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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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大阪・痴漢でっち上げ:元大学生に実刑判決-大阪地裁 <毎日新聞など 2008/10/25>

 示談金目的に地下鉄車内で痴漢をでっち上げたとして虚偽告訴などの罪に問われた蒔田文幸(24)=甲南大学4年=に対し、大阪地裁の樋口裕晃裁判官は2008/10/24、懲役5年6月(求刑懲役8年)を言い渡した。樋口裁判官は「正義感の強い若者を演じて、困惑する被害者を窮地に陥れるなど、犯行は巧妙で悪質」と非難した。

 判決は、蒔田が交際していた阪田真紀子(31)=無職、虚偽告訴罪などで執行猶予付き有罪判決=を利用してでっち上げを主導したと指摘。「男性通勤客に不安を与え、痴漢被害に遭った女性にも申告をためらわせる事態を生んだ」と断じた。また、2008/01には、女が出会い系サイトで誘い出した男性に「俺の女に手を出しやがって」と顔を殴って金を奪おうとするなどした。

 痴漢冤罪の被害者は、無実を主張したのに留置場で22時間拘束されたことが心の傷となっている。通勤電車で無意識に女性の近くを避けるようになった。判決後会見し「巻き込まれたら逃げようがない。警察も言い分を聞いてくれなかった」と振り返った。

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大阪地下鉄で痴漢でっち上げ事件、甲南大学の学生を逮捕 <毎日.jp 2008/03/11>

 大阪府警阿倍野警察署は2008/03/11、交際中の女 阪田真紀子(31)と組んで痴漢事件をでっち上げ、会社員男性を警察に引き渡したとして、虚偽告訴の疑いで、京都市山科区北花山寺内町 甲南大学4年 蒔田文幸(24)を逮捕した。
 阪田が阿倍野署に「(蒔田容疑者から)痴漢事件を装い、示談金を取ろうと持ち掛けられてやった」と自首して発覚した。
 蒔田は2008/02/01 20:30ごろ、大阪市営地下鉄御堂筋線に阪田と乗車。堺市の会社員の男性(58)に近づき、目撃者を装って「尻を触っただろう」と嘘をついて天王寺駅で取り押さえ、阿倍野署に引き渡した疑い。阪田は車内で泣き崩れる演技をした。
 被害者男性は否認したが、阪田が被害届を出し、蒔田も「痴漢を見た」と証言。このため阿倍野署は府迷惑防止条例違反の現行犯で男性を逮捕した。しかし、当時の状況について蒔田と阪田の説明が食い違ったことなどから虚偽と分かり、2008/02/02夕方に釈放した。
 阿倍野署は「手続き上、民間人による逮捕で、警察の誤認逮捕には当たらない」としている。女は2008/02/07に「申し訳ないことをした」と自首した。
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神戸新交通:投信で8200万円売却損 <神戸新聞 2008/10/24>

 ポートライナーと六甲ライナーを運行する神戸市の外郭団体 神戸新交通(株)(神戸市中央区)が2007年度、サブプライムローン問題の影響で投資信託が値下がりし、約8200万円の売却損を出していたことが2008/10/23、分かった。神戸新交通では「他の資産運用の利息や配当で運用益が出た」と説明しているが、神戸市は「リスクの高い運用は控えるべき」など神戸新交通に改善を求めた。

 神戸新交通は2007年度、長期債権や投資信託、仕組み債に計18億円を運用。2007/04に取得した有価証券がサブプライム問題で大幅に下落。2008/03に売却したが、約8200万円の損失が出た。他の資産運用の利息や配当金で約8700万円の利益を得たため、収支はプラスだった。
 神戸市によると、46ある外郭団体で、2007年度に損失が出たのは神戸新交通のみ。神戸新交通は2008/06、資金運用に関する管理規定を整備し、リスクの高い運用の上限額を定めた。

 神戸新交通は神戸市が約77%を出資。2007年度末現在の累積債務は約210億円に上る。

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 普通、誰かが首になるよな。でも誰も首にならない。これが(匿名による)公務員の連帯的な無責任。
神鋼高砂工場:電気炉から溶鉄5トン漏出 <神戸新聞 2008/10/22>

 2008/10/22 02:10ごろ、神戸製鋼所高砂製作所(高砂市荒井町新浜2)の鉄粉工場で、鉄を溶かす電気炉から溶けた鉄約5tが漏れた。従業員が鉄の周囲に散水して冷却。けが人はなかった。
 高砂製作所によると、溶けた鉄を電気炉から別の容器に移す前に、ノズルが誤作動し鉄が落下したらしい。流出した鉄を受け止める容器からもあふれ出した。設備のトラブルとみて、原因を調べている。
神戸新長田:若松公園で土壌汚染 <神戸市hpなど 2008/10/16>
http://kouhou.city.kobe.jp/information/2008/10/20081015up01.pdf

