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ザザシティ中央館:売却分配で合意 浜松市が抵当権解除へ <中日新聞 2011/11/30>を編集
管理会社アルファ・イチマルマルの自己破産手続きが進められている浜松市中区鍛冶町の再開発ビル「ザザシティ浜松中央館」の商業区画の売却をめぐり、浜松市などの抵当権者が29日、売却代金の分配方法で最終合意に達したことが分かった。これを受けて、浜松市は抵当権を解除する方針を固め、開会中の浜松市議会11月定例会に関連議案を提出する。7億円余の債権を持つ浜松市への分配額は、7000~8000万円にとどまるとみられる。
抵当権の解除は、管理会社アルファ・イチマルマルとの間で区画の売買契約を結んだ総合設備工事業の日管(浜松市中区池町)が、取得に際して付けた条件。大口債権者である抵当権者間の協議が調ったことで、予定していた年内の譲渡に向けて、事態は大きく前進した。
複数の関係者によると、商業区画の売却代金は2億5000万円。日管はこれに加えて、既存のテナントが管理会社に預けていた敷金など約1億2000万円を負担する。不動産取得税や登録免許税などの諸費用を合わせた総投資額は、5億円弱に上る模様だ。
一方、商業区画については、浜松市と、金融機関の債権を受け継いだ東京の債権回収会社が抵当権を設定。管理会社が自己破産申請する前に、日管への商業区画の売却や、抵当権者に優先配当される売却代金の配分について大筋で合意し、詰めの協議を進めていた。
浜松市は2003年に商業区画の取得費用として、管理会社アルファ・イチマルマルに7億円余を貸し付け、未回収のままとなっている。残る6億円余の債権については、管理会社の資産が他にほとんどなく、事実上、放棄することになる。
破産管財人(弁護士)の梶谷篤は取材に対し、「早期の処理に向けて関係者が真剣に努力した結果、合理的な決着をみることができた」と話している。
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ザザシティ浜松中央館:アルファ・イチマルマル自己破産へ テナントは継続 <毎日新聞 2011/10/06>を編集
◇負債28億円
浜松市中心街の再開発ビル「ザザシティ浜松中央館」(浜松市中区鍛冶町)の商業施設管理会社アルファ・イチマルマル(浜松市中区鍛治町)が、東京地裁に自己破産を申請したことが2011/10/05わかった。代理人の弁護士によると負債額は約28億円。アルファ・イチマルマルと設備工事会社 日管(浜松市中区池町)の間では商業ゾーンの売却交渉が進められており、テナントの営業は継続されている。
ザザシティ浜松中央館はザザシティ浜松西館 開店の1年後の2001/11オープン。15階建ての5階以上が「浜松こども館」など浜松市の施設やマンションで、商業ゾーンは地下1階~地上4階。
帝国データバンク浜松支店によるとアルファ・イチマルマルは1991年設立。商業ゾーンの賃貸で2006/03期に年収約8億円を計上していた。しかし、消費低迷や郊外型大型店との競合による中心街の空洞化、中央館に核テナントがないことなどから客足が鈍化。テナントの退去も目立ち、2010/03期の売上高は5億0500万円程度に落ち込んだ。
弁護士によると、主な債権者は浜松市と、銀行が売却した債権を持つ債権買取り会社。近く東京地裁から破産手続きの開始決定が出て、破産管財人が選定される予定。
商業ゾーンの買い取り交渉をしている日管は「不動産投資もしている我が社として、中心街活性化に向けて何とかしたいと考えている。買収額は明かせないが、債権の放棄などに債権者が納得していただけることが買収の条件」などと話している。
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ザザシティ浜松中央館:地権者法人が破産申請 <静岡新聞 2011/10/05 08:52>を編集
浜松市中心街の再開発ビル「ザザシティ浜松中央館」(浜松市中区鍛冶町)の地権者法人アルファ・イチマルマルが裁判所に自己破産を申請したことが、2011/10/04、複数の関係者の話で分かった。今後は、ザザシティ浜松中央館の商業区画(地下1階~地上4階)は、設備工事会社の日管(浜松市中区池町)に売却され、商業利用などが続く見通し。
関係者によると、負債総額は約23億円。今後の手続きでは、地権者法人が所有するザザシティ浜松中央館の商業区画と土地の一部を日管に売却し、東京の債権買取り会社や債権を持つ浜松市など債権者に配当するとみられる。同じく債務を抱えているビル開発主体のザザシティ浜松中央館の再開発組合も清算し、解散する方向。
地権者法人は2011/10/04、ザザシティ浜松中央館に入居するテナントへの説明会を開き、これまでの経過と今後の方針を説明した。
ザザシティ浜松中央館は地権者らが再開発組合をつくり、浜松市の補助金などを含め約190億円をかけて建設し、2001年に開業した。しかし、核テナントが入らず、オープン直前に百貨店の松菱が自己破産するなど商業環境の悪化や消費の冷え込みなどが響き、テナントの入居率は低迷している。
■ザザシティ浜松中央館の関連年表
1990/04 再開発のための準備組合設立
1991/11 地権者法人アルファ・イチマルマル設立
1995/03 再開発組合設立
1995/06 核テナント「パルコ」が進出断念
1995/07 西武百貨店浜松店が撤退を表明
2000/11 ザザシティ浜松西館が開店
2001/11 百貨店松菱が自己破産
2001/11 ザザシティ浜松中央館が開店
2004/01 ザザシティ浜松中央館の財政難が表面化
2004/03 ザザシティ浜松中央館への公的支援案を浜松市議会が否決
2005/05 再開発組合が債務清算に向け民事調停申立(浜松市に補助金交付、金融機関に債権放棄求める)
2005/08 調停開始
2006/12 調停の成立見込み立たず、取下げ
