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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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残念ながら、自分の身は自分で守るしかないようですね。
どうせお上は当てになりません。税金はなるべく払わない方向で、節税節税。

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那智勝浦町:生死を分けた自主避難 勧告待たず離脱後、指定場所に土石流 <MSN産経 2011/09/06 14:17>を編集

 台風12号の豪雨で30人が死亡・行方不明となった和歌山県那智勝浦町。町内でも最も被害が大きかった那智川沿いの井関地区では、那智勝浦町からの避難勧告や避難指示が出る前に約25人の住民が自主的に指定避難場所から移動し、九死に一生を得ていたことが分かった。住民の連携と臨機応変な判断が生死を分けた。

 一方、2009/08に発生し20人が死亡・行方不明となった兵庫県佐用町の豪雨災害では、佐用町の避難勧告に従って避難を始めた一部の住民が、濁流にのまれて犠牲となっており、避難のあり方が問われている。

 那智勝浦町によると、井関地区では、町立井関保育所を災害時の緊急避難場所に指定。那智川上流は過去の台風でも大きな被害はなく、今回も当初は大幅な増水がなかったことから、避難指示の発令を見送っていたが、周辺住民約25人は2011/09/03 20時頃から自主的に保育所に避難していた。

 しかし、2011/09/04 0時すぎから短時間のうちに川の水位が上昇。道路にも水があふれてきたため、地区ごとにつくる自主防災組織担当の住民らが、井関保育所から川沿い約1.5km北西の、より高台にある町立市野々小学校に避難することを決断。町に連絡を入れたうえで、足が不自由な高齢者らをかばいながら、声を掛け合って複数の車に分乗し、小学校へ向かった。氾濫した道路を、迂回しながら市野々小学校へ到着。その後、土石流は川沿いの集落とともに井関保育所も襲い、平屋建ての建物は、壊滅的な被害を受けた。

 町が井関地区に避難指示を出したのは避難完了後の02:12。市野々小学校も1階は土砂に埋まったが、住民は3階に避難し無事だった。

 2人の住民を車に乗せて避難したという男性(66)は「まさか(避難場所の)井関保育所まで被害が及ぶとは思わなかった。危険な状態での移動だったが、あのままもう少しいたら流されていた」と振り返る。

 那智勝浦町によると、住民からの連絡で最終的に井関地区には避難指示を出したが、さらに上流で死者、行方不明者が出た市野々地区には避難勧告も指示も出していない。那智勝浦町の防災担当者は「町でも地区の状況が把握できなかった。避難指示を出す前に移動し助かったのは、住民が『自分の命は自分で守る』という意識を持っていたからだと思う」と話した。

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尾鷲市:2日前からメールや防災無線で避難呼び掛け 早い対応が被害を防ぐ <MSN産経 2011/09/05 20:24>を編集

 台風12号で、三重県尾鷲市は2011/09/04早朝、河川流域の住民に避難勧告を出したが、それより2日も前に、住民に対し、避難を促す注意情報をEmailや防災無線で提供していたことが2011/09/05、分かった。
 早めの情報提供が高齢者らの早期の避難行動につながり、結果的に大きな被害は出なかった。今回の台風では、避難勧告・指示の遅れが被害拡大を招いたとされるだけに、尾鷲市の対応が注目されそうだ。

 尾鷲市によると、大雨警報・暴風警報が出された後の2011/09/02 14時すぎ、「明るいうちに避難を勧める放送」をEmailで登録している市民約1700人に配信。防災無線でも市民らに呼び掛けた。
 その1日後に尾鷲市は土砂災害警戒情報・洪水警報を、2011/09/04 05:20~06:00に順次、河川流域に避難勧告を出した。

 尾鷲市によると、2011/09/02の避難を勧める放送により、尾鷲市内の高齢者約100人が避難。避難勧告を出す直前には、河川流域でも特に氾濫しそうな地域で、夜中に市職員が各戸訪問し、避難していなかった高齢者を避難させたという。その後、2011/09/04 14時までに、避難勧告の対象エリアの214世帯の2/3にあたる142世帯が避難したという。

 尾鷲市は、今回の台風で72時間雨量1652mmを記録した奈良県上北山村に隣接。また、2年前の台風9号で兵庫県佐用町が水害に見舞われた際には、夜間の避難者が犠牲になったことなどから、「明るいうちの避難を呼びかけた」という。

 尾鷲市防災危機管理室長の川口明則は「高齢者を早期に避難させると、不安要素が軽減され、その後の災害対応が格段にしやすくなる」と説明する。尾鷲市の防災危機管理アドバイザーを務める群馬大学教授(災害社会工学)片田敏孝は「水害は被害規模を予測することが難しく、判断を先送りすると、事態の収拾は難しい。一方で、台風などでは、災害が出るまで1日から数日間の猶予があるという特徴もあり、早い時期から段階的に対応していれば、不測の事態にも対応しやすくなる」としている。
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超高齢者の生存確認に手間 戸籍抹消は4割以下 <神戸新聞 2011/08/31 15:35>を編集

 全国各地で2010夏、戸籍上でのみ生存する高齢者が相次ぎ見つかった問題で、戸籍抹消の手続きを進める各自治体が死亡の確認に手間取るなど対応に苦慮している。神戸地方法務局によると、兵庫県内では戸籍上のみ生存する100歳以上の高齢者が1万1016人確認され、これまでに4010人(2011/06末時点)の戸籍を抹消したものの、全体の4割に満たず、まだ約7000人の手続きが残っている。神戸地方法務局によると、1万1016人のうち120歳以上は4472人で、150歳以上も29人いた。

 法務省は不自然な戸籍上の生存者を一掃するため、戸籍の付票に住所の記載がない120歳以上の高齢者については、生死や所在を調べなくても法務局の許可を得て戸籍を抹消できることにした。しかし120歳未満は子や孫の有無を確認するなど一定の調査が必要で、作業は難航しているという。

 神戸市は2010/09から本格的に手続きを開始。戸籍上のみの100歳以上が5592人に上り、2011/07末現在で4割強の2473人の抹消を申請した。120歳以上でみると約8割に当たる1936人分の作業を終えたが、100~119歳は537人にとどまっている。神戸市の担当者は「まず120歳以上の抹消手続きを進めている。120歳未満のケースは簡単に戸籍を消せず、全て整理するにはまだまだ時間がかかる」としている。

■高齢者の所在不明問題
 2010/07、東京都足立区で111歳とされていた男性のミイラ化遺体が見つかり問題化。住民基本台帳や戸籍上のみ生存する高齢者が全国で相次いで明らかになった。行政のミスで住民登録が抹消されなかったほか、戸籍では、戦災の混乱で死亡届が出されなかったり、本籍地に死亡情報が届かなかったりしたケースが大半とみられる。
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# 溜まり溜まったツケを精算する作業も立派なお仕事で結構なことです。

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調査難航、数年がかりも 兵庫県内の所在不明高齢者 <神戸新聞 2010/11/04>を添削

 全国で100歳以上の高齢者の所在不明が相次いだ問題で、戸籍上だけ生存する人の戸籍削除作業が兵庫県内の市町で本格化している。120歳以上は生死や所在を調べなくても削除できるが、100~119歳は調査の難航も予想され、「数年がかりの作業」との声も上がっている。

