく、ひとまず安堵しながら推移を見守っていると伝えた。

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韓国口蹄疫:仁川・江華郡でも口蹄疫、全国拡散の懸念高まる <聯合ニュース 2010/12/24>を添削

 仁川市は2010/12/24、江華郡の養豚農家で口蹄疫感染が確認されたと明らかにした。これを受け防疫当局が2010/12/23 21時から、この農家と周辺農家6戸で飼育しているブタとウシ4300頭の殺処分を進めている。
 仁川市関係者は、殺処分を進めると同時に、口蹄疫発生地域付近の移動路を中心に防疫移動統制所と詰所を設置するなど、感染拡大を防ぐため防疫に全力を尽くしていると話した。

 仁川市では2010/04にも江華郡で口蹄駅が7件発生し、227戸の農家で韓牛、肉牛、乳牛、ブタ、シカ、ヤギなど3万1345頭を殺処分した。補償金と防疫費用などを合わせ569億ウォン(約41億円)の財産被害を出した。

 2010/11/29に慶尚北道・安東で発生した口蹄疫は、当局の防疫網を突破し、島地域の江華郡まで拡散した。今後、首都圏に続き全国にも広がる可能性が高まった。

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韓国口蹄疫:江原道・横城でも口蹄疫発生、感染拡大続く <聯合ニュース 2010/12/23>を添削

 江原道の平昌郡、華川郡、原州市に続き、横城郡でも口蹄疫感染が確認された。
 横城郡は2010/12/23、横城郡横城邑の韓牛農家1戸で口蹄疫感染の疑いがあり、国立獣医科学検疫院に精密検査を依頼した結果、陽性判定が下されたと明らかにした。この農家で飼育されていた韓牛27頭と、半径500m以内の農家3戸の韓牛44頭が殺処分された。
 横城郡は、口蹄疫拡大を防ぐため、中央対策委員会にワクチンの確保を要請するなど、対策を講じている。

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韓国口蹄疫:口蹄疫ワクチン接種、安東など5地域で実施 <聯合ニュース 2010/12/23>を添削

 韓国政府は口蹄疫ワクチンの接種を慶尚北道の安東と醴泉、京畿道の坡州、高陽、漣川の5地域で実施する方針だ。

 農林水産食品部が2010/12/23に明らかにしたところによると、接種は2010/12/25ごろから始まる予定。農家7016戸が飼育する13万3000万頭余りの韓牛を対象とする。1カ月後に2次接種を行う。国内最高の韓牛産地として知られる江原道は、口蹄疫発生初期段階のため、対象地から除外した。また、醴泉は畜産農家が密集する近隣の栄州を守るため、対象地に含めた。
 接種対象を地域別にみると、口蹄疫の被害が深刻な安東は1万7000頭(農家1446戸)、醴泉は4万7000頭(4106戸)、漣川は1万8000頭(396戸)、坡州は3万1000頭(723戸)、高陽は2万頭(345戸)。

 この他の口蹄疫発生地域では、これまで通り殺処分の方法で対処するが、状況に応じワクチン接種を検討する方針だ。既に予防接種を済ませた地域で口蹄疫が発生した場合は、感染農家の家畜に限り埋却する。

 農林水産食品部は、ワクチン接種後の精密検査で口蹄疫に感染していないことが確認されれば、食肉処理場への出荷と取引が可能になると説明した。

 今回の口蹄疫で、2010/12/23までに農家1462戸の牛、豚、シカ、ヤギなど27万8530頭が殺処分、埋却された。

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韓国口蹄疫:江原道・原州で口蹄疫発生、道内で感染の疑い相次ぐ <聯合ニュース 2010/12/23>を添削

 江原道の平昌郡、華川郡に続き、原州市でも口蹄疫が発生した。
 原州市は2010/12/23、原州市内の韓牛農家で口蹄疫感染が確認されたと明らかにした。この農家が飼育していた韓牛70頭をはじめ、半径500m内に位置する農家14戸で飼育する韓牛460頭を処分する作業が進められている。
 感染の疑いが届けられた2010/12/22の時点で、発生地域から3km以内に統制の詰所を設置したほか、2010/12/23はさらに10km以内に3つの詰所を新たに設け、人と車両の通行を制限している。

 江原道は韓牛トップブランド主要産地で、これまで口蹄疫清浄地域とされてきた。他の地域でも感染疑いの届け出が相次いでおり、道内全域に広がる兆しがみられる。

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韓国口蹄疫:江原道でも確認、ブランド韓牛産地に危機 <聯合ニュース 2010/12/22>を添削

 口蹄疫清浄地域、韓牛トップブランド主要産地の江原道でも、2010/12/22に口蹄疫感染が確認された。
 急速な拡散を受け、政府は2010/12/22午後に家畜防疫協議会を開き、防疫対策の最終手段となるワクチン接種の妥当性を検討する方針だ。

 農林水産食品部が明らかにしたところによると、江原道平昌郡の韓牛農家、京畿道抱川市の韓牛農家、京畿道漣川郡の養豚農家で、口蹄疫感染が判明した。ブランド韓牛産地の江原道ではさらに華川郡の韓牛農家で感染の疑いがあり、当局は対応に追われている。また、すでに口蹄疫が発生した抱川、漣川で新たな感染が確認され、事実上、京畿道北部全域に口蹄疫が広がったことになる。

 口蹄疫ワクチン接種は、接種後1年間は口蹄疫清浄国として認められず、また掛かる費用も膨大なため、世界各国が実施をためらう最終手段だ。家畜10万頭を基準にワクチンを処方する場合、約6億ウォン(約4300万円)が必要になると推計される。韓国では韓牛300万頭、ブタ1000万頭ほどが飼育されている。政府は16時からの緊急協議で、ワクチン実施の是非と今後の対策を論議する予定だ。またワクチン接種とは別途に、政府は江原道、京畿道北部地域の口蹄疫拡散原因の把握に総力を挙げている。

