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防災ヘリにD-NET 神戸市消防局 自治体初導入 <MSN産経 2011/12/19 04:12>を編集
■「情報共有」実験へ
神戸市消防局は2012/01から、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の災害救援航空機情報共有ネットワーク(D-NET)を防災ヘリに搭載、実証実験に乗り出す。災害時に救援出動する複数のヘリコプターで被害情報を共有し、任務を割り振るため開発された運航管理システムで、自治体での導入は初めて。
D-NETは、JAXAが2006年に開発に着手した。阪神淡路大震災では全国から駆けつけた消防ヘリが集結したため被害などの情報が共有できず、同じ場所に複数のヘリが出動するなど無駄も多かった。このため上空のヘリと地上の運航管理者を衛星回線で結び、現場ヘリの性能や位置に応じた任務を割り振るシステムを考案した。
神戸市消防局では現在、地上の災害対策本部がFAXや電話で収集した情報を元に、上空の防災ヘリに無線で運航を指示しているが、D-NETの導入でヘリから撮影した災害現場の様子を地上で把握したうえで機体の性能や位置に応じた任務を指示。重複出動での衝突の危険性も低減することができるという。
今後、搭載ヘリでの訓練などでシステムの作動状況の実証実験に取り組み、救援活動の迅速性や安全性などを確認。2012年度中の技術確立を目指す。
JAXA広報部は「阪神で全国の消防ヘリを受け入れ、その後の災害支援にも積極的に取り組んできた神戸市の経験は貴重。実証実験の結果を実用化に役立てたい」と説明している。
■「情報共有」実験へ
神戸市消防局は2012/01から、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の災害救援航空機情報共有ネットワーク(D-NET)を防災ヘリに搭載、実証実験に乗り出す。災害時に救援出動する複数のヘリコプターで被害情報を共有し、任務を割り振るため開発された運航管理システムで、自治体での導入は初めて。
D-NETは、JAXAが2006年に開発に着手した。阪神淡路大震災では全国から駆けつけた消防ヘリが集結したため被害などの情報が共有できず、同じ場所に複数のヘリが出動するなど無駄も多かった。このため上空のヘリと地上の運航管理者を衛星回線で結び、現場ヘリの性能や位置に応じた任務を割り振るシステムを考案した。
神戸市消防局では現在、地上の災害対策本部がFAXや電話で収集した情報を元に、上空の防災ヘリに無線で運航を指示しているが、D-NETの導入でヘリから撮影した災害現場の様子を地上で把握したうえで機体の性能や位置に応じた任務を指示。重複出動での衝突の危険性も低減することができるという。
今後、搭載ヘリでの訓練などでシステムの作動状況の実証実験に取り組み、救援活動の迅速性や安全性などを確認。2012年度中の技術確立を目指す。
JAXA広報部は「阪神で全国の消防ヘリを受け入れ、その後の災害支援にも積極的に取り組んできた神戸市の経験は貴重。実証実験の結果を実用化に役立てたい」と説明している。
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