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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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新長田再開発ビル:「一部だけ優遇は不公平」商店主ら減税求め陳情 <神戸新聞 2011/02/14 15:56>を添削

 阪神・淡路大震災の復興市街地再開発事業が進む新長田駅南地区で、神戸市が再開発ビルの入店促進策として特定業者のみを優遇していたのは不公平として、ビル床を所有する約6割の商店主が2011/02/14午前、固定資産税の減免と管理費の補助を求めて神戸市議会議長に陳情書を提出した。またこれとは別に、商店主の約4割が「不適切な優遇措置で正常な不動産市場が壊され、土地の売却ができなくなった」として神戸市に買戻しを要請した。

 2011/01、再開発ビルに入店した45社に神戸市が計3億円の内装費を負担していたことが判明。商店主らは集会を開いて陳情書を作成し、2011/02/11、12に賛同者を集めた。

 商店主らによると、固定資産税の減免と管理費の補助には、ビル床を所有する97人のうち56人が名を連ねた。陳情書では、神戸市は内装費補助は街の活性化が狙いとしながら抜本的な空き店舗対策にはつながっておらず、むしろ正常な不動産取引を壊していると指摘。ビル床を所有する権利者だけが固定資産税と管理費をまともに背負い、窮地に追い込まれていることから、緊急措置として支援を求めるとした。

 また、神戸市に対するビル床の買戻しの要請には34人が署名した。特定業者に内装費を補助するなど行政の無責任な計画、対応で閉店後の売却や賃貸が難しくなっているとして、「買戻しを含めた権利者への支援」「廃業後、売却できるまでの対策」の2点を求めている。

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新長田再開発ビル:神戸市が内装工事費肩代わり <神戸新聞 2011/01/09>を添削

 阪神・淡路大震災後、神戸市長田区で進められている新長田駅南地区復興市街地再開発事業(20.1ha)で、事業主体の神戸市が再開発ビルの空き店舗対策として、2007年度以降で計45店舗に対し、約3億円分の内装工事費を肩代わりしていたことが分かった。商業床の約半分が売れ残る中、賃貸で入居する店舗への事実上の見返りとして負担。震災時の権利者で先に入居していた商業者には知らされていなかった。

 新長田駅南地区では約40棟の再開発ビルが計画され、30棟が完成。住宅計2183戸は完売したが、商業床は思うように売れず、約7万6300平方メートルの約51%に当たる約3万9000平方メートルが売れ残る。

 神戸市は早くから空き店舗対策として賃貸での入居も認めてきたが、2007年度からは出店誘致策として内装費の負担を開始。集客が見込めると独自に判断した業者に入居を持ちかけ、賃貸部分の管理を委託している新長田まちづくり株式会社を通じて工事を発注していた。

 負担額は
 2007年度:10店、9175万円
 2008年度:9店、7767万円
 2009年度:14店、6143万円
 2010年度:12店、7826万円(見込み)
 最大で約3700万円の内装工事費を肩代わりし、総額は45店で約3億1000万円に上る。

 売却できずに神戸市が所有している商業床のうち空き床は2007年度で30%だったが、2010/12時点で14%(5483平方メートル)に改善。商業床全体では約7.2%となっている。だが、内装費を負担した店のうち、「採算が合わない」などと既に撤退した店もある。

 開店資金に対しては、震災復興基金で上限300万円が助成されるが、神戸市が直接的に補助する制度はなく、再開発特別会計のビル管理費名目で予算を計上。新長田まちづくりの募集要項では、内装費は「出店業者が負担する」と明記されていた。

 神戸市都市計画総局は「テナントの空き床が3割に上ると街全体が衰退しかねず、緊急に対策を取る必要があった。公益上必要と判断したが、全ての業者に応じられるだけの予算が取れない以上、積極的に公表はできなかった」としている。

塩崎賢明・神戸大学教授(都市計画)の話:
 特定業者の優遇は、内装工事費の返済に追われる被災業者に不公平感と不信感を広げかねない。新長田の再開発事業はそもそも規模が大きすぎた。「必ず活気が出る」と言われ、事業に協力してきた被災業者を窮地に追いやるのでは復興事業とはいえない。

■新長田駅南地区復興市街地再開発事業
 阪神・淡路大震災からの市街地復興と防災拠点の構築を目指し、1995/03、都市計画決定された。事業主体は神戸市で、全国最大規模。神戸市内の震災復興の再開発事業は六甲道駅南地区と計2カ所。商業床の売却が進まず、2007/12時点で、313億円の債務が残る。
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新長田地区でのエリア限定ワンセグ放送の開局について <兵庫県 2011/01/18>を添削
http://web.pref.hyogo.lg.jp/press/press_ac021_00008993.html

企画県民部教育・情報局情報政策課

新長田地区でのエリア限定ワンセグ放送の開局について

 兵庫県では、普及が進むワンセグ携帯を活用し、映像・データ放送などで、地域情報、観光情報などを提供するための実証実験として、新長田地区でのエリア限定ワンセグ放送の準備を進めてきましたが、電波法にもとづく実験試験局が免許されました。今後、地元の商店街、コミュニティFM放送局などとも連携し、番組内容を充実させたうえで、2011/02下旬をめどに本格的な実験放送を開始します。

1 放送エリア
・新長田駅前広場(駅南)
・若松公園(鉄人28号モニュメント前)
・新長田1番街商店街、大正筋商店街、六間道商店街

2 免許内容
(1) 実験試験局免許の有効期限 2011/03/31まで
(2) 免許人 日本無線株式会社(放送設備等の設置を兵庫県が委託)受領日:2011/01/17
(3) 出力等 1~5mW(商店街内4カ所にアンテナ等設置)

3 受信方法等
(1) 受信チャンネル UHF21ch(物理受信チャンネル)
(2) 受信方法 放送エリア内で、ワンセグ携帯などをチャンネルスキャンすれば、チャンネル番号11chに自動割り当て

4 試験放送
 本格的な実験放送(2011/02下旬)までの約1カ月間は、エリア全域で試験用コンテンツを放送しながら(毎日、08時ごろから20時まで)、放送用コンテンツ、機器類の調整やデータ収集などの諸作業を行います。