 神戸市は10/15、JR新長田駅南の再開発事業用地(神戸市長田区若松町6)から国の基準を超す有害物質を検出したと発表した。地下水に影響は出ておらず、神戸市は「健康被害の可能性は考えにくい」としている。
 神戸市によると、公園の整備用地の土壌から、最大でそれぞれ基準の8倍の鉛と、3倍のフッ素を検出した。汚染の原因は分かっていない。神戸市は12月~1月で汚染土壌の除去を始める。
 現場は若松5第1工区の一部で、2008年4月までは仮設店舗があった。現在は解体され、地面はコンクリートで覆われている状態。
三浦さん、あの帽子の言葉の意味は何だったのでしょうか <MSN産経 2008/10/11>

 「PEACE(ピース) POT(ポット) MICRODOT(マイクロドット)」。2008/10/10にサイパンからロスへ移送される際、三浦容疑者がかぶっていた帽子に大きくこう書かれていた。聞き慣れた言葉のようで、どこか謎めいた感じがする。どういう意味があるのだろうか。
 三浦容疑者はサイパンの拘置所を出てからロスに到着するまで航空機の機内でずっとこの帽子をかぶっていた。3つの単語はいずれも規制薬物を意味するスラングで、「ピース」は幻覚剤の一種、「ポット」は大麻、「マイクロドット」はLSDを指す。
 だが、この3つを重ねて別れの際のくだけたあいさつとして用いるのが、ドラッグと深い関係にあったヒッピー文化の流れをくむ用法なのだ。一般的に浸透しているわけではないが、インターネット上のチャットで話を切り上げる際の文句に使われている。頭文字をとって「PPMD」と略す用法もある。
 三浦容疑者の意図は不明だが、反体制的でサブカルチャー的なニュアンスの濃い言葉であり、三浦容疑者の思いやメッセージがにじんでいるようにもみえる。
 この帽子はロサンゼルスで三浦容疑者の移送を伝えようと集まった報道陣の間でも話題となり、10/10のロス市警の捜査官の会見でも質問が出た。ただ、捜査官は「好きな言葉なのかもしれないが、関知しない」とそっけなかった。
ベンチャー創業を支援 貸事務所開設へ <神戸新聞 2008/10/09>

 神戸市の第3セクター・新長田まちづくり株式会社(神戸市長田区)と、運送業のブレックス(神戸市須磨区)は2008/11、起業家やベンチャー企業の創業支援施設「アスタ新長田・オールインワンオフィス」を、アスタくにづか4番館(神戸市長田区久保町6)に開設する。現在、利用する企業や個人を募集している。
 創業支援を新事業として始めるブレックスと、新長田まちづくり社が協力して運営。オフィスは22室(約6~12平方メートル)あり、賃料は月3万1千~4万3千円。最長で5年間利用できる。OA機器などの共用設備を使えるほか、経営相談なども受けられる。
 オフィスに入らず、打ち合わせ場所や郵便受けだけを使う「バーチャルオフィス会員」も募集中。会費は月1万2千円。
シネカノン神戸、12月で閉館 <神戸新聞 2008/10/07>

 「単館系」と呼ばれる作品を主に上映する、神戸ハーバーランドの映画館「シネカノン神戸」が2008/12/20で閉館することが、10/6までに分かった。
 2003年10月に閉館した映画館「abシネマ」の施設跡を改装して開館。東京の映画制作・配給会社「シネカノン」による関西初の直営館として注目を集めた。近年は入場者が減少し、入居する商業ビルへの家賃の支払いが難しくなってきた。

単独系は神戸市内1館に 撤退後の利用は「白紙」
 神戸の映画文化の一翼を担っていた映画館「シネカノン神戸」(神戸市中央区東川崎町)の12月閉館が決まり、神戸市内で「単館系」と呼ばれる芸術性の高い作品を連日上映するのはシネ・リーブル神戸(神戸市中央区浪花町)のみとなり、作品選択の幅が狭まることになる。
 シネカノン神戸によると、こだわりの上映作品にはファンも多く、同館の会員数は600人に上ったが、入場者数は、2006年の約8万8千人をピークに伸び悩んでいた。また商業ビル プロメナ神戸の全館オープンに先立って開業したため、オーナーとの協議で家賃は減免されてきたが、近年はそれでも厳しい状況が続いていた。
 ここ数年、神戸市内には「109シネマズHAT神戸」(神戸市中央区脇浜海岸通)などシネマコンプレックス(複合型映画館)の開業が相次いでいるが、単館系作品の上映は少ない。また、神戸アートビレッジセンター(神戸市兵庫区新開地)でも単館系作品を扱うが不定期だ。
 シネカノン神戸の内屋敷保支配人は「映画の街・神戸から単館系劇場の1つを消すことに、忸怩たる思いがある」と悔しさをにじませた。
 撤退後の受け皿や施設利用については「現状は白紙」(シネカノン社)。12月には、同館の上映作品の中から秀作を紹介する予定。
装備そのまま消防車ネット出品 神戸市から購入した業者 <asahi.com 2008/10/07>