 神戸地方法務局のまとめでは、戸籍上だけ生存する兵庫県内の100歳以上は、把握できているだけで1万1016人。うち120歳以上は4割の4472人。

 戸籍は本来、死亡届が出された段階で除籍される。ただし、100歳以上、子どもがいない、住所地がないの3条件がそろえば、本籍のある市区町村が法務省の許可を得て削除できる。

 法務省は2010/09、戸籍の付票に住所の記載がない120歳以上は、生死や所在を調べなくても地方法務局の許可を得て戸籍を削除できるとの見解を表明。しかし、100~119歳は従来通り、家族や住所など自治体による調査が必要とした。

 神戸市は、手続きが簡略化された120歳以上約2400人の削除申請を進めるが、2010/09~10の2カ月で489人にとどまる。担当者は「100~119歳は戸籍を遡って転籍や婚姻などを調べる必要があり、数年がかりの作業になる」と話す。

 100歳以上が507人の洲本市はまず、130歳以上のみの削除手続きを進める。
 姫路市は120歳以上で判明した906人を対象とし、100~119歳は数も把握できていない。

 一方、100歳以上の高齢者の抽出などは、戸籍を電算化していない自治体では難しい。
 高砂市は「少しずつ整理しているが、対象者の数は把握できていない。将来、電算化されたときに調査したい」としている。

「千年に一度の巨大地震の世紀」
東海・東南海・南海3連動と首都圏直下型地震も 平安時代に匹敵 <MSN産経 2011/08/03 00:59>を編集

 東日本大震災規模とされる平安時代の貞観地震(869年)や関東直下型地震、東海・東南海・南海地震の3連動とみられる仁和地震など9世紀に起きた地震が、阪神淡路大震災(1995年)以降の地震の状況と酷似していることが、独立行政法人産業技術総合研究所招聘研究員(地震考古学)の寒川旭(さんがわ・あきら)の分析でわかった。近い将来に首都圏直下型や3連動型地震が起きる可能性が高いとの見解を示し、「千年に一度の巨大地震の世紀になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。

 寒川は、古代以降の文献史料とともに、各地の遺跡で発掘された地割れや液状化現象による噴砂などの地震痕跡を調査。9世紀前半に関東北部や東北などでM7前後の地震が相次いだ後、貞観地震が発生していることを確認した。

 貞観地震は当時の歴史書「日本三代実録」に、「海は猛り吼え、津波が怒濤のように多賀城下に押し寄せ、千人が溺れ死んだ」と記述。当時の海岸から約5km内陸の多賀城跡(宮城県多賀城市)周辺では道路が寸断された跡が見つかり、仙台市などでは津波で運ばれた堆積物もあった。
 878年には関東南部でM7以上の直下型地震が発生。887年の仁和地震では、日本三代実録に「都(京都)の建物は倒壊し、圧死する者多数。海岸には海潮(津波)が押し寄せ、無数の人が溺れ死んだ。大阪湾岸も津波被害が甚大だった」と記録。東海から四国にかけて甚大な被害があったという。

 寒川の分析によると、最近数十年間に秋田などで死者100人以上を出した日本海中部地震(1983年、M7.7)や阪神淡路大震災(M7.3)、新潟県中越沖地震(2007年、M6.8)など各地でM7前後の地震があり、その後東日本大震災が発生した点が、平安時代の状況と共通していると指摘した。
 首都圏直下型地震や東海・東南海・南海地震についても、いずれもフィリピン海プレートの影響下にあり関連が深く、過去の首都圏直下型や仁和地震に匹敵する3連動型地震が発生する可能性が高いとした。
 また、2011/06/30に長野県中部で起きた震度5強の地震は、千年あまり活動がなかった牛伏寺断層付近で発生。2011/07/05にも和歌山県北部で震度5強の地震があったことからも日本列島が活動期にあることが改めて浮き彫りになった。

 一方、古代以降、M8.2程度の元禄関東地震(1703年)や3連動型の宝永地震(1707年)があった18世紀初め、安政東海地震(1854年)や、高さ9mの津波が襲ったという翌日の安政南海地震、死者1万人といわれる安政江戸地震(1855年)が起きた幕末にも巨大地震が集中したが、三陸沖では東日本大震災に匹敵する地震はなかった。

 寒川は「東日本大震災では『想定外』という言葉がしばしば使われたが、文献史料には過去の巨大地震が詳しく記されており、決して想定外ではない」と話した。

 東京大学地震研究所教授(地震学)古村孝志の話「これまで、江戸時代以前のデータは不確かさがあるということで防災対策などでもあまり注目されなかったが、今回を教訓に文献史料などを見直さないといけない。東日本大震災後の余震は以前より落ち着いてきたが、陸のプレート深部はまだ動いており、バランスをとるために再び大地震が発生する可能性が高く、対策が急がれる」

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東海、南海地震、連動想定を 地震考古学者・寒川旭 <神戸新聞 2011/07/10 10:54>を添削

 遺跡に残された地震の痕跡から過去の被災状況を調べてきた独立行政法人産業技術総合研究所招聘研究員の寒川旭(64)が、「地震考古学から見た21世紀の大地震」と題し、神戸市内で講演した。東日本大震災後、東海・東南海・南海地震への備えを見直す動きがあるが、寒川は具体例を挙げながら「3つの地震が短期間に続けて起きる可能性が高いことを、歴史は物語っている。そうした想定で津波などへの対策を考えるべきだ」と強調した。神戸国際展示場(神戸市中央区)で開かれた地盤工学会で講演した。

 寒川は冒頭、東日本大震災との類似が指摘されている平安時代の貞観地震(869年)を話題に。史書「日本三代実録」の「海水が怒濤となって、多賀城下まで押し寄せた」との記述を引き、「津波堆積物の調査で、記述の正確さは地震前に明らかになっており、今回の津波被害もある程度想定できた。成果を生かせず、残念で仕方ない」と述べた。

 貞観地震が起こった9世紀は、播磨国大地震(868年)、関東地震(878年)など、日本各地で大地震が頻発。貞観地震から18年後の887年には東海、南海地震が同時に起こり、津波被害の記録が残る。

 寒川は、遺跡の発掘調査で見つかった噴砂の痕跡や活断層の発掘結果を文献史料と照合し、地震の規模や周期を推定する地震考古学の最近の成果も紹介。2011/01、旧神戸外国人居留地遺跡(神戸市中央区)で江戸時代の南海地震による津波の痕跡が見つかった事例を挙げ「海岸線の変化を考慮しなければいけないが、今世紀の東海・南海地震では3m近い津波が神戸に押し寄せる可能性もある。地下街の浸水対策などが必要」と注意を喚起した。

 また、記録が確認されていない1498年の南海地震の発生を、高知県内の遺跡に残された噴砂の痕から証明したことにも言及。「古文書だけでなく遺跡の発掘によって地震の履歴を調べ、より詳しい周期や被害を知ることが正確な被害予測に役立つ」と述べた。
被災地派遣の後輩の服脱がせ撮影 兵庫県警処分 <神戸新聞 2011/08/23 15:20>を編集

 東日本大震災の災害派遣中の宿泊先で後輩の服を脱がせて裸の写真を撮影するなどしたとして、兵庫県警が処分していたことが、2011/08/23に分かった。

 処分されたのは、
 尼崎東警察署直轄警邏隊隊員の巡査(21)=戒告
 同警邏隊隊分隊長の巡査部長(27)=本部長訓戒
 同警邏隊の23~24歳の巡査3人=所属長注意