 2010/12/22午前までに届出があった口蹄疫感染の疑いは62件で、このうち慶尚北道安東市、醴泉郡、栄州市、英陽郡、京畿道坡州市、楊州市、漣川郡、高陽市、加平郡、抱川市、平昌郡、華川郡など13地域で44件の感染が判明した。さらに、慶尚北道の韓牛農家で感染予防のための殺処分中に感染が判明し、口蹄疫感染は3市・道16地域48件に増えた。

 これまでに農家1289戸でウシ、ブタ、シカ、ヤギなど家畜22万4605頭が処分された。補償金だけで2300億ウォンを超えるなど、被害規模は過去最大に膨らんでいる。

 江原道平昌郡は、韓国最大の韓牛研究機関 大関嶺韓牛試験場の感染を防ぐため、2010/12/21から職員・車両の立入りを全面禁止とした。

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韓国口蹄疫:全国に拡散…殺処分家畜は過去最悪の22万頭 <中央日報日本語版 2010/12/22>を添削

口蹄疫が首都圏で急速に広まり、江原道付近にまで迫っている。これを受け、政府はワクチンの使用を慎重に検討し始めた。

農林水産食品部は2010/12/21、京幾道加平郡下面新下里の韓牛農場で口蹄疫感染を確認した、と明らかにした。防疫当局はこの農家の韓牛55頭と半径500m以内にある家畜を殺処分することにした。
これを受け、口蹄疫感染地域は2道の12市郡、42件に増えた。また口蹄疫に感染または予防のために殺処分対象に含まれた家畜数は22万頭となった。過去最悪だった2002年の16万頭を大きく上回った。

口蹄疫は収まる兆しが見えない。この日、口蹄疫が確認された加平農場は2010/12/14、京幾道で口蹄疫が初めて発生した楊州の養豚農家から33km離れている。したがって京畿道北部地域の防疫網を事実上くぐり抜けたと防疫当局は判断している。
特に加平は江原道に隣接した地域で、防疫当局は非常事態となった。江原道には平昌や横城など韓牛ブランドが多いうえ、スキーを楽しむ流動人口が多く、移動の統制が容易でないからだ。実際、この日午後、江原道平昌・華川郡にある韓牛農場の牛の歯ぐきに水泡が生じるなど、口蹄疫が疑われるという申告があった。

また京畿道抱川の韓牛農場と忠清南道天安の農場でも似た症状が申告された。これらの地域がすべて陽性と判明した場合、政府は口蹄疫危機対応段階を最高レベルの「深刻」に高めて対応するとみられる。

劉正福(ユ・ジョンボク)農林水産食品部長官は「口蹄疫の拡散速度が急激に早まり、ワクチンの使用も検討している」とし「実際に使用するかどうかは2010/12/22の精密検査の結果を見て判断する」と述べた。

ワクチンを使用した場合、約600億~700億ウォン(約50億円)の費用が追加でかかり、口蹄疫清浄国の地位を回復するのにも相当な時間がかかることになる。しかし防疫帯の設定が口蹄疫拡散速度に追いつけず、政府が最後のカードを考慮している状況だ。

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韓国口蹄疫:京畿道高陽市でも発生 <朝鮮日報日本語版 2010/12/21>を添削

中山洞の農場で感染の疑い、防疫に失敗すれば全国拡大の懸念も

 2010/11/28に慶尚北道安東市で発生した口蹄疫が、首都圏へと拡散し、ソウル近隣まで達した。
 2010/12/15に京畿道楊州市と漣川郡の養豚場で発生したのに続き、2010/12/16と12/19には京畿道坡州市の乳牛農場、2010/12/20には京畿道高陽市の乳牛農場にまで広がった。

 高陽市は、人の移動が多いソウルと隣接しており、遮断防疫に失敗した場合、口蹄疫のウイルスが全国的に拡散する恐れがある。口蹄疫のウイルスは空気感染よりも、主に人や車両を通じて感染する。

 農林水産食品部(日本では省に相当)は2010/12/21、「2010/12/19に京畿道高陽市一山東区中山洞の乳業農場の一部で口蹄疫の疑いがあるという通報があり、精密検査を行った結果、陽性と判定された」と明らかにした。この農場は、2010/12/19に口蹄疫の発生が確認された坡州市交河邑山南里の韓牛(韓国伝統の肉牛)農場から南東に7.5km離れた場所にあり、政府が警戒地域(3~10km)に指定し管理している場所だ。

 農林水産食品部の関係者は、「京畿道北部地域では、口蹄疫の拡散スピードが遅く、防疫作業の効果がある程度出ているものとみられる。しかし、ソウルから非常に近い場所にあり、安心できない状況だ」と話している。

 2010/12/21の時点で、口蹄疫の疑いがあるという通報54件のうち、慶尚北道安東市(29件)、慶尚北道醴泉郡(2件)、慶尚北道英陽郡(1件)、慶尚北道栄州市(1件)と、京畿道楊州市・漣川郡(1件)、京畿道坡州市(2件)、京畿道高陽市(1件)など、37件が陽性判定を受けた。口蹄疫拡散を防ぐために、これまで農家1143軒の牛や豚など、家畜19万9177頭が殺処分された。

 口蹄疫は、牛や豚など蹄が2つある家畜に発症する伝染病で、口と舌に水泡ができ、死に至ることもあるが、人間には感染しない、と防疫当局は説明している。
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