Sclaps KOBE
神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
日航、神戸空港撤退は2010年度 <神戸新聞 2009/09/17>を添削
経営再建中の日本航空が、2009〜2011年度に廃止を検討している国際線と国内線の計50路線の全容が2009/09/16、明らかになった。既に判明していた神戸、静岡、粟国と合わせ、丘珠、奥尻、松本、広島西の計7空港から撤退。アムステルダムなど海外9空港での運航も取りやめる。空港からの撤退は、すべての路線運航やカウンター業務をやめることになる。いずれも赤字路線で、日航は国土交通省の有識者会議に撤退計画を提示した。松本と広島西は他社も含め定期便がなくなる。地方空港の運営に打撃を与えるのは必至で、地元自治体などとの調整は難航しそうだ。
計画によると、廃止する国内29路線のうち、2009年度は10路線(公表済を含む)を廃止。2010年度は14路線を廃止し、神戸、丘珠、奥尻、広島西からの撤退となる。2011年度は松本、静岡から撤退し、5路線を廃止する。
〜〜〜〜
同時掲載の図(原文では写真で掲載されている)を元に加筆すると、
国内線の路線廃止計画
公表済み :関西〜女満別03/31、那覇〜粟国(RAC)05/31、関西〜釧路08/31、関西〜帯広08/31、伊丹〜種子島(JTA)08/31、関西〜旭川09/30、関西〜青森09/30
2009年度廃止:羽田〜神戸、中部〜熊本(JEX)、中部〜花巻
2010年度廃止:中部〜釧路、神戸〜新千歳、神戸〜石垣(JTA)、神戸〜那覇(JTA)、北九州〜那覇(JTA)、丘珠〜釧路(HAC)、丘珠〜函館(HAC)、新千歳〜函館(HAC)、函館〜旭川(HAC)、函館〜釧路(HAC)、函館〜奥尻(HAC)、広島西〜鹿児島(JAC)、広島西〜宮崎(JAC)、岡山〜鹿児島(JAC)
2011年度廃止:松本〜伊丹(JAC)、松本〜新千歳(JAC)、松本〜福岡(JAC)、静岡〜新千歳、静岡〜福岡
HAC:北海道エアシステム、JAC:日本エアコミューター、JTA:日本トランスオーシャン航空、RAC:琉球エアーコミューター
国際線の路線廃止計画
2009年度廃止:成田〜青島、杭州、アモイ、メキシコ。中部〜仁川、パリ。関西〜大連、杭州、仁川、釜山、ロンドン、ハノイ、クアラルンプール。
2010年度廃止:成田〜ローマ、ブリスベーン、アムステルダム。
2011年度廃止:成田〜高尾、サンパウロ。関西〜バンコク、デンパサール。中部〜バンコク。
〜〜〜
日航が神戸撤退検討 関西の航空網に打撃の恐れ <2009/09/16>
経営再建中の日本航空が神戸を含む国内7空港から撤退する可能性が出てきた。関西空港でも、中国路線の一部で運休が検討されている。JALのリストラ策で、関西の航空網は大きく打撃を受けることになりそうだ。
(中略)
神戸市によると、神戸空港の2009年度の収入見通しは18億3500万円で、着陸料は全体の4割にあたる6億8700万円になる。JALグループは神戸空港から、羽田、新千歳、那覇、石垣に1日計8便を運航しており、全面撤退すれば神戸発着の3分の1の便がなくなる計算。着陸料収入は激減し、空港経営は一層厳しさを増すことになる。
JALが神戸撤退を検討する背景には、神戸地区の需要減退がある。神戸空港の利用者数は、2007年度の297万人が、2008年度は13%減の257万人。便数も2006/02の開港時は1日27便あったが、現在は22便になった。
JALは、大連や杭州など関空発着の中国路線も運休・減便する方針だ。国内の23都市と結ばれている大阪(伊丹)空港発着でも、東北や山陰では、搭乗率が採算ラインと言われる7割を下回る50%以下の路線もある。今後、運休・減便の動き広がる可能性がある。JALは景気の後退が顕著になった昨秋から、首都圏に路線を集中させており、関西地区の比重を下げてきた。2009/10にも、路線の統廃合を含めた経営健全化計画をとりまとめる予定。
今後、地元自治体は日航に便数を維持するよう求めていくとみられるが、日航の経営危機は深刻で、検討している他社との提携が成立したとしても大幅な路線整理は不可避な情勢だ。