 兵庫県警によると、戒告を受けた巡査は2011/05/08夜、福島市のホテル室内で、後輩の巡査(20)の衣服を脱がせて裸を携帯電話で撮影。他の巡査は体を押さえ、巡査部長は黙認したという。また、戒告を受けた巡査は2日後の夜もホテル室内で、同じ後輩巡査の両手首を手錠で押入の取っ手に固定、携帯電話で撮影したとされる。

 戒告を受けた巡査は「先輩風を吹かせたくて、面白がってやってしまった」と話している。隊員らは酒は飲んでいなかったという。処分は2011/08/23付。
警察学校で窃盗 初任科生の巡査逮捕 兵庫県警 <神戸新聞 2011/08/23 23:44>を編集

 兵庫県警察学校(芦屋市朝日ヶ丘町)で、現金約7万円が入った同僚の財布を盗んだとして、兵庫県警捜査3課と芦屋警察署は2011/08/23、窃盗の疑いで、兵庫県警察学校初任科生の巡査 長野友紀(22)を逮捕した。長野は「家賃の支払いや車のローン返済などがあり、自由になる金が欲しかった」と容疑を認めているという。
 逮捕容疑は、2011/08/15午前、兵庫県警察学校の教場で、同じクラスの巡査(22)の鞄の中から現金約7万円入りの財布を盗んだ疑い。校内にある売店の自動販売機近くで現金が抜かれた財布が見つかり、兵庫県警捜査3課などが窃盗事件として捜査していた。

 長野は2011/04の採用で、9月下旬の卒業後、警察署で職場実習に入る予定だった。兵庫県警察学校校長の蛇持孝夫は(中略)とコメントした。
中国高速鉄道事故:信号会社の会長が急死 政府調査チームが調査中 <共同通信 2011/08/23 15:39>を編集

【北京共同】
 中国誌 新世紀系ニュースサイトが2011/08/23伝えたところによると、中国浙江省の高速鉄道事故で当該路線の列車制御関連の設備などを納入した中国鉄路通信信号集団公司会長の馬騁が2011/08/22、政府の事故調査チームが調査のため中国鉄路通信信号集団公司を訪問中に心臓疾患で急死した。
 馬氏の知人は、馬氏には心臓の持病はないことを明らかにした上で、過度の責任を感じたことが原因ではないかと話している。
 サイトによると、中国鉄路通信信号集団公司は欠陥を指摘された信号設備を設計した北京全路通信信号研究設計院有限公司の上部企業。馬氏は業界内で「中国高速鉄道信号技術のリーダー」と称されていた。

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中国高速鉄道追突事故:減速ダイヤ開始 北京上海線は川重型のみに <時事通信 2011/08/16 20:22>を編集

【上海時事】
 中国浙江省温州市での高速鉄道事故を受けて一部路線の最高速度を引き下げた改正ダイヤが2011/08/16スタートした。これにより、世界最速を誇っていた北京~天津線なども最高時速を350km/hから300km/hに減速。中国当局は、速度よりも安全を重視する姿勢を内外に示す狙いだ。

 2011/08/16付の中国紙 国際金融報によると、中国鉄道省は1997年から2007年まで6回、全国的に運行速度を引き上げた。減速は2011/06末に北京~上海線が開業した際、武漢~広州など3路線で最高時速を350km/hから300km/hに引き下げたのに続いて2度目。
 北京~上海線は従来通り最高時速300km/hで運行するが、開業以来故障が相次ぐCRH380B型車両をすべて製造元の中国北車が回収。2011/08/16からは、残るメーカーの中国南車が川崎重工業の技術を基に開発したCRH380A型車両のみの運行となり、運行本数を従来の88往復から66往復に削減した。2011/09からは寝台の夜行列車を増発し、旅客需要に対応するという。

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中国高速鉄道追突事故:車両掘り返し調査へ 救助活動終了後女児生還で批判 <毎日新聞 2011/07/26 東京夕刊>を編集

【温州(中国浙江省)】
 中国浙江省温州市の高速鉄道事故の調査チームは2011/07/25深夜、現場に残された車両の搬出に着手した。追突した列車の先頭車両を埋めた地面も掘り返している。事故処理に批判が出たことを受け、車両を詳細に調査する方針に転じた。

 追突された列車の最後尾車両から2歳の女児が救助されたのは2011/07/24夕。当局が「生命反応はない」と救助活動を打ち切った後だったため「人命軽視ではないか」との声が上がっていた。

 行方不明者の有無は明らかにされておらず、乗客の家族は「車両の中に取り残されているのではないか」と、情報の開示を渋る当局の姿勢に不満を募らせている。

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中国高速鉄道追突事故:先頭車両、砕き埋める 「証拠隠滅」批判の声 <毎日新聞 2011/07/25 東京夕刊>を編集

【温州(中国浙江省)】

◇運行記録装置を回収

 中国浙江省温州市で2011/07/23に起きた高速鉄道の追突事故で、鉄道省報道官の王勇平は事故発生から丸1日が過ぎた2011/07/24深夜、現地で初めて記者会見し、追突した列車から運行記録装置(ブラックボックス)を回収したことを明らかにし、「状況が判明すれば直ちに公表する」と明言した。追突した列車の運転士(死亡)と運行管理センターとのやりとりなど、事故の人的要因の有無も大きな焦点になりそうだ。

 一方、事故現場では2011/07/24午前、高架橋から落下した先頭車両が重機で粉々に砕かれ、土中に埋められた。計器類がある運転室も埋められたため、インターネット上では「証拠隠滅ではないのか」との批判が高まっており、事故原因の情報開示がどこまで進むかも焦点に浮上している。

 事故はD3115列車(杭州発福州南行き)が停止し、後続のD301列車(北京南発福州行き)が追突。報道官は国営新華社通信などの取材に「落雷による設備故障が原因」と語ったが、会見では「具体的な原因は調査中」と述べるにとどめた。

 一方、2011/07/25付の中国紙 新京報は追突原因について、落雷で衝突回避システムがダウンしたとの見方のほか、先行列車の運転士が停止情報を運行管理センターに送っていなかった、運行管理センターから追突した列車に適切な停止指示が出ていなかった、追突した列車の運転士が危険情報の通報システムのスイッチを切っていた、といった人災の可能性を指摘。

 当局はブラックボックスの解析を通じて事故直前の運転士の対応や、事故前の信号機確認の状況、運行管理センターとのやりとりを検証するとみられる。

 一方、追突した先頭車両が土中に埋められたことに対して、報道官は会見で「地面がぬかるんでおり、機械を現場に入れるための危険回避の措置だ」と反論。ただ、検証作業は2011/07/24に行われておらず、当局はむしろ運行再開を急ぐ方針を明らかにした。

 埋設は発展の象徴である高速鉄道のイメージダウンを最小限にとどめたい中国指導部の意向が反映されている可能性もある。

◇運転を再開

 一方、新華社通信によると、事故が起きた区間(寧波~温州南)で2011/07/25午前、運転が再開された。事故からわずか1日半での運転再開は大きな議論を呼びそうだ。

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中国高速鉄道事故:落下車両を土に埋める 証拠隠滅? <2011/07/25 11:50 読売新聞>を編集

