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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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福島第一原発:吉田所長が病気療養のため異動 既に入院 <毎日新聞 2011/11/28 16:24>を編集

 東京電力は2011/11/28、福島第一原発所長の吉田昌郎が病気療養のため、2011/12/01付で原子力・立地本部に異動する人事を発表した。既に入院している。被曝との因果関係は指摘されていない。2011/03の事故後、収束に向けた現場作業の陣頭指揮を続けてきた。
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# 下の記事と関係していそうですね。

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福島第一原発:2008年に津波可能性 本店は対策指示せず <毎日新聞 2011/11/28 02:00>を編集

 2008年に東京電力社内で、福島第一原発に想定を大きく超える津波が来る可能性を示す評価結果が得られた際、原発設備を統括する東京電力本店原子力設備管理部が、「現実にはあり得ない」と判断して動かず、建屋や重要機器への浸水を防ぐ対策が講じられなかったことが2011/11/27、分かった。東京電力関係者が明らかにした。2011/12に中間報告を出す政府の事故調査・検証委員会も経緯を調べており、研究の進展で得た津波リスク評価の扱いや対応が適切だったかが焦点となる。

 東京電力関係者によると、社内研究の成果である新たな津波評価を受け、東京電力原子力・立地本部の幹部らが対応策を検討した。その際、設備を主管する東京電力原子力設備管理部は「そのような津波が来るはずはない」と主張。評価結果は学術的な性格が強く、深刻に受け取る必要はないとの判断だったという。東京電力原子力・立地本部の上層部もこれを了承した。

 東京電力原子力設備管理部は、2006年に発覚したデータ改竄の再発防止のため実施した2007/04の機構改革で「設備の中長期的な課題への計画的な対応や設備管理の統括をする」として新設された。部長は発足時から2010/06まで吉田昌郎(現・福島第一原発所長)が務めた。

 東京電力は2008年春、明治三陸地震が福島沖で起きたと仮定、想定水位5.7mを大幅に超え、最大で水位10.2m、浸水高15.7mの津波の可能性があるとの結果を得た。東京電力関係者は「評価結果をきちんと受け止めていれば、建屋や重要機器の水密性強化、津波に対応できる手順書作りや訓練もできたはずだ」と指摘している。
 東京電力広報部は「自主的に試算した内容については、土木学会に審議してもらい、設備に反映させていくつもりだった。学会に審議を要請したのは2008/10で、軽視や放置をしていたわけではない」としている。
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ホテルシェレナ跡:高層マンション建設へ <神戸新聞 2011/11/28 15:45>を編集

 阪神淡路大震災で閉鎖され、駐車場として利用されてきた旧ホテルシェレナ(神戸市中央区元町通6)の本館跡地の一部に24階建分譲マンションが建設されることが分かった。
 ホテルシェレナの跡地は約5500平方メートル。震災で全壊判定を受けて営業を停止し、本館、東館、西館の跡地が売却された。本館跡地の一部には2009年、学生寮が完成。本館の残る部分には高齢者向け高層住宅の建設が計画されたが不況で頓挫。駐車場として活用されていた。

 その土地を2010/10、住友商事が購入し、2011/11上旬、分譲マンションの建設に着工した。高さ約75m、敷地面積約1322平方メートル。137戸で、2014/03月下旬の完成を予定している。
# (仮称)神戸元町通6丁目計画、住友商事×近鉄不動産

 取り壊されずに残った西館は改装され、賃貸マンションとなる予定。東館跡地は駐車場として利用されている。

 神戸元町6丁目商店街振興組合理事長の片山泰造は「一体開発を求めてきたが、今の時代は難しい。商店街に新しい入居者を取り込む努力をしたい」と話す。

 神戸市都市計画総局によると、神戸市内にある20階以上の共同住宅は40棟。阪神淡路大震災前に比べて25棟増えた。さらに7棟の建築確認申請が出ている。

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■ホテル シェレナ
1986/09/27 元町・三越百貨店神戸店跡にオープン。地上14階建。
節電しても電力料金上昇 不透明な算定法浮き彫り <神戸新聞 2011/10/26 10:22>を編集

 関西電力の電気料金が9カ月連続で値上がりしている。一般的な家庭の場合、2011/11は2011/02と比べて333円の負担増となり、2011/12も上がる見通しだ。東日本大震災以降主力となった火力発電の燃料費高騰が主な理由だが、電気料金には燃料費の他、年間約300億円に上る福利厚生費なども原価に含まれる。政府の第三者委員会が指摘した東京電力と同様、ブラックボックスとも言われる不透明な料金システムに、冬も節電を強いられる消費者から不満の声が上がる。

 関西電力によると、月間使用量が平均的な一般家庭の場合、2011/02分の料金は前月比12円減だったが、2011/03以降は毎月9~54円ずつ上昇し、2011/11分は6724円になった。

 関西電力をはじめ電力各社の料金は、電気事業法に基づき、燃料価格の上下などによって変動する。関西電力によると、火力発電で使う液化天然ガスが世界的に高騰している他、東日本大震災以降、定期点検に入った原子力発電所の再開のめどが立たず、当初計画よりも火力の燃料を追加したことなどが影響したという。
 一方、電力各社は国の方針で、燃料費以外に人件費や減価償却費などを総原価として料金を算出する総括原価方式を採用。関西電力は現在、原価を2兆4111億円と算定する。
 ただし、人件費の中には健康保険料などの他、社員らが利用する保養所の維持管理費、クラブ活動費の一部、育児施設の利用補助など計約300億円の福利厚生費も含まれる。オール電化のPR費や業界団体への拠出金も原価として認められている。
 2011夏、顧客に15%の節電を要請し、冬場も続ける予定の関西電力だが、使用量を減らしても値上げで帳消しになるケースも。

 こうした電気料金の仕組みについて、資源エネルギー庁の担当者は「いろいろな見方はあるが、今後、見直しも含めて検討することになるだろう」。関西電力は「国の方針に基づいて最大限効率化の努力をしており、適切な原価を元に料金設定している」と話している。

【総括原価方式】
 電力会社が電気料金を決める際の算定方法で、電気事業法に基づき定められている。人件費、燃料費、修繕費などに事業報酬を上乗せして算出する。電力会社は赤字になる心配がない仕組みで、原子力発電所を次々と建設する財務基盤を支えた。福島第一原発事故の賠償費用捻出に向け東京電力の経費見直しを検討してきた政府の第三者委員会が問題点を指摘し、抜本的な検証を求めた。

▼「競争促す仕組みを」流通科学大総合政策学部准教授(公共経済学)青柳龍司
 総括原価方式は、国が電力会社に損失を発生させない仕組みを認めてきたということ。電力の安定供給と引き換えに、顧客に犠牲を強いてきたと見ることもできる。原価の中身を精査することは当然、求められる。総括原価方式では、電力会社がコスト削減に踏み込みにくい。発送電の分離や新規参入しやすくするなど競争を促す仕組みを考える必要がある。

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# え?知らなかったの?

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関西電力:90%超えわずか4日間 関電管内8月の電力使用率 <神戸新聞 2011/09/01 07:44>を編集

 関西電力が15%節電を要請する中、8月は電力需給の逼迫が懸念されたが、供給能力に対しピーク時の使用率が90%を超えた日は8/8、8/9、8/10、8/30の4日間にとどまった。危険域の95%に至る日は無かった。

 東京電力、東北電力管内の電力使用制限令は2011/09/09までに解除されるが、関西電力は「残暑で需要が増えることもあり得る」(関西電力 地域共生・広報室)とし、当初予定の2011/09/22まで要請を続けるという。

 8月のピーク需要は2011/08/09 14時台の2784万kWで使用率は94%。2010年の3095万kW(2011/08/19)を約10%下回った。企業が平日に集中していた操業を土日に分散させるなどピーク時間帯をずらす取り組みが進んだためとみられる。

 関西電力が公表していた最大需要予測は3138万kW。これに対し計画供給能力は原発の停止などで8月前半が2951万kW、後半が2965万kWだった。しかし、実際には2011/08/10の3010万kWなど計画値を上回る供給力を確保した日が5日間あった。関西電力は「計画能力は月平均の数値で、日々、火力の稼働率や他社からの融通などで調整している」と説明している。

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# 火力の稼働率を調整すれば、半分以上の電気を原子力に頼っていると宣伝している関西電力でも、原発なしでも大丈夫だということだ。

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関西電力:電車の間引き運転、今夏は要請しない方針 <2011/08/17 10:13 読売新聞>を編集

 関西電力は2011/08/16、関西の鉄道各社に対し、列車の運行本数を減らす間引き運転を今夏は原則として要請しない方針を固めた。電力の需給状況は厳しいが、間引き運転は社会的な影響が大き過ぎると判断した。企業や家庭への節電要請と他電力会社からの応援融通などで乗り切る考えだ。
 関西電力から具体的な要請があった場合に限り、近鉄やJR西日本は間引き運転を行う方針だった。他の大手私鉄も「間引きはできるだけ避けたい」との意向だ。阪急電鉄だけは「電力使用率が95%以上となる日が続けば、独自に間引き運転を検討する」としている。

 ただ、関西電力は、発電所の事故など今後不測の事態が起これば、改めて間引き運転要請を含めた節電策について、各社と協議する。
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淡路市 市営4駐車場有料化 <2011/11/22 読売新聞>を編集

■2011/12から 放置、占有車両を追放

 淡路市は2011/12/01から、東浦バスターミナル、神戸淡路鳴門自動車道・東浦IC、北淡ICの市営駐車場4か所(計690台)を有料化する。放置車両や、自宅の駐車場代わりにしている車を排除し、利便性をアップすることなどが狙い。淡路市は有料化により年間約3000万円の使用料収入を見込む。
 有料化する駐車場と台数は、東浦バスターミナル(376台)、東浦バスターミナル第2(89台)、東浦IC(119台)、北淡IC(106台)。

 淡路市によると、4か所で10台以上の放置車両を確認。夜間も駐車したままの車が多く、自宅の駐車場のように使っている人もいるとみられる。また、東浦IC、北淡ICに車を置きバスで神戸などに通勤する利用者から「いつも満車で置けない」との苦情も出ていた。

 有料化により、借地料の他、料金徴収機械の保守点検費、管理整備費、人件費などで年間計約2900万円が必要。2009年度から有料化を検討してきた淡路市は、「料金収入で一定の収益を上げられる。適正管理のため、相応の負担に協力してほしい」とする。

 利用料金は、2時間まで無料、24時間まで500円。定期券は、淡路市民や淡路市内在勤、在学者は月4000円、その他は7000円。回数券は、淡路市民や淡路市内在勤、在学者は15回5000円、その他は12回5000円。淡路市外への通勤、通学者には減免措置がある。定期券と回数券は、東浦バスターミナル管理棟と北淡IC駐車場で販売している。減免措置などの問合せは、淡路市管財課。
神戸大学附属住吉小同窓会費着服 前会長 坪井崇 逮捕 <神戸新聞 2011/11/23 22:13>を編集

