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姫路オガワ食品エレベーター転落死事故 組合理事長「不起訴相当」議決 <神戸新聞 2012/03/20 07:49>を編集
食品会社オガワ食品協業組合(姫路市林田町)の工場で2009/02、荷物専用エレベーターからパート従業員が転落し、死亡した事故で、業務上過失致死容疑で書類送検され、神戸地検が不起訴としたオガワ食品協業組合の理事長(57)について神戸検察審査会は2012/03/19、不起訴相当と議決した。
事故をめぐっては、当時の副工場長(58)ら2人が業務上過失致死罪などで在宅起訴されたが、理事長については2011/05、神戸地検が「過失・落ち度が見つからなかった」として嫌疑不十分で不起訴処分とし、遺族が検察審査会に申し立てていた。
議決書では「現在の法律の枠組みで罪に問うことは困難」とした上で、付言として「事故を生じさせる企業風土を創出した理事長の社会的、道義的な責任は重大。事故後の対応は不誠実極まりなく遺族の心情は察して余りある」と厳しく指摘した。
遺族は2012/03/20、オガワ食品協業組合と理事長らを相手取り、慰謝料など約6300万円の損害賠償を求めて神戸地裁姫路支部に提訴している。
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姫路オガワ食品エレベーター転落死事故:6300万賠償求め遺族が提訴 <神戸新聞 2012/02/21 10:41>を編集
姫路市林田町の食品会社 オガワ食品協業組合の工場で2009/02、荷物専用エレベーターから従業員が転落、死亡した事故で、遺族4人が2012/02/20、オガワ食品協業組合と理事長兼工場長ら3人に対し、慰謝料と逸失利益など約6300万円の損害賠償を求め、神戸地裁姫路支部に提訴した。取材に対し、原告の代理人弁護士は「以前からエレベーターが正常に作動しないなど不具合があったのに放置した」などとしている。
事故をめぐっては、当時の副工場長 是常聡(58)と第3工場責任者 山本洋介(31)が業務上過失致死罪などに問われ、神戸地裁で公判中。遺族はこの2人の他、兵庫県警が業務上過失致死容疑で書類送検し、神戸地検が嫌疑不十分で不起訴にした理事長兼工場長についても「責任を問いたい」とし、被告に含めた。
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姫路オガワ食品エレベーター転落死事故:副工場長ら過失認める <神戸新聞 2011/08/24 12:35>を編集
2009/02/25、姫路市の食品会社 オガワ食品協業組合の工場で荷物専用エレベーターから従業員(当時57)が転落死した事故で、業務上過失致死罪などに問われた当時の副工場長 是常聡(57)と、第3工場責任者 山本洋介(31)の初公判が2011/08/24、神戸地裁(小川弘持 裁判官)で開かれた。2人はいずれも起訴内容をおおむね認めた。
起訴状によると、オガワ食品協業組合と2人は、エレベーターに不具合があることを知りながら、定期点検など定められた安全対策を怠り、エレベーターを稼働させて従業員を転落、死亡させたとされる。
検察側は冒頭陳述でエレベーターの不具合について、事故前に社員から何度も報告が上がっていた上、業者からの点検依頼もあったが、是常らが放置していたと指摘した。
是常は「エレベーターが不具合を起こしているのは知っていたが、(従業員が転落した)2階で故障があるとは知らなかった。しかし私に責任の一端があることは間違いない。心からお詫びしたい」と傍聴席の遺族に謝罪した。また、オガワ食品協業組合が労働安全衛生法違反罪に問われた件も併合して審理され、理事長が「間違いございません」と起訴内容を認めた。
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姫路:オガワ食品協業組合副工場長ら在宅起訴 <MSN産経 2011/06/04 02:01>を添削
オガワ食品協業組合(姫路市林田町六九谷)の第3工場で2009/02、従業員(当時57)が荷物用エレベーターと壁に挟まれ死亡した事故で、神戸地検は2011/06/03、業務上過失致死罪などで、法人としてのオガワ食品協業組合と、当時の副工場長(57)、工場責任者(30)を在宅起訴し、工場長(56)については嫌疑不十分で不起訴処分にしたと発表した。
起訴状によると、副工場長はエレベーターの不具合を認識しながら定期検査などの安全対策を怠り、工場責任者は事故を予見できたにもかかわらず、利用中止の措置を取るなどの注意義務を怠ったなどとされる。
事故は2009/02/25に発生し、兵庫県警が2010/03に当時の工場長ら3人を書類送検していた。
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姫路オガワ食品エレベーター転落死事故:工場長ら書類送検 <共同通信 2010/03/17>を添削
オガワ食品協業組合(姫路市林田町六九谷)の第3工場で2009/02、荷物専用エレベーターに乗ろうとした従業員が転落死した事故で、兵庫県警捜査1課と姫路警察署は業務上過失致死容疑で理事長兼工場長(55)、副工場長(56)、第3工場主任(29)の計3人を近く書類送検する。
