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M9.0南海地震で大阪水没 津波5.5m、関西大学試算 <MSN産経 2011/06/23 19:06>を添削
東日本大震災と同じM9.0級の南海地震が起きた場合、大阪に押し寄せる津波の高さが5.5mとなり、大阪府内の平野部の大半が水没する恐れがあるとの試算を関西大学社会安全学部教授の河田恵昭がまとめ、2011/06/23、大阪市内で開かれた共同通信社のきさらぎ会の講演で明らかにした。河田は「防災計画には最悪のシナリオが必要だ」として、大都市に特有の地下鉄や地下街への浸水対策や、防波堤の整備などを訴えている。
文部科学省地震調査研究推進本部や河田によると、南海地震の30年以内の発生確率は60%程度。M8.4と想定され、大阪湾を襲う津波の高さは2.5mとされていた。Mが0.2増加すると津波の高さは平均1.3倍になる。M9.0なら想定より3m高くなる。地盤の高さから、大阪市内では大阪府本庁舎や大阪城がある海抜20m以上の上町台地を除くほぼ全域が水没する恐れがある。
東日本大震災と同じM9.0級の南海地震が起きた場合、大阪に押し寄せる津波の高さが5.5mとなり、大阪府内の平野部の大半が水没する恐れがあるとの試算を関西大学社会安全学部教授の河田恵昭がまとめ、2011/06/23、大阪市内で開かれた共同通信社のきさらぎ会の講演で明らかにした。河田は「防災計画には最悪のシナリオが必要だ」として、大都市に特有の地下鉄や地下街への浸水対策や、防波堤の整備などを訴えている。
文部科学省地震調査研究推進本部や河田によると、南海地震の30年以内の発生確率は60%程度。M8.4と想定され、大阪湾を襲う津波の高さは2.5mとされていた。Mが0.2増加すると津波の高さは平均1.3倍になる。M9.0なら想定より3m高くなる。地盤の高さから、大阪市内では大阪府本庁舎や大阪城がある海抜20m以上の上町台地を除くほぼ全域が水没する恐れがある。
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