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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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兵庫県庁が4自治体を処分 <神戸新聞 2010/06/14>を添削

 兵庫県庁は2010/06/14、兵庫県管理の河川から水道用水として違法取水していた姫路市、篠山市、丹波市、淡路広域水道企業団に対し、河川法に基づき、従来10年ごととしていた取水許可の更新を1年に短縮するなどの処分を行った、と発表した。

 違法取水が40年間と長期にわたり、データの改竄もしていた姫路市に対しては、悪質として、通常は免除している河川水の利用料(流水占用料、土地占用料)を本年度から2年間、計約2400万円徴収する。

 また、兵庫県庁は今回の処分で3市1企業団に毎年度の詳細報告を義務付けるとともに、毎月の取水量報告も原本のデータを添付させる、とした。

 許可取水量を超える違法取水は2010/03以降、姫路市の6浄水場で相次いで発覚。兵庫県が他の自治体や企業団を調査したところ、篠山市などで同様の違法取水が確認された。
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兵庫県河川の違法取水問題 淡路市、丹波市でも判明 <神戸新聞 2010/04/28>を添削

 姫路市役所が兵庫県管理の河川から違法に取水していた問題を受け、他の自治体を調査していた兵庫県庁は2010/04/27、淡路市と丹波市でも水道水供給のため、1日当たりの許可水量を超えて取水していた、と発表した。2市とも義務付けられた毎月の取水量報告をしていなかったが、兵庫県庁も義務付けがあるとの認識が不十分で、提出の催促を怠っていた。

 兵庫県庁は今月中旬、兵庫県管理の河川から上水道を取水する24市町(姫路市を除く)と広域事務組合など2団体の調査を開始。篠山市でも超過取水があったことが判明している。

 兵庫県庁によると、淡路市の浄水場では過去3年のうち計52日間、1日当たり最大約1600立方メートルを超過して取水。丹波市は3年で計5日間、1日最大約41立方メートルを超過していた。兵庫県庁は今後、再度調査して、超過取水が始まった時期などについて詳しく調べる。

 取水の許可条件で、月ごとに取水日量を所管土木事務所に報告するよう義務付けられているが、淡路市、丹波市と篠山市では報告がなかった。一方、洲本、丹波の両土木事務所も報告を催促することはなかった。

 兵庫県庁は「報告の徹底について、十分な対応ができていなかったと言わざるを得ない」としている。
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 役人同士で傷の隠し合い、お疲れ様です。

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貯水槽の油はコールタール 姫路・船場川 <神戸新聞 2010/04/19>を添削

 船場川取水口(姫路市保城)の貯水槽に油が投げ込まれた問題で、油の主成分はコールタールだったことが2010/04/19、姫路警察署への取材で分かった。
 姫路警察署によると、貯水槽に浮いていた袋3枚と、外側に落ちていた袋2枚すべてにオイル状の残留物があり、鑑定の結果、いずれもコールタールと判明した。姫路警察署は水道汚染容疑で調べている。コールタールには発癌性物質が含まれているとの指摘がある。

 姫路市役所は、異常に気付いた約2時間半後の2010/04/18 15:30頃、同施設からの取水を停止。井戸水に切り替えたため、断水はなかった。貯水槽はいったん水を抜いて清掃し、水質検査で安全が確認され次第、再稼働させる。姫路市役所は当面、市内28カ所の浄水場で巡回を強化する。

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取水口貯水槽に油膜 姫路・船場川 <神戸新聞 2010/04/18>を添削

 2010/04/18 13時ごろ、船場川取水口(姫路市保城)で、貯水槽(長さ13m、幅5m、水深2.5m)の水面に、油膜が浮いているのを姫路市役所職員が見つけ、110番した。貯水槽の中と近くで、ビニール袋や土嚢袋が計5袋見つかった。姫路警察署は、投げ込まれた可能性が高いとみて、油膜の成分を調べるとともに、水道汚染容疑で捜査している。

 姫路市役所や姫路警察署によると、貯水槽は高さ2.3mのフェンスで囲まれ、フェンスから約4m離れている。職員が2010/04 /16朝に点検した際は異常がなく、今回も侵入の形跡はなかった。

