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神戸の雄パンダ…実は雌だった! 中国帰国後、出産 <神戸新聞 2011/12/24 07:30>を編集
共同繁殖研究のため中国から神戸市が借り受け、生殖能力が不十分との理由で帰国した雄のジャイアントパンダ、初代コウコウ(興興)が中国で出産し、雌として暮らしている。王子動物園(神戸市灘区)で飼育当時も雌疑惑が持ち上がったが、この時は中国から専門の獣医師が来日して調査、雄と結論づけていた。一方、帰国後の初代コウコウを知る関係者からは「もともと雌だった」との声が上がる。
初代コウコウは中国四川省のパンダ保護研究センターで誕生し、2000/07、雌のタンタン(旦旦)とともに3歳で来日。王子動物園の入園者が前年度の2倍以上になるなど、一躍人気者になった。
雄らしい大きな体格だったが、繁殖期に発情兆候をみせず「雌ではないか」という疑惑が浮上。神戸市は中国から獣医師を招き、超音波によるエコー検査などを実施した。その結果、中国側と神戸市は「雄だが、生殖器の発育が不十分で、数年内に繁殖能力が備わる可能性は低い」と判断し、2002/12、2代目と交換した。
中国国内の報道や関係者の話を総合すると、中国に戻った初代コウコウは雌の発情行為を示し、卵巣や子宮の位置がずれていたため正常に戻す手術を施した。日本パンダ保護協会(東京)の関係者は「もともと雌で、手術で出産できるようになったと聞いた」と打ち明ける。また「雄と雌両方の特徴があり、手術で正常な雌になった」との説もある。その後、初代コウコウは中国作成のパンダの血統登録書で性別が雌に変更された。2007年には双子を出産したとの記録もある。
これまでにジャイアントパンダ12頭が生まれた「アドベンチャーワールド」(和歌山県白浜町)によると、パンダは誕生後、体毛が生えるまでの1週間程度の間は性別の判定が比較的しやすいものの、それ以降は2~3歳頃まで外見では分かりにくいという。
神戸市によると、コウコウの性別について中国から正式な報告はない。神戸市はパンダの借り受けに当たって、野生動物保護支援のため、年間100万ドル(2010/07以降は50万ドル)を中国側に寄付している。王子動物園は「もともと雌だったとしても仕方がない。コウコウが中国で繁殖に貢献しているのは素晴らしいこと」としている。
神戸のジャイアントパンダ
2000/07、中国から雌雄のパンダを借り受け、日中共同の繁殖研究がスタートした。雄は阪神淡路大震災の震災復興にちなみコウコウ(興興)、雌は新世紀の幕開けに合わせ元旦からタンタン(旦旦)と名付けられた。
2代目コウコウで人工授精に2度成功。最初は死産で、2008年には待望の赤ちゃんが生まれたが3日後に死んだ。2代目コウコウは2010/09、人工授精のための麻酔中のトラブルで急死。神戸市は新たに雄を借り受けることで中国側と合意している。
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<asahi.com 2011/11/29>を編集
王子動物園のコウコウは2010/09に死んだが、死因が「人工授精の麻酔から覚める過程での嘔吐による窒息死」で人為的とされ、神戸市は契約に沿って中国側に50万ドル(約3900万円)の補償金を支払った。
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パンダは窒息死 中国側に(最高)50万ドル補償へ <神戸新聞 2010/10/02>を添削
神戸市立王子動物園(神戸市灘区)で2010/09に死んだ雄のジャイアントパンダ興興(コウコウ・14歳)が胃の内容物による窒息死だったことについて、神戸市は2010/10/02、日中共同の調査結果として、不可避の事故で動物園側にミスはなかったことを明らかにした。ただ、病死などの自然死ではないため、中国側との契約に基づき、損失補償として最高50万ドル(約4150万円)を支払う。
死因の共同調査は2010/09/16~09/29、日中両国の獣医師ら計11人で実施。麻酔をかけて精子を採取する前の興興の健康状態や麻酔の手順を検証し、冷凍保存していた死骸を解剖した。その結果、麻酔から覚める途中で興興が嘔吐し、粘液など胃の内容物が肺に入って窒息死していたことが判明。当時、回復を見守っていた飼育担当者が呼吸の変化に気づき、人工呼吸を試みたが、口の外に吐瀉物が出なかったため、嘔吐に気付かなかった。
