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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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兵庫臍帯血バンクが業務再開 神戸 <神戸新聞 2019/02/01 18:22>を編集

 白血病患者らへの移植用臍帯血を凍結保存し、全国の医療機関に供給している厚生労働相認定NPO法人「兵庫さい帯血バンク」が2019/02/01、移転先の日本赤十字社兵庫県支部ビル(神戸市中央区脇浜海岸通1)で業務を再開した。病棟建替え計画が進んでいる兵庫医科大学(西宮市)を2018/09末に退去して以来、約4カ月ぶりに検査や調製が行われた。

 赤ちゃんの臍の緒や胎盤にある臍帯血は、赤血球などの血液細胞のもとになる造血幹細胞を多く含み、白血病などの治療に使われる。移植は骨髄移植より提供者の負担が少なく、拒絶反応も起きにくい。

 兵庫臍帯血バンクは、兵庫県内18カ所の協力産科施設から提供を受けてきた。兵庫医大の建て替えで退去を余儀なくされたが、兵庫県の支援金1億円や街頭募金などで移転費計約2億円を賄った。

 この日午前、明石市の協力施設から臍帯血が届けられた。臨床検査技師が目視で凝固がないかチェックし、重さを計測。その後、造血幹細胞の数を機械で検査し、移植基準を満たしていることを確認した。検査をクリアした臍帯血は遠心分離などで造血幹細胞の成分を濃縮。地下の液体窒素タンクで凍結保存される。

 兵庫臍帯血バンクは今後、少子化による提供数減を見据えて協力施設の増加を目指し、神戸医療産業都市や神戸大学の教材として臍帯血を提供することも検討。理事長の後藤武(75)は「今まで以上に治療や研究に役立つ体制が整ったはず」と期待を寄せた。





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兵庫臍帯血バンク問題:調停不成立 <2017/11/30 06:40 神戸新聞NEXT>を編集

 白血病患者らへの移植用臍帯血を保存、供給している認定NPO法人「兵庫臍帯血バンク」(西宮市)が、入居する兵庫医科大学から退去通告を受け、継続使用などを求めて西宮簡裁に申し立てていた民事調停は2017/11/29、双方が折り合わず不成立となった。
 兵庫臍帯血バンクは、兵庫県知事の井戸敏三が提案した日本赤十字社兵庫県支部(神戸市中央区)への移転を検討する。

 兵庫医科大学は入院病棟建替え計画に伴い、2017/07、2018/08末までの退去を通告。兵庫臍帯血バンクは施設の継続使用や代替施設の提供、移転した場合の補償を求めていた。

 調停の不成立で移転は避けられなくなり、兵庫臍帯血バンク理事長の後藤武は「移転費用のめどはまだ立っていないが、日赤県支部への移転を前向きに考えたい」と話した。

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兵庫臍帯血バンク問題:知事、日赤への移転提案 <神戸新聞NEXT 2017/9/11 22:24>を編集

 白血病患者らへの移植用臍帯血を保存、供給する認定NPO法人「兵庫臍帯血バンク」(西宮市)が、入居する兵庫医科大学から退去通告を受けた問題に絡み、兵庫県知事の井戸敏三は2017/09/11の定例会見で、日本赤十字社の兵庫県支部(神戸市中央区)への移転を兵庫臍帯血バンクに提案したと明らかにした。兵庫県支部は地上8階建てのビルで、井戸知事が支部長を務めている。

 兵庫臍帯血バンクは2017/07、兵庫医科大学の入院病棟建替え計画に伴い、2018年8月末までに退去するよう通告された。退去期限の延長などを求め民事調停を西宮簡裁に申し立てたほか、多額の移転費用が必要なことから1億円を目標に寄付を募っている。

 井戸知事は「日赤(支部)には県赤十字血液センターもあり、ふさわしい場所では」と述べ、賃料について「装置などの移転や(移転先の)整備もしないといけない。(兵庫臍帯血バンクが)赤字を出さない範囲内で決まっていくのでは」とした。兵庫臍帯血バンク理事長の後藤武は、今のところ提案に応じておらず、神戸新聞社の取材に「活動を継続できる最適地を年内に見つけたい」と述べるにとどめた。