 神戸大学附属住吉小学校(神戸市東灘区)の同窓会費を着服したとして、兵庫県警捜査二課と東灘警察署は2011/11/23、前同窓会長の坪井崇(53、西宮市甲子園五番町)を業務上横領容疑で逮捕した。調べに対し「間違いありません」と容疑を認めている。逮捕容疑は坪井が会長を務めていた2009/03/24~03/26、神戸市東灘区の銀行で、住吉小学校同窓会名義の口座から計700万円を引き出し、着服した疑い。

 坪井は2009/02に同窓会長に着任。同窓会費の振込先となっているこの口座の通帳、印鑑を一括管理していた。他にも、神戸大学附属中等教育学校住吉校舎の同窓会長、両校の保護者らでつくる後援会 九重会の会長も務めていたが、2011/07、坪井が管理する全ての同会名義の銀行口座から不正な出金が確認されたため、会長職を解任された。
 九重会などが調査したところ、九重会で約7200万円、住吉小同窓会で約1200万円、附属中同窓会で約560万円の計約9000万円が勝手に引き出されていたことを確認。3団体連名で2011/09、業務上横領容疑で、坪井を兵庫県警に告訴していた。

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神戸大学附属住吉校 保護者会前会長が8500万円流用 <神戸新聞 2011/08/07 21:26>を編集

 神戸大学附属住吉小学校・神戸大学付属中等教育学校住吉校舎(神戸市東灘区)の保護者らでつくる後援会 九重会は2011/08/07、前会長の坪井崇(53)が九重会の積立金を私的に流用していたと発表した。使途不明額は、同校の同窓会費と合わせ計8500万円に上るとみられ、九重会は業務上横領容疑で前会長を刑事告訴する方針。

 九重会によると、2011/05、学校図書室の設備更新などで積立金の取り崩しが必要になり、口座を管理している坪井に問い合わせたところ応じなかったため、事情を追及。坪井が「2007年から自分の事業に使ってしまった」と私的流用を認めたという。

 九重会は在校生や卒業生の保護者約700人が加入し、毎月3000円を役員が管理する口座に納めている。会費は設備更新など学校活動の支援に使われる一方、余剰金は坪井個人名義の口座に移して積み立てる仕組みになっていた。坪井は2003/04に後援会長に就き、2004年から自分名義の口座で後援会の積立金を管理していたという。積立額は7000万円程度あったとみられるが、口座にはほとんど残っていなかった。通帳は見つかっておらず、後援会がこれまで確認したこともなかった。また、坪井は2009年から小学校同窓会会長、2011年から中学校同窓会会長も兼務しており、代理人弁護士によると、両同窓会の運営費など約1500万円も流用していた疑いがある。2011/07下旬にすべての会長職を解任された。

 神戸大学瀧川記念学術交流会館(神戸市灘区)で2011/08/07に会見した九重会会長代行の西 修(51)は「(坪井は)活動に熱心で保護者からも非常に信頼されていた。裏切られた思い」とし、「積立金を管理する監査システムがなかったことを反省している。会員には大変申し訳ない」と話した。会見に先立ち開かれた保護者説明会には、約120人が出席した。参加者からは「子どもの教育環境に影響がないようにしてほしい」などの意見が出たという。出席した父親は「いきなり流用と聞かされて困惑している」と言葉少なだった。
記者も走った神戸マラソン 沿道52万人の力が支え /兵庫 <毎日新聞神戸版 2011/11/22>を編集

◇色あせない、思いやる心

 2011/11/20に開かれた第1回神戸マラソンに、記者(27)も参加した。生粋の神戸っ子で、生まれ育った街を駆け抜けたいという思いから初挑戦したフルマラソン。最後はフラフラになりながらも、沿道の人々に支えられて完走できた。市民の温かい思いやりに触れ、阪神淡路大震災被災地の神戸で開催された市民マラソンの意義をかみしめた。【村上 正】

 スタート地点の神戸市役所前は人の波。午前9時に号砲が鳴るも、私は最後尾のブロックのため、約20分後にようやくスタートした。直後の大丸神戸店前の沿道からは大声援が響き、リズムに乗れた。

 「頑張って、頑張って」。沿道の声援はどこまでも続き、私も笑顔で見知らぬ人々とハイタッチを繰り返した。長田区の民家2階からは応援の横断幕がかかり、家族総出で旗を振ってくれた。

 学生時代に野球をしていた経験から、体力には自信があった。実際、折返し地点の明石海峡大橋のたもと(17.7km)までは快調だった。しかし、中間地点を過ぎると、徐々に足が動かなくなっていった。歩いてはまた走ってを繰り返した。

 やっとの思いでたどり着いた27kmから30kmの給水ポイント2カ所で水がなくなっていたのに愕然とした。フルマラソン参加者は2万0642人。この人数に主催者側が対応できるのか、本番前から不安を覚えていたが、それが現実のものとなった。元々準備した水が足りず、後続集団まで行き渡らなかったのだ。目の前の女性ランナーは「水を。水を」とつぶやきながら体を揺らして歩いていた。脱水症状を引き起こしている様子だった。私も喉が焼け付き、心が折れそうになっていた。救ってくれたのは市民だった。31kmを過ぎた和田岬付近で足を引きずって歩く私に近くの女性は「水がないやろ」と言って、自宅からやかんに水をくんできてくれた。痛む膝を折り曲げ、やかんの口からがぶ飲みした。「おいしく飲んでくれたからうれしいわ」とほほ笑む女性。生気を取り戻した私は「おばちゃん、頑張って完走するわ」とお礼を言って再び走り始めた。

 その先々でも、チョコレートを一口サイズにして刻んで配ってくれる人、飴を手渡ししてくれる母子に出会った。水や食料がなく、街を歩き物資をもらい助けられた16年前の震災を思い出した。

 最後はこれまで受けた声援、支援に応えたいという思いだけで歩を進めた。ゴールタイムは6時間30分。制限時間(7時間)ぎりぎりだった。沿道の力がなければゴールはなかっただろう。

 「がんばろう神戸」の思いは神戸の地に生き続けている。「あきらめずに走ってもらいたい」という市民の願いがランナーに伝わった結果が、高い完走率(約97%)につながったと思う。沿道の市民52万3000人(主催者発表)も、神戸マラソンの主役だった。人を思いやる心。震災が自分たちに教えてくれたことは何年たっても色あせることはない。そう確信できたことがうれしかった。
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# かろうじて乗り切った神戸マラソン。

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兵庫県南部に強風 神戸マラソンイベント中止に <神戸新聞 2011/11/19 21:24>を編集

 兵庫県南部は2011/11/19、低気圧の接近に伴い一時強風に見舞われた。神戸海洋気象台によると、2011/11/19 13時頃、低気圧の中心が淡路島から大阪湾に達し、神戸空港では最大瞬間風速23.7mを記録した。

 神戸・ポートアイランドの市民広場ではこの日、神戸マラソン公式イベント 兵庫・神戸グルメフェスティバル が始まったが、午後に入り強い風雨で出店ブースのテントが飛ばされそうになり、会場内を歩いていた女性(64、福岡県)が、強風で倒れてきたスピーカーで右足に軽傷を負った。神戸マラソン実行委員会は、2011/11/19 14時すぎにイベントを中止。2011/11/20は10時からステージのみ開催する。

 神戸空港でも強風によりダイヤが乱れ、スカイマークの羽田発神戸行き105便(12:30神戸着、神戸経由長崎行き)が着陸せずに長崎空港へ向かった。これに伴い、13:05神戸発長崎行き143便が欠航。スカイマークはその後、長崎発神戸行きの振替便を出し対応した。
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# まあ、SKY146便(長崎14:50発神戸15:50着)に神戸までの乗客を振り替えたんだろう。

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神戸マラソン:参加3000人増、準備大急ぎ <神戸新聞 2011/08/12 08:55>を添削

 2011/11/20に開催される第1回神戸マラソンまで、あと100日となった。
 実行委員会が落選者に当選メールを誤送信し、該当者を全員当選としたため、エントリー数は約2万5000人と予定より約3000人急増。ランナーの集合場所を変更したり、警備人数を増やしたりと新たな対応を迫られ、実行委員会は警備計画の作成など準備を急いでいる。

 実行委員会は当初、神戸市役所前のスタート地点に近い東遊園地と磯上公園一帯をランナーの集合場所にする予定だった。しかし人数の大幅増で磯上公園を取りやめ、より広い神戸震災復興記念公園(みなとのもり公園)に変更した。
 みなとのもり公園からスタート地点へは国道2号線を渡る必要があり、兵庫県警は「新たに一部車線規制を行う必要がある」とする。さらにJR新長田駅付近のカーブなど、コースの一部でランナーが過密になる可能性も浮上。観客増も見込まれ、実行委員会に警備の増強を要請した。実行委員会は当初3000人ほどの警備員を検討していたが、150人前後増やすという。このため2011/07を予定していた警備計画の策定は、2011/08にずれこんだ。
(後略)

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神戸マラソンの抽選発表でミス 実行委が謝罪 <神戸新聞 2011/06/30 22:00>を添削

 神戸マラソン実行委員会は2011/06/30、出場の可否を知らせる抽選通知で、落選者5365人に誤って当選メールを送ったと発表した。実行委員会は謝罪した上で、この5365人を当選にした。

 神戸マラソンは2011/11/20、神戸市内で初開催。抽選・通知業務は専門雑誌「ランナーズ」などを発行する株式会社アールビーズに委託していた。

 実行委員会によると、定員2万人に対し、7万7421人が応募。当選しても出場キャンセルがあるため、2万3301人を当選とした。インターネットで申し込んだ当選者全員にメールで通知した後、落選メールを送るはずだったが、落選者の一部にも誤って当選メールを送ったという。メールを受信後、大会ホームページで入金手続きを確認すると、ホームページでは「落選」と表示されるため、実行委員会事務局などに苦情の電話が殺到した。

 アールビーズは2011/02の東京マラソン(応募者約33万5000人)などの大規模大会で同種業務の実績があったが、2011/05にコンピューターシステムを更新したため、プログラムミスが原因の可能性が高いという。

 2011/06/30夕、兵庫県庁で会見した実行委員会事務局長の広瀬雅樹は「結果を心待ちにされていた皆さんを混乱させて申し訳ない」と謝罪。メールを見て他の大会を辞退した人もいるといい、「判断に迷ったが、ぬか喜びさせるわけにはいかない」と説明し、誤送信した全員を当選にした。キャンセルが出たとしても出場者は当初計画よりも大幅に増えるとみられ、広瀬は「警備や開催費用の増大が予想されるが、総力を挙げて解決したい」と話した。

 また、実行委員会は東日本大震災の被災地から応募した845人を全員当選としたことも明らかにした。
神戸でマンション火災 6人が軽傷 <神戸新聞 2011/11/18 12:01>を編集

 2011/11/18 11:45頃、神戸市中央区山本通2のマンション 葉山ハイツ(6階建て)の3階から出火、約1時間40分後に消えた。神戸市消防局や生田警察署によると、数人が屋上に一時取り残されたが救出された。20~72歳の男女6人が軽傷を負い、うち女性4人が病院に運ばれた。
 マンション南西の部屋の2カ所の窓から煙が吹き出した。
 現場はJR三ノ宮駅の北西約600m、北野異人館街南西の住宅街。
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# 火元は クスム本場家庭料理 かな。インド料理店というよりは、インド人の家に遊びに行って食事をするという感じらしい。