神戸市は2010/06、興興と雌の旦旦(タンタン・15歳)のレンタル期限を5年間延長。その際、自然死以外で死んだ場合、神戸市が中国野生動物保護協会に補償金を払うと取り決めていた。
会見した神戸市建設局総務部長の樋口浩一は「中国側から補償に関する申入れはないが、契約上、支払い義務がある」と説明。(支払うことになった場合は)神戸市が掛けていた損害保険から支払う。今後の共同繁殖研究については、「新しいパンダを借り受けるかは白紙だが、あらゆる可能性を探って共同研究を続けたい」と話した。
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パンダ急死で調査団来日=中国の専門家ら-神戸 <時事通信 2010/09/16>を添削
神戸市立王子動物園は2010/09/16、中国から借り受け、2010/09/09に急死した14歳の雄のジャイアントパンダ興興(コウコウ)の死因を調査するため、中国から専門家3人が来日したと発表した。2010/09/25まで滞在する予定。
動物園によると、調査団は中国野生動物保護協会、四川省ジャイアントパンダ保護センター、四川農業大学動物病理学の専門家3人。日本側と調査方法などを協議し、死因の特定を進める。
共同研究契約では、パンダが人為的ミスで死んだ場合、中国側に50万ドルの賠償金を支払う取り決めがある。
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神戸市立王子動物園:パンダの雄「コウコウ」死ぬ <神戸新聞 2010/09/09>を添削
神戸市立王子動物園(神戸市灘区)は2010/09/09、中国から借り受けているジャイアントパンダの雄興興(コウコウ)(14歳)が死んだと発表した。人工授精のため、麻酔をかけて精子の採取を試みた後、麻酔から覚める途中で心肺が停止した。神戸市は今後も繁殖研究を続ける予定で、別のパンダの借り受けを含めて中国側と協議する。
興興は2代目で2002/12に来神。日中共同の繁殖研究のため、雌の旦旦(タンタン)(14歳)とともに、中国野生動物保護協会から借り受けていた。王子動物園では、2003年から人工授精による繁殖研究に取り組み、2010/06には、2010年までだった2頭のレンタル期限を5年間延長することで、中国側と合意していた。
王子動物園によると、2010/09/09 09:00すぎ、旦旦に発情の兆候がみられたため、興興の精子の採取に取り掛かった。注射や気管チューブ挿入で麻酔をかけたところ、興興は11:20頃に寝室に戻ったが、呼吸が浅いなどの異常がみられた。このため酸素マスクや心臓マッサージを施したが、12:00に死亡が確認された。麻酔との因果関係は不明で今後、中国側と協議し解剖する。
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神戸・王子動物園のパンダ レンタル5年間延長へ <神戸新聞 2010/06/07>を添削・加筆
神戸市は2010/06/07、中国から借り受けている神戸市立王子動物園(神戸市灘区)のジャイアントパンダ2頭について、2010年までだったレンタル期限を5年間延長する方向で中国側と合意した、と発表した。2010/06/09にも正式に決まる見通し。王子動物園は人工授精によるパンダの出産を目指しているが成功には至っておらず、中国側に借受期限の延長を求めていた。
神戸市は1999/08、中国野生動物保護協会と共同飼育繁殖研究の意向書を締結。日中共同の飼育繁殖研究を目的に、阪神大震災の被災者激励の意味も込めて、2000/07、王子動物園に初代興興(コウコウ)と旦旦(タンタン)が来園。初代興興は繁殖能力が低く、2002/12に2代目と交代した。2008年には国内で20年ぶりに人工授精で出産したが、赤ちゃんは生後4日目で死んだ。その後は妊娠していない。
今後2~3年は出産の可能性があるため、神戸市は2008年秋から中国側と交渉。財政難から寄付金の減額も求めていたところ、これまでの半額の年間50万ドル(約4500万円)でほぼまとまり、2010/06/09、石井陽一・副市長が北京市内で協議書に調印する。
2頭の年齢などを考慮して期間も半分の5年とする。
王子動物園の入場者は1999年度に98万人だったが、パンダが来園した2000年度は198万人に増加。2009年度も140万人が来園し、パンダ効果は今も続いている。