【温州(中国浙江省)、北京】

 中国浙江省温州で起きた高速鉄道の衝突脱線事故で、新華社電は2011/07/25、復旧作業が終わり、列車の運行が再開したと伝えた。
 現場では、高架から落下した車両が地面に掘った穴に埋められ、検証作業を後回しにする当局の姿勢が鮮明になっている。ネット上などでは証拠隠滅との批判が一段と強まっている。

 追突して落下した先頭車両の脇では2011/07/24早朝、数台のショベルカーが地面に巨大な穴を掘った。穴は幅15m、深さ5mほどだ。作業を目撃した地元住民は読売新聞に対し、「先頭車両は粉々に砕かれ、穴に埋められた」と証言した。2011/07/24午後、現場では、穴に土砂がかけられ、残骸の一部だけが露出していた。他の落下車両の周辺でも穴が掘られ、2011/07/25には朝からショベルカーが車体を砕き始めた。

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中国高速鉄道事故:死者35人に…「落雷で設備故障」 <2011/07/25 01:51 読売新聞>を編集

【温州(中国浙江省)】
 中国東部・浙江省温州で2011/07/23夜発生した高速鉄道の衝突脱線事故で、鉄道省報道官の王勇平は2011/07/24深夜、当地で記者会見し、死者35人負傷者192人になったことを明らかにした。負傷者のうち132人が入院中だという。上海の日本総領事館によると、死傷者に日本人が含まれているとの情報はない。また、当局は同日、大破した車両を高架から下に落とす方法で撤去作業を行った。原因調査に伴う車体の検証に影響しかねないとの懸念もあり、中国のインターネット上では「現場検証も十分行わずに証拠隠滅をするのか」などの批判も出ている。

 新華社電などによると、事故は、高速鉄道列車D301号(16両編成、北京発福州行き)が、付近での落雷のため高架上で停車していた高速鉄道列車D3115号(16両編成、杭州発福州行き)に追突、D301号の先頭4両が脱線し、約25m下の地面に落下した。事故を起こした列車の車両は川崎重工業の技術供与で製造されたCRH2型とカナダのボンバルディア社によるCRH1型。

 鉄道省は、事故原因について「落雷による設備故障」とのみ公表し、詳細は「調査中」としている。ただ、大手車両メーカー中国南車の幹部は読売新聞に対し、「いずれの車両も技術的にかなり完成度が高い」として車両故障の可能性を否定。信号システムに問題があって停止命令が後続の列車に伝わらず、追突に至った可能性を指摘した。
新長田 鉄人28号がフィギュアに 限定900体 <神戸新聞 2011/08/23 09:15>を編集

 神戸・新長田の新たな顔として全国から注目を集める鉄人28号モニュメント。この原寸大を精巧に再現した1/60スケールのフィギュアが制作され、2011/08/27に発売される。モニュメント原型作家の監修の下、2年半を費やしたファン垂涎の自信作だ。

 フィギュアはソフトビニール製で、木製の台座を含めた高さは約30cm、両足の幅約31.5cm、胸囲は約35cm。手掛けたNPO法人KOBE鉄人PROJECTによると、モニュメント計画に合わせ「フィギュアも欲しい」との声が寄せられたため、模型・造形作家 速水仁司さんの原型を基に2009年初めから制作を開始した。目の表情や関節の接合部分などで試行錯誤を重ね、鼻は硬質プラスチックを使って鋭さを強調。予定から1年遅れで完成にたどり着いた。

 限定900体で、店頭では400体を限定販売。2011/08/27、08/28 10:00~17:00には「おもてなしギャラリー」(KOBE三国志ガーデン入口城門横)で特別販売する。さらにKOBE鉄人PROJECTのホームページでも500体限定で2011/08/15から予約を受け付けたところ、既に200体を超える売れ行きという。購入は1人2体まで。価格は1体10500円で、フィギュアでは手頃という。

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橋下知事 大阪都庁舎シナリオ大転換 85億円で購入…失策の声も <MSN産経 2011/08/19 00:16>を編集

 2011/08/18、2年ごしの大阪府庁舎の全面移転構想を断念した大阪府知事の橋下徹。大阪湾の人工島にそびえる超高層庁舎が、地震の揺れにもろい現実を専門家から突きつけられると「ご指摘は重く受け止めたい」といつになく神妙な表情をみせた。大阪市側から2010/06に85億円で購入し、「将来は大阪都庁舎に」という構想も描いていた肝いり庁舎の活用策は、大幅な方向転換を迫られることになった。

■「倒壊」顔色変え

 専門家との意見交換会で、防災拠点の複数化の必要性について、とうとうと持論を展開していた橋下の顔色が変わったのは、名古屋大学教授(建築学)の福和伸夫が、咲洲庁舎について「倒壊の可能性も検討すべきだ」と発言したときだった。福和が取り上げたのは、高さ256mの咲洲庁舎と人工島・咲洲の固有周期がいずれも約6~7秒で一致するために共振してしまうとの問題。
 2011/03/11の東日本大震災で、咲洲庁舎は震度3だったにも関わらず10分間揺れが継続し、壁など計360カ所が損傷、最上階付近の振幅は約2.7mに達した。東海・東南海・南海地震が起きた場合、揺れは約5倍の12m以上になる可能性がある。
 橋下は「(防災拠点が)下層階なら大丈夫ですか」と質問したが、福和教授は「上層階がこれだけ激しく揺れれば下層階も使えない」と即答した。

 意見交換終了後、「庁舎として使えるかどうかはオール・オア・ナッシング」と言い残して会場を退出した橋下。報道陣の取材に「全面撤退の可能性も視野に入れる」と話したが、その後「災害拠点ではなく、一般のオフィスビルのような仕事を考えれば、ただちに全面撤退するわけでもない」と話すなど、発言は揺れた。
 「全面移転はないと思います。移転条例も出しません」。そう語る言葉にいつもの力強さはなかったが、「何が何でも庁舎移転は本末転倒」「専門家会議は有意義だった。自分の思いで突っ走らずに良かった」と、ふっきれたような表情もみせた。

■市長選出馬は?

 一方、複雑な対応を見せたのは大阪市だった。咲洲庁舎は、もともと大阪市の第3セクターが大阪ワールドトレードセンタービルディングとして建設。破綻処理のなかで当時は蜜月の間柄だった橋下と大阪市長の平松邦夫が連携し、大阪府への売却に道筋をつけた経緯がある。

 平松は産経新聞の取材に「本当は本庁舎移転に踏み切りたかったのだろうが、防災拠点としての機能に専門家から疑問符が出されれば、橋下さんとしても抗しきれなかったのだろう」と心情を推し量り「ベイエリアを一層、活性化させるという方向性にはかわりはない」と述べた。

 一方、大阪市議の一人は「府庁舎の全面移転構想は明らかな失策。これほどの失敗をしてしまえば、大阪市長選へのくら替え出馬に向けた意欲も少しは薄らぐかもしれない」と、橋下知事を牽制した。

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橋下知事、咲洲への府庁舎全面移転を断念 <MSN産経 2011/08/18 22:03>を編集

 大阪府咲洲庁舎(大阪市住之江区)への本庁舎全面移転を目指してきた大阪府知事の橋下徹は2011/08/18、咲洲庁舎の安全性や防災拠点のあり方について検討を依頼していた専門家から、構造上、耐震性に大きな問題があると直接指摘され、「災害対応拠点としては難しい」として、全面移転を断念することを明らかにした。