  
スパコン「京」がアメリカ計算機学会のゴードン・ベル賞受賞 <毎日新聞 2011/11/18 12:06>を編集

 理化学研究所と筑波大学などは2011/11/18、共同開発した世界最速のスーパーコンピューター「京」(神戸市中央区)が、計算機を使った優れた応用技術に与えられるアメリカ計算機学会のゴードン・ベル賞を受賞したと発表した。ゴードン・ベル賞はスパコン分野でもっとも権威がある。受賞は実効計算部門の最高性能賞で、国内グループの受賞は2004年 海洋研究開発機構「地球シミュレータ」を使った研究以来7年ぶり。

 京は毎秒1京回以上の計算能力がある。研究グループは今回、京を使って半導体材料の性能の指標となる電子の通りやすさを調べるプログラムを開発。これまでになく高精度のシミュレーションができることを証明した。
 京は他にも、これまで性能が足りずにできなかった局地的豪雨や巨大地震・津波など複雑な過程を経て起きる自然現象などのシミュレーションに応用できると期待される。

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国会仕分け:スパコン「京」予算要求の縮減か見直しを <毎日新聞 2011/11/16 20:51>を編集

 衆議院決算行政監視委員会の小委員会は2011/11/16、国の税金の無駄遣いをチェックする国会版事業仕分けを実施した。計算速度世界一のスーパーコンピューター「京」など革新的インフラ構築について、委員14人中9人が「予算要求の縮減か見直し」が必要と判定。診療報酬明細書(レセプト)の審査事務については、業務を行う2法人に対し、委員11人が「組織・制度の改編」が必要と判断した。

 スパコンについては、維持管理など運営費の妥当性などへの疑問が相次いだ。2009年の政府の事業仕分けで「京」の開発費が110億円削減されながら世界一を達成したことについて、複数の委員が「110億円は本来、必要なかったのではないか」と追及。110億円の削減後に「京」の運営費が1.5倍になったことや、計算速度あたりの開発コストがアメリカの4倍あることも指摘された。「予算縮減」以外の委員の評価の内訳は、「組織・制度の改編」が4人、「来年度の予算計上見送り」が1人だった。
(以下略)

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神戸のスパコン 計算毎秒1京回達成 <神戸新聞 2011/11/03 09:48>を編集

 独立行政法人理化学研究所と富士通は2011/11/02、神戸・ポートアイランド2期で開発中のスーパーコンピューター「京(けい)」が、目標としていた計算速度毎秒1京回を超える毎秒1京0510兆回を達成したと発表した。2011/06時点で世界1位だった毎秒8162兆回を上回る記録。2011/11/16に発表される新たな世界のスパコン計算速度ランキングで2連覇を目指す。

 京は864台の計算機で構成されるが、今回の記録は2011/08に全ての設置が完了した後に出た。29時間28分にわたって故障なく動作し、システムを長時間安定的に動かせることも示せたとしている。2011/06の世界記録は672台が設置された途中の段階だが、2010年トップだった中国をはじめ、各国のスパコンを大きく引き離した。

 理研の計算科学研究機構(神戸市中央区)に設置された京は、現在ソフトウェアの試験中。2012/06に完成し、2012/11の本格運用開始を予定する。地震のシミュレーション、宇宙の起源・構造の解明といった研究分野の他、創薬、自動車・航空機の設計など産業利用も期待。海外の研究者から要望があれば共同研究も実施する方向で検討する。会見した機構長の平尾公彦は(中略)と語った。

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神戸大学統合研究拠点 ポーアイに完成 「京」と連携へ <神戸新聞 2011/06/29 10:43>を添削

 神戸・ポートアイランドで神戸大学が建設を進めていた統合研究拠点が完成し、2011/06/28、学長の福田秀樹が視察した。福田は隣接する次世代スーパーコンピューター「京」と連携した研究などに意欲を見せた。

 統合研究拠点には各学部の研究者が集まり、新エネルギー、新薬開発、宇宙開発など8つのプロジェクトに取り組む。建物は5階建て、延床面積約3500平方メートル。敷地は約2500平方メートル。

 京を活用した研究も実施。京などで計算したデータを立体映像で表示する3次元可視化装置も備えている。福田は「分野を超えて協力し、最先端の研究に取り組む。世界に成果を発信したい」と意気込む。

 2011/06/29に設置記念式典を開き、2011/06/30には神戸ポートピアホテルで記念シンポジウムを行う。神戸大学の教授らが、宇宙開発プロジェクト、エネルギー問題、情報科学などについて解説する。シンポジウムは無料。定員300人。

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理研のスパコン世界一に 神戸・ポーアイ <神戸新聞 2011/06/20 19:19>を添削

 独立行政法人理化学研究所と富士通は2011/06/20、神戸市中央区のポートアイランド2期で共同開発中のスーパーコンピューター「京」が、現段階の計算速度で世界ランキング1位に選ばれたと発表した。京の開発に当たっては、2009年の政府の事業仕分けで問題視、話題になった。

 日本のスパコンが世界一となるのは、2002~2004年に首位を守った独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)とNECによる横浜市の「地球シミュレータ」以来。スパコンの性能は国の科学や技術の水準を示すとして、かつて日米が激しく競り合っていたが、近年は中国やインドが台頭。2010年初めて、中国が世界一となっていた。

 東京工業大学のスパコン「TSUBAME2.0」も5位に入った。

 理研などによると、京は2012/06の完成、2012/11の供用開始を目指して開発中。システム性能を確かめるための計算で、1秒当たり8162兆回の演算を達成し、2位となった中国のスパコンに比べ3倍以上の性能となり、世界一に選ばれた。完成時には、1秒当たり1京回(1万兆回)を目指す。開発のためのプロジェクト予算は約1120億円で、気候変動予測などへの貢献が期待されている。

 理研理事長の野依良治(芦屋市出身)は「科学や技術は、実現できるかどうか分からないが、トップを目指さざるを得ない。科学技術こそが日本の生きる力だと考えないといけない」と強調した。

 ドイツ・ハンブルクで開催中の国際スーパーコンピューティング会議(ISC'11)が2011/06/20、上位500位を公表。順位は年2回更新され、2010/11の前回は、京は170位だった。

【スパコン「京」】
 文部科学省主導で2006年に開発が始まった次世代スーパーコンピューターで、800台以上の計算機をネットワークで接続する。現在は672台が接続され、頭脳に相当する中央演算処理装置(CPU)は約6万9000個。開発に参加したメーカー3社のうち、NECと日立製作所が業績悪化などを理由に2009年に撤退、残った富士通と理化学研究所が共同開発を進めている。「京」の愛称は、1秒当たり1京回という計算目標にちなんだ。
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# 事業仕分けのあの質問に、的確に答えられなかったあんたたちが悪い。もちろん、1位を目指さなければならないのは分かっているが、あの場でちゃんと答えなければいけないんだ。それが事務屋の仕事だ。
土地信託訴訟 兵庫県敗訴 知事「見通し甘かった」事業失敗 県民負担105億円 <2011/11/18 読売新聞>を編集

 兵庫県と土地信託を結んで加西市の県有地にスポーツ施設を整備した信託銀行2行が、事業を巡る借金計78億7900万円の返済費用を補償するよう兵庫県に求めた訴訟で、兵庫県に全額の支払いを命じた2011/11/17の最高裁判決。兵庫県は「2行は事業失敗の責任を取っていない」などと不満をあらわにするが、問題の背景には、バブル経済下で事業の成功を過信した兵庫県の見通しの甘さもあり、これらのツケとして県民は、利息を含めて105億円の負担を背負うことになった。

 加西市の青野運動公苑は、ゴルフ場、テニスコート、コテージなどを備えたスポーツ施設として1991年にオープンした。
 建設したのは、三菱UFJ信託銀行と住友信託銀行。兵庫県は1987年、2行と土地信託契約を締結し、2015年までの28年間で24億円の配当を受け取る計画だった。しかし、バブル経済の崩壊や阪神淡路大震災の発生などで事業収支は悪化し、2行は兵庫県を相手に事業資金として借り入れた金融機関への返済費用などの補償を求めて提訴した。

 2行の主張を全面的に認めた最高裁判決に対し、兵庫県は「事業は信託銀行に任せていた。相応のリスクを負担するのが筋」と反発する。しかし、事業が失敗した場合の損失補填の方法について明確なルールがなかったのも事実で、兵庫県幹部は「バブル経済の中で、事業は必ず成功するという前提で話し合われた面がある」と振り返る。兵庫県が2行に支払う総額は、利息を含めて105億4070万円に上る。

 兵庫県知事の井戸は記者会見で県民負担を招いたことを陳謝した上で、「(兵庫)県の立場からすれば、資金調達力に課題があったから土地信託を活用した。見通しは甘かったが、当時の状況ではやむを得ない。(支払いは)財政に損失を与える規模ではない」と釈明した。

 これに対し、市民オンブズマン兵庫 代表の森池豊武は「バブル期とはいえ、県民が負担を押しつけられる理由は全くなく、契約当時の責任者らが分担して負担すべきだ」と話した。

<メモ>
土地信託
 土地の所有者が信託銀行などと契約を結び、建物の建設や賃貸、テナント募集などを担当してもらい、収益の一部を所有者に配当として還元する事業方式。1986年の地方自治法改正で公有地も対象となり、各地の自治体で広がった。一般的な投資信託などと同様、元本の保証はない。

◆バブル崩壊で頓挫◆

 社団法人信託協会(東京都)によると、公有地の土地信託事業は制度が始まった1986~1995年度で42件。バブル経済の崩壊で多くの事業が頓挫し、1996年度以降はほとんど行われていないという。
 土地信託事業で生じた負債の責任を巡り、自治体と銀行側との間で争われるケースは大阪でも起きている。大阪市は2009/10、約150億円の負債を抱えて売却されたオフィスビルに関し、杜撰な運営で損害が生じたとして、土地信託契約を結んでいた信託銀行を相手に約10億円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。逆に、別の複合ビルを巡っては契約相手のりそな銀行など4行から2010/03、約160億円の損失の支払いを求める訴えを起こされるなど、4件の訴訟が大阪地裁で継続中だ。
 大阪大学教授(公共経済学)の赤井伸郎は「兵庫や大阪の訴訟は、契約当時に失敗を考えず、責任の所在が曖昧だったことが一因。今後、同様の事業を行うには、リスクと責任をきちんと事前に情報公開する必要があるだろう」と指摘する。
JR三ノ宮駅に来月移転 神戸市インフォメーションセンター <MSN産経 2011/11/16 02:09>を編集

■「神戸の観光情報、サクサク検索」

 神戸市の観光や市政について案内する神戸交通センタービル(神戸市中央区三宮町)の神戸市総合インフォメーションセンターが2011/12/01、JR三ノ宮駅構内に移転する。敷地面積が2.5倍になり、情報検索用タブレット型端末を置くなどサービス向上を図っており、神戸市は「神戸の玄関口の新しい顔として利用して」と話している。

