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神戸に関連する/しない新聞記事をスクラップ。神戸の鉄ちゃんのブログは分離しました。人名は全て敬称略が原則。

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大阪の個室ビデオ店放火殺人、被告に死刑判決 <2009/12/03 読売新聞など>

 16人が死亡した大阪市浪速区の個室ビデオ店放火事件で、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた小川和弘(48)の判決が2009/12/02、大阪地裁であった。秋山敬裁判長は「衝動的に自殺を図ろうとした動機に酌むべき事情はなく、生命をもって償うしかない」と述べ、求刑通り死刑を言い渡した。弁護側は即日控訴した。
 判決によると、小川は2008/10/01午前3時前、客として入店した大阪市浪速区の「試写室キャッツなんば店」の個室内にライターで放火。客23人のうち16人を一酸化炭素中毒などで死亡させ、4人に重軽傷を負わせた。死傷者の数は、起訴された放火事件では戦後最多。
 小川は事件直後に犯行を認めたが、起訴前に「火は付けていない」などと否認に転じていた。
 判決で、秋山裁判長は、店内には木製棚など可燃性の高いものがあったことなどから、「火を付ければ客が死亡することはわかっていた」と述べ、「未必の殺意」を認めた。さらに「公判では放火を否定し、自らの犯罪やその結果に真摯に向き合っていない。その人格態度は最大限の非難に値し、死刑をもって臨むしかない」と結論づけた。

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雑居ビル火災:男を逮捕 <2008/10/01>

 大阪府警は2008/10/01午後、店内で放火したなどとして、大阪府東大阪市加納の無職 小川和弘(46)を殺人、殺人未遂、現住建造物等放火の疑いで逮捕した。容疑を認めている。

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雑居ビルで火災、15人死亡 大阪・難波 <asahi.com 2008/10/01>

 2008/10/01 03:00ごろ、大阪市浪速区難波中3丁目の7階建て雑居ビル「檜ビル」1階にある個室ビデオ試写店「キャッツなんば店」付近から出火していると、店員から119番通報があった。
 大阪市消防局によると、店舗約220平方メートルのうち約40平方メートルが燃え、06:30現在で男性15人が死亡、女性1人を含む約10人が負傷し、うち3人が重傷。火は約1時間半後にほぼ消し止められたが、大阪府警と大阪市消防局は出火原因を調べている。

 浪速警察署などによると、「キャッツなんば店」の店内には試写室が全部で32室あり、各部屋に簡易ベッドとテレビ、DVDデッキが置いてある。そのうちの1室から出火したとみている。
 出火当時、店内には店長と従業員の計3人、客は約20人いたとの情報がある。店には出入口が表と裏に2カ所あり、避難した人は正面から出たとみられる。

 「キャッツ」運営会社のホームページによると、大阪、京都、神戸で計6店を展開。なんば店の利用料金は1時間コースで500円、23時から翌10時まで利用できるナイトコースは1500円で、宿泊代わりに利用する客も多いとみられる。

 現場は南海難波駅から西へ約100mの、複合商業施設「なんばパークス」脇の雑居ビルが並ぶ繁華街。この火災で消防車と救急車計約40台が出動した。

 負傷者の搬送先の病院は次の通り。
 大阪警察病院(大阪市天王寺区)、関西医科大付属滝井病院(大阪府守口市)、大阪府立中河内救命救急センター(東大阪市)、大野記念病院(大阪市西区)、相原第二病院(大阪市阿倍野区)、淀川キリスト教病院(大阪市東淀川区)、掖済会病院(大阪市西区)

 避難した人の証言などから、捜査本部は大阪府内の40代の男が利用していた個室が火元との見方を強め、事情を聴いている。男は負傷しておらず、「室内でたばこを吸っていた」「出火時は室内で寝ていた」と捜査本部に説明していた。しかしその後の事情聴取に放火を認める供述をしたという。男が利用した個室は店の中央部分にある。
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