 神戸市消防局が業者に売却した消防車が、赤色灯などの装備をつけたままインターネット上のオークションに出品されていた。
 国は売却された元消防車がテロなどに使われるのを防ぐため、各自治体に出した通知で装備が取り外されたことを確認するよう求めているが、神戸市消防局は業者任せにしていた。神戸市消防局幹部は「脇が甘かった」と話している。

 出品されていたのは、9月に兵庫県明石市内の古物商に売却した支援車。箱形の貨物トラックに似た形状で、火事・災害時の隊員・物資運搬用として神戸水上消防署で使われていた。国の排ガス規制値を超える古い車種だったため、他の救助工作車とポンプ車とともに神戸市消防局が入札にかけた。落札した古物商と装備の取り外しを条件に売買契約を結び、神戸市消防局の車両であることを示す車体の「神消」などの文字を消したうえで引き渡した。
 しかし、外部からの指摘で、高砂市内の中古車販売業者が従来の装備のままの元支援車をネットオークションに出品していることが発覚した。 調査の結果、古物商が売買契約を守らずに販売委託したことが判明。神戸市消防局は中古車販売業者に出品停止を求めた。現在はネット上の出品は取り消され紹介されていないが、元支援車には一時、約57万円の値がついていた。

 元消防車両をめぐっては、2000年にロシアのプーチン大統領(当時)が来日した際、埼玉県桶川市が装備を取り外さずに廃車処分した元消防ポンプ車を右翼団体が入手し、検問を通過する問題が発生。2001年には米国で9.11テロが起きたことから、総務省消防庁は2004年に各自治体に通知を出し、(1)消防車両を一般流通させる場合には赤色灯、サイレン、無線機の装備を撤去する (2)撤去を売却先に任せる場合は確実に取り外されたかを確認する――と求めた。
 ところが、神戸市消防局は排ガス規制値を超える消防車から新型車への更新のために年数台程度のポンプ車やはしご車などを売却していたにもかかわらず、装備がきちんと取り外されたか最終的な確認を怠っていた。
 現時点で過去に売却した元消防車両に関する苦情などは寄せられていないが、神戸市消防局は2007年度以降の売却分についての調査を開始。今後は装備を取り外したうえで売却することを検討している。
 神戸市消防局施設課長 藤本敏己は「業者側を信頼して契約し、履行されていると思っていた。インターネットが普及して転売などのリスクが大きくなる時代に、装備の取り外しについて確認をしていなかったのは脇が甘かったと言わざるを得ない」と話している。

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 行政機関は、手抜きのために「性善説」を採用します。業者の責任にします。でも、今のご時世、性善説が通用しますか?
 担当者への厳正かつ重大な見せしめ的な処罰を求めます。
アライグマ激増 捕獲13倍、六甲に捨てられ繁殖 <asahi.com 2008/10/05>

 神戸市でアライグマが激増している。2007年度は814頭が捕獲され、3年前の13倍増。うち東灘、灘、中央区の都市部で計92頭と5倍に増えた。六甲山に捨てられたものが木造住宅の屋根裏などに移り住んで異常繁殖したとみられ、市街地の捕獲数としては突出している。
 東灘区の女性は8月上旬、自宅庭でアライグマを初めて目撃した。体長約50cm。数日たつと、天井裏をばたばたと走り回る音や、子どもの鳴き声も聞こえるようになり、駆除業者に追い出してもらった。
 アライグマは北米原産で、成獣で体長40~60cm。神戸市や兵庫県によると、捨てられたペットのアライグマが生ゴミをえさにし、住宅の屋根裏で子育てをする例が多発。騒音に悩まされたり、汚物で天井を張り替えざるをえなかったりする被害が出ている。
 神戸市では2004年度、東灘、灘、中央区の3区で計18頭が初めて捕獲された。神戸市全域では、2004年度62頭から2007年度814頭と爆発的に増えた。近畿の県庁所在地の2007年度の捕獲数は和歌山市79頭、京都市54頭、奈良市20頭、大阪市2頭、大津市1頭で、神戸市の多さが際立つ。関東の都道府県レベルでは2005年度、神奈川県で1075頭、千葉県180頭、東京都36頭など。
 神戸市は2006年度から市費でワナなどを仕掛けて捕獲しており、2007年度は予算1300万円をほぼ使い切った。1年に4?5頭を産むため捕獲が追いつかない。