 東日本大震災後、橋下は「防災拠点は複数化する必要がある」と強調。咲洲庁舎と本庁舎(大阪市中央区)の双方に災害対策本部が設置できる施設を設け、被害状況に応じて使い分けるとの構想を打ち出していた。しかし、専門家の指摘を受けて「復旧、復興の段階で咲洲庁舎を災害対応の拠点とするのは難しい」と、この構想についても見直す姿勢を示した。咲洲庁舎については、耐震補強を急ぐとともに、咲洲地区などの特区申請を見据え、通常業務を行う庁舎として、防災担当以外の部署を入居させる方針。

 橋下はこの日、咲洲庁舎の安全性について検討してきた専門家会議(座長 河田恵昭 関西大学教授)のメンバーと意見交換。専門家からは「非常に揺れやすい構造で災害対応を担う庁舎に不向き」「抜本的な解決には、庁舎の高さを10階程度低くする工事が必要」などと厳しい意見が相次いだ。意見交換会終了後、橋下は「咲洲庁舎への全面移転はあり得ない」と明言。全面移転は断念し、70億円かけて、本庁舎東館の耐震補強を実施する方針を示した。橋下率いる地域政党 大阪維新の会は、大阪都構想が実現した際の都庁舎として咲洲庁舎の活用を検討しているが、これも見直しを迫られそうだ。

 橋下は2008/08に全面移転構想を表明。大阪府議会は移転条例案を2度否決する一方、ビル購入については可決。現在は大阪府職員約2000人が勤務している。
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脊髄反射の方々へ。ggrks。
http://www.musicsecurities.com/

2011/08/18追記
# 自分で詳細を調べられない教えてチャンは、支援しなくてもいいと思うよ。教えてチャンは社会に迷惑をかける存在だから。

メカニズム「東海」同様か 2011/08/12の遠州灘M5.2 <静岡新聞 2011/08/13 09:32>を添削

 気象庁は2011/08/12未明に発生した遠州灘を震源とする地震(M5.2、最大震度2)について、想定東海地震と同じメカニズムで発生した可能性が高いことを明らかにした。気象庁の担当者は、歪み計に変化がないことなどから「直ちに東海地震に結びつくものではないが、しばらく注視する」と話した。

 気象庁によると、地震は想定東海地震の震源域内で発生した。震源の深さは14kmで、プレート境界か、境界付近で起きたとみられる。フィリピン海プレートが沈み込んでいる方向と同じ北西―南東方向の圧力軸を持つ逆断層型だった。
 余震とみられる地震は2011/08/12 16時までに6回観測されたが、震度1以上の有感地震は観測されていない。東海地域の陸上に設置した歪み計には、異常な地殻変動は現れていないという。

 気象庁は、震源の深さについて、14kmよりも深く、地震はプレート内部で発生した可能性もあるとして、今後、詳細に解析を進める。

 想定東海地震の震源域のうち、遠州灘の領域でM5クラスの地震があったのは1997/10/11以来。気象庁地震予知情報課は「1997年の地震はプレート内部で発生したとみられる。海域のプレート境界付近でM5クラスの地震が発生するのは珍しい」としている。

冷静に推移見守る段階
 静岡大学理学部教授(固体地球物理学)里村幹夫「普段はフィリピン海プレート内部で起きる地震が多く、プレート境界付近で起きる地震は珍しい。圧縮軸の方向もプレートの沈み込み方向と同じで、嫌な地震であることは確か。ただ、これだけでは何とも言い難いのも事実。今後、同じような地震が続いたりマグニチュードが大きい地震が起きたりしたら、警戒が必要になってくるだろう。いずれにしても、まだ慌てずに冷静に推移を見守る段階だ。」
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# とりあえず、準備、用意、覚悟はしておこう。

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静岡県中部・西部で震度2 2011/08/12 04:37頃 <静岡新聞 2011/08/12 12:59>を添削

 2011/08/12 04:37頃、静岡県中部、西部、愛知県で震度2を観測する地震があった。静岡地方気象台によると、震源地は遠州灘で地震の規模はM5.2、震源の深さは約10kmと推定される。

 静岡県内の主な震度は次の通り。
 ◇震度2 島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、磐田市、掛川市、袋井市、湖西市、森町、御前崎市、菊川市、浜松市
 ◇震度1 東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、伊豆の国市、沼津市、富士宮市、吉田町、静岡市、川根本町
陸前高田より届いた松からセシウムを検出 京都市「五山送り火」での使用を断念 <MSN産経 2011/08/12 15:46>を添削

 京都の五山送り火(2011/08/16)の一つ、大文字で岩手県陸前高田市の被災松を使う計画を中止後、大文字保存会が一転して受け入れを決めた問題で、京都市は2011/08/12、現地から届いた松から放射性セシウムが検出されたため、送り火での使用を断念すると発表した。

 当初の中止に対し批判が殺到したため、京都市が被災松の割木を500本調達。五山の各保存会でつくる京都五山送り火連合会に受け入れを打診し、2011/08/11の大文字保存会で五山全ての送り火で燃やされることになっていた。
 ところが、薪の表皮を削って検査したところ、放射性セシウムを検出したため、取り寄せた500本全てについて、送り火での使用を取りやめることにした。

 この問題をめぐっては、大文字保存会理事長の松原公太郎が2011/08/11、京都市内で会見。「多くの方に心配と迷惑をかけ、われわれの都合で被災者を振り回したことを心よりお詫びしたい」と謝罪した。決定が遅れた理由については「いろんな意見を集約できなかった」と釈明していた。
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# 表皮からは検出したが、内部からは検出しなかったとのこと。じゃあ、表皮を剥いで中身だけを使えばよかったんじゃないの?

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被災の松での京都の送り火 放射性物質不安の声で中止 <MSN産経 2011/08/07 21:42>を添削

 京都市で2011/08/16に行われる伝統行事「五山送り火」の一つ 大文字の護摩木として、東日本大震災の津波で流された岩手県陸前高田市の景勝地 高田松原の松を使うことを大文字保存会が計画したところ、放射能汚染を不安視する声が京都市などに寄せられたため、急遽中止となった。

 用意していた護摩木は約400本あり、遺族の名前や祈りが書き込まれたが、保存会は京都に運ばず、2011/08/08夜に陸前高田市で迎え火として使う。さらに護摩木をすべて写真撮影して別の木に書き写し、京都の大文字で燃やす予定。

 送り火は、盆に迎えた亡くなった人の霊を送り出す宗教行事。陸前高田市の鈴木繁治(66)が中心となって護摩木を集め、2011/07下旬に当時集まっていた約300本を京都市と保存会がすべて検査。放射性物質は検出されなかったが、「子供に後遺症が出たらどうなるのか」「琵琶湖の水が飲めなくなる」といった声が京都市などに寄せられ、保存会は2011/08に入って中止を決めた。

 大文字保存会理事長の松原公太郎は「少しでも被災者の方の思いをくみ、2011/08/16には心を込めて送りたい」と話している。
奇跡は神頼みじゃ起きない。

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釜石の奇跡 情報待たず避難 地震直後ほぼ全員 <MSN産経 2011/08/11 14:36>を添削

