Sclaps KOBE
神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。
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バンドー化学神戸工場跡地 コーナン大型店進出へ <神戸新聞 2011/10/20 10:57>を編集
ホームセンターを運営するコーナン商事(堺市)が、バンドー化学(神戸市中央区)の神戸工場(神戸市兵庫区)跡地に、大型店を出店することが2011/10/19、分かった。2012年度下期にもオープンさせる予定で、コーナンのグループ店舗では、神戸市内で最大規模という。
旧神戸工場は、バンドー化学創業の地で、2010/02に閉鎖。跡地は約8500平方メートルで、うちバンドー化学は約4500平方メートルを保有し、残りは賃借していた。バンドー化学は工場などを新設するには手狭なため、売却する方針を示していた。
コーナンはバンドー化学の保有分を取得し、残りは賃借するとみられる。新店舗の出店に伴い、工場跡地近くのホームセンターコーナン兵庫松原通店(売場面積約1800平方メートル)は、事業者向けの資材を扱うコーナンPROに業態を転換させる。
新店舗は2階建で、売場面積は約6600平方メートル。他のテナントなどは入れずに単独で展開する。品揃えは兵庫松原通店の約2倍の7~8万点になる見通しで、ドラッグなども扱えないか検討しているという。
工場跡地は土壌改良工事中で、バンドー化学は2012/06頃に引き渡す予定。コーナンは「周辺には住宅なども多く、業績を伸ばせると判断した」としている。コーナンは関西を中心に240店を展開。うち兵庫県では34カ所と、府県別では大阪に次ぐ店舗網を持つ。
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バンドー化学:神戸工場跡地 売却へ 創業の地手狭に <神戸新聞 2011/09/30 07:11>を編集
バンドー化学(神戸市中央区)は2011/09/29、2010/02に閉鎖した神戸工場跡地(神戸市兵庫区、約8500平方メートル)を売却する方針を示した。創業の地であるが、自社の拠点として活用するには手狭と判断した。売却先などは未定という。
旧神戸工場の隣にはグループ企業が入居するビルもあるが、これは土地建物とも引き続きバンドー化学が保有する。
これに伴い、2011/09/29、2011/09中間連結決算の純利益予想で評価損を計上し、8月発表比45.5%減の6億円に下方修正した。通期予想は据え置く。
ホームセンターを運営するコーナン商事(堺市)が、バンドー化学(神戸市中央区)の神戸工場(神戸市兵庫区)跡地に、大型店を出店することが2011/10/19、分かった。2012年度下期にもオープンさせる予定で、コーナンのグループ店舗では、神戸市内で最大規模という。
旧神戸工場は、バンドー化学創業の地で、2010/02に閉鎖。跡地は約8500平方メートルで、うちバンドー化学は約4500平方メートルを保有し、残りは賃借していた。バンドー化学は工場などを新設するには手狭なため、売却する方針を示していた。
コーナンはバンドー化学の保有分を取得し、残りは賃借するとみられる。新店舗の出店に伴い、工場跡地近くのホームセンターコーナン兵庫松原通店(売場面積約1800平方メートル)は、事業者向けの資材を扱うコーナンPROに業態を転換させる。
新店舗は2階建で、売場面積は約6600平方メートル。他のテナントなどは入れずに単独で展開する。品揃えは兵庫松原通店の約2倍の7~8万点になる見通しで、ドラッグなども扱えないか検討しているという。
工場跡地は土壌改良工事中で、バンドー化学は2012/06頃に引き渡す予定。コーナンは「周辺には住宅なども多く、業績を伸ばせると判断した」としている。コーナンは関西を中心に240店を展開。うち兵庫県では34カ所と、府県別では大阪に次ぐ店舗網を持つ。
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バンドー化学:神戸工場跡地 売却へ 創業の地手狭に <神戸新聞 2011/09/30 07:11>を編集
バンドー化学(神戸市中央区)は2011/09/29、2010/02に閉鎖した神戸工場跡地(神戸市兵庫区、約8500平方メートル)を売却する方針を示した。創業の地であるが、自社の拠点として活用するには手狭と判断した。売却先などは未定という。
旧神戸工場の隣にはグループ企業が入居するビルもあるが、これは土地建物とも引き続きバンドー化学が保有する。
これに伴い、2011/09/29、2011/09中間連結決算の純利益予想で評価損を計上し、8月発表比45.5%減の6億円に下方修正した。通期予想は据え置く。
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バンドー化学争議、和解 <SclapsKobe 2010/02/17>
2010/02/12、兵庫労連・バンドー化学一般労働組合とバンドー化学株式会社は、神戸地裁において、争議和解の労使協定に調印し、争議は終結した。
和解内容は、協定により非公開とのことだが、工場が閉鎖されたことから職場復帰を断念し、金銭解決となったとのこと。解決金も満足いくものではなかったが、組合員14人全員が失業次態であることを考え、和解した。会社のホームページに一言も記載のないことから、組合側の勝利的和解と言える。
争議解決報告!