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 モラルのいい東灘区ですからね。ええ。
神戸の夜景 鮮やかピンクに 乳がんへの理解訴え <神戸新聞 2008/10/02>

 乳がんの早期発見・治療の大切さを訴える「ピンクリボンフェスティバル」が2008/10/01、神戸市内各地で始まった。神戸ポートタワーをピンクに点灯させるなど、普段とは違う夜景を演出し、市民にフェスティバル開催をPRした。
 日本対がん協会などでつくる運営委が2003年から、神戸、東京、仙台でキャンペーンを展開。神戸市は本年度、神戸推進委員会を設置し、ピンクリボンの輪を広げるため力を入れている。
 午後6時、いつもは赤色に染まるポートタワーがピンクに点灯。明石海峡大橋や神戸ハーバーランドの大観覧車、ホテルオークラ神戸の頂上部分もライトアップされ、神戸の夜景が色鮮やかなピンク色に染まった。
 また、市内各地の洋菓子店で、独自のピンクリボンケーキやクッキーが販売されたほか、バーではカクテル「ピンクリボン」を提供。JR三ノ宮駅周辺では、市職員や患者団体のメンバーなど約100人が買い物客らにピンクリボンバッジや啓発チラシを配った。
 このほか、2008/10/18 13~16時には神戸ポートピアホテルのホールでシンポジウムを開催。2008/10/19には、東遊園地を発着点とする「スマイルウオーク」も開かれる。
脱下請けへ自社ブランドで百貨店へ 神戸・長田の靴会社 <asahi.com 2008/10/01>

 ケミカルシューズの町として知られる神戸市長田区の靴メーカー4社の製品が2008/10/01、大阪・梅田の阪神百貨店に並ぶ。10/07までの限定販売だが、下請けとして安価な靴を製造していた4社が自社ブランドを百貨店で売るのは初めて。4社は「長田ブランド」の魅力を売り込もうと意気込む。
 「アルジェント」「アレッツォ」「タイムテーブル」「ムーンカンパニー」の4社。長田区のシューズ業界は下請け製造が主流で、原油や材料費の高騰で厳しい経営を迫られている業者が多い。4社も新たな販路を探していたが、10/01に阪急百貨店と合併する阪神百貨店の婦人靴担当者が「地域に根ざした産業を紹介したい」と企画した。
 ケミカルシューズが主力商品のアルジェントは今回初めて自社ブランド「Grande Roue(グラン ルゥ)」を販売。正木勝欣社長(38)の妹、亜由美さん(25)がデザインを担当した。
 4社の製品は10/01 午前10時、阪神百貨店梅田本店2階の婦人靴コーナーに並ぶ。
10月から無料、西神戸有料道路 <2008/09/30>

 西神戸有料道路は、2008/10/01 0:00から無料開放される。
 西神戸有料道路は、夢野(神戸市兵庫区)~車(神戸市須磨区)の8.7km。1969年に開通した。建設時の借金償還が終わったため、無料開放される。夢野~車の現行料金は普通車で200円。
 神戸市道路公社は、夢野~車にある鵯料金所(神戸市北区)を廃止し、鵯料金所に13基ある料金ブースの撤去や区画線の引き直しなどの工事を12月末まで実施する。舗装工事は23時~06時に行なわれる。道路幅が狭くなったり、大型車両が通れかったりする場合もある。
 また、神戸市道長田箕谷線から合流する二輪車専用道路は廃止する。三宮方面行き車線につながる「ひよどり台トンネル」は1車線に変更し、歩行者や軽車両も通行できるようになる。
横須賀基地に初の米原子力空母「ジョージ・ワシントン」入港 <読売新聞 2008/09/25>

 米海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」(満載排水量9万7000トン)が2008/09/25午前、神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に入港した。

 1973年の「ミッドウェー」以来、横須賀基地に配備される4代目の空母となり、米軍の原子力空母がアメリカ本土以外に配備されるのは初めて。西太平洋からインド洋までをカバーする第7艦隊の主力艦となる。
 「ジョージ・ワシントン」は、1992年に就役したニミッツ級空母で、加圧水型原子炉2基を動力源とし、全長333mと世界最大級の軍艦。戦闘攻撃機など75機を搭載し、約6000人が乗り組む。2008/08/19に配備予定だったが、5月に南米沖で乗組員のたばこの不始末から艦内火災を起こし、修理などで遅れた。

