Sclaps KOBE
神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
詐欺師
~~~~
2017/5/14 06:41神戸新聞NEXT
「未払い申し訳ない」アニメ施設社長一問一答
印刷
取引先企業への売上金未払いなどを巡り、「神戸アニメストリート」運営会社の岸建介社長(42)が、神戸新聞社の取材に応じた。主な内容は次の通り。
-東京のグッズ企画制作会社の社長は、売上金やもろもろの経費についての未払いを主張し、インターネット上にも投稿している。
「計算した本来の売上金は約74万6千円。4月までに全額を支払っている。メールで遅延金や弁護士への相談費用などを請求されたが、こちらは納得できない。『支払いには応じられない』という内容証明を先日送ったばかりだ。ネット上で誹謗中傷を続けるのなら、こちらも法的手段をとる」
-神戸アニメストリートと同様にアニメ関連店が入る東京の商業施設も、委託商品の売上金未払いを訴えている。
「神戸アニメストリートをオープンする際に相談に行った。余っていたアニメグッズを預かっていた。売り上げに関しては計約50万円。10万円は支払っているが、現在は音信不通だ」
-取引先企業が訴えている「5社の計約800万円が未払い」という主張については。
「こちらが実際に把握しているのは8社からの計約500万円」
-契約書や、支払期日などの取り決めは当初からあったのか。
「基本的にどちらもない」
-金額の主張の食い違いはあるものの、複数の未払いがあるのは事実だ。
「少なくともオープンから2年間は、資金繰りが厳しかった。施設の半分以上が、お金を生み出していない。状況を改善するため、アニメ以外にも食やDJのイベントを開き、経営は持ち直してきていた。未払い金も少しずつ払えるようになってきていた」
「本来の未払い金と、売上金以外の迷惑料などは切り離して考えている。納得できないのなら、裁判を起こされるのも仕方がない」
-今後について。
「正直なところ、スタッフにもお客さんにも迷惑を掛けているので、アニメストリートをこのまま続けていくのは難しいと考えている」
「ここをこのまま運営するのではなく、若者が商売をし始めないと、新長田の活性化は厳しい。(自分の代わりに)カフェやグッズの店をやりますという人が出てくれば、それがベストだと思う」
-このまま続けていけない理由は。
「アニメ、サブカル(サブカルチャー)を使った商売で今回の問題が起こったわけで、アニメストリートの事業にこのまま携わるわけにはいかない。債権者に対しては、僕が事業を続けていかないことには回収できないので、そこに関しては頑張っていく」
-今回の問題について考えていることは。
「未払いが相次いでいることに関しては、申し訳なく思っている。(未払い金を)真摯に返していきたいし、(自分の)次の商売を考えていかなければいけない。債権者にお支払いする方法を考えている」
~~~~
2017/5/14 06:40神戸新聞NEXT
神戸・長田のアニメ施設閉鎖へ 売上金未払い相次ぐ
印刷
閉鎖することになった「神戸アニメストリート」=13日午後、神戸市長田区久保町5(撮影・大森 武)
拡大
閉鎖することになった「神戸アニメストリート」=13日午後、神戸市長田区久保町5(撮影・大森 武)
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT
阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市長田区の復興再開発ビル「アスタくにづか3番館」に市が誘致し、アニメ関連店が入る商業施設「神戸アニメストリート」が6月末にも閉鎖されることが13日、関係者への取材で分かった。同施設を巡っては客足が伸び悩み、メーカーから販売を依頼された運営会社が商品の売上金などを払っていないケースが続出。「アニメで長田を盛り上げたい」として市が約6700万円を投じて開業を支援したが、オープンから2年余りで幕を閉じることになる。(若林幹夫、杉山雅崇)
施設は2015年3月、震災後ににぎわいを取り戻せない新長田駅南地区の活性化を目指し、空き区画を活用してオープン。運営は同名の会社「神戸アニメストリート」で、フィギュア(人物模型)の展示販売や動画の撮影、配信ができるスタジオ、カフェなどが入る。当初は話題を集め、イベント開催時には大勢が詰め掛けたが、平日は客の姿もまばらで、売り上げも低調だったという。
さらに神戸新聞社の取材に対し、商品販売を依頼した東京都中野区のグッズ企画制作会社が、売上金など約200万円の支払いが遅れていたと主張。淡路市内の別の会社も約200万円の未払いを訴えている。
運営会社の岸建介社長(42)は、主張する金額には差があるものの複数の未払いがあることは認め、「客が集まってもなかなかお金が落とせる場所にはならず、資金繰りは当初から厳しかった。スタッフや客にも迷惑をかけ、今後運営を続けていくのは難しいと考えている」と釈明した。関係者によると、同社と、市の所有区画を一括で借り上げて転貸しているビル管理会社は、6月末に閉鎖する方向で賃貸契約の解約協議を進めているという。
開業支援の事業を所管する市市街地整備課の担当者は、相次ぐ売上金の未払いについて「民間事業者同士の問題。市からはコメントできない」としていた。
【神戸アニメストリート】 震災復興再開発事業の新長田駅南地区(神戸市長田区)を対象とした再生プロジェクトの一環。アニメに特化したまちづくりを進めるため、市が別の事業者に出店者誘致や内装工事を約6千万円で委託。オープン1年目は出店した同名の運営会社に家賃、管理費の補助として約700万円を支出した。2016年には、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」などを手掛けた制作会社「ガイナックス」(東京)関連の新会社「ガイナックス・ウエスト」が拠点を置き、神戸・長田発のアニメ作品発信に期待が集まっていた。