(1) 試験放送期間中の主なコンテンツ
1)録画番組 2~3分程度の番組を繰り返し放送(内容は、随時更新)
 ・商店街、地域の話題
 ・KOBE三国志ガーデン(2011/03オープン予定)の案内 など

2)生放送(随時挿入)
 ・FMわいわい制作番組
 *詳しい放送スケジュールは、神戸・新長田濃厚コテコテにゅうす http://www.kobe-nagata-tmo.com/(株式会社神戸ながたティ・エム・オー運営のホームページ)などで告知します。

5 事業費
 地域ICT利活用広域連携事業(平成22年度国庫委託事業)6506万6千円
 この事業は、国において新たな電波の有効利用の一方策として検討が進められるホワイトスペース(地デジ放送の空き周波数)の地域レベルでの活用を検証するために行うもので、「ホワイトスペース特区」の先行モデルにも選定されています(2010/07/30に全国で10事業が選定済)。

6 今後の取り組み
(1) 本格的な実験放送にむけて、地元の商店街関係者、コミュニティFM放送局、NPO、行政などによる実験協議会を設置し、それぞれの技術力、ノウハウなどを活かした取り組みを進めていきます。

(2) また、今後2011/02下旬をめどに商店街のなかに設置するデジタルサイネージ(20~30台)と連携して、地元に密着したコンテンツを配信し、観光客などを地域内に広く誘導することで、商店街の回遊性を高めていきます。
新長田の「三国志ガーデン」2011/03オープン <神戸新聞 2011/01/12>を添削

 神戸市長田区の新長田駅南地区に2011/03オープンする「KOBE三国志ガーデン」。その主要展示物となる「三国志ジオラマ館」のフィギュア制作が最終段階に入っている。「赤壁の戦い」「桃園の誓い」など名場面100シーン以上に登場する約1500体は全て手作り。運営するNPO法人KOBE鉄人プロジェクトは「国内外に例のない規模。最大級の三国志ジオラマになる」と期待する。

 KOBE三国志ガーデンは、神戸市長田区二葉町5の震災復興再開発ビル「アスタくにづか5番館」2階に開設される。

 ジオラマは幅13m、奥行き2.6m。場面を選定したKOBE鉄人プロジェクトのスタッフ岡本伸也(37)は、ウェブ製作会社で三国志グッズの販売を手がけた経験があり、三国志の知識は深い。「三国志演義」の翻訳版を参照し、覇権争いの転換点となった場面を中心に選んだ。神戸出身の漫画家で三国志が代表作の故・横山光輝さんの作品には登場しないシーンも加えた他、晋の軍勢が険しい山を越え、蜀に攻め入る場面など終盤まで盛り込むこだわりぶり。

 アスタくにづか5番館の一室では、三国志の武将像を手がけた彫刻家 馬渕洋(41)が中心となって、人形作りが進む他、インターネットで全国から募った作家約60人の作品が続々と届く。紙粘土やパテを使い2~10cmの人形を手作業で仕上げる馬渕は「三国志に思い入れの深い人たちが集まり、まるで人形が物語を演じているよう。完成が楽しみ」と話す。

 約100年間、中国大陸で繰り広げられた魏、呉、蜀の興亡を凝縮した巨大ジオラマ。岡本は「似たようなシーンはあるが、どれも同じではない。何度見にきても楽しめる作品にしたい」と最後の仕上げに力を注いでいる。

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2011春「KOBE三国志ガーデン」開園 <神戸市記者資料提供 2010/09/30>を添削

神戸市都市計画総局 総務部経営管理課
担当者名 馳川、古白川

(仮称)神戸三国志館の名称決定 来春「KOBE三国志ガーデン」開園

1.趣旨
 「鉄人と三国志の街」として賑わいづくりが進められている新長田地区において、三国志に関する巨大ジオラマの展示や、三国志体験・交流などができる施設「KOBE三国志ガーデン」を来春に開園し、さらなる地域の活性化と神戸の新たな観光拠点を形成する。

2.施設名称
 KOBE三国志ガーデン
 (平成22年度神戸市当初予算発表時の名称は(仮称)「神戸三国志館」)

3.施設規模
 全体範囲面積 1,600平方メートル(各施設含む)

4.各施設概要

(1)三国志ジオラマ館(366平方メートル)
 ・巨大ジオラマ(世界最大級の三国志ジオラマ・名場面約100シーン・約1,500体のフィギュア)
 ・ミニシアター(わかりやすく三国志の世界を紹介するオリジナルフルアニメーション上映)
 ・立体展示コーナー(等身大像により名シーンを再現)
 ・特別展示コーナー(三国志関連施設等との連携により周期的に入替展示)
 ・IT体験コーナー(PCによりクイズ形式で三国志と日本の歴史を学習)
 ・その他(常設展示等)

(2)三国志交流館(153平方メートル)
 ・コスプレコーナー(三国志登場人物男女の扮装衣装常備、ロッカールーム併設)
 ・撮影コーナー(三国志にちなんだ背景のある記念撮影コーナー)
 ・多目的スペース(ミニステージ、音響・映像設備を備えた多目的スペース)

(3)三国志体験館(90平方メートル)
 ・キッズプレイルーム(三国志関連遊具などを配した子ども専用スペース)
 ・体験コーナー(多彩なゲームで三国志を体験学習できるスペース)

(4)三国志庭園
 ・記念撮影可能な屋外庭園スペース(桃園の誓いなど名シーン3セット)

5.施設コンセプト
(1)「五感を通して」三国志の世界を体感できる施設。
(2)「わかりやすく」三国志の世界を理解できる施設。
(3)「幅広い層が」三国志の世界を楽しめる施設。

6.開設時期
 2011年3月中旬予定

7.開設箇所
 神戸市長田区二葉町5丁目 アスタくにづか5番館南棟2階
 (神戸市営地下鉄海岸線 駒ケ林駅すぐ)

8.整備費用
 1億4千万円

9.管理運営者
 特定非営利活動法人 KOBE鉄人PROJECT
鉄人のまちに「ロボット工房」オープン 神戸・新長田 <神戸新聞 2010/12/11>を添削

 鉄人28号の原寸大モニュメントが人気を集める神戸・新長田に、「神戸ロボット工房」(神戸市長田区二葉町7)がオープンした。研究や地元関連企業への支援などロボット開発の拠点を目指す。他に、ロボット操作体験や工作教室などを通して、子どもたちにものづくりへの関心を高めてもらおうという役割も。鉄人のまちで未来の技術者育成が期待される。