 日米両政府は2005/10、老朽化した通常型空母「キティホーク」(退役予定)の後継艦を原子力空母とすることで合意した。放射能事故などを心配する住民感情に配慮して横須賀市は配備に反対したが、米海軍に残っていた通常型空母「ジョン・F・ケネディ」の退役が決まり、2006/06、蒲谷亮一市長が容認に転じた。

 アメリカの原子力艦が横須賀など日本に寄港したのは1964年以降1352回で、このうち空母は1968/01に長崎県佐世保市に寄港した「エンタープライズ」以降15回となる。
 8月には、原子力潜水艦「ヒューストン」が2006年から微量の放射能漏れを起こしていたことがわかり、この間、国内に11回寄港していた。
 原子力空母は、通常艦より航続距離や攻撃性能が優れ、ミサイル防衛などを担う第7艦隊の中心になる。
テロ監視網スルリ、高3が羽田駐機場侵入…空港警備見直しへ <読売新聞 2008/09/17>

 羽田空港で2008年8月下旬、立ち入りが厳しく制限された駐機場に高校生が侵入し、警視庁に建造物侵入容疑で現行犯逮捕されていたことがわかった。
 運送車両の陰に隠れて貨物取扱所のゲートから入ったとみられ、ゲートの空港職員や防犯カメラで監視する警備員も侵入に気づかなかった。テロ対策で空港警備を強化してきた国土交通省は事態を重視し、全国の空港の警備体制の見直しを始めた。

 東京空港警察署によると、逮捕されたのは福岡市内の高校3年の男子生徒(17)。2008/08/27 11:30ごろ、第2旅客ターミナルビル側の貨物取扱所付近にいるのを空港職員が見つけた。高校生が逃走したため、職員が追いかけ、約300m離れた駐機場で警察官らとともに取り押さえた。
 駐機場は乗客の乗り降りや燃料補給などをするためのスペースで、第2ターミナルは最大15機がとめられる。滑走路などを含めた周辺一帯は、通行証を持った関係者しか立ち入りが許されていない制限区域になっている。
 高校生は旅客機に近づこうとしたとみられ、「飛行機を見たかったから」と供述した。精神的に不安定だったため、東京空港警察署は2008/08/28、高校生を釈放した。

 国交省東京空港事務所によると、貨物取扱所の上に設置された防犯カメラが、高校生が駐機場に向けて駆けていく姿を記録していた。東京空港事務所は、高校生が貨物取扱所のゲートから空港内に入る貨物車両の陰に隠れて侵入したとみているが、当時、ゲートの出入りをチェックしていた空港職員、貨物地区を巡回中の警備員数人、防犯カメラの映像を監視する警備担当の誰一人として高校生の姿には気付かなかった。高校生は空路で福岡から到着後、ターミナルを出て徒歩で貨物取扱所に向かったとみられる。

 羽田空港では2006年04月、男子高校生(当時15)がフェンスを乗り越えて制限区域内に侵入。2005年04月にも自転車に乗った男性(当時84)が整備車両用の別のゲートから制限区域内に入り込むトラブルがあり、同空港ではその度にフェンスを高くしたり、警備員の巡回を増やしたりしてきた。
 再び不法侵入を許したことについて、国交省は「極めて深刻な事態」と受け止め、09/04、警視庁と対策を協議。さらに、他の空港でも警備体制の手薄な場所はないか確認を進めている。

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 何回目ですか? いつまでたってもこんな感じ。大型の組織特有の「事なかれ主義」、「集団的無責任主義」、「手抜きのための性善説盲信」の典型例では?
「伊丹空港は邪魔」廃止に再言及 大阪・橋下知事 <神戸新聞 2008/09/05>

 大阪府の橋下徹知事は2008/09/04、伊丹市、豊中市、池田市の3市にまたがる大阪空港について、「関西3空港(関西、大阪、神戸)が関西の住民のためにあるなら供給過剰。関西国際空港を基幹空港にするなら、伊丹(大阪空港)は邪魔。地元が存続してくれというのはエゴが強すぎる」と述べ、大阪空港は廃止すべきだとの考えをあらためて示した。関空活性化などの要望で訪れた国土交通省内で記者団に語った。

 橋下知事は7月に政府に対する要望活動を行った際、大阪空港廃止に言及し、波紋を広げていた。「地元が存続を求めるなら、午後9時までにしている利用時間を延ばすとか、(周辺住民に防音工事費用を助成する)騒音対策費もなしにするとか、地元の人の負担も必要になる」と語った。
 また、橋下知事は、谷垣禎一国交相らと会談した後、3空港の在り方について国交省側から「関空の立て直しに全力を挙げて取り組む」との発言があったと明らかにした。「関空が国の空港というのであれば、北米便は成田、羽田に、アジア便は関空に、と利用者を分けてもらわないといけない」と指摘、あらためて国の空港戦略立案の必要性を訴えた。
 橋下知事は既に、大阪空港廃止も含めた検討を庁内に指示。会談では、同席した国交省の前田隆平航空局長が「何が何でも大阪を存続、というつもりはない」と従来の見解を述べた。