2008/03 3金融機関が債権を売却
管理会社アルファ・イチマルマルの自己破産手続きが進められている浜松市中区鍛冶町の再開発ビル「ザザシティ浜松中央館」の商業区画の売却をめぐり、浜松市などの抵当権者が29日、売却代金の分配方法で最終合意に達したことが分かった。これを受けて、浜松市は抵当権を解除する方針を固め、開会中の浜松市議会11月定例会に関連議案を提出する。7億円余の債権を持つ浜松市への分配額は、7000~8000万円にとどまるとみられる。
抵当権の解除は、管理会社アルファ・イチマルマルとの間で区画の売買契約を結んだ総合設備工事業の日管(浜松市中区池町)が、取得に際して付けた条件。大口債権者である抵当権者間の協議が調ったことで、予定していた年内の譲渡に向けて、事態は大きく前進した。
複数の関係者によると、商業区画の売却代金は2億5000万円。日管はこれに加えて、既存のテナントが管理会社に預けていた敷金など約1億2000万円を負担する。不動産取得税や登録免許税などの諸費用を合わせた総投資額は、5億円弱に上る模様だ。
一方、商業区画については、浜松市と、金融機関の債権を受け継いだ東京の債権回収会社が抵当権を設定。管理会社が自己破産申請する前に、日管への商業区画の売却や、抵当権者に優先配当される売却代金の配分について大筋で合意し、詰めの協議を進めていた。
浜松市は2003年に商業区画の取得費用として、管理会社アルファ・イチマルマルに7億円余を貸し付け、未回収のままとなっている。残る6億円余の債権については、管理会社の資産が他にほとんどなく、事実上、放棄することになる。
破産管財人(弁護士)の梶谷篤は取材に対し、「早期の処理に向けて関係者が真剣に努力した結果、合理的な決着をみることができた」と話している。
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ザザシティ浜松中央館:アルファ・イチマルマル自己破産へ テナントは継続 <毎日新聞 2011/10/06>を編集
◇負債28億円
浜松市中心街の再開発ビル「ザザシティ浜松中央館」(浜松市中区鍛冶町)の商業施設管理会社アルファ・イチマルマル(浜松市中区鍛治町)が、東京地裁に自己破産を申請したことが2011/10/05わかった。代理人の弁護士によると負債額は約28億円。アルファ・イチマルマルと設備工事会社 日管(浜松市中区池町)の間では商業ゾーンの売却交渉が進められており、テナントの営業は継続されている。
ザザシティ浜松中央館はザザシティ浜松西館 開店の1年後の2001/11オープン。15階建ての5階以上が「浜松こども館」など浜松市の施設やマンションで、商業ゾーンは地下1階~地上4階。
帝国データバンク浜松支店によるとアルファ・イチマルマルは1991年設立。商業ゾーンの賃貸で2006/03期に年収約8億円を計上していた。しかし、消費低迷や郊外型大型店との競合による中心街の空洞化、中央館に核テナントがないことなどから客足が鈍化。テナントの退去も目立ち、2010/03期の売上高は5億0500万円程度に落ち込んだ。
弁護士によると、主な債権者は浜松市と、銀行が売却した債権を持つ債権買取り会社。近く東京地裁から破産手続きの開始決定が出て、破産管財人が選定される予定。
商業ゾーンの買い取り交渉をしている日管は「不動産投資もしている我が社として、中心街活性化に向けて何とかしたいと考えている。買収額は明かせないが、債権の放棄などに債権者が納得していただけることが買収の条件」などと話している。
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ザザシティ浜松中央館:地権者法人が破産申請 <静岡新聞 2011/10/05 08:52>を編集
浜松市中心街の再開発ビル「ザザシティ浜松中央館」(浜松市中区鍛冶町)の地権者法人アルファ・イチマルマルが裁判所に自己破産を申請したことが、2011/10/04、複数の関係者の話で分かった。今後は、ザザシティ浜松中央館の商業区画(地下1階~地上4階)は、設備工事会社の日管(浜松市中区池町)に売却され、商業利用などが続く見通し。
関係者によると、負債総額は約23億円。今後の手続きでは、地権者法人が所有するザザシティ浜松中央館の商業区画と土地の一部を日管に売却し、東京の債権買取り会社や債権を持つ浜松市など債権者に配当するとみられる。同じく債務を抱えているビル開発主体のザザシティ浜松中央館の再開発組合も清算し、解散する方向。
地権者法人は2011/10/04、ザザシティ浜松中央館に入居するテナントへの説明会を開き、これまでの経過と今後の方針を説明した。
ザザシティ浜松中央館は地権者らが再開発組合をつくり、浜松市の補助金などを含め約190億円をかけて建設し、2001年に開業した。しかし、核テナントが入らず、オープン直前に百貨店の松菱が自己破産するなど商業環境の悪化や消費の冷え込みなどが響き、テナントの入居率は低迷している。
■ザザシティ浜松中央館の関連年表
1990/04 再開発のための準備組合設立
1991/11 地権者法人アルファ・イチマルマル設立
1995/03 再開発組合設立
1995/06 核テナント「パルコ」が進出断念
1995/07 西武百貨店浜松店が撤退を表明
2000/11 ザザシティ浜松西館が開店
2001/11 百貨店松菱が自己破産
2001/11 ザザシティ浜松中央館が開店
2004/01 ザザシティ浜松中央館の財政難が表面化
2004/03 ザザシティ浜松中央館への公的支援案を浜松市議会が否決
2005/05 再開発組合が債務清算に向け民事調停申立(浜松市に補助金交付、金融機関に債権放棄求める)
2005/08 調停開始
2006/12 調停の成立見込み立たず、取下げ
2008/03 3金融機関が債権を売却
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