 姫路市役所は取水口から日量約1万4千立方メートルを取水。貯水槽から保城浄水場と町裏浄水場に送水し、家庭や事業所に配水している。姫路市役所は異常に気付いた直後、取水を中断し、油を除去。水道水への影響は今のところ、確認されていないとしている。

 姫路市役所は町裏浄水場など6カ所で兵庫県庁の許可量を超えて違法取水していたが、「(それとの)関連は分からない」としている。

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水追加購入で県営浄水場改修へ <神戸新聞 2010/04/17>を添削

 姫路市役所が兵庫県庁から許可された量を上回る水を違法に取水していた問題で、兵庫県庁は2010/04/16、兵庫県議会建設委員会の席上、違法状態を解消へ姫路市役所が兵庫県営水道から水を追加購入するのに伴い、兵庫県営浄水場を約2億円かけ改修することを明らかにした。

 兵庫県庁は改修後、将来にわたり姫路市役所に1日当たり1万3千立方メートルを追加供給する予定。年間約6億数千万円の増収を見込んでいる。
 兵庫県庁によると、改修するのは船津浄水場(姫路市船津町)。送水量の増加に対応するには、ポンプの増強が必要で、予算は約2億円。国に補助を求めていく。改修完了までの間は、現施設で対応する。

 一方、同様の問題を防ぐため、兵庫県庁は10年ごとに更新してきた河川からの取水許可について、期間の見直しや更新時の実態把握方法を検討する。

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姫路市役所 年4億円で県水購入へ <神戸新聞 2010/04/16>を添削

 姫路市役所が兵庫県庁から認められた水利権を上回る量の水を違法に取水していた問題で、姫路市役所は2010/04/15、違法状態を解消するため、兵庫県営水道から当面、1日あたり1万5000立方メートルを追加購入することを明らかにした。
 追加分の費用は年間約4億0400万円になる。また、姫路市役所が購入する県営水道全体の費用は、年間約28億6000万円に上る見込みだ。これに伴う市民負担について、姫路市役所は「水道料金は当面値上げしない」と強調。「まずは経営を見直したい」と説明している。

 姫路市役所の調査によると、兵庫県庁管理の河川から取水している姫路市内7浄水場のうち6浄水場で違法取水があり、それぞれ1日1900~2万2000立方メートルを過剰に取水していた。姫路市役所の計算では、違法取水をやめた場合、地下水の取水量を増やすなど自主水源の割合を上げても、なお1万5000立方メートルが不足する。このため、違法状態を解消し県営水道を追加購入することにした。

 今後、井戸を掘るなどし、自己水源を増やしていくが、確保できるのは2000立方メートル程度で、将来にわたって1万3000立方メートルの追加受水が必要になる。

 一方、県側も送水量の増加に伴い、県営水道用の浄水場を改修する。

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兵庫県調査で新たに2カ所確認 <神戸新聞 2010/04/14>を添削

 姫路市役所が2浄水場で違法取水していた問題で、新たに姫路市夢前町の2カ所でも、兵庫県管理の河川から許可された量を超えて取水していたことが2010/04/13までに、兵庫県庁の調査で分かった。うち1浄水場では取水量データが改竄されていた。兵庫県庁は計4カ所での違反について処分を検討している。

 兵庫県庁によると、夢前川から取水する木戸浄水場(姫路市夢前町新庄)と菅生川の文殿浄水場(姫路市夢前町莇野)。問題を受け、兵庫県庁が行った調査で判明した。
 木戸浄水場で兵庫県庁が許可していた量より1日当たり約35立方メートル多く取水、取水量のデータを改竄して兵庫県庁に報告していた。始まった時期は不明。文殿浄水場は取水ポンプを起動させる際、わずかに取水量が上回っていた。

 この問題では、甲山浄水場と町裏浄水場で1日当たり約1万~6500立方メートル多く取水していたことが発覚。兵庫県庁は4カ所とも河川法違反に当たるとし、国とも協議して姫路市役所の処分を決める。

 一方、姫路市水道局によると山崎浄水場(姫路市飾磨区山崎)でも2000~2008年の約100日間、1日当たり最大約2600平方メートルを多く取水した。ただ、計測機器の不具合だった可能性もあるとして、兵庫県庁は処分対象に含めていない。