10月末で解雇された元準社員5名が地位保全等を求めて仮処分申請を行ない闘ってきましたが、2月12日第4回期日で和解が成立しました。
和解の内容は公開できませんが、14名全員が失業状態であることを考えあわせて出した苦渋の判断であり、決して満足できる内容ではありません。
昨日、2月16日の組合会議で争議の終結を確認しました。
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追記:兵庫民法協ニュース第502号(2010/04/20発行) http://www.hm.h555.net/~minpokyo/news/502.html が詳しい。
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工場閉鎖つらい冬 再就職に壁、募る焦り <神戸新聞 2009/12/18>を添削
「仕事がなくなるとは思いもしなかった」。男性(45、神戸市長田区)は唇をかむ。2008年の金融危機で悪化した景気は、デフレに歯止めがかからず、二番底も懸念される。兵庫県内でも、需要が細ったものづくりの現場で工場閉鎖が相次ぎ、失業は契約社員や正社員にも広がっている。
男性は産業用ベルトのバンドー化学(神戸市中央区)の神戸工場(神戸市兵庫区)で契約社員などとして10年近く勤めた。2008年秋から派遣社員が切られ、ボーナスも下がったが、「自分がクビになるとは夢にも思わなかった」。ところが2009/05、神戸工場の閉鎖を告げられた。需要が落ち込み、足利工場(栃木県足利市)に生産を集約するため、正社員約40人と非正規社員約20人が配転を命じられた。
給与は残業をしてようやく35万円を超える。景気が回復せず残業が増えなければ、手取りは20万円弱。配転に応じても契約期間に保障がなく、新たな生活を始めるのはリスクが高い。親の介護などで転勤できない仲間11人で組合をつくり、神戸での仕事確保と正社員化を会社側に求めた。
だが、2009/10末で雇用契約切れに。現在は会社を相手に裁判中だ。地位確認を求めているため別の仕事に就くことはできない。失業手当は住宅ローンと光熱費に消える。今はパートの妻の給与が頼り。肉なしの野菜いためを作る。中高生ら3人の子どもに「お年玉もやれないのがつらい」。
(後略)
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バンドー化学:期限超えて派遣労働 兵庫労働局が是正指導 <神戸新聞 2009/11/14>を添削
産業用ベルト製造のバンドー化学(神戸市中央区)が、労働者派遣法で定める派遣期限の3年を超えて日系人の派遣労働を受け入れているなどとして、兵庫労働局が2009/11/04までに是正指導をしていたことが分かった。バンドー化学の派遣社員ら14人が加入するバンドー化学一般労組が明らかにした。
バンドー化学一般労組によると、派遣社員の日系ブラジル人女性(23)は2004/02から神戸工場(神戸市兵庫区)で働いており、派遣期限を超えていると主張。同じ職場で働く日系ブラジル人、日系ペルー人の派遣社員7人とともに違法状態を兵庫労働局に通告し、是正指導を申し入れていた。
兵庫労働局は、バンドー化学が3年を超えて派遣社員を受け入れていると認定し、バンドー化学と派遣会社エヌ・ビー・エスに対し、違法状態の是正と雇用安定策を求めた。
バンドー化学は2010/01をめどに、神戸工場の生産を足利工場(栃木県足利市)へ集約することを決め、従業員に配置転換を求めている。派遣社員の契約は2009/12までで、「配転に同意しなければ契約を更新しない」と言われた。神戸工場で働く非正規労働者らは労組を結成し、工場存続と兵庫県内での雇用確保を求めてストライキをしていた。バンドー化学は「内容についてはいま一度事実関係を確認した上で、真摯に対応したい」と話している。
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兵庫労連・バンドー化学一般労働組合のストライキ終了について <バンドー化学 2009/10/09>
http://www.bando.co.jp/what-new/h211009.html
当社神戸工場に勤務する兵庫労連・バンドー化学一般労働組合(契約社員5名、派遣社員9名)が、2009/09/08から実施しておりましたストライキは解除され、本日(2009/10/09)をもって終了しましたので、お知らせいたします。
~~~~
兵庫労連・バンドー化学一般労働組合は闘い続けます <バンドー化学一般労働組合 2009/10/09>
http://bandoippan.blog61.fc2.com/blog-entry-22.html
組合員がストをすることによりバンドー化学神戸工場の生産は大きな打撃を受けていることは間違いありません。しかしバンドー化学は中国向けの輸出と工場移転にともなう生産ストックをあきらめてストに対抗しました。10月末には工場の移転が始まり生産が減少するので、ストライキの効力が小さくなりました。そこで、私たちはストライキを解除して、今後は地域での宣伝と裁判での闘いを続けることにしました。これまでのご支援を心より感謝致します。私たちは最後まで全員で闘います!