 岩手県釜石市の沿岸部にある9つの小中学校で、全児童生徒を対象に、東日本大震災のあった2011/03/11当日の避難行動を調査したところ、回答者1512人(回答率94.9%)のほぼ全員が、気象庁や行政の災害情報を待たずに地震直後に避難を開始していたことが2011/08/11、群馬大学教授(災害社会工学)の片田敏孝らの分析で分かった。
 今回の大震災で津波の波高を低く予測し、避難の遅れを招いたと批判を浴びている気象庁は「自らの判断で逃げることを求める」方向で津波避難情報の見直しに着手しており、調査結果は今後の津波避難の指針づくりに影響を与えそうだ。
 釜石市は小中学生の避難率がほぼ100%で、避難の成功例として釜石の奇跡と呼ばれ注目を集めているが、今回の調査で全容が明らかになった。

 調査対象となった9校はいずれも浸水エリア内か近くにあり、3校が全壊した。各校では、児童生徒から家族が聞き取った内容を回収し、釜石市で防災教育・訓練の指導をしてきた片田がまとめた。
 釜石市では児童生徒の半数近くの自宅が被災し、6割近くが家族や親類を亡くしている厳しい状況だったが、調査によって、その状況でも避難した様子が浮かび上がってくる。
 避難を開始した場所は、2/3が学校、それ以外は自宅、他施設、屋外など。避難をしようと決断した理由については、「防災無線や気象庁の大津波警報など公的な災害情報」とした記述は数件にとどまり、ほぼ全員が、自分の判断や教師の指示などにより「地震の揺れがおさまった直後、すぐに避難を開始した」と回答している。
 学校にいた児童生徒の多くは「上履きのまま走って逃げた」とし、「逃げることに一生懸命で、津波は見なかった」と答えた児童生徒も多数いた。全児童が在校していた唐丹小学校は津波で全壊したが、「全員が高台に避難後、津波警報を聞いた」という。
 さらに、地震直後に避難を開始したことで時間的余裕が生じたことから、「避難をしぶる祖父母や父母を説得し避難させた」「体の不自由な同級生をおぶって逃げた」「低学年の児童や幼稚園児の手を引いて逃げた」など、周囲の人の避難を誘導している様子も随所にみられる。

 気象庁の津波避難情報の見直しは今秋にもまとめられる見通し。見直し作業のアドバイザーを務める片田は「津波からの避難は地震を感じたら、すぐ行動を開始することがベストであることを示した。迅速な行動が災害弱者への救援活動にもつながった」「津波を起こす地震がどのような性質か、どれぐらいの時間で津波が到達するかを知っていれば、災害情報に頼らなくても避難できる」。
関西電力:淡路市での風力発電計画を縮小 <神戸新聞 2011/08/06 08:25>を添削

 関西電力は2011/08/05、グループ会社の関電エネルギー開発が淡路市で計画している風力発電施設について、規模を当初の12基(出力合計2万4000kW)から7基(出力合計1万4000kW)に縮小すると発表した。計画の変更を含めた環境影響評価書の修正版を同日までに兵庫県に提出。兵庫県は2011/08/12から縦覧を始める。

 この計画は、関電グループ初の風力発電事業として2009/01に発表した。しかし2010/10、地元住民らでつくる団体が関電エネルギー開発が再度環境影響評価を実施するよう、兵庫県の指導を求める申入書を提出。兵庫県は2011/04、評価書の騒音予測に不備があるとして修正を求めていた。このため、関電エネルギー開発は計画を一部変更し、12基のうち南側5基の建設を中止。建設する7基のうち3基は、兵庫県の騒音指針に沿って22時~翌日06時までの運転を止める。1基あたりの規模は当初の予定通りで、求められた騒音の予測評価も追加した。

 既に進入路や敷地の整備を進めており、縦覧後に淡路市への届出手続きを済ませ、2011秋にも風車本体の工事に着手。2012/02の運転開始を目指すとしている。

 評価書は兵庫県環境影響評価室、淡路市生活環境課、淡路市岩屋・北淡・東浦事務所で2011/08/26まで縦覧できる。
JBL2部 兵庫ストークスが所属選手発表 <神戸新聞 2011/08/04 07:00>を添削

 バスケットボール男子の日本リーグ2部(JBL2)に2011/10から参入する兵庫ストークスが2011/08/03、ノボテル甲子園(西宮市)で所属全選手を発表し、ユニホームを初披露した。兵庫出身4人を含む11選手が「夢を与えるようプレーし、リーグ優勝を目指す」などと抱負を語った。

 海に囲まれた兵庫を象徴するネイビー(紺色)のホーム用、白のアウェー用ユニホーム姿の11選手が登場。テーブス・ヘッドコーチが、シーズンを通した全ての試合で全力を出し切るという意味の「ALL OUT/ALL GAME/ALL SEASON」とのチームスローガンを掲げた。

 長尾強司、中村大輔の2選手が主将に任命され、bjリーグ高松でプレー経験を持つ長尾は「目標はリーグ優勝。バスケットだけでなく、色んな面から兵庫に恩返ししたい」と抱負を語った。

 チームは2011/08/13、神戸市立中央体育館でJBL1部のパナソニックと初のプレシーズンマッチに臨む。

特養「西神の里」(社会福祉法人大樹会):183万円返還を指示 給付費不適正な請求 <MSN産経 2011/08/03 02:01>を添削

 神戸市は2011/08/02、虚偽の書類に基づき介護給付費の不適正な請求があったとして、介護老人福祉施設「西神の里」(施設長:木村務、神戸市西区岩岡町)に対し約183万円の返還を指示、2011年度予算で約5100万円を計上していた西神の里の増床計画の仮決定を取り消したと発表した。

 返還を求めたのは、2006/04から2011/01までに西神の里がリハビリ訓練の費用などとして神戸市に請求していた約150万円と、虚偽の書類作成など悪質な請求に対する罰金33万円の計183万円。2011/01の定期監査で書類の一部に不備が見つかり、2011/03から神戸市が調査していた。神戸市によると、リハビリ訓練の記録に欠勤しているはずの職員の氏名が記載されているなど虚偽書類に基づく請求があったという。西神の里は「神戸市の決定に従い、全額を返還する」としている。
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# 実際の虚偽行為に対し、虚偽認定が半分ですめば、それは喜んで返すわな。

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特養「西神の里」(社会福祉法人大樹会):偽のリハビリ記録で介護報酬不正受給 <神戸新聞 2011/06/29 15:30>を添削

 神戸市西区岩岡町の特別養護老人ホーム「西神の里」(社会福祉法人大樹会)が虚偽のリハビリ実施記録を作成し、5年間にわたって介護報酬を不正に受給したとして、神戸市の指摘を受けていることが、関係者への取材で分かった。他にも不適切な運営が見つかっており、事態を重視した神戸市は、施設の増床に伴う補助金約5000万円の支出を保留にし、施設側から事情を聴いている。

 神戸新聞社の取材に対し、副施設長は不正受給を認めた上で「欲にくらんでやったわけではない。記録の不備だ。不備を認識しながら介護報酬を請求したわけではない。入所者の訓練は行っていた」と話した。

 複数の施設関係者によると、問題となったのは、2006/04から2011/01までの記録で、リハビリを実施した後に担当者が印を押す書式になっている。しかし、リハビリの対象者が施設にいない日付の欄に印があったほか、担当でない人の印も押されていた。施設側はこうした書類をもとに、介護保険の機能回復訓練加算を得ていたという。

