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大阪市環境局着服:6人免職、21人停職 <MSN産経 2010/12/22>を添削
大阪市環境局河川事務所の職員が河川清掃で引き上げた収集品から金品を着服したとされる問題で、大阪市は2010/12/22、6人を免職、21人を停職の懲戒処分にした。大阪市は2010/12/22、遺失物横領容疑で大阪府警に告発した。
大阪市によると、河川事務所には職員34人が所属。調査の結果、現金の着服は少なくとも十数年前から年数回~月数回程度行われ、中には約15万円を5人で分配したこともあった。鞄や財布を再利用したり、身分証明書を見つけたのにごみとして処分したりしたケースもあった。
大阪市は今後、河川事務所を廃止し民間委託する方針。
大阪市によると、現金を抜き取る様子などを撮影した男性職員が、大阪市や報道機関に内部告発したことで発覚。この職員も2010/06に約10万円を2人で山分けしていたことや、不正な収集作業を撮影させるよう他の職員を脅迫していたことが分かったとして免職処分にした。
また、ペットを処理する大阪市環境局木津川事務所の職員が飼主から心付けを受け取っていた問題で、大阪市は2010/12/22、職員13人を停職処分にした。
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大阪市環境局着服:現金抜き取り問題「30年以上の慣習」告発の大阪市職員が証言 <MSN産経 2010/11/27>を添削
大阪市環境局の河川事務所職員が回収したごみから現金を抜き取っていた問題で、実態をビデオ撮影し、内部告発した河川事務所の男性職員が産経新聞の取材に対し、「抜き取りは少なくとも30年以上続く慣習だった」と証言した。職員は「上司に訴えたが、逆に圧力をかけられた」と主張。大阪市側の調査に、河川事務所の清掃担当職員31人の9割が抜き取りを認めているといい、大阪市長の平松邦夫は「明らかな犯罪行為」として年内にも関係者を刑事告発する方針だ。
■動かぬ証拠
船上で財布などを物色する職員たち。1人が「去年は(最高で)15万。鞄の中の封筒に入っとった。5人で分けた」とつぶやいた。告発した職員が腕時計型ビデオカメラで撮影したワンシーンだ。
河川事務所は、道頓堀川や土佐堀川など大阪市内の10河川の清掃を担当。告発職員は、2010/06~08に映像を撮影したという。
映像には、回収ごみから抜き取った千円札の束をバケツの水で洗いながら「10万はあるな」と話す職員や、「(現金が)ポーンと出たときはうまいこと8人で分けた。ちょこちょこやったら、ある程度たまってから(分けた)」と解説する職員の姿も写っていた。
告発職員によると、ごみの中から免許証やカード類が見つかっても、警察に届け出ることはない。「そんなことしたら、やってきたことが全部ばれるから」だという。
■「陸ごみ」回収も
河川事務所の清掃をめぐっては、陸上に不法投棄されたごみを職員がかき集め、いったん川に流して再び船に回収するというシーンも映像にとらえられていた。告発職員によると、これは職員の間で「陸(おか)ごみ」と呼ばれているという。
河川事務所が受け持つ10河川のうち、7河川は大阪府が管理しており、年間事業費総額の5割近くに当たる1億7000万円の補助金を大阪府から受けている。
「冬は河川のごみがぱったりなくなる。補助金の額とごみの回収量は直接関係ないが、大阪府からは毎年補助金の減額要請があり、ごみが減ればその理由になる」と告発職員。わざわざ陸のごみを川に流すのは、河川清掃の証拠を写真に残すための自作自演の行為だったとみられている。
■隠蔽工作
告発職員は2009年秋以降、河川事務所長に再三問題を訴えたが改善されなかった。そのため2010/09/23、知人の市議を通じて告発し、2010/09/24には大阪市長の平松と大阪市環境局長にも伝わった。
しかし、担当課長が2010/10/01、事務所職員を集めて「来週から調査を始める」と事前通告したため、4日後の調査開始までに、抜き取った小銭をためていた缶やビンなどが処分される隠蔽工作が図られたという。
さらに、告発職員は2010/10中旬、大阪市側から病気を理由に異動をほのめかされたといい、「守るどころか逆に圧力をかけられている」と不信感を募らせている。
大阪市は2010/12/18、調査チームを設置。大阪市長の平松は「河川事務所の大掃除」を宣言し、徹底的に調査する構えだ。だが、河川事務所長は産経新聞の取材に「現金の抜き取りも陸ごみの問題も、職員から聞いたことはなかった」としている。