引き続きご支援をお願い致します。
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バンドー化学:非正規社員の労組がストライキ <神戸新聞 2009/09/09>を添削
産業用ベルト製造のバンドー化学(神戸市中央区)が、2010/01をめどに神戸工場(神戸市兵庫区)の生産を足利工場(栃木県足利市)へ集約するのに反対し、神戸工場の非正規社員でつくるバンドー化学一般労組が2009/09/08、神戸工場などでストライキをした。
神戸工場では事務用機器の部品を製造しているが、需要の減少で収益が悪化。会社側は神戸工場従業員約80人に足利工場への配転を伝えている。これに応じられない非正規社員が2009/05、労組を結成。神戸工場の存続と雇用確保を訴え、会社側と交渉を続けている。
2009/08下旬、会社側が「足利工場へ行かない人は2009/10末で契約を打ち切る」と伝えたため、組合側は近隣の加古川工場(加古川市)での採用などを求めてストライキを行った。
(後略)
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バンドー化学:工場存続訴え、非正規社員が労組結成 <神戸新聞 2009/06/09>を添削
産業用ベルト製造のバンドー化学(神戸市中央区)が、年内をめどに神戸工場(神戸市兵庫区)での生産を中止する方針を固めたのを受け、神戸工場に勤める非正規社員11人が2009/06/11までに労働組合(兵庫労連・バンドー化学一般労組)を結成した。組合は署名や団体交渉を通して工場存続と非正規社員の正社員化を訴えていく。
(中略)
会社側はこれまでに、神戸工場の従業員約80人に、生産中止と足利工場への配転を伝えた。組合によると、ほとんどの従業員が配転に難色を示している。非正規社員の中には10年近く勤めている人もいる。
(後略)
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バンドー化学:創業の地 神戸工場、生産中止へ <神戸新聞 2009/06/09>を添削
産業用ベルト製造のバンドー化学(神戸市中央区)が、年内をめどに創業の地である神戸工場(神戸市兵庫区)での生産を中止する方針を固めたことが、2009/06/09わかった。
神戸工場は事務用機器の部品を製造しているが、需要の急激な落ち込みで収益が大幅に悪化しており、足利工場(栃木県足利市)に生産を集約してコスト低減を図る。神戸工場の従業員約50人については、足利工場への配置転換を検討している。
神戸工場は1906(明治39)年、バンドー化学の前身である阪東式調帯合資会社が、日本で初めて木綿製の伝動ベルト生産を始めた場所にある。現在、コピー機やプリンターなどの事務用機器に使われるウレタン系の部品を加工している。
自動車、事務用機器メーカーなどの大幅な減産で、伝動ベルトや伝動ベルト部品の需要が急減。バンドー化学の2009/03期連結決算は経常利益が15億0700万円(前期比81%減)に減少、純損益は連結ベースで初の赤字に転落した。
神戸工場は敷地面積8500平方メートル。生産中止により、事務部門の一部が残るのみとなる。隣接地で2006/08に建設し、ロボット開発など関連会社3社が入る工場棟は、引き続き操業する。
~~~~
バンドー化学神戸工場:電子写真プロセス用機能部品のMMP(マルチメディアプロダクト)事業の生産拠点。
バンドー化学は、この他、南海工場(大阪府泉南市)、和歌山工場(紀の川市)、加古川工場(加古川市)、足利工場(栃木県足利市)などを持つ。
工場棟の関連会社:バンドーエラストマー(株)、バンドー精機(株)、ビー・エル・オートテック(株)
バンドー化学争議、和解 <SclapsKobe 2010/02/17>
2010/02/12、兵庫労連・バンドー化学一般労働組合とバンドー化学株式会社は、神戸地裁において、争議和解の労使協定に調印し、争議は終結した。
和解内容は、協定により非公開とのことだが、工場が閉鎖されたことから職場復帰を断念し、金銭解決となったとのこと。解決金も満足いくものではなかったが、組合員14人全員が失業次態であることを考え、和解した。会社のホームページに一言も記載のないことから、組合側の勝利的和解と言える。
争議解決報告!
