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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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兵庫県が都賀川で新たな指針 先月の急増水を重視 <神戸新聞 2012/08/07 08:05>を編集

 2008/07/28、局地的豪雨で増水し5人が死亡した神戸市灘区の都賀川で、兵庫県は2012/08/06、河川敷でのバーベキュー自粛を求める利用指針をまとめた。
 事故後、兵庫県は回転灯などを設置し注意を呼び掛けてきたが、2012/07/21に約50人が増水に巻き込まれそうになったことを重視し、避難が遅れる可能性があるバーベキューの自粛を指針に盛り込んだ。

 2012/07/21 13:48、大雨洪水注意報が発令された。灘警察署によると、署員が河川敷でバーベキューをしていた学生23人と家族連れ6人を避難誘導。数分後には増水し、学生たちがいた場所が水に漬かった。
 灘消防署によると、この後にも、下流の橋で雨宿りをしていた子どもら約25人を隊員が避難させた。直後に水が押し寄せ、自転車約10台が押し流されたという。

 兵庫県は4年前の事故以降、大雨洪水注意報・警報が発表されると作動する回転灯14基を橋のそばなどに設置し、注意を呼び掛ける看板86枚も掲げた。さらに今夏には大雨洪水注意報・警報発令時に危険を知らせる電光掲示板を2カ所に設けた。
 今回の増水時も、回転灯や電光掲示板が作動していたにもかかわらず逃げていない人が多く、兵庫県は新たな利用指針を策定した。2012/08/06から利用者の避難の妨げとなるバーベキューやテント設置などの自粛を要請。増水時に回転灯が作動した際、早急に逃げることや避難しない人がいれば行政機関への通報も求める。指針に法的拘束力はないが、兵庫県知事の井戸敏三は2012/08/06の定例会見で、条例化などで規制を検討する方針を明らかにした。住吉川(神戸市東灘区)などについても利用実態の把握を進め、ルールづくりを検討していくという。

 事故の記録冊子作製に取り組む団体「7・28を『子どもの命を守る日』に実行委員会」委員長の谷口美保子(53、神戸市灘区)は「(省略)」と話す。
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# 民度の低さに開いた口が塞がらない。
 まずソフト面の整備が重要。ハード面は二の次。でないとハード整備がただの土建屋と役人の肥やしになる。
 小学校や中学校や会館や市役所や駅やバス停等で、流された人の写真を見せる・貼る・こうなりますよと警告するとか、増水した川の写真を見せる・貼る・こうなりますよと警告するとか、そういう教育があってこそ、ハード面の整備が生きる。
 ……まあ、何をやっても効果がないアレもいるけれど。そういうアレはアレすればいいのさ。

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警報灯の意味 6割理解せず 都賀川事故3年で調査 <神戸新聞 2011/07/26 16:15>を添削

 神戸市灘区の都賀川で2008/07/28、子どもら5人が亡くなった増水事故を受け、兵庫県が設置した大雨・洪水の注意報・警報を知らせる回転灯について、都賀川利用者の約6割が回転灯の点灯基準を正しく認識していないことが兵庫県の意識調査で分かった。回転灯の点灯を確認しつつ、退避しなかった人も約3割に上る。いずれも前年に比べ改善しているが、兵庫県は「さらに注意喚起が必要」とし、本年度中に電光掲示板を2基設置する。

 増水事故では、直前の2分間で川の水位が約1m上昇。小学生らが流される約1時間20分前に大雨洪水注意報、約50分前には大雨洪水警報が発令されていた。

 回転灯は、いち早く気象情報を伝達して避難を促すため、2009年度に兵庫県内計20河川118カ所に整備。都賀川沿岸には14基が設置されている。

 普段、都賀川沿いを利用している地域住民を対象にした調査は2回目。アンケート形式で2010/07、2010/11に実施し、418人から回答を得た。

 回転灯の点灯基準を正しく知っていた人は39%で前回比で8%上昇。61%は「水位が上がった時」「雨が降った時」などと誤解していた。また、回転灯の点灯に気づいて川から離れた人は7割弱だった。退避しなかった人の80%は「自分で安全だと判断したため」と答えた。

 また、今後の行動についても尋ねたところ、回転灯が点灯しても雨が降っていなければ「退避しない」と答えた人が3割いた。兵庫県の担当者は「晴れていても増水の危険はある。回転灯が点灯したらすぐ川岸から退避してほしい」と話している。
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# 正直、子供たちさえ守れればいい。だから学校教育の中で教えればいい。退避しない大人は流されればいい。

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神戸・都賀川で増水、5人死亡 <2008/07/28>

 空が急に暗くなり、津波のような濁流が河川敷で水遊びをしていた子どもたちをのみ込んだ。2008/07/28午後、近畿地方を襲った豪雨。神戸市灘区では川で流された子どもら4人が死亡した。

 神戸市灘区の都賀川では、地元の民間学童保育所「どんぐりクラブ」の児童19人が指導員3人とスロープや階段を下りたところにある水辺で13:30ごろから遊んでいた。指導員によると、児童ら5人が橋の下の通路で雨宿りをし、水かさが増したため土手に上がって逃げようとして濁流にのみ込まれた。
 兵庫県によると、14:00からの1時間に上流付近で36~38ミリの集中豪雨があり、都賀川の水位は14:40から10分間で約1.3m上昇した。
 都賀川は六甲山系の南の裾野に位置し、全長約1.8km、川幅は平均15m。上流で2本の川が合流しており、50mごとに標高が1m下がる急流。河口まで高さ数mの土手が続き、階段やスロープで河川敷に下りる構造になっている。

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# ドブ川方式の河川敷は川底です。雨宿りで川底に避難してどうするの? おまけに、この地区は1938年と1960年代に2回も阪神大水害を受けている地区。
 啓蒙が不足しているといわれればそれまでだが、それ以前の自己防衛の知識が必要なのでは? 自然淘汰としか言いようがないね。
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