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Sclaps KOBE

神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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神戸市環境局 事業所に豪華ジム <神戸新聞 2010/09/30>を添削


本格的な器具がそろうトレーニングルーム=神戸市東灘区魚崎西町3、神戸市環境局東灘事業所



導入経緯が不明にもかかわらず、物品管理簿で寄贈品と記載したケースも


 家庭ごみの収集・運搬に当たる神戸市環境局の事業所の多くが、施設内にトレーニングルームを設けていることが、神戸市への取材で分かった。職員の体力づくりが目的とされるが、本格的なトレーニング機器を十数台も揃えたフィットネスジムのような所も。機器を物品管理簿上、寄贈品としながら、寄贈者を明記していないなど、多くは導入の経緯が不明。神戸市は「公費流用はない」としているが、杜撰な物品管理が厳しく問われる。

 トレーニングルームがあるのは、事業所やパッカー車の運転手が待機する自動車管理事務所計10カ所のうち、少なくとも8カ所。施設の空き部屋や倉庫の一角などを利用している。各事業所長らの説明では「職員の公務災害防止を目的に、昼休みなど勤務時間外の利用は認めている」。

 神戸市では今月、取引業者の白紙伝票を悪用するなどして、過去5年間で約2億1000万円の不正経理が判明。神戸市物品会計規則では、各課や出先の事業所が管理する備品は、管理番号を付けた上で管理簿に記載するよう定めているが、2008年度の神戸市の包括外部監査で、環境局は「管理簿と現物の一致が確認できないものが多数ある」と指摘されていた。これを受け、各事業所が台帳を整理。その際、「寄贈や購入の経緯がはっきりしないものを推測で寄贈品にしたケースもある」(神戸市環境局)。

 兵庫事業所(神戸市兵庫区)の場合、自転車型トレーニング機器や腹筋台など10台の他、バーベル用のウエートなど86枚を寄贈品として処理していた。「寄贈者は分からないが、過去5年間に公費で購入した記録はない」と説明する。
 自動車管理事務所(神戸市兵庫区)も、バーベルや卓球台を運動用具一式として寄贈品扱いにしたが、寄贈者が確認できないものもあった。
 東灘事業所(神戸市東灘区)は、職員有志が同好会マッスルクラブをつくる。十数台の機器を会で購入したというが、伝票などは残っていない。

 神戸市環境局は「器具は職員が自主的に持ち込んだと聞いているが、物品管理簿の記載が不十分なため、証明する手だてはない」と説明。「あらためて調査する予定はない」としている。

【全国市民オンブズマン連絡会議事務局長、新海聡弁護士の話】 推測の域は出ないが、辻褄を合わせるために寄贈と記載したとも受け取れる。寄贈された場合は、誰が、いつ寄贈したのかを物品管理簿に明記することが必要。不正経理問題が明らかになっている以上、購入の経緯が不明な物品は早急に調査すべきだ。
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