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 伊丹空港は廃港(あるいは第2八尾空港化)が適当。その枠を全て神戸空港に移動すべし。
 しかし、国の役人に何を期待しているのだ? 昔も今も自分の保身(あるいはプライド)しか考えていない役人に。
神戸市の人口推計 2010年に153万人 <神戸新聞 2008/09/04>

 神戸市は2008/09/03までに、神戸市の人口が2010年に約153万8千人に達した後、減少に転じ、40年後の2050年には約120万4千人になるとする人口推計を明らかにした。

 2005年の国勢調査による人口を基準に5年ごとに推計。「転出入などによる移動が今後も減る」、「移動が維持される」と仮定した場合の2ケースで推計人口をはじき出した。
 「転入などによる移動が今後も減少を続ける」と仮定した場合の推計人口は、2010年=153万8247人、2025年=147万8824人、2050年=120万4317人となり、移動が維持された場合より減少傾向が強い。
 また、65歳以上の高齢化率は、2005年で20.1%で、2050年には41.1%に達する見通し。さらに、75歳以上の高齢者は2025年には約28万人となり、2005年の2倍以上に、2050年には約31万3千人と総人口の26%を占める。一方、15~64歳の生産年齢人口は、2005年で66.8%だが、2050年には総人口の半分になると推計している。

 神戸市は現在、2011年度からの次期基本計画の策定準備を進めており、この推計人口などを踏まえて計画を策定する。
痴漢冤罪:芦屋の男性に無罪判決 <神戸新聞 2008/09/01>

 JR大阪環状線の車内で女子高生2人の体を相次ぎ触ったとして、大阪府迷惑防止条例違反罪に問われた兵庫県芦屋市の男性会社員(31)に、大阪地裁は2008/09/01、無罪(求刑懲役6月)の判決を言い渡した。

 男性は逮捕直後から一貫して無罪を主張。判決理由で中川博之裁判長は「被害者2人の供述は信用できる」とした。その上で、1人目の女子高生について「男性のひじが胸に当たっていたが、故意であったとまではいえない」と指摘した。また、もう1人の女子高生については「行為自体を見ていない。車内は混雑しており、別の男が犯人だった可能性を排除できない」とし、「男性が犯人だとの確たる証拠がない」と結論付けた。
 男性は2007/05/28朝、JR大阪環状線の車内で、当時17歳の女子高生の胸をひじで触り、さらに当時15歳の女子高生の下半身を手で触ったとして起訴された。

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 大阪だから何でもあり。逮捕直後から一貫して無罪主張の場合、大方は(勘違いという名の)冤罪です。
「敬老パス」有料化 交通局の増収説明必要 <読売新聞 2008/08/31>

 70歳以上のお年寄りがバスなどを無料利用できた神戸市の敬老パスが2008/10/01から有料化される。「高齢化に伴い、(十分な運賃補てんを受けられなくなった)民間バス会社の不満が高まったため」というのが神戸市の説明だが、神戸市バスと神戸市営地下鉄を運行する神戸市交通局が、有料化により年最大約17億円の増収を見込んでいることは、あまり知られていない。

 敬老パスは1973年、お年寄りの社会参加を促す目的で導入された。神戸市が交通局と民間バス会社などに負担金を支払って、路線バスや地下鉄などの高齢者運賃を肩代わりするしくみで、マイカーを持たないお年寄りにとって、買い物や通院に欠かせないものとなった。

 1993年度に10万9000枚だった発行枚数は高齢化の進展で年々増え、2005年度には16万枚に。しかし、神戸市の財政難で負担金は1993年度以降、年35億円前後に据え置かれた。このため、ここ数年は民間バス会社が得られるはずの高齢者運賃が本来の3~4割にとどまり、泣き寝入りが続いていた。

 神戸市は2006年から制度見直しを検討。2007/10、有識者で作る懇話会から「利用者負担の方向で見直さざるを得ない」との見解を受け、2008/02、バスは乗車1回につき100円、地下鉄などは小児料金と同額などとする有料化案を市議会に提案した。
 与党会派からは「市民の理解を得るのは難しい」などの意見も出たが、神戸市側は「民間バス会社の不満が高まっている」と繰り返し、理解を求めた。結果、最初の2年間は、バス1回50円、地下鉄などは小児料金の半額とする緩和措置を取ることで3月、有料化案は議決された。