 神戸市総合インフォメーションセンターは、神戸市内の観光施設の紹介、鉄道・バスなど公共交通機関の運行情報、市政に関する問合せなどに応対する神戸市の総合窓口。年間約14万件(2010年度)の利用があるが、観光客らから「場所がわかりにくい」「スペースが狭くて、車椅子などで入りづらい」などの意見が寄せられており、神戸市が移転を検討していた。

 移転先は、高速バスやポートライナーの乗場に近いJR三ノ宮駅東口のバスチケットセンター跡地。現センターの敷地面積(約30平方メートル)の約2.5倍の76平方メートルのスペースを確保しており、遠目にも目立つ赤を基調とした壁と、開放感のあるガラス張りの施設をデザインした。広々とした室内には、車椅子利用者にも対応したバリアフリーテーブルを置くほか、情報を自由に検索できるタブレット型端末、観光情報などを流す液晶モニターなどを設置する。整備費は約1700万円。年中無休で、利用時間は09時~19時(年末年始は短縮)。
痴漢事件の被告無罪 被害巡査の証言疑問 神戸地裁 <神戸新聞 2011/11/15 23:47>を編集

 兵庫県警の女性巡査(25)の胸を触ったとして、兵庫県迷惑防止条例違反の罪に問われた競艇選手 森下祐丞(26、神戸市)の判決公判が2011/11/15、神戸地裁であり、裁判官 片田真志は「女性巡査の証言は信用性に疑問がある」として無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。
 森下は2011/05/06 午前1時前、神戸市須磨区の歩道で、痴漢事件の捜査をしていた女性巡査とすれ違った際、右胸を触ったとして兵庫県迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕された。逮捕時から一貫して無罪を主張していた。
 判決では、唯一の証拠である女性巡査の証言の信用性を検討。女性巡査は当時、現場周辺で頻発していた痴漢事件の捜査中で「被告が突然、手のひらを広げて走って向かってきたが、体がすくんで反応できなかった」などと証言した。しかし、片田は「護身術などを身につけた警察官が、前方5メートルの距離から危害を加えようとする者に何の反応もできないのはあまりにも不自然」と指摘。さらに「(女性巡査は)不意の接触で混乱し、胸を触れられたと即断してしまい、直後に現行犯逮捕に至ったことから警察官として引き返せない状況になり、一部事実を曲げて供述しているのではないかと疑える」と証言の信用性を否定した。その上で「被告の主張には一定の真実味があり、不意にぶつかっただけだった可能性が十分認められる」と結論付けた。
(中略)
 「否認し続けると裁判になるぞ」「否認したまま、競艇選手をやっていけると思っているのか」。取調官から自白を促されたが、「やっていないことを認めるのは嫌だった」と強固に否認を続けた。
(中略)
 一方、須磨警察署副署長の瀬尾和章は「判決内容は承知していないが、捜査は適正に行われたものと認識している」とコメント。神戸地検次席検事の小尾仁は「検察官の主張が認められず遺憾。判決内容を精査し、上級庁と協議の上、適切に対応する」としている。
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# 認めれば、あなたハイやりましたね、で有罪100%。認めなければ無罪の道もある。

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<スポーツ報知 2011/05/25>を編集

 兵庫県警の女性巡査の胸を触ったとして、現役のボートレース選手が2011/05/06に須磨警察署に県迷惑防止条例違反で現行犯逮捕され、その後、神戸地検に起訴されていたことが2011/05/25、分かった。逮捕起訴されたのは、尼崎ボートレース場を拠点とするボートレーサー 森下祐丞(25)。
 須磨警察署によると、森下は2011/05/06 00:40頃、神戸市須磨区月見山本町の路上で、私服でパトロール中だった20歳代の女性巡査の胸を右手で触った疑い。森下は山陽電鉄 須磨駅から徒歩で帰宅中、約1km歩いたところですれ違いざまに女性巡査の胸をタッチした。女性巡査が「警察だ、逮捕する」と叫ぶと、森下は東へ猛ダッシュ。約100m逃走したが、女性巡査と、その声を聞いて合流した男性巡査2人の計3人に追われ現行犯逮捕された。
 森下は犯行当時、酒に酔った状態で電車に乗車。自宅の最寄り駅を通り過ごしたため、山陽電鉄 須磨駅に下車したという。須磨警察署の調べに「ぶつかっただけ」と容疑を否認しているが、2011/05/24に起訴され2011/05/25に保釈された。
 犯行現場近くには女子大もあり、最近は強制猥褻や下半身露出が相次ぎ、警察がパトロール強化中だった。
オレ様は中国だゾ!「裏付けのない正当性を繰り返す」国柄 <MSN産経 2011/11/06 09:10>を編集

 気が荒くて喧嘩早いだけでなく、図体が大きく腕力が強い。しかも、自らは文化程度が高いと鼻高々なのだが、実体は野卑で傲岸無礼。他人名義の無住の家屋を次々に窃取・接収し、既得権をタテに居座る。
 一方の当方は、高い知能を持ちながら、家訓によって喧嘩は御法度。もっとも、優しい・謙虚というより臆病で口喧嘩も不得手。強者にへつらうばかり。
 人間付き合いでも、こんながご近所関係だったら悲惨この上ない。警察・裁判沙汰にするか、引っ越すしか手立てなどない。
 ただし「嫌な奴」が隣の大国だったら、国連や国際司法裁判所に提訴しても、自国が世界の中心であり、国際法それ自体だと信じて疑わないから、国際機関の決議・勧告を無視することなど気にも留めない。まして、独立国家は引っ越すわけにもいかぬ。

■裏付けのない正当性

 ところで、上海東部の浦東国際空港に着陸予定だったカタール航空機が2011/08、豪雨で着陸出来ず1時間余り旋回。燃料が減ったため50km離れた紅橋国際空港への緊急着陸を求めた。残りの燃料は5分間分で緊急サインを発信した。にもかかわらず、同じ空域を飛行中の中国・吉祥航空機が、管制塔の待機指示を4度も拒絶し「順番は譲らない」「こちらは4分の量しかない」と我を通した。結果的に、カタール機が折れ、吉祥機の次に着陸した。その際、両機は衝突の危機に直面した。ところが、着陸後の調査で、吉祥機には1時間分の燃料が残っていた。虚偽申告だったのだ。驚くべきことに実話である。

 日本と中国の国柄の最大の違いは、日本が「意味のない反省を繰り返す」のに対して、中国は「裏付けのない正当性を繰り返す」点にある。
 中国が2011/03末、2年ぶりに発表した国防白書は典型だった。東・南シナ海の海洋権益保護を主要軍事目標・任務と位置付け、海軍の能力や装備をさらに拡大・強化する決意を鮮明にした。その上で「中国の国防政策は本質的に防御的」などと主張。さらに、その国防政策は「中国発展の道筋/根本任務/対外政策/歴史・文化・伝統」により決定付けられる、とする。

■日本の防衛白書には難癖

 「発展の道筋」とは「中国は平和発展の道を歩み、対内的に社会主義の『和諧社会』を、対外的には平和共栄の『和諧世界』の実現を目指す」こと。「和諧」とは調和を意味する。
 「根本任務」とは「改革開放を推進し、社会主義の現代化を進める」こと。
 「対外政策」とは「独立自主の平和外交政策」のこと。
 「歴史・文化・伝統」には「和を以って貴しとする理念/戦略上は攻撃を受けてから反撃する/いかに発展しても永遠に覇を称えず、軍事的拡張をしない」と力説している。
 一方、アジア太平洋情勢には「領土と海洋権益をめぐる争いが高まっている」と人ごとのように分析した。東・南シナ海で、領海や排他的経済水域=EEZに違法侵入し、緊張を高めているのは中国なのにだ。 

 ここまで自己を正当化されると、不快を通り越して笑える。しかし、笑ってばかりもいられない。自国の国防白書には限度なく甘い中国だが、日本の防衛白書には異常なほど難癖をつけ、挑みかかって来る。
 防衛白書は中国情勢につき「貿易不均衡や人権問題などをめぐる他国との摩擦、周辺諸国との利害対立をめぐる高圧的とも指摘される対応など、今後の方向性について不安を抱かせる面も」と表現した。例年より強い表現だとの指摘もあるがそれでも尚、不必要な遠慮が過ぎる。だのに、中国外務省報道官の馬朝旭は声高に反論した。

■「待っていた時」をつかむ

 「無責任な論評だ。強い不満を表明する/中国は平和発展路線を堅持している/いかなる国に対しても脅威にならない」
 揚げ句は「日本が真摯に自国の国防政策を反省することを希望する」ときた。そもそも「平和路線」か「脅威」かは、自国が判断することではなく、他国がどう感ずるかだ。シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(2011/06)では、30カ国から参加した閣僚を含む政府関係者や専門家から講演者の米国防長官に、あふれんばかりの質問が出た。それを聴けば、中国を明らかに「脅威」と感じている実体が完全に納得できる。いわく-
 「中国軍による米軍への接近拒否は、台湾侵攻時に最も懸念されるが、対処できるのか」
 「中国によるサイバー攻撃に対抗できるのか」
 各国の中華帝国への不信や反発は、今や「恐怖」と呼んでも差し支えない域まで高まっている。どこまでも上から目線。かつての最高実力者 鄧小平(1904~1997)が主唱した、頭を下げる低姿勢外交「韜光養晦」は一体、何だったのか。その答えは、元首相 李鵬(83)の言葉に凝縮されている。
 「屈辱に耐え、実力を隠し、時を待つ」

 「待っていた時」をつかみ始めた中国だが、白書を出した際、爪を隠して白々しくもこうコメントした。
 「白書を通して国際社会の信頼と協力を高めたい」

 無理です。

(九州総局長 野口裕之)
神戸ベイシェラトン買収を正式表明 温泉施設も新設 <神戸新聞 2011/11/10 08:04>を編集

 ホテルニューアワジ(洲本市)社長の木下紘一は2011/11/09、神戸新聞社の取材に応じ、神戸・六甲アイランドの大型ホテル 神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ(神戸市東灘区、276室)を買収することを正式表明した。新たに温浴施設を設け、観光客の取込みを強化する方針も明らかにした。

 ホテルニューアワジ100%出資で運営会社 ホテルニューアワジ神戸 を設立。社長にはホテルニューアワジ専務の木下学が就く。現在の運営会社 SHR神戸 の全株式と、ホテルの土地・建物を2011/12/01付で取得。取得額は非公表。全従業員310人も引き継ぐ。
# 株式会社SHR神戸は、チサンホテル等を運営するソラーレホテルズアンドリゾーツ株式会社の子会社。

 木下は、取得後の運営について「温泉と食事で“和”のくつろぎ空間を提供できるホテルにしたい」と強調。天然温泉施設を整備する考えを示した上で、「(現地での)掘削が難しければ、温泉地から湯を運ぶことも考えられる」とした。サービスについては、淡路島の食材を生かした和食を提供する他、旅館のような装飾を施すことで従来の都市ホテルと差別化し、観光客の取込みを強化する考え。客室面積の拡張を検討しており、場合によっては客室数を減らす。

 神戸ベイシェラトンは近年、客室の平均稼働率が約8割で推移していたが、デフレによる価格競争の激化で収益が低迷。SHR神戸の親会社が、収益を確保しにくいグループ内の大型ホテル売却を順次進めていた。今回は、ベイシェラトン側の打診を受けたホテルニューアワジが応じたという。

