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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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神戸も津波対策…高層部分を「避難ビル」化も <MSN産経 2011/05/16 14:31>を添削

 東日本大震災による津波被害を受け、神戸のホテルが防災マニュアルの見直しに相次いで着手している。阪神淡路大震災の被災地だけに地震発生時の防災マニュアルは策定しているが、いずれも津波は想定外。神戸のホテルにとっては売り物の海が脅威になりかねず、東南海・南海地震に備えて高層部分を避難ビルとして提供したり、周辺の観光客らの受け入れを検討したりするホテルも出ている。

 「津波対策を入れたマニュアルに作り替えるのが急務だ」ホテルオークラ神戸の管理本部の担当者は、こう語る。

 現在の防災マニュアルは津波被害を想定していないため、震災直後から見直し作業に着手。利用客の避難経路を変更し、テラス部分(5階)を一時的な避難場所にすることを検討、津波によりホテルが孤立するケースも想定してマニュアルの骨子を策定した。
 2011/04/19には、従業員を対象に防災講習会を開催。東日本大震災の被災地に派遣された兵庫県災害対策課の職員らを講師に招き、被災状況や対策のあり方を聞いた。
 2011/05下旬には津波を想定した大規模な防災訓練を計画しており、避難経路などを最終的に確認。従業員用に手動の小型発電機を購入するなど、備品面も充実させる。

 神戸ポートピアホテルが策定したマニュアルは、地震発生時の利用客の誘導場所を1階ロビーから上層階に変更した。ポートピアホテルも2011/05下旬に訓練を実施し、「上層階のどこに誘導するのがいいかなど、訓練を重ねながら改善点を見つけ、それを盛り込んだマニュアルを策定していく」という。

 海岸に立地する神戸メリケンパークオリエンタルホテルでも「現在、地震時の避難場所はホテル前のメリケンパーク。津波を想定すると、ホテル上層部に誘導するなど抜本的に見直さなければならない」と話す。「今回の津波被害の危機感が薄れないうちに、マニュアルの策定を急ぎたい」としており、今夏にもまとめる考えだ。

 また、ホテルオークラでの講習会では、兵庫県の防災担当職員が「ホテル周辺には観光客も多く、津波の際にはホテルに避難ビルの役割を果たして」と要請した。ホテルオークラも「具体的に話がくれば対応したい」(管理本部)としており、各ホテルとも行政の意見を反映しながら、マニュアルの細部を詰めていくことにしている。
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