 関係者からは「入所者に必要なリハビリを全くしていなかった」との声も聞かれ、神戸市高齢福祉課は「現在、監査中。介護報酬が適正ではないと判明すれば返還を求める」と話す。不正受給額は2~300万円程度とみられ、施設側は「すみやかに返還に応じる」としている。

 また関係者によると、2010年夏ごろから看護師が不足し、夜間に入所者の容体が悪くなった場合、副施設長の指示でヘルパーが酸素投与をしていたという。酸素投与は医療行為に当たり、厚生労働省は「継続して行われていたのなら、医師法などに触れる可能性もある」と指摘。これに対し副施設長は「施設での勤務歴が短い看護師に代わって一般的な指示を伝えたことがある。ただ医師からは事前の指示を受けていた」と釈明している。
SUMIKURA機械(株)/自己破産 <JC-NET 2011/07/01>を編集

金属二次加工機械製造のSUMIKURA機械(株)(静岡県浜松市中区中島2-7-1、代表:紀明東)は2011/06/29、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。破産管財人には宮谷隆弁護士(電話03-6266-8701)が選任されている。負債額は約15億円。

SUMIKURA機械は、機械商社として1999/01に設立された会社。2000/07に住倉工業(株)(東証2部上場)の営業権と浜松工場を買収してメーカーに変身。2008/12月期は約31億円の売上高を計上していた。しかし、リーマンショック以降はこうした機械への設備投資が激減、同社の受注も激減して、2009年期には9億円台まで売上高が激減した。その後も企業の設備投資の需要は増加せず、今回の事態に至った。
大阪市中央区、東成区の一部で発生した停電にかかる原因と対策について <2011/07/26 関西電力株式会社>を添削

 当社は、2010/12/07、大阪市中央区、東成区の一部で発生した停電について原因と再発防止対策を取りまとめ、本日、経済産業省に報告しました。

1.調査の概要
 本停電以降、原因となった本町変電所(大阪市中央区安土町1丁目3番2号)の現地調査を行った結果、計器用変成器が焼損していることを確認し、メーカーにて分解調査等を行ったところ、内部に地絡の痕跡があり、変成器内部から地絡したものと推定されました。
 その後、当該変成器以外の変成器を分解し、設計製造不良や劣化の兆候の有無などを確認しましたが、不具合が発見されなかったことから、当該変成器が停電の原因と判断し、更に調査を行いました。

2.調査結果と推定原因
 当該変成器をメーカーで分解調査した結果、地絡が発生した部位以外には異常がなく、高経年化の兆候もなかったため、過去に当該部位で異常事象がないかを確認したところ、2007/01に本町変電所内の遮断器に不具合が生じ、当該変成器に異常電圧※3がかかったことで警報が出ていたことが判明した。
 その後、変成器に異常電圧がかかった時の影響について再現試験設備にて検証を行った結果、異常電圧がかかったことにより、徐々に絶縁耐力が低下し、絶縁破壊に至り停電が発生したものと推定しました。
 ※3:通常の系統には現れないような、急激な電圧変化

3.再発防止対策
 計器用変成器に異常電圧がかかる事象が発生した場合は、速やかに機器の臨時点検を行い、健全性の確認を実施し、必要に応じて取替え等を行うこととします。

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大阪市停電:4年前の不具合が遠因 <MSN産経 2011/07/26 19:02>を添削

 2010/12に大阪市中心部で発生した停電の原因について、関西電力は2011/07/26、本町変電所(大阪市中央区)で約4年前に起きた不具合が遠因となり、計器用変成器と呼ばれる機器がショートしたためとの調査結果をまとめ、経済産業省に報告した。

 計器用変成器は、電圧を高圧から低圧に変換する機器。関西電力によると2007/01、本町変電所内にある遮断器に不具合が発生。それが原因で変成器に異常な電圧がかかり、徐々に絶縁体の劣化が進んだ結果、ショートしたとみられる。

 関西電力は「今後、同様の事態が起きた場合は工場に持ち帰って詳細に点検したり、必要に応じて交換したい」としている。

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大阪市中央区、東成区の一部で発生した停電にかかる調査状況について <2010/12/27 関西電力株式会社>

 2010/12/07、大阪市中央区、東成区の一部で停電(大阪府庁舎、大阪合同庁舎2号館・4号館、成人病センター、大阪証券取引所ビル、大阪堺筋ビル、堺筋本町センタービル、国立病院機構大阪医療センター他、特別高圧合計19軒)が発生しました。怪我人はありませんでした。
[2010/12/07お知らせ済]

 当社は、その後、原因となった本町変電所(大阪市中央区安土町1丁目3番2号)の現場調査を行い、開閉装置の一つである計器用変成器※1が焼損していることを確認しました。メーカーの工場で、当該変成器の外観調査および分解調査を行ったところ、内部に地絡※2の痕跡があり、変成器内部から地絡したものと推定されました。

 なお、当該変成器以外の計器用変成器については、調査の結果、異常がないことを確認しています。

 今後、当該変成器の内部で異常が発生した原因について、再現試験等を行い、調査してまいります。

※1:計器用変成器
高電圧を低い電圧に変換する装置。本町変電所には6台あり、今回はそのうちの1台が焼損したもの。
※2:地絡
事故などによって、装置などに大地との電気的接続が生じ、異常な電流が流れること

以上

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大阪市中央区、東成区の一部で発生した停電について <2010/12/07 関西電力株式会社>

 本日13:35、大阪府大阪市中央区、東成区の一部で停電(大阪府庁舎、大阪合同庁舎2号館・4号館、成人病センター、大阪証券取引所ビル、大阪堺筋ビル、堺筋本町センタービル、国立病院機構大阪医療センター他、特別高圧合計19軒)が発生しました。

 原因は、本町変電所(大阪市中央区安土町1丁目3番2号)において、開閉装置に何らかの事故があったことによりますが、今後、詳細な停電原因を調査してまいります。

 なお、怪我人はありません。

<停電復旧状況>
 13:35 (特別高圧19軒)停電発生
 14:46 送電開始
 15:10 送電完了

以上

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大阪市中心部で1時間半停電 大阪府議会中断も 漏電か <共同通信 2010/12/07 21:35>を添削

 2010/12/07 13:35頃、大阪府庁など大阪市中央区と大阪市東成区の複数のビルが一時停電した。関西電力の本町変電所(大阪市中央区)で電圧を監視する計器用変成器1台にすすが見つかり、関西電力や大阪市消防局は漏電が発生して停電につながった可能性があるとみて調べている。送電は約1時間後に再開され、15:10までに復旧した。

 関西電力によると、停電したのは本町変電所の半径約2.5km圏内にある7000V超の特別高圧の電気を供給する19の契約先。一部の商業ビルは契約先に拒否されたとして公表しなかった。

 停電時、大阪府庁(大阪市中央区)では議会の決算特別委員会が開かれていたが、一時中断した。
伊丹、尼崎のアライグマ被害 いずれも犬の散歩中 <神戸新聞 2011/07/25 09:15>を編集

アライグマが出没した現場。注意を呼びかけるチラシが掲示されている=尼崎市田能3

 2011/07に伊丹市、尼崎市でアライグマが人を襲う事案が相次いでいる。確認されているだけでも2011/07/24までに6件報告されており、いずれも犬と散歩中だった。「凶暴な性質だが、自ら人を襲うことはまれ。ただ今回の個体は攻撃性が高い可能性がある」と専門家は解説。関係自治体は「犬の散歩の際には棒を持って。仮に犬が襲われても、決して間に入らないようにして」と注意を呼びかけている。

