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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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消える神戸「海洋」気象台 「地方」に改編へ <神戸新聞 2013/01/29 22:42>を編集

 気象庁は2013/01/29、神戸海洋気象台を2013/10、「神戸地方気象台」に改編する、と発表した。気象防災情報の充実・強化などに向けた組織体制見直しの一環。海洋気象業務や船舶への海上警報などは大阪管区気象台などに移管される。1920(大正9)年の創設から93年、海洋気象台の名がミナト神戸から消えることになる。

 現在、海洋気象台は最も古い神戸を含め、全国4都市にある。このうち函館、長崎も神戸と同様に地方気象台へ、舞鶴は本庁組織の「日本海海洋気象センター」に改編される。いずれも2013/01/29に閣議決定された2013年度政府予算案に盛り込まれた。これにより、海洋気象台という組織はなくなる。

 気象庁は、2011年に発生した東日本大震災や台風12号による被害を受け、避難情報の提供方法などについて課題を検証。管区気象台と海洋気象台の連携体制を見直し、高潮や波浪警報など防災情報の強化が必要と判断、今回の組織改編に踏み切った。

 海洋気象台は海洋、陸上両部門を担当。海洋は気象庁直轄で、神戸は瀬戸内海と静岡沖から四国沖を管轄し、潮位や海水温、海流の解析、予測などを実施している。地方気象台への改編後も天気予報や警報・注意報などは従来通り発表する。

 神戸海洋気象台は1995年の阪神淡路大震災で、当時、神戸市中央区中山手通7にあった庁舎の一部が損壊。1999年に神戸市中央区脇浜海岸通1の神戸防災合同庁舎に移転した。
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