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上乗せ取水やめ、県営水道から追加購入 <神戸新聞 2010/03/26>を添削

 姫路市役所が40年間、市川から違法に取水していた問題で、姫路市役所は2010/03/26、兵庫県庁に無断で上乗せしていた分の取水をやめ、当面、兵庫県営水道から追加購入することを決めた。

 問題発覚に伴い、姫路市役所は2010年度水道事業会計当初予算案を取り下げており、3カ月分の暫定予算案を姫路市議会に提案、可決された。

 姫路市役所によると、甲山、町裏両浄水場から超過取水していた1日約1万6500立方メートル分の代わりとして、兵庫県営水道から追加購入する。3カ月で約2億円の経費を見込む。
 兵庫県営水道から購入すると、自前で確保するより割高なため市民負担の増加も懸念され、市議らは「安易に追加購入しないように」と要望。石見利勝・姫路市長は「兵庫県庁に謝罪するとともに、水利権の拡大も陳情したい」と述べ、可能な限り購入量を抑える考えを示した。
 一方、兵庫県庁は2010/03/26午前、両浄水場の現地調査を開始、取水状況などを確認する。
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 姫路市の職員が現役OB含めて連帯して支払えばいいのでは?

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別の浄水場も無許可取水。姫路市役所は水道予算案を撤回 <神戸新聞 2010/03/25>を添削

 姫路市役所が40年間、市川から違法に取水していた問題で、姫路市役所は2010/03/24、新たに町裏浄水場(姫路市八代)でも、兵庫県から許可された量を上回る取水を続けていたことを明らかにした。甲山浄水場(姫路市豊富町)のケースと同様、データを改竄し、兵庫県庁に虚偽報告していた。兵庫県庁はいずれの事案についても河川法違反に当たると指摘している。

 姫路市役所によると、町裏浄水場は保城浄水場(姫路市保城)と合わせ、市川水系の船場川から1日最大1万5千立方メートルの取水を許可され、兵庫県庁に対して町裏浄水場3千立方メートル、保城浄水場1万2千立方メートルの配分を示していた。
 しかし、2010/02の場合、計約2万2千~1万9千立方メートルを取水。町裏浄水場では1日平均約9500立方メートルを取水していたにもかかわらず、約2800立方メートルと兵庫県庁に嘘の報告をしていた。保城浄水場での違法取水はない。

 給水能力の落ちた浄水場の穴埋めを町裏浄水場で図ったとみられ、姫路市役所は町裏浄水場での違法取水が「正確には分からないが、(甲山浄水場と同様)40年近くになる可能性がある」としている。

 姫路市内の浄水場は28カ所あり、姫路市役所は他の浄水場での違法取水の有無を早急に調べる。

 姫路市役所は、姫路市議会経済委員会で可決された2010年度の水道事業会計予算案を撤回。数カ月の暫定予算に組替る方針を同委員会に示し、了承された。

 石見利勝・姫路市長は「法令に違反して許可水量を超える取水を行い、誠に申し訳ありません。信頼回復に努め、安全で良質な水道水の安定供給に努めたい」とコメントした。

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 姫路市役所お家芸の職員の不祥事はこういうことに根ざしているのではないか?

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兵庫県、河川法違反と判断 <神戸新聞 2010/03/24>を添削

 姫路市役所が40年間、市川から無許可で取水していた問題で、兵庫県庁は2010/03/24、姫路市役所が地元土地改良区から実質、水利権の譲渡契約を結んだことが河川法に違反すると判断した。兵庫県庁は近く現地調査を行う。

 姫路市役所は甲山浄水場(姫路市豊富町)が完成する前年の1969年、灌漑用水を市川から取水していた土地改良区と、1日最大2万立方メートルを年間370万円で買い取る契約を結んだ。姫路市役所はこの契約に基づき、兵庫県庁に許可を得ず1日1万立方メートル前後を上乗せし、取水を続けていた。

 河川法では、水利権の譲渡には河川管理者の承認が必要とされるが、姫路市役所は契約そのものについても兵庫県庁の承認を得ていなかった。兵庫県庁は「当事者間のやりとりは認められない」と違法性を指摘している。