 神戸RT(ロボットテクノロジー)構想を推進する神戸市が2010/11中旬、旧二葉小学校の校舎を再利用して開所した神戸市立地域人材支援センター内に併設した。

 構想に連携する(財)新産業創造研究機構(NIRO=ナイロ)の神戸ロボット研究所とNPO法人 国際レスキューシステム研究機構の2団体が運用。研究者が常駐し、研究開発の他、産業用ロボットの部品を製造する地元中小企業者の新製品開発などを支援する。

 土日曜日や夏休みなどにはロボットの展示室を一般開放。神戸市内の企業などが開発した産業用やホビーロボット約50体が置かれており、半数は触ったり、動かしたりすることができる。「これだけ自由に触れられるのは珍しい」(神戸市産業振興局工業課)という。

 2010/11末には、三菱重工業神戸造船所が製作した人型ロボットwakamaru(ワカマル)と遊ぶイベントを開催。親子連れなど約50人が参加し、ワカマルと散歩やじゃんけん、体操などを楽しんだ。

 冬休み中の一般開放は、2010/12/28~2011/01/05を除き、09:30~17:00。

 また、地元の企業などと協力し、科学やものづくりの技術を学べる小中学生向けの教室も開催。今後は、傘袋を使ったロケットづくりや木炭電池づくりを予定している。神戸市の担当者は「研究開発や中小企業の支援を強化しつつ、子どもたちが幅広くものづくりに関心を持つきっかけをつくる場にしていきたい」としている。

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鉄人28号の街で救助ロボ開発 被災・新長田に工房オープン <MSN産経 2010/11/19>を添削

 鉄人28号の巨大モニュメントで知られる神戸新長田に、神戸市が推進するロボット開発拠点 神戸ロボット工房 が2010/11/19、オープンした。災害時のレスキューロボットを開発するNPO法人 国際レスキューシステム研究機構(IRS)の研究拠点などが入居し、活動を始めた。

 阪神淡路大震災で大きな被害を受けた新長田地域では、再開発後の地域活性化のシンボルとして2009/10に原寸大の鉄人28号が完成するなど、ロボット産業を中心とした地域活性化を進めている。

 工房は、昭和レトロ建築の旧二葉小学校校舎の有効活用のため、神戸市が2010/11/19開所した地域人材支援センターに入居。今後、ロボット開発に挑む市内の中小企業の支援なども手がける予定。

 センターの開所記念式典では神戸市長の矢田立郎は「最先端のロボット技術が歴史ある施設に集まった。地域と連携しながら活用したい」とあいさつした。
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 http://www.kobe-rt.jp/

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新長田に「第2の鉄人」 ロボット研究所の移転検討 <神戸新聞など 2009/11/17>

 最先端のロボット研究をする(財)新産業創造研究機構(NIRO)の神戸ロボット研究所が、神戸・新長田の旧二葉小学校に移転する方向で検討している。新長田では原寸大の鉄人28号が若松公園に登場して人気を博しており、神戸市は、研究拠点を置くことで「ロボットの街」としていっそうの活性化を図る。

 旧二葉小学校は、鉄人28号が立つ若松公園の南約400mにある。1929(昭和4)年建設の鉄筋3階建て校舎は、戦災や震災にも耐えてきた。小学校の統合と移転で、2008年1月から空き校舎になったが、住民らが保存と活用を要望。神戸市は、地域活性化や人材育成の拠点としての整備を決め、耐震工事などをして2010年秋にオープンさせる予定だ。

 NIROには川崎重工などの大手企業と兵庫県、神戸市が参画している。ロボット研究所は2002年、ポートアイランド2期の神戸キメックセンタービルに開設され、神戸市が進める神戸RT(ロボットテクノロジー)構想の中核機関となっている。中小企業と共同で研究や開発をすることが多いため、神戸市の移転要請を受けたNIROは「地元企業に利用してもらいやすい」と受諾の方向だ。
 研究の対象は、農業や介護の支援ロボットが中心。鉄人28号のような2足歩行ロボットの研究はしていないが、神戸市工業課は「人気のある鉄人も生かした事業展開を」と期待する。市民向けのロボット展示室や工作教室も検討する。

 また、レスキューロボットを開発するNPO法人国際レスキューシステム研究機構(IRS)も旧二葉小学校に移転する予定。IRSも現在はキメックセンタービルにあり「震災の被害が大きかった新長田で、市民に愛されるレスキューロボを開発したい」と話している。
六間道商店街で三国志検定 神戸・新長田 <神戸新聞 2010/11/08>を添削

 神戸出身の漫画家、故横山光輝の代表作「三国志」を題材にした公式検定が2010/11/07、三国志をもとに活性化に取り組む神戸新長田の六間道商店街で初めて開かれた。アーケード下が会場となり、下町の気さくな雰囲気の中で、兵庫県内外の受験者が難問に挑んだ。

 潮出版社などが主催し、東京と同時開催。新長田の「鉄人28号」モニュメントを計画したNPO法人「KOBE鉄人プロジェクト」も協力した。六間道商店街では、6歳から72歳の延べ約240人が2級と3級を受験。青果店や理容店の店主ら6人が扮した武将姿の試験官が目を光らせる中、選択式の100問を解いた。
商店街で火事 神戸・新長田 <神戸新聞 2010/07/19>を添削

 2010/07/18 22:40頃、神戸市長田区二葉町の菓子店から煙が上がっているのを隣の店舗に住む男性が発見し、110番した。火は木造2階建てのこの店約30平方メートルと、棟続きの自転車店の2階住居部分約20平方メートルを焼き、約1時間後にほぼ消えた。

 神戸市消防局などによると、出火当時、菓子店の経営者家族は旅行中で無人だった。自転車店には、家族3人がいたが、避難して無事だった。

 現場は、JR新長田駅南側の本町筋商店街。神戸市消防局と長田警察署が出火原因を調べている。
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 エアコンのブレーカーを下ろしたために起きた漏電が原因かと朝刊にはありました。
アニメの才能、新長田発世界へ スタジオ開設3カ月 <神戸新聞 2010/06/05>を添削