捜査関係者によると、工場長はエレベーターに不具合があることを知りながら安全管理者である副工場長に専門業者への点検や修理などを指示せず、副工場長は工場主任に使用禁止などの措置をとらせなかった疑いが持たれている。工場主任は事故の2日前に同様の不具合が生じていたにもかかわらず副工場長に報告しなかったとされる。
処分意見は3人とも「厳重処分」に次いで重い「相当処分」になる見込み。兵庫県警捜査1課などの調べに対し、副工場長と主任は容疑を認め、工場長は「部下がきちんとしてくれていると思った」と否認している。
事故は2009/02/25 13:20ごろ発生。エレベーターが1階と2階の間で停止した状態で2階の扉が開き、従業員が転落して死亡。工場関係者らによると、エレベーターは1993年に設置され、事故の数年前からエレベーターが止まるなどのトラブルがあった。
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http://www.mlit.go.jp/common/000037949.pdf
2. エレベーターの概要
所有者:オガワ食品協業組合
製造者:株式会社新輝リフト
保守会社:保守契約なし
駆動方式:巻胴式
用途・定員:荷物用
積載量:不明(500kgとして運用)
電動機容量:3.5kw
定格速度:約10m/min(測定値)
停止階数:3箇所(1階、2階、小屋裏)
確認済証年月日:現時点で建築確認申請された記録は見つかっていない(違法に設置された疑いが強い)
建築基準法第12条第3項に基づく定期検査:定期検査報告なし
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エレベーター籠なく転落、死亡 姫路の食品工場 <共同通信 2009/02/25>
2009/02/25 13:20頃、オガワ食品協業組合(姫路市林田町六九谷)の第3工場で、パート従業員 竹内久代(57、たつの市)が2階のエレベーターの扉から転落しているのを他の従業員が発見し119番した。頭などを強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。
姫路警察署などによると、エレベーターの扉を開けた際に籠がなく、数m転落したとみられる。籠は1階と2階の間に止まっており、従業員は、籠の側面と周囲の柱の間に挟まれ、宙吊りの状態だった。
扉は手動式で、籠が来ないと開かない仕組み。姫路警察署は業務上過失致死容疑で事故原因を調べている。
エレベーターは荷物用で、オガワ食品協業組合は人が乗らないよう指導していたが、荷物を出し入れする際には籠の中に立ち入ることがあった。
オガワ食品協業組合によると、エレベーターは工場を建てた1993年に設置。2008年以降、階の途中で止まることが何度かあり、その都度修理していた。2008/09に業者が点検した際には異常がなかった。
食品会社オガワ食品協業組合(姫路市林田町)の工場で2009/02、荷物専用エレベーターからパート従業員が転落し、死亡した事故で、業務上過失致死容疑で書類送検され、神戸地検が不起訴としたオガワ食品協業組合の理事長(57)について神戸検察審査会は2012/03/19、不起訴相当と議決した。
事故をめぐっては、当時の副工場長(58)ら2人が業務上過失致死罪などで在宅起訴されたが、理事長については2011/05、神戸地検が「過失・落ち度が見つからなかった」として嫌疑不十分で不起訴処分とし、遺族が検察審査会に申し立てていた。
議決書では「現在の法律の枠組みで罪に問うことは困難」とした上で、付言として「事故を生じさせる企業風土を創出した理事長の社会的、道義的な責任は重大。事故後の対応は不誠実極まりなく遺族の心情は察して余りある」と厳しく指摘した。
遺族は2012/03/20、オガワ食品協業組合と理事長らを相手取り、慰謝料など約6300万円の損害賠償を求めて神戸地裁姫路支部に提訴している。
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姫路オガワ食品エレベーター転落死事故:6300万賠償求め遺族が提訴 <神戸新聞 2012/02/21 10:41>を編集
姫路市林田町の食品会社 オガワ食品協業組合の工場で2009/02、荷物専用エレベーターから従業員が転落、死亡した事故で、遺族4人が2012/02/20、オガワ食品協業組合と理事長兼工場長ら3人に対し、慰謝料と逸失利益など約6300万円の損害賠償を求め、神戸地裁姫路支部に提訴した。取材に対し、原告の代理人弁護士は「以前からエレベーターが正常に作動しないなど不具合があったのに放置した」などとしている。
事故をめぐっては、当時の副工場長 是常聡(58)と第3工場責任者 山本洋介(31)が業務上過失致死罪などに問われ、神戸地裁で公判中。遺族はこの2人の他、兵庫県警が業務上過失致死容疑で書類送検し、神戸地検が嫌疑不十分で不起訴にした理事長兼工場長についても「責任を問いたい」とし、被告に含めた。
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姫路オガワ食品エレベーター転落死事故:副工場長ら過失認める <神戸新聞 2011/08/24 12:35>を編集
2009/02/25、姫路市の食品会社 オガワ食品協業組合の工場で荷物専用エレベーターから従業員(当時57)が転落死した事故で、業務上過失致死罪などに問われた当時の副工場長 是常聡(57)と、第3工場責任者 山本洋介(31)の初公判が2011/08/24、神戸地裁(小川弘持 裁判官)で開かれた。2人はいずれも起訴内容をおおむね認めた。