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兵庫臍帯血バンク 継続へ募金開始、調停も <神戸新聞 2017/08/07 20:24>を編集

 認定NPO法人「兵庫臍帯血バンク」は2017/08/07、兵庫医科大学(西宮市)で臨時理事会を開き、法人としてのバンク事業継続に向け、神戸・阪神間への移転費として試算する約2億7千万円の一部に充てるため、バンク移設募金委員会を設立した。兵庫医科大学に移転費の補償などを求める調停を西宮簡裁に申し立てることも決めた。

 2017/08/07に発足した募金委員会は1億円を目標に寄付を募る。個人は1口1万円以上、企業・団体は1口10万円以上とし、郵便振替で2018/08末まで受け付ける。
 理事長の後藤武は「NPO法人という性格上、内部留保は乏しく、行政からの支援や寄付がなくては事業継続は難しい。患者の命を助けるために協力をお願いしたい」と呼び掛けた。今後については「2018/01中には、事業継続か廃止かの決定をしたい」と述べた。

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存続危機の兵庫臍帯血バンク 兵庫県が支援検討 <2017/08/07 19:10 神戸新聞NEXT>を編集

 認定NPO法人「兵庫臍帯血バンク」問題で、兵庫県知事の井戸敏三は2017/08/07の定例会見で「全国(の公的臍帯血バンク)でも老舗であり、継続の道がないか、県としてどんな応援の手段があるか、ぜひ検討したい」との考えを示した。

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兵庫臍帯血バンク存続危機 入居先から退去通告 <神戸新聞NEXT 2017/08/02 06:00>を編集

 白血病など血液病患者に移植する臍帯血を凍結保存し医療機関に供給する認定NPO法人「兵庫臍帯血バンク」が、入居する兵庫医科大学(西宮市)から退去通告を受けたことが分かった。多額の移転費用や賃料の負担増により、移転先の見通しは立っていない。
 全国の草分け的存在で、国が許可する6つの公的臍帯血バンクの1つ。2016年度、約1300人に移植された臍帯血のうち、約1割を扱う兵庫のバンクが存続の危機に立たされている。

 国内初の臍帯血移植は1994年に血縁者間で行われた。1997年には非血縁者間で始まり、臍帯血バンクの必要性が高まった。兵庫臍帯血バンクは1995年、兵庫医科大学の医師らが中心となって近畿臍帯血バンクの構成組織として発足。2000年にNPO法人となった。

 発足当初から兵庫医科大学に間借りし、2004年に現在のMR棟(2階建て延べ約324平方メートル)に移設。臍帯血を調製する無菌管理室や凍結保存するタンクを備え、2016年度は145人分を全国の医療機関に提供した。

 兵庫医科大学は、入院病棟の耐震化などを目的とした新病棟整備計画に伴い、2017/07/01付で退去を通告。2018/08末までの明け渡しを求めている。

 神戸新聞の取材に対し、兵庫医科大学副理事長の太城力良は、「臍帯血の移植医療機関として草創期から支えてきたが、バンクの臍帯血を使った研究は行っておらず、抱える必要性が薄まった。建替えによる退去の要請はやむを得ない苦渋の決断」とする。

 兵庫臍帯血バンクは、臍帯血の提供で協力してもらっている医療機関の立地を踏まえ、神戸・阪神間で移転先を探す。しかし、無菌室などの整備や設備移設で移転費用を約2億7000万円と試算。現在の賃料は相場の約1/10で、コスト増は避けられず、事業を継続できる移転先は見つかっていない。

 兵庫臍帯血バンク理事長の後藤武は「何の相談もなく、突然の退去通告に驚いている。移転となると今の財政状況では抱えきれず、何かしらの支援がなくては活動継続は難しい。臍帯血移植を支えるため、何とかして継続の道を探りたい」と話す。

【臍帯血】
 出産直後の胎盤や臍の緒にある血液で、白血病や悪性リンパ腫などの血液癌患者に移植すれば治癒が期待できる造血幹細胞を多く含む。2014年に造血幹細胞移植推進法が施行され、非血縁者間の移植に使う臍帯血の採取や保存、提供を担う臍帯血バンクは国の許可制となった。人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究にも使われる。
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