 西日本最大級のアニメ制作スタジオ「アニタス神戸」(神戸市長田区)が、開設から3カ月を迎えた。
 神戸芸術工科大学がアニメ産業の担い手の育成を目指して設立した施設で、未来の巨匠を目指す若者たちが「ポケットモンスター」など人気作品の制作を手掛ける。鉄人28号の等身大モニュメントなどアニメに縁が深い新長田の街で、腕を磨いている。

 東京に一極集中しているアニメ産業を関西にも広げ、人材を育成しようと神戸芸工大が設立した。神戸デザインクリエイティブが運営する。

 現在、働いているのは芸術系の大学などを卒業した20代の33人。原画と原画の間をつなぐ動画制作や、仕上げの色づけを担う。
 東京の大手制作会社と連携しているため、仕事は次々と舞い込む。新人ばかりだが、ポケモンの他、「機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)」「ケロロ軍曹」など有名作品の仕事に携わる。

 「大人になっても心に残るような子ども向けのアニメを作るのが夢」と話すのは、動画担当の立花希望さん(22)。
 10:00、東京から送られてきた原画をもとに作業を始める。原画は登場人物の動きの起点と終点になる絵で、その間をつなぐ動画を数枚描く。東京に原画と動画を送り返す18:45の締切に間に合うよう、懸命に筆を走らせる。
 立花さんは「たくさん手直しをされるけど、私の絵で登場人物が動きだすのがうれしい」と目を輝かせる。
(後略)

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アニメスタジオ始動 神戸芸工大が新長田に開設 <2010/04/18 読売新聞>を添削

■目指せ「西のトキワ荘」
 「鉄人28号」など漫画家・横山光輝のアニメ作品を取り入れた街おこしが進む新長田で、西日本最大級のアニメ制作スタジオ「アニタス神戸」が2010/04、本格的に業務を始めた。
 東京一極集中が進むアニメの業界地図を塗り替えようと神戸市役所が誘致し、神戸芸術工科大学(神戸市西区)が中心になって開設した。
 目標は手塚治虫さんら巨匠を輩出したトキワ荘。「新長田で育ったアニメーターが、新長田オリジナルのアニメを作ってほしい」と地元の期待も高まっている。

■8割が東京
 神戸芸工大は2006年、メディア表現学科を新設、今春からアニメーションコースを独立させるなど人材育成に力を入れている。ただ、アニメ作品は、ほぼすべてが東京で作られているのが実情。東京都によると、全国約430のアニメスタジオの8割が都内にある。学生が業界を目指しても、東京以外では仕事がなく、「関西にも拠点を」とスタジオ開設の可能性を探っていた。
 一方、神戸市役所は震災復興策の一つとしてアニメに着目。1996年から毎年、作品や技術を表彰する「アニメーション神戸」を開催するなど関連産業の集積を目指してきた。
 神戸芸工大と神戸市役所の狙いが一致し、2009/10、大手制作会社Wish(東京)と日本アニメーター・演出協会(東京)も加わってスタジオ開設準備室を設立。「アニメの街」として街の再興が進む新長田で、雇用創出や地域活性化を目指すことになった。

■生き残り
 アニタスは2010/01~02にアニメーターを募集し、大学や専門学校卒の若者約100人から33人を採用。1か月間の研修期間を設け、今月から、全国放送される作品の動画制作が始まった。ただ、職場が決まったといっても、33人の生活は安泰ではない。アニメーターの給料は歩合制が一般的で、20歳代の平均年収が100万円余りとも言われる。数をこなせなければ「ぎりぎりの生活が続く」といい、やめていく人も多い。
 アニタスでは、最終的には100人が一度に作業を行う予定だ。20年以上の経験があるベテランの作画チーフ・山本勝久(40)は「切磋琢磨し、技術を磨きながら、世界に発信できる人材を送り出したい」と話す。

■観光の拠点に
 アニタスは、作画の受注が軌道に乗れば、見学や体験など観光客も受け入れる予定だ。川内松幸・統括部長は「神戸観光の拠点として、海外からの観光客も呼び込みたい」としている。
 昨年、鉄人28号の巨大モニュメントが話題になった新長田では、神戸市役所が今年度、横山さんのもう一つの代表作「三国志」をテーマに博物館「神戸三国志館」を整備することも決まった。
JR大阪駅前歩道橋で慰安婦支援団体と保守系住民団体が“衝突” <MSN産経 2010/04/07>

 JR大阪駅前歩道橋(大阪市北区)で2010/04/07、慰安婦問題の解決を求め横断幕を掲げるなどのアピール活動を行った住民団体約100人に対し、保守系住民団体のメンバーら約50人が抗議、帰宅中の会社員らが通行するなか、歩道橋周辺は怒号や罵声が飛び交い、1時間あまりに渡って騒然となった。

 アピール活動は「日本軍の従軍慰安婦への謝罪と補償」を求めるグループが韓国内の運動に歩調を合わせ、月1回水曜日の夜に「水曜デモ」としてこの場所で実施している。これに対し、保守系住民団体「主権回復を目指す会」と「在日特権を許さない市民の会」などは2009/11以降、「道交法違反の『水曜デモ』を粉砕する」として抗議活動を行っている。
 両グループはこの日にあわせてインターネットなどで支援者を募っており、大阪府警は機動隊を出動させ、トラブル警戒にあたった。

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 新長田でも過去2回開催有り。
 慰安婦支援団体ではなく、在日のエゴ団体。保守系住民団体ではなく、右翼。
震災復興都市計画決定から15年 新長田駅南地区 <神戸新聞 2010/03/17>

 阪神・淡路大震災からの復興を目指す市街地再開発事業、土地区画整理事業は2010/03/17、都市計画決定から丸15年を迎える。
 両事業の対象となった24地区のうち、残るのは神戸市・新長田駅周辺の2地区。再開発が進む新長田駅南地区(20.1ha)では、今も権利者15人との移転交渉が続く。神戸市は2010年度中の合意を目指すが、すでに完成した再開発ビルは、店主の高齢化や不況を背景に空き店舗が目立つ。

