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JR東海 浜松工場内脱線 原因は犬釘<2017/08/17 16:49 Response>を編集
JR東海は2017/08/15、浜松工場内で2017/08/08に発生した新幹線車両脱輪事故の詳細を明らかにした。
この事故は、2017/08/08 16:51頃、浜松工場の庫7番線で、N700系G19編成(16両編成)の出庫作業中に、9・10号車の全16車輪と、11号車の進行方向前部の1車輪が脱輪したもので、2号車が浜松市道の踏切を塞ぐ形になった。
このため、1~8号車と9~16号車を切り離し、1~8号車を踏切から支障のない範囲へ移動。翌2017/08/08~08/12にかけて、脱輪した9~11号車をクレーンにより載線。線路や架線の復旧作業が行なわれた。
脱輪した箇所は、工場内の半径200mの曲線上。ここは東海道新幹線では浜松工場にしかない急曲線だった。
この箇所では、レールを枕木に固定する器具として「犬くぎ」という、釘状のものが使われていた。これは明治時代の鉄道黎明期から使われていたもので、頭部が犬の頭に似ていることからその名が付けられた。しかし、この犬くぎは、経年により浮き上がりやすく、いったん浮き上がると締結力が低下するという欠点を持っている。今回は、その現象でレールが傾き、間隔が広がってしまったことが、事故の原因とされている。
この原因を受けて、JR東海では、浜松工場内の半径200m以下の曲線部すべてを対象に、レールの固定具を、コンクリート枕木との固定に使われている、より弾力性の高い「板ばね」に変更して、レールの締結力を強化するとしており、今回の事故箇所では2017/08/14に対応済みとなっている。
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JR浜松工場構内 新幹線脱線:車両など原因調査続く <2017/08/09 12:26 静岡新聞>を編集
JR東海浜松工場敷地内(浜松市中区南伊場町)で2017/08/08に発生した新幹線の脱線事故で、JR東海は2017/08/09、原因究明のため浜松工場で車両やレールの調査を始めた。
JR東海によると、2017/07/28にオーバーホールなど車両を詳細に調べる全般検査を浜松工場で実施し、2017/08/06にはブレーキ状態などを目視で確認する検査を大阪府で行ったが、異常はなかった。脱線した車両は9~11号車の3両で、計17の車輪がレールから外れた。車両は試運転で工場を出庫する途中だった。
事故で車両の一部が浜松市道の西伊場第1踏切を塞いだため、この踏切が約5時間通行止になった。
この踏切では、2008/10にも試作中の新幹線車両の脱線事故が起きた。線路分岐地点のレール先端部の摩耗が原因だった。
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新幹線が浜松工場で脱線 踏切一時通行止め <静岡新聞 2017/8/8 23:00>を編集
2017/08/08 16:45ごろ、浜松市中区南伊場町のJR東海浜松工場敷地内で、車庫から出庫中の16両編成の新幹線が脱線した。怪我人はいなかった。車両の一部が市道の西伊場第1踏切を塞いだため、JR東海がこの踏切を通行止めにした。脱線していない車両を切り離して踏切外に移動させ、22時すぎに通行止めを解除した。
JR東海によると、脱線したのはN700系G19編成で、9号車から11号車の複数の車輪がレールから外れた。車両は試運転のため工場を出庫する途中だった。
事故当時、車両は時速5kmで走行していた。運転士が異常を知らせる表示灯の点灯に気付き、車両を停止させた。
新幹線の営業運転には影響はなかった。通行止めにより周辺の道路が一時渋滞した。
この踏切では2008/10にも試作中の新幹線車両の脱線事故が起きている。
JR東海が詳しい原因を調べている。
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Wikipedia
この踏切では2008年10月23日、試験走行を終えて入場中だったN700系Z0編成の後ろ2両が脱線し、4時間立ち往生する事故が発生した。
JR東海は2017/08/15、浜松工場内で2017/08/08に発生した新幹線車両脱輪事故の詳細を明らかにした。
この事故は、2017/08/08 16:51頃、浜松工場の庫7番線で、N700系G19編成(16両編成)の出庫作業中に、9・10号車の全16車輪と、11号車の進行方向前部の1車輪が脱輪したもので、2号車が浜松市道の踏切を塞ぐ形になった。
このため、1~8号車と9~16号車を切り離し、1~8号車を踏切から支障のない範囲へ移動。翌2017/08/08~08/12にかけて、脱輪した9~11号車をクレーンにより載線。線路や架線の復旧作業が行なわれた。
脱輪した箇所は、工場内の半径200mの曲線上。ここは東海道新幹線では浜松工場にしかない急曲線だった。
この箇所では、レールを枕木に固定する器具として「犬くぎ」という、釘状のものが使われていた。これは明治時代の鉄道黎明期から使われていたもので、頭部が犬の頭に似ていることからその名が付けられた。しかし、この犬くぎは、経年により浮き上がりやすく、いったん浮き上がると締結力が低下するという欠点を持っている。今回は、その現象でレールが傾き、間隔が広がってしまったことが、事故の原因とされている。
この原因を受けて、JR東海では、浜松工場内の半径200m以下の曲線部すべてを対象に、レールの固定具を、コンクリート枕木との固定に使われている、より弾力性の高い「板ばね」に変更して、レールの締結力を強化するとしており、今回の事故箇所では2017/08/14に対応済みとなっている。
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JR浜松工場構内 新幹線脱線:車両など原因調査続く <2017/08/09 12:26 静岡新聞>を編集
JR東海浜松工場敷地内(浜松市中区南伊場町)で2017/08/08に発生した新幹線の脱線事故で、JR東海は2017/08/09、原因究明のため浜松工場で車両やレールの調査を始めた。
JR東海によると、2017/07/28にオーバーホールなど車両を詳細に調べる全般検査を浜松工場で実施し、2017/08/06にはブレーキ状態などを目視で確認する検査を大阪府で行ったが、異常はなかった。脱線した車両は9~11号車の3両で、計17の車輪がレールから外れた。車両は試運転で工場を出庫する途中だった。
事故で車両の一部が浜松市道の西伊場第1踏切を塞いだため、この踏切が約5時間通行止になった。
この踏切では、2008/10にも試作中の新幹線車両の脱線事故が起きた。線路分岐地点のレール先端部の摩耗が原因だった。
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新幹線が浜松工場で脱線 踏切一時通行止め <静岡新聞 2017/8/8 23:00>を編集
2017/08/08 16:45ごろ、浜松市中区南伊場町のJR東海浜松工場敷地内で、車庫から出庫中の16両編成の新幹線が脱線した。怪我人はいなかった。車両の一部が市道の西伊場第1踏切を塞いだため、JR東海がこの踏切を通行止めにした。脱線していない車両を切り離して踏切外に移動させ、22時すぎに通行止めを解除した。
JR東海によると、脱線したのはN700系G19編成で、9号車から11号車の複数の車輪がレールから外れた。車両は試運転のため工場を出庫する途中だった。
事故当時、車両は時速5kmで走行していた。運転士が異常を知らせる表示灯の点灯に気付き、車両を停止させた。
新幹線の営業運転には影響はなかった。通行止めにより周辺の道路が一時渋滞した。
この踏切では2008/10にも試作中の新幹線車両の脱線事故が起きている。
JR東海が詳しい原因を調べている。
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Wikipedia
この踏切では2008年10月23日、試験走行を終えて入場中だったN700系Z0編成の後ろ2両が脱線し、4時間立ち往生する事故が発生した。
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