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虚偽報告常態化 <神戸新聞 2010/03/24>を添削

 約40年間にもわたり無許可取水を続けた疑いが浮上した姫路市役所。姫路市役所は、兵庫県庁への報告書などで、根拠のない辻褄合わせの数字を記載していた。姫路市役所水道事業部の担当者らは代々、データ改竄による二重帳簿の作成を慣例として引き継ぎ、不正な内部処理を続けてきた。

 無許可取水は1970年から続いていたとみられるが、直接の原因について、姫路市役所の担当者も「分からない」。
 考えられる背景は、人口増加や経済成長で、当時の水需要が高まっていたことだ。希望する取水量が兵庫県庁に抑えられた可能性とともに、減反政策などで水の使用量が減った改良区が水利権を兵庫県庁に返上しても、それが姫路市役所に譲渡される見込みは低く、兵庫県庁に無許可のまま契約を実行したと推測される。
 無許可取水を隠すため、兵庫県庁への報告は水利権の範囲内に収まるようデータが改竄され、毎日、架空の取水量が計上されていた。担当者は「着任当初、兵庫県庁への報告が実態と違うことに気付いたが、周囲に確認すると、『代々そうしてきたから』と聞かされ、続けてしまった。数字は根拠がなく、適当だった」と明かした。

 姫路市役所の内部資料によると、2010/02/01の実際の取水量は「7万2680立方メートル」だったが、兵庫県庁への月報では「5万9429立方メートル」。他の日も同様で、毎日平均1万~1万2千立方メートル程度、本来認められた量以上の取水をしていた。
 さらに、毎年の事業を姫路市議会や市民に説明する年報でも、データを操作。最新の2007年度版によると、問題の甲山浄水場の配水量は年間約2100万立方メートルとなっていたが、実際には2500万立方メートルを配水、差の400万立方メートル分は別の浄水場に付け替えられていた。
 姫路市役所は、こうした取水が河川法に違反するかどうかを調査中だが、「法に触れるのであれば、上乗せ分は必要なため、新しい井戸を掘るなどの対応策を講じたい」としている。

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姫路市役所が40年無許可取水 河川法抵触の恐れ <神戸新聞 2010/03/24>を添削

 姫路市役所が水道水などを取水している市川で40年間、河川管理者の兵庫県庁に許可された量よりも多く取水し続けてきた疑いがあることが2010/03/23、姫路市役所への取材で分かった。
 兵庫県庁から1日6万立方メートルの取水が認められた浄水場で、少なくとも1万立方メートル前後を無断で上乗せ。こうした無許可取水は、河川法に抵触する恐れもある。さらに姫路市役所は隠蔽のため、兵庫県庁への報告データを改竄し、虚偽報告も続けてきた。
 姫路市役所によると、甲山浄水場(姫路市豊富町)が1970年に完成、市川から1日6万立方メートルの取水を県から認められた。しかし姫路市役所は、甲山浄水場完成前の1969年、市川から灌漑用水を取水していた地元の土地改良区との間で受水契約を締結。兵庫県庁には無断で、1日最大2万立方メートルを年間370万円で買い取れるようにした。2003年からは買取りもしなくなったにもかかわらず、姫路市役所は上乗せ分の取水を継続していた。
 姫路市内には他に7カ所の浄水場がある。姫路市役所によると、各施設の取水で姫路市内の必要量を確保することは可能だったが、老朽化で給水能力が落ちていた施設があり、甲山浄水場での無許可取水で穴埋めを図ったとみられる。
 また、こうした無許可取水を隠すため、姫路市役所は、兵庫県庁に提出する取水量のデータを改竄。内部資料によると、2010/02、実際は1日約6万8千~7万3千立方メートルを取水していたが、兵庫県庁への報告では5万9千立方メートル前後となっていた。1カ月間で計約29万6千立方メートルの差があり、2割程度を上乗せしていた。
 兵庫県庁は2010/03/23、早期に報告するよう姫路市役所に指示。「実情を把握した上で対処を考える」としている。
 藤田和昭・姫路市役所水道事業部長は「慣例で続けていたようだ。安定供給のための苦肉の策だったと思われるが、事実関係を正確に調査する」としている。
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