 しかし、実は、神戸市の負担金の大部分は神戸市交通局に支払われている。神戸市バスの路線数が民間に比べ圧倒的に多いためで、2006年度は年約35億円の負担金のうち8割近い約27億7000万円が神戸市交通局分だった。
 有料化後も負担金の支払いは続く。このため、神戸市の当初の提案通り有料化された場合、神戸市交通局は年間計16億7300万円の増収になる。緩和措置中も、その半額は得られる計算だ。しかし、これまで神戸市側からはこうした事情説明はほとんどなかった。

 神戸市交通局の累積赤字は昨年度まででバス341億円、地下鉄97億円。民間同様、厳しい経営が続いており、交通局総務課は「乗車実績に見合った運賃をもらうのは当然」と強調する。しかし、なぜ、その事情を正直に説明しないのか。担当の神戸市高齢福祉課は「神戸市の内輪の話なので、積極的に説明はしなかった。決して隠していたわけではない」と釈明する。

 今、財政難に苦しむ各地の自治体が相次いで、敬老パスのような市民サービスを縮小・削減している。その痛みに耐えるのは、市民だ。痛みを少しでも和らげるためにも、行政は、削減や縮小をしなければならない事情を誠実に説明すべきだ。
姫路ゆかたまつり、騒動根絶へ禁止区域4倍に <神戸新聞 2008/08/26>

 「姫路ゆかたまつり」の若者らによる騒動を根絶しようと、姫路市は2008/08/25、条例で特攻服姿の集団が騒ぐ行為などを禁止した区域を現行の約4倍に広げる方針を明らかにした。同日開かれた市安全安心推進協議会で提案し、承認された。

 ゆかたまつりは毎年6月にあり、姫路市は2001年、単車などの暴走行為をあおる期待族を規制する条例を施行。それでも若者らの騒ぎは収まらなかったため、2008/06には、騒乱を目的に徒歩で集まる特攻服姿の若者らを直接取り締まることができる規定を設けた。JR姫路駅前の重点禁止区域では、姫路市職員が中止命令を出し、従わない場合には警察官が逮捕もできるようになった。

 今年のまつりは条例改正が奏功して大きな騒乱はなく、少年らの補導は激減。条例違反の摘発はなかったが、適用を避けて区域外で騒ぐケースもあったことから、姫路市は姫路警察署と範囲を広げることを検討していた。

 禁止区域は、若者らが騒ぐ姫路駅前の大手前通りを中心に拡大。南北を現在の約230mから約640mに延ばし、東西も約160mから約240mにし、駅前の商店街も含める。改正案が、この日の協議会で承認されたため、今後、条例に基づき姫路市長が決定し、告示すれば正式に決まる。

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 夜9時台に姫路駅に来て見れば、その治安の悪さが見て取れる。
コンテナ業者、燃料高窮状訴えトラックで行進 <神戸新聞 2008/08/23>

 神戸港、大阪港の海上コンテナ陸送業者が、燃料費の高騰による窮状を訴えようと、2008/08/23正午から24時間の一斉休業に入り、約600台のけん引トラックで神戸市中心部を行進した。関係業者275社で作る阪神海上コンテナ協議会(神戸市)が会員企業に呼び掛けた。陸送業者の一斉休業は初めてで、物流への影響が少ない土曜日を選んだ。神戸市中央区の東遊園地での集会には運転手ら約400人が参加。原油高騰分を運賃に上乗せする燃油特別付加運賃の法制化や、軽油引取税の撤廃などを求める決議文を採択した。参加者は「原油高で給料は上がらず、入社以来最も厳しい状況だ」と力を込めた。続いて、牽引トラックの集団が、ポートアイランドを出発。三宮や県庁周辺を行進し、買い物客らの注目を集めた。

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 今回の休業は、交通渋滞解消にさぞかし役立ったことでしょう。
年齢疑惑は登録ミスが原因=中国体操選手 <時事通信 2008/08/24>を添削

 中国選手団副団長の崔大林は2008/08/24の記者会見で、中国女子体操選手の年齢疑惑について、段違い平行棒で金メダルを取った何可欣が2007年の国内大会で所属を変更した際、年齢が誤って登録され、「このミスが今回の誤解につながった」と語った。その上で、他の体操選手を含め年齢には何の問題もないと繰り返した。

 海外メディアは中国の報道などを根拠に、何選手らが出場資格年齢に達していないと指摘していた。

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本当は何歳? IOC調査開始 女子体操「金」の中国選手 <産経新聞 2008/08/22>を添削

