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Sclaps KOBE

神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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尖閣映像「CNNに郵送」も…見ずに捨てられていた <スポーツニッポン 2010/11/25>を添削

 尖閣諸島付近の中国漁船衝突の映像流出事件で、関与を認めた神戸海上保安部の海上保安官(43)が捜査当局の調べに対し、動画投稿サイトに投稿する前に、映像を記録した外部記憶媒体のSDカードをアメリカCNN東京支局に郵送した、と供述していたことが2010/11/25、分かった。

 海上保安官はCNNが映像を放送しなかったため、動画サイトへの投稿を決意したとも供述。捜査当局は供述の裏付けを進めている。

 捜査関係者によると、海上保安官は2010/11/04に動画投稿サイトYouTubeに映像を投稿する直前、SDカードを封筒に入れ東京都港区のCNN東京支局に郵送。SDカードの内容を説明した文書などは同封していなかったという。
 一方、CNN側はウイルス感染の危険があるとして、SDカードの映像を見ずに廃棄したという。

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尖閣ビデオ:五管職員39人が視聴 五管独自調査 <神戸新聞 2010/11/16>を添削

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突の映像流出事件で、国家公務員法(守秘義務)違反容疑での逮捕が見送りになった神戸海上保安部の海上保安官(43)が映像の投稿を告白する前に、第五管区海上保安本部の職員39人が「映像を見た」と五管本部に申告していたことが2010/11/16、関係者への取材で分かった。海上保安庁は「映像は責任者を決めて厳重に管理してきた」と強調してきたが、多くの現場職員が容易に見ることができたことが明らかになった。

 関係者によると、動画サイトへの映像流出が発覚した後、五管本部は2010/11/06に独自で調査を実施。「流出以前に映像を見たか」「ダウンロードなどはしていないか」などを全職員に聞いた。
 その結果、五管職員計39人が映像を見たと申告。巡視艇「うらなみ」の乗組員や神戸海上保安部の職員が大半で、関西空港海上保安航空基地や土佐清水海上保安署にもいた。映像をダウンロードした「うらなみ」の乗組員は含まれていたが、この海上保安官は名乗りを上げていなかった。

 ほとんどがダウンロードした職員を通じて映像の存在を知ったといい、映像のあった海上保安大学校(広島県呉市)の共有フォルダーにアクセスしていた。五管本部では申告は受けていたものの、個別の聞き取りや履歴などを調べる追加調査はせず、海上保安庁にも報告していなかった。海上保安官への聴取開始後、これらのパソコン数十台を警視庁に任意提出しているという。

 これまで海上保安庁は、石垣海上保安部と所管する第十一管区海上保安本部で内部調査を実施したが、神戸海上保安部は調査の対象外だった、と説明していた。
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 内部調査監査捜査は結果が出てこない点で、してもしなくても同じ。

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海上保安官“解放”ドタバタ逮捕見送り <日刊スポーツ 2010/11/16>を添削

 尖閣諸島付近の中国漁船衝突の映像流出事件で、警視庁と検察当局は2010/11/15、衝突映像を動画サイトに投稿したとして、国家公務員法(守秘義務)違反容疑で事情聴取していた神戸海上保安部の海上保安官(43)を逮捕しないことを決めた。今後も任意捜査を継続し、書類送検する。年内に捜査を終結させ、刑事処分を決定する方針だ。
 これまでの経過で、海保、警察、検察が官邸に振り回され続けた構図が明らかになった。

 海上保安官は聴取を受けていた第五管区海上保安本部のある神戸地方合同第2庁舎を2010/11/16未明に出た。海上保安官が「自分が流出させた」と名乗り出てから6日目。捜査当局は逮捕方針から一転して、在宅での任意捜査を続けることを決め、逮捕を見送った。4日間に及んだ任意の事情聴取の末に出した決断だった。
 捜査当局関係者によると、海上保安官がこれまでの聴取に応じており、一連の流れについて一定の裏付けが取れたことなどから証拠隠滅や逃亡の恐れはなく、逮捕の必要まではないと判断した。
 問題の映像は、海上保安大学校(広島県呉市)の共有フォルダーに一時的に保存され、海上保安庁の内部調査結果と異なり、広範囲で閲覧可能だったことが判明した。守秘義務違反の秘密に当たるとは言い切れないとの意見が、当局内で大勢を占めたもようだ。