 木下は、ベイシェラトンについて「(知名度が高い)外資系ブランドと、立派な設備は利点」と評価する一方、「経営トップと従業員との意思疎通が十分に図れていなかった」と指摘。「神戸市内は厳しい経営環境だが、観光ホテル経営で培った、きめ細かなもてなしのノウハウを生かせば、経営体質を改善できる」と述べた。
阪神高速、距離別料金へ 普通車上限900円 <神戸新聞 2011/11/09 12:17>を編集

 阪神高速道路株式会社は2011/11/09、定額制の高速料金を2012/01から走行距離に応じた距離別料金制に移行すると発表した。国土交通省が2011/11/09付で許可した。
 自動料金収受システム(ETC)搭載の場合、普通車は500~900円、大型車は2倍の1000~1800円となる。ETC非搭載の場合はそれぞれ上限額を適用。近距離の利用では現行より値上がりするケースもある。

 兵庫県や神戸市など5府県市議会から関連議案の承認を得た阪神高速が2011/11/07、国に料金変更の許可を申請していた。阪神高速道路が1964年に開通して以来、距離別料金の採用は初めて。距離に応じた公平な負担を求める利用者の声に応えた。

 現在の料金は路線別の定額制で、普通車は阪神東線が700円、阪神西線、阪神南線が各500円となっている。
 新制度では路線の区別をなくし、ETC搭載の普通車で6km以下が500円。以降、6kmごとに100円刻みで加算し、24km超は全て900円とする。
 月見山(神戸市須磨区)から東行きを利用した場合、約25km先の西宮インターまで現行は500円だが、新制度では800円(2013年度まで割引適用)となり300円の値上げ。約34km先の大和田(大阪市西淀川区)になると、現行より300円安い900円となる。本州四国連絡道路との乗り継ぎなど、各種割引制度も改定される。

 阪神高速の試算では、利用者のうち実質値上がりか値下がりになるのがともに3割。残る4割は据置きとみている。

 距離別料金制導入をめぐっては兵庫県議会が付帯決議で、2013年度末に多くが終了する割引制度の継続、阪神高速と本四連絡道などとの料金の一元化などを求めている。

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阪神高速道路(阪神圏)の通行料金等についてのお知らせ ~お客さまにより利用しやすい料金へ~ <2011/11/09 阪神高速道路株式会社>を編集
http://www.hanshin-exp.co.jp/company/pressrelease/2011-1109-kyoriryoukin.html

 阪神高速道路株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役会長兼社長:大橋光博)は、阪神高速道路(阪神圏)の通行料金について、料金圏のある均一料金(阪神東線700円、阪神西線500円、阪神南線500円)から料金圏のない対距離制(500~900円)の距離料金へ2012/01/01(日)午前0時から移行します。

 阪神高速道路では、都市内における大量の交通を能率よく円滑に処理するために、通行料金について、出口料金所の必要のない均一料金を採用してまいりました。しかしながら、
・ネットワークの拡大に伴い、同一料金圏内で長距離利用も短距離利用も同一料金であり、また同一料金圏内のみの利用と複数料金圏にまたがる利用とでは同じ利用距離でも通行料金が異なるなどの不公平感が拡大してきたこと
・ETCの整備により出口料金所がなくても利用距離を把握し料金計算が可能となったこと
・多くのお客さまがETCをご利用いただく状況となったこと
などから、国や地方自治体の意見を踏まえながら、料金圏のない対距離制(500~900円)へ移行することとしました。

対距離制移行の概要
1.料金圏(阪神東線、阪神西線、阪神南線)の撤廃
2.ETC普通車500円(6km以下)~900円(24km超)利用距離に応じた料金(6kmごとに100円ずつ加算)
3.現金でご利用の場合は普通車900円(一部端末区間は距離に応じて500~800円)
4.各種割引及び現金のお客さまへの支援の実施

 なお、より使いやすい阪神高速ネットワークの形成をめざして、大阪港線東行きから環状線北行きを直接接続する信濃橋
渡り線(仮称)の整備に着手します。

別添資料(抜粋)
p1:◆阪神高速の距離料金と割引項目(阪神圏)
【料金の額】
ご利用(営業)距離/普通車/大型車
~6kmまで/500円/1000円
6km超~12kmまで/600円/1200円
12km超~18kmまで/700円/1400円
18km超~24kmまで/800円/1600円
24km超~/900円/1800円

※現金のお客さまは、ご利用の入口から利用可能な最長距離に応じた料金となり、一部端末区間を除き普通車900円、大型車1800円となります。(一部端末区間はp5)
 現金のお客さまに対する支援策はp6~10。
(略)

p3:阪神高速の料金割引(阪神圏)

・対距離制移行に際して、地方からの意見を踏まえた以下の割引について、当面2013年度まで実施します。

①NEXCO・本四との乗継割引(割引額:普通車▲100円 大型車▲200円)
 -NEXCO・本四の管理する高速道路と阪神高速道路を乗継利用し、阪神高速道路の利用が6km以下の場合に適用されます。(ETC車対象)
  ※乗継対象箇所:豊中IC、松原JCT、東大阪JCT、西宮IC、月見山(第二神明)、西宮山口JCT、布施畑JCT、伊川谷JCT、りんくうJCT

②西線内々利用割引 (割引額:普通車▲100円 大型車▲200円)
 -阪神西線(北神戸線、神戸山手線、神戸線、湾岸線)のみを6kmを超えて利用する場合に適用されます。(ETC車対象)

③端末区間割引 (表示は割引後額)
 -池田線(池田木部~神田)普通車300円/大型車600円(全車対象)
  ※平日(月~金)の通勤時間帯(6時~9時、17時~20時)に利用した場合は、普通車150円/大型車300円(ETC車対象)
 -西大阪線(北津守~安治川) 普通車200円/大型車400円(全車対象)
  ※早朝深夜(0時~6時、22時~24時)に利用した場合は、普通車100円/大型車200円(ETC車対象)
 -東大阪線(東大阪JCT~第二阪奈)普通車200円/大型車400円(全車対象)

④物流事業者向け割引の拡充
 -車両単位割引 現行最大13%割引を最大20%割引に拡充
 -契約単位割引 現行5%割引を10%割引に拡充

⑤新神戸トンネルの移管
 -移管迄は現行割引(新神戸トンネルと阪神高速北神戸線・神戸線とを連続利用する場合の連続利用割引)を継続します。(ETC車対象)(割引額:普通車▲300円 大型車▲600円)

 ・環境ロードプライシングは、基礎的な料金として継続します。 ※障がい者割引、路線バス割引も継続します。

p6:◆現金のお客さまへETC車載器購入助成等の支援策を実施します

【実施メニュー】
①ETC車載器購入助成
②ETC利用履歴発行プリンタープレゼント
③ETC利用履歴発行プリンターの増設
④ETCパーソナルカード新規入会キャンペーン
⑤ETC利用照会サービスの広報
⑥阪神高速パーキングエリア買物割引券プレゼント

p11:◆信濃橋渡り線(仮称)の整備
○3号神戸線・16号大阪港線から11号池田線・12号守口線に向かう場合、現状では1号環状線を半周迂回する必要があります。
○16号大阪港線東行きから1号環状線北行きへの渡り線・付加車線の整備により、走行距離・走行時間を短縮することが可能となります。
計画概要
○事業箇所:大阪市西区西本町付近
○設計速度:40km/h(渡り線)
○車線数:1車線(渡り線)
○完成予定:2016年度
○工事概要:付加車線800m+渡り線170m+付加車線710m
「市議会答弁に抗議して暴行受けた」神戸市職員が提訴 <神戸新聞 2011/11/09 20:01>を編集

 2010/02の神戸市議会で、当時の神戸市交通局長 澤木健夫の答弁に抗議した神戸市交通局の男性職員(48)が澤木から暴行を受けたとして、神戸市に対し380万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁に起こしていたことが2011/11/09、分かった。

 訴状によると、男性職員は2010/02/23に開かれた神戸市議会港湾交通委員会を傍聴。港湾交通委員会は神戸市バスの中央営業所で売上金がなくなった問題などを審議していたが、男性職員は澤木の答弁内容を虚偽だと感じ、終了後、澤木に「嘘の答弁したらあかんで」と指摘。澤木は「何が嘘じゃ、こら」などと叫んで職員の胸ぐらをつかんだ。男性職員は首に約10日間の怪我を負った上、精神的ショックで抑鬱状態となり7カ月間の休職を余儀なくされたとして、治療費や慰謝料などを求めている。
 澤木は既に退職し、2010/06、神戸地検が暴行罪で起訴猶予処分としていた。男性職員は澤木に対しても同額の損害賠償を求め提訴しており、「売上金問題で真実を述べてほしいと思って声を掛けた。交通局長という立場上、神戸市にも責任がある」と話した。一方、神戸市交通局職員課長の碓永信幸は「訴状を見ていないのでコメントできない」と話している。

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神戸市バス売上金不明問題:窃盗容疑で神戸市が告訴状 <神戸新聞 2010/07/02>を添削

 神戸市バスの石屋川営業所(神戸市灘区)で売上金の一部がなくなっていた問題で、神戸市交通局は2010/07/01、「通常の事務処理では生じない不自然なもの」と結論付け、窃盗容疑で灘警察署に告訴状を提出した。

 神戸市交通局は、中央営業所での売上金の不明を受け、全8営業所の売上金と車内の運賃徴収データを照合。石屋川営業所では2009/12/04~2010/01/15の各金曜日のうち5回で、計132枚の千円札が不足していた。神戸市交通局は「機械の精度上発生する誤差ではない」とし、金庫から盗まれたと判断した。一方、調査できた2008/10~2010/03の石屋川営業所の不明金は約100万円に上り、こちらも金曜日の不足が目立っている。

 神戸市バス営業所の不明金をめぐっては、中央営業所で2010/01、売上金を保管する金庫に鍵が差し込まれたままになっているのを職員が発見、調べたところ売上金の一部がなくっていた。神戸水上警察署が窃盗容疑で捜査している。

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神戸市バス売上金不明問題:2営業所で600万円不明 <神戸新聞 2010/05/31>を添削

 神戸市バスの中央営業所(神戸市中央区)で売上金の一部がなくなっていた問題で、神戸市交通局は2010/05/31、新たに石屋川営業所(神戸市灘区)でも不明金があった、と発表した。神戸市交通局によると、調査できた2008/10~2010/03の両営業所の不明金は、計約590万円に上る。

 神戸市交通局は、銀行で精算した売上金と車内の運賃徴収データを照合。その結果、全8営業所のうち中央営業所で約490万円、石屋川営業所で約100万円の不明金があった。石屋川営業所では、金曜日の不足が目立つなど不自然な点もあった。両営業所とも室内で金庫を保管しているが、外部から侵入した形跡はない。

 中央営業所では2010/01、売上金を保管する金庫に鍵が差し込まれたままになっているのを職員が発見、調べたところ売上金の一部がなくっていた。神戸水上警察署が窃盗容疑で捜査している。
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# 過去も含め、従業員がみんなで補填すればよい。石屋川営業所は「勝手に他路線に応援、超勤手当を詐取」というのも過去にありましたね。