 兵庫県森林動物研究センター(丹波市青垣町)によると、アライグマは凶暴だが通常、人間を襲うことはない。ただ今回は親子連れとみられる複数の個体が数回目撃されており、「犬がいることで子どもへの防御本能が働き、親が攻撃的になる可能性はある」と指摘。「アライグマにも個性がある。特に犬に反応していることから、過去に犬に恐怖を覚えた経験がある個体かもしれない」と分析する。
 アライグマは日本固有の種ではなく北米が原産。ペットが逃げ出したり、飼えなくなって放されたりした個体が野生化し、県内では神戸市北部、西部、三田市などを中心に生息域を広げつつある。

 兵庫県内の捕獲数は、2005年度は361匹だったが、2006年度には2100匹と急増し、2009年度は3281匹を数えた。尼崎市は2008年から14匹、伊丹市は2009年から17匹を捕獲している。

 アライグマが定着すると農作物や文化財などへの被害が懸念され、阪神間でも5市1町で外来生物法に基づく防除計画を策定。芦屋市も策定を急いでいる。ただ、基本的には夜行性であることや行動範囲の広さなどから、詳細な生息状況は把握できず、根絶に至っていないのが現状だ。



 今回の6件は2011/07/03~07/22、伊丹市、尼崎市にまたがる約3km圏内で、いずれも被害者が早朝や夜間に犬を散歩中に襲われた。発生場所が藻川や幹線道路をまたいでいるため、別個体の可能性もあるが「一般的に数km単位で主に水辺沿いに移動する。よほど広い川でなければ渡るため、行動範囲から考えると同一個体の可能性も十分にある」と兵庫県森林動物研究センターはみる。

 目撃情報が寄せられているうちの多くが水路沿いだった。尼崎市には縦横に水路が走り、指定水路だけで総延長は200kmを超える。尼崎市は「移動に水路を利用している可能性があり、どこに出没してもおかしくない。離れているからといって安心せず、用心してほしい」としている。

 伊丹市、尼崎市は、現場付近の計6カ所に捕獲器具を設置。尼崎市は2011/07/19には体長30cmの個体を捕獲した。「まだ他にもいると思われるので、目撃した場合は知らせてほしい」と呼びかけている。
敦賀原発2号機、燃料棒に微小な穴か 放射性物質濃度上昇の原因 <共同通信 2011/07/25 18:40>を添削

 日本原子力発電(原電)は2011/07/25、敦賀原発2号機(福井県敦賀市、出力116万kW)で2011/05に一次冷却水の放射性物質濃度が上昇したトラブルについて、燃料棒に微小な穴が開いていたのが原因と推定されると発表した。穴が開いた詳しい経緯は不明という。

 敦賀原発2号機では、2011/05/02、冷却水中のヨウ素133と希ガスの濃度が大きく上昇して原子炉を停止。その後、2011/05/08と2011/05/21、配管に開いた穴から排気筒を通じ、微量の放射性ガスが外部に漏れた。

 原電が燃料集合体193体を調べると、集合体を構成する燃料棒1本に放射性物質の漏洩を確認。表面検査では発見できなかったが、燃料の被覆管にごく小さな穴が開いたとみられる。

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敦賀原発1号機、ベントなし 急遽設置へ <共同通信 2011/07/04 02:02>を添削

 沸騰水型原発の事故時に、放射性物質を含む原子炉格納容器内の蒸気を外部に排出して容器の圧力を下げる耐圧強化ベントの設備が、国内では日本原子力発電(原電)の敦賀原発1号機(福井県敦賀市)だけには設置されていないことが2011/07/03、分かった。

 敦賀原発1号機以外で、運転段階の原発は2000年前後に、その後新設された原子炉にも随時設置されたが、原電は「格納容器の圧力が上がって破損する確率は小さく、優先度が低い」として見送っていた。福島第一原発事故ではベントが必要になり、原電は急遽、実施中の定期検査で敦賀原発1号機に設置することを決め公表、福井県などにも連絡した。

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敦賀原発2号機が運転停止へ 1次冷却水で放射能濃度上昇 <共同通信 2011/05/02 19:34>を添削

 日本原子力発電(原電)は2011/05/02、運転中の敦賀原子力発電所2号機(福井県敦賀市、出力116万KW)の一次冷却水の放射性物質濃度が上昇していると発表した。規制値を大幅に下回る値だが、核燃料から漏れだしている疑いがあるとして今後、原子炉の運転を停止して調べる。原電では、東海第二原発が地震で、敦賀原発1号機が定期点検でそれぞれ停止中。両機が再開しないままだと保有する全ての原発が停止することになる。

 敦賀原発2号機では、前回調査(2011/04/26)と比べて一次冷却水中の放射性ヨウ素133の濃度が2倍の1ccあたり4.2Bq、希ガスが750倍の1ccあたり3900Bqあった。規制値は放射性ヨウ素133が対象で1cc当たり4万Bqまでとされ、今回の検出値は1万分の1となる。

 ただ、原電は核燃料の被覆管に何らかの損傷があるとみており、週1回の放射能の測定を毎日にし、状況を監視し続けたうえで原子炉の運転も停止する方針。その上で損傷個所を特定する。停止時期は未定としている。

 敦賀原発2号機は、加圧水型軽水炉(PWR)。原子炉で熱された一次冷却水が配管を介して二次冷却水を加熱、蒸気を発生させて発電タービンを回す仕組み。敦賀原発2号機は193体の燃料を2010/02に装荷し、2010/07から燃焼させている。
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# 敦賀原子力発電所の発電電力は、関西電力・中部電力・北陸電力へ売電されている。
シー・シェパードのスティーブ・アーウィン号を差押え 漁網切断で英裁判所決定 <MSN産経 2011/07/21 01:23>を添削

【共同】アメリカの環境テロ団体シー・シェパードにマグロ漁船の網を破られたとマルタの漁船側がシー・シェパードを訴え、これを受けたイギリス・スコットランドの裁判所の決定で、シー・シェパードの抗議船スティーブ・アーウィン号が差し押さえられていることが分かった。マルタのタイムズ紙(電子版)が2011/07/20までに伝えた。

 タイムズ紙によると、シー・シェパードは2010/06、クロマグロ漁中の漁船の網を、魚を逃がすために切断。被害に遭った漁船側が損害賠償請求訴訟を起こしていた。

 シー・シェパード代表のポール・ワトソン(傷害容疑などで国際手配中)はシー・シェパードのウェブサイトで、スティーブ・アーウィン号がスコットランドのシェトランド諸島の港で差し押さえられていると説明。預託金約140万ドル(約1億1000万円)を納められなければ、スティーブ・アーウィン号が売却される可能性もあると訴え、支持者に寄付を求めた。
【復興日本】第3部 120日後の現実(5) 滑走路が消える <MSN産経 2011/07/16 08:05>を編集
【復興日本】第3部 120日後の現実(4) 地元行政マン 焦りと葛藤 <MSN産経 2011/07/15 07:50>を編集
【復興日本】第3部 120日後の現実(3) 水産の街 見えぬ青写真 <MSN産経 2011/07/14 01:30>を編集
【復興日本】第3部 120日後の現実(2) 取り残された3セク鉄道 <MSN産経 2011/07/13 12:22>を編集
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