Sclaps KOBE
神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。
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川崎造船クレーン倒壊:地裁で3被告に有罪判決 <2009/04/22>
川崎造船神戸工場(神戸市中央区)で2007/08/25、部品交換中に大型クレーンが倒壊し作業員3人が死亡した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた当時の担当者3人に、神戸地裁は2009/04/22、それぞれに禁固1年 執行猶予2年(求刑禁固1年)の判決を言い渡した。
3人は(当時の)工場の工作部長杉崎公俊(56)、生産管理グループ長竹田俊志(54)、整備担当の班長定隆行(54)。
判決理由で五十嵐浩介裁判官は「結果は重大で刑事責任は軽視できない」とする一方で「工場全体での安全確保に疑問が残り、3人だけに責任を負わせるのは適当でない恐れがある」と指摘した。
判決によると、3人は造船用クレーンのベアリングを交換する際、十分な知識や経験がないのに安全性を検討せず工事を開始。クレーンが倒壊し3人を死亡させるなどした。
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川崎造船クレーン倒壊:地裁初公判で3人が起訴事実を認める <2009/02/27>
川崎造船神戸工場(神戸市中央区)で2007/08/25、大型クレーンが倒壊し、部品の交換作業をしていた社員らが死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた3人の初公判が2009/02/27、神戸地裁であり、いずれも起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で「ベアリング交換は40年以上前に行われて以来、工事工程表もなく、被告人らに作業の知識、経験がなかった」と主張した。
一方、同罪で神戸区検に略式起訴された整備担当主任技士(61)は、神戸簡裁に罰金50万円の略式命令を出され、すでに納付した。
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川崎造船クレーン倒壊:社員3人を在宅起訴 <2009/01/15>
川崎造船神戸工場(神戸市中央区)で2007/08/25、船体ブロックをつり上げるクレーンが倒壊し、部品の交換作業をしていた社員らが死傷した事故で、神戸地検は2009/01/14、注意義務を怠ったとして、業務上過失致死傷罪で3人を在宅起訴した。
起訴されたのは以下の3人。(役職はいずれも当時の役職、敬称略)
川崎造船神戸工場 工作部長 杉崎公俊(56)=神戸市北区=
川崎造船神戸工場 生産管理グループ長 竹田俊志(54)=明石市藤江=
川崎造船神戸工場 艤装課班長 定隆行(53)=三木市志染町=
3人とともに書類送検された主任技士(61)は「過失の程度が低い」として、神戸区検が略式起訴した。
起訴状によると、4人は社内規定に基づく審議会での安全性検討などを怠り、2007/08/25、クレーン(高さ約50m、総重量約670t)のベアリング交換の作業を実施。ジャッキ4基で持ち上げたクレーンを倒壊させ、作業員ら3人を死亡させ、3人に重軽傷を負わせた。
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川崎造船神戸工場:クレーン倒壊、3人死亡4人重軽傷 <2007/08/25>
2007/08/25 09:50頃、川崎造船神戸工場(神戸市中央区東川崎町)で、造船用クレーン(高さ約50m、約800t)のアーム部分(高さ約30m)が倒れた。
生田警察署などによると、近くでクレーンの修理作業をしていた同社の作業員ら9人のうち、3人が死亡、4人が重軽傷を負った。
調べでは、08:15頃から、作業員がクレーン部品の交換作業のため主軸を動かそうとしていた。クレーンは工場敷地内の中央付近にあり、アーム部分は「く」の字形に折れ曲がって、一部は隣接する工場の屋根に突き刺さった。クレーンは造船用の資材を運ぶためのもの。
▽死亡▽
川崎造船 社員 赤瀬祐三さん(55)=高砂市曽根町=
川崎造船 社員 篠原武史さん(40)=神戸市灘区岩屋北町2=
人材派遣会社 社員 山本和夫さん(55)=神戸市垂水区美山台1=
川崎造船によると、事故はクレーンの主軸下部に設置されているベアリングの交換作業中に起きた。
前日にベアリングの一部破損が見つかったため、当日08:00から、4基の油圧ジャッキでクレーンの主軸を数cm持ち上げる作業に取りかかった。現場責任者の赤瀬さんら6人は地上約12mのフートステップに、篠原さんと山本さんが地上約31mのローラーパスにいた。
09:00ごろからジャッキの油圧を上げたところ、主軸がフートステップ部分から折れ、アームが後方に倒れた。
4基のジャッキの油圧が不均等にかかったことやジャッキそのものの不具合が事故につながった可能性もあり、入院中の作業員らから事故当時の詳しい状況を聴いて原因の特定を進める。