 迷走した背景には、官邸への配慮から先走って刑事告発した海上保安庁の杜撰な調査や、官邸に対する捜査当局の不信感があった。
 ネットに流出した映像が全国を駆け巡り、一夜明けた2010/11/05、官房長官の仙谷由人は会見で「明らかに国家公務員法違反になる」と断言し、後日「大阪地検特捜部の証拠捏造事件にも匹敵する」とぶち上げた。映像流出が重大犯罪だという「国策捜査方針」(警察幹部)が決まった。
 官邸の勢いにおされるかのように、海上保安庁は発覚からわずか3日で刑事告発をした。先に結論ありきの不満をくすぶらせながら捜査当局が着手すると、2010/11/10に突然、海上保安官の「告白」が飛び出した。
 海上保安官の聴取を続ける中、海上保安庁の調査が第十一管区海上保安本部(那覇)と石垣海上保安部だけにとどまり、映像データが海上保安大学校にあったことすら知らなかったなど、杜撰な調査や資料管理の実態が次々と発覚した。

 海上保安官を逮捕すべきだという意見は、捜査当局内では最初から少数派だった。警察庁幹部の1人は「本来、刑罰の話ではなく、懲戒免職にするかどうかというレベル」と指摘した。

 映像の公開をめぐり、現在も混迷が続く国会の状況も拍車をかけた。法務省関係者は「もし全面公開になったら、逮捕してもすぐに処分保留で釈放しなければならない」と指摘。警察幹部の1人は「官邸が映像を秘密にしようとしたのがすべての始まりだった」と諦めるように振り返った。

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【海保職員「流出」】9年前の「北工作船事件」とは対照的 後手に回った政府対応 <MSN産経 2010/11/15>を添削

 尖閣ビデオ流出事件は、現場映像の取扱いをめぐる判断にも疑問を投げかけた。海上保安庁はこれまで、事件や救助活動などの現場を撮影した映像や写真を積極的に公表してきた。2001年の鹿児島・奄美大島沖で発生した北朝鮮工作船沈没事件はその代表例だ。映像を事件直後に公開し、後に北朝鮮側が工作船の存在を公式に認めるなど外交にも貢献した。今回は日中関係への配慮などを背景に映像が非公開となった末に、海保内部からの流出を招いた。対応の差が際立っている。

 「映像を国民に広く見てもらうべきだ」。

 2001/12/22。奄美大島沖で不審船を追尾していた海保の巡視船が銃撃を受け応戦、不審船が自爆し沈没したという報告を受けた当時の国土交通相の扇千景は海保幹部に即座に指示した。

 事件では、10人いたとみられる不審船の乗組員が死亡し、海保側も巡視船「あまみ」の海上保安官3人が負傷した。「海保の攻撃で船が沈没したのでは」という憶測が広まるのを避ける意図もあり、政治主導で全面公開を決定。2日後の2001/12/24、巡視船が被弾する様子や不審船へ威嚇射撃など緊迫した現場の状況が映像で明らかになった。

 沈没した不審船の引揚げについても、沈没海域が中国の排他的経済水域(EEZ)だったことから官邸は否定的だったが、扇は「捜査資料として絶対に必要」と主張。2002/09/11に引き揚げられ、北朝鮮の工作船だと判明した。直後に行われた日朝首脳会談で金正日総書記に工作船の存在を認めさせた。

 海保は他にも2004年の魚釣島(沖縄県石垣市)に中国人活動家7人が上陸した事件の写真や2006年に竹島周辺の日本が主張するEEZを韓国の調査船が航行する映像などを公開してきた。

 船同士の衝突で公務執行妨害を適用し逮捕するという異例の事態となった今回の中国漁船衝突事件でも、海保は発生当日の2010/09/07から報道公開用の映像作製に着手。映像をコピーしたCD-Rを十数枚準備していたが、検察側との協議の末、提供は見送られた。その後、船長は釈放。検察側が釈放理由の一つに「日中関係を考慮」としたことで、映像を公開すべきだとの世論が一気に高まった。

 国土交通相の馬淵澄夫は2010/10/18になって映像の厳重管理を指示したが、実際にはその間に映像は拡散、内部流出につながった。

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巡視艇主任航海士が映像投稿…警視庁聴取 <MSN産経 2010/11/10>を添削

