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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:温水プール爆発事故で損賠提訴へ 姫路市、工事の2社に <MSN産経 2012/03/26 13:11>を編集

 姫路市のごみ処理施設「エコパークあぼし」の温水プール建設現場で2010/03、作業員9人が重軽傷を負った爆発事故で、姫路市は2012/03/26、安全対策を怠ったとして建設会社など2社に計約3億1500万円の損害賠償を求め、神戸地裁姫路支部に提訴することを決めた。姫路市が2012/03/26の姫路市議会に提案し、可決された。

 姫路市によると、2社はごみ処理施設の工事・運営を統括していた新日鉄エンジニアリング(東京)と、建設会社 神崎組(姫路市)。事故は埋立地の汚泥から発生したメタンガスが配管工事中の床下部分に流れ込み、引火して起きた。姫路市は2社がガス発生の可能性を認識していたのに防止策を取らなかったと主張し、プールの再建費用や近隣の自治体にごみ処理を委託した費用などを請求する方針。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:姫路市と業者は争う姿勢 賠償請求裁判 <神戸新聞 2011/11/14 15:40>を編集

 2010/03に起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)爆発事故で、可燃性ガスへの対策などを怠ったとして、負傷者3人が姫路市と建設業者 神崎組に対し、総額約1億4000万円を求めた損害賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が2011/11/14、神戸地裁姫路支部(河田充規 裁判長)で開かれた。姫路市と神崎組はともに争う姿勢を示し、請求棄却を求めた。

 訴状によると、姫路市は2003年の事前調査でメタンガスの発生が指摘されていながら業者に適切な指示をしなかった。神崎組はガスの発生が予測できたにもかかわらず対策をしなかった、としている。

 関係者によると、姫路市は「ガス発生の可能性がある土地であることは自明で、業者が適切な調査と手順を踏めば爆発を回避できた。姫路市の指図、指示に起因しない」と主張。神崎組は「ガス発生の予見はできなかった。姫路市が事前調査の結果を公表し活用していれば、未然に防ぐことができた可能性が高い」としている。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:姫路市と業者を提訴へ 負傷者 <神戸新聞 2011/10/04 16:12>を編集

 2010/03に起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)爆発事故で、負傷者らが発注元の姫路市と建設業者を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こす方針を固めたことが2011/10/04、関係者への取材で分かった。負傷者は「両者が事故の防止対策を怠った」としており、賠償額などを確定させ、近く神戸地裁姫路支部に提訴する。
 負傷者らによると、事故がなければ得られたはずの収入などを求めるとみられ、今のところ3人程度が原告になる考えを示しているという。

 事故は、建設中の網干健康増進センターで発生。男性が床下の配管作業のため小型ガスバーナーに着火した直後に爆発が起きた。作業員10人が負傷した。姫路市が設置した専門委員会の調査では、建設現場の埋立地から発生したメタンガスに引火したことが事故の原因とされている。網干警察署が業務上過失致傷容疑で捜査を続けている。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:「4業者に法的責任」姫路市近く損賠請求方針 <毎日新聞 播磨・姫路版 2011/09/15>を編集

 2010/03に起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」網干健康増進センター(姫路市網干区網干浜)爆発事故で、姫路市は2011/09/14、姫路市議会経済委員会で、「事故の法的責任は設計や工事を請け負った4業者にある」として、事故で要した経費などを請求する方針を明らかにした。具体的な請求額は明らかにしていないが、「事故に伴い、2012年度見込みを含む約4億7700万円の支出を要した」としている。任意交渉が不調に終わった場合、提訴する方針。

 事故は2010/03/25に発生し、建設作業員10人が重軽傷を負った。その後の調査で、地中から自然発生したメタンガスにガスバーナーが引火したことが判明した。

 姫路市は、「有機物が埋め立てられた土地からメタンガスが発生することは周知であり、事故は予測できた」と主張。そのうえで、設計・施行を請け負った新日鉄エンジニアリング(東京都)、安井建築設計事務所(大阪市)、松田平田設計(東京都)、神崎組(姫路市)の計4社が安全確認義務を怠ったとして、近く損害賠償を求めるとした。