10月末で解雇された元準社員5名が地位保全等を求めて仮処分申請を行ない闘ってきましたが、2月12日第4回期日で和解が成立しました。
和解の内容は公開できませんが、14名全員が失業状態であることを考えあわせて出した苦渋の判断であり、決して満足できる内容ではありません。
昨日、2月16日の組合会議で争議の終結を確認しました。
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追記:兵庫民法協ニュース第502号(2010/04/20発行) http://www.hm.h555.net/~minpokyo/news/502.html が詳しい。
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工場閉鎖つらい冬 再就職に壁、募る焦り <神戸新聞 2009/12/18>を添削
「仕事がなくなるとは思いもしなかった」。男性(45、神戸市長田区)は唇をかむ。2008年の金融危機で悪化した景気は、デフレに歯止めがかからず、二番底も懸念される。兵庫県内でも、需要が細ったものづくりの現場で工場閉鎖が相次ぎ、失業は契約社員や正社員にも広がっている。
男性は産業用ベルトのバンドー化学(神戸市中央区)の神戸工場(神戸市兵庫区)で契約社員などとして10年近く勤めた。2008年秋から派遣社員が切られ、ボーナスも下がったが、「自分がクビになるとは夢にも思わなかった」。ところが2009/05、神戸工場の閉鎖を告げられた。需要が落ち込み、足利工場(栃木県足利市)に生産を集約するため、正社員約40人と非正規社員約20人が配転を命じられた。
給与は残業をしてようやく35万円を超える。景気が回復せず残業が増えなければ、手取りは20万円弱。配転に応じても契約期間に保障がなく、新たな生活を始めるのはリスクが高い。親の介護などで転勤できない仲間11人で組合をつくり、神戸での仕事確保と正社員化を会社側に求めた。
だが、2009/10末で雇用契約切れに。現在は会社を相手に裁判中だ。地位確認を求めているため別の仕事に就くことはできない。失業手当は住宅ローンと光熱費に消える。今はパートの妻の給与が頼り。肉なしの野菜いためを作る。中高生ら3人の子どもに「お年玉もやれないのがつらい」。
(後略)
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バンドー化学:期限超えて派遣労働 兵庫労働局が是正指導 <神戸新聞 2009/11/14>を添削
産業用ベルト製造のバンドー化学(神戸市中央区)が、労働者派遣法で定める派遣期限の3年を超えて日系人の派遣労働を受け入れているなどとして、兵庫労働局が2009/11/04までに是正指導をしていたことが分かった。バンドー化学の派遣社員ら14人が加入するバンドー化学一般労組が明らかにした。
バンドー化学一般労組によると、派遣社員の日系ブラジル人女性(23)は2004/02から神戸工場(神戸市兵庫区)で働いており、派遣期限を超えていると主張。同じ職場で働く日系ブラジル人、日系ペルー人の派遣社員7人とともに違法状態を兵庫労働局に通告し、是正指導を申し入れていた。
兵庫労働局は、バンドー化学が3年を超えて派遣社員を受け入れていると認定し、バンドー化学と派遣会社エヌ・ビー・エスに対し、違法状態の是正と雇用安定策を求めた。
バンドー化学は2010/01をめどに、神戸工場の生産を足利工場(栃木県足利市)へ集約することを決め、従業員に配置転換を求めている。派遣社員の契約は2009/12までで、「配転に同意しなければ契約を更新しない」と言われた。神戸工場で働く非正規労働者らは労組を結成し、工場存続と兵庫県内での雇用確保を求めてストライキをしていた。バンドー化学は「内容についてはいま一度事実関係を確認した上で、真摯に対応したい」と話している。
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兵庫労連・バンドー化学一般労働組合のストライキ終了について <バンドー化学 2009/10/09>
http://www.bando.co.jp/what-new/h211009.html
当社神戸工場に勤務する兵庫労連・バンドー化学一般労働組合(契約社員5名、派遣社員9名)が、2009/09/08から実施しておりましたストライキは解除され、本日(2009/10/09)をもって終了しましたので、お知らせいたします。
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兵庫労連・バンドー化学一般労働組合は闘い続けます <バンドー化学一般労働組合 2009/10/09>
http://bandoippan.blog61.fc2.com/blog-entry-22.html
組合員がストをすることによりバンドー化学神戸工場の生産は大きな打撃を受けていることは間違いありません。しかしバンドー化学は中国向けの輸出と工場移転にともなう生産ストックをあきらめてストに対抗しました。10月末には工場の移転が始まり生産が減少するので、ストライキの効力が小さくなりました。そこで、私たちはストライキを解除して、今後は地域での宣伝と裁判での闘いを続けることにしました。これまでのご支援を心より感謝致します。私たちは最後まで全員で闘います!