~~~~
2017/5/14 06:41神戸新聞NEXT
「未払い申し訳ない」アニメ施設社長一問一答
印刷
取引先企業への売上金未払いなどを巡り、「神戸アニメストリート」運営会社の岸建介社長(42)が、神戸新聞社の取材に応じた。主な内容は次の通り。
-東京のグッズ企画制作会社の社長は、売上金やもろもろの経費についての未払いを主張し、インターネット上にも投稿している。
「計算した本来の売上金は約74万6千円。4月までに全額を支払っている。メールで遅延金や弁護士への相談費用などを請求されたが、こちらは納得できない。『支払いには応じられない』という内容証明を先日送ったばかりだ。ネット上で誹謗中傷を続けるのなら、こちらも法的手段をとる」
-神戸アニメストリートと同様にアニメ関連店が入る東京の商業施設も、委託商品の売上金未払いを訴えている。
「神戸アニメストリートをオープンする際に相談に行った。余っていたアニメグッズを預かっていた。売り上げに関しては計約50万円。10万円は支払っているが、現在は音信不通だ」
-取引先企業が訴えている「5社の計約800万円が未払い」という主張については。
「こちらが実際に把握しているのは8社からの計約500万円」
-契約書や、支払期日などの取り決めは当初からあったのか。
「基本的にどちらもない」
-金額の主張の食い違いはあるものの、複数の未払いがあるのは事実だ。
「少なくともオープンから2年間は、資金繰りが厳しかった。施設の半分以上が、お金を生み出していない。状況を改善するため、アニメ以外にも食やDJのイベントを開き、経営は持ち直してきていた。未払い金も少しずつ払えるようになってきていた」
「本来の未払い金と、売上金以外の迷惑料などは切り離して考えている。納得できないのなら、裁判を起こされるのも仕方がない」
-今後について。
「正直なところ、スタッフにもお客さんにも迷惑を掛けているので、アニメストリートをこのまま続けていくのは難しいと考えている」
「ここをこのまま運営するのではなく、若者が商売をし始めないと、新長田の活性化は厳しい。(自分の代わりに)カフェやグッズの店をやりますという人が出てくれば、それがベストだと思う」
-このまま続けていけない理由は。
「アニメ、サブカル(サブカルチャー)を使った商売で今回の問題が起こったわけで、アニメストリートの事業にこのまま携わるわけにはいかない。債権者に対しては、僕が事業を続けていかないことには回収できないので、そこに関しては頑張っていく」
-今回の問題について考えていることは。
「未払いが相次いでいることに関しては、申し訳なく思っている。(未払い金を)真摯に返していきたいし、(自分の)次の商売を考えていかなければいけない。債権者にお支払いする方法を考えている」
~~~~
2017/5/14 06:40神戸新聞NEXT
神戸・長田のアニメ施設閉鎖へ 売上金未払い相次ぐ
印刷
閉鎖することになった「神戸アニメストリート」=13日午後、神戸市長田区久保町5(撮影・大森 武)
拡大
閉鎖することになった「神戸アニメストリート」=13日午後、神戸市長田区久保町5(撮影・大森 武)
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT
阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市長田区の復興再開発ビル「アスタくにづか3番館」に市が誘致し、アニメ関連店が入る商業施設「神戸アニメストリート」が6月末にも閉鎖されることが13日、関係者への取材で分かった。同施設を巡っては客足が伸び悩み、メーカーから販売を依頼された運営会社が商品の売上金などを払っていないケースが続出。「アニメで長田を盛り上げたい」として市が約6700万円を投じて開業を支援したが、オープンから2年余りで幕を閉じることになる。(若林幹夫、杉山雅崇)
施設は2015年3月、震災後ににぎわいを取り戻せない新長田駅南地区の活性化を目指し、空き区画を活用してオープン。運営は同名の会社「神戸アニメストリート」で、フィギュア(人物模型)の展示販売や動画の撮影、配信ができるスタジオ、カフェなどが入る。当初は話題を集め、イベント開催時には大勢が詰め掛けたが、平日は客の姿もまばらで、売り上げも低調だったという。
さらに神戸新聞社の取材に対し、商品販売を依頼した東京都中野区のグッズ企画制作会社が、売上金など約200万円の支払いが遅れていたと主張。淡路市内の別の会社も約200万円の未払いを訴えている。
運営会社の岸建介社長(42)は、主張する金額には差があるものの複数の未払いがあることは認め、「客が集まってもなかなかお金が落とせる場所にはならず、資金繰りは当初から厳しかった。スタッフや客にも迷惑をかけ、今後運営を続けていくのは難しいと考えている」と釈明した。関係者によると、同社と、市の所有区画を一括で借り上げて転貸しているビル管理会社は、6月末に閉鎖する方向で賃貸契約の解約協議を進めているという。
開業支援の事業を所管する市市街地整備課の担当者は、相次ぐ売上金の未払いについて「民間事業者同士の問題。市からはコメントできない」としていた。
【神戸アニメストリート】 震災復興再開発事業の新長田駅南地区(神戸市長田区)を対象とした再生プロジェクトの一環。アニメに特化したまちづくりを進めるため、市が別の事業者に出店者誘致や内装工事を約6千万円で委託。オープン1年目は出店した同名の運営会社に家賃、管理費の補助として約700万円を支出した。2016年には、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」などを手掛けた制作会社「ガイナックス」(東京)関連の新会社「ガイナックス・ウエスト」が拠点を置き、神戸・長田発のアニメ作品発信に期待が集まっていた。
PR