大阪市環境局河川事務所の職員が河川清掃で引き上げた収集品から金品を着服したとされる問題で、大阪市は2010/12/22、6人を免職、21人を停職の懲戒処分にした。大阪市は2010/12/22、遺失物横領容疑で大阪府警に告発した。
大阪市によると、河川事務所には職員34人が所属。調査の結果、現金の着服は少なくとも十数年前から年数回~月数回程度行われ、中には約15万円を5人で分配したこともあった。鞄や財布を再利用したり、身分証明書を見つけたのにごみとして処分したりしたケースもあった。
大阪市は今後、河川事務所を廃止し民間委託する方針。
大阪市によると、現金を抜き取る様子などを撮影した男性職員が、大阪市や報道機関に内部告発したことで発覚。この職員も2010/06に約10万円を2人で山分けしていたことや、不正な収集作業を撮影させるよう他の職員を脅迫していたことが分かったとして免職処分にした。
また、ペットを処理する大阪市環境局木津川事務所の職員が飼主から心付けを受け取っていた問題で、大阪市は2010/12/22、職員13人を停職処分にした。
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大阪市環境局着服:現金抜き取り問題「30年以上の慣習」告発の大阪市職員が証言 <MSN産経 2010/11/27>を添削
大阪市環境局の河川事務所職員が回収したごみから現金を抜き取っていた問題で、実態をビデオ撮影し、内部告発した河川事務所の男性職員が産経新聞の取材に対し、「抜き取りは少なくとも30年以上続く慣習だった」と証言した。職員は「上司に訴えたが、逆に圧力をかけられた」と主張。大阪市側の調査に、河川事務所の清掃担当職員31人の9割が抜き取りを認めているといい、大阪市長の平松邦夫は「明らかな犯罪行為」として年内にも関係者を刑事告発する方針だ。
■動かぬ証拠
船上で財布などを物色する職員たち。1人が「去年は(最高で)15万。鞄の中の封筒に入っとった。5人で分けた」とつぶやいた。告発した職員が腕時計型ビデオカメラで撮影したワンシーンだ。
河川事務所は、道頓堀川や土佐堀川など大阪市内の10河川の清掃を担当。告発職員は、2010/06~08に映像を撮影したという。
映像には、回収ごみから抜き取った千円札の束をバケツの水で洗いながら「10万はあるな」と話す職員や、「(現金が)ポーンと出たときはうまいこと8人で分けた。ちょこちょこやったら、ある程度たまってから(分けた)」と解説する職員の姿も写っていた。
告発職員によると、ごみの中から免許証やカード類が見つかっても、警察に届け出ることはない。「そんなことしたら、やってきたことが全部ばれるから」だという。
■「陸ごみ」回収も
河川事務所の清掃をめぐっては、陸上に不法投棄されたごみを職員がかき集め、いったん川に流して再び船に回収するというシーンも映像にとらえられていた。告発職員によると、これは職員の間で「陸(おか)ごみ」と呼ばれているという。
河川事務所が受け持つ10河川のうち、7河川は大阪府が管理しており、年間事業費総額の5割近くに当たる1億7000万円の補助金を大阪府から受けている。
「冬は河川のごみがぱったりなくなる。補助金の額とごみの回収量は直接関係ないが、大阪府からは毎年補助金の減額要請があり、ごみが減ればその理由になる」と告発職員。わざわざ陸のごみを川に流すのは、河川清掃の証拠を写真に残すための自作自演の行為だったとみられている。
■隠蔽工作
告発職員は2009年秋以降、河川事務所長に再三問題を訴えたが改善されなかった。そのため2010/09/23、知人の市議を通じて告発し、2010/09/24には大阪市長の平松と大阪市環境局長にも伝わった。
しかし、担当課長が2010/10/01、事務所職員を集めて「来週から調査を始める」と事前通告したため、4日後の調査開始までに、抜き取った小銭をためていた缶やビンなどが処分される隠蔽工作が図られたという。
さらに、告発職員は2010/10中旬、大阪市側から病気を理由に異動をほのめかされたといい、「守るどころか逆に圧力をかけられている」と不信感を募らせている。
大阪市は2010/12/18、調査チームを設置。大阪市長の平松は「河川事務所の大掃除」を宣言し、徹底的に調査する構えだ。だが、河川事務所長は産経新聞の取材に「現金の抜き取りも陸ごみの問題も、職員から聞いたことはなかった」としている。
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