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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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35年ぶり 姫路モノレール公開に1万2千人 <神戸新聞 2009/11/16>を添削

 昭和40年代、姫路駅と手柄山間約1.8kmを結んだ姫路モノレールの車両が2009/11/15、旧手柄山駅舎前(姫路市西延末)で、35年ぶりに公開された。スタンプラリーや関係資料の展示もあり、当時を懐かしむ市民や鉄道ファンら約1万2千人で賑わった。

 姫路モノレールは1966年、姫路大博覧会の開催に合わせて、姫路市が建設。高さ約6mの軌道上を走る青と白の車体が、市民に親しまれた。しかし、バスや鉄道に比べて運賃が高く、距離も短かったため、乗客数が伸びず、1974年に運行休止。以降、車両は旧手柄山駅舎の格納庫に保管されていた。

 老朽化に伴う旧駅舎の改修工事に伴い、車両1台を搬出し、1日限定で公開した。旧駅舎3階のコンコース跡では、運行当時の写真の他、車両の図面や切符などの資料約120点を展示した。また、モノレールをデザインした昔のゴム印を復刻し、スタンプラリーも開催。親子連れなどが楽しんだ。

 旧駅舎は、姫路市立水族館の一部を移し、2011年春にリニューアルオープン予定。モノレール2両も展示される。

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姫路モノレール35年ぶり車両屋外に 来月公開 <神戸新聞 2009/10/27>を添削

 1966~1974年に運行された旧姫路市営モノレールの車両1両が、35年ぶりに同市西延末、手柄山中央公園内にある旧駅舎から外に出された。2009/11/15に1日限りで一般公開される。丸みを帯びたデザインは当時先進的だったといい、懐かしむ市民や鉄道ファンの注目を集めそうだ。

 モノレールは、姫路大博覧会の会場となった手柄山と姫路駅の約1.8kmを結んだ。博覧会終了後、乗客が減少したため休止され、車両は旧駅舎内に保管されていた。姫路市は旧駅舎を耐震化工事した上、車両を2011年度から無料公開する方針。

 日本ロッキード社製とあって航空機を思わせる流線型。姫路市の担当者は「現在でも通用するデザイン。ぜひ見に来てほしい」と話している。

 公開は2009/11/15 10:00~16:00。予約不要。

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姫路の“昭和モノレール” 年内に1日公開へ <神戸新聞 2009/09/17>を添削

 昭和40年代、姫路市内を8年間運行した姫路市営モノレールの車両が2009/10末~2009/11上旬をめどに1日限りで公開される。2011年度の常設展示開始に向け、旧手柄山駅格納庫からプラットホームに移動するためで、車両を駅舎の外に出すのは35年ぶり。

 モノレールは、姫路大博覧会が開かれた1966/05、旧国鉄姫路駅~手柄山約1.8kmで開通。東京・羽田に次ぐ全国2番目のモノレールで、姫路博覧会への交通手段になった。3両編成で、1日最大4万人を運んだ。

 姫路市は旧駅舎の耐震化工事をした上で、2011年度から無料で一般公開する。駅舎に隣接し、老朽化で休館している姫路市立水族館の一部も移して淡水魚を展示。昭和レトロをテーマに、昭和の姫路を多角的に紹介する。

 常設展示に向け、姫路市は旧駅舎の1階格納庫にある車両4両のうち2両を駅舎2階のプラットホームに移す。仮設軌道を設けて、吹き抜け庭に引き出した後、ホームに納める。工事が休みの日に、1両を仮設軌道に止めた状態で公開する。展示しない2両は車体の市章や、ドア、ライトなど展示用の部品を取った後、処分する。

 姫路市は「見学会の日程が決まればホームページなどでお知らせしたい」としている。

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「姫路モノレール」一般公開へ 巨大なお荷物一転 鉄道マニアの聖地に <MSN産経 2008/02/22>を添削

■昭和の遺物が鉄道マニアの聖地になる?
 姫路市は、1966年に全国2番目のモノレールとして開業し、わずか8年で廃止した姫路モノレールの旧手柄山駅舎の改修に新年度から着手、2011年の完成後に一般公開することを検討する。プラットホームとモノレール車両は当時のまま保管されており、半世紀早かったといわれた姫路モノレールの公開が実現すれば、鉄道マニアらの人気を集めそうだ。

 姫路モノレールは、国鉄姫路駅近くから手柄山公園のある手柄山駅までの約1.6kmを5分で結んだ。当時としては斬新なアルミ合金製の車両と、当時最先端技術だった自動列車停車装置(ATS)を備え、次世代の交通としての呼び声も高かった。しかし、高額な運賃や短すぎる営業区間などから利用客が伸び悩み、わずか8年で廃止に追い込まれた。

 改修が決まった旧手柄山駅舎は鉄筋コンクリート3階建てで、1964年に完成。廃止後は駅舎2~3階部分を園芸技術の研修等施設「緑の相談所」として再利用しているが、1階には駅プラットホームや車両整備スペース、4両のモノレール車両などが当時のまま保管されている。廃止とともに撤去される予定だったが、莫大な費用がかかるため取り壊されず、巨大なお荷物として残された。

 しかし、廃止後も鉄道マニアや写真家らの間で根強い人気があり、モノレール車両の見学を望む声は今も多いが、姫路市は現在、施設の老朽化など安全上の理由から公開していない。



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28年眠り「姫」姫路モノレール <神戸新聞 2007/03/21>を添削

 姫路市手柄山。旧駅舎の車庫で、4両の車両は廃止から28年の歳月を重ねていた。ほこりまみれだが、外観も車内も往時のままだ。
 市営モノレールだった。1966/05、当時開催中の「姫路博」へのアクセスとして、旧国鉄姫路駅~手柄山中央公園間約1.8kmに開通。車両は日本ロッキードモノレール社製で、時速100km/hは出るといわれた。
 自動車公害を解消する新交通として期待されたが、距離が短すぎた上、その後の都市政策とも結びつかず、延伸構想も消えた。1974年に休止、1979年に廃止。
 「姫路博」は戦後最大規模で、大阪万博(1970年)に道を付けた。会場への新交通は、神戸ポートアイランド博(1981年)を思い起こさせる。
 高度成長時代の夢の跡だろう。今、この歴史遺産を、市民が目にする機会がないのは、さびしい限りである。
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