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スパコン「京」台風でシステム障害 一時運用停止 <2018/09/20 12:39神戸新聞NEXT>を編集
神戸・ポートアイランドにあるスーパーコンピューター「京」が、2018/08の台風20号で付属設備に雨水が吹き込んでシステム障害を起こし、一時、運用を停止していたことが分かった。約47時間後に復旧した。2012年の本格稼働以降、風水害による停止は初めて。運用する理化学研究所計算科学研究センター(R-CCS)が対策を検討している。
神戸地方気象台などによると、台風20号は2018/08/23深夜から08/24未明にかけて兵庫県を縦断し、県内5地点で最大瞬間風速を更新。淡路島で風力発電用の風車が倒れるなどした。
神戸空港では、2018/08/23 21時から約6時間にわたって風速25m以上の暴風域に入り、23:38には過去最大となる最大瞬間風速42.2mを記録。京の施設周辺は猛烈な風雨にさらされていたとみられる。
R-CCSによると、システム障害の発生は2018/08/24 0:47。関西電力から届いた電力の電圧を調整する特高受電設備に雨水が入り不具合が生じた。R-CCSは全システムを止めて状態を確認し、2018/08/25 23:50に復旧した。広報担当者は「防水カバーを施すなどしていたが、想定を上回る強風で雨水の吹き込みを防ぎきれなかった」と説明。データのバックアップなどができており、運用に大きな影響はなかった。
京は、2012/09の本格稼働以降、原則として24時間動き続けている。定期点検以外での運用停止は2018/09/17までに32回あるが、ほぼ全てがシステムのトラブル。2018/06には関西電力の施設への落雷で一時停止したが、京や付属設備への外的要因によりシステム障害を起こしたことはなかったという。
R-CCSは浸水箇所の防水設備を強化。2018/09/04の台風21号通過時には問題なく稼働を続け、高潮などの影響もなかったという。今後さらなる対策が必要かどうか分析している。
神戸・ポートアイランドにあるスーパーコンピューター「京」が、2018/08の台風20号で付属設備に雨水が吹き込んでシステム障害を起こし、一時、運用を停止していたことが分かった。約47時間後に復旧した。2012年の本格稼働以降、風水害による停止は初めて。運用する理化学研究所計算科学研究センター(R-CCS)が対策を検討している。
神戸地方気象台などによると、台風20号は2018/08/23深夜から08/24未明にかけて兵庫県を縦断し、県内5地点で最大瞬間風速を更新。淡路島で風力発電用の風車が倒れるなどした。
神戸空港では、2018/08/23 21時から約6時間にわたって風速25m以上の暴風域に入り、23:38には過去最大となる最大瞬間風速42.2mを記録。京の施設周辺は猛烈な風雨にさらされていたとみられる。
R-CCSによると、システム障害の発生は2018/08/24 0:47。関西電力から届いた電力の電圧を調整する特高受電設備に雨水が入り不具合が生じた。R-CCSは全システムを止めて状態を確認し、2018/08/25 23:50に復旧した。広報担当者は「防水カバーを施すなどしていたが、想定を上回る強風で雨水の吹き込みを防ぎきれなかった」と説明。データのバックアップなどができており、運用に大きな影響はなかった。
京は、2012/09の本格稼働以降、原則として24時間動き続けている。定期点検以外での運用停止は2018/09/17までに32回あるが、ほぼ全てがシステムのトラブル。2018/06には関西電力の施設への落雷で一時停止したが、京や付属設備への外的要因によりシステム障害を起こしたことはなかったという。
R-CCSは浸水箇所の防水設備を強化。2018/09/04の台風21号通過時には問題なく稼働を続け、高潮などの影響もなかったという。今後さらなる対策が必要かどうか分析している。
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