 再開発が進む新長田駅南地区。空き地にぽつんとプレハブ住宅が立つ。「15年でやっと落ち着いてきた。移転しなければならないのは分かっているが、先祖代々の土地。マンションには移りたくない」。夫と暮らす大河原京子さん(68)は話す。地震で自宅は全壊。再開発ビルに入居せず、約7カ月後に建てた自宅に住み続ける。
 壊滅的な被害から2カ月後、神戸市が新長田駅南地区一帯の土地を買収し、ビルを建設する再開発事業が都市計画決定された。あれから15年。再開発としては全国有数の巨大事業だけに権利者も多い。大河原さんが所有する土地が広いことも交渉を長引かせた。神戸市から今年中の移転を打診されており、「高齢で引越しも大変だが、前向きに移転先を探したい」と話す。
 製靴業者などでつくる日本ケミカルシューズ工業組合も震災前からの事務所が残る。山根明徳・事務局長代理(34)は「地元に育ててもらった思いが強く、『ここに残してほしい』という業者の声もある」と話す。
 計画では、約40棟のビルが建設される。2010/02に29棟目(アスタ新長田エスタプレシオス)が完成し、地区人口は4700人余と震災前(約4500人)を超えた。だが、シャッターを下ろした店舗が目立つ。再開発ビルの1階で茶販売店を営む伊東正和さん(61)は「不況もあって光が見えない。店を畳んで去った仲間も多い」と肩を落とす。
 震災前に生活したり、商売したりしていた権利者は1588人。行き先の決まった1573人のうち、半数近い723人が地区を離れた。
 にぎわいをどう取り戻すか。地区には「鉄人28号」のモニュメントに続き、新たな観光拠点「三国志館」の開設も予定される。伊東さんは「何とか活性化につなげたい」と話した。

【区画整理、再開発 残る事業は各1地区に】
 阪神・淡路大震災後、行政主導による復興まちづくりとして、計24地区で土地区画整理事業と市街地再開発事業が進められてきた。
 区画整理は18地区。2009/10に淡路市の富島地区が完了し、残るは最大面積の新長田駅北地区(59.6ha)となった。地権者らの新たな土地の配置を決める仮換地指定率は99%。2010年度の完了を目指し、9棟の所有者らと移転交渉が続く。
 再開発は、西宮北口駅北東、宝塚駅前第2工区など6地区。新長田駅南地区以外は2003年度までに完了した。
震災で全焼の宝石店 父の遺志継ぎ 新長田に再出店 <神戸新聞 2010/03/11>を添削

 阪神・淡路大震災で神戸市長田区・大正筋商店街の本店が全焼した宝石店「フクヤ」が2010/03/12、15年ぶりに神戸市長田区に再出店する。先代社長の生前の願いを息子2人が実現。耐火金庫の中の宝石も大半が灰になったが一部のダイヤは変色して残った。開店セールでは、震災をくぐり抜けた宝石をお守りとしてプレゼント。煙にいぶされたプラチナの指輪なども展示する。
 現社長の山中啓良さん(38)の祖父が戦後始めた眼鏡店から父の山中康正さんが独立し、1966(昭41)年に創業。西宮に2号店を出した3カ月後、震災に遭った。木造2階建ての本店は倒壊し、周囲は火の海に。高額商品を納めた大型耐火金庫に近づけたのは数日後だった。「まだ手で持てないほど熱く、こじ開けるとダイヤが黒こげになっていた」と次男で常務の山中邦裕さん(36)。2億円分の宝石が灰に。残ったダイヤも茶色や白濁色に変色したが、それ以上に近隣住民が大勢亡くなったことがつらかった。康正さんらは「宝石を買う余裕がある人などいない」と本店再建をあきらめ、三宮などに出店した。現在は「グラヴィ」などの店名で計16店舗を展開する。
 その後も康正さんは常々「いつか新長田に帰ろう」と話したが、3年前に63歳で死去。兄弟2人で引き継いだ会社に、JR新長田駅前の商業ビル「ジョイプラザ」2階専門店街の改装に伴い、出店の声が掛かった。
 邦裕さんは「宝石の輝きでも人を元気付けたい」と「グラヴィ」の出店を決めた。「父と一緒に創業の地に戻れなかったのは残念だが、地元の常連さんが待ってくれている」と張り切っている。
 2010/03/12は専門店街が午前10時にリニューアルオープン。買上げ客に、焼け残った小粒宝石をスプーンのすくい取りでプレゼントする(無くなり次第終了)。
【社説】被災者になって分かったこと <神戸新聞 2010/01/17>

 昨夜放送されたドラマ「神戸新聞の7日間」をご覧になった方から、「番組内で紹介された社説を読みたい」とのリクエストがありましたので、ブログに転載いたします。
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1995年1月20日朝刊1面

「被災者になって分かったこと」

 あの烈震で神戸市東灘区の家が倒壊し、階下の老いた父親が生き埋めになった。3日目に、やっと自衛隊が遺体を搬出してくれた。だめだという予感はあった。だが、埋まったままだった2日間の無力感、やりきれなさは例えようがない。被災者の恐怖や苦痛を、こんな形で体験しようとは、予想もしなかった。

 あの未明、ようやく2階の窓から戸外へ出てみて、傾斜した2階の下に階下が、ほぼ押し潰されているのが分かり、恐ろしさでよろめきそうになる。父親が寝ていた。いくら呼んでも返答がない。

 怯えた人々の群が、薄明の中に影のように増える。軒並み、かしぎ、潰れている。ガスのにおいがする。

 家の裏へ回る。醜悪な崩壊があるだけだ。すき間に向かって叫ぶ。

 何を、どうしたらよいのか分からない。電話が身近に無い。だれに救いを求めたらよいのか、途方に暮れる。公的な情報が何もない。

 何キロも離れた知り合いの大工さんの家へ、走っていく。彼の家もぺしゃんこだ。それでも駆けつけてくれる。

 裏から、のこぎりとバールを使って、掘り進んでくれる。彼の道具も失われ、限りがある。いつ上から崩れてくるか分からない。父の寝所とおぼしきところまで潜るが、姿がない。何度も呼ぶが返事はなかった。強烈なガスのにおいがした。大工さんでは、これ以上無理だった。

 地区の消防分団の10名ほどのグループが救出活動を始めた。瓦礫の下から応答のある人々を、次々、救出していた。時間と努力のいる作業である。頼りにしたい。父のことを頼む。だが、反応のある人が優先である。日が暮れる。余震を恐れる人々が、学校の校庭や公園に、毛布をかぶってたむろする。寒くて、食べ物も水も乏しい。廃材でたき火をする。救援物資は、なかなか来ない。
 いつまで辛抱すれば、生存の不安は薄らぐのか、情報が欲しい。

