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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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“動かぬ”と評価の断層 動く <NHKオンライン 2011/04/22 05:51>を添削

 福島第一原子力発電所の周辺で、東京電力が国の耐震指針に沿って「13万年前から活動がなく、地震を起こさない」と評価していた断層が2011/04/11の震度6弱の地震のあと、11km余りにわたってずれていたことが研究機関の調査で分かりました。東京電力は「地震の揺れの想定の見直しもあり得る」としており、他の原発周辺の断層の評価に影響が及ぶことも予想されます。

 断層がずれていたのは、福島第一原発から南西におよそ50km離れた福島県いわき市の「湯ノ岳断層」です。2011/04/11、福島県と茨城県で震度6弱を観測した地震のあと、茨城県つくば市にある独立行政法人土木研究所の調査で、この断層を含め11.5km余りにわたって地表のずれや沈下が確認されました。原発周辺の断層を巡っては、国が2006年に原発の耐震指針を見直し、耐震性評価の際に考慮すべき活動の期間をそれまで「5万年前から」としていたのを「13万年前から」に改めました。その際、東京電力は地質などを調べた結果「この断層は13万年前から活動は見られず、地震を起こさない」と評価し、経済産業省の原子力安全・保安院も去年2010年この評価を妥当だとしていました。この断層がずれていたことについて、東京電力は「現在、詳しい調査をしていて結果によっては、福島第一原発の地震の揺れの想定を見直すこともあり得る」としており、今後、他の原発周辺の断層の評価に影響が及ぶことも予想されます。
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