 4億7700万円の内訳は、ごみ焼却施設の稼働停止に伴う他自治体への処理委託費8100万円、センター再建費2億8000万円など。一方、姫路市の責任については「設計・施工業者に対し、ボーリング調査の結果など必要な情報を提供しており、負傷者に対しても責任はない」とした。
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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:関連予算案撤回へ 姫路市 <神戸新聞 2010/12/21>を添削

 2010/03に起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)爆発事故をめぐり、姫路市が建設前に土壌調査をしながら「していない」などと姫路市議会で答弁していた問題で、姫路市は2010/12/20、開会中の定例市議会に提案していたエコパークあぼし関連の補正予算案を撤回する方針を示した。

 補正予算案は2010/12/08の姫路市議会厚生委員会で可決されたが、その後、問題が発覚。この日の委員会で「予算の見通しが立ってから問題を公表するのは、議会軽視だ」と反発の声が上がった。これを受け、姫路市は補正予算案撤回の方針を説明した。

 補正予算案は、爆発した健康増進センターの再建費として、2011、2012年度に約1億3800万円を支出する債務負担行為の項目を盛り込んでいた。2010/12/21の最終日に撤回した上で、一緒に計上されていた生活保護費の増額分などと、エコパークあぼし関連分を分離して再提案する。施設関連分は継続審査となる見通し。

 姫路市は2003年に土壌調査し、事故原因とみられるメタンガス発生の可能性を把握したが、姫路市議会では「調査していない」との答弁を続け、2010/06下旬に見つけた調査報告書も半年近く、公表していなかった。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:姫路市が調査資料を網干警察署に提出 <神戸新聞 2010/12/17>を添削

 2010/03に起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)爆発事故で、姫路市は2010/12/16、メタンガスなどが発生する恐れがあると指摘された2003年の土壌調査結果の写しを網干警察署に任意で提出したことを明らかにした。兵庫県警捜査一課や網干警察署が精査し、業務上過失致傷容疑の立件に必要な予見可能性の有無を検討するとみられる。

 姫路市によると、調査資料の写しは十数ページ。2010/12/15に提出したという。資料には「今後確認または調査を要する事項」として「腐敗分解によるメタン」などを挙げ、「ガスの発生が予想されるので、作業員の安全性(酸素欠乏など)に留意する必要がある」と記されている。また、掘削作業の際の濃度監視などにも触れている。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:予見可能性めぐり捜査に影響も <神戸新聞 2010/12/16>を添削

 2010/03に起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)爆発事故について、兵庫県警捜査一課と網干警察署が、業務上過失致傷の疑いで捜査を進めている。爆発したとみられるメタンガスが発生する可能性を7年前に指摘した調査結果は、今後の捜査にも影響を与えそうだ。

 業務上過失致傷罪が成立するには、事故があらかじめ予測できる予見可能性があり、その上で事故を回避する措置を取らなかったことを裏付けねばならない。この日の姫路市議会での説明通りなら、姫路市はガスが発生する可能性を知っていたことになる。
 この2つの点が誰にあったのかが捜査の焦点になるが、埋立てから事故発生まで長年経過しており、事業を計画した姫路市や工事の関係者などが多数に上ることもあり、まだ立件には至っていない。

 事故発生から9カ月近くになるが、事故に巻き込まれた工事関係者らの多くは職場復帰できておらず、暮らしに不安を抱えている。事故を発生させた責任の所在などがはっきりしないこともあり、対応は十分とはいえないのが実情だ。

 被害者の会の野中広行(60)は「姫路市からは『(姫路市に)責任がない』と聞かされ、まだ謝罪も受けていない。調査結果を公表しなかったのは被害者に対して、不誠実すぎる」としている。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:メタン危険性、姫路市は把握 <神戸新聞 2010/12/16>を添削

 2010/03に起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)爆発事故で、原因とみられるメタンガスの発生について、姫路市が2003年に土壌調査を実施し、ガス発生の恐れがあるとの報告を受けていたことが2010/12/16、分かった。姫路市が姫路市議会厚生委員会で明らかにした。姫路市はこれまで「土壌調査は実施しておらず、発生は予測できなかった」としていた。また、姫路市が調査結果の報告について、2010/06下旬につかんでいたことも判明した。事故の予見可能性につながる調査報告を半年近く公表しなかったことで、批判が高まるのは必至とみられる。