 翌日が明ける。近所の一家5人の遺体が、分団の人たちによって搬出される。幼い3児に両親は覆いかぶさるようになって発見された。こみ上げてくる。父のことを頼む。検討してくれる。とても分団の手に負えないといわれる。市の消防局か自衛隊に頼んでくれといわれる。われわれは、消防局の命令系統で動いているわけではない、気の毒だけど、という。

 東灘消防署にある救助本部へいく。生きている可能性の高い人からやっている、お宅は何時になるか分からない、分かってほしいといわれる。十分理解できる。理解できるが、やりきれない。そんな2日間だった。

 これまで被災者の気持ちが本当に分かっていなかった自分に気づく。“災害元禄”などといわれた神戸に住む者の、一種の不遜さ、甘さを思い知る。この街が被災者の不安やつらさに、どれだけこたえ、ねぎらう用意があったかを、改めて思う。
新たな観光拠点へ 鉄人三国志ギャラリーオープン <神戸新聞 2009/12/07>を添削

 鉄人28号の原寸大モニュメントに次ぐ新長田駅南地域(神戸市長田区)の新たな観光拠点として、「KOBE鉄人三国志ギャラリー」が2009/12/06、大正筋商店街にオープンした。地元商店主らでつくるNPO法人「KOBE鉄人プロジェクト」が運営。鉄人28号の製作過程を紹介する映像の他、原作者横山光輝さんのプロフィール、三国志の軍師 諸葛孔明の等身大オブジェなど200点以上が並ぶ。(中略)10:00~17:30。年内無休だが、12/31~01/03は休館。

 また、近くの丸五市場内に完成した三国志の劉備の石像もお披露目された。これらに合わせ、神戸市営地下鉄海岸線は「鉄人28号」と「三国志」のラッピング列車の車内で、横山さんの著名作品のアニメソング5曲を放送。駅構内でも「鉄人テーマソング」を流す。

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新長田:ギャラリー 鉄人28号、三国志ファン必見 <神戸新聞 2009/12/05>を添削

 「鉄人28号」の原寸大モニュメントが人気を集める新長田駅南地区の大正筋商店街に「KOBE鉄人三国志ギャラリー」(神戸市長田区二葉町6)が完成し、2009/12/04、関係者に披露された。鉄人28号の製作映像の上映や、三国志に登場する軍師・諸葛孔明の等身大オブジェを展示する。2009/12/06にはオープニングセレモニーがある。

 神戸出身の漫画家、横山光輝さんにあやかったまちづくりを進めるNPO法人「KOBE鉄人プロジェクト」が運営。鉄人28号を見学に訪れた観光客に街を回遊してもらおうと、122平方メートルの空き店舗を改装した。
 ギャラリーでは鉄人28号が工場で製作される様子などを記録した映像(13分)を上映。「日本書紀」から現代のアニメやゲームまで国内で親しまれる「三国志」の変遷をパネルで紹介する。また、歌川国芳の浮世絵「三国志双六」や、アニメの台本など200点以上を展示する。大半が寄贈品。
 トランプやTシャツなどオリジナルグッズの販売もある。

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新長田:「鉄人28号」「三国志」の街 PRコーナー整備へ <神戸新聞 2009/06/21>を添削

 神戸市出身の漫画家・故横山光輝さんの代表作「鉄人28号」や「三国志」を取り入れたまちづくりを進める新長田駅南地区で、神戸市は、活動や作品を紹介する「こうべ・新長田インフォメーションギャラリー(仮称)」を整備することを決めた。2009/06の補正予算案に約2600万円を計上。アスタくにづか6番館東棟(神戸市長田区二葉町6)に、年内のオープンを目指す。
 ギャラリーは120平方メートル。モニュメントづくりの経過や三国志の名場面をパネルやジオラマで展示するほか、セミナーやミニコンサートができる多目的スペース、オリジナル三国志グッズなどの販売コーナーも設置する。

 新長田駅南地区では、NPO法人「KOBE鉄人プロジェクト」が中心となって活動を展開。三国志の登場人物のバナー(装飾旗)を商店街に掲げ、新長田駅南の若松公園では「鉄人28号」の巨大モニュメントづくり(今夏完成予定)を進めている。(以下略)
場外車券売り場建設案 新長田 <2009/12/01>

 若松2の該当建物にはネットカフェが入りました。
 どうやら駒ヶ林の旧GAIA跡地に建設予定地を移動させたようだな。

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場外車券売り場建設案 反対住民10/16に集会 新長田 <神戸新聞 2008/11/05>

 JR新長田駅南に、競輪の場外車券売り場の設置を模索する動きがあり、周辺住民が2008/10/16、アスタくにづか2番館で反対の決起集会を開く。競輪の場外車券売り場は、兵庫県内では「サテライト阪神」(三木市)だけ。周辺は集合住宅が並ぶ一角で、近隣住民らは「住宅地に公営ギャンブルの施設は相いれない」と訴えている。
 設置を地元に持ちかけた大阪市内の会社によると、候補地は神戸市長田区若松町2の建物。(編注:つい最近までパチンコ「WING」が入っていた建物)

 設置に反対する住民らでつくる「若松町2丁目サテライト建設反対協議会」(奥村健三会長)によると8月中旬、地元自治会長らが業者から説明を受けた。住民らは9月に同会を結成し、10月に同社に反対の意向を伝えたほか、隣接地域325世帯のうち、約8割にあたる267世帯が反対署名をした。今年1月にも、設置を打診する説明があった。
 同会は震災後に同地域の復興を支えた再開発協議会が母体。奥村会長は「『安心して安全に暮らせる街』を目指し、行政と復興に取り組んできた。その方向性と正反対で、到底容認できない」と憤る。

 同社は「地元に打診したが反対され、現段階では具体的な計画はなく、休止状態」と説明。経済産業省にも許可申請は出されていない。同会は「提案が2度もあり、将来も見据えて住民の姿勢を伝えたい」と話している。
新長田:鉄人28号くぐり発隊式 年末特別警戒へ <2009/11/28>