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神戸市バス売上金不明問題:営業所の不要の鍵悪用? <神戸新聞 2010/04/17>を添削

 神戸市バスの8つの営業所に置かれる金庫の鍵複数本の在りかが分からなくなっている。

 鍵は全営業所共通で神戸市役所などにもあるが、2010/01に売上金がなくなった中央営業所(神戸市中央区)の金庫は、これらとは別の鍵で開けられたとみられる。神戸市によると、2005年以前の鍵の管理簿がなく、総数が把握できない。不要になった鍵が使われた疑いもあり、神戸市は特別調査チームを設置、解明を進める。

 中央営業所では2010/01/03朝、出勤した職員が、売上金を保管する金庫に鍵が差し込まれたままになっているのを発見。確認すると約5万円がなくなっていた。被害届を受けた兵庫県警神戸水上署が窃盗事件として捜査している。

 神戸市によると、神戸市交通局各営業所共通の鍵は計36本あり、所長、取引先銀行、神戸市が保管。差し込まれていた鍵とは別に、中央営業所で管理する鍵は、割印をした封筒の中に入っており、他の35本とともに使われた形跡はなかった。鍵は約10cmの円柱形。複雑な突起があり、合鍵をつくるのはほぼ無理。このため、神戸市が過去に鍵を紛失したケースなどがなかったか調査したところ、2005年以前は鍵の管理簿がなかったことが判明。現在と同型の鍵を導入した1987年以降、営業所の統廃合や古くなった鍵を新調していたことも分かった。神戸市は「不要になった鍵が流出、悪用された疑いもある」と指摘。「鍵を持っている者がいる」といった情報も寄せられている。

 神戸市バスの車内で徴収した運賃は運転手が料金箱ごと営業所に持ち帰り、そのまま現金に触れずに金庫へ移し換える。金庫を開けるのは、売上金を回収する銀行員だけ。中央営業所では2009/10~2009/12の売上金の銀行精算額が、料金箱の運賃徴収データより約95万円少なかった。データの残る2004年以降では少なくとも数百万円の差額がある。何者かによって金庫から売上金が継続的に抜き取られていた疑いも浮上している。

 被害を受け神戸市は2010/04、金庫の鍵を付け替え、全営業所に監視カメラを設置。吉武準一・交通局長は「鍵の管理が杜撰だった。徹底的に調査する」と話している。

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# 杜撰というのは管理しているときに使う言葉です。管理してないんだから杜撰も何もない。
三重スリーアローズ:退団相次ぎ所属選手は1人だけ 存続危機 <毎日新聞 2011/11/08 08:51>を編集

 プロ野球の独立リーグ 四国アイランドリーグplusを今季で脱退した津市の三重スリーアローズの選手25人のうち、19人が自主退団し、5人が任意引退していたことが2011/11/07、分かった。所属選手は1人だけとなり、球団の存続は極めて厳しい状況となった。

 球団関係者らによると、2011/09のリーグ脱退表明後、スリーアローズは関西独立リーグへの参加を打診したが拒否された。球団はさらに三重県で新リーグの創設などを模索していたが不調に終わった。このため、所属選手は将来に不安を感じて退団したとみられる。

 球団は2011/09下旬、選手に対し今後の進路を自由に決めるよう指示していた。選手の1人は今月上旬、球団幹部から「(球団の存続は)難しい状況だ」と説明されたという。

 スリーアローズは2009年、大阪ゴールドビリケーンズとジャパン・フューチャーベースボールリーグ(JFBL)を創設し、三重県初のプロ野球チームとして発足した。しかし、初年度の2010年、大阪ゴールドビリケーンズの選手による野球賭博問題を発端にリーグは1年で消滅した。2011年は四国アイランドリーグplusに参戦し、2011/05には中日などで活躍した投手の野口茂樹が入団し話題を呼んだが、加盟金や年会費などを巡ってリーグ側と対立し脱退を表明した。チームも今季は17勝41敗で、5チーム中 最下位に終わった。
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# 株式会社三重ベースボールサポート:代表取締役社長 壁矢慶一郎

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吉田えり、兵庫で再起誓う 関西独立リーグ練習生に <神戸新聞 2011/04/12 15:19>を添削

 昨季、アメリカ独立リーグでプレーした吉田えり投手が2011/04/11、関西独立リーグ 兵庫ブルーサンダーズの練習生として三田市内で始動した。照準に定めているサマーリーグで結果を出して、再びアメリカチームの契約を得ようと、静かに闘志を燃やしている。

 2011/02のウインターリーグでは、0勝1敗、防御率14.73。一番の課題は制球としながらも「ナックルにもスピードが必要だと分かった」と決め球の改善が必要と痛感した。上手や下手への転向も試したといい、今のフォームはやや肘を高くしたスリークォーター。ウェークフィールド(レッドソックス)らナックルを駆使する投手の映像を繰り返し見て「みんなクォーター気味で、同じ一定のリズムで投げていた」と気付いた。

 2009年に関西独立リーグの神戸9クルーズでプロデビューした時は高校生。19歳となり「久しぶりに2年前の映像を見たら、フォームに力が全然なかった」と笑いを浮かべつつ、「ナックルボーラーはアメリカになじんでいる。挑戦したいと思う」と意気込んだ。
詐欺容疑で神戸市職員を逮捕 兵庫県警 <神戸新聞 2011/11/08 11:46>を編集

 他人に譲渡する目的で銀行口座を開設したとして、兵庫県警組織犯罪対策課と垂水警察署は2011/11/08、詐欺の疑いで、神戸市都市計画総局技術管理課職員 西田昌弘(52、神戸市垂水区山手)を逮捕した。兵庫県警は同日、容疑を裏付けるため、西田が勤務する神戸市役所や自宅など数カ所を捜索した。
 逮捕容疑は、2010/12/20、自分が使うように装い、神戸市中央区の銀行支店で預金口座を開設し、それぞれ通帳1通とキャッシュカード1枚を騙し取った疑い。「ヤミ金業者に借りた金が返せず、頼まれて作った」と容疑を認めている。

 兵庫県警によると、この口座は2011/01、警視庁にヤミ金融業者の振込先口座として届出があった。西田は、別の3金融機関でも口座を開設しており、兵庫県警が事件との関連と転売先を調べる。兵庫県警はこうした通帳詐欺事件などを振込め詐欺などの犯罪を助長する犯罪インフラ対策として取締りを強化している。

 神戸市によると、西田は1979年に採用され、現在は公用車の運転を担当している。

 2011/04以降、神戸市職員の逮捕は、大麻所持、ガールズバーで未成年を働かせたりするなど、6人目となる。
http://ameblo.jp/ika3tako8/
政治主導? <okonomi38のブログ 2011/09/27 12:42:20>を編集

2011/09/26の産経新聞に【尖閣、船長釈放「菅・仙谷氏が政治判断」松本前参与が証言】との記事が掲載されたが、疑問が残る内容であった。
そもそもなぜ今この時期に、このような証言をするのであろうか。
中国が再び、海洋調査船を尖閣周辺に送り込んできているからなのか、事件から1年という節目で、忘れ去られていた事件に少し注目が集まったからであろうか、それとも、菅直人氏が辞職したからだろうか。
記事の内容は、2010/09/08に、テープを見た官邸側が「テープ自体が証拠にならないとの致命的なミスがあり、公判にたえられず、有罪にもならないと判断した」というものであるが、この話だけでは正確な内容が伝わらない。
官邸側とは誰のことを指すのであろうか、致命的なミスとは何か、これらのことが明らかにならない限りは、この話を鵜呑みにはできない。
これらのことを明らかにしないのはなぜか。
その問題は後に置いておくとして、この話が本当であるとして話を進めると、そもそも、行政府が司法の領域である公判の維持について判断すること自体が三権分立の精神をないがしろにしている。
他にも、この証言に、対しては
・あの映像を見る限り、中国漁船が巡視船に故意に体当たりしていることや外規法違反(日本の領海内での違法操業)は明らかである。
・当時の国土交通大臣は、映像を見て中国側の非を明言している。
・ビデオカメラは一台ではないので映像は一種類だけでない。またビデオだけでなく写真も撮っているはずである。
・世の中には様々な事件が起こっているが、発生の瞬間を映像に収めたものは非常に少ない。それでも公判が開かれ、有罪判決が下っている。
などの疑問点がある。
もしかすると、弁護士出身の人間が、知識のない人間を丸め込んだという可能性もあるが、そうであれば、当初から公判での証拠となりえないことを認識していたのに2010/11/05以降、映像が公判での証拠だと言い張っていたことを、どう説明するのであろうか。
また、那覇地検が釈放の理由を説明した時に、証拠が不十分であるとの説明がなされなかったのはなぜか。(当時は多くの人が映像を見ていなかったので、国民は納得したかもしれない。)
等々、疑問は尽きない。
このような中途半端な言い訳は、かえって疑念を強めるだけであり、何よりも、このような重大な話を肝心なことを明らかにせず中途半端に言い、さも日本側の捜査手法に落ち度があったかの印象を与えることは大問題である。
何れにしても瑕疵があったのであるならば、誰が判断したのか、何がそうだったのかをはっきりしなければ話の信憑性は薄いと言わざるを得ない。
一方で検察が自身の判断で釈放したと、この証言を否定していることに対しては辻褄が合う。
なぜならば、おそらく官邸が前検事総長に指揮権発動をちらつかせるなどして中国人船長を釈放するように要求し、それに折れた前検事総長が会議において「釈放すべし」という方向に意見を主導したと推測できるからである。
そうであれば、政治と検察のつながりは前検事総長1人なので、経緯を知らない前検事総長を除いた全ての検察の人間は検察の判断で釈放したと思っていても不思議ではない。
そして、前検事総長が口を割らなければ、その事実が明らかになることはなく、誰も責任をとらなくとも良いのである。
他にもなぜ、松本氏が盟友である仙石由人氏に一見不利なると思われる発言をしたのかも考えなければならない。
もしかすると仲間割れなのか、あるいは菅氏一人に責任をなすりつけようとしているのか、それとも国民に真実を明らかにしようと考えているのか、いずれにしても動機が不明である。
そもそも、あの釈放劇が検察独自の判断で行われたという事を信じている人は少ないのに、瑕疵の理由等の肝心なことを明らかにせず、半ば周知の事実を今更公表する理由はなぜなのか。
もしかすると瑕疵の理由だけではなく、何か大事なことを隠しているのではないだろうか。
例えが悪いかもしれないが、私には、嘘を一回吐いた人間が、その嘘を隠すためにまた嘘を吐いているというように感じられる。
もちろん、今回明らかになった事実を追求していくことも大事ではあるが、まだ隠されている真実も明らかにしなければならない。
小事にかまけて大事を見逃してはいけない。
当事者たちは、「捜査に関することは秘密である」と逃げを打つつもりなのだろうが、ならば7月21日に、強制起訴が決まった中国人船長に対する司法手続きを粛々と進めてもらおう。
何よりも松本氏に嘘を吐いたと言われている、菅氏と仙石氏は自身の名誉のために自ら弁明すべきだと思うが、それとも嘘吐き呼ばわりされても平気なのだろうか。
いずれにしても、当時の検事総長、官房長官、法務大臣、首相、松本氏を国会に呼んで一度に話を聞けば解決する問題である。
野党自民党、産経新聞に続くマスコミに期待したいところである。

