2011/01/27 (Thu) 関西独立リーグ2010

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NPO法人化、会議で承認 関西独立リーグ ＜神戸新聞 2010/07/07＞を添削

　野球の関西独立リーグは2010/07/06、三田市の城山球場で代表者会議を開き、リーグのNPO法人化を承認した。
　本格移行は来季からで、2010/07/11に開幕する後期日程は、紀州レンジャースのの木村代表が持つNPO法人に業務を委託して行う。収入増へ向け、企業の寄付や個人会員などを募る方針で、兵庫、大阪、和歌山に支部を設立。各球団は当面株式会社のままとなる。コリア・ヘチの名称を「韓国ヘチ」に変更することも承認された。

　城山球場では合同トライアウトも行われ、10選手が参加した。

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非営利転換で活路 関西独立リーグ、NPO法人に ＜神戸新聞 2010/07/03＞を添削

　経営難から運営母体をNPO法人化する方針を固めた野球の関西独立リーグ。非営利に衣替えし、地域との連携に活路を求めた。ただ、選手はNPO法人の参加者として原則無給でプレーするため、実質的にアマチュア化することになった。

　2009年の開幕前にリーグと球団は株式会社として発足した。スポンサー収入として見込まれたリーグからの分配金3000万円を受け取るためだったが、資金不足を理由に未払い。球団経営は窮地に陥った。

　地元行政などとの連携で打開を試みたが、自治体や財団に支援を依頼しても「一企業は助けてあげられない」と断られるケースが多かった。すでに紀州レンジャースが設立しているNPO法人が、和歌山県から青少年育成事業を委託されるなど実績があり、リーグとしてNPO法人化に踏み切った。

　神戸、明石、紀州の選手は原則無給となるが、コリアは韓国選手がアルバイトできるビザを持たないため、現状では生活支援のため給与を出す必要がある。リーグ側は完全なアマ化を否定し、NPO法人化後のコリアの処遇は未定としている。
（後略）

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関西独立リーグ：運営母体をNPO法人化…事実上地域リーグに ＜共同通信 2010/07/02＞を添削

　財政難に陥っている野球の関西独立リーグが、株式会社の運営母体のNPO法人化を目指すことが2010/07/02、分かった。地域活性化をはじめとする活動実態に即した形に変更し、行政との連携や経費の削減が狙いで、2011年の開幕までの完全移行を目指す。近日中に開く代表者会議で正式決定する。

　リーグ4球団の一つ、紀州レンジャース代表の木村竹志によると、法人化まで約半年かかるため、当面は既に青少年育成などを掲げるNPO法人を持つ紀州が運営を担う。各球団は株式会社のまま2010/07/11開幕予定の後期リーグに臨むが、将来的にはNPO支部となる見通し。3球団で6月分から給与が全額カットとなっている選手との雇用形態は今後詰めていく。

　NPO法人化することで、選手給与のカットなどで各球団5000万円程度まで下がった年間運営費もさらに削減できる見込み。

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関西独立リーグ：球団存続も怪しい、選手給与全額カット ＜神戸新聞 2010/06/17＞を添削

　野球の関西独立リーグの神戸、明石、紀州の3球団が、資金難のため、6月分から選手給与を全額カットする方針を2010/06/16までに固めた。球団は存続し、開催中のリーグ戦は継続する。関西独立リーグは2年目となる今季、女子選手として注目された吉田えりの神戸退団などで観客動員が低迷。スポンサーも離れ、球団の資金難が深刻化している。

　関西独立リーグは昨春、4球団で発足したが、リーグ運営会社が球団への分配金各3000万円を支払わず、開幕直後に資金不足に陥った。今季は、選手の給与を月額20万円から8万円プラス出来高払いに大幅減額するなど経費を削減した。選手らはアルバイトなどで生計を立てている。

　昨季限りで脱退した大阪に代わって韓国人チームのコリアが参入したが、今季の観客動員は1試合平均150人。観客数十人の試合も目立つ。スポンサー収入も落ち込み、神戸は昨季の7割減の600万円にとどまっている。
　神戸は選手が三田市内で寮生活を送っており、寮費2万5000円は球団側が手当てする意向。コリアは従来の給与を維持する。

　各球団の代表は2010/06/19、明石市内で会議を開き、今後の方針を最終決定する。