引き続きご支援をお願い致します。
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バンドー化学:非正規社員の労組がストライキ <神戸新聞 2009/09/09>を添削
産業用ベルト製造のバンドー化学(神戸市中央区)が、2010/01をめどに神戸工場(神戸市兵庫区)の生産を足利工場(栃木県足利市)へ集約するのに反対し、神戸工場の非正規社員でつくるバンドー化学一般労組が2009/09/08、神戸工場などでストライキをした。
神戸工場では事務用機器の部品を製造しているが、需要の減少で収益が悪化。会社側は神戸工場従業員約80人に足利工場への配転を伝えている。これに応じられない非正規社員が2009/05、労組を結成。神戸工場の存続と雇用確保を訴え、会社側と交渉を続けている。
2009/08下旬、会社側が「足利工場へ行かない人は2009/10末で契約を打ち切る」と伝えたため、組合側は近隣の加古川工場(加古川市)での採用などを求めてストライキを行った。
(後略)
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バンドー化学:工場存続訴え、非正規社員が労組結成 <神戸新聞 2009/06/09>を添削
産業用ベルト製造のバンドー化学(神戸市中央区)が、年内をめどに神戸工場(神戸市兵庫区)での生産を中止する方針を固めたのを受け、神戸工場に勤める非正規社員11人が2009/06/11までに労働組合(兵庫労連・バンドー化学一般労組)を結成した。組合は署名や団体交渉を通して工場存続と非正規社員の正社員化を訴えていく。
(中略)
会社側はこれまでに、神戸工場の従業員約80人に、生産中止と足利工場への配転を伝えた。組合によると、ほとんどの従業員が配転に難色を示している。非正規社員の中には10年近く勤めている人もいる。
(後略)
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バンドー化学:創業の地 神戸工場、生産中止へ <神戸新聞 2009/06/09>を添削
産業用ベルト製造のバンドー化学(神戸市中央区)が、年内をめどに創業の地である神戸工場(神戸市兵庫区)での生産を中止する方針を固めたことが、2009/06/09わかった。
神戸工場は事務用機器の部品を製造しているが、需要の急激な落ち込みで収益が大幅に悪化しており、足利工場(栃木県足利市)に生産を集約してコスト低減を図る。神戸工場の従業員約50人については、足利工場への配置転換を検討している。
神戸工場は1906(明治39)年、バンドー化学の前身である阪東式調帯合資会社が、日本で初めて木綿製の伝動ベルト生産を始めた場所にある。現在、コピー機やプリンターなどの事務用機器に使われるウレタン系の部品を加工している。
自動車、事務用機器メーカーなどの大幅な減産で、伝動ベルトや伝動ベルト部品の需要が急減。バンドー化学の2009/03期連結決算は経常利益が15億0700万円(前期比81%減)に減少、純損益は連結ベースで初の赤字に転落した。
神戸工場は敷地面積8500平方メートル。生産中止により、事務部門の一部が残るのみとなる。隣接地で2006/08に建設し、ロボット開発など関連会社3社が入る工場棟は、引き続き操業する。
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バンドー化学神戸工場:電子写真プロセス用機能部品のMMP(マルチメディアプロダクト)事業の生産拠点。
バンドー化学は、この他、南海工場(大阪府泉南市)、和歌山工場(紀の川市)、加古川工場(加古川市)、足利工場(栃木県足利市)などを持つ。
工場棟の関連会社:バンドーエラストマー(株)、バンドー精機(株)、ビー・エル・オートテック(株)
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