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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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国交省:東播磨港に新海洋環境整備船 災害時のごみ回収へ <神戸新聞 2012/01/06 08:20>を編集

 国土交通省は、災害で海に流れ出た流木やがれきを回収する新しい海洋環境整備船を配備することにし、兵庫県相生市の造船所※で建造を進めている。現在の船より能力を向上させ、2013年春、東播磨港(兵庫県播磨町)に配備し、播磨灘を中心に業務に当たる。近年増える集中豪雨で、大量のごみが一気に流出する事態に備える。

 現在、東播磨港を拠点にする「いこま」は1976年の建造で老朽化が著しいことから、国土交通省近畿地方整備局神戸港湾空港技術調査事務所が約3億円かけて造る。

 「いこま」の全長が25mなのに対し、新船は33.5mと大型化。ごみの回収コンテナの容量も1.5倍の60立方メートルとなる。これまでの2倍の能力を持ったクレーンを装備し、約8mの大きな流木にも対応する。「いこま」にはない油の回収装置を備えるほか、速力もアップさせ、受持ち外の紀伊水道でも一部の任務を担う。

 2011/09には台風12号、15号が相次いで接近し、播磨灘で大量の浮遊ごみが発生。年間回収量は平均420立方メートルだが、2011年は04~11月で930立方メートルに達した。

 新船を運用する国土交通省近畿地方整備局神戸港湾事務所副所長の斉藤安立は「集中豪雨が増える傾向にあるが、新船によって効率的な回収が可能になる」と期待する。

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※ IHIのグループ会社、株式会社アイ・エイチ・アイ・アムテック(IHI相生工場内)が受注。海洋環境整備船の受注は6隻目(近畿地整神戸港湾事務所「Dr.海洋」←「紀淡丸」の代替船、近畿地整和歌山港湾事務所「海和歌丸」←「はりま」の代替船、中部地整名古屋港湾事務所「白龍」(2代目)、四国地整高松港湾空港整備事務所坂出港分室「美讃」←「わしゅう」の代替船)。
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