 エコパークが立地する網干浜は埋立て地で、姫路市は土地利用の条件を探るため、2003/02、民間機関に依頼し土壌調査を実施した。その結果、メタンやアンモニアなどの発生が予想され、「作業員の安全性に留意する必要がある」との報告書を得た。
 事故後、姫路市議会などで事前調査の有無を問われたため、姫路市側が確認したところ、2010/06下旬にはそうした結果が出ていたことを把握、2010/07上旬には姫路市長の石見利勝も報告を受けていたという。

 姫路市はこれまで、網干浜は「適正に埋め立てられているため問題はなく、土壌調査は実施していない」と説明していた。この日の厚生委員会では、市議から「なぜ公表が遅れたのか」との声が相次ぎ、姫路市幹部は「隠蔽するつもりはなかったが、遅れたことはおわびする」と陳謝した。

 姫路市長の石見利勝は2010/12/16、姫路市議会厚生委員会に急遽出席し、この日明らかになった調査結果について2010/07初旬に報告を受けていたことを明かした。公表が遅れた理由については「2003年の調査結果が、議会答弁や工事業者への説明などにどう利用されたよく分からない段階で発表すべきか迷った」と釈明した。

 調査結果は事故に遭った業者側にも伝えられていなかったといい、石見は「(なぜ、そのような結果となったのかなど)一連の経緯を調べる専門チームを設置することにしている」と説明。「私の不徳の致すところ。結果として公表が遅れ申し訳ない。先頭に立って解明したい」と謝罪した。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:被害者の会発足 生活支援要望へ <神戸新聞 2010/09/07>を添削

 2010/03に起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)爆発事故で、配管や内装などの作業中に爆発に巻き込まれた負傷者7人が、2010/09/07までに被害者の会を結成した。いずれも怪我の影響で、仕事に復帰できていない。姫路市に対し、生活再建のサポートや相談窓口の設置を求め、今月中旬にも、姫路市長の石見利勝に申入書を提出する。

 この7人は姫路市、たつの市の男性4人と、岡山市の男性3人。建設途中のエコパークあぼし健康増進センターで事故に遭った。粉砕骨折した両足がほぼ動かず、車椅子生活を余儀なくされたり、火傷の影響で外出を制限されたりと、当面の職場復帰が困難な負傷者もいる。将来の不安を姫路市に訴えてきたが、事故から半年経っても「どのような対応をするのか見通しも示されない」ことから、被害者の会を結成した。

 申入書では、受注業者に生活援護資金の支給を指導するなど生活支援に責任を持つ、職場復帰を支える相談窓口を設置する、など4項目を姫路市に求める方針。

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姫路市網干区網干浜:下水管で作業員硫化水素中毒 <NHK 2010/06/03>を添削

 2010/06/03午前、姫路市の汚泥処理施設のマンホールで、作業をしていた男性が突然倒れ、病院に運ばれました。男性の症状は軽いということですが、現場からは高い濃度の硫化水素が検出され、警察が詳しく調べています。

 2010/06/03 10:00ごろ、姫路市網干区網干浜の埋立地にある兵庫県の汚泥処理施設の敷地内で、マンホールに潜って配管の部品を取り替える作業をしていた52歳の男性作業員が、突然倒れ、病院に運ばれました。
 男性は意識があり、症状は軽いということですが、警察によりますと、マンホールの下にある下水管からは人に障害を及ぼすほどの高い濃度の硫化水素が検出されたということです。
 警察は、近くに貯められている汚泥から硫化水素が発生し、下水管に入り込んで作業員の男性が吸ったのではないかとみて詳しく調べています。
 この施設と同じ埋立地内にあるごみ処理施設では、ことし3月、作業員10人がけがをする爆発事故が起きていますが、地中から発生したメタンガスが原因と見られ、今回の事故とは関係ないということです。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:ごみ焼却炉が40日ぶり再稼働 <神戸新聞 2010/05/19>を添削

 2010/03に爆発事故が起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)で、姫路市は 2010/05/19、焼却炉の運転を40日ぶりに再開した。