倒れたのは「走行式ジブクレーン」と呼ばれる重機で、1964年に設置された。船舶の部材を運ぶためにドックのレール上を移動する構造になっている。
川崎造船神戸工場(神戸市中央区)で2007/08/25、部品交換中に大型クレーンが倒壊し作業員3人が死亡した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた当時の担当者3人に、神戸地裁は2009/04/22、それぞれに禁固1年 執行猶予2年(求刑禁固1年)の判決を言い渡した。
3人は(当時の)工場の工作部長杉崎公俊(56)、生産管理グループ長竹田俊志(54)、整備担当の班長定隆行(54)。
判決理由で五十嵐浩介裁判官は「結果は重大で刑事責任は軽視できない」とする一方で「工場全体での安全確保に疑問が残り、3人だけに責任を負わせるのは適当でない恐れがある」と指摘した。
判決によると、3人は造船用クレーンのベアリングを交換する際、十分な知識や経験がないのに安全性を検討せず工事を開始。クレーンが倒壊し3人を死亡させるなどした。
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川崎造船クレーン倒壊:地裁初公判で3人が起訴事実を認める <2009/02/27>
川崎造船神戸工場(神戸市中央区)で2007/08/25、大型クレーンが倒壊し、部品の交換作業をしていた社員らが死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた3人の初公判が2009/02/27、神戸地裁であり、いずれも起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で「ベアリング交換は40年以上前に行われて以来、工事工程表もなく、被告人らに作業の知識、経験がなかった」と主張した。
一方、同罪で神戸区検に略式起訴された整備担当主任技士(61)は、神戸簡裁に罰金50万円の略式命令を出され、すでに納付した。
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川崎造船クレーン倒壊:社員3人を在宅起訴 <2009/01/15>
川崎造船神戸工場(神戸市中央区)で2007/08/25、船体ブロックをつり上げるクレーンが倒壊し、部品の交換作業をしていた社員らが死傷した事故で、神戸地検は2009/01/14、注意義務を怠ったとして、業務上過失致死傷罪で3人を在宅起訴した。
起訴されたのは以下の3人。(役職はいずれも当時の役職、敬称略)
川崎造船神戸工場 工作部長 杉崎公俊(56)=神戸市北区=
川崎造船神戸工場 生産管理グループ長 竹田俊志(54)=明石市藤江=
川崎造船神戸工場 艤装課班長 定隆行(53)=三木市志染町=
3人とともに書類送検された主任技士(61)は「過失の程度が低い」として、神戸区検が略式起訴した。
起訴状によると、4人は社内規定に基づく審議会での安全性検討などを怠り、2007/08/25、クレーン(高さ約50m、総重量約670t)のベアリング交換の作業を実施。ジャッキ4基で持ち上げたクレーンを倒壊させ、作業員ら3人を死亡させ、3人に重軽傷を負わせた。
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川崎造船神戸工場:クレーン倒壊、3人死亡4人重軽傷 <2007/08/25>
2007/08/25 09:50頃、川崎造船神戸工場(神戸市中央区東川崎町)で、造船用クレーン(高さ約50m、約800t)のアーム部分(高さ約30m)が倒れた。
生田警察署などによると、近くでクレーンの修理作業をしていた同社の作業員ら9人のうち、3人が死亡、4人が重軽傷を負った。
調べでは、08:15頃から、作業員がクレーン部品の交換作業のため主軸を動かそうとしていた。クレーンは工場敷地内の中央付近にあり、アーム部分は「く」の字形に折れ曲がって、一部は隣接する工場の屋根に突き刺さった。クレーンは造船用の資材を運ぶためのもの。
▽死亡▽
川崎造船 社員 赤瀬祐三さん(55)=高砂市曽根町=
川崎造船 社員 篠原武史さん(40)=神戸市灘区岩屋北町2=
人材派遣会社 社員 山本和夫さん(55)=神戸市垂水区美山台1=
川崎造船によると、事故はクレーンの主軸下部に設置されているベアリングの交換作業中に起きた。
前日にベアリングの一部破損が見つかったため、当日08:00から、4基の油圧ジャッキでクレーンの主軸を数cm持ち上げる作業に取りかかった。現場責任者の赤瀬さんら6人は地上約12mのフートステップに、篠原さんと山本さんが地上約31mのローラーパスにいた。
09:00ごろからジャッキの油圧を上げたところ、主軸がフートステップ部分から折れ、アームが後方に倒れた。
4基のジャッキの油圧が不均等にかかったことやジャッキそのものの不具合が事故につながった可能性もあり、入院中の作業員らから事故当時の詳しい状況を聴いて原因の特定を進める。
倒れたのは「走行式ジブクレーン」と呼ばれる重機で、1964年に設置された。船舶の部材を運ぶためにドックのレール上を移動する構造になっている。
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