起訴状によると、オガワ食品協業組合と2人は、エレベーターに不具合があることを知りながら、定期点検など定められた安全対策を怠り、エレベーターを稼働させて従業員を転落、死亡させたとされる。
検察側は冒頭陳述でエレベーターの不具合について、事故前に社員から何度も報告が上がっていた上、業者からの点検依頼もあったが、是常らが放置していたと指摘した。
是常は「エレベーターが不具合を起こしているのは知っていたが、(従業員が転落した)2階で故障があるとは知らなかった。しかし私に責任の一端があることは間違いない。心からお詫びしたい」と傍聴席の遺族に謝罪した。また、オガワ食品協業組合が労働安全衛生法違反罪に問われた件も併合して審理され、理事長が「間違いございません」と起訴内容を認めた。
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姫路:オガワ食品協業組合副工場長ら在宅起訴 <MSN産経 2011/06/04 02:01>を添削
オガワ食品協業組合(姫路市林田町六九谷)の第3工場で2009/02、従業員(当時57)が荷物用エレベーターと壁に挟まれ死亡した事故で、神戸地検は2011/06/03、業務上過失致死罪などで、法人としてのオガワ食品協業組合と、当時の副工場長(57)、工場責任者(30)を在宅起訴し、工場長(56)については嫌疑不十分で不起訴処分にしたと発表した。
起訴状によると、副工場長はエレベーターの不具合を認識しながら定期検査などの安全対策を怠り、工場責任者は事故を予見できたにもかかわらず、利用中止の措置を取るなどの注意義務を怠ったなどとされる。
事故は2009/02/25に発生し、兵庫県警が2010/03に当時の工場長ら3人を書類送検していた。
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姫路オガワ食品エレベーター転落死事故:工場長ら書類送検 <共同通信 2010/03/17>を添削
オガワ食品協業組合(姫路市林田町六九谷)の第3工場で2009/02、荷物専用エレベーターに乗ろうとした従業員が転落死した事故で、兵庫県警捜査1課と姫路警察署は業務上過失致死容疑で理事長兼工場長(55)、副工場長(56)、第3工場主任(29)の計3人を近く書類送検する。
捜査関係者によると、工場長はエレベーターに不具合があることを知りながら安全管理者である副工場長に専門業者への点検や修理などを指示せず、副工場長は工場主任に使用禁止などの措置をとらせなかった疑いが持たれている。工場主任は事故の2日前に同様の不具合が生じていたにもかかわらず副工場長に報告しなかったとされる。
処分意見は3人とも「厳重処分」に次いで重い「相当処分」になる見込み。兵庫県警捜査1課などの調べに対し、副工場長と主任は容疑を認め、工場長は「部下がきちんとしてくれていると思った」と否認している。
事故は2009/02/25 13:20ごろ発生。エレベーターが1階と2階の間で停止した状態で2階の扉が開き、従業員が転落して死亡。工場関係者らによると、エレベーターは1993年に設置され、事故の数年前からエレベーターが止まるなどのトラブルがあった。
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http://www.mlit.go.jp/common/000037949.pdf
2. エレベーターの概要
所有者:オガワ食品協業組合
製造者:株式会社新輝リフト
保守会社:保守契約なし
駆動方式:巻胴式
用途・定員:荷物用
積載量:不明(500kgとして運用)
電動機容量:3.5kw
定格速度:約10m/min(測定値)
停止階数:3箇所(1階、2階、小屋裏)
確認済証年月日:現時点で建築確認申請された記録は見つかっていない(違法に設置された疑いが強い)
建築基準法第12条第3項に基づく定期検査:定期検査報告なし
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エレベーター籠なく転落、死亡 姫路の食品工場 <共同通信 2009/02/25>
2009/02/25 13:20頃、オガワ食品協業組合(姫路市林田町六九谷)の第3工場で、パート従業員 竹内久代(57、たつの市)が2階のエレベーターの扉から転落しているのを他の従業員が発見し119番した。頭などを強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。
姫路警察署などによると、エレベーターの扉を開けた際に籠がなく、数m転落したとみられる。籠は1階と2階の間に止まっており、従業員は、籠の側面と周囲の柱の間に挟まれ、宙吊りの状態だった。
扉は手動式で、籠が来ないと開かない仕組み。姫路警察署は業務上過失致死容疑で事故原因を調べている。
エレベーターは荷物用で、オガワ食品協業組合は人が乗らないよう指導していたが、荷物を出し入れする際には籠の中に立ち入ることがあった。
オガワ食品協業組合によると、エレベーターは工場を建てた1993年に設置。2008年以降、階の途中で止まることが何度かあり、その都度修理していた。2008/09に業者が点検した際には異常がなかった。
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今年7月ガス爆発