 事故は施設が完成する直前の2010/03/25に発生。姫路市は当初の計画通り2010/04/01に焼却炉を稼働させたが、敷地内で高濃度の可燃性ガスが確認され、2010/04/09に停止。ガスがたまりやすいマンホールや床下に通気口を設け、ガス検知器を設置するなど安全対策をした。この間、姫路市内のごみは、神戸市や明石市など近隣自治体に搬入し処理していたが、エコパークへのごみ搬入を2010/05/21から再開する。

 再開日の2010/05/19は、午前9時に焼却炉に点火。担当者らは作業手順を声に出しながら制御室のパソコンを操作し、モニターで燃焼室に火がついたことを確認した。焼却炉は他に2基あり、2010/05/20以降に稼働させる。立入り禁止としている敷地内の他施設も順次再開するが、爆発現場となった健康増進センターは、工事再開のめどが立っていない。

 事故については網干警察署などが捜査を続けているが、地中から発生したガスに引火した可能性が高いとみられている。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:重傷男性が詳細証言 <神戸新聞 2010/04/23>



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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:敷地から高濃度ガス <神戸新聞 2010/04/10>を添削

 2010/03に爆発事故が起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)で、姫路市は2010/04/09、敷地内で爆発の危険性がある高濃度の可燃性ガスが検出されたことを明らかにした。事故後、姫路市はごみ焼却施設を稼働させたが、同日夜、停止した。

 姫路市によると、ガスが検出されたのは、施設の外にあるマンホールなど4カ所。うち3カ所では測定可能の最大値に達し、引火すれば爆発する恐れがあった。
 2010/03/25に起きた爆発は、建設中の健康増進センター施設内で起き、地中から発生した可燃性ガスに引火した可能性が指摘されていた。

 エコパークには健康増進センターのほかに3施設があり、いずれの建物からも可燃性ガスが検出されたが、姫路市は「微量なので密閉状態を解消すれば安全」として、2010/04/01から焼却施設などを稼働。見学などで市民が入っていた。網干警察署は担当者から経緯を確認するとともに2010/04/09 22:50から、施設付近を通行止にした。
 この日深夜の会見で、姫路市市民生活局長の金田洋二郎は、早々に安全と判断したことについて「収集データが不足していた。反省している」と話した。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:爆発後もガス発生、姫路市いわく「安全基準下回る」 <毎日新聞 2010/04/09>を添削

 2010/03/25に爆発事故が起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)で、事故後も微量の可燃性ガスが発生し続けていることが姫路市の調査で分かった。姫路市は「安全基準値を大きく下回る量で危険性はない」と説明し、換気設備を整えて施設の稼働を続ける一方、2010/04/09にも対策会議を設置して原因究明作業を本格化させる方針を明らかにした。

 2010/04/08の姫路市議会厚生委員会で姫路市が報告した。姫路市によると、2010/03/31から毎朝、パーク敷地内の計20カ所でガス測定を実施。焼却施設のトイレなど7カ所で断続的にメタン系と思われる微量の可燃性ガスを検出している。ただ、濃度は1~4%LEL(100%LELで爆発の危険性発生)にとどまっており、労働安全衛生法で作業が禁じられる30%LELを大きく下回っているという。
 この現状を受け、姫路市は2010/04/06までにガス検出場所に換気口を設置した。また、職員約10人からなる対策会議を設置し、ガス発生原因や工事中断による施工業者への影響対策などを検討する。

 一方、姫路市議会厚生委員会では、委員から「原因不明のままで操業を続けるべきではない」や「対策会議を設けるのが遅すぎる」などと厳しい指摘が続出。姫路市側は「爆発の危険性はなく、稼働しないと姫路市内のごみを到底処理できない」などと釈明に追われていた。

 爆発現場となった健康増進センターは工事再開のめどがたっていない一方で、ごみ処理施設は2010/04/01に本格稼働。04/07には姫路市のごみ収集量の約半分にあたる約283tが搬入されたほか、連日多くの市民が施設見学などに訪れている。
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 隣地で可燃性ガスが出ていて、調査結果もよく分からないのに稼動を始めるゴミ工場。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:排水管から可燃性ガス検知 <神戸新聞 2010/03/27>を添削

 ゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)爆発事故で、建物周辺の排水管から可燃性のガスが検知されたことが2010/03/26、網干警察署への取材で分かった。採取したガスの成分を兵庫県警科学捜査研究所で分析し、種類や濃度を特定する。

 網干警察署は2010/03/26午前から現場検証を実施。姫路市消防局、姫路労働基準監督署、(独)労働安全衛生総合研究所(東京)も立ち会った。

 可燃性ガスは、大破した健康増進センターの周囲に敷設された塩化ビニール製の排水管(直径約25cm)3カ所から検知された。爆発が起きた1階濾過室床下の配管用スペースにも排水管は通っていたという。

 これまでの調べでは、建物には都市ガスは引き込まれず、ボンベなどから漏れた形跡もないといい、網干警察署は地中などから自然発生したガスが引火した可能性もあるとみている。ガスの分析が終わるまで、現場検証は一時中断する。

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エコパークあぼし網干健康増進センター爆発事故:自然発生のガスに引火か <神戸新聞 2010/03/26>を添削

 2010/03に起きたゴミ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」(姫路市網干区網干浜)爆発事故で、建物内にガスが充満していた可能性のあることが、網干警察署などへの取材で分かった。ただ、姫路市消防局による爆発直後の調査ではガス漏れなどはなく、網干警察署は自然発生したガスに引火したことも考えられるとして、調べている。

 爆発があったのは、施設内の「健康増進センター」(2階建、延べ約4千平方メートル)。1階濾過室の床下にある配管用スペース(縦2m、横1m、深さ1.8m)で、作業員らがガスバーナーを使って配管に断熱材を巻き付けていたところ、突然、爆発した。

 網干警察署などによると、濾過室南側の更衣室や多目的室の壁が爆風で吹き飛ばされたり、天井が落ちたりするなど大破。重体の片岡美司(41、岡山市)は、更衣室での作業中、事故に巻き込まれた。破損面積は約800平方メートルに及ぶが、極めて短時間の間に被害が広がった。

 当時、現場近くにいた作業員の1人は「足元から火柱が上がった」とも話しており、床下でガスが充満していたとみられる。しかし、都市ガスは引き込まれておらず、付近にあったボンベなどに引火した形跡もなかった。施工業者によると、ガスバーナーを使った同様の作業は2009年末から続けているが、同種の事故はなかった。

 網干警察署は2010/03/26朝から姫路市消防局、姫路労働基準監督署と、(独)労働安全衛生総合研究所の専門家とともに現地調査し、原因の特定を進める。

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建設中のごみ処理施設で爆発事故 1人重体8人重軽傷 <神戸新聞 2010/03/25>を添削

 2010/03/25 09:20頃、姫路市網干区網干浜で、姫路市が建設中のごみ消却・再資源化施設「エコパークあぼし」の工事現場で爆発があったと、姫路市消防局に連絡が入った。男性作業員9人が火傷や骨折などをし、うち1人が意識不明、3人が重傷の模様。

 網干警察署によると、爆発があったのは、ごみ焼却施設の余熱を温水プールなどに利用する「健康増進センター」(鉄骨2階建、延べ約4000平方メートル)。地下の濾過室などで配管に断熱材を取りつけるため、ガスバーナーを使って作業していたところ、爆発した。
 爆風で南側の外壁が30mほど吹き飛ばされた他、天井や鉄骨の柱なども激しく破損。近くにいた作業員数人が、落下した資材などで生き埋めになったが、救出された。当時、現場付近には約80人が建設作業に携わっていた。

 エコパークあぼしは、山陽網干駅の南東約2.5kmの埋立て地にあり、2006年度から姫路市が建設している。事業費は約300億円。ごみ焼却施設などは2010/04から稼働し、健康増進センターは2010/07オープン予定。温水プールの他、スタジオ、トレーニングジム、温浴施設などがある。

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# 添削済みであるが、姫路市は政令指定都市ではないので、「網干区」という町名・区域名は存在しない。「網干区網干浜」で1つの町名である。それがわかっていない神戸新聞の記者は勉強が足らん。田舎新聞では仕方ないが。あるいは別の目的があるかだ。
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