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神鋼、神戸製鉄所の高炉休止検討 <神戸新聞 2013/05/25 21:23>を編集
神戸製鋼所(神戸市中央区)が、火力発電事業の増強方針に関連し、神戸製鉄所(神戸市灘区灘浜東町)の高炉の休止を検討していることが2013/05/25、分かった。高炉は加古川製鉄所(兵庫県加古川市)に集約し、鋼材の需要減や海外勢の台頭に対応する。高炉の跡地には、神戸製鉄所内で既に稼働している石炭火力発電所の設備を増設し、一体運用するとみられる。生産体制の再配置に時間が掛かるため、高炉の休止は数年後になる見通し。
今月末にも発表される経営計画に盛り込まれる予定。神鋼としては、1987年に旧尼崎製鉄所の高炉を止めて以来の大幅な生産体制の再編となる。鉄鋼業界では、新日鉄住金も主力の君津製鉄所(千葉県君津市)の高炉1基の休止を決めており、生産見直しの動きが広がってきた。
神鋼は現在、神戸製鉄所で1基、加古川製鉄所で2基の高炉を稼働。休止を検討する神戸製鉄所の粗鋼生産能力は年約140万トン。約1400人が勤務し、主に自動車部品に使われる線材や棒鋼などを生産している。粗鋼生産能力年約700万トンの加古川に比べ生産能力が低いことから、機能を加古川に集約し、効率の改善を図る方向だ。
一方、神戸製鉄所では2002年、石炭火力発電所を稼働。2004年には2号機も運転を始め、出力は合計140万キロワットと国内最大の電力卸供給事業となっている。東京電力福島第一原発事故後、電力需給が逼迫傾向にあることを踏まえ、神鋼は高炉休止後、発電設備を増設する方向で調整し、関西電力管内の電力供給を補うとみられる。
近年、鉄鋼業界は世界的に需要が低迷する一方、中国や韓国のメーカーが生産を伸ばしている。神鋼は2013/03期に2年連続の最終赤字を計上しており、経営の立て直しが急務となっている。
神戸製鋼所(神戸市中央区)が、火力発電事業の増強方針に関連し、神戸製鉄所(神戸市灘区灘浜東町)の高炉の休止を検討していることが2013/05/25、分かった。高炉は加古川製鉄所(兵庫県加古川市)に集約し、鋼材の需要減や海外勢の台頭に対応する。高炉の跡地には、神戸製鉄所内で既に稼働している石炭火力発電所の設備を増設し、一体運用するとみられる。生産体制の再配置に時間が掛かるため、高炉の休止は数年後になる見通し。
今月末にも発表される経営計画に盛り込まれる予定。神鋼としては、1987年に旧尼崎製鉄所の高炉を止めて以来の大幅な生産体制の再編となる。鉄鋼業界では、新日鉄住金も主力の君津製鉄所(千葉県君津市)の高炉1基の休止を決めており、生産見直しの動きが広がってきた。
神鋼は現在、神戸製鉄所で1基、加古川製鉄所で2基の高炉を稼働。休止を検討する神戸製鉄所の粗鋼生産能力は年約140万トン。約1400人が勤務し、主に自動車部品に使われる線材や棒鋼などを生産している。粗鋼生産能力年約700万トンの加古川に比べ生産能力が低いことから、機能を加古川に集約し、効率の改善を図る方向だ。
一方、神戸製鉄所では2002年、石炭火力発電所を稼働。2004年には2号機も運転を始め、出力は合計140万キロワットと国内最大の電力卸供給事業となっている。東京電力福島第一原発事故後、電力需給が逼迫傾向にあることを踏まえ、神鋼は高炉休止後、発電設備を増設する方向で調整し、関西電力管内の電力供給を補うとみられる。
近年、鉄鋼業界は世界的に需要が低迷する一方、中国や韓国のメーカーが生産を伸ばしている。神鋼は2013/03期に2年連続の最終赤字を計上しており、経営の立て直しが急務となっている。
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