 12/01からの年末特別警戒を前に兵庫県警の各警察署で2009/11/27、警戒隊の発隊式があった。
 長田警察署では、神戸・新長田の若松公園にある「鉄人28号」の巨大モニュメント前に署員ら約80人が集合。28号にちなんで、28歳の折田憲俊巡査長が「鉄人28号のように力強く、全力を尽くします」と決意表明した。その後、パトカーや白バイなどが鉄人28号の足の間をくぐってパトロールに出発した。
新長田:富山から「そばめしドッグ」視察 <神戸新聞など 2009/11/23>

 神戸・新長田の名物そばめしをパンに挟んだ「そばめしドッグ」を通じ、まちの活性化を目指す商店街「西神戸センター街」(神戸市長田区)に2009/11/22、富山市から商業者らが視察に訪れた。西神戸センター街親交会では、鉄人28号の原寸大モニュメントにあやかり11/29に販売する「鉄人ドッグ」のアイデアも披露。「互いに苦境に立つ仲間。情報交換して頑張りたい」と話し合った。
 訪れたのは、富山市八尾山田商工会青年部の11人。地元は「おわら風の盆」祭りで知られるが、不況や後継者不足で悩み、新名物にと、名産のジャガイモを生かしたコロッケを開発中。親交会会長の田中豪人さん(64)らが、見学者でにぎわう若松公園(神戸市長田区若松町6)のモニュメントを案内。「鉄人から離れた商店街にいかに人を呼べるかが課題」と話し、神戸ゆかりの漫画家故横山光輝さんの作品「三国志」にちなんだスタンプラリーなどを紹介した。

 真陽地域福祉センター(神戸市長田区久保町3)でそばめしドッグを試食しながらの意見交換もあり、地元のすじ肉入り天ぷらを具材にした鉄人ドッグも紹介した。いずれも若松公園で2009/11/29 11:00から販売。1個250円(計280個限定)。
鉄人28号建設中20090812
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鉄人28号:いよいよ着工へ 若松公園で起工式 神戸・新長田 <2009/07/27>

 JR新長田駅南地区の若松公園(神戸市長田区)で建設計画が進む「鉄人28号」原寸大モニュメントの起工式が2009/07/27、若松公園であった。訪れた地域の商店主や住民らは、初めて実物の「顔」と対面。「やっぱり大きいなあ」と驚きながら、記念写真を撮るなどして楽しんだ。

 起工式には、地元商店主や住民ら約200人が参加。NPO法人KOBE鉄人プロジェクト理事長の正岡健二が「熱い思いと期待に胸はふくらむばかり。(新)長田のランドマークとして街の行く末を見届けてくれることになる」と挨拶。正岡らが綱を引いて除幕すると、高さ約2.2mの頭部が現れ、大きな拍手が起きた。
 神戸・新長田中心市街地活性化協議会会長の上田司郎は「モニュメントの着工を機に、これからは地元の人間が活性化に力を出していかなければならない」と話した。

 頭部はこの日いったん岸和田市の工場に戻された。モニュメントは2009/08上旬に建設が始まり、2009/09下旬に完成し、2009/10/04に完成式典が開かれる予定。

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鉄人28号:原寸大モニュメント制作中 神戸・新長田 <2009/06/24>

 「ビルのまちに ガオー」。
 神戸市出身の漫画家横山光輝(1934~2004)の代表作「鉄人28号」の原寸大モニュメントの制作が大阪府岸和田市の工場で進んでいる。建設予定地のJR新長田駅南地区の若松公園(神戸市長田区)に2009/07下旬、運ばれて組み立てられる。2009/09下旬には完成し、巨大な正義の味方がまちを見下ろす。

 モニュメントはアニメ版と同じ高さ18m。地元の商店主らが「阪神・淡路大震災で大きな被害を受けて再開発が進むまちの起爆剤に」と企画し、2006年に計画を発表した。NPO法人KOBE鉄人PROJECTを結成して取り組んでいる。総工費は1億3500万円。神戸市が2007年度予算で4500万円を補助し、残りは企業や個人から協賛金を募っている。

 鋼鉄製の鉄人は、大阪府岸和田市の金属加工会社 北海製作所 が2008/11から制作。2009/07/23には高さ2mを超す頭部の形がほぼできあがり、試験的に胴体と接合された。巨大な鉄人の出現に、携わった職人の顔も思わずほころんだ。

 搬出は2009/07/20から始まり、2009/07/27に起工式がある。2009/10/04に完成式典が開かれる予定。

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ネタ元は神戸新聞。ただし全て添削済み。
ひったくり容疑者逮捕 新長田周辺で被害続発 <神戸新聞 2009/01/05>

 兵庫県警長田警察署と兵庫県警機動捜査隊は2009/01/04、窃盗の疑いで、神戸市長田区大橋町7 会社員 有本和史(35)を逮捕した。
 調べでは、有本は2009/01/04 21:15ごろ、神戸市長田区腕塚町8で、神戸市内の女性(57)から約6700円入りの手提げかばんを奪った疑い。パトロール中の機動捜査隊員が、現場近くで有本に職務質問したところ、被害品を持っており、容疑を認めた。
 周辺では昨年夏以降、ハンチング帽をかぶった自転車の男によるひったくり被害が続発。付近の防犯ビデオに不審な人物が写っており、長田警察署などが警戒していた。
神戸の壁:2度目の引越し 淡路市震災記念公園へ <asahi.com 2008/11/26>

 阪神淡路大震災時に神戸市長田区で焼け残り、淡路市津名町の市立ホールの敷地で展示されていた「神戸の壁」が2008/11/25、北へ約15km離れた北淡震災記念公園(淡路市小倉)に移設された。震災で地表に現れた野島断層が見られる公園には年間30万人が訪れる。より多くの人に見てもらう狙い。
 壁はコンクリート製で高さ約7m、幅約14m、厚さ約30cm。約80年前に神戸市長田区の旧若松公設市場の防火壁として建てられ、神戸空襲と震災の大火に耐えた。震災復興再開発事業のため、2000年に当時の兵庫県津名町(現・淡路市)に設置。2005/04に周辺5町が合併して淡路市になったため、同じ市内の同公園に移すことにした。巨大な壁をいったん10個に切断して搬送し、2008/11/25に組み立てを終えた。
神戸新長田:若松公園で土壌汚染 <神戸市hpなど 2008/10/16>
http://kouhou.city.kobe.jp/information/2008/10/20081015up01.pdf