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尖閣、中国人船長釈放で前内閣参与松本健一「官邸側が判断した」 <MSN産経 2011/09/26 07:56>を編集

松本健一
1946年、群馬県生まれ。東大卒。京都精華大、麗沢大教授などを歴任し、評論、評伝などで活躍。日本近代精神史やアジア文化論が専門。「評伝 北一輝」「泥の文明」「三島由紀夫の二・二六事件」など著書多数。元官房長官 仙谷由人とは東大の同期生。仙谷の誘いで2010/10、内閣官房参与に就任したが2011/09に退任した。


--船長はなぜ釈放されたのか

「那覇地検が大きなミスをしていたから。那覇地検から首相官邸に証拠となるコピーのビデオテープが届いたが、重大な瑕疵があり、(起訴しても)公判がたえられない、有罪にもならないと官邸側が判断した」

--重大な瑕疵とは
「それはあまり明かしてはまずいので…。仙谷氏が検察担当者に質問をして、瑕疵があると分かった」

--政治判断があったというわけか
「誰がミスをしたか責任追及をしないために高度な政治判断があった。仙谷氏は菅直人首相が(釈放の)指示をしたというのではなくて、那覇地検が(釈放という)判断をして釈放することにしたという報告がきたので、(首相官邸は)それを了としたという言い方にした」

--事件発生後の経緯は
「閣内では事件発生当初、菅氏や前原氏のように『証拠もあるわけで、国内法にのっとり断固として裁くべきだ』との考え方と、『釈放すべきだ』との立場に立つ仙谷氏の2つの意見があった」

--最終的に釈放という判断に至ったのは
「それは裁判が維持できないから。最終的には菅氏が判断したわけだ」

--菅氏が指示を出したのは事実か
「そうでなきゃ、釈放なんかできないでしょ、最終的に。あれだけの外交問題になっていたわけだから。菅氏は国連総会の最中に仙谷氏に電話をかけて、釈放するかしないかでやり合っていた。仙谷氏は官邸から一歩も出ずに夜中に首相と話し合っていた」

--菅氏が仙谷氏に押し切られたということか
「仙谷氏の方に正当性があると。(菅氏も)裁判が維持できないと納得した。電話のやりとりの中で(釈放するとの)2人の合意がなされた。それは船長が釈放される2、3日前だ」

--なぜそうしたのか
「菅さんは自分に責任がかかってくる問題は避けたがっていた」

--釈放は菅氏と仙谷氏の2人で決めたのか
「少なくとも官房副長官くらいはいるかもしれないが、政治家が決めた」

--官邸側の誰が法務省・地検側に釈放しろと命令をしたのか
「少なくとも菅氏はしていないでしょう。仙谷氏の可能性が高い」

--官邸側の指示で検察が動いたといえるか
「それはそうですね」

--事件について菅、仙谷両氏のやりとりをどのように聞いていたか
「当時はまだ内閣官房参与ではなく(翌月の)2010/10/15に任命された。だが、事件の最中も、こういう電話が首相からあったとか、中国とのホットラインはあるかとか、なぜ中国側はああも強固なのかとか(仙谷氏から)相談を受けていた」

--仙谷氏にはどんな意見を伝えたのか
「(検察側の準備した)証拠に瑕疵があるなら裁判は戦えないとか、釈放するなら勾留延長する前にしておけばよかったとかは言った」

--菅政権の対応が迷走したのは
「菅氏だって前原氏だって法律的なことをちゃんと知らないわけでしょ。実は政府ではこうした事件が起きた場合のマニュアルが2008年に作られたが、それは起訴までで、起訴後のマニュアルは今もない」

=肩書は当時
焦点/福島去る企業続出/原発風評で取引支障 <河北新報 2011/10/31>を編集

 福島第一原発事故による風評被害を嫌い、福島県外に拠点を移す企業の動きが相次いでいる。スポーツ用品販売大手のゼビオ(郡山市)が本社を県外に移転する方向で検討していることが明らかになり、他にも複数の企業が県外に拠点を移したか、移転を決めている。原発事故は収束の見通しが立たず、企業流出が止まらずに産業空洞化が進む可能性がある。

<寝耳に水>
 「まだ何も分かっていない」
 2011/10/26に郡山市役所であった郡山市の記者会見。ゼビオの移転に関する記者の質問に対し、商工観光部長の角田武彦は移転話は寝耳に水で、情報収集にも至っていないことを明かした。
 ゼビオが移転検討を始めたのは2011/03の原発事故から間もなく。海外取引先を中心に、商談を避ける傾向が強まった。放射能汚染を起こした原発がある福島県に本拠地を置くことで、負の印象が深まるのは不利と判断。福島県から離れる方向で、仙台から東京にかけた地域で移転先を探している。

<海外敏感>
 放射能に対する海外の視線は厳しい。板金機械製造のトルンプ日本法人(横浜市)はドイツ本社の意向で、福島市の福島工場を2011/08で一時閉鎖した。海外での営業、輸出に支障が出たという。福島工場には約15人の従業員がいて、大部分は日本法人本社に転勤したが、数人は異動に応じずに社を去った。
 日本法人は「ドイツは原発事故に敏感。福島から逃げ出すような形で生産を中止するのは嫌だったが、本社の決定に従うしかない」と打ち明ける。

 食品トレー製造の中央化学(埼玉県鴻巣市)も風評被害を理由に田村市の東北工場の操業を休止し、生産機能を埼玉県、茨城県、岡山県などの工場にシフトした。「取引先のスーパーやコンビニエンスストアから放射能を懸念する声が出た。食べ物に関する製品で消費者の不安に直結する。原発事故が収まらない限り、操業は無理だ」と常務の塚越通永は話す。東北工場の従業員約100人のうち約80人は他工場に異動し、残りは転勤を望まないなどの理由で退職した。

 原発事故による労働力不足で生産拠点の主力を移したのは衣料製造販売のエスポアール(田村市)。本社工場を縮小し、田村市内の系列2工場を閉鎖。2011/05に新潟県阿賀野市に新工場を開設した。約120人の従業員の1/3を中国人実習生が占める。エスポアールによると事故後、本国から退避命令が届き、全員が帰国した。本社工場は原発から三十数km地点にあり、操業を再開しても戻る可能性はなく、移転を決めた。新潟県の新工場には、帰国した実習生のほぼ全員が復帰。結果的に福島からの離脱が労働者のつなぎ留めにつながった。
 社長の佐久間孝志は「外国人は日本人以上に放射能を恐れる。実習生が戻る状況を早く作る必要があり、移転はやむを得なかった」と苦渋の決断だったことを強調する。

<曇る表情>
 田村市は一部が警戒区域に指定されているが、市役所前の放射線量は毎時0.14μSv(2011/10/29現在)と比較的低い。それでも風評被害は深刻で、中央化学とエスポアールを含む製造業4社が生産機能の全部か一部を県外に移し、それに伴って約50人が職を失った。
 震災関連の特別委員会を設けた田村市議会の議長の菅野善一は「雇用が失われ、人口は減る一方だ。企業には必ず戻ってきてほしいと要請しているが、状況は変わらない」と表情を曇らす。

◎福島苦境/税収減、雇用縮小の恐れ/福島県、助成などの防止策

 民間シンクタンクの福島経済研究所(福島市)が福島県の企業を対象に2011/07~08に実施したアンケート(複数回答)によると、福島第一原発事故の影響を受けても「県内から移転しない」と答えた社が55.8%に上り、現時点では「踏みとどまる企業」が多数を占めている。
 ただ、中身を見ると「移転も考えているが、従業員の雇用、取引先との関係を思うと離れられない」(卸・小売業)、「製造業と違って他地域、外国への移転は不可能。福島県と一蓮托生、生存を図る以外にない」(農業関連業)と、「離れたくても離れられない」経営者心理が浮かぶ。

 企業が本社移転すれば地元自治体は税収減の打撃を受ける。ゼビオ(郡山市)は2010年度、計41億2900万円を納税した。うち一定額が地方税として納められている。本社が移転すると、福島県と郡山市は有力な税の収入源を失う。

 経営拠点の流出は雇用縮小も招く。ビルメンテナンスの東武(南相馬市)は、仙台市の東北支店を本社に格上げして2011/11に移転することを決めた。それに伴い、パート労働者も含めて約150人いた本社従業員を1/3に減らした。「原発事故で本社の受注が激減し、移転と従業員の解雇に踏み切らざるを得なかった」と社長の中島照夫は苦しい胸の内を明かす。

 福島県は企業流出を食い止めようと、助成制度や空き工場の紹介などの対策を講じている。福島第一原発から20km圏内の警戒区域の富岡町に立地する精密プラスチック製造業者が福島県の制度を使って相馬市に移転し、県外流出を避けた例もある。だが、行政の流出防止策も、原発事故の風評被害の猛威からすれば焼け石に水の印象を拭えない。福島県は地元にとどまる企業の税の優遇措置や規制緩和を盛り込んだ特別立法の制定を国に要請しているが、原発事故から7カ月半たっても法制化されていない。

 福島経済研究所研究員の高橋宏幸は「現時点では県内に踏みとどまっている企業も、放射性物質の除染が進まず、風評被害で売り上げが減り続ければ移転を検討することもあるだろう」とみている。
神戸・祇園遺跡:見学会にファンら1700人殺到 <神戸新聞 2011/11/04 07:50>を編集

 祇園遺跡(神戸市兵庫区下祇園町)で2011/11/03、発掘調査現場の見学会が開かれた。カメラを携えた歴史ファンや住民約1700人が詰め掛け、隣接する平野商店街までつながる長い列をつくった。

 見学開始1時間前には約200人が殺到し、神戸市教育委員会は開始時間を30分早めて対応した。見学者は展示された磁器や烏帽子の破片約40点を1つずつカメラで撮影。学芸員の説明に耳を傾けながら、身を乗り出して井戸や柵の跡を確かめていた。

 平野地区で約40年暮らしたという男性(70、神戸市垂水区)は約2時間前から並び、「生まれ育った土地から平家の面影を垣間見たようでした」と満足げ。男性(85、伊丹市)は「福原京の遺跡は珍しいので飛んできました」と興味津々の様子。男児(12、平野小学校6年)は「授業で習ったから気になった。昔、この辺が都だったなんてすごい」と驚いていた。

 平野商店街で化粧品店を営む男性(39)は「遺跡にこんなに求心力があるとは。来年の大河ドラマに向けてもっとPRしたい」と話していた。

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神戸・祇園遺跡:平安時代後期の邸宅跡発掘 <神戸新聞 2011/11/01 19:02>を編集

 神戸市教育委員会は2011/11/01、祇園遺跡(神戸市兵庫区下祇園町)で、平安時代後期(12世紀後半)の邸宅跡を発掘したと発表した。遺跡は、平清盛が1180年に開いた福原京の中枢部にあたり、中国陶磁器などが多く発見されたことから、神戸市教育委員会は「平家一門の有力者の邸宅とみられる」と説明。邸宅の地割などから計画的な都市づくりの跡がうかがえ、福原京の全体像の解明につながるものとして期待が高まる。

