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混合感染、県内でも確認 新型インフル <神戸新聞 2009/06/23>
神戸大感染症センターと兵庫県立健康生活科学研究所は06/22までに、兵庫県内で採取した新型インフルエンザ検体を遺伝子解析したところ、感染者1人が季節性にも感染していたことを突き止めた。
兵庫県内での新型インフルエンザ発生がピークを迎えた05/16~20に採取した6検体の遺伝子を解析。1検体が新型と季節性のA香港型に混合感染していたことが判明した。
こうした混合感染によって、ウイルスの遺伝子が変異し、治療薬への耐性を獲得することも考えられ、神戸大感染症センターは「この検体を含め、変異には注意が必要だ」と警告している。
混合感染した場合、新型ウイルスが季節性の遺伝子の一部を取り込むなどして、遺伝子が交じり合う「遺伝子再集合」と呼ばれる変異を起こす可能性がある。その場合、通常の突然変異に比べ、感染力、増殖力、薬剤耐性などウイルスの性質が大きく変化することもある。神戸大感染症センターなどはこの検体のウイルスについて、新たな性質を獲得していないか調べる方針。
新型インフルエンザの混合感染は国内でも報告されている。
神戸大感染症センターの新矢恭子准教授(ウイルス学)「季節性のAソ連型では、治療薬タミフルに耐性を持つウイルスが確認されており、混合感染によって新型でも耐性ができる可能性は常にある。継続的なウイルス監視が必要だ」
神戸大感染症センターと兵庫県立健康生活科学研究所は06/22までに、兵庫県内で採取した新型インフルエンザ検体を遺伝子解析したところ、感染者1人が季節性にも感染していたことを突き止めた。
兵庫県内での新型インフルエンザ発生がピークを迎えた05/16~20に採取した6検体の遺伝子を解析。1検体が新型と季節性のA香港型に混合感染していたことが判明した。
こうした混合感染によって、ウイルスの遺伝子が変異し、治療薬への耐性を獲得することも考えられ、神戸大感染症センターは「この検体を含め、変異には注意が必要だ」と警告している。
混合感染した場合、新型ウイルスが季節性の遺伝子の一部を取り込むなどして、遺伝子が交じり合う「遺伝子再集合」と呼ばれる変異を起こす可能性がある。その場合、通常の突然変異に比べ、感染力、増殖力、薬剤耐性などウイルスの性質が大きく変化することもある。神戸大感染症センターなどはこの検体のウイルスについて、新たな性質を獲得していないか調べる方針。
新型インフルエンザの混合感染は国内でも報告されている。
神戸大感染症センターの新矢恭子准教授(ウイルス学)「季節性のAソ連型では、治療薬タミフルに耐性を持つウイルスが確認されており、混合感染によって新型でも耐性ができる可能性は常にある。継続的なウイルス監視が必要だ」
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