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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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食品の残り滓からバイオガス 神戸で始動 <神戸新聞 2012/06/26 21:49>を編集

 下水汚泥からバイオガスを精製する事業に取り組んでいる神戸市は2012/06/26、洋菓子など食品の製造過程で出る残り滓や、街路樹などの間伐材を砕いて汚泥と混ぜ、ガスの発生量を増やす KOBEグリーン・スイーツプロジェクト を2012/07から新たに始めると発表した。全国的にも珍しい取り組みで、2011年度に環境装置メーカー 神鋼環境ソリューション(神戸市中央区)と共同で国の委託研究に採択され、実証実験を重ねてきた。将来的に計5000世帯分の都市ガス生産を目指す。

 神戸市は神鋼環境ソリューションと大阪ガスの協力を得て、東灘処理場(神戸市東灘区)で下水汚泥からバイオガスを精製し、2008年度から神戸市バス燃料に活用。2010年度からは全国で初めて都市ガスの導管に注入し、一般家庭約2000世帯分を供給している。
 新プロジェクトには、東灘処理場近くの地元企業3社が協力する。デザート製造のトーラク、総菜大手のロック・フィールド、白鶴酒造で、廃棄する製品や製造機械に付いた残り滓などを提供する。糖や澱粉などの有機物を多く含み、ガス増量に有効という。街路樹などの間伐材も、より細かく砕くことで汚泥の脱水効果が上がり、相乗効果が期待できる。
 神戸市は「自然豊かでグルメな街・神戸の新エネルギーとして生産量を増やしたい」としている。

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下水汚泥のリン、回収し肥料に 神戸市 2013年に事業化 <MSN産経 2012/04/04 02:04>を編集

 神戸市は2012/04/03、栄養塩類が豊富な都市鉱山と呼ばれる下水汚泥から、3大栄養素の1つで枯渇が懸念されるリンを高効率で回収する技術を民間企業と共同開発、2013年から本格的な事業化に乗り出すと発表した。回収したリンは農作物の肥料として活用する計画で、神戸市は「資源の有効活用を目指したい」としている。

 事業の名称は「KOBEハーベスト(大収穫)プロジェクト」。総事業費は約6億円で、国交省の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)の認定を受けた。

 開発したのは、下水汚泥中にマグネシウムを投入し、化学反応で結晶になったリンを回収する技術。これまで下水汚泥の焼却灰などからリンを取り出す仕組みはあったが、リンが高濃度で混じっている下水汚泥を反応させることで、従来の方法の1.4倍の効率でリンを回収することができるという。

 計画では、2013/01ごろに東灘処理場(神戸市東灘区)の一角に直径約5m、高さ約6mの円筒形の処理装置を設置して試験運転をスタート。年間約150tのリンの回収を目指し、回収したリンを使った肥料の開発なども進める。
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# 神戸市記者発表によると、神戸市:処理施設の運営調整等、水ing株式会社:技術実証設備の建設運転・データ分析・解析等、三菱商事アグリサービス株式会社:肥料化等

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日本初、神戸市東灘処理場において、下水道バイオガスである「こうべバイオガス」の都市ガス導管注入を開始します。<神戸市 2010/10/13>を編集

http://www.city.kobe.lg.jp/life/town/waterworks/sewage/baiogasudoukantyunyukaisi.html
http://megalodon.jp/2010-1018-1142-55/www.city.kobe.lg.jp/life/town/waterworks/sewage/baiogasudoukantyunyukaisi.html

 神戸市、株式会社神鋼環境ソリューション、大阪ガス株式会社は、このたび、神戸市東灘処理場内に建設していたバイオガスを都市ガスとして活用するための設備が完成したため、発生するバイオガス「こうべバイオガス」の都市ガス導管への注入を開始いたします。

 都市ガス仕様に精製した下水汚泥由来のバイオガスを、直接都市ガス導管に供給する試みは日本初であり、本事業を通じて運営方法や経済性を検証し、「再生可能エネルギーであるバイオガス活用の神戸モデル」を示すことで同様事業の普及促進やバイオマス資源の有効活用につなげていきます。

 バイオガスとは、下水汚泥や食品残渣などの有機物が発酵して発生するメタンを主成分とする可燃性ガスで、未利用の再生可能エネルギー源であることから地球温暖化対策の一つとしてその有効利用が期待されています。

 神戸市と神鋼環境ソリューションは2004年度より、神戸市東灘処理場で発生したバイオガスを精製し、天然ガス自動車の燃料として利用する「こうべバイオガス」の運用を行っています。
 「こうべバイオガス」は、メタン成分が97%以上を占める高品質なガスですが、バイオガスのさらなる活用を目指し、2008年度より、3者で大阪ガス「バイオガス購入要領」にて定める基準に基づき都市ガスとして活用することを検討してまいりました。
 2009年度より、「バイオマス等未活用エネルギー実証試験補助金」を活用し、「こうべバイオガス」に含まれる微量成分(酸素、二酸化炭素等)の除去や、熱量を調整するなどの設備を整備し、大阪ガスの供給する都市ガスと同等の品質に精製する試運転を行ってきました。
 そして、この度、所定の基準を満たす事が確認できたため、都市ガス導管への注入事業を開始いたします。

 事業中は、運営の効率化や都市ガス導管へ供給するための技術の確立に向け、3者が協力して、都市ガス注入の安定性確保、設備運営データの取得及び解析、事業収支及び採算性の評価、技術課題の検討及び改善、運用・維持管理体制の確立などの課題の解決に取り組んでまいります。

 東灘における取組みは、地域のバイオマスから発生したバイオガスを高度に精製し、都市ガスの製造所を通すことなくそのまま都市ガスとして供給するもので、これにより、都市ガスの製造所との距離に制約を受けることなく、下水処理場等で発生するバイオガスを余すことなく有効利用することができるようになります。さらには、都市ガスとともに供給することで、再生可能エネルギーの供給安定性という課題を完全にクリアーすることができる試みです。
 また、神戸市で発生した下水汚泥を活用し、再生可能エネルギーとして神戸市民が使用する、循環型社会のモデルとして、その効果が期待されます。
 本事業を通じて、人類が存続する限り枯渇しない資源であるバイオガスの都市ガス利用を実証し、低炭素・循環型社会の構築に貢献していきます。

#以下、事業概要から抜粋

期間:
 経済産業大臣の採択事業者となった(社)都市ガス振興センター「バイオマス等未活用エネルギー実証試験費補助金」の交付決定日(2009/10/19)から2021/03/31まで

本事業によるCO2削減効果
 本事業で導入されるバイオガス量は当初約80万立方メートル(45MJ/立方メートル)、約2000戸の家庭が1年間に使うガス量に相当し、これによるCO2削減量は約1200t-CO2/年

CO2削減前提条件
・ガス導管への供給量を80万立方メートル/年(45MJ/立方メートル)、家庭用月平均1戸当たりガス使用量を33立方メートル(2001/04~2006/03末の5年間の平均月間使用量)として計算
・CO2削減量は、都市ガスの代替としてガス導管に供給する80万立方メートル/年(45MJ/立方メートル)に都市ガスの温室効果ガス排出係数 2.29kg-CO2/立方メートル(45MJ/立方メートル換算)を乗じた数値から、高度精製に必要な電力、熱量調整用LPGによるCO2排出量を差し引いた数値
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