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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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県立こども病院がポートアイランド移転 兵庫県が基本計画 <神戸新聞 2012/02/16 18:50>を編集

 兵庫県は2012/02/16、県立こども病院(神戸市須磨区)を神戸・ポートアイランドへ移転する基本計画を発表した。2011/07に移転新築された神戸市立医療センター中央市民病院の隣接地で、中央市民病院などと連携し機能強化を図る。2015年度中のオープンを目指し、2012年度予算案に設計費約5800万円を盛り込んだ。

 こども病院は1970年、全国2番目の小児専門総合病院として開院。老朽化が著しい上に手術室や病室が狭く、神戸市の提案を受けて移転を含む建て替えを検討していた。
 計画によると、新病院は延床面積約3万5000平方メートル。病床数は290床(現在266床)とし、24時間体制の小児救急や、リスクが高い妊娠・出産に対応する総合周産期母子医療センターの機能を維持する。
 増加傾向にある低出生体重児や重症患者の受け入れに対応するため新生児集中治療室などを増床し、小児がんや循環器疾患などの高度専門医療を充実。リハビリテーション機能を向上させ、在宅療養移行に向けた家族の支援体制を整備する。

 建設予定地は、ポーアイ2期の中央市民病院東にある神戸市所有の中央緑地の一角。十分な広さと交通の利便性、他の医療機関との連携しやすさなどを考慮し、複数の候補地から選んだ。
 ポーアイ移転をめぐっては、地震や津波被害を懸念する声があり、建設の際、液状化対策の地盤改良や免震装置を施す。津波について兵庫県は「予定地の地盤は津波高を2倍にした暫定的な想定よりも高く、浸水の可能性は低い」と説明する。
 現病院の施設や跡地は売却する方針。総事業費は約214億円を見込み、このうち約24億円を用地代として神戸市に支払う。
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# 一番最後の話が主眼。

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県立こども病院:ポーアイ移転 2015年度開院へ 津波被害懸念も兵庫県「浸水可能性低い」 <毎日新聞 2012/03/01>を編集

 兵庫県は、老朽化が進む県立こども病院(神戸市須磨区)を、神戸市中央区港島南町1のポートアイランド内に建て替えると発表した。2012年度当初予算案に5840万円を計上し、基本設計に着手、開院は2015年度を予定している。ポートアイランドへの建て替えを巡っては、東日本大震災での津波被害の甚大さから懸念の声も上がっていたが、兵庫県は「浸水の可能性は低い」としている。

 兵庫県の基本計画によると、新病院は神戸市立医療センター中央市民病院に隣接。敷地面積約2万6000平方メートルを確保し、延床面積は約3万5000平方メートルで、病床数は290床。高度で専門的な小児医療や、リスクの高い妊婦、胎児、新生児への高度専門医療、重症な小児への救急医療などを提供する。総事業費は約213億円と想定している。

 現在のこども病院は1970年に開院し、本館は築40年を超える。施設の老朽化や手狭さから、兵庫県は2010年度から建替えに向けた検討を進めてきた。候補地は、ポートアイランド、神戸テクノロジスティックパーク、(神戸市西区)、神戸電鉄鈴蘭台・北鈴蘭台駅近く(神戸市北区)の計3カ所を、現在地と比較しながら検討した。その結果、神戸テクノは他の総合型病院から遠く、整備コストが比較的高いことが判明。鈴蘭台も神戸市内中心部からのアクセスが不便で、住宅地のためヘリコプターでの搬送に制約があることから、ポートアイランドがふさわしいと判断した。

 唯一の不安材料となった津波対策だが、兵庫県が東日本大震災を受け、想定される津波の高さを暫定的に従来の2倍程度と考えた津波被害の警戒区域と比べると、移転先の敷地は区域外に含まれていた。また、阪神淡路大震災(1995年)の際に液状化が発生しなかった地区だったため、移転に支障はないと判断した。
 ただ、地震や津波の被害によっては、神戸大橋周辺の液状化や交通の混乱なども予想される。兵庫県病院局企画課は「最悪の場合に海路と空路で患者の搬送や物資の確保をする手段なども検討し、万全の態勢を確保したい」としている。
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# 兵庫県の津波警戒区域予想図をご覧ください。三宮の神戸市役所周辺が全て水没するという予想にもかかわらず、市役所自体は水没しないことになっています。そんな警戒区域です。

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兵庫県立こども病院、ポーアイへの移転を検討 <神戸新聞 2011/02/25 08:30>を添削

 兵庫県が兵庫県立こども病院(神戸市須磨区)のポートアイランドへの移転を検討していることが2011/02/24、分かった。神戸市が2011/07に開業する新中央市民病院近くや、2013年の開設が計画される全国初の滞在施設併設型の小児癌診療所近くの市有地が候補地に挙がっている。兵庫県と協議を進める神戸市は「アジアの小児医療の拠点にしたい」としている。

 県立こども病院は1970年、全国2番目の小児専門の総合病院として開院。他の病院に比べ手術室や病室が狭い上、建設から40年以上が経過し、老朽化も著しい。兵庫県は現地での建替えを検討していたが、2010年末に神戸市から要請を受け、ポートアイランドへの移転協議を始めた。

 神戸市は候補地として、ポーアイ2期の新中央市民病院の東側と、大型スーパー(イズミヤ)跡地の2カ所を提示。
 小児癌の患者家族や専門医でつくるNPO法人「チャイルド・ケモ・ハウス」が開設を目指す、親子が滞在しながら治療が受けられる診療所や、神戸大学教授で神戸大学医学部付属病院長の杉村和朗らが進める、化学療法と放射線治療に特化した「神戸低侵襲がん医療センター」(仮称)の計画用地の近くを選んだ。
 神戸市は「小児救急体制の強化や小児癌など専門的な治療機能の集約化が可能となる」と兵庫県に誘致を働きかけている。

 兵庫県は今後、医療産業都市内に集積する各医療機関との連携や重複診療の調整などを検討。2011年度当初予算案に調査費として100万円を盛り込んだ。2012年度中に基本計画をつくり、2017年度までの開院を目指す。
 こども病院は周産期医療センターと小児救急医療センターを併設し、266床が稼働。09年度は外来が延べ約8万4千人、入院で同約8万7千人の患者が県内外から訪れた。

(井関 徹、黒田勝俊)
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