 祇園遺跡は神戸市兵庫区北部にあり、1994年に国道428号(有馬街道)の拡幅工事に伴う調査で発見された。今回は商業施設の建設に伴う第14次調査として、2011/08に発掘を開始した。
 遺跡がある平野地区は、当時の公卿 中山忠親の日記「山槐記」に、清盛が屋敷を築いた場所として記される。清盛はその後、大輪田泊を拠点に日宋貿易を展開し福原遷都を実現した。祇園遺跡の南側の楠・荒田町遺跡では、大規模な柱穴や二重壕が見つかっており、このあたりに福原京の中心施設があったとみられている。

 今回の発掘調査では、柱を地面に埋め込んだ南北8.6m、東西11.8mの掘立柱建物など3棟と井戸2基、建物の間を区切る柵、区画溝の跡が確認された。建物の一つには庇や縁とみられる跡があった。
 2基の井戸は建物を建てるために埋められたとみられ、井戸を廃棄する際の祭りに使われた多数の土器が出土した。区画溝からは、白磁の水注などの中国陶磁器や京都で作られた土師器などが多く見つかっており、平家一門の有力者の邸宅である可能性が高い。

 現地説明会は2011/11/03 14~16時に開催(小雨決行)。

【同志社大学教授(中世考古学)鋤柄俊夫の話】
 鎌倉では執権の館の周りに、執権を支えた武士の屋敷があった。祇園遺跡の邸宅はこれによく似ており、平家を支えた重要人物のものである可能性が高い。地割や井戸跡の発掘から、計画的な都市づくりが行われていたことが分かったことも大きな成果だ。今後の調査で、福原京の具体的な姿が浮かび上がることを期待したい。
電力安定供給にゴミ発電脚光 明石・尼崎 <神戸新聞 2011/11/03 11:10>を編集

 東日本大震災の影響で冬場も電力不足が見込まれる中、ゴミ処理場の焼却熱を利用した廃棄物発電が脚光を浴びている。兵庫県内では、明石市や尼崎市のゴミ処理場が今夏、電力需要がピークとなる昼間に発電を集中させるなど、電力の安定供給に貢献。同様の事例は東京都などでも広がっており、所管する環境省も推進を図る方針だ。

 焼却炉から出る熱で蒸気タービンを動かすゴミ発電。導入自治体は年々増え、環境省などによると2009年度時点で、全国で304自治体(一部事務組合を含む)、兵庫県内では8市と揖龍保健衛生施設事務組合など3つの一部事務組合が稼働させている。施設内でのみ消費する、余剰分を電力会社などに売るの主に2タイプの施設がある。

 明石クリーンセンター(明石市大久保町松陰)は1999年度にゴミ発電設備を導入。2010年度は、約1万世帯の年間使用電力量に相当する計約3854万KWhを発電し、そのうち約2275万KWhを電力小売会社に売却した。2010年度決算によると、売電による収入は約2億3000万円だった。「効率良くエネルギーを生み、財政的にもプラス」と進めてきたゴミ発電に、震災による原発事故の影響で新たな需要が加わった。電力不足が見込まれる中、関西電力が自家発電設備を持つ自治体などに協力を依頼。これを受け明石クリーンセンターは今夏、ゴミ焼却を電力消費が多い昼間に集中させた。所長の大西三彦は「冬も電力消費が多い夕方以降に発電を増やす検討をしたい」と話す。

 尼崎市のクリーンセンター第2工場(尼崎市東海岸町)も今夏、昼間に発電を集中させるとともに、焼却灰を処理する施設の運転を止めてその電力分も売電に転用。売電量は2010年同時期より約23%増えた。

 東京二十三区清掃一部事務組合(東京都)でもゴミ焼却施設全20カ所で、7~9月の最大売電量(13~15時)を2010年度より33%アップ。各地でのこうした取り組みを受け、環境省も2012年度予算の概算要求で、高効率ゴミ発電施設の新設に対する交付金を盛り込んだ。環境省の担当者は「施設数はまだまだ足りない。循環型社会の実現と電力不足解決に向けた施策としてより一層進めたい」としている。
大麻を譲渡容疑で送検 兵庫県警 <神戸新聞 2011/10/31 22:37>を編集

 大麻取締法違反罪などで当時の神戸市職員 市岡正(47、懲戒免職)が有罪判決を受けた事件で、兵庫県警薬物銃器対策課と垂水警察署は2011/10/31、市岡に大麻を譲渡したとして、金孝栄(51、神戸市長田区四番町5)を大麻取締法違反容疑で送検した。
 送検容疑は2011/05/21 20:10頃、金が住む市営住宅1階ロビーで、市岡に12万8000円で販売する約束をして6万4000円を受け取り、大麻約40gを譲り渡した疑い。容疑を認めている。
 垂水警察署によると、残金は後日、受け取る予定だった。金は大麻所持で2011/09に現行犯逮捕されていた。

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大麻所持で神戸市職員を逮捕 <MSN産経 2011/06/01 11:24>を編集

 自宅に乾燥大麻を隠し持っていたとして、兵庫県警垂水警察署等が、大麻取締法違反(所持)容疑で市岡正(47、神戸市中央区役所保護課職員、神戸市垂水区)と、妻の市岡 マリア クリスティーナ ミランダ(39)を逮捕していたことが2011/06/01、取材でわかった。市岡は容疑を認めている。

 逮捕容疑は、2011/05/22、自宅で乾燥大麻約44gを所持したとしている。市岡の尿から覚醒剤成分が検出されており、垂水警察は大麻の入手経路の特定を進めるとともに、覚醒剤を使用した疑いもあるとみて調べている。

 神戸市によると、市岡は1995年に市バス運転手として採用され、2010/04から中央区役所保護課で勤務。最近は病気などを理由に休むことが多かったという。中央区役所保護課長の谷家誠司は(中略)としている。
バンドー化学神戸工場跡地 コーナン大型店進出へ <神戸新聞 2011/10/20 10:57>を編集

 ホームセンターを運営するコーナン商事(堺市)が、バンドー化学(神戸市中央区)の神戸工場(神戸市兵庫区)跡地に、大型店を出店することが2011/10/19、分かった。2012年度下期にもオープンさせる予定で、コーナンのグループ店舗では、神戸市内で最大規模という。

 旧神戸工場は、バンドー化学創業の地で、2010/02に閉鎖。跡地は約8500平方メートルで、うちバンドー化学は約4500平方メートルを保有し、残りは賃借していた。バンドー化学は工場などを新設するには手狭なため、売却する方針を示していた。

 コーナンはバンドー化学の保有分を取得し、残りは賃借するとみられる。新店舗の出店に伴い、工場跡地近くのホームセンターコーナン兵庫松原通店(売場面積約1800平方メートル)は、事業者向けの資材を扱うコーナンPROに業態を転換させる。
 新店舗は2階建で、売場面積は約6600平方メートル。他のテナントなどは入れずに単独で展開する。品揃えは兵庫松原通店の約2倍の7~8万点になる見通しで、ドラッグなども扱えないか検討しているという。

 工場跡地は土壌改良工事中で、バンドー化学は2012/06頃に引き渡す予定。コーナンは「周辺には住宅なども多く、業績を伸ばせると判断した」としている。コーナンは関西を中心に240店を展開。うち兵庫県では34カ所と、府県別では大阪に次ぐ店舗網を持つ。

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バンドー化学:神戸工場跡地 売却へ 創業の地手狭に <神戸新聞 2011/09/30 07:11>を編集

 バンドー化学(神戸市中央区)は2011/09/29、2010/02に閉鎖した神戸工場跡地(神戸市兵庫区、約8500平方メートル)を売却する方針を示した。創業の地であるが、自社の拠点として活用するには手狭と判断した。売却先などは未定という。
 旧神戸工場の隣にはグループ企業が入居するビルもあるが、これは土地建物とも引き続きバンドー化学が保有する。
 これに伴い、2011/09/29、2011/09中間連結決算の純利益予想で評価損を計上し、8月発表比45.5%減の6億円に下方修正した。通期予想は据え置く。

旧松菱の解体、年内着手 2011/10/28に地元説明会 <静岡新聞 2011/10/17 14:27>を編集

 浜松市中区の旧松菱百貨店ビルの解体問題で、全地権者が解体工事の年内着手に向けて具体的に動き出す。2011/10/28午後にビルの周辺住民らを対象に説明会を浜松市中区で開き、解体工事の工期や安全対策などを伝える。

 説明会の対象は、鍛冶町、千歳町など7自治会の会員。地権者が解体工事の規模、工期、工事車両・資材などの搬出入経路、解体現場に施す予定の安全対策などを説明する。

 解体はまず旧本館(完成1936年)から着手し、今後、調整がつけば共同ビル(完成1974年)にも取り掛かる。施工業者は選定中だが、工期は7~8カ月程度とみられ、「工事が順調に進めば、現場が更地になるのは2012/07末」(最大地権者のアサヒコーポレーション)の見通し。解体費用の総額は5~6億円。

 松菱ビルは2001年の松菱百貨店の経営破綻以来、手つかずの状態が続いていたが、2011/04に事態が進展。地権者のアサヒコーポレーションと、趣味のあがた(代表:縣良太)、くろかねや(代表:斎藤賢吾)の3者で解体着工に向けて協議を進めていた。
兵庫県が太陽光発電:整備34億円、年間節約3500万円 <神戸新聞 2011/10/15 07:17>を編集

 兵庫県が本庁舎や県立高校など92施設に順次設置してきた太陽光発電をめぐり、整備に総額約34億円を投じたものの、年間に節約できる電気料金は全体で3500万円程度にとどまっていることが2011/10/14、分かった。整備費用に対する効果が低いと批判する声もあるが、兵庫県は「普及啓発や今夏の節電などで一定の効果はあった」としている。
 同日開かれた兵庫県議会決算特別委員会で、県議の石井健一郎(民主党・県民連合)の質問に兵庫県が明らかにした。

 兵庫県は1993年度以降、本庁舎や高校など県立施設に太陽光発電パネルの整備を開始。2010年度末時点で92施設に整備を終え、国の補助金を合わせて約34億6000万円(うち兵庫県負担は約19億6000万円)を費やした。本庁舎では設置が難しい場所だったため約5億円を要した他、西播磨総合庁舎(上郡町光都)には、自治体庁舎では全国最大規模とされる年間発電量50万KWのパネルを約2億7000万円で整備した。
 92施設の年間総発電量は、本庁舎の4カ月分の使用量に相当する310万キロワット。大部分は庁舎内などで消費し、電気料金に換算すると3500万円程度になったという。
 多額の費用を投じながら顕著な効果が出ていないとの指摘に対し、兵庫県は「太陽光発電の導入初期の普及啓発や学校での環境学習、設備の技術開発に貢献できた」と説明。地球温暖化ガスの排出削減や今夏の電力不足に伴う節電にも効果があったとする。

 兵庫県は本年度、東日本大震災の影響を受けた緊急の省エネ対策として、約5億6000万円の予算で、さらに県立学校や警察署計40カ所で導入を進めている。
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