 神戸市は10/15、JR新長田駅南の再開発事業用地(神戸市長田区若松町6)から国の基準を超す有害物質を検出したと発表した。地下水に影響は出ておらず、神戸市は「健康被害の可能性は考えにくい」としている。
 神戸市によると、公園の整備用地の土壌から、最大でそれぞれ基準の8倍の鉛と、3倍のフッ素を検出した。汚染の原因は分かっていない。神戸市は12月~1月で汚染土壌の除去を始める。
 現場は若松5第1工区の一部で、2008年4月までは仮設店舗があった。現在は解体され、地面はコンクリートで覆われている状態。
ベンチャー創業を支援 貸事務所開設へ <神戸新聞 2008/10/09>

 神戸市の第3セクター・新長田まちづくり株式会社(神戸市長田区)と、運送業のブレックス(神戸市須磨区)は2008/11、起業家やベンチャー企業の創業支援施設「アスタ新長田・オールインワンオフィス」を、アスタくにづか4番館(神戸市長田区久保町6)に開設する。現在、利用する企業や個人を募集している。
 創業支援を新事業として始めるブレックスと、新長田まちづくり社が協力して運営。オフィスは22室(約6~12平方メートル)あり、賃料は月3万1千~4万3千円。最長で5年間利用できる。OA機器などの共用設備を使えるほか、経営相談なども受けられる。
 オフィスに入らず、打ち合わせ場所や郵便受けだけを使う「バーチャルオフィス会員」も募集中。会費は月1万2千円。
脱下請けへ自社ブランドで百貨店へ 神戸・長田の靴会社 <asahi.com 2008/10/01>

 ケミカルシューズの町として知られる神戸市長田区の靴メーカー4社の製品が2008/10/01、大阪・梅田の阪神百貨店に並ぶ。10/07までの限定販売だが、下請けとして安価な靴を製造していた4社が自社ブランドを百貨店で売るのは初めて。4社は「長田ブランド」の魅力を売り込もうと意気込む。
 「アルジェント」「アレッツォ」「タイムテーブル」「ムーンカンパニー」の4社。長田区のシューズ業界は下請け製造が主流で、原油や材料費の高騰で厳しい経営を迫られている業者が多い。4社も新たな販路を探していたが、10/01に阪急百貨店と合併する阪神百貨店の婦人靴担当者が「地域に根ざした産業を紹介したい」と企画した。
 ケミカルシューズが主力商品のアルジェントは今回初めて自社ブランド「Grande Roue(グラン ルゥ)」を販売。正木勝欣社長(38)の妹、亜由美さん(25)がデザインを担当した。
 4社の製品は10/01 午前10時、阪神百貨店梅田本店2階の婦人靴コーナーに並ぶ。
出展企業倍増43社に、神戸新長田・シューズプラザ <神戸新聞 2008/07/07>

 靴メーカーのアンテナショップなどが集まる「シューズプラザ」(神戸市長田区)は2008/07/08から、施設内にある新作の見本などを展示する「神戸シューズ・ショーケース」の出展企業を増やす。従来の靴メーカーに加え、靴の資材メーカーやかばん製造会社にも門戸を広げ、販路開拓を支援する。
 展示場約100平方メートルを30平方メートル拡大。新たに靴メーカー4社と長田の資材メーカーなど17社、豊岡のかばんメーカー3社が参加し、既存の19社を合わせ計43社が展示する。

 神戸シューズ・ショーケースは2007/06、OEMが多い長田の製靴会社の技術や特徴を小売店などに紹介する狙いで開設された。この1年間で、大手百貨店や有名ブランドなどを含む約150社が利用した。靴と同様にOEMが多い資材、かばんメーカーにも商機につなげてもらう。
市民が写した「震災」DVD化、神戸映画資料館 <神戸新聞 2008/06/19>

 阪神・淡路大震災直後の街の様子を市民がビデオカメラで収めた映像を、神戸映画資料館(安井喜雄館長)が収集し、DVDにまとめた。2008/06/16から常時、館内のブースで視聴できる。同館は「震災の悲惨さや被災者の苦労を、震災体験のない世代に、映像で語り継ぎたい」と視聴を呼び掛けている。
 DVDに保存されたのは、市民から寄せられた映像データ11作品と安井館長が撮影した16ミリフィルム1本。
 2008/01、市民が撮影した映像の上映会を開催。その後、上映会に参加できなかった人から「見てみたい」との声が相次ぐなど反響が大きかったため、集まった映像を記録として保存し、公開することにした。
 神戸市長田区の郵便局に勤めていた男性が震災から数カ月後、同僚の1日の配達作業を通して閑散とした街並みを撮ったものなど、市民の目線や足取りを生々しく描いた映像がそろっている。
 田中範子支配人(39)は、上映会を実施した際、「『あのときは大変だった』ということは漠然と覚えているが、具体的な風景はもう忘れていた。それを思い出した」などの声を参加者から聞き、「映像の力を知った」。映像はいずれも1本10分前後。
商店街沿い全ビル完成 新長田駅南地区 <神戸新聞 2008/03/30>

 神戸市が阪神・淡路大震災の復興市街地再開発事業を進める新長田駅南地区(20.1ha)で、長田区若松町5の再開発ビル「アスタプラザファースト」が2008/03/29、オープンした。同地区では大正筋商店街と新長田一番街商店街(計約700m)が南北に通るが、これらに面した再開発ビルはすべて完成し、同事業の節目となった。記念イベントには多くの住民が訪れ、新しい店舗で買い物を楽しんだ。

 新たなビルは地下1階、地上6階で、延べ床面積は約1万4千㎡。スポーツクラブや飲食・物販店、パチンコ店、歯科医院などが入る。同地区の再開発ビルは2階と地下1階が通路で結ばれ、今回の完成で市営地下鉄海岸線の新長田駅から駒ケ林駅までつながった。

 記念イベントでは漫才やアカペラのライブ、せんべいの無料配布も。同地区では震災で約8割が全壊または全焼し、新長田1番街商店街の伊丹一雄理事長(78)は「時間はかかったが、ようやく完成した。私たち商業者のイメージした街になりつつあり、地域の活性化につなげたい」と話す。
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