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出事件で、神戸海上保安部(神戸市)所属の巡視艇「うらなみ」の主任航海士が、「うらなみ」の船長に対し、「問題の映像は自分がインターネット上に投稿した」という趣旨の説明をしていることが2010/11/10、わかった。

 警視庁や東京地検は、この主任航海士が流出に関与した可能性があると見ており、警視庁が国家公務員法(守秘義務)違反の疑いで取り調べを始めた。

 一方、警視庁は2010/11/09夜から2010/11/10未明にかけて、動画投稿サイトYouTubeに映像が送信されたとみられる神戸市中央区の漫画喫茶を捜索し、防犯カメラ映像やパソコンの通信記録などを押収した。第五管区海上保安本部や神戸海上保安部(が入る神戸地方合同第2庁舎)はこの漫画喫茶から約1kmの距離にある。

 漫画喫茶の関係者によると、店内にはインターネットが使えるブースが約100室あり、防犯カメラは店内に約10台設置。流出映像がYouTubeに投稿された2010/11/04のカメラ映像も保存されていたという。

 この主任航海士が流出に関与していた場合、どのような手段で映像を入手したのかが問題になる。捜査当局は、問題の映像は石垣海上保安部(沖縄県)の内部から流出した可能性が高いとみているが、五管本部や神戸海上保安部からは衝突事件の捜査に応援の職員は派遣されておらず、この主任航海士と石垣海上保安部関係者との接点は現段階では分かっていない。警視庁は、映像の流出ルートについて詳しく調べる。

 海上保安庁と検察当局の内部調査で、YouTubeへの流出映像は、石垣海上保安部が2010/09/07の事件直後に作成し、2010/09/10頃、CD-Rに収めて那覇地検に提出したものと同一と判明。海上保安庁は2010/11/08、被疑者不詳のまま、国家公務員法違反などの容疑で東京地検と警視庁に刑事告発していた。

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尖閣ビデオ内容判明 中国漁船、加速して衝突 「故意」裏付け 中国人船長は飲酒か <MSN産経 2010/10/28>を添削

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、石垣海上保安部が撮影したビデオには、中国漁船(166トン)が航行速度を12~13ノット(時速約22~24km)ぐらいに上げて海保の巡視船に衝突した様子が映っていることが2010/10/27、分かった。ビデオ映像を見た複数の関係者が明らかにした。中国漁船が衝突時に速度を上げたことなどから、関係者は「衝突を避ける気はなく、故意にぶつけるつもりだったことは明白だ」と指摘している。

 中国漁船の航行速度をめぐっては、政府は「事件の捜査に関する事柄であり、答弁を差し控えたい」とする答弁書を2010/10/26に決定するなど公表を控えてきた。しかし、ビデオ映像からこうした具体的状況の一部が明らかになったことで、与野党からビデオの全面公開を求める声が強まりそうだ。

 石垣海上保安部が撮影したビデオ映像は、漁船に衝突された巡視船「よなくに」(1,349トン)と「みずき」(197トン)の船首付近から撮影されたもの。映像を見た関係者によると、中国漁船は「よなくに」の左後方に衝突した後、漁船の左前方を並走していた「みずき」に幅寄せするように接近した末、左に舵を切って衝突している。中国漁船が「みずき」と並走していた際の航行速度は約10ノットだったとみられ、中国漁船はその後、約12~13ノットに速度を上げて「みずき」に近づき、体当たりしているという。中国漁船の最高速度は通常20ノット程度で、逃走を図ったにしてはやや低速だった。衝突を避ける場合は減速したり離れたりするはずだが、逆に速度を上げて接近しており、故意の衝突を裏付けている。

 一方、映像には映っていないが、石垣海上保安部に公務執行妨害容疑で逮捕された中国漁船の中国人船長は衝突前、酒を飲んでいたとみられる。捜査関係者は「海保職員が船長を連行する際、酒臭かった」と証言している。

 那覇地検は日中関係を考慮し、勾留期限の4日前に中国人船長を処分保留のまま釈放した。既に釈放から1カ月が経過しているが、まだ処分を出していない。

# 処分保留はそのまま放置するということ。
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