 北京五輪の体操女子段違い平行棒で金メダルを獲得した中国の何可欣が出場資格を満たす年齢に達していたかどうかについて、IOCが調査を開始する方針であることが分かった。

 タイムズなどによると、ニューヨークのコンピューター専門家が中国のインターネット検索エンジンを使って何選手が現在14歳であることを示す中国政府の公式記録にたどり着いた。タイムズは中国にとって「打ち勝つことのできない証拠」としている。

 女子体操は小柄な体形が有利とされており、極端な低年齢化を防ぐため国際体操連盟は競技開催年の年末までに16歳に達しない選手の五輪参加を認めていない。タイムズの報道が事実なら何選手はメダルを剥奪される可能性がある。

 何選手ら中国の体操女子選手の年齢詐称疑惑は五輪開始前からアメリカのメディアを中心に報じられており、中国当局は旅券のコピーなどを示して何選手の生年月日は「1992/01/01」と否定に躍起になっていた。しかし、国営新華社通信は2007/11に何選手の年齢を13歳と表記した記事を掲載。この記事はAP通信がこれを指摘した直後にウェブサイトから消去されていた。
神戸市バス:2008/09/01からPiTaPaを導入 <2008/08/21>

 神戸市交通局は、2008/08/21、市バス全線でICカードシステムを導入すると発表した。神戸交通振興バス山手線でも同時に導入される。
 今回の導入は、2008/10/01に神戸市が政策見直しで敬老パスを有料化・ICカード化するのに合わせた形。
 導入は2008/09/01。全てのバスで一斉に取り扱いを開始する。既にICカードリーダなどがバスに設置されており、料金収受機も更新されている。前方の料金表示機も液晶ディスプレイ化されている。PiTaPa、ICOCAに対応する。また、月単位の利用額割引を採用する。従来からある地下鉄と市バスや、市バスと市バスの乗継ぎ割引には対応しない。
東京ビッグサイトのイベントに妨害予告、容疑者を逮捕 <神戸新聞 2008/08/15>

 東京国際展示場(東京ビッグサイト:東京都江東区)で2008/08/15から始まった「コミックマーケット72」の会場に「手りゅう弾を投げ込む」とインターネット掲示板に書き込んだとして、警視庁東京湾岸警察署は、兵庫県加古川市志方町 無職 陰山浩章(20)を威力業務妨害容疑で逮捕した。「注目されたかった」と容疑を認めている。

 主催者側には先月から今月にかけて、妨害を予告する書き込みや電話が数回あり、同署で関連を調べている。コミックマーケットは警備を強化して予定通り始まった。

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 毎回恒例のラブレターですが、逮捕されたのは始めてかな?
JAL:神戸~鹿児島便を2009/02に休止 <2008/08/07>

 JALは、神戸~鹿児島(現在1日2便)を2009年2月から運休すると発表した。その他、関西空港発着の便は減便・休止が相次ぐ。
 ANAは、神戸空港に関連する発表はなかった。関西空港発着の便は減便・休止がある。

JALグループ、2008年度下期路線便数計画の一部変更を決定 2008/08/07
http://press.jal.co.jp/ja/release/200808/000986.html

2008年度下期 ANAグループ航空輸送事業計画を修正 2008/08/06
http://www.ana.co.jp/pr/08-0709/08-100.html
ベイ・シャトル、閑散期は減便へ <神戸新聞 2008/07/26>

 神戸空港と関西国際空港を結ぶ高速船「ベイ・シャトル」を運営する第3セクター「海上アクセス」(神戸市)が、2008/10から、数便の減便を含む季節ダイヤの導入を検討していることが2008/07/25、分かった。原油高による燃料高騰が経営を圧迫していることに加え、伸び悩む利用状況に見合ったダイヤにすることで経費削減を図る。
 同社によると、現在は1日20往復を運航しているが、10月から3月までの閑散期に数便の減便を計画している。また、運航間隔が45分ごとや1時間ごととばらつきがあり、利用者の間に出発時刻が覚えにくいとの声もあることから、季節ダイヤ導入に合わせ、「9時ちょうど」「10時ちょうど」など覚えやすい時刻に改める。4~9月の繁忙期の便数は利用状況に応じて判断する。

 「ベイ・シャトル」は2002年に運休した「K-JET」に代わり、2006/07に運航を開始した。2006年度の乗客数は約14万5千人と目標の4割だった。2007年度は、利用者の駐車料金を無料化するなどしたが、約31万3千人(1日平均864人、1便平均22人)と年間目標(41万人)の8割程度にとどまっている。2007年度の赤字額は約2億6600万円、累積赤字は約166億円に膨らんでおり、神戸市は2008年度当初予算に補助金や受託料で計約2億1千万円を計上した。
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