共同繁殖研究のため中国から神戸市が借り受け、生殖能力が不十分との理由で帰国した雄のジャイアントパンダ、初代コウコウ(興興)が中国で出産し、雌として暮らしている。王子動物園(神戸市灘区)で飼育当時も雌疑惑が持ち上がったが、この時は中国から専門の獣医師が来日して調査、雄と結論づけていた。一方、帰国後の初代コウコウを知る関係者からは「もともと雌だった」との声が上がる。
初代コウコウは中国四川省のパンダ保護研究センターで誕生し、2000/07、雌のタンタン(旦旦)とともに3歳で来日。王子動物園の入園者が前年度の2倍以上になるなど、一躍人気者になった。
雄らしい大きな体格だったが、繁殖期に発情兆候をみせず「雌ではないか」という疑惑が浮上。神戸市は中国から獣医師を招き、超音波によるエコー検査などを実施した。その結果、中国側と神戸市は「雄だが、生殖器の発育が不十分で、数年内に繁殖能力が備わる可能性は低い」と判断し、2002/12、2代目と交換した。
中国国内の報道や関係者の話を総合すると、中国に戻った初代コウコウは雌の発情行為を示し、卵巣や子宮の位置がずれていたため正常に戻す手術を施した。日本パンダ保護協会(東京)の関係者は「もともと雌で、手術で出産できるようになったと聞いた」と打ち明ける。また「雄と雌両方の特徴があり、手術で正常な雌になった」との説もある。その後、初代コウコウは中国作成のパンダの血統登録書で性別が雌に変更された。2007年には双子を出産したとの記録もある。
これまでにジャイアントパンダ12頭が生まれた「アドベンチャーワールド」(和歌山県白浜町)によると、パンダは誕生後、体毛が生えるまでの1週間程度の間は性別の判定が比較的しやすいものの、それ以降は2~3歳頃まで外見では分かりにくいという。
神戸市によると、コウコウの性別について中国から正式な報告はない。神戸市はパンダの借り受けに当たって、野生動物保護支援のため、年間100万ドル(2010/07以降は50万ドル)を中国側に寄付している。王子動物園は「もともと雌だったとしても仕方がない。コウコウが中国で繁殖に貢献しているのは素晴らしいこと」としている。
神戸のジャイアントパンダ
2000/07、中国から雌雄のパンダを借り受け、日中共同の繁殖研究がスタートした。雄は阪神淡路大震災の震災復興にちなみコウコウ(興興)、雌は新世紀の幕開けに合わせ元旦からタンタン(旦旦)と名付けられた。
2代目コウコウで人工授精に2度成功。最初は死産で、2008年には待望の赤ちゃんが生まれたが3日後に死んだ。2代目コウコウは2010/09、人工授精のための麻酔中のトラブルで急死。神戸市は新たに雄を借り受けることで中国側と合意している。
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<asahi.com 2011/11/29>を編集
王子動物園のコウコウは2010/09に死んだが、死因が「人工授精の麻酔から覚める過程での嘔吐による窒息死」で人為的とされ、神戸市は契約に沿って中国側に50万ドル(約3900万円)の補償金を支払った。
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パンダは窒息死 中国側に(最高)50万ドル補償へ <神戸新聞 2010/10/02>を添削
神戸市立王子動物園(神戸市灘区)で2010/09に死んだ雄のジャイアントパンダ興興(コウコウ・14歳)が胃の内容物による窒息死だったことについて、神戸市は2010/10/02、日中共同の調査結果として、不可避の事故で動物園側にミスはなかったことを明らかにした。ただ、病死などの自然死ではないため、中国側との契約に基づき、損失補償として最高50万ドル(約4150万円)を支払う。
死因の共同調査は2010/09/16~09/29、日中両国の獣医師ら計11人で実施。麻酔をかけて精子を採取する前の興興の健康状態や麻酔の手順を検証し、冷凍保存していた死骸を解剖した。その結果、麻酔から覚める途中で興興が嘔吐し、粘液など胃の内容物が肺に入って窒息死していたことが判明。当時、回復を見守っていた飼育担当者が呼吸の変化に気づき、人工呼吸を試みたが、口の外に吐瀉物が出なかったため、嘔吐に気付かなかった。
神戸市は2010/06、興興と雌の旦旦(タンタン・15歳)のレンタル期限を5年間延長。その際、自然死以外で死んだ場合、神戸市が中国野生動物保護協会に補償金を払うと取り決めていた。
