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夏祭りや花火大会 出店調整に戸惑う自治体 <神戸新聞 2013/8/4 12:28>を編集
露天商でつくる兵庫県神農商業協同組合が、2013/06に兵庫県公安委員会から、暴力団に利益供与したとして名称を公表されたことを受け、兵庫県内の自治体や社寺が、兵庫県神農商業協同組合に露店の出店調整を任せるのをやめる動きが広がっている。自ら出店者を公募したり、兵庫県神農商業協同組合とは別の調整役を探したりと対応に奔走。7、8月は、夏祭りや花火大会が集中しており、担当者からは「事務負担が膨大」「慣れない作業で…」といった声も。しかし、暴力団との関係遮断のため、兵庫県神農商業協同組合からの脱退証明書を求める主催者も出てきた。
2013/08/03開かれた「みなとこうべ海上花火大会」。2012年まで兵庫県神農商業協同組合が露店を取りまとめていたが、公表を受けて2013/06下旬に急遽、公募方式に変更。160店の募集に対して640店が殺到し、抽選で当落と出店場所を決めた。2013/08/15、16の「丹波篠山デカンショ祭」も230店を公募したが、すぐ募集枠に達したため、締切を早めたという。
他の自治体も主催イベントに公募方式を導入するケースが増えている。今のところ大きなトラブルはないが、阪神間のある市職員は「大量の出店申請を個別に受け付け、一店ずつに対応できるのか。事務負担も膨大になる」。播磨地域の担当者も「区割りへの苦情が心配だ」と話す。
#↑それが仕事だ、ちゃんとやれ。
一方、兵庫県神農商業協同組合とは別の個人・団体に仲介を頼むイベントも。2013/07/27の「姫路みなと祭海上花火大会」は、兵庫県神農商業協同組合と関係のない個人に取りまとめを依頼した。だが「兵庫県神農商業協同組合や暴力団とのつながりがあるのか否か判断がつかない」と悩む主催者もある。2013/08/02~08/04の「淡路島まつり」は、出店を望む露天商に兵庫県神農商業協同組合からの脱退証明書を求めたという。
「えべっさん」の総本社・西宮神社(西宮市)は、約500店が並ぶ十日えびすに関し「来年の対応は未定だが、警察が認める団体に出店調整を任せたい」とする。
兵庫県警は「暴力団とつながりがある露天商が、表向き別の団体を立ち上げる『偽装工作』を図る可能性もある」と警戒。ある捜査幹部は「一般市民が露店で使った金が暴力団に流れていた事実を重くみて、イベント主催者には実効性ある対策を取ってほしい」とする。
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