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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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京都1歳娘殺人未遂:娘の点滴に異物、傷害致死起訴へ 京都地検「殺意なし」 <毎日新聞 2009/05/26>
http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2009/05/26/20090526ddm041040152000c.html

 毎日新聞によると、高木香織(36)=岐阜県関市=について、京都地検の精神鑑定で「代理ミュンヒハウゼン症候群」との結果が出た。鑑定では責任能力はあるとされたが、京都地検は殺意までは認められないとみて、近く、殺人ではなく傷害致死罪で起訴する見通し。

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 重要キーワード:代理によるミュンヒハウゼン症候群
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「次女、三女の点滴にも水混入」殺人容疑で再逮捕の母 <読売新聞 2009/01/15>

 京大病院に入院中の5女(1)の点滴に腐敗水を混入したとして母親の高木香織(35)(岐阜県関市)が殺人未遂容疑で逮捕された事件で、京都府警と岐阜県警は2009/01/14、4女(当時8か月)の点滴に水道水を混ぜて殺害したとして、高木を殺人容疑で再逮捕し、合同捜査本部を設置した。
 高木は、2001年と2004年に死亡した次女(3歳で死亡)と3女(2歳で死亡)にも「入院中、点滴に水を混入した」と認めており、両府県警は2人が死亡した経緯を慎重に調べる。

 発表では、高木は2006/03~2006/04、岐阜大病院(岐阜市)に肝機能障害で入院していた4女の個室病室内で、点滴回路に数回、注射器で病室の水道の水を混入し、2006/05/05に殺害した疑い。死因は肺水腫だった。4月上旬の血液検査で通常、血中に存在しない細菌数種類が確認され、府警が改めて4女の病室の水道蛇口付近で採取した細菌を鑑定した結果、血中の細菌と一致。肺水腫を引き起こした菌と判断した。
 高木は「周囲の同情を買うため、子どもを看病する姿を見せたかった」と供述しているが、殺意は否認している。医療関係者は、周囲の関心を引くため子どもに意図的に危害を加える「代理ミュンヒハウゼン症候群」の可能性を指摘しており、両府県警はこうした症状と犯行との関連についても調べる。

 捜査関係者によると、次女と3女にも血中に細菌が混入したとみられる症状があった。また、5女の点滴には水にスポーツドリンクを混ぜて入れた理由について、高木は「4女が水で死んだので、体への影響が少ないようにと思った」と供述している。
 京都地検は2009/01/14、高木を5女の事件について処分保留とした。

◆夫「名医頼って駆け回っていた妻が…信じられない」◆

 夫(49)は2009/01/14、岐阜県関市の自宅前で読売新聞の取材に応じ、「信じられない」とショックを隠しきれない様子で語った。夫によると、高木は4女を妊娠中、ウイルスに感染し、医師から「(4女は)障害を持つ可能性がある」と宣告された。誕生直後は異常は見つからなかったが、体重が増えないため岐阜大病院に検査入院させた。その後、4女は高熱を出し、様々な病気を併発し、2006/05に同病院で死亡した。
 京都府警が昨年末、自宅から押収した医学書や医学雑誌は、「妻が専門医の話を理解するために買い集めたもの」といい、「我が子の看病に長い時間を費やし、岐阜から横浜、京都まで名医を頼って駆け回っていた」と振り返る。

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 重要キーワード:代理によるミュンヒハウゼン症候群
 本人にとっては殺人ではない。児童虐待でもない。これは精神疾患である。だから治療対象となる。犯罪者ではない。ただし行った行為は犯罪行為である。ただし、犯罪であるとは認識していない。
 子供からしたら立派な「児童虐待」にあたる。だから、この母親と子供はお互いに離れなければ、お互いの幸せにならない。
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1歳児の点滴に腐敗水、母親を逮捕…京大病院に入院中 <読売新聞 2008/12/24>

 入院中の娘(1歳10か月)が受けていた点滴に腐敗した水を混ぜ殺害しようとしたとして、京都府警は2008/12/24、岐阜県関市の母親(35)を殺人未遂容疑で逮捕した。母親は混入を認めたうえで、「死なせるためではなく、子どもが病気になれば付き添って看病できると思ったのでやった」と殺意を否認している。府警は、母親が以前から同様の行為を繰り返していたとみて、詳しい経緯を調べる。

 発表では、母親は2008/12/22~12/23夕、京大病院(京都市左京区)小児科のICUで、敗血症の疑いで入院中の5女の点滴回路に2回、注射器で腐った水を注入し、殺害しようとした疑い。5女は一時、発熱などの症状があったが、現在は回復に向かい、命に別条はない。
 京都府警や京大病院によると、5女は原因不明の重症感染症にかかっているとして、2008/12/02、岐阜県内の病院から京大病院に転院。敗血症の症状があり、血液検査をしたところ、唾液に含まれるカンジダ・アルビカンス菌などが異常に高い数値で血中から検出された。2008/12/07には5女の容体が悪化し、ICUに収容した。京大病院は2008/12/11に京都府警に相談。京都府警が、ICUのモニターカメラで内部を録画して監視したところ、2008/12/23夕、母親がカメラから隠すように5女を抱きかかえ、ポケットから何かを取り出す仕草をみせたため、任意同行を求め事情聴取。その際、鞄などに注射器数本を所持しており、2008/12/24朝になって「水道水にスポーツドリンクを入れ、1週間~10日ほど放置して腐らせたものを、面会時間中に点滴に入れた。殺すつもりはなかった」などと供述。「以前にも同じようなことをした」とも話した。
 母親が言う犯行動機について、府警は「子どもに意図的に危害を加えて症状を作り出し、周囲の関心を引こうとする精神疾患の可能性があると、京大病院が分析している」としている。
 母親と5女は、夫と長女との4人家族で、母親は5女に付き添い、京都市内に滞在していた。一方、次女、3女、4女はいずれも4歳までの乳幼児期に病院で病死しており、府警はそれぞれの死亡の経緯についても慎重に調べている。

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 重要キーワード:代理によるミュンヒハウゼン症候群
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