〜〜〜
いらないよ日本航空。機材と乗員をスカイマークに売り払ってくれ。
経営再建中の日本航空が、2009〜2011年度に廃止を検討している国際線と国内線の計50路線の全容が2009/09/16、明らかになった。既に判明していた神戸、静岡、粟国と合わせ、丘珠、奥尻、松本、広島西の計7空港から撤退。アムステルダムなど海外9空港での運航も取りやめる。空港からの撤退は、すべての路線運航やカウンター業務をやめることになる。いずれも赤字路線で、日航は国土交通省の有識者会議に撤退計画を提示した。松本と広島西は他社も含め定期便がなくなる。地方空港の運営に打撃を与えるのは必至で、地元自治体などとの調整は難航しそうだ。
計画によると、廃止する国内29路線のうち、2009年度は10路線(公表済を含む)を廃止。2010年度は14路線を廃止し、神戸、丘珠、奥尻、広島西からの撤退となる。2011年度は松本、静岡から撤退し、5路線を廃止する。
〜〜〜〜
同時掲載の図(原文では写真で掲載されている)を元に加筆すると、
国内線の路線廃止計画
公表済み :関西〜女満別03/31、那覇〜粟国(RAC)05/31、関西〜釧路08/31、関西〜帯広08/31、伊丹〜種子島(JTA)08/31、関西〜旭川09/30、関西〜青森09/30
2009年度廃止:羽田〜神戸、中部〜熊本(JEX)、中部〜花巻
2010年度廃止:中部〜釧路、神戸〜新千歳、神戸〜石垣(JTA)、神戸〜那覇(JTA)、北九州〜那覇(JTA)、丘珠〜釧路(HAC)、丘珠〜函館(HAC)、新千歳〜函館(HAC)、函館〜旭川(HAC)、函館〜釧路(HAC)、函館〜奥尻(HAC)、広島西〜鹿児島(JAC)、広島西〜宮崎(JAC)、岡山〜鹿児島(JAC)
2011年度廃止:松本〜伊丹(JAC)、松本〜新千歳(JAC)、松本〜福岡(JAC)、静岡〜新千歳、静岡〜福岡
HAC:北海道エアシステム、JAC:日本エアコミューター、JTA:日本トランスオーシャン航空、RAC:琉球エアーコミューター
国際線の路線廃止計画
2009年度廃止:成田〜青島、杭州、アモイ、メキシコ。中部〜仁川、パリ。関西〜大連、杭州、仁川、釜山、ロンドン、ハノイ、クアラルンプール。
2010年度廃止:成田〜ローマ、ブリスベーン、アムステルダム。
2011年度廃止:成田〜高尾、サンパウロ。関西〜バンコク、デンパサール。中部〜バンコク。
〜〜〜
日航が神戸撤退検討 関西の航空網に打撃の恐れ <2009/09/16>
経営再建中の日本航空が神戸を含む国内7空港から撤退する可能性が出てきた。関西空港でも、中国路線の一部で運休が検討されている。JALのリストラ策で、関西の航空網は大きく打撃を受けることになりそうだ。
(中略)
神戸市によると、神戸空港の2009年度の収入見通しは18億3500万円で、着陸料は全体の4割にあたる6億8700万円になる。JALグループは神戸空港から、羽田、新千歳、那覇、石垣に1日計8便を運航しており、全面撤退すれば神戸発着の3分の1の便がなくなる計算。着陸料収入は激減し、空港経営は一層厳しさを増すことになる。
JALが神戸撤退を検討する背景には、神戸地区の需要減退がある。神戸空港の利用者数は、2007年度の297万人が、2008年度は13%減の257万人。便数も2006/02の開港時は1日27便あったが、現在は22便になった。
JALは、大連や杭州など関空発着の中国路線も運休・減便する方針だ。国内の23都市と結ばれている大阪(伊丹)空港発着でも、東北や山陰では、搭乗率が採算ラインと言われる7割を下回る50%以下の路線もある。今後、運休・減便の動き広がる可能性がある。JALは景気の後退が顕著になった昨秋から、首都圏に路線を集中させており、関西地区の比重を下げてきた。2009/10にも、路線の統廃合を含めた経営健全化計画をとりまとめる予定。
今後、地元自治体は日航に便数を維持するよう求めていくとみられるが、日航の経営危機は深刻で、検討している他社との提携が成立したとしても大幅な路線整理は不可避な情勢だ。
〜〜〜
いらないよ日本航空。機材と乗員をスカイマークに売り払ってくれ。
PR