会見した神戸市建設局総務部長の樋口浩一は「中国側から補償に関する申入れはないが、契約上、支払い義務がある」と説明。(支払うことになった場合は)神戸市が掛けていた損害保険から支払う。今後の共同繁殖研究については、「新しいパンダを借り受けるかは白紙だが、あらゆる可能性を探って共同研究を続けたい」と話した。
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パンダ急死で調査団来日=中国の専門家ら-神戸 <時事通信 2010/09/16>を添削
神戸市立王子動物園は2010/09/16、中国から借り受け、2010/09/09に急死した14歳の雄のジャイアントパンダ興興(コウコウ)の死因を調査するため、中国から専門家3人が来日したと発表した。2010/09/25まで滞在する予定。
動物園によると、調査団は中国野生動物保護協会、四川省ジャイアントパンダ保護センター、四川農業大学動物病理学の専門家3人。日本側と調査方法などを協議し、死因の特定を進める。
共同研究契約では、パンダが人為的ミスで死んだ場合、中国側に50万ドルの賠償金を支払う取り決めがある。
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神戸市立王子動物園:パンダの雄「コウコウ」死ぬ <神戸新聞 2010/09/09>を添削
神戸市立王子動物園(神戸市灘区)は2010/09/09、中国から借り受けているジャイアントパンダの雄興興(コウコウ)(14歳)が死んだと発表した。人工授精のため、麻酔をかけて精子の採取を試みた後、麻酔から覚める途中で心肺が停止した。神戸市は今後も繁殖研究を続ける予定で、別のパンダの借り受けを含めて中国側と協議する。
興興は2代目で2002/12に来神。日中共同の繁殖研究のため、雌の旦旦(タンタン)(14歳)とともに、中国野生動物保護協会から借り受けていた。王子動物園では、2003年から人工授精による繁殖研究に取り組み、2010/06には、2010年までだった2頭のレンタル期限を5年間延長することで、中国側と合意していた。
王子動物園によると、2010/09/09 09:00すぎ、旦旦に発情の兆候がみられたため、興興の精子の採取に取り掛かった。注射や気管チューブ挿入で麻酔をかけたところ、興興は11:20頃に寝室に戻ったが、呼吸が浅いなどの異常がみられた。このため酸素マスクや心臓マッサージを施したが、12:00に死亡が確認された。麻酔との因果関係は不明で今後、中国側と協議し解剖する。
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神戸・王子動物園のパンダ レンタル5年間延長へ <神戸新聞 2010/06/07>を添削・加筆
神戸市は2010/06/07、中国から借り受けている神戸市立王子動物園(神戸市灘区)のジャイアントパンダ2頭について、2010年までだったレンタル期限を5年間延長する方向で中国側と合意した、と発表した。2010/06/09にも正式に決まる見通し。王子動物園は人工授精によるパンダの出産を目指しているが成功には至っておらず、中国側に借受期限の延長を求めていた。
神戸市は1999/08、中国野生動物保護協会と共同飼育繁殖研究の意向書を締結。日中共同の飼育繁殖研究を目的に、阪神大震災の被災者激励の意味も込めて、2000/07、王子動物園に初代興興(コウコウ)と旦旦(タンタン)が来園。初代興興は繁殖能力が低く、2002/12に2代目と交代した。2008年には国内で20年ぶりに人工授精で出産したが、赤ちゃんは生後4日目で死んだ。その後は妊娠していない。
今後2~3年は出産の可能性があるため、神戸市は2008年秋から中国側と交渉。財政難から寄付金の減額も求めていたところ、これまでの半額の年間50万ドル(約4500万円)でほぼまとまり、2010/06/09、石井陽一・副市長が北京市内で協議書に調印する。
2頭の年齢などを考慮して期間も半分の5年とする。
王子動物園の入場者は1999年度に98万人だったが、パンダが来園した2000年度は198万人に増加。2009年度も140万人が来園し、パンダ効果は今も続いている。
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